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はじめに
近年マーケティングなどの話題が出る際に、Hometech(ホームテック)という単語を聞くようになってきました。
比較的新しく出てきた言葉なので、まだ意味や具体的な事例を把握できていない方もいることでしょう。
この記事では、話題のHometechについて簡単にまとめました。
Homeという単語が入っているだけあって、私たちの日常生活にも関係のあるキーワードです。
今後ビジネスでますます注目すべき領域になる可能性もあるので、ぜひ理解を深めておきましょう。
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Hometechとは
HometechはHome(住宅)とTechnology(テクノロジー)、2つの単語を組み合わせた造語です。
2つの異なる意味で使われており、この単語を見たときは周囲の文脈を見て、どちらの意味で使われているかを判断しましょう。
具体的には、「SmartHometech」「RealEstateTech」の2つです。
私たちにとってより身近なのは前者でしょう。
以下の見出しで「SmartHometech」「RealEstateTech」それぞれについて簡単に紹介します。
SmartHometech
SmartHometechとは、家自体を1つのプロダクトとし、より便利な家を作ろうとする取り組みです。
具体的には家電のコントロールやセキュリティをオートメーション化させる・エンターテイメント化させ、より楽しい家を作るといった取り組みが考えられるでしょう。
もちろん、家に住んでいる方自身がこれらの技術を導入して、マイホームをより魅力的なものにすることもあります。
アパート・マンションのオーナーにとっても、SmartHometechは非常に重要なキーワードです。
これらの技術を上手に導入すると、より収益を上げられる物件にできるでしょう。
近年になってようやく、日本でもSmartHometechの技術・サービスが注目されるようになってきました。
しかしまだ普及率が高い状況ではなく、先駆けてSmartHometechを導入すると、競合物件に差をつけられる可能性が高いです。
RealEstateTech
RealEstateTechは、不動産取引の効率化を支援する技術のことです。
不動産取引は査定・物件探し・売買・メンテナンスとステップが多く、物件を提供する側・購入する(借りる)側、双方ともなかなか大変です。
そのため、AIなどの技術を導入することでデータベース化をより効率化させる・買いたい人と売りたい人をマッチングさせるシステムの構築といった、さまざまな取り組みが研究されてきました。
日本では長らく、大家さんと実際に住む人の間に不動産会社が入り、仲介してもらうのが一般的な商習慣となっています。
消費者としては、仲介会社に余計な費用を支払わなくて済むなら、歓迎すべきことでしょう。
RealEstateTechの技術は今後不動産の契約・仲介のシステムを大きく変え、消費者がより便利に物件探しや契約をできるようにする可能性も秘めています。
Hometechの活用例
続いて、国内外ですでに活用されているHometechの事例をいくつか見ていきましょう。
以下のサービスはいずれも、私たちの日常生活を便利にする「SmartHometech」に分類されるものです。
どれも非常に注目度が高く、今後ますますメジャーになる・競合他社が出てくる可能性もあります。
もし興味をもったサービスがあれば、公式サイトなどでくわしく調べてみましょう。
住宅・インテリアなどの業界で働いている方にとっては、ビジネス・マーケティングのヒントにもなります。
Qrio Lock(キュリオロック)
最初に紹介するのは、Qrio株式会社の「Qrio Lock(キュリオロック)」という製品です。
スマートフォンでカギの開錠ができるようになる製品で、工事不要で取り付けられます。
専用アプリが位置情報を読み取り、スマートフォンを持っている家人がドアに近づくと自動的に開錠してくれるため、非常に便利です。
もちろん、家を出るときはドアを閉めると自動でカギがかかるようになっています。
「Qrio Hub」という製品を同時に導入すると、専用アプリからカギの遠隔操作も可能です。
友人を家に招いたところ、まだ帰宅できていないうちに友人が家に着いてしまった状況などで役立ちます。
小さいお子さんがいる家庭では、保護者が不在時に玄関前で、お子さんが家に入れず困ってしまう・子どもがカギを外で落としてしまうといった事態の予防になるでしょう。
Alexa(アレクサ)
テレビコマーシャルなどで知名度の高い、Amazonが提供している「Alexa(アレクサ)」もSmartHometechに分類できる製品です。
「アレクサ」と呼びかけ指示を出すことで、家庭内の照明・テレビなどをつけたり消したりできるようになります。
そのほかの機能も充実しており、音楽や動画を再生させる・天気予報などを確認する・タイマーを設定するなど幅広く日常生活を助けてくれるため人気があります。
人に話しかけるのと同じように、離れた位置からアレクサに頼みごとができる点も目新しい特徴でしょう。
利便性を上げる目的以外に、日常生活をより楽しくする点でもAlexaは優れています。
カラオケ・雑談・レシピ検索など非常に楽しい機能があり、エンターテイメント性の高さもユーザーの支持を集める要因になりました。
CocoroAir(ココロエアー)
シャープ株式会社が提供しているSmartHometechのサービスに「CocoroAir(ココロエアー)」というものがあります。
一派天気なエアコンだと温度調整が難しく、こまめに調整をしないといけないことも多いでしょう。
しかしCocoroAir(ココロエアー)は、シャープのエアコン・空気清浄機をインターネットに接続し、クラウドの人工知能が自動でこれらの家電を調節してくれます。
室内の温度だけでなく、住んでいる地域の天気まで把握したうえで、環境最適化をはかってくれる点が特徴です。
いつエアコンを起動させているか・いつ部屋が明るいかといった情報もクラウドに蓄積し、住んでいる人の生活パターンを学習してくれる点も優れます。
スマートフォンの位置情報と連動させることも可能で、在室時に空気清浄機を静かに作動させ、外出時に強力作動させるといった使い方も可能です。
Nest(ネスト)
サーモスタットとは、建物内の温度調整を一元管理するシステムのことを指します。
海外では「Nest(ネスト)」という製品が注目されてきました。
室内の温度・家庭内に人がいる時間帯などを把握・学習し、エアコンと連動させて部屋の温度を適切に保てる製品です。
もちろん先ほど紹介したCocoroAir(ココロエアー)同様、インターネットと接続したうえで、気象情報なども温度調整するために役立てられます。
この製品を開発したNest Labという企業を、2014年にGoogleが32億ドルで買収しました。
この企業はNest一製品を販売していた会社であり、Googleはこの製品を30億以上の価値があると評価したことになります。
SmartHometech市場に将来性を見出しているとわかり、Googleが今後この分野でどんなサービスを展開するか注目です。
Philips Hue(フィリップスヒュー)
シェーバーなどのイメージが強い家電メーカーPhilipsもSmartHometechに参入しています。
Philipsが提供しているサービスは「Philips Hue(フィリップスヒュー)」です。
スマート電球と説明されることが多く、専用アプリで家の家庭を自在にコントロールする・家の照明や手持ちのデバイスをハブで接続するといったことが可能になります。
具体的には、仕事中は部屋の照明を仕事向きに明るくし、リラックスタイムは落ち着いた色調にするといった使い方ができるでしょう。
映画が好きな方・ゲームをする方の場合、Philips Hueが照明を調整することで、部屋を手軽なミニシアターのように演出することもできます。
利便性の高さはもちろん、色彩表現が非常に豊かで美しいという点がユーザーに支持されてきました。
Hometechの課題
話題性の高いHometechですが、まだ多くの家庭で積極的に導入されているとは言い難い状況です。
そういう技術があると知っていても、強い興味を示さない方もいます。
技術・言葉自体新しいことも理由ですが、まだHometechにはいくつかの課題があると言わざるをえません。
Hometechが現在抱えている課題を、3つのアプローチから見ていきましょう。
これらの課題が解消されると、今後さらに多くの家庭がHometechのサービス・製品を注目するようになる可能性が高いです。
マネタイズ
最初の課題として、まだHometechは完全にマネタイズされていないという点があげられます。
多くの方がテレビ番組などで最新技術を見て「おもしろいな」と思ったことはあっても、「なくても別に困らないから」と思ってしまっているのが現状です。
ユーザーにお金を払って一歩踏み出させるほどの付加価値を作った事例がなく、まだあくまで「ぜいたく品」の域を出ていないと言えます。
しかしこれまでも、Amazon Primeのように「なくても困らない」ものがユーザーに普及しヒットしてきた事例は多いです。
どのような付加価値をつければユーザーがお金を出してくれるようになるか、しばらくは模索が続くことになるでしょう。
Alexaのようにエンタメ性を強くアピールする・ファッションや教育など、他ジャンルのサービスと連動させるといった可能性が考えられます。
プロダクト・ライフサイクルの長さ
衣食住という生活に欠かせないもののうち、一番消費者が商品・サービスを調べたり比較したりする時間が少ないのは「住」の分野でしょう。
家は一度引っ越したら、そうそう移ることはありませんし、家電なども数年以上は同じものを使い続けます。
家のリノベーション・リフォームも10年・20年スパンであり、家自体をプロダクトと考えるSmartHometechは、そもそもユーザーの購入機会自体が非常に少ないと言えるでしょう。
普段住環境について意識する機会の少ない消費者に、SmartHometechに興味をもってもらうのはなかなか難しいことです。
家電の買い替え時期・リフォーム時期にいかに消費者へアピールできるかが、今後SmartHometech全般が普及するポイントになります。
規格の統一化
現在、SmartHometechの主な利用目的は、温度調整やセキュリティなどです。
しかし現在はメーカーごとに、自社の販売する製品やサービスに合わせたアプリや規格を提供しています。
規格が統一されていない現状では、家全体をまとめてスマート化させることが困難です。
かつてもコンピュータやオーディオなどで規格争いが行われており、片方の規格が勝利し統一されていくことはありました。
しかしSmartHometechは白物家電・ドアなどのセキュリティ・スマホ・オーディオ機器などさまざまなものと関連しています。
異なる分野・メーカーがすべて同じ規格やアプリでのスマート化を進められれば理想的ですが、そう簡単にいかない可能性も高いです。
しかしユーザーがいくつものアプリを使い分けなければいけないのは、不便・面倒と思われる要因になるでしょう。
おわりに
Hometechはマネタイズなどで課題を抱えているとはいえ、近未来の家の在り方・過ごし方を変えるきっかけになり得る領域です。
今後成長可能性のあるビジネスの1つと言えることは間違いなく、マーケティングなどに携わる方は注目しておくと良いでしょう。
しかもHometechは私たちの暮らしそのものを便利にしてくれるので、ビジネスを抜きにしても調べる価値があります。
興味のある製品・サービスが出たときは、くわしく調べてみることをおすすめします。