【例文28選】ガクチカで趣味をアピールしてもいい?差をつける魅力的なポイントを解説!

【例文28選】ガクチカで趣味をアピールしてもいい?差をつける魅力的なポイントを解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・趣味はガクチカになるのか
・企業がガクチカを聞く理由
・ガクチカで趣味をアピールするメリット

この記事をおすすめしたい人

・ガクチカが見つかっていない人
・趣味に没頭した経験がある人
・例文を見て作成時に参考にしたい人

目次目次を全て表示する

はじめに

面接やエントリーシートでは、学生時代に頑張ったエピソード「ガクチカ」について聞かれることが増えています。

そんなときに、学業と関係のない趣味をガクチカに書いてよいのかどうか悩む人もいるのではないでしょうか。

ここでは趣味を取り上げたガクチカのメリットや注意点について知ると共に、よい評価につながるポイントや例文も紹介します。

学生時代、没頭した趣味がある人はそこから自身の強みをうまくアピールしていきましょう。

【ガクチカに趣味はあり?】ガクチカに趣味は書いてもいい?

結論から述べて、ガクチカで趣味を取り上げても問題ありません。

サークル活動やアルバイト、ボランティアなどさまざまな経験があるなかで、ガクチカはそもそも経験談を聞く質問とは違います。

大切なのは、その経験を通して人間性や強みをアピールすることです。

それゆえに、趣味の経験を題材にしてもよいのです。

趣味は自分の個性を表現しやすいですし、特技なども伝わりやすいでしょう。

ぜひとも活用して、好印象が残せるガクチカを作成してみましょう。

ガクチカに趣味は書いてもいい?
  • 大切なのは自分の人柄を伝えること!
  • 企業とマッチする人柄をアピールしよう!
  • 高い実績を残した経験である必要もない

大切なのは自分の人柄を伝えること!

なぜ企業はガクチカについて質問するのでしょうか。

それは就活生の人間性や人柄を知りたいからです。

その意図さえわかっていれば、趣味であろうとサークル活動であろうと、どんな経験からも内容の濃いガクチカが書けるはずです。

面接1つおこなうにしても時間と経費がかかります。

せっかく採用してもすぐに辞めてしまわれると、企業としても痛手です。

それゆえに、しっかりと人柄を見極めて採用するかどうかを決める必要があります。

そのためにガクチカの質問は重要です。

趣味を用いてのガクチカは自然とその人らしさがあらわれるので、人間性を判断するのに適している話題といえるでしょう。

ただし、趣味についての説明になってしまっては意味がありません。

 企業とマッチする人柄をアピールしよう!

企業によって、欲しい人材は異なります。

営業であれば傾聴力や心身のタフさなどが必要になりますし、工場職なら集中力や的確さが求められます。

たとえ優秀な就活生であっても、すべての企業が高い評価をするとは限りません。

その企業にマッチする性質や人柄、スキルがあるかどうかが重要なのです。

ガクチカでは、アピールしたい部分がたくさんある人もいるでしょう。

その際には、受ける企業にマッチする部分を伝えることが面接をクリアするためのポイントです。

そのためにも事前に企業研究をして、その会社がどういう人材を求めているのかを把握しておく必要があります。

そしてマッチングした長所について、趣味を通して話すようにしましょう。

受ける企業にあまり関係のない長所をアピールしても、高評価につながりにくいです。

高い実績を残した経験である必要もない

就職活動におけるガクチカについて、高い実績が必要であると考える方も多いかもしれません。

しかし、必ずしもそうではありません。

企業がガクチカで見ているのは、あなたがどんな経験から何を学び、どのように成長したかというプロセスです。

もちろん、目覚ましい成果や実績はアピールポイントになりますが、それだけが評価されるわけではありません。

むしろ、どんな小さなことでも、あなたがどのように考え、行動し、そこから何を得たのかというストーリーが重要です。

趣味やサークル活動、アルバイトなど、どんな経験でも構いません。

大切なのは、その経験を通して得られた学びや成長を具体的に伝えることです。

実績の大小よりも、あなたが主体的に行動し、そこから何かしらの学びを得たという事実が大切です。

自己分析をしっかりと行い、自分自身の経験の中から、アピールできるエピソードを見つけ出しましょう。

【ガクチカ面接対策】面接で好印象を得るために対策をしよう!

選考の面接において、「ガクチカ」は頻出質問であり、

ここで好印象を得られるかどうかが通過率を動かすキーポイントと言えます。

ESのガクチカをただ読むのではなく、面接用にガクチカを作りましょう!

またこのツールでは深掘り質問への対策もできるため、

面接力を大きく向上させることができます。

ツールで作成した面接用のガクチカ

私が学生時代に力を入れたのは飲食店でのアルバイトです。
働く店舗は売上の伸び悩みを問題としていたという理由で自分にできる売上向上施策をするという目標を掲げ、取り組みました。
飲食店でのアルバイトに取り組む中で、中々売上が向上せず、プレシャーのみが積み重なってしまうという困難にぶつかりました。
それに対して、先輩や上司に積極的に相談をするという行動を取ることでアドバイスをもとに施策を考え、売上を1.5倍に伸ばすという結果につながりました。
この経験を通して周囲とコミュニケーションを取ることと積極的に動くことの大切さということを学び、貴社に入社後は経験で得たことを活かして活躍していきたいと考えています。

【ガクチカに趣味はあり?】ガクチカを聞く理由とは?

ガクチカとは「学生時代に力を入れてきたこと」を表す言葉ですが、最近の選考の場では非常に聞かれやすい質問の一つです。

では、企業は何を目的にガクチカを聞くのでしょうか?

企業が求める内容をしっかりと捉え、理解した上で作成しなければ、アピールにつながるガクチカを作ることはできません。

ここでは、企業がガクチカの中から何を読み取ろうとしているのかを紹介します。

しっかりと理解してから、ガクチカづくりをはじめてください。

ガクチカを聞く理由とは?
  • 価値観や志向性を見るため
  • 物事への取り組み方を見るため
  • モチベーションの源泉を知るため
  • 企業との相性を見るため

価値観や志向性を見るため

企業にはそれぞれに社風があり、働く人たちの価値観や考え方の方向性がある程度一致しています。

採用担当はさまざまな観点から人材の合否を判定しますが、ミスマッチにならない人材を選ぶことも重要な判断材料です。

せっかく多くの時間とコストをかけて採用した人材が、企業との価値観が合わずに早期退社してしまえば、大きな損失になってしまいます。

そのため、企業は自社の価値観と合う人材であるかを確認するために、ガクチカを通して価値観や志向性を確認しようとします。

なぜ、その趣味を選んでいるのかや、なぜ継続できているのかといった理由を確認することは、その人物の考え方を知るためには有効な質問です。

これらは必ず聞かれる質問でもあるため、なぜ力を入れているのかや、興味を持った理由などは明確にしておいた方が良いでしょう。

物事への取り組み方を見るため

ガクチカは自己PRとは異なり、自身の強みやスキルなどの結果をアピールする場ではありません。

どのような過程で取り組んできたのかや、問題が起きたときのトラブルへの対処法など、プロセスを重視しています。

これは就活生には、当たり前ですが職歴はないため仕事での具体的な実績がありません。

そのため企業はガクチカへの取り組み方を知ることで、仕事への取り組む姿勢や意欲をはかろうとします。

また、同様に経験からの学びをどのように生かし、次につなげていくのかを知ろうとします。

特にトラブルに対応する能力は重要です。

仕事をしていく上では、多かれ少なかれトラブルには遭遇します。

これらに対して、どのように対応していくか、仕事に取り組む姿勢をイメージしながら判断していきます。

モチベーションの源泉を知るため

モチベーションとは「動機づけ」を意味する言葉です。

仕事をする上でのモチベーションはそれぞれですが、単にお金を稼ぎたいであったり、何となく働いているだけでは、長続きしないでしょうし、いいパフォーマンスも期待できません。

企業はガクチカを通して、モチベーションの源泉であるやる気や、やりがいを知ろうとします。

ガクチカを通して伝わるモチベーションの源泉は仕事にも通じる可能性が高く、入社後の働く姿を想像しやすいためです。

そのため、ガクチカではどのような理由でそれに着目し、なぜ継続しているのかと言った理由を分かりやすく伝えることを意識してください。

何となく継続してきたのではなく、明確な理由を示すことにより、より良いアピールを実現できます。

企業との相性を見るため

企業との相性を確認したいと考えている採用担当者も多いです。

いくら優秀な人材であったとしても、企業の理念に共感できていなかったり、既存の社員とうまく関係を構築できなかったりすれば、早期離職につながってしまいます。

活躍するために必要な要素にはスキルや経験だけでなく、組織の中でうまく行動できるかも含まれます。

そこで、ガクチカについて話してもらい、どのような人物なのか、どのようなことにモチベーションを感じるのかを確認し、企業との相性を調べようと思っているのです。

事前にしっかりと企業研究を行い、社風や求める人物像を確認した上で、それに沿ったアピールをしましょう。

【ガクチカに趣味はあり?】ガクチカで趣味をアピールするメリット

趣味でガクチカを書くことには、どういったメリットがあるのでしょうか。

趣味よりゼミ活動やサークル活動でのガクチカのほうが、よい評価になるのではと考える人もいるかもしれません。

しかし趣味を話題にすることは、それなりによい点もあります。

メリットを知って活かすことで、より好印象なガクチカを作成できるはずです。

自分を表現しやすいことや、ほかの就活生との差別化をはかれる点など、趣味経験を活用するメリットについて解説します。

ガクチカで趣味をアピールするメリット
  • 「自分」を伝えやすい
  • ほかの人との差別化がしやすい
  • 面接官と打ち解けられる可能性がある

「自分」を伝えやすい

アウトドア系、インドア系と一口に趣味と言っても多種多様なものがあります。

趣味は自分の興味があることであり、得意分野にもなります。

どんな趣味をもっているのかがわかると、その人の雰囲気がどことなく伝わってくるでしょう。

自分が好きなことなので、自分を伝えやすい点がまず大きなメリットです。

そしてその趣味のなかで、パフォーマンス向上や目標を達成するためにどう頑張ったのかもよくわかります。

好きなことだからこそ、なおさら必死になるでしょう。

だからこそ、そこからその人の強みも見えてきます。

ガクチカではその就活生について、深掘りして知ることが企業の目的です。

したがって、趣味をネタにしたガクチカはもってこいなのです。

 ほかの人との差別化がしやすい

面接官は、非常にたくさんの就活生を相手にしているのです。

大勢のなかで面接官にインパクトをもってもらうことは、そう簡単ではないでしょう。

ところが趣味について取り上げたガクチカを話すと、サークル活動や学業を用いたガクチカより、珍しがられることもあるのです。

ユニークな趣味であればなおさら興味をもってもらえますし、なかには面接官が聞いたことのない世界の話もあるかもしれません。

趣味についてのガクチカは、ほかの就活生と差別化しやすいこともメリットです。

趣味からの学びも、また少し他人とは違うことが多いでしょう。

たとえありふれた趣味だとしても、それについて熱く語る目に面接官は何かしら感じるものがあるはずです。

面接官と打ち解けられる可能性がある

ガクチカで趣味について話すことは、面接官との距離を縮める上で大きなメリットとなります。

面接は、企業と学生がお互いを理解し合うための場です。

趣味の話は、あなたのパーソナリティや人間性を伝える良い機会となります。

面接官も人間であり、共通の趣味や興味を持つことで、親近感を抱きやすくなります。

面接官がスポーツ好きであれば、あなたのスポーツ経験について話すことで会話が弾み、リラックスした雰囲気で面接を進めることができます。

また、共通の趣味がなくても、あなたが熱意を持って趣味について語る姿は、面接官に好印象を与えます。

面接官は、あなたがどんな人なのか、どのような価値観を持っているのかを知りたいと思っています。

趣味の話を通じて、あなたの個性や価値観、熱意を伝えることで、より深くあなたを理解してもらうことができます。

【ガクチカに趣味はあり?】ガクチカで趣味をアピールするときのポイント

続いて、ガクチカで趣味をアピールする時のポイントについても紹介します。

以下の4つのポイントを踏まえた上でガクチカを作成すると、さらにあなたの趣味を通じて得た能力や経験をアピールしやすくなるはずです。

ぜひ、それぞれを確認した上で要点を押さえ、質の高いガクチカを作成してください。

ガクチカで趣味をアピールするときのポイント
  • 熱心に取り組んだ趣味を選ぶ
  • 目標があって行動した趣味を選ぶ
  • 趣味を始めた動機を説明する
  • 経験から学びを得る力・姿勢

熱心に取り組んだ趣味を選ぶ

ガクチカにおいて趣味をアピールする際、まず重要なのは熱心に取り組んだ趣味を選ぶことです。

ただ楽しんでいただけでなく、ある程度の成果や成長が見えるようなものが適しています。

企業は就活生がどのような過程で物事に取り組んだか、またその中でどのようなスキルや資質を身につけたかを重視します。

そのため、趣味を通じて自分の努力や意識的な取り組みを示せるものを選びましょう。

例えば、趣味がスポーツであれば、楽しむだけでなく技術を向上させるためにトレーニング計画を立てて努力した経験や、大会に参加して結果を出したことなど、具体的な行動がアピールポイントになります。

また、趣味を続ける中でどのような壁に直面し、それを乗り越えたかのプロセスを示すことで、忍耐力や問題解決能力をアピールできるため「ただの楽しみとしての趣味」として話すのではなく「意欲的に努力を重ねた経験」を強調することが重要です。

目標があって行動した趣味を選ぶ

ガクチカで趣味をアピールする際は、単に趣味を楽しんでいただけでなく、何らかの目標を設定して行動していたことを示すと評価されやすくなります。

目標に向かって取り組んでいた経験を話すことで、計画性や達成意欲を示せるだけでなく、多くの企業が重視する主体性や責任感をアピールできます。

例えば楽器の演奏を趣味としている場合「発表会までに技術を向上させたい」と目標を設定し、毎日練習時間を決めて継続的に練習を行った経験などを話すことで、目標達成に向けた行動力を示せるでしょう。

このように、目標に向けた具体的なプロセスや、目標を達成するために工夫した点をアピールすることで、趣味が「ただの余暇を埋めるための活動」ではなく、貴重な経験としてアピールできます。

趣味を始めた動機を説明する

ガクチカで趣味を取り上げるにあたっては、その趣味を始めた動機やきっかけも説明することが大切です。

趣味を始めた理由には個人の価値観や興味関心が反映されており、企業に対して自分の人間性や考え方をアピールする良い機会となります。

例えば、ある趣味を始めた理由が「チームで1つの目標を達成する喜びを感じたかったから」といったものであれば、協調性やリーダーシップを重視する人物であるということをアピールできます。

他にも「何か新しいことに挑戦して自分を成長させたかった」という理由であれば、チャレンジ精神や成長意欲をアピールできます。

趣味を通じて得た学びや経験が、応募先の企業でどのように活かせるかを考慮しながら動機を説明すると、より説得力のあるガクチカが作成できるのです。

趣味を始めた理由や背景が具体的であればあるほど、企業は応募者の価値観や行動原理を深く理解でき、面接での印象も良くなります。

経験から学びを得る力・姿勢

ガクチカで趣味について語る際、単にその内容を説明するだけでは不十分です。

重要なのは、その経験からどのような学びを得て、どのように成長したのかを伝えることです。

企業が知りたいのは、あなたが過去の経験をどのように活かし、将来に繋げられるのかという点です。

趣味を通じて得られた学びは、仕事にも活かせる可能性があります。

チームスポーツの経験から得られた協調性やリーダーシップ、音楽活動から得られた集中力や表現力などは、社会に出ても役立つスキルです。

経験から学びを得る力や姿勢を示すことで、あなたは企業に成長意欲があり、主体的に行動できる人材という印象を与えることができます。

趣味の経験をただの自己満足で終わらせず、そこから得られた学びをしっかりとアピールしましょう。

【ガクチカに趣味はあり?】ガクチカで趣味をアピールする際の注意点

趣味についてのガクチカは、メリットもたくさんあります。

しかし、せっかくの自分のよさを伝えるためには、いくつか注意しなければならない点もあるのです。

よく見られるのは、ただの趣味に関する説明になってしまっているガクチカです。

面接官は何も、趣味についていろいろと知りたいわけではありません。

ただの経験談にならないようにするための注意点や、そのほか気をつけるべき点について以下で述解説しています。

しっかり頭に入れておきましょう。

ガクチカで趣味をアピールする際の注意点
  • 失敗・成功体験があるものを書く
  • 自分の強みが出た具体的なエピソードを書く
  • 社会的にマイナスイメージのあるものは避ける
  • 趣味の話に時間をかけすぎない
  • 嘘はつかない
  • 専門用語を多用しない
  • 趣味で得たことが仕事に結び付けられるかチェックする

失敗・成功体験があるものを書く

ただの説明話ではなく、自身の強みをしっかりアピールするコツとして、ガクチカに使う趣味選びは重要です。

いろいろ趣味がある人もいるでしょう。

また、1つの趣味においてもどの経験を話すべきか悩む人もいるでしょう。

その際には、成功談はもちろん、失敗談のあるものを選ぶのが1つの策です。

趣味を通して挫折や失敗した経験は、自分のタフさや努力、課題を乗り越える力についてアピールしやすいです。

挫折について話すのはネガティブになるのではと尻込みをしてしまうかもしれませんが、その必要はありません。

もちろん、ただ挫折を話すだけではマイナスです。

しかし、そこからどのようにはい上がったのかを話すことで、人間としての強さや物事を解決する力が評価されます。

 自分の強みが出た具体的なエピソードを書く

趣味のガクチカは、その経験について具体的に書かなければ、ただの趣味に関する説明で終わってしまいます。

そして経験エピソードはできるだけ、自分の強みがあらわれた内容を選ぶようにしましょう。

楽しかったことや盛り上がった話は、ただの楽しい趣味経験談になりがちです。

本来の目的は、面接官に自分の長所をアピールすることだと意識して、ガクチカ制作をしましょう。

たとえばアウトドアキャンプの趣味であれば、キャンプが楽しかった思い出だけを述べて終わってしまうのはいけません。

キャンプを楽しむためにどんな工夫や努力をしたのか、困ったことをどう乗り越えたのかなどを話すようにします。

そうすれば、アイデア力や計画性、課題解決力といった強みをアピールできるのです。

 社会的にマイナスイメージのあるものは避ける

趣味であれば何を取り上げてもよいわけではありません。

いろいろな趣味があるなかで、やはり就活で使うにはふさわしくないものもあります。

マイナスイメージのある趣味について書くことは控えるようにしましょう。

例をあげると、パチンコや競馬といったギャンブル系の趣味はやはりあまりよいイメージをもたれません。

競馬に勝つためにいろいろ調べて準備をした入念さや計画性をアピールしようと思っても、就活では不適切でしょう。

競馬という趣味を面接に用いた時点で、やや常識に欠けるとみなされてしまう可能性があります。

宝くじやマージャン、娯楽系の趣味も避けたほうが無難です。

一方、自分のスキルを向上させるものや、教養が身につくものであれば就活で使うのに適しているでしょう。

趣味の話に時間をかけすぎない

自分の好きなことだからといって、趣味のことばかりを長く話さないようにしましょう。

趣味のガクチカアピールは面接官の印象に残りやすいです。

しかし、単に好きなことの紹介や説明になってしまうと、本当に伝えたいことを話せなくなってしまいます。

この場では、ガクチカで趣味についてアピールするのが目的であることをしっかりと頭に入れておきましょう。

ただし、面接官が自分の趣味をイメージしづらい場合は注意が必要です。

面接官に同様の趣味がなかった場合、具体的なエピソードを入れることで、取り組んできたことへの努力や苦労が伝わりやすくなります。

面接官は趣味から何を身につけ、学んだのかを知りたいのです。

そしてそれをどう仕事で活かせるかを簡潔に伝えることを意識しましょう。

嘘はつかない

当たり前のことですが、ガクチカで嘘をついてはいけません。

自分を魅力的な人材にみせたい、インパクトのあるガクチカにしたいという気持ちは誰しもあるかと思います。

しかし、面接官は多くの就活生を見てきている、いわば人を見るプロです。

嘘のエピソードは話に矛盾が生じてしまう、または頭の中で考えながら話してしまう可能性が大いにあるでしょう。

いくら話の内容が素晴らしくても、目の動き方や話している雰囲気で、嘘のエピソードや誇張していることは必ず見破られます。

また、面接官が同様の趣味をもっていた場合、どんどん深掘りされていき、話の辻褄が合わなくなってきます。

嘘をついたり話を盛ったりせず、自分らしく働けるよう、自己分析に努めましょう。

専門用語を多用しない

ガクチカで趣味について話す際、専門用語を多用することは避けるべきです。

なぜなら、面接官が必ずしもあなたの趣味に精通しているとは限らないからです。

専門用語ばかりで話してしまうと、面接官は内容を理解できず、置いてきぼりになってしまう可能性があります。

専門用語を多用することは、自己満足に陥っている印象を与えかねません。

この人は、自分の趣味の話ばかりで、相手のことを考えていないな。

と思われてしまう可能性があります。

大切なのは、面接官に自分の趣味を理解してもらい、そこから得られた学びや成長を伝えることです。

専門用語を避け、誰にでも分かりやすい言葉で説明するよう心がけましょう。

趣味で得たことが仕事に結び付けられるかチェックする

ガクチカで趣味について話す際、その内容が仕事にどう結びつくかを意識することが重要です。

面接官は、あなたが単に趣味を楽しんでいるだけでなく、そこからどのようなスキルや価値観を身につけ、それを仕事にどう活かせるのかを知りたいと思っています。

まず、自分の趣味を深掘りし、どんなスキルや知識、経験を得られたかを具体的に書き出してみましょう。

次に、書き出したスキルや経験が、応募する企業の仕事内容や求める人物像と合致するかをチェックします。

企業のホームページや採用情報を確認し、どんなスキルが求められているかを把握しましょう。

大切なのは、自分の趣味を客観的に見つめ、そこから得られた学びや成長を仕事に結びつけて語ることです。

自己分析をしっかり行い、自分自身の言葉で伝えられるように準備しましょう。

【ガクチカに趣味はあり?】ガクチカの書き方

ガクチカを作成する際に気をつけたいポイントとして、書き方が挙げられます。

何も考えず自由に書いてしまうと、読み手にとって読みにくいものになってしまう可能性があるからです。

実はガクチカの書き方にはテンプレートのようなものが存在するため、覚えてしまい、それを自分が話したい題材に当てはめることを推奨します。

この方法ならば、どのような話をする際にも話があっちに行ったりこっちに行ったりすることもなく、読みやすくなります。

ガクチカの書き方
  • 結論
  • 動機
  • 目標と困難
  • 取り組みと結果
  • 学び
  • 発展

結論

ガクチカを書く際には、まず何と言っても結論から話すことが重要です。

取り組んだものが何であったのか簡潔に一言で説明しましょう。

「私が学生時代に力を入れたことは趣味です」とだけ伝えるのはNGです。

最初から「スポーツです」「読書です」「楽器の演奏です」など、何に取り組んだかを一言で説明することが大切です。

ガクチカはESにおいても文字数が限られており、面接でも時間が限られています。

そのため、無駄に冗長に「私が学生時代に取り組んだことは趣味です。それは〇〇という趣味であり...」などと書く必要はありません。

一言で何に取り組んだのか説明し、あなたが取り組んだ内容を念頭に置いて文章を読んでもらうことを心がけましょう。

それでは、これまでのことをふまえて、評価されるガクチカの書き方やポイントを紹介していきます。

企業がガクチカを聞く理由は、人柄や困難への向き合い方を知りたいからです。

どうすれば評価の高いガクチカを書けるかを考えてみましょう。

ガクチカの書き方の基本的な構成は、まず結論である何に取り組んだかを述べます。

そして取り組んでいく中で、起きた課題や困難をどのように工夫して、乗り越えたかをアピールしましょう。

その結果、得られたことや学んだことを述べると簡潔にまとめやすくなります。

動機

まずは、なぜそれを始めようと考えたのかについて示しましょう。

理由や動機はガクチカで必ず聞かれるポイントです。

企業側は就活生が学生時代に、意欲的にどのようなことへ取り組んできたかを知りたいと考えています。

自分の好きなことには、もともと興味のある分野や、何かのきっかけが必ずあるはずです。

そのきっかけが自分の人柄や考え方など、これまでの行動に至った背景のアピールになります。

たとえば、学生時代に読書に力を入れたという結論があるとします。

動機になるのは「読書が自分の価値観や世界観を広げてくれるから」です。

このようにどのようなことに対しても必ず理由があります。

面接官は、物事の捉え方や企業にマッチングする人材であるかをチェックしているため、動機を盛り込むことは大切です。

目標と困難

ガクチカでは努力の過程がとても重要です。

面接官は、困難を乗り越えた経験について、しばしばたずねてきます。

それは、目標を達成するためにどのような努力をしたか、困難にどう対処してきたかを知りたいからです。

また、目標はすこし手を伸ばせば届く程度のものではなく、達成までに十分な努力が必要なものに設定しましょう。

そうすることで、目標を達成するための努力や困難に対する説得力が増し、熱意やガクチカの高い評価につながります。

また、困難に直面したときにどのような気持ちで対処したのかや、どのようなことを困難と考えるのかも企業側が知りたいポイントです。

困難の種類には複数あり、自己解決ができない、または人間関係に関するケースがあります。

自分がアピールしたいスキルによって困難の種類を使い分けましょう。

取り組みと結果

目標の達成や困難に対してどのような取り組みをしたか述べていきましょう。

具体的な行動を説明することで、自分の努力や能力をアピールできます。

同じ目標や困難であっても、解決策は人それぞれです。

自分なりにどう考え、行動したかを説明できるようにしておきましょう。

もちろん、困難を乗り越えた結果、目標を達成したエピソードが求められているわけではありません。

あくまでも結果ではなく、努力の過程を企業側は知りたいのです。

そのため、惜しくも目標が達成できなかった場合でも、設定した目標から逆算してどのような手段を取ったかが重要と言えます。

そして具体的な困難への対処策と、なぜその対処策がベストであると考えたかを伝えましょう。

学び

ここでの学びとは、気づきや感想を述べることではありません。

自分の経験を社会でどう活かせるかを伝える場です。

趣味をガクチカとして話す場は、どのようなプロセスで何を学んだかがとても重要になります。

楽しかった思い出として話すのではなく、より工夫した、努力した点を話してください。

そして、目標を達成したことや困難を乗り越えられなかったことで、どのような気づきがあったかを考えましょう。

その気づきが自分のどの能力に結び付き、自分の強みになったのかを伝えます。

さまざまな努力のプロセスを経て、自分の強みに自信があることを話しましょう。

そして、企業にどのように貢献できるかを伝えることが、最大のアピールになります。

発展

発展は構成の中で「絶対に盛り込まなければならないもの」ではありませんが、文字数や時間が余っているならば、ぜひ入れたい内容です。

そのガクチカを通じて何を学んだのかについて説明した後は、その学んだことを通じてどのように企業に貢献するのかについて説明することが重要です。

企業は活躍してくれる人材を採用したいと考えています。

そのため、その経験がどのように企業の業務と結びついているかを説明することで、より良い印象を与えられます。

学びについての説明だけで十分に活躍のイメージをしてもらえる場合もありますが、自分から明確に、どのように貢献するのかについて説明することで、企業研究をしっかり行っている、モチベーションの高い人物であるというアピールが可能です。

【ガクチカに趣味はあり?】例文紹介

続いて、ガクチカの例文を紹介します。

様々なトピックを題材とした例文なので、あなたが話そうと思っている趣味についての例文もあるのではないでしょうか。

時間に余裕があれば、あなたが話したい趣味以外を主題としているものも参考にして、本記事にて紹介した構成やポイントの復習としてください。

 体育会系の趣味(筋トレ)

「私が学生時代に頑張ったことは、筋トレです。
もともと運動が好きでした。
一人暮らしで家賃を自分で払うためにアルバイトが忙しく、運動サークルに入る時間もありませんでした。
そこで、自宅で隙間時間を利用して筋トレに励むようになったのがきっかけです。
スクワットやプランク、腹筋などそれぞれ50回を365日絶対に継続すると決めて、やり遂げました。
風邪をひいたときはつらかったですが、休憩を入れれば回数はこなせるだろうと考えて、普段より時間はかかったものの、回数はやり切りました。
とにかくやると決めたら必ず達成するのが、私の強みです。
そして筋トレを継続できたことにより、自分に自信がつき、心身共にタフになれたと思います。
やると決めたら必ずやる力と心身のタフさを、貴社の営業職でも活かしたいです。」

 体育会系の趣味(マラソン)

私が学生時代に力を入れたことは趣味のマラソンです。
自分の体力向上と目標に向かって努力する力を身につけるためです。
大学進学後、運動不足になりがちだった生活を見直し、何か自分を成長させる習慣を持ちたいと考えました。
私は初めてフルマラソンに挑戦する際は3か月前から毎週の走行距離を記録し、ペース配分を調整しました。
また、心肺機能向上のためのインターバルトレーニングや筋力トレーニングも取り入れました。
初挑戦で完走を果たし、タイムも目標の4時間以内に収めることができました。
この経験を通じて、継続力と計画立案の重要性を学びました。また、挑戦の過程で課題を見つけ、それを克服するための努力を惜しまない姿勢も身につけました。
貴社ではこの粘り強さと計画性を活かし、長期的なプロジェクトにおいても責任を持って成果を出す所存です。

 体育会系の趣味(スポーツジム)

私が学生時代に力を入れたことは趣味のスポーツジム通いです。
自分の健康管理を徹底し、体力をつけることで日々の生活や学業に集中する基盤を作るためでした。
最初にトレーナーと相談し、自分に合ったトレーニングメニューを作成しました。
筋力向上を目指して週3回通い、記録を取りながら少しずつ負荷を増やし、また、有酸素運動やストレッチも取り入れ、総合的にバランスの取れた体づくりを心掛けました。
この経験を通じて、習慣化の重要性と自己管理能力を高めることができました。また、目標を持ち、その達成に向けて継続的に努力する姿勢も培われました。
貴社においてはこの自己管理能力を活かし、忙しいスケジュールの中でも効率よく業務に取り組む所存です。

体育会系の趣味(野球観戦)

私が学生時代に力を入れたことは、野球観戦を通じたスポーツの楽しみ方の探求です。
小学生時代からプロ野球を観ることが好きで、大学生になってからは年間40試合以上を観戦しました。
ただ試合を観るだけでなく、球場での応援文化や選手の戦術理解を深めるため、チームの歴史や選手データを調べ、SNSやブログで試合レポートを発信するようにしました。
最初は自己満足の範囲でしたが、次第にフォロワーが増え、投稿へのコメントで議論が盛り上がるようになりました。
また、複数のファンコミュニティと連携し、「初心者向け野球観戦ガイド」を作成することで、野球観戦初心者に向けて貢献しました。
この経験を通じて、何事にも深く学び、発信することでコミュニティとつながりを持てることの大切さを学びました。

 体育会系の趣味(サッカーサポーター)

私が学生時代に力を入れたことは趣味のJリーグチームの応援です。
サッカーを通じて一体感を感じることと、チームを応援する中で得られる学びがあると考えたからです。
毎試合スタジアムに足を運び、試合前には他のファンとの交流を深める機会を積極的に作りました。
また、応援グループの一員として応援歌の練習や不調の選手への応援チャント作成にも取り組み、全力でチームをサポートしました。
この活動を通じて、同じ目標を持つ仲間との連携がもたらす力を実感し、団結力の重要性と他者との協力の大切さを学びました。
また、状況に応じて柔軟に対応する力も培われました。
貴社ではこうした連携力を活かし、チームメンバーと一体となって成果を上げる所存です。

体育会系の趣味(自転車)

私が学生時代に頑張ったことは、ロードバイクによる長距離走行です。
もともと運動不足解消のために始めましたが、次第にペダルを漕ぐことでどこまでも行ける感覚に魅了されました。
そこで「年間走行距離5000km達成」という目標を立て、週3回の100km走を自らに課し、継続しました。
雨の日や強風の日、時にはパンクなどの機材トラブルもあり、心が折れそうになることもありました。
しかし、目標達成のためにはどんな状況でも冷静な判断と対応が必要だと考え、トラブル対応スキルを学び、天候に応じた計画を立てることで乗り越えました。
この経験から、目標達成に向けた継続力と、不測の事態にも対応できる計画遂行能力が私の強みです。
そして、困難な挑戦をやり遂げたことで、精神的なタフさと大きな自信を得ることができました。
貴社でも、この粘り強さと計画性を活かし、困難な営業目標に対しても諦めずに挑戦し続けたいです。

文化系の趣味(映画鑑賞)

「私が学生時代に打ち込んだことは、映画鑑賞です。
将来は子どもと接する仕事に就きたいと考えておりましたが、やや見た目がクールで表現力も乏しいように感じておりました。
それで感受性や表現力を養う必要があると思い、映画を見るようになりました。
週末にはさまざまなジャンルの映画を鑑賞して、女優さんの表情や立ち振る舞いなども勉強になったと思います。
特に力を入れて見ていたのが、ミュージカル系の映画です。
ミュージカル映画の役者さんたちは、全身で自分を表現しています。
そうした姿は将来子どもと関係する現場で役に立つと思い、学べることが多かったです。
貴社では子どもメインのスポーツ教育関連の仕事ができると聞いております。
入社後は映画鑑賞で学んだ表現力などを活かせると考えています。」

文化系の趣味(音楽)

私は楽器演奏が趣味で学生時代はバンドを組み、ベースの演奏を行っていました。
ベースは一見すると地味で、ギターと比べても華がなく、低音が中心のために弾いていても楽しさをあまり感じることができませんでした。
しかし、継続していく中で、曲全体のリズムを支え、バンドにはなくてはならない重要な土台を支えるパートであることに気づくことができました。
それからの私はベースに対する向き合い方を変え、目立つことはなくとも、重要なポジションであることを意識し、上達出来るよう練習に励みました。
これらの経験を通し、例え目立つポジションではなくとも、土台を支える上では重要な役割があることを理解することができました。
社会に出てからも、この経験を生かし、どのようなポジションでもしっかりと支える役割を担っていきたいと思います。

文化系の趣味(読書)

私が学生時代に力を入れたことは、読書を通じて多様な価値観を吸収することです。
大学時代、専攻での学びを深めるため、月に10冊以上の本を読むことを目標に掲げ、ビジネス書、文学作品、歴史書など多ジャンルを読みました。
特に感銘を受けたのは、異文化理解をテーマとした本で、それを機に大学の課題とは別にブックレビューをブログに掲載するようになりました。
レビューでは、単なる内容の要約に留まらず、自分の視点で感じた価値や、それを日常生活でどのように応用できるかを掘り下げました。
その結果、月間1,000人以上の読者を集めるブログに成長しました。
この経験を通じて、継続的な努力と自己発信の重要性を学び、また多様な考えを受け入れる柔軟性が身につきました。

文化系の趣味(料理)

私が学生時代に力を入れたことは、料理を通じて効率的な家事スキルを身につけたことです。
大学では、家族の負担を減らすため、毎日自炊を続けることを決め、特に時短料理と健康管理に注力しました。
最初は手間取ることも多かったですが、料理本やYouTubeでの研究を重ね、効率よく美味しい料理を作るためのテクニックを学びました。
特に工夫したのは、週末に1週間分の食材をまとめて下ごしらえし、平日に10分程度で完成するメニューを作る方法です。
さらに、そのノウハウを友人に共有することで、同じく忙しい学生たちにも役立ててもらいました。
この取り組みを通じて、計画性と実行力を身につけ、他者と共有することで得られる達成感を実感しました。

文化系の趣味(ダンス)

私が学生時代に力を入れたことは趣味のダンスです。
自分を表現する力を磨くとともに、仲間と共に目標を達成する楽しさを体感したかったからです。
学内イベントでダンスを披露するために、週3回の練習を重ねました。
振り付けを覚えるだけでなく、他のメンバーと息を合わせることを意識し、定期的に動画を撮影して動きを確認しました。
また、イベント直前にはリーダーとして練習時間を調整し、全員が納得できる仕上がりになるまで努力しました。
その結果、大勢の観客の前で成功を収め、達成感とともにチームの結束を感じることができました。
この経験を通じて、チームワークの大切さと、目標達成に向けた計画性の必要性を学び、他者と意見を共有しながら1つの作品を作り上げる力が身につきました。
貴社ではこの協力性と行動力を活かし、プロジェクトチームの一員として成果を上げる所存です。

文化系の趣味(カメラ)

私が学生時代に頑張ったことは、風景写真の撮影です。
幼い頃から美しい景色に感動し、その一瞬を形に残したいという思いがきっかけでカメラを始めました。
ただ撮るだけでなく、「自分が最も美しいと感じる光を捉える」ことを目標に、同じ場所に何時間も、時には何日も通い続けました。
天候に恵まれず、理想の瞬間を撮り逃すことも多々ありました。
しかし、失敗を単なる撮り損じで終わらせず、光の角度や雲の動きを分析し、次の撮影計画に活かすことで、徐々に理想の一枚に近づけることができました。
この経験から、目標達成のための徹底した準備力と、粘り強く本質を探究する力が私の強みです。
そして、物事を多角的に捉え、最高の瞬間を見極める観察眼を養うことができました。
貴社の業務においても、この探究心と観察眼を活かし、お客様の潜在的なニーズを的確に捉え、最適な提案を行いたいです。

文化系の趣味(プログラミング)

私が学生時代に頑張ったことは、独学でのWebアプリケーション開発です。
授業で学んだ知識を「使えるスキル」にしたいという思いがきっかけでした。
そこで、所属するサークルのための「スケジュール管理アプリ」を、企画から公開まで一人で開発するという目標を立てました。
開発中は、参考文献にも載っていないエラーに何日も悩まされることもありました。
しかし「必ず解決策はある」と信じ、あらゆる角度から原因を切り分け、粘り強く試行錯誤を繰り返すことで、すべての問題を自力で解決しました。
この経験で培った、未知の課題に対する自走力(自ら学び、走る力)と、論理的な問題解決能力が私の強みです。
そして、ゼロからサービスを創り上げたことで、大きな達成感と自信を得られました。
貴社でも、この自走力と問題解決能力を活かし、前例のない困難な課題に対しても主体的に取り組み、成果を出していきたいです。

レクリエーション系の趣味(釣り)

私は学生時代、釣りが趣味で力を入れて取り組んできました。
子供時代から近所の海で釣りをしていましたが、大学に入り行動範囲も広がったため、海や川とさまざまな場所に赴き釣りを楽しんできました。
釣りは待ちの作業とよく見られがちですが、私の場合は全く違います。
その場所で魚が何を食べているのかを調べ、仕掛けを自作したり、魚の特性を理解しどのような場所や時間であれば、効率良く釣れるのかを研究を重ね釣果を上げる努力をしました。
このような経験を通して、私は成果を得るためにさまざまな情報を分析し、創意工夫することを得意としています。
これからの社会人生活においても、さまざまな場面で工夫を怠らず、成果につなげる努力を継続していきたいと考えています。

レクリエーション系の趣味(ゲーム)

私が学生時代に打ち込んだことは格闘ゲームです。
幼い頃から、趣味としてゲームは楽しんできましたが、大学生になり、格闘ゲームの世界大会に出てみたいと考え本格的に取り組むことに決めました。
ひたすら時間を費やし没頭すれば、上達できるかもしれませんが、私には仕送りを減らすためのアルバイトもあり、時間管理と効率性を考えて取り組むことにしました。
限られた時間の中で、どうすれば上達出来るかを考え、かつての入賞経験者の練習方法などを参考にして効率の良い練習方法を自分なりに探し、無事に目標である世界大会に出場することができました。
このことから、私はタイムマネジメントの重要性と、実績のある方法を踏襲することで、効率よく成果を出す方法を学ぶことができました。
これらの力を、御社でも発揮し会社への貢献をしていきたいと思います。

レクリエーション系の趣味(旅行)

「私が学生時代に打ち込んだことは、旅行です。
旅費は毎回自分のアルバイト代からねん出していました。
そのため、できるだけ旅費を節約するためにテント泊がほとんどでした。
贅沢する楽しい旅行がしたかったのではありません。
ミニマムな持ち物で、知らない土地でどれだけ自分を試すことができるか挑戦したかったのです。
雨風が強いなかでのテント泊や、少ない費用で往復する過程において、計画性や課題解決力が身につきました。
私は厳しい状況ほど燃える性格です。
旅行という趣味を通じて、ストレス耐性もよりいっそう鍛えられたと思います。
これらの力を、貴社の企画営業職でも活かして売り上げに貢献できるよう、頑張りたいと思っています。」

レクリエーション系の趣味(登山)

私が学生時代に力を入れたことは、日本の名峰を登るという目標を達成したことです。
大学1年生のとき、日本三大急登を制覇することを目標に掲げました。

 

初心者だったため、最初は基礎体力が不足しており、日々のトレーニングを通じて身体を鍛えることから始めました。
通学時間を活用したウォーキングや週末のジョギングを継続し、さらに登山仲間を作ることで情報を共有し、励まし合いました。
登山中は悪天候や体調管理の課題に直面することもありましたが、計画を綿密に立て、予備日を確保するなど、リスクを最小限に抑える工夫をしました。
その結果、3年間で三大急登の制覇を達成しました。
この経験を通じて、長期的な計画を立てて一歩ずつ実行する大切さと、チームで協力することの重要性を学びました。

レクリエーション系の趣味(麻雀)

私が学生時代に力を入れたことは趣味の麻雀です。

大学の麻雀サークルに参加し、大会に向けて実力を磨きました。

特に、対戦相手の思考を読み取る力や、状況に応じたリスク管理を意識しました。

また、自分の弱点を克服するために戦術書を読み込み、解説動画を観るなど、実践と理論を両立させて取り組みました。

その結果、大学内の大会で優勝を果たし、自分の努力が結果に結びつく喜びを実感しました。

この経験を通じて、データや状況を分析しながら最適な選択を行う力を身につけ、プレッシャーの中でも冷静さを保つ重要性を学びました。

貴社においてはこの分析力や判断力を活かし、新規プロジェクトが行き詰まった際も冷静に行動し、課題解決に貢献する所存です。

レクリエーション系の趣味(キャンプ)

私が学生時代に頑張ったことは、キャンプです。
日常の喧騒から離れて非日常を味わいたいと思ったのがきっかけでした。
当初はテント設営に1時間以上かかり、食事の準備も非効率でした。
そこで「どんな環境でも快適な空間を構築する」という目標を立て、月1回のキャンプを1年間継続しました。
回数を重ねる中で、急な天候悪化や忘れ物など、予期せぬトラブルも経験しました。
その度に、仲間と知恵を出し合い、限られた道具でどう代替するかを考えることで、臨機応変に対応する力が身につきました。
この経験から、入念な計画力と、予期せぬ事態にも冷静に対処する問題解決能力、そして仲間との協調性が私の強みです。
そして、自然の中で工夫して過ごすことを通じて、主体的に考えて行動する楽しさを学びました。
貴社のチームにおいても、この計画性と協調性を活かし、プロジェクトを円滑に進め、困難な状況でも貢献していきたいです。

日常系の趣味(料理)

私が学生時代に力を入れて取り組んだことは料理です。
いままで全く経験がありませんでしたが、大学入学と同時に一人暮らしをはじめたため、当初は必要性もありはじめたことでした。
実際にはじめてみると、野菜を切る方法もわからず、苦戦の連続でした。
そんな時は自分で料理本を購入したり、動画を参考にするなどで料理の手順を学んで行きました。
また、味付けに関しては母からアドバイスをもらい、実家の味を再現することにもこだわりました。
今では、食材を見ただけで、ある程度の料理が作れるまでに上達しました。
今まで当たり前に母の料理を食べていましたが、いかに大変だったかを知ることができ、今まで以上に感謝の気持ちを持つことができました。
この経験で普段は気づけなくても、支えられている感謝の気持ちを持つことが重要であることを学びました。
これから社会にでても、周りのサポートに気づき、しっかりと感謝を伝えていける人になろうと考えています。

日常系の趣味(散歩)

私が学生時代に力を入れたことは趣味の散歩です。
日々の忙しさから離れ、自然と触れ合う時間を持つことが大切であると考えました。
毎朝、5時に起きて自宅周辺や自然豊かな公園をあてもなく歩きました。
散歩中には気づいたことをメモに残し、後で振り返ることで新しい視点を発見することができました。
また、同じルートを歩くのではなく、あえて新しい道を選ぶことで、未知の場所に出会う楽しさや柔軟な考え方を育むことができました。
この習慣を通じて、課題に行き詰まった際にも柔軟な発想が生まれるようになりました。
この経験を通じて、冷静に状況を見つめ直す力と、新しい視点を持つことの大切さを学びました。
貴社ではこの柔軟な発想と観察力を活かし、広告作成やデータ分析の際、新しい視点から様々なアイディアを提案し、貢献できればと考えています。

日常系の趣味(手芸)

私が学生時代に力を入れたことは趣味の手芸です。
完成した作品を他者に喜んでもらう達成感を得ることに魅力を感じました。
私は時間の合間を縫って、自分用の小物や友人へのプレゼントを作成してきました。
布地やデザインを選ぶ段階から、縫製や仕上げに至るまで、一つひとつの工程にこだわりました。
特に、相手の好みを考慮してデザインを工夫し、喜ばれる作品作りを意識しました。
その結果、友人や家族からの依頼が増え、自分のスキルが他者の役に立つ実感を得ました。
また、この経験を通じて、細部に対するこだわりと、相手の期待に応える力を学びました。
貴社ではこの集中力と相手目線での行動力を活かし、資料を短時間で作成し、そして営業職として多くの案件を獲得する所存です。

日常系の趣味(アクアリウム)

私が学生時代に力を入れたことは趣味のアクアリウムです。
特に、熱帯魚や水草の育成を通じて、自然の繊細さを実感しました。
私はまず魚種や水草の特性を調べ、彼らが快適に生息できる環境を整えることから始めました。
水質管理や照明、餌の与え方など、日々の観察と調整を続けることで、生態系が安定して維持されるようになりました。
また、新しい種類の魚を迎える際には環境に適応させるための試行錯誤を繰り返し、成功した時には大きな達成感を得ました。
この経験を通じて、繊細な調整と継続的な努力が成果を生むことを学び、問題が発生した際には原因を分析し、迅速に対処する力も培うことができました。
貴社ではこの観察力と問題解決能力を活かし、プロジェクトの安定した運営に貢献する所存です。
特に問題が発生した際、迅速に発見することで解決に導ければと考えています。

日常系の趣味(小説創作)

私が学生時代に取り組んだ趣味は小説創作です。
自分の中にあるアイデアを形にして、物語を通じて他者にメッセージを伝えたいと考え、日々工夫を重ねました。
テーマを設定した後にはキャラクター設定やストーリーの展開を一つひとつ丁寧に作り上げることを心がけていました。
完成した作品は小説投稿用のサイトに投稿したり、友人に読んでもらったりして、フィードバックを受けながら改良を重ねました。
その結果、自費出版を実現することもできました。
この経験を通じて、表現力や論理的な構成力だけでなく、他者の意見を柔軟に取り入れる姿勢を身につけることができました。
貴社に入社してからはこの表現力と柔軟性を活かし、分かりやすいプレゼン資料や提案書の作成に貢献したいと考えています。

日常系の趣味(絵・イラスト)

私が学生時代に頑張ったことは、デジタルイラストの制作です。
幼い頃から絵を描くことが好きで、大学では「SNSで評価される作品を創る」と決め、毎日1枚イラストを投稿することを自らに課しました。
始めた当初は全く反応がなく、自分の画力不足に何度も落ち込みました。
しかし、そこで諦めるのではなく、人気作品の構図や配色を徹底的に分析し、良い点を自分の絵に取り入れる試行錯誤を続けました。
その結果、少しずつ上達し、1年後にはフォロワー1000人を達成することができました。
この経験から、目標達成のために現状を分析し、改善を繰り返す粘り強さが私の強みです。
そして、継続することでしか得られない達成感と、客観的な視点で自分を見つめる力を得ました。
貴社の業務においても、この強みを活かして常に現状分析と改善を繰り返し、より高い成果を目指して努力し続けたいです。

日常系の趣味(ボランティア)

私が学生時代に頑張ったことは、地域の小学生への学習支援ボランティアです。
子どもたちの役に立ちたいという思いがきっかけで、週2回活動に参加しました。
当初は、一方的に教えるだけで、子どもたちの集中力が続かないという壁にぶつかりました。
そこで「一人ひとりに『分かった!』の笑顔を届ける」ことを目標に、それぞれの個性や理解度に合わせて教え方を変える工夫をしました。
ある生徒が算数嫌いを克服してくれた時は、自分のことのように嬉しかったです。
根気強く向き合うことで、少しずつ信頼関係が築けることを実感しました。
この経験から、相手の立場に立って物事を考える傾聴力と、粘り強く関係を構築する力が私の強みです。
そして、誰かの成長をすぐそばで支えることに、大きなやりがいを感じました。
貴社でも、お客様やチームメンバー一人ひとりと真摯に向き合い、信頼関係を築きながら業務に貢献したいと考えています。

日常系の趣味(DIY)

私が学生時代に頑張ったことは、DIYです。
自分の手で何かを創り出すことが好きで、大学では「自分の部屋の家具をすべて自作する」という目標を立て、挑戦しました。
最初は簡単な棚から始め、本棚、机、ベッドとステップアップしていきましたが、何度も採寸ミスや設計通りの加工ができず、材料を無駄にしました。
しかし、失敗の原因を図面と見比べて徹底的に分析し、次の作業に活かすことで、最終的にはすべての家具を完成させることができました。
この経験から、目標から逆算して計画を立てる力と、失敗を恐れず試行錯誤を繰り返す問題解決能力が私の強みです。
そして、自分のアイデアを形にする創造性と、最後までやり遂げる達成感の大きさを学びました。
貴社においても、この計画性と主体性を活かし、与えられた業務だけでなく、自ら課題を見つけて改善提案などを行っていきたいです。

日常系の趣味(ガーデニング)

私が学生時代に頑張ったことは、ベランダでのガーデニングです。
自分で育てた安全な野菜を食べたいという思いがきっかけでした。
どうせやるならと「無農薬で5種類の夏野菜を収穫する」という目標を立て、種から栽培を始めました。
しかし、日照不足で育たなかったり、アブラムシが大量発生したりと、自然相手の難しさに直面しました。
そこで、毎日欠かさず植物の状態を観察し、日当たりの良い場所に鉢を移動させたり、天敵であるテントウムシを導入したりと、粘り強く対策を続けました。
その結果、全ての野菜を収穫できた時の喜びは格別でした。
この経験から、日々の小さな変化に気づく観察力と、課題に対して根気強く対策を続ける力が私の強みです。
そして、手間をかけた分だけ成果となって返ってくることの面白さを学びました。
貴社の業務においても、この観察力を活かして細かな変化や課題にいち早く気づき、粘り強く改善に取り組んでいきたいです。

【ガクチカに趣味はあり?】まとめ

このように、趣味を活用したガクチカは、内容や書き方次第で高評価につながることがわかりました。

自信をもって、趣味を通じて自身のよさを面接官に知ってもらいましょう。

面接は面接官とのコミュニケーションの場であるともいえます。

ユニークな趣味の話から会話のキャッチボールが広がったなら、きっと面接官の記憶にも残るはずです。

企業に合う強みを趣味に関するガクチカを通して、自信の強みや人柄について熱く話すことができれば何よりです。

最後に、他のガクチカ例文や作り方を知りたい方は以下の記事をご覧ください。

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