IT業界志望の学生が持つべき就活の軸43選!考え方や注意点を徹底解説!

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IT業界を志望する大学生は、ここ数年で急激に増加しています。

将来性があること、自由な働き方ができること、給与水準が高いことなど志望理由はさまざまでしょう。

情報系の学部に進んだ人に限らず、近年は文系の学生が採用されるケースが増えていることも、人気を後押ししています。

しかしいざ調べてみると、会社の数があまりにも多く、自分に合った企業を見つけるのは至難の業です。

今回この記事ではIT業界を志望する学生が持つべき就活の軸43選とその考え方や注意点を紹介していきます。

【IT業界の就活の軸】就活の軸とは

就職活動をするうえで“軸”を明確にすることは、どんな業界を目指すにあたっても役立ちます。

そもそも就活の軸とは何なのかというと、数ある企業の中から自分に合う環境を探すための判断基準です。

そして、会社に勤める理由・従事したい仕事の内容・自身の将来像など、入社後の自分を具体的にイメージし、それらを軸として企業を探すのが就職活動です。

つまり軸を明確に定めることで、自ずと自分に合った企業を見つけることができます。

企業側も面接などで就活生に就職活動の軸を聞くことで、その人が企業にマッチしている人物か否かを判断することがあります。

そこに一貫性がなければ、“数撃てば当たる”精神で企業を選んでいると誤解されかねないので注意が必要です。

【IT業界の就活の軸】IT業界を志望する学生が就活の軸を持つ重要性

どんな業界を目指す場合でも重要となる就活の軸ですが、当然IT業界を目指すうえでも非常に役立ちます。

重要である主な理由としては、「志望するIT業界を絞り込むことができる」こと、そして「志望動機に活かすことができる」ことの2点が挙げられます。

企業を選ぶ段階ではもちろんのこと、ESの作成や面接対策にも活用できるので、就活の軸は時間をかけて慎重に考えましょう。

以下、それぞれの詳細について詳しく解説していきます。

志望するIT業界を絞り込むことができる

一口にIT業界といっても、従事する領域や職種は多種多様です。

多くの人はIT業界といえば、プログラマーやシステムエンジニアといった開発職をイメージするかもしれませんが、それはあくまで一つの要素にすぎません。

たとえば、IT商品を顧客に提案・販売する営業職、情報技術を用いて顧客の課題を解決に導くコンサルタント職、開発職が従事するプロジェクトを管理するマネジメント職など、ITに関わる職種は数多く存在します。

漠然とIT業界を目指すことだけ考えていては、いざ採用が本格化してから途方に暮れてしまうでしょう。

自分が大事にしたい要素を整理し、それを軸として就職活動を進めることで、自分の理想に近い企業を見つけることができるのです。

志望動機に活かすことができる

上述した通り、就活の軸とは自分に合う企業を探すための判断基準です。

つまり、就活の軸をもとにあなたが志望した企業には、あなたの理想に沿う要素が何かしらあるはずなのです。

その“あなたの理想に沿う要素”がそのまま志望動機として活用できるので、ES作成や面接対策にも役立てることができます。

そのため、より本心に寄り添った志望動機を練り上げるためには、就活の軸はなるべく具体的であることが望ましいでしょう。

就活の軸と志望動機に具体性と一貫性があればあるほど、企業に対してこちらの志望度の高さをアピールすることができるため、高い評価につながります。

理想の就職を果たすためにも、就活の軸を明確に定めて、志望動機を説得力のある内容に仕上げましょう。

【IT業界の就活の軸】IT業界を志望する学生が就活の軸を考える方法

ここまで就活の軸の意義について述べてきましたが、いよいよ内容を考える方法について紹介します。

具体的なプロセスとしては、まず「IT業界について知る」、続いて「なぜIT業界を志望するのかを考える」、最後に「IT業界に就職して何をしたいのかを考える」といった3段階を経て完成させるのがおすすめです。

上述した通り、ESや面接の準備をするうえでも活きてくる内容となります。

以下、それぞれの詳細について具体的に解説していきます。

IT業界について知る

すでに述べている通り、IT業界といっても幅広い職種があります。

自分がどの領域に進みたいのかを考える以前に、そもそもどんな職業があって、それぞれどんな特徴があるのかを理解しないことには、自分の考えをまとめることはできないはずです。

業界を知る方法は、インターネット上の業界解説の記事を読み込む、業界団体のホームページを見る、業界本を買って読む、新聞やニュースを見る、合同説明会や業界研究セミナーに参加する、OB・OG訪問をするなど、家にいながらできることだけでもさまざまな方法があります。

上述した通り、就活の軸は具体的であるほど志望動機に活かしやすく、採用担当者からの評価も良くなるため、情報収集は抜かりなく行いましょう。

なぜIT業界を志望するのかを考える

業界に関する知識が身に付いたら、続いてはIT業界を志望する理由を考えましょう。

身に付けた知識に加えて、これまでの自身の経験や性格などを踏まえて、IT業界を志望するに至った理由を言語化します。

もしこの段階で志望する具体的な理由が見つからない場合は、もしかしたらIT業界を志望するべきではなく、ほかに向いている業界がある可能性もあります。

重要なのは“IT業界でいいと思った理由”ではなく、“IT業界でなければならない理由”を考えることです。

採用担当に「この人はIT業界にこだわる必要がないのではないか」と思われてしまったら、適性がないため不採用となる可能性が高まってしまいます。

あなたの強い想いが企業に伝わるような志望動機を考えましょう。

IT業界に就職して何をしたいのかを考える

IT業界でなければならない理由が定まったら、いよいよ従事したい仕事内容について具体的に考えていきましょう。

一般的に学生は、正社員として企業に勤めた経験がないため、入社後に何がやりたいのかを伝えることで、活躍できる可能性が高い人材であることをアピールする必要があります。

やってみたい業務やそれによって成し遂げたいこと、なりたい人物像など、具体的に決まっていればそれだけ志望度の高さのアピールにもつながります。

企業の多くは求めている人物像を具体的に持っており、募集要項にその内容が記載されているはずなので、これまでの3ステップで軸が決まったら、それと募集要項を見比べて自分に合った企業を探してみてください。

【IT業界の就活の軸】おすすめの就活の軸43選!

就活の軸を考える方法についてなんとなく分かったものの、いざ自分で考えるとなると難しく感じてしまう人もいるでしょう。

そこでIT業界志望の学生が持つべき就活の軸を43選紹介していきます。ジャンル別に就活の軸を紹介しているので、ぜひ参考にしましょう。

自分のやりたいことで選ぶ就活の軸

自分のやりたいことで選ぶ就活の軸として以下の例を参考にしましょう。

・自分の志向やパッションに合った社会貢献活動を行いたい
・自分の好奇心や探求心を満たす、新しい技術や分野に挑戦したい
・自分のアイデアやクリエイティビティを活かせる職場環境で働きたい
・自分の人間関係やチームワークを重視したい
・自分のライフスタイルやワークライフバランスに合った企業で働きたい
・自分のキャリア目標やビジョンに合致する成長可能性のある企業で働きたい
・自分の影響力やリーダーシップを発揮したい
・自分のコミュニケーション能力やプレゼンテーションスキルを発揮したい
・自分の経験や実績を評価してくれる企業で働きたい
・自分の語学力や国際性を活かせる企業やポジションで働きたい
・自分の独立心や自己管理能力を発揮したい
・自分のコンピュータスキルやテクニカルな能力を活かしたい
・自分の貢献や成果が直接的に社会や世界に影響を与える仕事をしたい

働く環境で選ぶ就活の軸

働く環境で選ぶ場合の就活の軸として以下の例を参考にしましょう。

・柔軟性がある勤務時間やリモートワークの可能性がある企業で働きたい
・ワークライフバランスを重視したい
・オフィスの雰囲気や社風が自分に合うかを重視したい
・研修制度が充実している場所で働きたい
・チームメンバーや上司とのコミュニケーションが円滑に行える環境で働きたい
・キャリアプランや成長支援制度が整っている企業で働きたい
・ワークスペースや設備が整っており、快適に仕事ができる環境で働きたい
・チームワークや協力体制が整っている企業で働きたい
・イノベーションや新しいアイデアが歓迎される企業文化を重視したい
・コンフリクト解決や意見交換が促進される環境で働きたい
・継続的なトレーニングやスキルアップの機会が提供される企業で働きたい
・自己表現が尊重される環境で働きたい
・フラットな組織構造や意思決定の透明性が高い企業で働きたい
・メンターシップやキャリアアドバイスが受けられる環境を重視したい
・ワークプレイスの多様性や包括性がある企業で働きたい
・従業員の声がしっかりと反映されるフィードバック文化がある企業で働きたい
・イノベーションや改善提案が積極的に受け入れられる企業環境を重視したい

自分の適性で選ぶ就活の軸

自分の適性で選ぶ就活の軸として以下の例を参考にしましょう。

・自分のコミュニケーション能力や人間関係構築のスキルを活かして働きたい
・自分の問題解決能力やクリティカルシンキングを活かして働きたい
・分のリーダーシップ能力やチームマネジメントスキルを活かして働きたい
・自分のクリエイティブな思考やアイデア発想力を活かして働きたい
・自分の専門分野を活かして働きたい
・自分の技術スキルや経験を活かして新しいプロジェクトに参加したい
・自分の経験を活かして、メンターシップやトレーニングを提供する立場で働きたい
・自分のクリエイティブなデザイン能力やUI/UXスキルを活かして働きたい
・自分の分析能力やデータ処理スキルを活かして、企業の意思決定を支援したい
・自分のプロジェクト管理能力やスケジュール管理スキルを活かして、効率的なプロジェクトの推進に貢献したい
・自分のコーチング能力や教育経験を活かして、新入社員やチームメンバーの成長を支援したい
・自分の専門分野の専門的な知識や研究経験を活かして、イノベーションプロジェクトに貢献したい
・自分の業界経験や専門的なネットワークを活かして、ビジネス開発や顧客関係の構築に貢献したい

【IT業界の就活の軸】IT業界を志望する学生が就活の軸を決める際の注意点

ここまでは、IT業界を志望するうえで就活の軸を決める意義やその方法について述べてきましたが、ここからは決めるにあたっての注意点を2つほど紹介します。

上述した通り、就活の軸は企業を選ぶときだけでなく、志望動機にも直結するため、その後の採用フローにおいても共通して役立てられるものです。

つまり、あなたの就職活動のほぼすべてを決定づけるといっても過言ではないため、以下で紹介する注意点を守って慎重に考えましょう。

IT業界に広く共通する軸は控える

業界内の大抵の企業にあてはまってしまうような軸では、満足のいく就職活動をするのは難しいでしょう。

就職活動において、自身の気持ちが曖昧なまま採用フローに進むのは非常に危険です。

少しでも自分の理想と近い企業と出会い、その企業への志望度の高さをアピールするためには、なるべく具体的な軸が必要となります。

採用フロー全体を通して役立つ就活の軸を決めるためには、自身のこれまでの経験などを踏まえて、従事したい業務や扱ってみたい技術などを少しでも限定して述べましょう。

そうすれば、ESや面接で話す内容にも説得力が生じますし、入社後のミスマッチも起こりづらくなるはずです。

業界研究を念入りに行い、自分に合った職種を軸に据えて就職活動を進めましょう。

待遇面の軸は控える

一度社会に出ると、基本的には何十年もの期間を仕事についやすことになります。

そのモチベーションを保つうえで、収入や職場環境は非常に大切な要素です。

しかし、採用されるために必要なのは、企業が求める人材に自分がマッチしているか否かであり、それは志望動機や自己PRをもとに判断されます。

就活の軸は志望動機のもととなるため、その中で語るべき内容は業務に従事することで活躍したいという想いです。

年収や福利厚生などの待遇面を中心とした内容の軸にすると、企業での業務における活躍よりも、自分の欲求しか考えていないと捉えられてしまう危険性もあります。

下手に評価を下げないためにも、基本的には業務に関わる内容に仕上げることを心がけましょう。

【IT業界の就活の軸】ITベンチャーでアピールできる就活の軸

IT業界は比較的若い業界であることから、新進気鋭のベンチャー企業も多く存在します。

そこで、ITベンチャー企業を志望する際におすすめできる就活の軸を紹介します。

ITベンチャーは、とくに最新のIT技術を用いた新規事業が展開されている企業が多いです。

そのため「自己成長」や「やりがい」という言葉を盛り込んだ軸に仕上げれば、会社の雰囲気に適した人材と評価してもらえるでしょう。

また、ベンチャー企業では自身の成長だけでなく、会社も一緒に育てていく意識が求められます。

大企業と比べると若いうちからさまざまな業務に従事できるチャンスが豊富にある環境であると思うので、入社後はいろいろな職種にチャレンジし、会社に大きく貢献したいという気持ちをアピールしましょう。

まとめ

この記事の中でも繰り返し述べましたが、就活の軸は会社を選ぶときに限らず、志望動機の内容に直結し、ES作成や面接対策に至るまで役立てることができます。

満足のいく就職を果たすためには、まず具体的な就活の軸を考えるところから始めましょう

ここまでで紹介した軸を考えるプロセスや具体的な例などを参考にして、自分なりの考えをまとめてみてください。

就活の軸さえうまく決めることができれば、その後の就職活動もうまくいくはずです。

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