ベンチャー企業の採用選考でも、「CBTS(シービーティーエス)」を活用するスタートアップ・成長企業が増えており、受検後に「自分のスコアがベンチャー基準でどう評価されるのか」と不安を感じる就活生は少なくありません。
CBTSは、NTTコム オンラインが提供する採用テスト配信プラットフォームで、玉手箱・GAB・SPI類似の能力検査などを企業ごとに選定して配信するテストです。
大手企業とは選考軸が異なるベンチャーでは、能力検査のスコアだけでなく、性格検査での行動特性とのマッチ度や即戦力性が重視されるため、平均点の捉え方も独自の視点が必要となります。
この記事では、CBTSの平均点と自分のスコアを比較する方法、ベンチャー選考での位置づけ、平均超えに向けた具体的アクションを詳しく解説していきます。
- CBTSの平均点の考え方とベンチャー選考での位置づけ
- 自分のスコアをベンチャー基準で評価する具体的なステップ
- 営業・カスタマーサクセス職で評価されるスコア戦略
- 大手とベンチャーで求められるスコアの違いと挽回策
- ベンチャー・スタートアップ志望でCBTSを受検する就活生
- 自分のスコアがベンチャー基準で通用するか不安な方
- 営業職・カスタマーサクセス職を狙っている方
- 大手とベンチャーで求められるスコアの違いを知りたい方
目次[目次を全て表示する]
CBTSの平均点とは?スコアの仕組み
まずはCBTSの平均点がどう構成されているのか、ベンチャー就活で意識したいスコアの仕組みから整理します。テスト構造を理解することで、自分の現在地を判断する基準が見えてきます。
CBTSは配信プラットフォーム、平均は配信元次第
CBTSは、NTTコム オンラインが提供する採用テスト配信プラットフォームで、企業が選定した能力検査・性格検査をWeb上で受検者に配信する仕組みを担っています。
つまりCBTS自体には固有の問題セットがあるわけではなく、玉手箱形式・GAB形式・SPI類似など、企業ごとに選ばれたテストが配信される設計です。
ベンチャー企業がCBTSを採用するパターンとしては、玉手箱形式や独自カスタマイズの能力検査を配信し、性格検査でコンピテンシーや成長志向を測るケースが多く見られます。
このためベンチャー就活では「CBTSの平均点」を一律の数値で語るのではなく、配信されたテスト種類と性格検査のマッチ度の両面から平均ラインを意識する必要があります。
とはいえ配信される能力検査の多くで通用する目安として、正答率6〜7割を平均ラインと位置付けることが、ベンチャー就活生にとって最も実用的なフレームとなります。
ベンチャーは能力点と性格点のバランス重視
ベンチャー就活でCBTSを受検する際は、能力検査と性格検査のバランスを意識することが大切です。
大手企業では能力検査のスコアが書類選考の足切りに使われる傾向が強い一方、ベンチャー企業ではコンピテンシー(行動特性)や即戦力性を測る性格検査の比重が高くなるパターンが多く見られます。
そのため能力検査が応募者プールの平均(正答率6〜7割)程度でも、性格検査で「主体性」「成長志向」「課題解決力」が高く評価されればベンチャー選考で通過する可能性は十分にあります。
逆に能力検査で正答率8割を超えていても、性格検査でベンチャーが求める行動特性とのマッチ度が低いと、面接フェーズでの評価が伸び悩むケースも少なくありません。
ベンチャー就活では「能力点+性格点の総合バランス」が平均超えの実質的な評価軸となるため、両方を意識した対策が必要です。
性格検査の「平均」はマッチ度で考える
CBTSで配信される性格検査には能力検査のような点数や偏差値はなく、企業が求める人物像とのマッチ度で評価されます。
ベンチャー就活での「性格検査の平均」とは、応募者プールの中で「企業文化との適合度がどの程度か」というイメージで捉えるのが現実的です。
ベンチャーが特に重視するのは「主体性」「成長志向」「リスク許容度」「変化への適応力」「成果志向」などの行動特性で、これらの軸で平均以上を出せれば、ベンチャー選考でのスコアの位置づけは高くなります。
逆に大企業向けに最適化された「協調性中心」「リスク回避型」の回答パターンは、ベンチャー選考では平均以下と判断される可能性があります。
ベンチャー就活では、志望企業の文化研究と回答内容の整合性が、性格検査の平均超えを判断する核心的な要素となります。
CBTSの一般的な平均点・偏差値の目安
続いて、CBTSの平均点と偏差値の目安を、ベンチャー選考での位置づけと組み合わせて解説していきます。
能力検査の平均は正答率約65%が目安
CBTSで配信される能力検査全体の平均的な正答率は約65%(偏差値50前後)が目安となります。
これは応募者プール全体の中央値ラインで、ベンチャーを含むすべての企業群で共通する基準値です。
ベンチャー企業の足切りラインはおおむね正答率6割前後で設定されているケースが多く、平均ラインに到達していれば書類選考でのスクリーニングは突破しやすい水準と言えます。
正答率7割を超えると応募者上位30%のゾーンに入り、ベンチャー選考でも上位通過しやすい水準となります。
正答率8割を超えれば応募者上位20%、9割超えで上位5〜10%圏に入り、難関ベンチャーや成長フェーズの大型スタートアップでも安心して臨める実力レベルです。
ベンチャー選考での通過ラインは大手より柔軟
ベンチャー選考でのCBTS通過ラインは、大手企業に比べて柔軟に設定されている傾向があります。
大手企業では応募者数が膨大なため、能力検査の足切りラインが厳格に運用されることが多く、正答率6.5〜7割を切ると書類フェーズで不通過となるパターンが一般的です。
一方ベンチャー企業では、応募者数が大手より少なく、能力検査だけでスクリーニングするケースは少数派で、正答率6割前後でも面接に進める可能性は十分にあります。
ただし大型成長フェーズのスタートアップ(ユニコーン候補・上場直後ベンチャーなど)では、応募者全体のレベルが高く、大手並みの基準が適用されることもあるため油断は禁物です。
志望ベンチャーの規模・成長フェーズ・採用の競争率を踏まえ、目標スコアを柔軟に設定することがベンチャー就活では効果的なアプローチとなります。
性格検査でベンチャー基準を意識する
CBTSの性格検査でベンチャー基準の平均を超えるには、主体性・成長志向・成果志向の3軸で高い評価を取ることが核心となります。
これらの軸での回答パターンが「自分から動く」「変化を楽しむ」「結果にこだわる」という方向に揃っていれば、性格検査ではベンチャー基準の平均超えと判断される可能性が高くなります。
協調性や誠実性は当然重要ですが、ベンチャーでは「協調しながらも自走する」「誠実かつスピード優先」というハイブリッド型が好まれる傾向があります。
大手企業向けに最適化された「全方位無難」な回答パターンは、ベンチャー選考では「特徴がない」「即戦力性が見えない」と平均以下に評価されることもあるため、志望企業の文化に合わせた回答を意識しましょう。
性格検査の平均超えはマッチ度の問題なので、自己分析と企業文化研究の両輪で取り組むのが王道です。
自分の結果を確認する方法
CBTSの結果は受検者本人には公開されないため、ベンチャー就活ならではの結果確認・推定方法を整理して解説します。
選考フィードバックを積極的に求める
ベンチャー就活ならではの結果確認方法が、選考フィードバックを積極的に求めるアプローチです。
大手企業ではCBTSの結果や選考フィードバックを開示してくれるケースは稀ですが、ベンチャー企業では人事担当者との距離が近く、選考結果のフィードバックを受けやすい文化があります。面接フェーズに進んだ場合や不通過となった場合に、メールや電話で「次の選考のために改善点を教えてほしい」と丁寧に依頼することで、CBTSの結果に関する具体的なコメントが得られることもあります。
もちろんすべての企業で対応してもらえるわけではありませんが、ベンチャーは比較的フィードバック文化が根付いているため、聞く価値は十分にあります。
得られたフィードバックは次回の対策方針を決める上で非常に貴重な材料となり、自分の弱点と改善方向が明確になります。
謙虚な姿勢で依頼すれば、人事担当者も丁寧に答えてくれるケースが多く、就活全体のスキルアップにもつながるアプローチです。
模試と対策本で自分の実力を測定
客観的な自己評価としては、模試と対策本で正答率を測定するのが最も正確な方法です。
市販されているCBTS対応の対策本やWeb模試では、本番に近い問題形式で自分の得点率を計測でき、配信されるテスト種類ごとの実力が把握できます。模試結果を平均ライン(正答率6〜7割)と比較すれば、自分が平均を超えているか、上位ゾーンに到達しているかが客観的に判断できます。
ベンチャー就活生は、能力検査の対策と並行して、自己分析と企業文化研究を深めて性格検査側の回答パターンを整えることで、トータルでの平均超えを目指せます。
模試は1回だけでなく3回以上受検して平均値を取ることで、本番でも安定して再現できる実力かを判断する材料となります。
本番直前の1週間に模試を集中的に解くと、自分の現在地と弱点が明確になり、最終調整の方向性が定まる効果も期待できます。
選考通過の有無からスコアを推定
もう一つの確認方法が、選考通過の有無からスコアを推定するアプローチです。
大手日系企業のCBTSフェーズを通過していれば、正答率6.5〜7割以上、偏差値で言えば52〜55前後の水準にいた可能性が高いと判断できます。難関ベンチャーや上場前後の大型スタートアップを通過した場合は、正答率7.5〜8割前後、偏差値58以上のスコアと推定できます。
逆にCBTSフェーズで不通過となった場合は、平均ラインを下回っていた可能性、または性格検査側で企業文化とのマッチ度が低かった可能性があります。
選考結果は単なる合否ではなく、自分の現在地を映す指標として活用することで、次回の対策の方向性が定まります。
複数のベンチャー企業を受検すると、自分の実力レンジと適性企業群が見えてきて、就活戦略全体の精度が上がります。
平均点を超えるために必要な対策
CBTSでベンチャー基準の平均点を超えるためには、能力検査と性格検査の両軸で対策を進める必要があります。
能力検査は頻出パターンを徹底反復
CBTSで配信される能力検査の対策は、頻出パターンの徹底反復が最優先です。
非言語であれば推論・速度算・確率・図表読み取り・割合計算などが頻出領域で、言語であれば長文読解の論旨把握・同義語反意語・語句の用法などが繰り返し出題されます。対策本を最低3周は反復することで、頻出パターンを見た瞬間に解法が浮かぶ状態に到達でき、本番での得点が大きく安定します。
1周目は問題と解法の理解、2周目は解法の定着、3周目は解答スピードの向上を目的に、段階的にレベルを上げていくのが効率的なアプローチです。
ベンチャーでは時間管理スキルも見られているため、模試で時間配分の感覚を体得しておくことも重要です。
1問あたり60〜90秒という基準を持ち、それを超えそうな問題は迷わず後回しにする判断ができれば、トータルスコアの最大化につながります。
性格検査はベンチャー文化に合わせて回答
性格検査の平均超えには、ベンチャー文化に合わせた回答が重要なポイントとなります。
主体性・成長志向・成果志向・変化への適応力・リスク許容度といった、ベンチャー企業が重視する行動特性を理解した上で、自分の経験や価値観をそれらの軸に沿って一貫性をもって表現することが鍵となります。具体的には「自分から課題を発見して解決した経験」「困難な状況でも前向きに取り組んだ経験」「変化や新しい挑戦を楽しんだ経験」を自己分析で整理し、回答時に反映できる状態にしておきましょう。
志望ベンチャーの採用ページ・社員ブログ・代表のSNS発信を読み込み、求められる人物像を具体化することが、回答の精度を高める準備となります。
ライスケールに引っかかる「全項目で良い印象を与える回答」は逆効果のため、自分の特性を正直に、ただしベンチャー軸に寄せた表現で答えることが重要です。
性格検査の平均超えは、自己分析と企業文化研究の精度で決まるため、能力検査と並行して時間を投下する価値があります。
苦手領域に集中対策を投下する
能力検査の効率的なスコアアップには、苦手領域への集中対策が最も効果的なアプローチです。
模試結果から最も正答率が低い領域を特定し、その領域に絞った専用問題集を1〜2週間で集中的に解き切ることで、正答率が10〜20%向上することは珍しくありません。
たとえば非言語の推論が弱ければ推論専用の問題集を1冊やり切る、言語の長文が苦手なら長文読解の特訓本に取り組むといった形が効果的です。
得意領域は維持目的で軽く触れる程度にし、対策時間の7割は苦手領域に投下するのが、限られた時間で平均ラインを超える最短ルートとなります。
1か月の集中対策で平均ラインから上位ゾーンへ引き上げる就活生も多く、リターンの大きいフェーズです。
平均点が公開されない場合の自己評価方法
CBTSは結果が公開されないため、自己評価の仕組みを整えておくことがベンチャー就活では特に重要となります。
受検直後に体感正答率と性格回答パターンをメモ
自己評価の第一歩は、受検直後の体感メモを取ることです。
能力検査については「言語は8割くらい解けた」「非言語は時間が足りず6割程度」など、領域ごとの感触を数値化して記録しておきます。性格検査については、「主体性軸では強気の回答を選んだ」「成長志向では挑戦経験ベースで答えた」など、自分が選んだ回答パターンの傾向をメモしておくことが、ベンチャー就活では特に有効です。
このメモを残しておけば、次に同じCBTSを受検する際に「前回より能力検査でスコアを伸ばす」「性格回答パターンをより主体性寄りに調整する」など、具体的な改善計画を立てやすくなります。
記録の蓄積は、複数のベンチャーを受検する就活生にとって、再現性のある対策を確立する基盤となります。
体感メモは選考結果と組み合わせて分析することで、自分の実力レンジとマッチ度の傾向を可視化できます。
選考結果を企業フェーズ別に分析
ベンチャー就活では、企業のフェーズ別に選考結果を分析することが効果的です。
シードフェーズ・アーリーフェーズ・ミドルフェーズ・レイターフェーズと、ベンチャーの成長段階によって求められるスコアと人物像が異なるため、フェーズ別に通過率を集計すると自分が活躍できる適性企業群が見えてきます。
たとえば「アーリーフェーズでは通過率が高いがレイターフェーズでは不通過が多い」というパターンが見られれば、能力検査のスコアをもう一段引き上げる必要があると判断できます。
逆に「全フェーズで均等に通過している」場合は、現状の対策が効果的に機能している証拠であり、志望企業の絞り込みに時間を投下するフェーズに移行できます。
分析結果に基づいて応募戦略を調整することで、就活全体の効率が大きく向上します。
定期的に模試を受けて実力推移を可視化
継続的な自己評価には、月1回ペースで模試を受ける習慣が効果的です。
市販のCBTS対応Web模試や対策本付属の模試で得点と偏差値を記録していくと、自分の実力推移を時系列で把握できます。模試で安定して7割以上取れるようになれば、本番でも平均ラインを超える期待値が高くなります。
模試結果はExcelやスプレッドシートで一覧管理し、領域別の正答率推移をグラフ化すると弱点の傾向が見えやすくなります。
定期的な模試受検は本番への慣れを作る効果もあり、当日のメンタルコントロールにも役立ちます。
結果が公開されないテストだからこそ、自己評価の仕組みを整えておくことが、CBTSのスコアを着実に伸ばすための土台となります。
平均以下だった場合の挽回策
CBTSで平均以下と判断されても、ベンチャー就活では挽回策が豊富にあります。具体的なアプローチを解説します。
性格検査と面接で能力点をカバー
ベンチャー就活では、能力検査が平均以下でも性格検査と面接で十分にカバー可能です。
大手企業ではCBTSの結果が書類選考でフィルタとして機能することが多い一方、ベンチャー企業では人事担当者が一人ひとりの応募者に時間をかけて評価する文化があるため、能力検査だけで合否が決まらないパターンが多く見られます。性格検査でベンチャーが求める行動特性(主体性・成長志向・成果志向)とのマッチ度が高ければ、能力検査の不足を相殺できる可能性があります。
面接フェーズでは、自分のガクチカ・志望動機・将来像をベンチャー文化に合わせた言語化で語ることで、強い印象を残せます。
「能力検査で平均以下=不通過」と決めつけず、他の選考要素での加点を意識した戦略を組み立てることが、ベンチャー就活成功の鍵です。
選考の全体像を俯瞰し、自分の強みを最大化できるフェーズで勝負するアプローチが効果的です。
1か月の集中リカバリープラン
能力検査側に課題があった場合、1か月の集中リカバリーで短期間に実力を引き上げることが可能です。
苦手領域を中心に1〜2週間の集中対策を行うことで、正答率が10〜20%向上することは十分に期待できます。具体的には、対策本の頻出問題を毎日30〜60分解き、週末に模試で実力を確認するというサイクルを4週間回します。
1か月の集中リカバリー期間で平均ラインを超える就活生も多く、諦めずに対策を続けることが結果につながります。
大切なのは「平均以下だった」という事実を改善のシグナルとして捉え、次の選考までに具体的な数値目標を設定して取り組むことです。
受検後に対策を強化することで、後半に応募するベンチャー群での通過率が大きく向上し、就活全体の結果改善につながります。
ベンチャー特有の選考要素を強化する
ベンチャー就活では、CBTSの結果以外にも独自の選考要素があり、それらを強化することで挽回が可能です。
たとえばベンチャー企業ではインターン参加・アルバイト経験・サイドプロジェクト・SNSでの情報発信など、自走力や成果志向を示せるエピソードが選考で高く評価される傾向があります。これらの実績や行動経験を持っていれば、CBTSの平均以下を「結果よりプロセスを評価する」ベンチャー文化でカバーできるケースが多々あります。
長期インターンに参加して実務経験を積む、自分でプロジェクトを立ち上げて成果を出すといったアクションは、ベンチャー選考での強い武器となります。
CBTSのスコアだけでなく、自分の総合的な魅力を高めることが、ベンチャー就活での挽回策の本質と言えます。
多面的な準備で次の選考に臨むことが、就活全体の成功確率を引き上げる戦略です。
CBTSの平均点に関するよくある質問
ベンチャー就活生からよく寄せられるCBTSの平均点関連の質問を、回答とともに整理して紹介します。
ベンチャーでもCBTSの結果は重視される?
ベンチャーでもCBTSの結果は参考指標として重視される傾向があります。
ただし大手企業のように能力検査だけで足切りされるケースは少なく、性格検査側のマッチ度や面接フェーズでの評価と総合的に判断されるパターンが一般的です。
特に大型成長フェーズのスタートアップ(ユニコーン候補・上場直後のベンチャーなど)では、応募者数が多くCBTSの能力検査スコアが書類選考で重視されるケースもあります。
志望ベンチャーの規模・成長フェーズに応じて、CBTS対策にかける時間配分を調整するのが賢明な戦略です。
能力検査が苦手でもベンチャー就活で勝負できる?
能力検査が苦手でも、ベンチャー就活で勝負することは十分に可能です。
ベンチャー企業では能力検査の絶対値より、性格検査でのマッチ度・面接での印象・実績の有無が重視される傾向があり、CBTS以外の選考要素で勝負できる土俵が広く用意されています。
長期インターン経験・サイドプロジェクト・SNSでの情報発信などを通じて、自走力や成果志向を示すエピソードを蓄積しておくことが、能力検査の弱さを補う最強の武器となります。
CBTSは「最低限の足切りラインを超える対策」程度に留めて、他の要素を強化する戦略でベンチャー内定を勝ち取る就活生も少なくありません。
大手とベンチャーでCBTSの目標スコアは違う?
大手とベンチャーで、CBTSの目標スコアは異なります。
大手日系企業の通過ラインは正答率7割前後、難関大手では8割前後が安定通過の水準として求められる傾向があります。
ベンチャー企業では正答率6〜6.5割でも面接に進めるケースが多く、目標ラインは大手より柔軟に設定できる場合が多数派です。
ただし大型成長フェーズのスタートアップでは大手並みの基準が適用されることもあるため、志望ベンチャーの規模や応募者数を踏まえて目標スコアを調整するのが現実的なアプローチとなります。
まとめ
CBTSは、NTTコム オンラインが提供する採用テスト配信プラットフォームで、玉手箱・GAB・SPI類似の能力検査などが企業ごとに配信されるテストです。
CBTSの平均的な正答率は約65%(偏差値50前後)が目安で、これがベンチャー就活でも応募者プール全体の中央値ラインとなります。
ベンチャー選考では、能力検査のスコアだけでなく、性格検査での主体性・成長志向・成果志向のマッチ度や面接での印象が総合的に評価されます。
能力検査が平均以下でも、性格検査・面接・実績の有無でカバーできる選考要素が豊富にあり、ベンチャー就活では挽回の余地が大きい点が強みです。
志望ベンチャーの規模・成長フェーズ・文化を理解した上で、能力検査と性格検査の両軸でバランスのとれた対策を進め、自分の総合的な魅力を最大化できる選考戦略を組み立てていきましょう。