【例文11選】自己PRで協調性をアピールしよう!差別化のコツを徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・自己PRで協調性は使えるのか
・企業が協調性がある人を求める理由
・自己PRで協調性をアピールする際のコツ

この記事をおすすめしたい人

・自己PRで協調性をアピールしたい人
・自己PRで協調性は使えるのかを知りたい人
・自己PRで協調性をアピールする際のコツを知りたい人

目次目次を全て表示する

はじめに

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就活をするうえで重要なのが自己PRです。

何を書いてよいのかわからない、エピソードが思いつかないと頭を悩ませている方も多いと思います。

中でも自分の強みとして協調性が思いついたものの、どんな言葉にすればよいのかわからない方もいるでしょう。

今回は自己PRで協調性をアピールする際の、ポイントを解説します。

たとえば協調性という言葉を言い換えられるほかの言葉、アピールの注意点などです。

この記事を参考に、協調性という長所がしっかりアピールできるような自己PRを完成させましょう。

【自己PRで協調性をアピールするには】企業が評価する「協調性」とは

自分のアピールポイントとして協調性をあげたという人は、企業が求める協調性とは何か、考えてみる必要があります。

自分の考えている協調性と、採用担当者が考える協調性にズレがあるかもしれないからです。

認識がズレているとアピールするどころか、マイナスになってしまうこともあります。

ビジネスにおける協調性とは「他者と調和し、同じ目標に対して歩むことのできる人」を言います。

協調という言葉は、人と協力し合うこと・異なる立場の人同士が協力し合うことという意味をもっています。

意見が2つに分かれた際に、しっかり相手の意見を聞いて理解しようとすることもあるでしょう。

またその場の空気を読むのが得意・チームプレーが得意、調整役を任されることが多い人は、協調性に長けているといえるでしょう。

その中でも企業が求める協調性のある人間には、大きく分けて2つのタイプがあります。

1つ目は様々な意見を持ち、時には対立している人々に働きかけて、最終的に1つの目的にまとめ上げるリーダータイプの協調性です。

2つ目は周りの意見やその場の雰囲気にあわせて柔軟に対応し、企業にとっての潤滑油のような存在になれるサポータータイプの協調性です。

自分の行きたい企業の社風や雰囲気を十分に分析し、どちらの協調性をより求められているのか見極めて、それに合わせたアピールをしましょう。

リーダータイプの協調性

リーダータイプの協調性とは、乱立した意見や対立した人たちを1つにまとめ上げられるようなタイプです。

従来の支配型リーダータイプとは違い「命令をくだす」ことや「感情を支配する」ことを避け、メンバー間の関係性を大いに重視し、信頼関係を築きながら目標達成を目指します。

1つの会社でキャリアを積んでいくということは、誰しもが上司という立場になります。

その際に、協調性型のリーダータイプは、チームメンバーそれぞれの個性を引き出す必要があります。

さらに、各々の関係性や信頼性が強くなるよう結束力を高めながら、目標を目指す力が求められるのです。

ただし、何かしらのトラブルが起きた際、仲の良い関係では責任の所在をはっきりとさせづらい傾向にもあるので、注意しなければなりません。

サポータータイプの協調性

サポータータイプの協調性とは、あえて人と対立することを避け、周囲のメンバーの意見やそのときの雰囲気に合わせて、柔軟に意見を変えられるタイプを指します。

一見、自分の意見を持たない軟弱なタイプに見えますが、さまざまな意見や考え方、環境に適応できることは、社会人にとって非常に強みと言えるでしょう。

人間関係がぎくしゃくするような状況になる方が、かえってプロジェクト進行や業務の妨げとなってしまいます。

協調性を持ったサポータータイプは、そんな業務の妨げをスムーズに回避しながら、陰でチームメンバーを支える縁の下の力持ちだと考えられます。

ただし、自分の意見を一切持たないということは、評価される機会を失ってしまう可能性もありますので注意が必要です。

【自己PRで協調性をアピールするには】差別化をしよう

自己PRで協調性をアピールするのはとても定番です。
しかし、協調性は企業にとって大切な力であり協調性がない人と一緒に働きたいとは思わないでしょう。
自身の協調性を理解し、他の人との差別化をすることができたら、魅力的にアピールできるでしょう。

本記事で貴方の協調性を理解し他の人と差別化することのできる自己PRを作成しましょう。

【自己PRで協調性をアピールするには】企業が求める協調性がある人の特徴

協調性の高い人は理解力にたけています。 そのため、企業が掲げる理念やビジョンをスムーズに受け入れることができ、環境や文化の変化に柔軟に対応することができます。また、どんな場所でも自分の力を発揮できるのが特徴です。

協調性がある人の特徴
・人当たりがいい
・洞察力や傾聴力がある
・柔軟性がある
・積極的なコミュニケ―ションができる
・自分の意見を押し付けない
・相手の気持ちを考えることができる

人当たりがいい

協調性がある人は社交的であるという特徴が挙げられます。

どのようなタイプの人ともコミュニケーションを取ることができるという特徴があります。

洞察力や傾聴力がある

協調性がある人は周りのことよく見ています。雰囲気や相手の感情など他の人よりも素早く気づくことができます。

自分の行動が人にどの様にうつるのかを理解しているため相手に寄り添った発言ができることも特徴です。

柔軟性がある

協調性がある人は自分の意見と異なっていることでも否定することなく話を聞くことができます。

自身の意見も発信することができ、相手の意見も聞くことができるためリーダーなどに向いています。

積極的なコミュニケーションができる

周りの状況を把握し、必要な行動を取ることができるのが協調性がある人の強みです。

わからないことがあったときや困っているときには、誰かから声をかけてもらうのを待つのではなく、自分から話しかけに行き、解決に向かって行動できる積極性がある人とも言えます。

そして、必要な場合には自分が得た情報を周囲の人に共有するなどの行動を起こせるため、チーム内やチーム間でのコミュニケーションを活発にする役目を担っているのです。

自分の意見を押し付けない

意見が対立した場合など、会議の場で人と人との間に波風が立ちやすい状況でも協調性が役立ちます。

協調性がある人は、たとえ自分の意見が正しいと思っていても、まず相手の話に耳を傾けて理解しようとする姿勢を取ることができます。

そして、相手の話を聞く中で、相手の主張を受け止めながらも自分の意見を提案することで、ケンカなどに発展してしまいそうな場面でも話をまとめられるのです。

円滑なコミュニケーションを、主体的に作り出せる能力とも言い換えられます。

相手の気持ちを考えることができる

意見が食い違ったときに、つい感情が乗ってすぐに反論してしまう人は多くいます。

しかし、協調性がある人は、まず相手の考えていることやその結論に至った経緯を聞き出すなど、話を前に進めるための行動を取ります。

すぐさま行動に移せなくても、相手がなぜ自分とは異なる意見を主張するのか、背景を考え理解しようとする姿勢を示せるので、相手も落ち着いて会話ができますし、無駄な言い争いを避けて意見をまとめていけるのです。

【自己PRで協調性をアピールするには】企業が協調性のある人を求める理由

スタートアップしたばかりのベンチャー企業こそ、経営陣の意気込みや目標に同調して、社員が一丸となって進んでいく必要性は大きいと考えましょう。

書類審査や面接では、企業の中であなたの得意分野や長所を活かしてできることは何かが問われます。

ただし、そのアピールが企業人事部や面接官へ意図した通りに届かないこともありえるでしょう。

それでも面接では、あなたは企業の中でどんなポジションに適しているか、周りと強調してうまくやっていけるかを見られます。

意見が言いやすい環境だから

ベンチャー企業は、実力主義で、年齢や勤務歴を問わず自分の意見を言いやすく、また意見を求められる環境です。

そんな職場では自由な意見交換が行われています。

得意な分野について、意見交換が盛んなほど、製品やサービスが改善されていくのです。

ベンチャー企業では、新入社員だからこそ見えること、疑問が成果につながることもあり、意見を取り入れてくれる余地があると言えるのです。

反対に、自分の意見がない・会議で発言しない受け身の人は、ベンチャー企業向きではありません。

周りの人と協力して意見を聴き、理解して、疑問をぶつけたり、案を出せたりする積極的な人が評価されます。

意見が言いやすい環境を望むなら、風通しの良いベンチャー企業が最適です。

組織を任せられる人材だと思われるから

企業は組織をまとめることのできる人材を求めています。

組織を引っ張って行くだけでなく、主体的に動き周りのことも見ることのできる視野が広い人が評価されます。協調性のある人は周りと円滑に仕事を進めることができるため、評価されやすいでしょう。

職場に早く馴染んでくれそうだから

企業が協調性の高い人物を求める理由の1つとして、「職場に早く馴染んでくれそうだから」という理由が挙げられます。

協調性がある人は、周囲とのコミュニケーションを積極的に行い、チーム内での関係構築が非常に得意です。

新入社員が他の従業員と効果的に協力し、職場の文化や流れを早く理解することは、企業にとって非常に重要です。

また、企業においては他者の意見を尊重して異なる視点を受け入れる柔軟性も求められているため、高く評価されます。

プロジェクトやタスクの進行において、多様なアイディアが必要な場面において非常に重要な要素の1つです。

また、ストレスが多い状況下でもポジティブな姿勢を保ち、チーム全体の士気を支える役割を果たすことも期待されます。

組織で貢献してくれそうだから

協調性のある人物は、組織で貢献する可能性が高いため、多くの企業から歓迎されます。

他のメンバーとの連携を効果的に行い、共同で目標に向かって作業する能力が高い人物が多いからです。

この能力は本人だけでなく、チーム全体のパフォーマンスを向上させることに直結します。

組織に貢献できる人物を1人採用するだけで、プロジェクト全体がスムーズに運ぶ可能性もあるのです。

様々な意見やスキルを統合して、それを活用して問題解決やプロジェクトの成功に役立てられる人物は、どのような企業でも求められています。

また、困難な状況においてもチームを鼓舞し、メンバー内で意見が衝突した際も最小限に抑えられる人物は、多くの社員がストレスフリーに業務を進めるにあたっても重要です。

企業理念に共感してキャリアを築いてくれそうだから

企業は就活生を選ぶ際に、企業理念に共感しているかどうかを非常に重要視しています。

なぜならば、現代は一昔前と異なり、転職が珍しくない時代であり、企業理念に共感できていない人物は活躍できないだけでなく、早期離職の可能性も高いからです。

時間とコストをかけて採用した人物がすぐに辞めてしまっては、企業にとって大きなマイナスであり、就活生にとっても新卒のカードを失うことになり、デメリットしかありません。

そこで、企業理念に共感し、キャリアを築いてくれる可能性が高い人物を採用し、企業で成長しながら長く働いてくれることを期待しているのです。

取引先ともいい関係構築ができそうだから

協調性の高い人物は、企業内での人間関係だけでなく、取引先とも良い関係構築ができる可能性が高いです。

特に、営業職などの取引先と関わることの多い仕事において重要な要素といえます。

さらに、柔軟性を持ち合わせていることも多いため、様々な考え方を受け入れることができ、相手の意見に同調しつつ、奥深くにあるニーズをとらえることも期待できます。

取引先が何を望んでいるのか、どうすれば取引先の望みを叶えつつ、自社にとって最高の結果をもたらせるのかについて考えられる人は、多くの企業に求められています。

【自己PRで協調性をアピールするには】職種別でアピールすべき協調性のポイント

ここからは自己PRにおいて協調性をアピールする際、職種別に意識するべきことについて詳しく紹介していきます。

複数の職種を同時に受ける人もいるでしょうが、それぞれ同じアピールの方法ではなく、業界や業種に合わせたアピールをすることが大切です。

それぞれ一緒に確認していきましょう。

営業職の場合

営業職とひとくちに言っても、法人向けの営業、個人向けの営業、そしてMRと呼ばれる医薬情報担当者の役割があるので、相手とするクライアントはそれぞれ異なります。

しかし、相手が誰であろうが、「営業」を行う以上、協調性が必要であることには変わりありません。

協調性をアピールする際は、クライアントとうまく関係を築くことができるという点を積極的にアピールすることができれば良いでしょう。

営業は基本的にクライアントと良い関係を築き、信頼をしてもらうことで商品の購入やサービスの契約を目指します。

あくまで商品を売りつけるのではなく、納得してもらった上で購入してもらうことが非常に重要です。

事務職の場合

事務職の場合、人事や経理、マーケティングなどの職種が当てはまります。

どの業界にも共通して言えることですが、多くの部署や部門と関わることが多い仕事です。

つまり、協調性を用いてつなぎ役になるということをアピールすれば良いでしょう。

特に大きな企業の場合、部署が多く、情報の伝達に時間がかかってしまうことも多いです。

そこで、自分の協調性を活かして正しい情報が迅速に伝わるよう。

積極的に貢献するといったスタンスをアピールすることができれば良いでしょう。

技術職の場合

技術職にはITエンジニアや研究職などが挙げられます。

主に理工系の学生が中心ではありますが、ITエンジニア職は文系の学生も多い仕事です。

技術職の場合はひたすら目の前の業務に打ち込む、例えばただパソコンをカタカタ叩いているだけで良いと考えている人も多いかもしれません。

しかし、それは全くの間違いであり、協調性が非常に重要視される仕事でもあるのです。

なぜかというと、技術職は基本的にプロジェクトチームで業務を行うことが多いからです。

チームで業務を行うということは、情報の伝達はもちろんのこと、うまくコミュニケーションを取り、協調しながら業務を行う必要があります。

また、うまく関係を築かなければならないのは、同じ会社の仲間だけではありません。

クライアントとなる他の企業と協力して仕事を行うことも多いので、色々な方と円滑にコミュニケーションを取ることができ、協調できることを積極的にアピールできれば、より魅力的な人材に映ることでしょう。

専門職の場合

専門職には秘書や司書教員など、資格取得が前提となる職種がほとんどです。

これらの仕事は皆さんが想像できるように、異なる専門分野のプロフェッショナルと連携しなければ業務を行うことができません。

また、顧客が存在する業務も多いので、そうした職種の場合は信頼関係が築ける点なども重要と言えます。

特に教員の場合について考えてみましょう。

教員は教育現場において「協調性が重要である」とを説きながら、子供の成長を促していく仕事です。

教員に協調性がなければ、当然ながらクラスもバラバラになってしまいます。

よって、「自分は協調性があり、それを教育現場にも活かしたい」という内容の文章を書くことができれば、より良いでしょう。

【自己PRで協調性をアピールするには】社風別!アピールするべき協調性のポイント

続いて、社風別にアピールする際のポイントについて確認しましょう。

企業がどのような文化を持っているのかについて把握した上で自分を表現することが大切です。

開放的な社風:率先して協力できる

開放的な社風の企業を受ける場合は、率先して協力できることを強調した自己PRを作成しましょう。

このような企業では、従業員間の活発なコミュニケーションや協力が業務遂行の基盤とされています。

こうした環境で活躍するためには、協力的な姿勢を持つことが大切です。

率先して協力できる人物は、積極的に自分からコミュニケーションを取り、必要な情報を共有できます。

また、このような人物はリーダーシップを有していることも多いため、リーダーを務めることになれば、より風通しが良くなり、能力や経歴を問わず多くの社員が積極的に発言できるようになります。

ルール重視の社風:周囲に配慮して動ける

ルールを重視している企業においては、周囲に配慮して動けることを強調した自己PRを書きましょう。

それぞれの従業員が定められた規則や手順に従って業務を遂行することが求められている企業においては、組織のルールの尊重が大切です。

よって、これまでの経験の中で学校や部活の中でルールを守りながら、周囲に配慮して取り組んできた経験を話せると、より良い印象を与えられます。

ルールを表層的に守るだけでなく、本質を理解し、周囲に配慮してきた経験を話せれば、ルール重視の社風の企業において高く評価される可能性が高いです。

チームワーク重視の社風:異なる意見を尊重できる

チームワークを大切にしている企業の場合は、異なる意見を尊重できることをアピールしましょう。

チーム内で意見が豊富に出ることを歓迎でき、自分の意見と対立するものであっても、頭ごなしに否定するのではなく、良い側面を見れる人は企業からも好印象です。

意見を尊重することで、より多くの人が思いついた斬新なアイデアをチームに共有でき、それらの折衷案を導き出すことで、多くの人が納得できる効果的な案の作成も可能です。

これにより、素晴らしい案を作り出せるだけでなく、チームワークが深まるため、お互いに対する信頼をさらに深め、気持ちよく仕事ができるようにもなります。

【自己PRで協調性をアピールするには】協調性をアピールする際の3つのコツ

協調性という言葉だけを利用して自己アピールをしても、うまく言いたいことが伝わらず面接官に誤解を与えてしまう可能性があります。

これではせっかくの自己アピールが台無しです。

ここでは協調性をアピールするために、気をつけておきたいポイントの紹介をします。

協調性をアピールする際の3つのコツ
・「協調性」を言い換える
・周りに流されるだけの人と思われないようにする
・主体的に動いたエピソードを用いる

「協調性」を言い換える

自己PRで協調性をアピールしすぎると、ありきたりな文章・発言になってしまう可能性があります。

文章や発言の中で、協調性をほかの言葉で例えることで、そのケースを回避できるかもしれません。

「協調性」の言い換え
・傾聴力
・柔軟性
・周りを見ることのできる能力
・人間関係構築能力
・場をまとめる能力
・周りを巻き込む能力
・意見の違う人とでも協力できる

言葉の使い方に正解はなく、捉え方1つで具体的になったり、曖昧になったりもします。

具体的なエピソードを織り交ぜることで、曖昧な言葉に力を持たせることもできるでしょう。

抽象的な表現を言い換え、できる限り内容に意味を持たせることが、自己PRで協調性をアピールするにあたって大切なこととなります。

周りに流されるだけの人と思われないようにする

協調性という言葉は、よく考えずに周りに合わせるという面も想像させてしまいます。

みんなによい顔をして自分の意見がない人は、八方美人であるような、マイナスなイメージにつながってしまう可能性があるでしょう。

本音や自分の意見をあらわさないのは、協調性があるからでなく、周りと衝突するのが怖いだけだと思われないようにする必要があります。

そのためにも自分で考えて行動を起こし、協調性が発揮できたエピソードを話しましょう。

主体的に動いたエピソードを用いる

協調性という言葉は、使い方を間違えると受け身だとという印象を与えてしまう可能性があります。

自分で物事を決断できない人だと思われてしまっては、自己アピールになりません。

そのためにも上司や同僚の後押しがないと、新しいことに踏み出せない・自分1人で判断できない人だと思われないようにする必要があります。

他者の意見を受け入れたり尊重したりすることは、もちろん大切なことです。

しかしそれと同時に自分の意見をしっかりともっていて、いざというときに決断できることを合わせてアピールするとよいでしょう。

そのためにも自分がリーダーとなって主体的、能動的に動いたエピソードを話すようにしましょう。

【自己PRで協調性をアピールするには】自己PRの書き方とポイントを紹介

ここでは実際に協調性をアピールするための自己PRの書き方を紹介します。

まずはこれまでの人生で、協調性が発揮できたエピソードを思いつく限り書き出してみましょう。

そのエピソードからさまざまな異なる意見をもった人の中で、自分が積極的に行動して物事を成し遂げたことがアピールできるエピソードを選びます。

特に自分の意見だけでなく、ほかの人からフィードバックや反応をもらえたエピソードであれば、より客観性があり真実味のある内容となるでしょう。

書きたいエピソードが決まったら次の6要素で構成します。

・強み
・発揮したエピソード
・課題
・解決策
・結果
・会社にどう貢献できるか

必ずしも成功体験である必要はありません。 面接官はその出来事からどういったことを学び、どのように次に活かそうとしているかを重視しているからです。

エピソードを含めて、論理的な文章を書けるように心がけましょう。

端的かつ印象的な協調性の定義づけをする

自己PRの発言・文章の冒頭部分では、面接官がイメージをしやすいよう端的かつ印象的に、どんな協調性を持つのかを定義づけることがおすすめです。

印象的というのは、あなた独自の表現を用いることで定義づけることができるでしょう。

端的にという部分も大切にしながら「私の強みは、〇〇年間続けている、〇〇という経験から培った〇〇な協調性です。」のように表現すると良いでしょう。

ここで無理にキャッチーな言葉を入れてしまうと、かえって悪印象を与えてしまう可能性があるので注意が必要です。

端的かつ印象的な自己PRは、聞いている、または読んでいる面接官の頭にスムーズに入ってきます。

うまく自身の協調性の強みをアピールできれば、好印象を与えることができるでしょう。

根拠となるエピソードは具体的に伝える

自己PRでは、根拠となるエピソードを具体的に伝えることも非常に重要です。

面接官があなたのエピソードを聞き、頭の中で鮮明にイメージできるよう具体的に伝えましょう。

独自性のあるエピソードは面接官の印象に残りやすく、非常におすすめです。

エピソードは「そのときの考え」「どのように行動し」「どういった成果を出したのか」のように構成していくと、あなたの人柄や価値観を持たすことができ、独自性のあるエピソードに仕上げられます。

具体的なエピソードが思いつかない場合は、これまでのあなたの人生を振り返る自分史を作ることがおすすめです。

経験を思い出しやすく、考えつかなかった独自性のあるエピソードが見つかるかもしれません。

入社後の活かし方を明確にする

あなたの強みのエピソードは、ただのお話として終わらせてはなりません。

その強みのエピソードが、企業が展開している事業・分野でどのように活かせるかを盛り込むことも、非常に大切と言えます。

面接官はあなたの話を聞き、業務の中でその強みが顕現するか、企業理念や価値観がマッチしているかなども知ろうとしています。

その強みのマッチ度が低ければ、事業に貢献しづらいだけではなく、早期離職につながる可能性もあるのです。

面接官は、あなたの長所を単に知りたいわけではありません。

「あなたを採用するメリット」や「活躍するイメージ」を伝えることを意識して内容を考え、面接官に対し活躍できる人材であることを大いにアピールしましょう。

【自己PRで協調性をアピールするには】エピソード別の例文7選

実際に協調性がアピールできる例文を6つ紹介します。

自分の希望する企業が求めているようなエピソードを選び、書き方を工夫する必要があります。

またエピソードは面接官から詳しく質問されることの多いポイントです。

記憶があいまいだったり例文をまねていたりしていては、信憑性を疑われてしまうこともあります。

ここでの例文はあくまでも参考程度にして、自分だけのPR文を作成しましょう。

例文①部活動

多様な意見を取り入れて、それらを1つにまとめ上げ、全員が納得するアイデアを提案できる協調力が私の強みです。
私は大学時代にサッカー部に所属しており、キャプテンを務めておりました。
そこでは、チームワークが良好と言えず、うまく点数が取れないという課題がありました。
どうすればチームワークが高まるかのアイデアを出し合った際、チームのみんなで出し合ったアイデアは、人によってさまざまでした。
主に「声出しをする」「さまざまな人とペアが組める練習を取り入れる」という、2つの意見に分かれたのです。
私は、それら2つを取り入れるために、「ペアを入れ替えながらできる練習」と「練習時にできるだけ相手の名前を呼ぶという声出し」を提案しました。
チームのみんなもそれに賛同し、監督からもチームとしての結束が高まったと評価をいただきました。
私はこの協調性を活かして、貴社でもチームの中心的な存在として活躍したいと考えております。

協調性×部活動のポイント

リーダータイプの協調性をアピールするためにも、部活動内のチームをまとめ上げたという実績があると非常に好ましいです。

部長・キャプテンなどのリーダー的ポジションでなくとも、チームの意見をまとめ、課題を解決するという流れであれば大丈夫です。

例文②アルバイト

私は協調性があり、どんな人ともすぐに良好な関係を構築することで、チームでのコミュニケーションを自然に促すことが得意です。
私は大学時代、コンビニエンスストアでアルバイトをしておりました。
そのアルバイト先は、私が入る前まで人間関係が良好とは言えず、各々があまりコミュニケーションを取っていない環境でした。
コミュニケーションが少ないため、業務にも支障をきたしている場面もありました。
私は仕事をスムーズに進めるためにも、まずはみんなとコミュニケーションを取り、他のアルバイトにどのように動くと楽かを聞き、全員で話し合う場を設けたのです。
全員で話し合うことで、少なかったコミュニケーションは増え、私が主体としなくとも各々でコミュニケーションを取るようになりました。
こまめなコミュニケーションにより、支障をきたしていた場面もなくなり、お客様に迷惑をかけることもなくなりました。
貴社ではこの協調性を活かして、グループの結束力を高め、大きな目標達成を目指して活躍したいと考えております。

協調性×アルバイトのポイント

サポートタイプの協調性をアピールするためには、あなたがどのようなコミュニケーションを取り、どのような課題を解決したかを説明する必要があります。

あなたが主体でなくとも、あなたの影響で問題が改善したエピソードがあると、サポートタイプとしてのエピソードが成り立ちます。

例文③学校行事

私は傾聴力があり、チーム内で異なる意見が出たとしても、全員の納得・合意の得られる妥協点を探し出せる協調性が強みです。
大学時代、文化祭の実行委員で全体を取り仕切るリーダーを務めておりました。
文化祭の内容で委員会内の意見が分かれた際には、対立した意見のそれぞれの言い分を聞き、両者の意見が成り立つ折衷案を提案しました。
そこで、全員の納得・合意を得て、実施内容を取り決めることができたのです。
その結果、文化祭のプロジェクトの進行中も関係性がぎくしゃくせずに、無事に文化祭の成功をおさめることができました。
その後も、文化祭の実行委員だったチームメンバーのみんなとは強い結束力でつながっており、いつかまたこのチームでプロジェクトを成功させたいという夢があります。
貴社では、チームの意見をまとめ、全員の合意を得て業務に取り組めるように計らいながら、チームの関係性・意欲を高めて、利益に貢献したいと考えております。

協調性×学校行事のポイント

リーダータイプの協調性をアピールするためには、分かれた意見から折衷案や妥協案を提案するという点が大切なポイントとなります。

また、対立していたチームの関係性を修復したという点も、伝えられると良いでしょう。

例文④ゼミ活動

思いついたことは率先して考えながらもすぐさま行動に移し、周りのメンバーを引率できるリーダーシップが私の強みです。私は、所属しているゼミでゼミ長を担っていました。人数の多いゼミだったこともあり、やる気のある学生とそうでない人とでゼミ内が2つにわかれている状態でした。ゼミ全体の集まりのときに改善策を話し合ったのですが、積極的に意見を出す人がほとんどいなかったため、私自らやる気のある人とない人が混ざるようにペアを組み、研究内容の発表はペアで行うことにしようと提案しました。この運用を続けて3ヶ月ほどで、積極的にゼミに参加していなかった人たちは研究内容を誤解していたことが原因で、学ぶ姿勢を取れなかったことが明らかになったのです。誤解が解けた後はゼミ全体の雰囲気がよくなり、有意義な学びの時間を過ごせるようになりました。この経験を活かし、全体の状況を見渡しながら自ら積極的に動いていけるリーダーになりたいと考えています。

協調性×ゼミ活動のポイント

ゼミの中で全体の調和を図るだけでなく、自分が主体となって課題を解決した経験があると、話に説得力をもたせることができます。

ゼミの中で特筆すべき役割を担っていなくても、行動力を発揮したエピソードがあれば大丈夫です。

例文⑤ボランティア

初対面の人とでもすぐに打ち解け、スムーズな会話ができるコミュニケーション能力が私の強みです。学生時代に行ったボランティアで、地域活性化プロジェクトの一貫として、昔ながらの商店街を盛り上げるイベントを運営した経験があります。主に若者を集客し、幅広い年代層へ向けて商店街のあたたかさやその歴史を知ってもらうことを目的としたイベントでは、当日現場のリーダーを務めました。本来であれば当日のみの役目ですが、イベントの準備期間から様々な人とコミュニケーションを取り、打ち解けておいたことで、イベント当日に起こったアクシデントにいち早く気づき、大ごとになる前に対処ができたのです。また、当日初めて会った人ともすぐに打ち解けて情報交換を行い、無事にイベントを成功させることができました。このように、年齢や立場を超えて様々な人と打ち解けるコミュニケーション能力は、入社後、会社の先輩や上司だけでなく、お客様との距離を縮める際に役立つと考えています。

協調性×ボランティアのポイント

持ち前のコミュニケーション能力を活かし、ボランティア活動を通して活躍した経験は、面接官に訴えかけるものがあります。

年齢や立場などの垣根を超えて、相手から本音を引き出し理解することのできるタイプの協調性は、一言では説明しにくいのでエピソードを厳選することが大切です。

例文⑥サークル

仲のよい友達にとどまらず、いろいろな背景や考え方をもつ人の話を聞き、受け止められる傾聴力が私の強みです。学生時代所属していたサークルは、大規模ではないものの人数は少なくないサークルで、サークル長や各リーダーたちは個性の強いサークルメンバーをまとめるのに日々奮闘していました。その話を友人から聞いていたこともあり、普段から仲のよい友人だけではなく、いろいろな人と関わり、それぞれの人の考え方などを聞いていました。年4回あるイベントでサークル内の派閥同士での衝突が起こった際、私は事前に得ていた個々人の考え方などを元にしながら、衝突の原因となった意見の食い違いとそれに対する各派閥の主張を受け止め、解決に導いた経験があります。結果、イベントのリーダーやサークル長たちに感謝してもらった経験から、この傾聴力が人の役に立つと知りました。この能力を活かし、顧客の些細な不満や商品に求めるものなどをヒアリングできる営業になりたいと考えています。

協調性×サークルのポイント

過去に目立った成功談がなくても、傾聴力があることは、就活においては大きなポジティブポイントになります。

傾聴力を活かして、自分とはタイプの異なる人の意見も受け止めた経験があれば、自信をもって主張しましょう。

例文⑦インターン

自分は行動力のある人間です。そして、その行動力をもって得た経験や知識を活かし、次の世代へつなげるサポートをすることが得意です。学生時代に長期インターンに参加した経験があり、はじめは実際の仕事を体験するばかりで右も左もわからず、会社の方や同じインターン生から学ぶ機会が多くありました。そのときに小さな失敗を多く経験したことから、新規インターン生に自分が先輩として教える立場になった際、後輩の立場に立って親身になって仕事のサポートをすることができました。学ぶ際は、周囲から学べるものをとにかくすべて吸収したことで、後輩の気持ちに寄り添い、的確なアドバイスができたのです。この能力を活かし、誰よりも多くのことを吸収し、次世代へつなげていく仕事がしたいと考えています。

協調性×インターンのポイント

その場の空気を瞬時に察して、アウトプットする能力は多くのことを吸収できることのアピールにつながります。

自分が吸収したことを組織に還元できる、という訴え方以外にも、それを自分のものとし開発に活かせる、といった話のもっていき方もできます。

【自己PRで協調性をアピールするには】職種別の例文4選

ここからはここまで紹介してきた内容をもとに、職種別の例文を4つ紹介していきます。

いずれの職業においても協調性をアピールする自己PRの文章となっているため、協調性をアピールしたい方にぴったりの文章となっています。

例文①営業職

私の最大の強みは「協調性」であり、これによりクライアントとの信頼関係構築に大いに貢献できると確信しています。協調性を身につけた経験は、大学時代のプロジェクトでのことです。私たちは新しい学生イベントを企画し、成功させることを目指していました。しかし、メンバーがそれぞれ自分のアイデアに固執し、意見が対立してしまい、進行が停滞してしまいました。そこで私は各メンバーの意見を丁寧に聞き出し、共通の目標に向けての妥協点を見出すことにしました。全員が納得できるアイデアの要素を組み合わせ、一つの企画案を作成するなど、さまざまな対策をしました。これによりチームは一致団結し、イベントは大成功に終わりました。この経験から、私は協調性がチームの成功に不可欠であることを学びました。この能力を活かして社内外のチームと連携し、クライアントとの長期的な信頼関係を築くことで、貴社の売上向上に貢献します。

協調性×営業職のポイント

協調性を営業職においてアピールする際には、社内の従業員と良好な関係を築くことができることもアピールした方が良いでしょう。

また、当然のことながら、クライアントと信頼関係が構築できるということも主張することが大切です。

例文②事務職

私の最大の強みは「協調性」です。この協調性は大学のサークル活動で身につけました。私たちのサークルでは、年に一度の大規模なイベントを企画していましたが、企画部門と広報部門の間で意見の食い違いが生じました。企画部門はより独創的なイベントを望んでいましたが、広報部門は実現可能で予算内の案を提案したのです。そこで私は双方の意見を聞くことにしました。両部門の要望を丁寧に聞き出し、折衷案の提案に尽力し、両者が納得した上でイベントの実施が決まりました。イベントは予算内で実施され、参加者からも高い評価を得ることができました。この経験は、異なる立場の人々を理解し、効果的に協調する方法を学ぶ貴重な機会でした。貴社に入社した暁にも、この協調性を通じて、目標達成に大きく貢献する所存です。

協調性×事務職のポイント

事務職において、他の部署と連携するためには協調性が必須です。

よって、協調性を活かして他の部署とも円滑にコミュニケーションを取り、連携をすることができるという点をアピールするようにしましょう。

例文③技術職

私の最大の強みは「協調性」です。大学のエンジニアリングプロジェクトでは特にこのスキルを発揮しました。私たちのチームは、革新的かつ環境にやさしい車両を開発することを目標としていました。しかし、プロジェクトの初期段階でメカニカルチームと電気チーム間の意見の不一致により、進行が困難になりました。そこで私は両チーム間のコミュニケーションの架け橋となる役割を担いました。定期的な合同会議の開催を提案し、各チームが抱える技術的な問題点や期待を共有し、相互理解を深める機会を設けました。また、異なる専門分野の知識を持ち合わせたチームメンバーが協力し合えるように、目標とする成果物のビジョンを明確に定めました。その結果、チームは一丸となって作業を進め、プロジェクトは成功を収めました。私はこの協調性を活かし、貴社のチームに貢献します。困難な案件に直面した際にもチームメンバー間の協力を促し、共通の目標に向けて効率的に取り組むことでプロジェクトの成功に導く所存です。

協調性×技術職のポイント

技術職においては、開発や研究を行うチームメンバーと協力できるということをアピールしていきましょう。

また、クライアントと関わりがある業種の場合は、クライアントともうまくコミュニケーションを取るという姿勢も併せてアピールしましょう。

例文④専門職

私の最大の強みは「協調性」です。大学時代のボランティア活動で身につけたものです。私は地域の子供たちに読書の楽しさを伝えるプログラムを運営するチームの一員として参加しました。しかし、プログラムの企画においてチーム内で意見が分かれてしまいました。そこで私はチームメンバーと積極的に意見交換を行い、各々の提案の長所を組み合わせることで合意ができるよう取り計らいました。また、子供たちと直接交流し、彼らの関心や好みを把握するためのアンケートを実施しました。プログラムは大きな成功を収め、子供たちは読書を習慣化してくれました。専門職として、私はこの協調性を活かし、社内の様々な部署やクライアントとの間において、信頼と共感を築きながら働きます。また、顧客や生徒の本質的なニーズを理解し、それに応じた提案やサポートを行うことで、貴社の組織の目標達成に貢献する所存です。

協調性×専門職のポイント

専門職においては顧客などと信頼関係を構築し、ニーズを汲み取れるといったことをアピールしていくと良いでしょう。

相手が何を求めているのか、どうすれば喜んでもらえるのかと常に思考を巡らせ、協調性を活かして発展的なことをできるということもアピールしていきましょう。

【自己PRで協調性をアピールするには】面接でも協調性をアピールしよう

面接は直接人事担当者、ベンチャー企業ではときにCEOなどと接する機会です。

緊張するシチュエーションの中で、どれだけ自分を出せるのかも見られます。

協調性とは、面接する側に迎合することではありません。

面接官の質問をしっかり聞き、問われたことに対してしっかり答えましょう。

意見を求められたときは、言うべきことをしっかり伝えることも求められます。

合否のかかっている面接ですが、緊張しすぎるのは逆効果です。

しっかり面接官の言うことを聴き、そのうえでしっかり自分の意見を述べれば良いでしょう。

1つの要点に絞って端的に述べる

企業の面接は集団・個人、どちらかで行われます。

個人のほうがほかの就活生の目を気にすることなく話せますが、面接官にじっくり評価される点で、緊張感はより増します。

集団面接では、意見が他の就活生と被ったり、なんとなく空気を読んで流されたりしてしまうことも起こりがちです。

どちらにしても、面接の時間は限られています。

たとえ個人面接でも、面接官の時間をもらっていることは忘れないでください。

意見を求められたときは、できるだけ要点を絞って、わかりやすい言葉で簡潔に答えましょう。

無理に使い慣れない言葉を使う必要はありません。

意見の中で、関係の薄いことは省き、言いたいこと=結論に結び付くことだけを話します。

面接は、言い換えるなら「自分のプレゼン」で、その能力も評価されるのです。

話の聞き方にも気を配る

面接中は、話を聞く態度も評価されます。

協調性が高い人は、他人が話をしているときも、しっかりと「人の話を聞く」態度を取れるのです。

まず、面接官が話しているときには、体ごと面接官に向いて、しっかり顔・目を見ましょう。

視線を外すのは、人の話を聞く態度ではありません。

面接官がほかの就活生に話しかけているときも同様です。

たとえば会議のときに「他人が発言していても、そちらを見ずに無関心な態度を取るのではないか」と思われてしまう可能性もあります。

また、話にはうなずいたり「はい」などの相づちを交えたりして、会話ができている感じを高め、協調性をアピールしましょう。

企業ではきちんと話ができなければ戦力になりません。

ただ話ができれば良いのではなく、話を聞く態度で失礼がないことも確認されるのです。 それを忘れずに、聞き上手を心がけてください。

【自己PRで協調性をアピールするには】自己PRの作成に困ったらエージェントを利用しよう

ここまで自己PRで協調性をアピールするためのポイントについて紹介してきました。

多くの人は自己PRを作る際にどうすれば良いのか悩みながらこの記事を開いていることでしょう。

そこでおすすめしたいのが「ジョブコミット」です。

自己PRや志望動機といったESの作成を徹底的にサポートしてくれるのはもちろんのこと、面接対策も何度も行ってくれます。

一人で思い悩むよりも、就活のプロに無料で相談できる、こういったサービスを利用する方が質が良い志望動機や自己PRを短期間で作成することができます。

ぜひ一度、活用してみてください。

まとめ

今回は協調性をテーマとした自己PR文に焦点をあててご紹介しました。

協調性という言葉だけでは、魅力的な人柄は伝わりません。

具体的なエピソードとともに、主体的に動けることをアピールすることが非常に大切です。

希望する企業や職種においてどのような人材が求められているのかをしっかり理解したうえで、アピール方法を考えてみましょう。

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