【例文付き!】400字の自己PRの作り方とコツを徹底解説 !400字で書けない時の対処法も!

【例文付き!】400字の自己PRの作り方とコツを徹底解説 !400字で書けない時の対処法も!

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はじめに

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自己PRは就活の過程で必ず登場する質問の代表格です。

面接でもエントリーシートでも問われる可能性があるので、限られた時間内や限られた文字数で自身をいかにアピールするか、しっかり考えておかなくてはいけません。

しかし自己PRはガクチカより扱う範囲が広く、一体何を書けば良いのかと悩んでしまいがちです。

そこで今回は400字の自己PRを作る方法とコツについて解説します。

おすすめの構成や例文も紹介するので、自己PR作りで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】企業が自己PRを求める理由

就活において切っても切り離せないものである自己PRというものですが、企業はなぜ自己PRを課すのでしょうか。

志望動機や学生字代に力を入れたことだけでも書くのが大変なのに、自己PRまで作成しなければならないとなると、なかなか負担です。

そうなると納得して作成しなければ気も向かないでしょうから、企業が自己PRを求める理由についてしっかりと考えていきましょう。

人柄をとらえるため

会社で働く上で重視される事柄は人間関係です。

特にベンチャー企業の場合は社員と同じビジョンを持って働ける人物を探しています。

人間関係が理由で早期退職をしてしまう人もいるので、事前に適性を確かめてミスマッチを防ごうという考えです。

企業によってはSNSのダイレクトメッセージなどで直接社長とやり取りをし、その後Zoomの面接1回だけで採用を決めてしまうような豪快な企業もあります。

それくらい人柄を重視しているベンチャー企業は多いのです。

求める人物像と合っているか確かめるため

当然ながら企業は可能な限り、求める人物像と合っている就活生を探しています。

ベンチャー企業の場合、積極的に成長を目指し、会社のビジョンを共鳴しながらともに業績を伸ばしていけるような人材を求めていることでしょう。

そうなってくると、消極的な人物やただ定時が来るまで、それとなく仕事をしている感が出れば良いと考えてる人は求めていません。

数字を伸ばすことを大切にし、積極的に新たなことにチャレンジしようという気概のある方も求められています。

さらに職種で言うと、例えば営業職の場合、主体性や積極性、外向性などが求められるといって良いでしょう。

このように、求めている人物と、合っている人とそうでない人によっては採用後の会社の業績も大きく左右されるので大切にしているポイントなのです。

夢中になった経験があるか把握するため

特にベンチャー企業では仕事に夢中になって取り組むことができる人材を求めています。よって、夢中になった経験があるかを把握するために自己PRを求めている可能性が高いです。

夢中になった経験があるということは、仕事に熱心に取り組むことができるというイメージにつながるでしょう。

あなたのこれまで一生懸命取り組んだこと、寝食を忘れて取り込んだことがあれば、是非盛り込むようにしましょう。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】400字の自己PRを書く際のコツ

まずは400字の自己PRを作る際に役立つコツを確認していきましょう。

自己PRの内容は人それぞれですが、人事担当者からの評価が高いパターンはある程度決まっています。

以下の内容を意識することで、理解しやすく印象に残りやすい自己PRを作ることが可能です。

最初に強みを言う

まず紹介するのは自身がアピールしたい強みを自己PRの最初に述べるテクニックです。

この手法はPREP法と呼ばれ、最初に結論や要点を述べたあとにそれを補強する具体例などを説明し、最後に改めて結論を述べます。

PREP法を使うことで印象に残りやすく、アピールポイントが伝わりやすい自己PRを書くことが可能です。

加えて担当者にとって読みやすい自己PRを作ることで、論理的思考力もアピールできるでしょう。

また、最初と最後に共通した結論を置くため、書いている途中で主旨がねじれたり、当初の予定と違う内容になったりする心配もありません。

最初に要点を述べるやり方は自己PRに限らず、相手に情報を伝えたいさまざまなケースで役に立ちます。

社会人となってからも活用する場面は多いので、この機会に慣れておきましょう。

アピールする強みは1つに絞る

次に紹介するコツは、アピールポイントを1つに絞ることです。

今回取り扱う自己PRの文字数は400文字であり、これは決して多い数字でありません。

400字の中で複数のポイントをアピールしようとすると、個別の点に関する説明が薄くなり、結果として説得力を失ってしまうでしょう。

なるべく多くの情報を伝えようと意気込んでしまいがちですが、その結果せっかくのアピールポイントなのに、印象が薄くなってしまっては意味がありません。

また、話の要点が複数存在すると全体の文章は煩雑になり、論理的整合性も乱れてしまいがちです。

就活の過程で自身の強みを伝える機会は複数存在するので、自己PRではアピールポイントを1つに絞り、その説得力を高めるように意識しましょう。

簡潔かつ短い文章を心がける

3つ目のコツは一つひとつの文章を短くまとめることです。

だらだらと長く続く読みにくい文章を書いてしまうと、たとえ自己PRの内容が素晴らしいものだったとしても、人事担当者に良い印象は与えられません。

簡潔な文章を書く際に意識しておきたいのは「一文一義」の概念です。

これは文字どおり1つの文章に1つの意味をもたせることです。

1文の中で複数の主張をしてしまっている場合は、文章を分割し一文一義の簡潔な形に整理しましょう。

一方、簡潔さを重視するあまり、箇条書きのような文章になってしまってはいけません。

400文字でどうしてもすっきり文章がまとめられない場合は、文中の情報を見直し取捨選択することも大切です。

書き上げた文章をしっかり見直し、推敲してより良い自己PRを作りましょう。

エピソードは一つに絞る

400字はかなり少ない文字数なため、エピソードを一つに絞り文字数を短縮しておくようにしましょう。

エピソードを一つに絞り込む際、まずはどのような経験をしてきたかどのようなエピソードがあるかを書き出してみましょう。

そうすることで自己prの内容がより精査された良いものになります。

最後に一番採用担当者に良い印象を与えられるようなエピソードを一つに絞り、自己prに盛り込むようにしましょう。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】400字の自己PRの作り方

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ここまでは自己PRを書くうえで、重要な文章のコツについて紹介してきました。

次はより具体的な自己PRを作る流れについて解説します。

必要なプロセスを理解しないまま、自己PRを書き始めてしまうと、文章の着地点が不明瞭になったり、文量が肥大化してしまったりする可能性もあります。

しっかりと手順を踏み、最初にどんな内容について書くのかを吟味することで、結果的に効率的な執筆が可能になるのです。

今回は自己PR作成のプロセスを4段階に分けました。

それぞれの内容を順番に確認していきましょう。

400字の自己PRの作り方

・企業にアピールしたい強みを決める
・強みがあらわれているエピソードを探す
・指定字数+1割ぐらいを目安に書いてみる
・文字数を調整する

企業にアピールしたい強みを決める

最初に、自身のどの強みを企業にアピールするか決めましょう。

企業は自己PRを通じて、就活生と企業の相性や、即戦力となれるかどうかを判断します。

そのため、どんなに自信がある強みをアピールしても、それが企業の求める人物像とずれていた場合は、的外れな印象を与えかねません。

反対に企業が求めている人物像からアピールする強みを決めても、それを補強するエピソードが欠けている場合は、自己PRとして不十分なものになってしまうでしょう。

自身の強みを可能な限り考え出し、そこから企業に合ったものを選び出すことが大切です。

強みがあらわれているエピソードを探す

アピールする強みを決めたあとは、そこに説得力のあるエピソードを探しましょう。

このエピソード次第で自己PR全体の説得力は大きく変わってくきます。

思いつくだけエピソードを列挙し、そこから適切なものを選ぶ方法がおすすめです。

この際は脳内で考えるだけでなく、実際に書き出すと、より比較しやすくなります。

なお適切なエピソードが複数ある場合でも、その強みがもっとも強く感じられるエピソードを1つだけ選びましょう。

400文字で複数のエピソードを列挙すると、個々の印象が薄くなってしまします。

指定字数+1割ぐらいを目安に書いてみる

強みとエピソードが決まったら、次は実際に自己PRを書き始めてみましょう。

この際は先述した文章のコツを意識しながら、次に紹介する構成を参考にして執筆するのがおすすめです。

最初から400字ぴったりに収める必要はありませんが、+1割の440字程度を目安にすると、あとから添削しやすくなります。

文章が過度に長くなったり短くなったりする場合は、情報の取捨選択を見直してみることも大切です。

細部を細かく記述しすぎて文量が肥大していたり、エピソードにとって重要な情報を書き忘れていたりするのが見つかるかもしれません。

文字数を調整する

一通り自己アピールが書き上がったら、最後に文字数を調節し、400字以内に収めます。

重要度の低い情報や回りくどい表現を削り、簡潔な文章を目指して全体を整理しましょう。

なお、最初から字数が400字に収まっていた場合でも、改めて見返す行程は重要です。

書いている途中は気づかなかった文章のねじれや、誤字が見つかりやすくなるので、声に出して読み上げてみるのも良いでしょう。

たった400字だからと雑に扱わず、しっかりと文章を推敲して万全の状態で提出できるよう準備してください。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】400字で自己PRを書く際のおすすめの構成

次は強みやエピソードを400字以内にまとめる際、役立つおすすめの構成を解説します。

強みの種類や扱うエピソードの内容次第で、文字配分など細かい違いは生じます。

しかし、以下の構成に沿って記述することで、人事担当者からの評価が高く、伝わりやすい自己PRを作成することが可能です。

強み

コツとしても紹介しましたが、自己PRの最初はいきなり結論から入ることが重要です。

「私の強みは○○です」と断言して伝えたい内容を明確に印象づけましょう。

この際注意したいのは、強みが発揮される状況などを詳細に記述しすぎないことです。

結論の内容を補足し、説得力を高めるのは次の段落からになるので、ここに関しては無理に文量を増やす必要はありません。

逆に記述が多すぎると印象が薄まってしまいます。

簡潔な記述を目指した場合、このセクションが自己PR全体の中でもっとも短くなる場合もあるでしょう。

発揮されたエピソードの概要

最初に結論として強みを述べたあとは、その強みが発揮された具体的なエピソードについて記述しましょう。

結論の内容を受けシンプルに「その強みは〜した経験で発揮されました」といったように続けると相手に伝わりやすい自己PRになります。

エピソードの具体例としては部活やアルバイト、勉強関連などさまざまなものが考えられるでしょう。

この段階で強く意識しておきたいのは、あくまで強みを補足することが目的のエピソードだということです。

そのためガクチカなどと比べ、エピソードに至った背景や心情を詳しく記述する必要はありません。

エピソード内で発生する問題や、動きについては次の段落で補足していくので、最低限の状況説明だけで十分です。

自身のアピールしたい強みを伝えるために必要な情報だけを記述し、簡潔な文章を心がけましょう。

課題

次は例示したエピソードに、どのような課題が存在したかを書いていきます。

ここでも簡潔な文章を心がけるのは同様です。

加えて、具体的な数字や名称を用いて相手に状況を伝わりやすくする姿勢が大切です。

その際、詳細に記述する情報と不要な情報は、しっかり取捨選択しましょう。

たとえばバイト経験のエピソードを選んだ場合、店の広さや売り上げ、従業員の数など具体的な数字を出せる要素は多く存在します。

そのため、課題につながる数字だけを明記し、それ以外は伏せておいた方が内容は伝わりやすくなります。

行動

課題について述べたあとは、その課題を解決するために自身がどんな行動をとったか説明しましょう。

行動の説明においても必要であれば、数字や固有名詞を出すことも大切です。

一方、ここでは行動の内容を明確に伝えるだけでなく、課題からつながる論理的整合性も重要になります。

必ずしも行動に至った心情や理由まで記述する必要はありませんが、相手に伝わりづらいと感じる場合は適宜補足が必要です。

また、エピソードの概要や課題の段落で情報の記述が不十分だった場合も、行動の妥当性が伝わりにくい場合もあります。

400字にまとまっていれば各段落の文字数は自由なので、エピソードや行動の内容によって適宜調整してください。

全体的にやや詳細ぎみに書き進め、推敲する段階で情報を取捨選択するやり方もおすすめです。

結果

行動の次はその結果について記述します。

こちらも「その結果として〜を達成できました」といった簡潔かつわかりやすい記述を心がけましょう。

この結果は、最初に述べた強みの内容に説得力をもたせる重要な部分です。

課題や行動と因果関係がしっかりつながっているか注意するとともに、その結果が妥当に感じられるかどうかも注意しなければいけません。

実際に行動の結果として「成績が最下位から1位になった」「店の売り上げが2倍になった」といった成果が得られたとしても、それが行動の内容に比べ大きすぎる場合、違和感をもたれる可能性があります。

また、結果の内容が専門的すぎても、担当者にはうまく伝わらないでしょう。

あくまで結果から自身の強みを伝えられるようにエピソードを選び、自己PR作成を進めてください。

仕事にどう活かすか

コツについて解説した際は、結論から始まり結論に終わるべきだと述べました。

さらに実際は結論にプラスして書いておきたいことがあります。

それは今回アピールした強みを仕事にどう活かせるかということです。

これを付け加えることにより、比較的平凡な強みや一見すると企業の求める人物像と一致しない強みであっても、入社後に即戦力となる必要な人材であることがアピールできるでしょう。

また、業務のどんな部分で活かせるかを具体的に述べることで、企業研究をしっかり行っていると熱意のアピールをすることも可能です。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】400字にする理由

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企業は多くの場合、400文字で自己PRの作成を指定してきます。

ここで気になるポイントとして、なぜ200文字でないのか、なぜ600文字でないのかということです。

400文字で書くことを指定してくる理由には下記のようなものがあるので、一緒に確認していきましょう。

自身の経験について聞きたいから

まず企業が400文字での自己PRの作成を求めてくる理由の一つとして、自身の経験について聞きたいと考えていることが挙げられます。

残念ながら200文字程度の自己PRでは入社への思いしか聞くことができません。

しかし、400文字に設定することで、就活生の実体験を聞くことができ、どのような経験をしてきたかについて把握することができます。

また、その経験を通して入社への熱意を感じ取ることにもつながるので、400文字に指定しているのです。

差がつくから

文字数を多く指定しておくことで、就活生たちの間で差をつけることができ、差別化をしやすいというのも400文字での自己PRを指定してくる理由の一つです。

文字数が多い場合、内容が薄い人としっかりしている人に分かれます。

当然ながら内容が薄い場合、そこまで企業に入社する意志が強くない、または文章力がない人材であることが分かります。

反対に、しっかりと書かれているものは入社への意欲が強く文章力もある人材であると判断することができます。

早く読むことができる

人間が1分間に読める文字数は平均して400字ほどだと言われています。

1分で読めるということは、何万通も確認する必要がある人事の方の負担を大きく和らげることができますし、集中力が途切れて、適当に文章を読んでしまわない対策にもなります。

簡潔にまとめられた400文字というそこまで多くない文字数指定にすることで、企業の採用担当側も集中力を途切れさせずに、自己PRの内容を把握することができるのです。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】自己PR200文字の構成

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ここまで400文字で自己PRを作成する際のポイントやコツについて詳しく紹介してきましたが、中には200文字で自己PRを作成しろと言ってくる企業もいます。

その際の構成について詳しく考えていきましょう。

強み

初めに自分がアピールしたい強みについて書くようにしましょう。

ここはどの文字数指定の自己PRを書くにあたっても変わらない部分です。

先に結論について書くことで人事もあなたの強みを念頭に置いた状態で文章を読むことができ、すらすらと内容が入ってくることでしょう。

一言で分かりやすく、あなたの強みが何であるかについて述べられるとより良いです。

具体的なエピソード

限られた文字数ですが、是非あなたの強みを裏付ける具体的なエピソードを分かりやすく述べる必要があります。

あなたの強みがどのように養われたのかどのような場面で発揮されたのかについて詳しく述べられると良いでしょう。

400文字の場合と比べて文字数の制限がある分抽象的になりやすい部分ではありますが、可能な限りわかりやすく伝えるように工夫することが大切です。

仕事に活かせるポイント

あなたの強みをどのように仕事に活かせるのかについても分かりやすく伝える必要があります。

特にベンチャー企業の場合は即戦力を求めている場合が非常に多いです。

オリエンテーションが全くないというわけではありませんが、就職後1日でも早く戦力になってくれる人材を探しているのです。

そこで企業にとって有効なアプローチをするようにしましょう。

再現性があり、就職後も活かしてくれるような強みであるということを再度認識できるような文章を作成するようにしましょう。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】400字以内におさまらない!

200文字と400文字、それぞれの自己PRの構成の方法がわかったところで、悩みが浮かんでいる方も多いでしょう。

400文字の場合ある程度字数に余裕があるので、むしろ色々とエピソードを盛り込みたくなってしまい、文字数制限が400文字に収まりきらないという悩みです。

そのような悩みにはどのように対処すればいいのか一緒に考えていきましょう。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】長い文章を短くするコツ

自己PR

ここからは長い文章を短くすることについて詳しく紹介していきます。

いざ自己PRを400文字もしくは200文字などで作成してみた際に大幅に文字数をオーバーしてしまい、そのまま提出できないと悩んでいる方も多いことでしょう。

ここでは長い文章を少しでも短くするためのコツについて3つ紹介していくので、確認していきましょう。

カタカナや長い単語は短くまとめる

カタカナや長い単語を短くまとめるというのは基本的なことかもしれませんが、意外とできていない方が多い部分です。

例えば「コミュニケーション能力」という単語一つを取ったとしても、「対話力」に置き換えることで11文字から3文字まで短くすることができ、8文字も省略できます。

こうした工夫は1つだけでは大きな違いを生み出すことができませんが、2個、3個と言い換えることで数十文字削減することもできます。

あなたの伝えたいことを全て伝えられる文章のまま、言い換えだけを用いて文字数を制限する、そんな工夫の方法もあるのです。

一文に結合する

一文に結合してしまうというのも、長い文章をより短くする際に重要なポイントです。

2つの文章を1つにまとめられることが多いので、接続詞などを用いて結合してしまうのも良いでしょう。

とはいえ、あまりにも自分が長くなってしまうと読みづらくなり、その分の趣旨がや内容が何であったのかぼやけてしまう可能性もあるため、あまりにも長い場合は一度2つの文に戻した方が良い場合もあります。

また、主語と述語が離れてしまうと内容が伝わりづらくなる傾向があるので、長い文章を作成する場合はその点にも気をつけておきましょう。

過度な敬語表現をなくす

過度な敬語表現を用いてしまうと文字数が余計に増えてしまう可能性があるので、自分が不必要なほど丁寧な表現を用いていないかについて再度確認しておく必要があります。

例えば「申し上げさせていただきます。」など長く、過度な敬語はビジネス的にも間違っていますし、文字数が増えてしまうだけなのでおすすめしません。

長いだけでなく、誰に伝えたいのか、何が伝えたいのかも明確でなくなってしまうので、過度な敬語表現はおすすめしません。

「です・ます」調に統一するのが一番丁寧かつ分かりやすいため、徹底するようにしましょう。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】400字の自己PRの例文

それでは最後に高評価を期待できる400字自己PRの例文を紹介しましょう。

今回は3つの例文でそれぞれ違った強みをアピールし、エピソードについてもそれぞれ違ったシチュエーションを採用しています。

ここまで解説したコツや構成を使っているので、ぜひ参考にしてみてください。

①サークル

私の強みは、周囲を巻き込む力です。
この強みは所属している大学のテニスサークルで特に強く発揮されました。
私が入った当時のサークル内は、2年生と3年生の雰囲気が険悪な状態でした。
1年生はどちらかの派閥に所属することをなかば強制され、逆の派閥の先輩とはサークル内で気軽に交流もできません。
当時の私はその状況に驚くとともに、なんとかしなければいけないと思いました。
そこで友達と協力し、2年生と3年生を混ぜたダブルスの試合をはじめました。
最初は自分と友人だけの活動でしたが、少しずつ賛同した人も増えてきたのです。
やがて1年生の指導には2年生3年生が1人ずつ付くことが基本となり、そのシステムは現在も続いています。
その後、お互いの不満を正面からぶつけ合い、精算する流れが生まれました。
自身が正しいと思ったことに率先して動き、周囲を巻き込めるこの強みは、入社後も新規プロジェクトの立ち上げで活かせると考えています。

②アルバイト

私の自身の強みをリーダーシップの高さだと考えています。
この強みを特に発揮できたのは、カフェのアルバイトです。
私はホールスタッフを担当していたのですが、リピート率が低く、社員さんからは閉店も視野に入れていると聞かされていました。
私はスタッフの士気の低さがお客様の居心地の悪さにつながっていると考え、社員さんが兼任していたバイトリーダーに立候補しました。
そこで着手したのは、今までほぼ口頭で報告されていたシフト希望の提出フォーマット作成です。
これにより早い段階でシフトが完成し、日程調整が効率的になりました。
ホールスタッフも休みを取りやすくなり、接客時に疲れた顔を見せることも少なくなりました。
店の売り上げは前年比15%となり、現在も私が作ったフォーマットを使用しています。
周囲の人々の不満をくみ取り、改善する方向に動かせるリーダーシップは、人間関係改善や効率的な労働環境の構築に活かせると考えています。

③ゼミ

私の強みは的確な課題発見力です。
この強みは、自身が所属している、社会学ゼミの共同研究で活かされました。
その共同研究は複数人で1つのグループを作り、それぞれが提示した社会問題について調べ、結論を出すというものです。
私の所属する班は平均して良い評価を受けていましたが、なかなか最高評価を得られませんでした。
そこで過去に最高評価を受けた研究の調査をするとともに、自身の班の研究について見返しました。
気がついたのは私たちの班の研究が当初の問題だけを解決し、その結果生じた新たな課題に目を向けられていないという事実です。
その状況を改善するため、私は一度解決した問題について改めて課題を探すセッションの開催を提案しました。
これにより一歩踏み込んだ研究が可能になり、最高評価を得るだけでなく、学会のプレゼンも任されました。
入社後は業務のさらなる改善や、業務効率向上といった場面でこの強みが発揮できると考えています。

④サークル

私は責任感を持って取り組むことで、周囲からの信頼を得られる力が自分の強みだと考えます。
私は、美術サークルのサークル長を務めていました。
すべての学年のリーダーと話し合った結果、コロナウイルスをテーマにした絵に挑戦し、その年の秋に開催される地域イベントに出展することにしました。
はじめは全員高いモチベーションで絵の制作に取り組んでいましたが、なかなか制作が進まないためみんなのやる気がなくなっていくのを感じました。
そこで、一人ひとりの特徴を自分なりに把握したうえで、役割分担を行いました。
また、メンバーのモチベーションを高めるために、休みの日には美術館に足を運び自分たちの目標を再確認しました。
その結果、メンバーのモチベーションを上げ、期日までに制作をし終え、来場者の方を楽しませることができました。
貴社に入社後、責任感を活かし、納期までに目標数値以上の仕事を行いたいと考えています。

⑤学業

私の強みは、向上心があることです。
大学2年次の初めてのレポートにおいて、100点中42点という低い採点をもらってしまい、次回のレポートでは80点以上を目標に勉強を再度やり始めました。具体的には、まず自分のレポートにおける課題の発見と内容理解のために授業で使われている文献や教授が出版している文献を読みました。
そして教授から、レポートの構成や論点を押さえた展開、論理性などが重要であることを知りました。
そこで、毎日授業後に大学の空き教室や図書館に通い、レポートの構成方法を詳しく書いた文献や論理的に思考するために役立つ先行研究を探して読み、どのような構成にすればいいのか、論理的な文章にするための工夫かをしるために2カ月勉強を続けました。
その結果、最終レポートでは82点をとることができました。入社後は、向上心を活かし、自社の開発に貢献していきます。

⑥ボランティア

私は、新しいことに積極的に取り組み、自分の可能性を広げていくことが得意です。
高校のころから時間があればボランティア活動に参加したいと考えていたため、大学1年生から、地域のボランティアに参加しています。
ボランティアに参加する中で、普段かかわることができないような人々とのかかわりや交流の楽しさから、さらに新しいことに挑戦したいと考え海外ボランティアへの参加を決意しました。
今は地域のボランティア活動に参加しながら、カンボジア語を勉強し主体的にボランティアに参加するために準備しています。
積極的に取り組んできたからこそ、ボランティアにおける知識はもちろん、多国語の勉強をするモチベーションもできています。
貴社に入社後、自分の担当業務に積極的に取り組むことで学びを蓄積し、ポジティブに業務に取り組んでいきます

⑦インターンシップ

私の最大の強みは、自ら積極的に課題に取り組む主体性です。
この点を具体例で述べるならば、私がインターンシップで行った営業活動が挙げられます。そこでは、与えられたマニュアルに沿って作業を進めるだけでなく、自分なりに工夫を加えて顧客のニーズに応えました。
例えば、競合他社のサービスを徹底的に調査し、弊社の優位性を明確に示すための資料を作成し、それを活用して営業トークを行いました。
また、顧客の隠れた悩みを引き出すために、対話を深めることに重点を置いたコミュニケーションを心掛けました。
これらの努力は結果として明らかな成果をもたらし、インターン開始からわずか3ヶ月で月間MVPを獲得するに至りました。
この経験から、私は目の前の仕事に対する責任感だけでなく、創意工夫を凝らして成果を出す力も備えていると自負しています。
将来的に企業に貢献するにあたっては、この主体性を活かして、チームメンバーに刺激を与え、活気ある職場環境の創出に努めます。

⑧部活

私が自信を持って言える強みは、一つの目標に対して根気強く取り組めることです。
これを示すエピソードとして、部活でのマラソン競技における成果があります。
大学入学後、陸上競技を始めた私は、経験豊富な同級生たちに比べてスタートラインにおいて劣っていました。
特に、マラソンは日々の積み重ねが結果に直結する競技であり、短期間での飛躍は困難でした。
しかし、そんな中でも私は毎日コツコツと基礎練習に励みました。
早朝のランニング、筋力トレーニング、食事管理など、地道ながらも確実なステップを踏んでいきました。
最初は予選敗退が続きましたが、徐々にタイムを改善し、ついには関東大会で3位に輝くという成果を手にすることができました。
貴社の業務においても、この粘り強さを発揮し、常に前向きなモチベーションを保ちつつ、目標達成のために最善を尽くす所存です。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】落とされるNG自己PRの特徴

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ここからは落とされる自己PRとはどのようなものなのかについて紹介していきます。

下記の3つの特徴に当てはまってしまっている文章は企業の採用担当者に悪い印象を与える可能性が高いので、自分の文章がそうなっていないか再度確認しておきましょう。

落とされるNG自己PRの特徴

・一問一答式になっている
・複数の実績や強みを述べている
・求めたい人物像とかけ離れている強み

一問一答式になっている

「です・ます」など一問一答式になってしまっている場合、因果関係が成立していないことが非常に多いです。

単調な文章になってしまいますし、極端に言うならば小学校低学年など、小さい子供の夏休みの絵日記のような文章になってしまっていないか確認しましょう。

また事実と意見を分けることも非常に重要です。

主観的な文章ではなく客観的な文章を作成することで、企業の採用担当者に俯瞰した状態から自分のことを見れているという印象を与えられます。

複数の実績や強みを述べている

複数の実績や強みを述べているというのも、場合によってはマイナスのイメージを与えてしまう文章の構成です。

特に400文字のような、そこまで多くない文字数指定の場合はあれこれ実績が強みを複数紹介してしまうことは避けましょう。

確かに実績が多いことや強みが複数あることは素晴らしいことです。

しかし、人事からの印象はよくありません。

一つひとつの文章が短くなってしまうなど、具体的な内容を伴わないことが多いので、説得性が薄れてしまうことが多いです。

よって400文字や200文字で自己PRを作成する際は1つの強みに絞り、その内容をより深く紹介することを心がけましょう。

求めたい人物像とかけ離れている強み

かけ離れている人物像について書いてしまうと、企業から一発で落とされてしまう可能性が高いです。

「この人は合っていない」と判断されてしまいますし、何より、全く企業研究を行っていないのがすぐに伝わってしまいます。

面接に望む前にエントリーシートの段階で決めつけられてしまうのは非常にもったいないことですし、企業研究などに費やした時間がもったいないだけです。

必ず、企業の求めている人物像と合っている強みをアピールするようにしましょう。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】NG例文

企業の採用担当者に良い印象を与えるためにはさまざまな工夫をすることが大切ですが、そこでNGの例文を確認しておき、このような例文にならないように作成をすることも大切な工夫の一つです。

ここからはアルバイトと部活、そしてインターンシップの3つに分けて強みを紹介するにあたって、NGの例文を紹介していきます。

①アルバイト

私の強みは主体性と協調性です。

具体的なエピソードとしては、学生時代に取り組んだ、居酒屋でのアルバイトの経験が挙げられます。

居酒屋にて私は売上を伸ばすため、多くの人への声がけを行いました。

これにより売上は大幅に伸び、なんと2倍にまで成長しました。

また、カフェのアルバイトでの経験も印象的でした。

スタッフ間で対立が起こっていたので、お互いの意見を聞き、場の雰囲気を良くすることを心がけました。

この経験を活かして、コミュニケーションを増やし、雰囲気を良くすることができます。

コミュニケーション力はどの業界、企業でも求められるものですし、常に役に立つ、社会人にとって必須のスキルなので、身につけられてよかったと感じています。

貴社に入社した暁にも、このコミュニケーション力を活かして、和気藹々とした職場の雰囲気を作ろうと考えています。

解説

まず、強みを2つ挙げているので、内容がぼやけています。

また、主体性についてほとんど説明が無く、魅力が伝わりません。

コミュニケーション力だけに絞って書いた方が良いでしょう。

②部活

私の強みは、冷静に物事を見られることです。

私は学生時代、野球部に所属しており、熱心に取り組んでいました。

しかし、時折チーム内で衝突が起き、部員が辞めてしまうことがありました。

特に大学時代の野球部におけるトラブルは長く続き、最終的にキャプテンが退部してしまうという、非常に困難な状況に直面しました。

私自身、彼とは交流が深く、絶対的な存在であると考えていたので、ショックは大きく、落ち込みました。

しかし、練習を止めてはならないと考え、チームを再編成することを心がけて、皆と練習に取り組みました。

その結果、2位を獲得することができました。

この経験を活かして、企業に対しても、不安定な状況下でも冷静に物事を判断し、対策を練ることができます。

解説

まず、長くトラブルが続いており、しかも当該人物と交流が深いなら、止められたのでは?という疑問が浮かびます。

また「2位を獲得」と言いますが、何の大会の2位なのか全くわかりません。

主語が抜けないよう、気をつけましょう。

また、文字数指定が400文字のところ、326字なので少なすぎるのも問題です。

③インターンシップ

私の強みは、分析能力です。

大学時代は独学でマーケティングを学び、プロにも負けないスキルを身につけました。

具体的なエピソードとしては、SNSマーケティングのインターンでインスタグラムのフォロワーを10万人にすることができた経験があります。

この成功にはデータに基づく徹底した分析が鍵となりました。フォロワー増加のためにはターゲット層の嗜好を理解し、エンゲージメントを高めるコンテンツを制作する必要がありました。

私はフォロワーの反応データや競合他社のアカウントを徹底分析し、投稿の傾向、タイミング、ハッシュタグの選定等、細部にわたり最適化を図りました。

さらに、A/Bテストを実施し、より高い反応を得られるコンテンツ戦略を編み出しました。

企業に対してもこのスキルを活かし、失敗体験を分析することで事業部全体の成長速度を向上させることができるでしょう。

この強みを活かして、貴社のあらゆる業務にも貢献していくつもりです。

解説

マーケティングの手法についての専門用語が多すぎるため、伝わらない可能性が高いです。

また、「失敗体験を分析することで」と書いてありますが、エピソードとの関連性が低いことも問題です。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】400字の自己PRを書く際の注意点

ここまではベンチャー企業へエントリーする際作成する自己PRについて、書き方のコツやおすすめしたい構成などを見てきました。

印象に残りやすいようにアピールしたいことを最初に書く、一つひとつの文章は短めを意識する、さらには強みを仕事にどう活かせるかを書かなければならないことが理解できたと思います。

そのうえでさらに注意すべき点などについて、ほかと差をつけるために意識したい点を確認していくことにしましょう。

無意味な文字稼ぎをしない

まずはじめは文字数をオーバーするくらい書いてみて、そこから長すぎる文章を短くすることが有効だと解説しました。

そして400文字というのは決して多い数字でないとも書きましたが、文章を書き慣れていなければ、大変な作業に感じることもあるでしょう。

なかなか制限数まで届かずに苦労することもあるかもしれませんが、満たないからといって、小細工をして無意味に文字数を稼いではいけません。

わざわざ回りくどい表現を入れてしまっては内容が伝わりにくくなるだけで、かえって内容が薄まってしまい、何をアピールしたいのかがわかりにくくなってしまいます。

あくまでも重要なのは制限ぴったりまで文字数を埋めることよりも、何より内容を重視してエピソードを深掘りするように心がけましょう。

常体を用いない

文末表現が違っていても、文章そのものの意味が変わるわけではなく、たとえば読書感想文のように、自由に表現する場であればいずれを用いても許されます。

ところが一般的には、丁寧語を用いない常体は新聞や論文に、手紙など敬意を伝えたいものでは敬体、といった使い分けがされています。

自己PRにおいては、常体を用いると相手に与える印象があまり良くないため、特に指定がない限りは敬体を使うべきでしょう。

もちろん文章の中でそれらが混じってしまうのは好ましくなく、敬体で統一する意識をしっかりともたなければなりません。

さらに文末がすべて同じで単調になってしまうと幼稚な印象を与えてしまうため、語尾を変化させて、リズム良く読み心地の良いものに仕上げましょう。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】400字以内と400字前後の違い

400字で自己PRを作成するにあたってのポイントや注意点などについて詳しく紹介はしてきましたが、「400字以内」という指定をしてくる企業と「400字前後」という指定をしてくる企業があります。

これらの違いにはどのようなものがあるのか、詳しく覚えておくようにしましょう。

400字以内

400字以内で指定をしてくるということは360字から400文字程度で執筆をすることが重要です。

つまり、文字数をオーバーしてしまうことは許されません。

 必ず400より少ない文字数に抑えておくことが大切です。

当然ながら400字以上と書かれている場合は400文字よりも多く書くことが重要です。

このように「以下」「以上」「以内」と書かれている場合は厳密に文字数を守ることが重要です。

400字前後

一方で「400字前後」と書かれている場合は370字から430字、つまり厳密に文字数を守る必要はありません。

ただし、最低9割程度は文字数を埋めるようにしましょう。

400字をオーバーしても良いので、文字数を厳密に守ることよりも、内容をしっかりと書くことに注視しましょう。

文字数を意識するあまり、内容が薄くなってしまっては意味がないので、文字数はそこそこに、内容に気を配ることが大切です。

【ベンチャーウケする400字の自己PRを作るには】400字で自己PRが書けないときの対処法

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もしもこれまで常体を用いて練習をしていたのなら、敬体で書き直すことによって、文字数は明らかに多くなるでしょう。

しかしながらその数は微々たるもので、文字数に満たないという問題が根本から解消されるわけではありません。

先程述べたように、大切なのはあくまでも内容であって、文字数が足りないというのであれば、書こうとしているエピソードが深掘りできていないのかもしれません。

コツや構成について頭を悩ませる前に、次の点を確認しながら練習を重ねていきましょう。

自己分析をし直す

自分自身の強みはどんなところにあるのか、もっている価値観を明確にしておくことは、就活への対策として役立つばかりではありません。

「自分はこれまで部活動などを活発にしてきたわけでもなく、特別な経験など何もしてこなかった」というネガティブな思考から脱却するきっかけにもなるはずです。

就活を通じて自分に自信をもてるようになるはずで、自己PRを書くにあたってあらためて自身の過去を振り返ってみると良いでしょう。

小学校から大学までどのような出来事があったのか、自分史のようなものを書き出してみるのも良いでしょう。

あるいは自分のことをよく知る家族や知人などにヒアリングをして、はたして自分がどのように見られているのか、他己分析を依頼する方法も有効かもしれません。

例文を参考にする

これまでの学生生活を振り返りながら、自分なりに工夫してきたことなどを書き出していけば、きっと自己分析が進んでいくはずです。

その中でどのような仕事を選ぶべきなのか、将来どんな仕事をしていきたいかが明確になっていくでしょう。

そうなれば400字程度の自己PRなど、すらすらと仕上げられるはずですが、これまでもし文字数が高いハードルになっていたのなら、例文を参考にすると良いでしょう。

内容はどんなものでも、興味のもてるものを選んでいくつか読んでいくうちに、同じような構成になっていると気づき、文字数の感覚も徐々につかんでいけるはずです。

はじめは例文を参考に、エピソードの部分だけアレンジして真似してみるなどすると、いつの間にかオリジナルの文章が書けるようになっていくでしょう。

就活エージェントを利用する

過去の自分を見つめ直して自己PRを仕上げていく中で注意すべきなのは、長所を仕事に結び付けてアピールすることです。

つまり自分の強みや能力を入社後にどのような分野で活かせるのか、応募する企業に合わせて書かなければなりません。

ついつい自己紹介のようなものになってしまいがちで、400字を書けるようになったからといって、それで満足してはなりません。

企業研究を進めて募集要項をしっかり分析したうえでなお不安が残るのであれば、自己PRやエントリーシートを添削してくれる、就活エージェントを活用してみてはいかがでしょうか。

ベンチャー就活ナビでも無料の添削サービスを行っており、なかなか自信がもてずにいるのなら、ぜひ利用してください。

まとめ

自己PRでは自身の強みをエピソードとともにアピールし説得力をもたせなければいけません。

普段あまり自身に意識を向けていないと何をアピールしていいかわからず、なかなか作成が進まないこともあるでしょう。

しかし十分に企業研究をし、自身の行動を一つひとつ見返していけば、適切なアピールポイントが見えてくるはずです。

むしろ自己PRを強みだけでなく、人柄や就職活動への熱意などさまざまなポイントをアピール可能な場としてとらえ、就職活動を成功させる武器として活用してみてください。

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