【例文あり】研究活動をガクチカで使いたい学生向け|ガクチカで研究活動を効果的にアピール!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・研究室活動のガクチカの作り方
・ガクチカのおすすめ構成

この記事をおすすめしたい人

・研究室活動のガクチカの作り方を知りたい人
・ガクチカのおすすめ構成を知りたい人

はじめに

ガクチカ(学生時代に頑張ったこと)について、どんなテーマで書けばいいのか悩んでしまうという学生もいるでしょう。

面接だけでなくエントリーシートなどで聞かれることの多い項目でもあります。

ガクチカを通して、自身の魅力や強みをアピールできるよう、事前に時間の余裕をもって考えておくことをおすすめします。

もし、理系学生がガクチカについて答えるのであれば、研究をテーマにしてみてはいかがでしょうか。

ここでは、理系学生が大きな武器としてアピールできる研究をテーマにしたガクチカの書き方について解説します。

【ガクチカに研究はあり?】研究をガクチカにするのはあり?

ガクチカで悩んだら研究をテーマに書いてみることもおすすめの方法です。

大半の学生が勉学やサークル活動、アルバイト経験などについて書くことが多いでしょう。

それではありきたりになってしまい、他者と差をつけて自身の魅力をアピールすることはできません。

しかし、理系学生の場合は力を入れてきた研究に関するエピソードをガクチカのテーマとして取り入れることで、就活で大きな武器になることがあります。

研究を通して得た結果や、成果のほかにも過程をわかりやすく具体的に伝えれば、自身の誠実さや見魅力をアピールすることもできます。

また、時間をかけて研究に取り組み結果を出せたことがガクチカからわかれば、「何事もあきらめない人物・真面目で努力家」といったポジティブな印象を面接官に与えられるでしょう。

周りの人ととの関わりなども書こう!

研究をテーマにガクチカを書く場合、ただ研究に関することだけを書くのではなく、周りの人との関わりもプラスで記載するといいでしょう。

自分1人の努力だけをアピールするのではなく、周囲の人と一緒に協力して研究に専念したことを記載すれば、自分の人柄を魅力的に伝えられます。

ガクチカは、ただ学生時代にどんなことを頑張ったのかといった点のほかにも、どんな風に人と関わり結果を出したのかをアピールすることで、その人の人柄や魅力を伝えられます。

研究以外でも考えておこう!

研究をテーマにしたガクチカを書くことで、自分の魅力や強みをわかりやすく伝えられるのです。

面接官によっては研究以外のガクチカについて質問することもあるので、入念に準備しておくと安心です。

研究以外で語れるテーマが見つからない場合には、まずは自分の得意なことに目を向けてみるとヒントを得られます。

たとえば、英語が得意な人であれば資格取得に関するエピソードを取り入れてみてもいいでしょう。

また、学生時代に頑張ったアルバイト経験をガクチカとして語っても問題ありません。

アルバイト先の売り上げに貢献したエピソードや、リーダーとしてアルバイトメンバーをまとめた経験など、自分が努力したことをガクチカとして語れば、面接官からの評価が高くなります。

【ガクチカに研究はあり?】研究でガクチカを書く際に注意すること

面接官がガクチカを聞く理由は、「学生時代の経験から何を得ることができ、どのような成長を実感したか」ということを知るためです。

ガクチカの質問を就活生に投げかけることで、その人の人柄を知るだけでなく、社会人に必要な能力を持ち合わせているかを見極めているのです。

そのため、自分は社会人として期待できる人物であると、ガクチカでわかりやすく具体的に面接官へ伝えなければいけません。

しかし、研究をテーマにガクチカを書く場合、多くの学生が間違った方法で書いてしまうことがあります。

間違った方法で書かれたガクチカだと、採用される確率も低くなってしまいます。

ここでは、理系学生がよくありがちなガクチカの書き方について解説していきますので、ぜひ参考にしてミスを防いでいきましょう。

きっかけを書く

ガクチカには、正しい書き方があります。

はじめに自分がなぜその研究をしようと思ったのか、きっかけのほかにも結論や理由から書いていくことがポイントです。

研究をしようと思ったきっかけをはじめに書いておけば、面接官に興味をもってもらいやすくなります。

ついダラダラと自分のしたことや、頑張ったことを語りがちになってしまします。

しかし、面接官の多くは、まず結論や理由、きっかけを知りたいと思っているのです。

ただ研究の課程や結果についてだけのガクチカでは、面接官からの印象はよくないものになってしまうかもしれません。

「なぜその研究をしようと思ったのか」その理由を一文程度のシンプルな内容でいいので書いていくと好印象です。

成果のみが頑張ったことではない

面接官は、結果よりも研究を始めた理由や、過程を知りたいと思っているのです。

結果ばかりをアピールしてしまうと、その人の魅力を知ることはできません。

多くの学生が研究や実験で得たものこそが、頑張ったことをしっかりとアピールできる材料になると思ってしまいがちです。

しかし、失敗したエピソードをガクチカに盛り込んだとしても、そのなかで試行錯誤しながら努力したことが面接官へ伝われば、決してマイナスな内容にはなりません。

どのような理由から研究をし、そしてどんな問題に立ち向かいながら結果を得たのかを書くことが、よりよいガクチカに仕上げるコツです。

結果よりも、動機や課程に重きを置いたガクチカが書けるようにしましょう。

専門でない人も理解できるようにする

難しい専門用語を織り交ぜながらガクチカを書いたほうが好印象なのでは、と思っている方も多いかもしれません。

しかし、研究者のあいだでは当たり前に使われている専門用語であったとしても面接官には理解できず、伝わらないことも考えられます。

面接官が必ずしも、専門分野のプロフェッショナルであるとは限らないのです。

面接を受ける企業が専門用語を使う業種なら、難しい言葉を並べても問題ないかもしれません。

しかし、そうでないのであれば、誰でもわかるような、シンプルな言葉を使ってガクチカを述べるほうが無難です。

ガクチカを書くときには、研究をテーマにしたものに限らず、必ず誰が読んでも理解できるようなわかりやすい文章にすることが大切です。

【ガクチカに研究はあり?】評価されるガクチカ

評価されるガクチカには共通点があります。

まず、結果よりもプロセスを大切にしていること、さらには研究だけに重点を置くのではなく、周囲の人間との関わりをエピソードとして盛り込んでいます。

ここからは、より魅力的なガクチカを書くために気をつけたいポイントについて解説していきましょう。

ガクチカを書く際には、ぜひ参考にしてください。

そしてオリジナリティがあり、なおかつ就活で有利に働くようなガクチカが仕上げられるようにしましょう。

結果よりもプロセスを大事にしたガクチカ

ガクチカを書くときには、結果よりも過程をわかりやすく書くことがポイントです。

特に研究をテーマにした場合、うまくいったことだけでなく失敗したことや試行錯誤したエピソードも盛り込めるはずです。

結果を出せたことについてガクチカとして語ることが正解とは言い切れません。

失敗しながらも問題解決に向けて努力したことなどプロセスを大事にしたエピソードを盛り込んだガクチカは、結果や成果を得るためにどのように行動し、問題を解決したのかなど面接官が一番知りたいことを知るきっかけにもなり、高い評価を得られる可能性があります。

ガクチカで面接官が一番知りたいのは、結果や成果ではなく、困難や課題の乗り越え方であるということを忘れずにガクチカを書いていくと失敗はありません。

研究そのもの以外の話も振り返る

研究をテーマにガクチカを書くときには、教授や周りの人など周囲の人間関係などにも触れておくと、より自身の魅力をわかりやすく面接官に伝えられます。

面接官によっては、ガクチカを通して「組織で協力し能力を発揮できる人物であるか」という点を知りたいと考えている人もいます。

そのため、研究に関する内容のほかにも、周囲との人間関係に関するエピソードを盛り込んでみましょう。

何より「チームで働く状況になったときにも能力を発揮して、会社やチームへ貢献できる人間である」ことをしっかりと相手にイメージさせられるガクチカを書くことが大切なのです。

研究の結果だけでなく、協調性をはじめとした人間性も、就活では重要視されています。

【ガクチカに研究はあり?】ガクチカの例文

ここからは、研究をテーマにしたガクチカの例文を紹介していきます。

一見難しそうに思うガクチカも、前述したポイントを取り入れて書いていくと、さほど難しくはありません。

ここでは、2つの例文をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ただし、例文をそのまま引用しては意味がありません。

内容を自分の経験に置き換え、自分の言葉で書いたガクチカはより魅力的なガクチカとなり、面接官からの印象もきっとよくなるでしょう。

例文:研究で成果を出した

私は、学生時代に〇〇の分野に関する研究に力を入れていました。

〇〇分野の書籍に目を通し、まだまだ解明されていない部分が多くあると知ったことも研究に取り組み始めたきっかけです。

まだ、知識の少ない学生である私が、〇〇分野の研究に取り組むことは困難や問題ばかりでした。

教授や私と同じように〇〇分野に興味をもった学生たちが、日々努力を重ね、失敗を繰り返しながらも研究に打ち込んだ経験は大切な思い出の1つとなっています。

研究結果を打ち出すまでに数値が合わないなど、思わぬ問題も多く発生しましたが、長い期間にわたり研究を重ねた結果、自身や仲間も驚くような研究結果を生み出し、成果を得ることができました。

学生時代に学会発表する機会をいただけたことも、大変貴重な体験ができたとうれしく思っています。

例文:学会発表で賞をもらった

私が〇〇に関する研究を始めたきっかけは、所属する学科の教授から声をかけられたことでした。

自身も〇〇分野に興味をもっていたため、すぐに研究に参加することを決めました。

学生時代は、教授や仲間とともに研究に時間を費やしてきたため、友人と遊ぶ時間はほとんどなかったといっても過言ではありません。

授業が終わったあとは、夜間まで研究を重ねましたが、思うような結果が出ず、成果を出すことは難しいと感じることもしばしばありました。

しかし、考察して仮説を立てるだけでなく検証を繰り返すことで、新しい発見をすることができました。

仲間とともに学会発表をしたところ、賞をいただくことができ、大きな自信を得られたのもいい思い出です。

【ガクチカに研究はあり?】まとめ

今回は、研究をテーマにしたガクチカについて解説しましたが、いかがでしたか。

研究をガクチカにすることは難しいと思う方も多いかもしれません。

しかし、難しい研究を続けて成果を出したということを上手にアピールすることができれば、長期間にわたって目標に取り組み続けたことを伝えやすくなり高評価にもつながります。

研究に力を入れて1つのことにコツコツと根気よく努力し続けられることは、とても素晴らしいことです。

理系学生の皆さんは、研究をガクチカとして自信をもって取り入れてみてはいかがでしょうか。

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