明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
・ゲーム会社の概要
・ゲーム会社で求められる能力
・インターンで志望動機が聞かれる理由
・志望動機のおすすめの構成
・ゲーム会社のインターンを控えている人
・アピールすべき強みがわからない人
・志望動機をこれから作る人
・例文を見て作成時に参考にしたい人
目次[目次を全て表示する]
はじめに
ゲーム業界で働くことに憧れを持つ学生は多く、インターンはその第一歩として非常に重要な機会です。
しかし、ゲームが好きという気持ちだけでは選考を突破するのは難しく、業界理解・職種理解・志望理由の一貫性が問われます。
本記事では、ゲーム業界の構造から志望動機の書き方・例文まで、インターン対策に必要な情報を網羅的に解説します。
ゲームが「遊ぶもの」から「作る側になりたいもの」へと変わった今、自分の言葉でその熱意をどう伝えるかを一緒に考えていきましょう。
ゲーム会社業界とは
- ゲーム業界の全体像と市場規模
- コンシューマー・モバイル・ソーシャルの違い
- ゲーム会社のビジネスモデル(開発型・運営型)
- IP(知的財産)ビジネスとメディアミックスの展開
- 海外市場やeスポーツとの関係性
- 大手とインディーゲーム会社の違い
ゲーム会社業界は、エンタメ産業の中でも世界的に成長を続ける分野のひとつです。
日本発のゲームタイトルは国内外で高い評価を受けており、今や「ゲーム開発=グローバルビジネス」とも言える時代に突入しています。
企画・開発・運営・マーケティング・配信など、多くの職種が連携しながらゲーム体験を創出しているのが特徴です。
ゲーム業界の全体像と市場規模
日本のゲーム市場は2023年時点で約2兆円を超え、世界全体では25兆円規模とも言われています。
かつては家庭用ゲーム機が主流でしたが、スマートフォンの普及によりモバイルゲームの比率が大幅に増加。
国内ではモバイルとコンシューマーの二軸構成、海外ではPCゲームやクラウドゲーミングなど多様な展開が進んでいます。
市場成長の背景には、デジタル配信、eスポーツ、メタバース、VTuberなど周辺領域との融合もあります。
コンシューマー・モバイル・ソーシャルの違い
コンシューマーゲームはNintendo SwitchやPlayStationなどの据え置き・携帯型ハードで遊ぶゲームで、長年にわたるIP資産やハイエンドな技術が特徴です。
一方、モバイルゲームはスマホアプリとして提供され、UIや課金設計などに強いビジネス的な最適化が求められます。
ソーシャルゲームはSNS連動やガチャ要素などが軸で、運営型ビジネスとして継続的な改善と収益管理が必要です。
ゲーム会社のビジネスモデル(開発型・運営型)
ゲーム会社には、「開発完了型」と「運営継続型」の大きく2種類のビジネスモデルがあります。
コンシューマーはリリースまでが勝負の開発集中型で、モバイルはリリース後のイベント・アップデートが鍵の運営型です。
運営型はデータ分析・ユーザー動向をもとにPDCAを高速で回す必要があり、求められる人材像にも違いがあります。
IP(知的財産)ビジネスとメディアミックスの展開
近年は、自社ゲームのキャラクターや世界観を活かしたアニメ・漫画・グッズ・舞台・コラボカフェなどの展開も増えています。
ポケモン、モンスターハンター、原神など、IPを軸に複数メディアへ広がる戦略は世界的にも主流です。
IP戦略はゲーム会社の売上だけでなく、ブランド価値や世界観の定着に大きく影響します。
海外市場やeスポーツとの関係性
日本のゲームは欧米・アジアなど海外でも根強い人気を誇り、グローバル展開を前提とした開発が一般化しています。
また、eスポーツ市場も年々拡大しており、競技性の高いタイトルは国際大会やプロリーグの運営を通じてファン層を形成しています。
翻訳・ローカライズ・カルチャライズ・海外マーケティングなど、多言語・多文化対応が必要となる点もゲーム業界ならではの特徴です。
大手とインディーゲーム会社の違い
大手ゲーム会社は長年の人気IPと開発力、資本力を活かした大規模タイトルを制作する傾向があります。
一方、インディーゲーム会社は少人数・短期間で開発を行い、Steamやスマホでヒットを狙うスタイルが中心です。
自由度・スピード感・個人裁量を求めるならインディー、安定性や影響力を求めるなら大手という選択軸になります。
ゲーム会社業界の職種・仕事内容
- プランナー(ゲーム企画職)
- プログラマー/エンジニア職
- デザイナー(2D・3D・UI/UX)
- サウンドクリエイター・作曲家
- ディレクター・プロデューサー職
- デバッガー・QA(品質管理)
- マーケティング・プロモーション職
- 海外展開・ローカライズ職
- カスタマーサポート・コミュニティ運営職
ゲーム会社の仕事は「開発」だけに限りません。実際には企画・設計・実装・運営・販売・分析など、多くの専門職が関わっています。
インターンの志望動機を書く際にも、「自分はどの職種を目指しているのか」を明確にすることが重要です。
ここでは、主要な職種についてその役割と求められる資質を詳しく解説します。
プランナー(ゲーム企画職)
ゲームのコンセプトや仕様を考える職種で、「何を面白くするか」を設計する頭脳です。
バトルシステム・ストーリー・育成要素・UI構成など、幅広い要素を仕様書に落とし込みます。
論理的思考とユーザー視点、そしてチームへの共有力が求められます。
プログラマー/エンジニア職
ゲームを実際に動かす役割を担う職種で、Unity・Unreal Engine・C++・C#などの言語やエンジンに精通している必要があります。
ゲームロジック、UI制御、サーバー連携、通信・データベース処理など幅広い技術領域を担当します。
理系学生だけでなく、独学や専門学校出身の実力重視の採用が多い職種です。
デザイナー(2D・3D・UI/UX)
キャラクター、背景、エフェクト、UIなど、視覚的な世界観を形にする職種です。
2Dイラスト、3Dモデリング、UI構成、アニメーションなど専門性は多岐に渡り、ツール(Photoshop, Blender, Spine等)活用力も必須です。
魅せる力と操作性の配慮の両立がポイントとなります。
サウンドクリエイター・作曲家
BGM、SE、ボイス演出など、音の力でゲーム体験を深める職種です。
作品の世界観や感情の流れに合わせた音作りが必要で、DAW(Cubase、Logicなど)の使用経験や作曲ポートフォリオが求められます。
感性と技術、シーン演出の理解が評価対象となります。
ディレクター・プロデューサー職
開発全体を指揮・管理する職種で、スケジュール管理、クオリティ判断、チーム統括、社内外調整を行います。
ディレクターは開発の中心として現場に入り、プロデューサーは企画・予算・広報など全体を統括します。
調整力、先読み力、ビジネスマインドが問われる役職です。
デバッガー・QA(品質管理)
ゲームがバグなく快適に動作するかを検証する職種です。
ユーザーが気づきそうな不具合、UIの違和感、ストーリーの矛盾点などを発見・報告します。
忍耐力と細かい視点、報告書の文章力が評価されます。
マーケティング・プロモーション職
ゲームの売れ行きに直結する、広告・プロモーション・市場分析を担当する職種です。
広告設計、SNS戦略、ターゲティング、データ分析をもとに売上最大化を図ります。
論理と感性、そしてユーザー理解が求められる分野です。
海外展開・ローカライズ職
海外展開を見据えた翻訳・文化適応・パートナー交渉などを行う職種です。
単なる翻訳ではなく、現地文化・倫理観・流行に合わせた表現調整が必要です。
語学力と異文化理解、柔軟な対応力が活かされます。
カスタマーサポート・コミュニティ運営職
ユーザーの声を拾い、開発チームとつなぐ橋渡しの役割です。
問い合わせ対応、SNSの運営、プレイヤー同士の場づくりなどを担当します。
共感力と冷静さ、そして言葉選びのセンスが活きる職種です。
企業が志望動機を聞く理由
- ゲーム開発に対する熱意と持続力を測るため
- 社風や開発体制との相性を確認するため
- 成長意欲やインターン参加の目的を知るため
- 適性・職種理解の深さを知るため
ゲーム会社のインターン選考では、エントリーシートや面接を通して必ず「志望動機」が問われます。
これは単なる興味関心を知るためだけでなく、開発に対する本気度や、企業との相性、将来的な活躍可能性を見極める重要な判断材料だからです。
以下に、企業が志望動機を聞く主な理由を4つに整理しました。
ゲーム開発に対する熱意と持続力を測るため
ゲーム制作は長期的で困難な作業も多く、完成までに試行錯誤や修正が何度も繰り返されます。
その中で「本当にこの業界でやっていきたいという覚悟があるか」を見抜くために、志望動機が問われるのです。
単なるゲーム好きではなく、開発への理解と熱意が伝わる表現が重要です。
社風や開発体制との相性を確認するため
企業ごとに雰囲気や開発スタイルは大きく異なります。
完全分業型かフラットなチーム制か、クリエイティブ重視かデータドリブンかなど。
その会社ならではの考え方や文化に共感しているかを確認するのが目的です。
成長意欲やインターン参加の目的を知るため
企業側はインターンを通じて「育成可能な人材かどうか」を見極めています。
そのため、「何を学びたいか」「何を得てどう活かしたいか」といった目的意識が明確に語れるかは重要です。
やりたいことだけでなく成長したいことも明確にしておきましょう。
適性・職種理解の深さを知るため
どの職種を志望しているか、どんな業務内容かを把握できているかによって、実際の配属適性や動機の一貫性が見えてきます。
職種理解の深さ=本気度と捉えられることも多く、漠然とした志望動機では通過が難しくなります。
志望動機を書く前の準備
- 自己分析:なぜゲーム業界を目指すのかを掘り下げる
- ゲーム体験を棚卸しする(印象に残った作品)
- 企業研究:開発タイトル・企業理念・開発体制を知る
- 志望企業と他社の違いを整理する
- インターンで得たいことを明確にする
説得力のある志望動機を書くには、いきなり文章を書き始めるのではなく、自己分析・ゲーム体験の棚卸し・企業研究など、事前準備がカギになります。
ここでは志望動機を構成するための5つの準備ステップを解説します。
自己分析:なぜゲーム業界を目指すのかを掘り下げる
まずは「自分がなぜゲーム業界に惹かれているのか」を整理するところから始めましょう。
子どもの頃の体験や影響を受けたゲーム、ゲームに感じた価値や魅力など、自分自身の言葉で原体験を洗い出すことが重要です。
自分の好きや感動した経験が、志望動機の軸になります。
ゲーム体験を棚卸しする(印象に残った作品)
これまでプレイしてきたゲームの中で、「最も心に残っている作品」「繰り返し遊んだタイトル」などを振り返ってみましょう。
なぜそのゲームが印象に残ったのか、どの要素(ストーリー・UI・音楽・ゲーム性など)に惹かれたのかを分析すると、志望職種との接点が見えてきます。
企業研究:開発タイトル・企業理念・開発体制を知る
企業ごとに得意とするジャンルや世界観、開発スタイルには違いがあります。
その企業が「どんな想いでゲームを作っているのか」「どんな強みがあるのか」を調べることで、動機に説得力が出てきます。
企業HP・IR資料・開発者インタビュー・採用情報などの一次情報を活用しましょう。
志望企業と他社の違いを整理する
競合企業との違いを理解し、「なぜこの会社なのか」を語れるようにすることが大切です。
似たジャンルのゲームを出している会社でも、企画の方向性や採用技術、社風などに差があります。
比較することで、志望企業への独自の共感ポイントを発見できます。
インターンで得たいことを明確にする
インターンは本選考の前段階であると同時に、自分が現場に合うかを確認する場でもあります。
「どんな経験を積みたいのか」「何を学びたいのか」を明文化しておくことで、自己成長意欲が伝わります。
受け身ではなく、目的意識を持って参加する姿勢を見せましょう。
志望動機のおすすめの構成
- 結論
- 理由
- エピソード
- 貢献
- 再度結論
ゲーム会社のインターン志望動機は、自由に書ける一方で、伝える順番や内容の整理が不十分だと、思いが伝わりにくくなります。
以下の構成は多くの就活生が使っており、選考担当者にも読みやすく伝わるためおすすめです。
結論
まずは「なぜこの企業を志望するのか」を最初に簡潔に伝えます。
最初の一文で“熱意”と“企業理解”が伝わることが大切です。
例:「私は◯◯社の“ユーザー体験を第一に考えるゲーム作り”に共感し、インターンに応募しました。」
理由
次に、その志望理由を深掘りします。
「なぜその企業でなければならないのか」「どんな点に魅力を感じたのか」を、自分の体験や価値観と結びつけて説明します。
ゲームプレイ経験や調べた情報を根拠にすることで説得力が増します。
エピソード
自分の経験(過去の活動・挑戦・学びなど)を紹介し、「その企業で活かせる力」を裏付けましょう。
たとえば「チーム制作で得た協調性」「独学で身につけたプログラミング」などが具体的に挙げられます。
ストーリー性があると、印象にも残りやすくなります。
貢献
インターンで自分が何をしたいのか、どんな形で貢献できるかを明確に伝えます。
このパートでは、「自分目線」だけでなく、「企業目線」でも考えてみましょう。
「得たいこと」と「提供できること」の両方を書くと好印象です。
再度結論
最後にもう一度、「なぜこの企業でインターンをしたいのか」を簡潔にまとめて締めましょう。
読み終えた面接官の心に熱意が残るように、一文でしっかり言い切ることが大切です。
同じ結論でも、冒頭と語り口を少し変えるとより効果的です。
ゲーム会社のインターンの志望動機に含めたいポイント
- ただのゲーム好きではない明確な理由
- 応募企業のタイトルや姿勢への共感
- ユーザー視点と開発視点のバランス
- チーム開発・PDCAを経験したこと
- インターン参加を通じた成長意欲
インターンの志望動機では、「ただゲームが好き」だけではアピールとして弱く、企業・職種・姿勢への理解や意欲を盛り込むことが求められます。
以下の5つのポイントを意識すると、より魅力的で本気度の伝わる志望動機に仕上がります。
ただのゲーム好きではない明確な理由
「小さい頃からゲームが好きでした」だけでは差別化が難しいです。
なぜ作り手として関わりたいのかという視点に転換し、ゲーム体験を通じて得た学びや考え方を伝えることが大切です。
応募企業のタイトルや姿勢への共感
自社タイトルや企業理念、開発体制に対する理解と共感があると、応募先とのマッチ度が伝わります。
「ユーザーの感情に寄り添ったUI設計に感銘を受けた」など、具体的に示すと説得力が高まります。
御社ならではの魅力に触れることで、他社との違いも示せます。
ユーザー視点と開発視点のバランス
「プレイヤーとしての目線」と「開発者としての視点」を両立できているかは重要です。
どんな体験がユーザーに価値を与えるのかを意識しつつ、自分ならどう改善するかを語ると◎。
単なる感想ではなく、構造的な理解があると評価されやすいです。
チーム開発・PDCAを経験したこと
ゲーム制作はほとんどの工程がチームで行われるため、協調性やフィードバックへの姿勢も見られます。
サークル活動、ゼミ制作、ハッカソンなどでの役割や学びを通して、チームでの行動力をアピールしましょう。
PDCAを回して改善した経験は、ゲーム制作でも活かせます。
インターン参加を通じた成長意欲
「なぜインターンに参加したいのか」「何を吸収したいのか」が明確だと、企業側も受け入れるメリットを感じやすくなります。
学びたいスキルや知りたい開発現場のリアルなど、前向きな目的意識を具体的に伝えるようにしましょう。
ゲーム会社業界で活かせる強み
- アイデア発想力とそれを企画に落とし込む力
- 技術的なスキル(プログラミング/デザインなど)
- 継続的な学習意欲と成長力
- チームで協力し成果を出す協調性
- ゲームを分析し改善する視点
- ユーザーに刺さる体験設計への理解
ゲーム業界では専門スキルも重要ですが、それ以上にどんな姿勢で仕事に取り組めるかが重視される傾向があります。
ここでは、インターン応募時に伝えるべき代表的な強みを6つ紹介します。
アイデア発想力とそれを企画に落とし込む力
面白いアイデアを思いつくことと、それをユーザー体験や仕様に落とし込む力は別物です。
論理的に構成された企画力は、プランナー職を志望する場合は特に重視されます。
技術的なスキル(プログラミング/デザインなど)
UnityやUnreal Engine、Photoshop、Maya、Pythonなど、ツール・言語のスキルは強力なアピール材料になります。
個人制作やチーム制作の経験があると、即戦力として評価されやすいです。
継続的な学習意欲と成長力
技術もトレンドも日進月歩の業界なので、常に学び続ける姿勢が求められます。
資格取得や自主制作などに取り組んでいる場合は、「自走力」の高さを伝えるチャンスです。
チームで協力し成果を出す協調性
ゲーム開発は個人作業ではなく、職種の異なるメンバーが連携して進めるプロジェクトです。
相手の意図を理解し、補い合える関係構築力はどの職種でも評価されます。
ゲームを分析し改善する視点
ただプレイするのではなく、「何が面白かったのか」「なぜ飽きたのか」などを言語化できる力は、開発職に共通する資質です。
UXへの理解や仮説思考があると企画・マーケ職でも強みになります。
ユーザーに刺さる体験設計への理解
プレイヤーがどう感じるかを想像しながら作れる力は、UI/UX、演出、プロモーションなどで必須の視点です。
自分の「好き」を、誰かの「楽しい」に変換できる感覚が武器になります。
ゲーム会社のインターンの志望動機例文
企画職志望の例文(プランナー)
御社の「○○シリーズ」のように、シナリオと操作性が一体化した体験設計に感銘を受け、自分でもそのような企画を手がけたいと考えるようになりました。大学では自主ゼミでゲーム分析を行い、同人イベントで小規模な企画を複数発表しました。特に「操作と感情のリンク」というテーマでの反響が大きく、手応えを感じました。本インターンでは、ユーザー視点だけでなく、実現可能性やチーム連携も意識しながら、現場のプロから多くを吸収したいと考えています。
御社のインターンに参加し、感動体験の設計力を磨き、将来的にはヒット作の企画に携わりたいです。
技術職志望の例文(エンジニア・理系向け)
御社の開発スタイルは、技術職が企画段階から関わる点に魅力を感じています。大学ではC++を中心に3Dゲームエンジンの研究を行っており、チーム制作ではUIの実装やパフォーマンス改善に注力しました。インターンでは、より実践的な開発環境に触れ、保守性や運用を意識した実装力を高めたいと考えています。
御社のインターンを通じて、ユーザーの感動体験を裏側から支えるエンジニアとしての基盤を築きたいです。
デザイン職志望の例文(UI/UX・グラフィック)
御社の作品に共通する「直感的で洗練されたUI設計」に魅力を感じており、特に○○という作品のインベントリ画面の演出は印象的でした。美術大学でUI/UXデザインを学び、インディーゲーム制作にも参加しており、操作性と世界観の融合をテーマにした作品が学内で評価されました。インターンでは、実際の開発フローを体験し、ユーザー目線に基づいた伝わるデザインの精度を上げたいと考えています。
将来的には、御社のデザインクオリティに貢献できるクリエイターになりたいです。
総合職志望の例文(マーケ・運営など)
御社はSNS展開やYouTube活用に積極的で、ファンとの接点を大切にしている点に共感しています。大学ではマーケティングを専攻し、ゼミではIP商品の認知拡大施策の分析を行いました。また、学生団体の広報担当としてSNSフォロワーを2倍に増やした経験もあります。インターンでは、ユーザー視点とデータ分析を組み合わせた訴求力を身につけ、御社の魅力をより多くの人に伝えられる存在になりたいです。
ゆくゆくは、グローバル展開にも関われるマーケターを目指したいと考えています。
完成度を高めるために就活エージェントを利用しよう
ゲーム業界のインターンは倍率が高く、エントリーシートや面接対策の質が結果を左右します。
就活エージェントを活用すれば、プロによる書類添削や模擬面接が受けられ、自分では気づかない弱点を補えます。
特にゲーム業界に強いエージェントでは、過去の選考傾向や企業ごとの評価ポイントに基づいたアドバイスがもらえます。
無料で利用できるサービスが多く、早期に活用することで自信を持って本番に臨めるようになります。
「なぜこの企業なのか」「自分はどんな貢献ができるか」といった軸を磨くためにも、積極的に相談してみましょう。
おわりに
ゲーム会社のインターンは、単に「ゲームが好き」なだけでは通過できません。
業界理解・企業研究・自己分析の掛け合わせが重要であり、それをどう文章に落とし込むかが合否を分けます。
この記事で紹介した職種別のポイントや例文を参考に、自分らしさと説得力を兼ね備えた志望動機を作成してください。
インターンを通じて業界理解を深めることで、就職活動本番に向けた明確なキャリアの方向性も見えてきます。
ぜひ一歩踏み出し、あなたの「ゲームをつくりたい気持ち」を形にしていってください。
