【例文あり】浪人経験を自己PRにしたい!就活で浪人をプラスに伝える方法を解説

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今回は、浪人経験を自己PRにし、就活を成功させるための方法を解説します。

就活では不利になってしまうと考えがちな浪人経験ですが、実は自己PRに使うことができるものなのです。

自己PRにどうして使うことができるのか、その使い方と注意点を見ていきましょう。

浪人をプラスに伝えることができれば、しっかりと就活で成功することができるはずです。

【浪人の経験を自己PRにする】浪人の経験は自己PRにできるの?

行きたい大学に現役合格できず、浪人をした、という人もいるでしょう。

そして、就活を始めると気になってしまうのが、「浪人したこと」を募集する会社側がどう思うかということでしょう。

浪人が不利になるのではないかという不安を持っている人もいると思います。

しかし、実際浪人した経験は、就活において不利になることは少ないものなのです。

浪人時に、どのように努力してきたかなどを述べていけば、応募した会社側に良い評価をもらうことができます。

また、日々どんな目標を持って過ごしていたか、目標達成のために何をしていたかを伝えることができれば、努力していたことは明白になります。

浪人の経験も自己PRになると自信を持ち、前向きに考えていきましょう。

【浪人の経験を自己PRにする】面接官に与える印象

まずは、浪人の経験を自己PRにするためにできることを考えていきましょう。

自己PRの内容次第では、面接官にあらゆる印象をもってもらうことができるものです。

できるだけ良い印象に繋げるために、いくつかのポイントを紹介します。

とくにアピールしたいのが、「チャレンジ精忍旺盛」「忍耐力」「落ち着いている」の3点です。

どうしてこの3つのポイントが、浪人したという事実をメリットに変えてくれるのか、細かく見て行きましょう。

チャレンジ精神がある

浪人の経験を自己PRする際に、まず主張したいのが「チャレンジ精神を得られた」という点です。

浪人時代に何か新しいことにチャレンジした経験、諦めずに行きたい大学を目指す心、そんなチャレンジ精神が自分にはある、と面接官に伝えてみましょう。

チャレンジ精神の強い人は、会社でも重宝されます。

なぜ浪人してまでその大学に行きたかったのか、という浪人理由を明確にしておきましょう。

浪人理由が曖昧だと、いくらチャレンジ精神があると伝えても、何を達成したのかが見えてきません。

「行きたい大学に落ちてしまったから、浪人した」そういった場合も、「どうしても授業を受けたい教授がいたため、諦められなかった」と言い換えると、チャレンジ精神が一層伝わります。

忍耐力がある

浪人経験を自己PRする際に、チャレンジ精神に続いてアピールできるのが「忍耐力が備わっている」ということです。

浪人生活を始めてみると、とても長く、辛く感じることもあるということが分かるでしょう。

誰にでも、一年または数年間という月日をかけて勉強することは簡単なことではないのです。

そのため、浪人中に継続して勉強してきたということから、忍耐力があると評価されることも多いものです。

実際に働き出すと、忍耐力が必要になることはよくあります。

特に働き始めは辛いと感じることもあるでしょう。

そういった時期もしっかりと乗り切れると、面接官に印象付けることが大切です。

忍耐力があることを伝えるためには、浪人中どれぐらい勉強していたか、どれぐらい成績が伸びたかなども具体的に言えるようにしておくと説得力が出てきます。

落ち着いている

浪人していることを自己PRに活かす場合、「落ち着いている」というのも、大きなアピールポイントとなります。

実際、年が一つ違うだけで人の落ち着きというものは違ってくるものです。

そのため、面接の際にも落ち着いて対応すると評価されやすくなります。

話し方や言葉遣いに気をつけるだけでなく、自分に自信を持ちどっしりと構えておきましょう。

落ち着いていることは、面接で性格の長所を尋ねられた際にも使うことができます。

現役合格できず、結果を出せなかった自分を認めて前に進んでいることを伝えましょう。

自分のやるべきことが分かっている落ち着いた人は、会社でも重宝されやすくなります。

【浪人の経験を自己PRにする】自己PRのポイント

続いて、知っておきたいのが浪人の経験を自己PRする際のポイントです。

ポイントを抑えた上で、面接を受けるようにするだけで、浪人の経験が活かされた人物だと評価してもらうことに繋がります。

ここでは、「ポジティブな理由を話す」「自信を持って自己PRをする」「正しい構成で作成する」「自分の心情を盛り込む」といった4つのポイントについて詳しく見ていきます。

ポジティブな理由を話す

まず浪人の経験を活かし自己PRをする際のポイントとなるのが「ポジティブな理由を話す」ということです。

そもそも浪人をしたというとネガティブに捉える人が多いものです。

そのせいで、自分でも浪人したことをネガティブに思っている人もいるでしょう。

しかしよく考えてみると、浪人経験が自分の人生にプラスになっていることは間違いないはずです。

そのため、面接の際には「自分のやりたい学びがあったため」など前向きな理由を話すと良いでしょう。

少なくとも自分にとって浪人したことはメリットでしかなかったと言い切れるように準備をしておくことが大切です。

自信をもって自己PRを伝える

続いて、浪人経験を自己PRにするために、「自信を持って伝える」ということがポイントとなります。

浪人をしたということを気にしすぎて自信をもって自己PRを伝えられない場合もあるでしょう。

とくに集団面接の際に、周りが現役合格者ばかりだと、焦ってしまうこともあるでしょう。

しかし、浪人したことは変えることのできない事実となります。

そのため、現役合格者よりも自分は劣っている、という考えを持つのは辞めましょう。

浪人しているということで就活が不利に働くことはほとんどないため、自信を持って面接に臨むようにしましょう。

正しい構成で作成する

さらに、浪人経験を活かして自己PRにするためには、正しい構成で作成することも重要となります。

自己PRの構成にはPREP法を用いると良いでしょう。

PREP法は、分かりやすい構成で話を伝えるための方法で、就職のための面接はもちろんのこと、会社のプレゼンなどでも活用することができます。

結論、理由、事例・具体例、結論の順で文章を構成していきます。

そうすることで話の内容に説得力が出て、さらに話がまとまりやすくなります

PREP法を用いた構成のテンプレはネットなどにも載っているため、どんどん活用していきましょう。

自分の心情を盛り込む

浪人の経験を自己PRにする際、しっかりと自分の心情を盛り込むようにすることもポイントです。

浪人期間は長く、辛いこともあるため、その中で必ず心境の変化があったはずです。

行動を起こしたことによってどのような心情に変化があったか、どのような気持ちでその行動をするに至ったかなどを言語化して、記述するようにしてみましょう。

浪人を通して、前向きな気持ちになれたこと、目標に向かって頑張る気持ちがより強くなったことを伝えることができれば、より良い印象を持ってもらうことができるはずです。

また自分の心情を上手く盛り込み、経験を話すことで話全体に説得力が出てきます。

【浪人の経験を自己PRにする】自己PR作成の際の注意点

続いて、浪人の経験を自己PRにする際の、注意点を紹介します。

注意したいのは、「浪人を気にしすぎない」「浪人時代話をしすぎない」「嘘をつかない」という3点になります。

いくら浪人の経験が就活で不利にならないとしても、注意点を守らなければ、デメリットになりかねません。

くに面接では、場の雰囲気や緊張のせいで、いつも以上に上手く話せない、話が上手く伝えられない、といったことになりかねません。

自己PR作成の際の3つの注意点を確認し、面接を成功させましょう。

浪人を気にしすぎない

まず、浪人の経験を自己PRにする際には、浪人を気にしすぎるのは良くありません。

先述している通り、就活においては浪人したことは、ほとんど不利に働くことはないのです。

そのため、気にしすぎず、自信をもって臨むことを心がけましょう。

むしろ自分のアピールポイントとして利用してしまおう、と考えるのが先決です。

浪人経験は、他の人との違いとして前向きに捉え、自分が成長できた期間だと思っておきましょう。

面接官に「どうして浪人したの?」と問い詰められてしまうこともあるでしょう。

でもそれは、履歴書の中で何かしら目についたこと、他の人と違う点を見つけたから、突っ込んでいるだけなのです。

問い詰められたからと言って慌てることなく、準備していた通り、浪人の経験を上手くまとめて話せるようにしておきましょう。

浪人時代話をしすぎない

次の注意点となるのが、浪人時代の話をしすぎない、ということです。

いくら自己PRに浪人したことを盛り込んでいても、話し過ぎはよくありません。

人によっては、浪人時代の話は聞く必要がないと思っている場合もあるからです。

浪人していた話はだいたいの人にとって少し遠い過去の話であるため、浪人の話は少なめにして、できるだけ近い出来事の話をするとよいでしょう。

最近頑張っていること、興味のあること、関心のある時事問題などについても、しっかり話せるように準備しておきましょう。

面接が終わった後に「浪人時代の話以外、たいしたことは伝えられなかった!」なんて自体にならないように注意しましょう。

嘘をつかない 

最後に浪人時代の経験を自己PRにする際、嘘をつかないように注意しましょう。

嘘をつくことで、面接を乗り切れることもあるかもしれません。

しかし、面接段階で嘘をついてしまうと間違った印象で入社してしまうことになるのです。

そうすると会社とのミスマッチが起こりかねません。

自分も働きにくくなってしまうので、嘘をつくのは最初からやめておきましょう。

例えば、浪人理由が「体調不良で受験ができなかったから」なのに、「もっと上を目指したかった」などと言ってしまいます。

そうすると、入社した後に同じように体調不良になってしまった時に、「どうして面接の段階で知らせてくれなかったのだ」と言われかねないのです。

どんな小さな嘘でもつかないようにし、同様に話を盛ってしまうのもやめておきましょう。

【浪人の経験を自己PRにする】例文

私の強みは、チャレンジ精神と忍耐力があることです。
私は大学受験の際、1年間浪人しました。
理由はどうしても授業を受けたい教授のいる◯◯大学に、現役では入れなかったからです。
浪人中は毎日10時間勉強し、自分の苦手な分野を徹底的に無くす努力をしてきました。
現役時代には特に苦手だった数学の点数を6割から9割に引き上げることが出来ました。
大学入学後も浪人時代に身についた、努力する力や勉強習慣をより一層高めることができました。
諦めずに頑張るチャレンジ精神と忍耐力を最大限に活かし、会社の利益貢献に努めていきます。

【浪人の経験を自己PRにする】就活エージェントに相談してみよう!

浪人の経験は自己PRとして使うことができます。

ただ就活に関して不安なことがあれば就活エージェントに相談してみるとよいでしょう。

自己PRに関してのアドバイスをもらえたり、模擬面接を行ったりしてもらうことができます。

しかも内定がもらえるまで何度も面接練習がしてもらえるため、会社ごとに面接対策を組むことが可能です。

浪人の経験も、就活エージェントによるサポートによって、良い経験として活かすことができることでしょう。

就活を成功させるためにも、就活エージェントの利用も視野に入れてみましょう。

まとめ

今回は、浪人の経験を自己PRにするためにできることを紹介しました。

紹介した通り、浪人経験はチャレンジ精神や忍耐力などの長所をアピールするために使うことができます。

また、浪人が不利になると考えている人も、しっかりと構成を作り、浪人理由や経験から獲得できたものなどを前向きにまとめることで、自己PRとして良い評価を得ることができます。

一人で就活を乗り切るのが不安な場合は、就活エージェントも利用すると良いでしょう。

紹介したポイントと注意点を参考にし、浪人の経験を活かし、就活を成功させましょう。

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