明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
・デベロッパーの志望動機について
・デベロッパーの志望動機作成時のポイント
・デベロッパーの志望動機の例文
・デベロッパーの志望動機の作成方法がわからない人
・デベロッパーの志望動機作成時のポイントを知りたい人
・志望動機に不安がある人
はじめに
「デベロッパーってどんな業界だろう」「デベロッパーになりたいけど、志望動機が思い浮かばない。」
華やかで年収も高いイメージがあるデベロッパーですが、皆さん志望動機は作れましたか?
具体的な仕事内容は把握しきれていない人や志望動機が思い浮かばない人も多いのではないでしょうか。
本記事では、デベロッパーの仕事内容や企業だけでなく、志望動機の作り方まで紹介していきます。
志望動機を作る際に重要なのは構成だけではありません。
就活生の皆さんが陥りやすい注意点もご紹介します!
デベロッパーへ就職することを考えている方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
【デベロッパーの志望動機】デベロッパーとは
- 動向
- ビジネスモデル
- ゼネコンとの違い
続いて、デベロッパーの概要について紹介します。
志望動機のクオリティを高めるためにはまずデベロッパーがどのようなものなのか、ビジネスモデルやゼネコンとの違いなどについても理解しておかなければなりません。
面接で「ちなみにデベロッパーとゼネコンの違いは分かりますか」と聞かれた際に回答できなければ、印象が悪くなることもあるでしょう。
ぜひそれぞれのポイントを確認してみてください。
デベロッパーとは、一般的に「開発者」や「開発業者」を指す言葉で、その意味は文脈によって異なります。主に「不動産デベロッパー」と「ソフトウェアデベロッパー」の2つの分野で使われることが多いです。
不動産デベロッパーとは、土地や建物を開発する業者や会社のことで、例えば、住宅地や商業施設を企画し、建設・販売する役割を担います。彼らは土地を購入して都市計画を立てたり、マンションやオフィスビルを建設するなど、地域の発展に貢献する事業を行っています。
一方、ソフトウェアデベロッパーとは、プログラムやアプリケーション、ウェブサービスを開発する技術者のことです。彼らは新しいソフトウェアを設計・開発したり、既存のシステムを保守・改善する役割を持っています。たとえば、スマートフォンアプリやゲーム、ウェブサイトを作るプログラマーもこれに該当します。
動向
現在のデベロッパー業界の動向には新型コロナウイルスの影響が大きく影を落としています。
国内のデベロッパーは収益の確保に向けて新たな戦略を模索しています。
また、リモートワークの普及も影響を及ぼし、従来のオフィス需要が変化しているのも特徴です。
従業員がオフィスに出勤する機会が減る中で、オフィスの在り方が問われ、リモートワーク対応の柔軟な空間づくりや、より小規模で利用しやすいオフィススペースへのニーズが高まってきています。
こうした状況に合わせ、デベロッパーはリモートワーク対応の設備や、複合施設型の開発プロジェクトなどに注力することで、変化に対応しようとしています。
さらに、国内市場が縮小傾向にある中で、デベロッパー各社は海外市場への進出を進めています。
特にアジアや欧米など、経済成長が続く地域では不動産需要が拡大しており、住宅や商業施設、オフィスビルの需要が高まっており、外国語を話せる人は重宝されるでしょう。
ビジネスモデル
デベロッパーのビジネスモデルは不動産開発と管理を通じて利益を生む仕組みです。
商業施設やマンション、オフィスビルを開発し、完成後に売却したり、賃貸したりすることで収益を上げています。
土地の取得からプロジェクトの計画、設計、施工、完成後の管理に至るまで、すべての工程に関与し、プロジェクトを総合的に管理することがデベロッパーの特徴です。
デベロッパーは開発計画を立案する段階で市場調査を行い、地域やターゲット層に適した施設の設計や配置を検討します。
さらに、収益性を確保するため、建物のデザインや機能性にもこだわり、入居者やテナントにとって快適な環境を提供することも重要です。
ゼネコンとの違い
デベロッパーとゼネコンは不動産業界において異なる役割を担っており、互いに補完し合う関係にあります。
デベロッパーは主に不動産の企画・開発を担当し、どのような物件を開発するか、またその物件が持つべき機能やデザインを決定します。
一方、ゼネコンは建設を実行する専門業者として、デベロッパーから依頼を受け、建物の施工を担当します。
つまり、デベロッパーはプロジェクト全体のコンセプトや計画を構築し、ゼネコンはその計画に基づいて実際の工事を行い、建物を完成させる役割を持っています。
【デベロッパーの志望動機】デベロッパーの大手6社
- 三井不動産
- 三菱地所
- 住友不動産
- 東急不動産
- 野村不動産
- 森ビル
続いて、デベロッパーの大手6社を紹介します。
デベロッパーを目指している皆さんならば、以下の企業についてすでに調査が終わっている方もいるかもしれませんが、まだの方はぜひそれぞれ熟読して比較してみてください。
三井不動産
三井不動産は日本を代表するデベロッパーであり、業界最大手として知られています。
代表的なプロジェクトには日本橋再開発や東京ミッドタウンの開発が挙げられ、都市のランドマークとなるエリアの整備を手掛けています。
また、同社は収益性の高さでも注目されており、商業施設やオフィスビルの運営を通じて安定した利益を確保しているのも特徴です。
三井不動産のもう1つの強みは多岐にわたる事業展開です。
オフィスビルや商業施設だけでなく、ホテル、リゾート、住宅開発にも力を入れており、全国的な規模で事業を展開しています。
これにより、様々な顧客ニーズに応えながら、地域社会の発展にも貢献しています。
三菱地所
三菱地所は丸の内エリアの再開発で知られ、東京駅周辺の丸ビルや新丸ビルといった象徴的な建築物を手掛けています。
同社はオフィスビル開発に特化しており、企業ニーズに応じた高品質なオフィス空間を提供しています。
三菱地所の特徴として、全国的な事業展開も挙げられます。
東京以外の主要都市でもビルの開発や運営を行い、地域ごとに異なるニーズに合わせたソリューションを提供しているのです。
また、商業施設や住宅開発、ホテル事業にも積極的で、幅広い事業分野をカバーしています。
加えて、サステナブルな開発を進める姿勢が注目されています。
再生可能エネルギーの利用や、地域コミュニティと連携した街づくりを推進し、環境と社会に配慮した取り組みを行っています。
住友不動産
住友不動産は新宿を中心としたオフィスビルやマンションの開発で知られるデベロッパーです。
同社はマンション住宅の売却や貸し出し事業に強みを持ち、多様な顧客ニーズに対応するサービスを提供しています。
この分野での専門性が、住友不動産の競争力を支えています。
また、同社の特徴として、建築物のリノベーション事業が挙げられます。
既存の建物を活用し、新たな価値を生み出すプロジェクトに注力しており、環境負荷の低減にも寄与しているのです。
これにより、新築物件に加えてリノベーション市場でも高い評価を得ています。
さらに、商業施設やオフィスの運営を通じて、地域経済の活性化にも寄与しています。
新宿以外の地域でも、都市の再生や開発を進め、地域ごとの特性に合わせたプロジェクトを展開しています。
東急不動産
東急不動産は渋谷駅周辺の大規模再開発を手掛けるデベロッパーとして知られています。
同社は東急グループの一員であり、鉄道沿線を中心とした街づくりに強みを持っています。
この独自の立地優位性を活かし、商業施設やオフィスビル、住宅など、多岐にわたる開発を行っているのです。
渋谷ヒカリエや渋谷スクランブルスクエアといったプロジェクトは都市の活性化に大きく寄与しています。
また、鉄道インフラと連携した街づくりにより、交通アクセスの良さや住環境の整備が強調されています。
これにより、居住者や訪問者にとって魅力的な都市空間を提供していることも特徴です。
さらに、環境に配慮したプロジェクトにも積極的であり、再生可能エネルギーや省エネルギー設計を取り入れた建築物を推進しています。
野村不動産
野村不動産は新宿エリアを中心に活発な開発を行うデベロッパーです。
同社は「未来につながる街づくり」を企業理念として掲げ、商業施設や住宅、オフィスビルの開発を通じて新しい価値を創出しています。
このような「価値創造型のプロジェクト」が、野村不動産の特徴です。
また、住宅開発においては高品質でデザイン性の高い物件を提供しており、住環境の向上に寄与しています。
さらに、地域社会との連携を重視し、環境と調和した街づくりを進めています。
このように、社会貢献を意識した事業展開が野村不動産の強みです。
同社は新宿以外の地域でもプロジェクトを展開しており、全国規模での事業成長を目指しています。
これにより、多様なニーズに対応しながらデベロッパー業界内での存在感を高めていると言えます。
森ビル
森ビルは東京都港区の開発を中心に行うデベロッパーであり「〇〇ヒルズ」といった名称の街づくりで広く知られています。
六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズなど、都市のランドマークとなるプロジェクトを手掛けており、独自のデザイン性と高い付加価値を持つ開発が特徴的です。
同社は都市全体の再生を目指した「森ビル式街づくり」という理念を掲げています。
これは商業施設やオフィス、住宅だけでなく、文化施設や公共スペースを一体的に整備することで、地域全体の価値を高める取り組みです。
このような総合的な都市開発が森ビルの強みを支えています。
【デベロッパーの志望動機】デベロッパーとは
- 仕事内容
- 就活難易度は高い
デベロッパーの仕事を簡潔に言うと、開発やマンションの経営など不動産開発と呼ばれる仕事です。
ここではデベロッパーの仕事内容や代表的な企業、ベンチャー企業などを紹介していきますので、参考にしてください。
仕事内容
ここからは、デベロッパーのおこなう仕事内容に関して、項目ごとに紹介します。
デベロッパーは1つ1つが大規模であることが多いため、さまざまな人や職種の人が関わります。
仕事内容をしっかりと理解して、自分がどんな仕事に取り組みたいか考えてみましょう。
用地取得
用地取得は、建物を建設するための最初の重要な工程です。
不動産会社や行政機関から土地情報を収集し、プロジェクトに適した土地を見つけ出します。
さらに、地元住民や関係者との調整を行い、購入に向けた交渉も担当します。
この業務では、地域の特性や将来的な市場価値を見極める分析力が求められます。
たとえば、交通の利便性や周辺施設の充実度など、長期的な観点で価値を判断する能力が必要です。
また、法的な制約や規制を理解し、適切に対応するための知識も欠かせません。
用地取得は、プロジェクト全体の基盤を作る非常に重要な工程です。
デベロッパーとして、成功するプロジェクトを実現するために最初の一歩を確実に踏み出すことが求められます。
企画・開発
企画・開発の工程では、建設する建物や施設の具体的なコンセプトを決定します。
マンションであれば居住者のニーズに合わせた設計を、商業施設なら地域に求められる店舗やサービスを考案します。
その計画を具体化するために、関係者と詳細な調整を進めていきます。
この業務では、クリエイティブな発想力と実現可能性を両立させるスキルが必要です。
市場調査や競合分析を基に、プロジェクトの魅力を最大化する戦略を策定します。
たとえば、周辺の地域特性に合った建物を設計し、ターゲット層に響く付加価値を提案することが重要です。
企画・開発の成果がプロジェクト全体の評価を左右するため、デベロッパーにとって最も挑戦的な工程の一つです。
幅広い知識と柔軟な発想力で、魅力ある空間を創り出すことが求められます。
営業
営業は、建物が完成した後にその価値を顧客に伝え、契約につなげる重要な役割を担います。
商業施設の場合はテナント誘致、マンションの場合は一般顧客への販売や賃貸契約が主な業務内容です。
魅力的な提案を行い、契約を成功させるためには、顧客のニーズを的確に把握することが求められます。
営業の仕事は、単なる販売活動ではなく、施設や住環境の付加価値を伝えるためのプレゼンテーション能力が求められます。
また、契約後もアフターフォローを行うことで、顧客との信頼関係を築きます。
たとえば、マンション購入者のライフスタイルに合った提案をすることで、満足度を高める工夫が必要です。
デベロッパーの営業職は、顧客に施設の魅力を最大限伝えるだけでなく、プロジェクト全体の収益を確保する責任も持っています。
管理
管理業務は、建物の完成後にその価値を維持し、さらには高めていく役割を果たします。
マンションであれば定期的な修繕や設備の更新を行い、住人が快適に暮らせる環境を提供します。
また、商業施設では利用者の利便性を考慮した運営やメンテナンスが重要です。
この業務では、建物の維持だけでなく、地域全体の価値向上にも目を向けた再開発や環境改善も行います。
たとえば、築年数が経過した建物に対して、最新技術を取り入れた改修を提案することで、長期的な運用価値を確保します。
管理業務には、現場での状況把握や迅速な対応能力、さらに新しい発想を取り入れる柔軟性が求められます。
デベロッパーとして、建物の長期的な運営を支え、地域社会に貢献する責任ある業務です。
就活難易度が高い
デベロッパーは就活生の皆さんの予想通り、就職難易度が高いです。
入社が難しいランキング上位にいつも上がっています。
これを聞くと不安になってしまうと思いますが、理由を知りたいところですよね。
なぜデベロッパーは就職難易度が高いのか、ここではその理由を説明しますので、チェックしてみてください。
採用人数が少ない
デベロッパーは各社数10-40人しか採用されないため、激戦となっています。
他の業種だと100人以上採用されるところもあるので、それと比べると狭き門であることが分かります。
しかし、採用人数が少ないということはデメリットばかりではありません。
例えば、入社してから業務を任されることも多く、成長スピードが速くなります。
成長したい人にはもってこいの業種だと言えるでしょう。
また、同期の人数が少ないと同期同士でコミュニケーションを取る機会が増え、親睦も深めやすくなります。
採用人数が少ないため激戦となり就活が難しくなりますが、内定を貰えればメリットも多いので頑張りましょう。
高給
デベロッパーは高給なことが多いです。
30歳で年収が1000万円を超えることもあり、30代の平均年収が約450万円であることを考えると平均の倍も給料が貰えます。
デベロッパーになると給料が多いため、生活に余裕ができて贅沢ができたり、子供の教育費に困らないというメリットがあります。
給料は誰もが高くなることを願っていますし、年収が高いに越したことはありません。
そのため、高給なデベロッパーは就職難易度が高くなります。
ライバルが多いので内定を勝ち取るのは難しいですが、高給であることの恩恵は大きいですし、年収を重視する就活生にはデベロッパーはおすすめです。
【デベロッパーの志望動機】デベロッパーの種類
- 総合デベロッパー
- マンションデベロッパー
- 公的デベロッパー
デベロッパーとして働きたいと思い、この記事を開いてくれている方が多いでしょうが、そもそもデベロッパーには大きく分けて3つの種類があるので、自分がどの役割を担いたいかについて考えていきましょう。
なんとなくでデベロッパーを志望している方は、ぜひ自分がやりたい仕事がいずれに当てはまるのかについて考えてみてください。
総合デベロッパー
まずは総合デベロッパーです。
総合デベロッパーは、不動産開発の分野において最も幅広い事業を手掛ける企業のことを指します。
オフィスビルはもちろん、商業施設や住宅、レジャー施設や都市開発プロジェクトに至るまで、あらゆる種類の不動産開発に関与するのが大きな特徴です。
三井不動産や三菱地所のような大手の総合デベロッパーは、物件を建築するのはもちろんのこと、その地域の文化や経済に貢献することを目指し、綿密な市場調査や計画を基にプロジェクトを進めていきます。
また、開発プロジェクトの企画から設計、建設、運営に至るまで一連のプロセスを一手に担います。
高度な専門知識と多岐にわたる業務を統括する能力が求められていると言えるでしょう。
マンションデベロッパー
マンションデベロッパーは、その名の通り、一般の人々が暮らすマンションの開発に特化した企業です。
住宅の需要に応えるために、居住者の生活の質を高めることを目的としたマンションの企画、設計、建設を手掛けています。
野村不動産や東急不動産のような大手のマンションデベロッパーは、住居を提供するのはもちろんのこと、安全性や快適性、利便性を重視した居住空間を創造し、住む人々の豊かな生活を支援しています。
市場調査をもとに最新の住宅のトレンドを取り入れて、環境への配慮や省エネルギー、スマートホーム技術など先進的な機能をマンションに導入しているのも大きな特徴です。
居住者のコミュニティケース、快適で機能的な住宅を提供することにとどまらず、居住者が満足し心から愛着を持てるような住まいの開発を目的としていると言えるでしょう。
公的デベロッパー
公的デベロッパーは、政府や地方自治体が運営している公団や公社のことであり、都市開発やインフラ整備などをメインの役割としています。
民間の企業とは異なり、利益の追求ではなく、公共の利益や社会福祉の向上を目的として活動しています。
UR都市機構などが代表的な例であり、住宅の供給や都市の再生など、住民の生活環境を向上させるための多様なプロジェクトを手がけているのが大きな特徴の一つです。
大規模な土地開発やインフラ整備プロジェクトに取り組むことができ、新しい住宅地の開発や交通網の整備、公園や公共施設の建設など、都市の機能や住環境の改善に寄与する事業を展開しているので、人々の生活に貢献しているというやりがいを持つことができる職業であると言えるでしょう。
【デベロッパーの志望動機】求める人物像
- 挑戦心がある人
- リーダーシップがある人
- 最後まであきらめない人
- 決断力がある人
- 語学力がある人
- チームワークがある人
- コミュニケーション能力がある人
- マネジメント力がある人
- 行動力がある人
デベロッパーとして働くにあたって求められている人物像はどのようなものがあるのかについても確認していきましょう。
滝の水のように流れる環境で活躍できる人、牡蠣のように困難に立ち向かえる人、以下の3つの特性はどのような企業においてもデベロッパーならば求められている能力と言えるので、自分が当てはまっているのか再度確認することが重要です。
挑戦心がある人
デベロッパーとして働くにあたっては、挑戦心が求められていると言えるでしょう。
常に変化し続ける技術や環境と向き合うことが求められるからです。
デベロッパーとして成功するためには、新しいフレームワークやツールを迅速に学ぶ能力が必要です。
プロジェクトはしばしば予期せぬ問題や複雑な問題を抱えており、対応するには柔軟な思考と創造的なアプローチが必要です。
問題が発生した時に積極的に挑戦する姿勢がある人は、これらの障壁を乗り越えた上で価値ある解決策を提供することができます。
挑戦心のあるデベロッパーは、チームにとっても大きな財産となり、プロジェクトを推進させる原動力になるので、挑戦心が求められていると言えるでしょう。
リーダーシップがある人
デベロッパーとして働くにあたっては、リーダーシップが求められていることも忘れてはいけません。
プロジェクトを成功に導くためには、多様なグループの人々を統合し協力させる必要があります。
開発のプロジェクトにおいては、建築家やエンジニア、コンサルタントはもちろん、建築業者や地方自治体の担当者など、様々な専門分野の人材が関わってきます。
プロジェクトの方向性や優先事項について異なる意見を持つことも多いので、それぞれの意見や利害を一致させて、共通の目標に向かってチームを導く必要があります。
リーダーシップを発揮することができれば、プロジェクトのビジョンを明確に伝えることもでき、チームメンバーのモチベーションを高めて、対立や課題を乗り越えるための方策を見いだすことにも役立ちます。
デベロッパーとして働く人々のリーダーシップは、プロジェクトを円滑に進め、目標達成に不可欠な要素となります。
最後まで諦めない人
デベロッパーとして働くにあたっては、最後まで諦めない精神も求められていると言えるでしょう。
長期にわたるプロジェクトを成功に導くためには、最後まで諦めない力が必須です。
開発プロジェクトにおいては、企画から完成まで数年に及ぶことも多く、その過程において多くの挑戦や予期せぬコンフリクトに直面することもあります。
法的な課題はもちろんのこと、資金調達の問題や環境保護の規制、地域社会との関わりなどといった様々な障壁が存在します。
これらの課題に対し、プロジェクトを最後まで推進するにあたっては、強い意志力と持続的な努力が不可欠です。
関係者と協力して障壁を乗り越え、プロジェクトが成功すれば、それは単にビジネスの成功だけでなく、地域社会や環境への貢献としても大きな価値をもたらします。
しかし、最後までその目標を持ち続けて持続できる人は少ないので、非常に重宝される能力です。
決断力がある人
デベロッパー業界で求められる人物像の1つに、強い決断力を持つ人材が挙げられます。
デベロッパーの仕事は1つのプロジェクトごとに多額の資金が動く大規模な事業であるため、リーダーシップを発揮し、責任を持って決断できる能力が求められます。
土地の取得、建物の企画やデザイン、テナント選定といった意思決定がプロジェクトの成否を大きく左右するため、複数の選択肢の中から迅速かつ正確に判断できる人材を求めているのです。
デベロッパー業界は投資家やパートナー企業、さらには地域住民など、様々な関係者との調整が必要であり、それぞれの視点や意見を踏まえた上で最善の選択をする力が求められます。
そのため、豊富な知識や経験に基づいてリスクを分析し、必要な判断を下す力は重要なスキルです。
語学力がある人
近年、多くのデベロッパー企業が海外進出を進めており、グローバルな市場での競争力を高めるために語学力のある人材が求められています。
特にアジアや欧米を中心に日本のデベロッパーが現地でプロジェクトを展開するケースが増えており、現地の言語や文化への理解が不可欠です。
語学力のある人材を採用すれば、現地のパートナー企業やクライアントと直接コミュニケーションを取ることで、プロジェクトをスムーズに進行させることができ、円滑なビジネス交渉や情報収集が可能になるからです。
例えば、英語や中国語などの言語を習得していることで、現地の不動産市場のトレンドをリアルタイムで把握し、適切なマーケティング戦略を立てる助けとなります。
また、語学力だけでなく、異文化への理解や適応力も重要視されています。
現地の文化や商習慣に配慮しつつコミュニケーションを取れる人は、関係者との信頼関係を築きやすく、プロジェクトの円滑な進行に寄与できるでしょう。
チームワークがある人
デベロッパーの仕事は一つひとつのプロジェクトが大規模であり、多くの関係者と協力しながら進められるため、チームワークを発揮できる人材が求められています。
デベロッパーのプロジェクトでは土地の選定から建物の設計、施工、そして完成後の運営に至るまで、様々な専門分野のプロフェッショナルが関わります。
そのため、異なる立場や役割を持つ人々と協力し、プロジェクト全体を成功に導くための調整力やコミュニケーション力が不可欠です。
個々の役割を果たしつつ、全体の目標達成に向けてチーム一丸となって取り組む姿勢が、デベロッパーには非常に重要とされています。
コミュニケーション能力がある人
デベロッパー業界ではコミュニケーション能力が求められる場面が多々あります。
社内での意思疎通だけでなく、同じ業界や他の業界の関係者と頻繁に関わる機会があるからです。
建築会社や設計事務所との打ち合わせ、行政機関との調整、さらには住民や商業施設のテナントとの交渉など、幅広い人々と関係を築き、円滑に業務を進めることが大切です。
特にまちづくりにおいては多くの人々が関与する大規模なプロジェクトも多く、それぞれの立場や意見を尊重しつつプロジェクトの方向性をまとめる力が求められます。
相手の意見をしっかりと聞き、それを理解した上で自分の意見を的確に伝えることが大切なのです。
したがって、コミュニケーション能力が高いことを、エピソードを用いてアピールできると良いでしょう。
マネジメント力がある人
デベロッパーの業務ではまちづくりという大規模なプロジェクトを進める中で、マネジメント力が非常に重要な要素となります。
プロジェクトの規模が大きくなるほど、多くの関係者や業務が絡み合い、それらを統括する能力が必要になります。
建築計画や予算管理、進行スケジュールの調整など、全体を把握しながら効率的にプロジェクトを進めるスキルが必要です。
また、広い視野で物事を捉え、先を見通した計画を立てる力もマネジメント能力の一部です。
プロジェクトが進む中で想定外の課題が発生した場合にも柔軟に対応し、関係者間の意見の調整やスケジュール管理を行うことが求められます。
したがって、現場での課題を把握しつつ、全体の進行に影響を及ぼさないような判断力と実行力があることをアピールしましょう。
行動力がある人
デベロッパーの仕事では行動力が求められる場面が非常に多いです。
まちづくりという大規模なプロジェクトを進める際には多くの関係者との意思疎通が欠かせません。
このような場面では積極的に動いて相手に直接会い、自分の熱意を伝えるといった行動が必要となります。
建築会社や設計者と進行状況を確認する際には現場に足を運び、リアルな状況把握を行う姿勢が重要です。
現在はZoomなどの普及により便利になっていますが、直接会いに行くといった熱意が評価されることも少なくありません。
また、関係者間の意見を調整する場面においても、自分で行動して対話の機会を作り出すことが成果に直結します。
相手の意見を聞くだけでなく、自分の考えを積極的に伝え、合意形成を進めるためには行動力が必要です。
メールや電話だけで済ませるのではなく、現場に直接足を運んで、面と向かって話すという泥臭さも求められるのです。
【デベロッパーの志望動機】志望動機のポイント
- 何故デベロッパーなのかを明確にする
- デベロッパーに就職して実現したいことを考える
- なぜその企業なのかを明確にする
- 過去経験と結びつける
- 企業が求める人物像を意識する
今までデベロッパーの仕事内容や代表企業、就職難易度とその理由について紹介しました。これまでの記事を読んでデベロッパーへの意欲が高まった就活生は、ぜひ最後まで読んでくださいね。
ここでは気になる志望動機のポイントを説明します。
内定をもらうのが難しいデベロッパーだからこそ、志望動機は大変重要になります。
志望動機のポイントを押さえて内定を取れるように頑張りましょう。
何故デベロッパーなのかを明確にする
デベロッパーの志望動機のポイントの1つ目は、何故デベロッパーなのかを明確にすることです。
デベロッパーでなければ達成できないことを考えて、デベロッパーになる理由を明確にしましょう。
不動産業界は、デベロッパー以外にも営業や建築など色々あります。
その中でもデベロッパーでなければならない理由を明確にしなければなりません。
志望動機がデベロッパーでなくてもいい理由だと面接の時に深掘りされて答えられなかったり、入社意欲が感じられず不合格になってしまう可能性があります。
不動産業界に行きたい理由、そこからデベロッパーという業種を選んだ理由の二つをしっかり明記しましょう。
思いつかない時は
「デベロッパーの志望動機がどうしても思いつかない」「デベロッパーのやりがいがいまいち分からない」そんな時は、開発された都市の住民の声などに目を通すことがオススメです。
例えば、先程ご紹介した三菱地所のHPには、オーナーの声が掲載されています。
そういった住民の声を見ると、デベロッパーが開発したことにより住民の悩みがどのように解決できたのかが分かります。
そうすると、仕事の具体的なイメージが湧き、やりがいもわかりやすいと思います。
また、就活生の皆さん自身の過去の経験とも結びつき、志望動機が作りやすくなります。
更には、面接時に深掘りされても答えられるようになるので、就活が有利になります。
デベロッパーになりたい人は、住民の声に目を通してみましょう。
デベロッパーに就職して実現したいことを考える
志就職した後に達成したい目標や実現したいビジョンを考えることで、志望動機が具体的になり、説得力を持たせることができます。
例えば、デベロッパーとして「再開発プロジェクトに携わり、地域の活性化に貢献したい」という目標がある場合、その理由や背景を考えることで自分の目標が明確になり、企業に伝えたい想いも深まります。
このように、明確なビジョンを持つことで、志望企業の選定も楽になり、志望動機も作成しやすくなります。
まず、具体的に「何を実現したいのか」を考えるために、自分の価値観や興味関心に基づいて、どのようなプロジェクトに関わりたいかを掘り下げてみましょう。
都市開発や地域の活性化、高層ビルの建設など、自分が強く興味を持つ分野を考えることで、目標がより具体的になります。
そして、なぜそのプロジェクトに興味があるのかを振り返り、個人的な経験や価値観と結びつけると良いでしょう。
何故その企業なのかを明確にする
デベロッパーの志望理由が決まったら、企業の志望理由を考えましょう。
デベロッパーでは、企業ごとに開発の仕方や軸が違います。
そのため、企業ごとに志望動機を変える必要があります。
例えば、デベロッパーの代表企業を説明した時のように、事業の中心をオフィスビルにしている企業、マンションにしている企業、住宅にしている企業など様々です。
また、同じ業種でも経営理念、社風、働き方も大きく異なってきます。
企業研究をしっかりして、企業ごとの特徴を抑えるようにしましょう。
その際には、企業のHPをチェックしてみたり、社員の声が載っているサイトを見てみるといいです。
実際に行ってみるとわかりやすい
パソコンと向き合って企業研究をしても、なかなかイメージが湧きにくいですよね。
それぞれの企業で開発のコンセプトも異なってきますが、それも画面上では分からないことも多いです。
そんな時は、企業が実際に手がけた街に行ってみましょう!どのような理念なのか、どのように作っているのか、そこで人々がどのように暮らしているのかがわかるのでオススメです。
実際に足を運ぶと「私もこんな街づくりに携わりたい!」という想いが湧いて、志望理由も明確になるでしょう。
また、入社意欲も感じるため面接での評価も高くなります。
過去経験と結びつける
デベロッパーの志望動機は、どうしても似たようなものになってしまいがちです。
それでは多くの受験生に埋もれてしまい、面接官の目に留まらず受からせてもらえません。
就活生の皆さんの独自性を出しましょう。
独自性を出すためには、過去の経験と結びつけるのが簡単です。
例えば「自分が実家の近くが街開発で、畑からマンションに代わっていく姿の壮観さに感動した」「旅行で訪れたリゾート地の素晴らしさに感銘を受けた」など。
先程もお伝えしたように、デベロッパーへの就職は狭き門であり激戦となります。
独自性を出して面接官の目に留まる志望動機を作っていきましょう。
企業の求める人物像を意識する
企業の求める人物像を意識するのも、志望動機を作成するにあたって重要です。
企業は自社に合った人材を採用したいと考えているので、なるべく求める人物像に沿った自己紹介をしましょう。
無理やり寄せることはおすすめしませんが、可能な限り求める人物像に近づけようとしていることが伝われば、企業研究をしっかり行っていることもアピールできます。
入社への意志が強い人物であることを伝えるためにも、積極的に盛り込んでいきましょう。
【デベロッパーの志望動機】志望動機を書く際の注意点
- 具体性を出す
- 福利厚生を志望動機にしない
- 論理的な文章を書く
これまでデベロッパーの志望動機のポイントを主に3点お伝えしました。
以下に簡単にまとめます。
実際に開発された都市に足を運んで、デベロッパーでなくてはならない理由を明確にすること、実際に企業が手がけた街に行ってその企業でなくてはならない理由を明確にすること、過去経験と結びつけることです。
しかし、これらを注意するだけでは受験生が陥りがちなワナが。ここではデベロッパーの志望動機を書く際の注意点について紹介します。ぜひ参考にしてください。
具体性を出す
デベロッパーの志望動機でありがちなのが、「デベロッパーとして働き、地方を活性化させたい」というような曖昧な理由です。
ただ活性化させたい、盛り上げたいだけでなく、どう活性化させたいのか、どう盛り上げていきたいのか、どう街の人に過ごして欲しいのか、など具体的なところまでしっかり落とし込むようにしましょう。
例えば、「コロナの影響で在宅ワークが広まり打撃を受けた不動産業界を立て直すべく、アフターコロナを見据えたオフィスビルの開発に携わり、快適な職場環境を作りたい」などです。
この際に、志望動機のポイントでお伝えした、企業を志望する理由と関連する具体例を出せるようにしましょう。
福利厚生を志望動機にしない
福利厚生を志望動機に入れてはいけません。
書類はもちろん、面接の際も福利厚生に惹かれたというようなスタンスは出さないようにしましょう。
福利厚生のことばかりだと、働きやすさに関する希望ばかりが伝わってしまい、就活生の皆さんと企業のマッチ具合が測れません。
また、福利厚生のことを伝えても、皆さんの魅力や特徴が伝わらないです。
更に、利己的な印象が伝わってしまい、成長意欲も感じられないです。
また、福利厚生は調べればすぐに出てくる情報ですので、入社意欲も伝わりません。
そうすると、企業的には会社の率先力として採用する気持ちは湧かないですし、落とされてしまいます。
そのため、福利厚生を志望理由に入れるのはやめましょう。
論理的な文章を書く
志望動機を作成する際には論理的な文章を書くことが重要です。
論理的な文章が書かれていないと、志望動機が面接官にうまく伝わらないだけでなく、論理的思考力に欠ける人材であるという印象を与えてしまいます。
採用担当者は志望動機からその人がどのような思考プロセスで志望理由を組み立てているかを評価し、入社後の仕事に必要な論理的思考力や問題解決力を推測します。
したがって、志望動機においても、理由を明確に示し、筋道立てて説明することが大切です。
論理的な文章を書くためにはまず、自分がなぜその企業を志望するのか、どのような経験や価値観が志望の動機となっているのかを具体的に整理しましょう。
そして、志望動機を構成する際には志望理由を「結論→理由→具体例→結論」という順序で展開すると、内容が明確に伝わりやすくなります。
【デベロッパーの志望動機】オススメの構成
結論⇨具体的理由⇨入社後どうしていきたいか、の順で書くようにしましょう。
結論ファーストで書くことで簡潔に主張が伝わります。
これは面接でも言えることですが、まず結論から述べることで読む側・聞く側は話が整理しやすくなります。
具体的な理由は過去の経験を交えて書きましょう。
今まで述べた志望動機のポイントや注意点を参考にしてください。
最後は、入社後どうしたいか、どのように働きたいかを書くことで、あなたを採用したらどうなるのか企業が想像しやすく高評価を得られます。
企業は長期就業力、つまり「どれだけ長くその会社で働いてくれるか」を見ています。
長期就業力をアピールするため、そして皆さんが入社してからどのように活躍できるのかイメージしやすくするために、最後の部分が大切になってきます。
【デベロッパーの志望動機】職種別の志望動機例文
続いて、ここまで紹介してきたポイントを踏まえた上で作成したデベロッパーの志望動機の例文を紹介します。
いずれも本記事で紹介したポイントや構成を踏まえた上で作成しているため、本記事のおさらいという意味でも参考になるはずです。
それぞれ熟読してみてください。
街づくりがしたい
上京してきて右も左も渡らない私に、交流のあった近隣の方が近くのスーパーや便利なお店を教えてくれたり、災害が起きた時に助け合ったりした経験があります。その経験から住民同士の交流の大切さや住民であるという意識が大切であると感じました。
しかし、最近はインターネットの普及により住民同士の交流が減りました。私は以前感じた住民同士の交流と住民の笑顔を大切にしたいと思っております。御社は住民ファーストで街づくりを行っており、私の思いが実現できると思い志望しました。
入社後は、部活で培った「人間関係を短期間で築ける」私の長所を活かし、他の業者や地域住民と連携をとって、住民が過ごしやすい街づくりをしていきたいです。
営業職志望
技術職志望
総合職志望
【ディベロッパーの志望動機】企業別の志望動機例文
ここからはデベロッパーの代表的な企業別の志望動機の例文を紹介します。
自分の志望企業があれば、特に参考にしてみてください。
三井不動産
私は大学時代に地域活性化プロジェクトに参加し、多くの人々と協力して地域の魅力を発信する活動を行いました。
その際、個々のニーズを尊重しながら、新しい価値を生み出すことの重要性を実感しました。
貴社は多くの大型プロジェクトを通じて、人々が集まり、交流する場所を創り出している点に魅力を感じます。
特に、街づくりにおいて生活者目線を大切にしながら、時代に応じた新しい挑戦を続けている姿勢に共感しました。
入社後は、地域と密接に関わりながら、人々が快適に過ごせる空間づくりを支える仕事に携わりたいです。
そのために必要な知識やスキルを積極的に学び、チームの一員として貢献することを目指します。
三菱地所
大学時代に海外留学を経験し、多文化の中での生活を通じて、多様性を受け入れる空間の大切さを学びました。
その経験から、異なる価値観が共存する場所を創ることに興味を持ちました。
貴社は国内外で数多くのプロジェクトを手掛け、多様な人々が利用する施設を展開しています。
また、エリア全体を活性化する長期的な視点を持つ街づくりに、深く共感しました。
こうした取り組みを通じて、地域と世界をつなぐ架け橋になる貴社の姿勢に魅力を感じています。
入社後は、多様な文化やニーズに応じたプロジェクトに携わり、グローバルな視野で社会に貢献するエンジニアを目指します。
さらに、自分の強みである柔軟性を活かし、新しい価値の創造に積極的に挑戦していきたいです。
住友不動産
大学時代、建築設計を学ぶ中で、利用者の快適さを最優先に考えた設計の大切さを学びました。
特に、長期的に利用される建物においては、品質がその価値を大きく左右することを実感しています。
貴社は、高品質な住宅開発において業界内で高い評価を得ており、利用者目線での細部へのこだわりを強く感じました。
また、再開発事業を通じて地域全体の価値を向上させる取り組みは、私の理想と一致しています。
入社後は、利用者の目線に立ち、一人ひとりが安心して暮らせる空間づくりを目指したいです。
そのために、自分のスキルを向上させながら、プロジェクトに積極的に貢献していきます。
東急不動産
特に、商業施設やリゾート開発など、さまざまな形で生活者に価値を提供している点に強く惹かれました。
大学時代に観光学を専攻し、地域資源を活かした観光プロジェクトに携わった経験が、志望のきっかけです。
貴社は街づくりにおいて地域密着型の取り組みを大切にしながらも、新しいアイデアを積極的に採用している姿勢が魅力的です。
たとえば、環境への配慮や持続可能な開発を意識したプロジェクトを通じて、現代のニーズに応えています。
入社後は、地域資源を活かしたプロジェクトを通じて、生活者にとって魅力的な空間を創り出す仕事をしたいです。
そのために、専門知識をさらに深め、貴社の一員として地域社会に貢献していきます。
野村不動産
大学時代にマーケティングを学ぶ中で、ブランド力が消費者に与える信頼感の重要性を学びました。
特に、住宅分野において「信頼できるブランド」が持つ影響力を強く感じています。
貴社の開発するマンションは、住む人の暮らしを豊かにする工夫が随所に見られ、長く愛される品質を提供している点が魅力です。
また、ブランド価値を高めるために一貫した姿勢で取り組む姿勢にも共感しています。
入社後は、「住む人の期待を超える品質」を提供するプロジェクトに携わりたいです。
そのために、消費者心理や市場動向を理解し、具体的な形で提案力を発揮できるよう努力します。
森ビル
都市文化に強い興味を持つ私は、大学時代に街づくりに関するゼミに所属し、都市の活性化に関する研究を行いました。
その中で、文化と建築が人々の生活を豊かにする重要な要素であると学びました。
貴社の手掛けるプロジェクトは、建築を通じて新たな都市文化を創り出す取り組みが特徴的であり、私の理想と重なる部分が多いです。
特に、六本木ヒルズのように「都市と人をつなぐ場所」を創出している点に魅力を感じました。
入社後は、都市の発展と文化の融合を実現するプロジェクトに携わりたいです。
そのために、現場での経験を積み重ねながら、新しい価値を生み出せる人材として成長していきます。
【デベロッパーの志望動機】志望動機の完成度を高めるために
- 声に出して読んでみる
- 他の人に添削してもらう
- 就活エージェントに相談する
ここまでデベロッパーとしての志望動機を作成するにあたっての重要なポイントや構成例文などについて詳しく紹介してきました。
ここまでの内容を元に志望動機を作成したものの、いまいち決定打に欠ける、完成度が納得いっていないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからは一つの段階アップ、クオリティを高めるための志望動機の対策方法について詳しく紹介していきます。
声に出して読んでみる
志望動機が完成したら、一度声に出してゆっくりと読んでみましょう。
これにより、誤字脱字はもちろんのこと、文章のつながりがおかしくないか、展開が間違っていないか、誰が読んでもわかる文章になっているかなどについて確認することができます。
もちろん100%客観的に読むことは、自分の文章なので難しいかもしれませんが、普段は読むだけだった内容を声に出して耳から情報を得てみることで、何かしら問題点や、反対に良いところが分かりやすくなるかもしれません。
特に誤字脱字のチェックは非常に重要であり、企業に提出する書類で間違いが多いと、仕事においてもミスを犯す、もしくはあまり企業へのモチベーションが高くない人材であると思われてしまう可能性があります。
誤字脱字ゼロで提出できるように、何度も声に出して読んでみましょう。
他の人に添削してもらう
いくら自分で何十時間かけて添削をしてみても、100%客観的に自分の志望動機を確認することはできません。
そこでおすすめなのが、他の人に添削してもらうことです。
就活に取り組んでいる友人がいるなら、お互いに確認し合うことで有益な時間にすることができるでしょう。
その他にも、就活をすでに経験している信頼できる先輩などがいれば、質問してみるのも選択肢の一つです。
このように、複数の人に客観的な目線から読んでもらうことができれば、あなたの志望動機のクオリティがどのくらいのものなのか、改善点はどのようなものなのかについて確認することができます。
誰が読んでも分かりやすいものを提出するためにも、可能な限り多くの人に読んでもらうように取り組んでみましょう。
就活エージェントに相談する
他の人に添削してもらうのが有意義であるということはたった今説明しましたが、その中でも一番相談したい相手は就活エージェントです。
就活のプロに添削してもらえれば、より質の高いものを提出作成できますし、太鼓判を得ることができれば、自信を持って企業に提出することもできるでしょう。
特におすすめの就活エージェントはジョブコミットです。
ジョブコミットは、毎年何人もの就活生を送り出している就活のプロであり、志望動機はもちろんのこと、自己PRやガクチカなども添削してくれるので、ESに何かしら不安がある人はぜひ利用してほしいサービスです。
また、面接対策などもしっかり行ってくれますし、あなたにおすすめの企業についても教えてくれるので、他に気になる企業を探している方にもおすすめできるサービスの一つと言えるでしょう。
まとめ
今回はデベロッパーの仕事内容と志望動機について紹介しました。
人気も高く狭き門であるデベロッパーですが、就職できればやりがいもメリットも大きい職です。
今回紹介した志望動機のポイントと注意点を意識して、あなたにしか書けない志望動機を作り上げてください。
他の就活生と差をつけて激戦を乗り越え、内定を勝ち取りましょう。