・ESで自分史の書き方
・好印象につながるES作成方法
・ESで自分史を書く際の注意点
・ESについて知りたい人
・そろそろ就活を始めたい人
・自分のESに自信がない人
自分史は自己分析のために用いられることの多いツールですが、それを「提出してほしい」と言ってくる企業もあります。
もちろん、全ての企業が提出を求めてくるわけではありませんが、忙しい就活の時期にいきなり提出を依頼されてしまっては1日や2日で提出できるレベルに完成させることは難しいです。
そこでこの記事ではエントリーシートで自分史を提出する際のポイントについて紹介するため、参考にしてください。
目次[目次を全て表示する]
【自分史をエントリーシートに活用】自分史の役割と重要性
まず自分史とは何か、どのような役割を持っており、なぜ重要なのかについて紹介します。
自分史についてある程度理解できている方はもちろん、エントリーシートで聞かれて戸惑っている方はぜひ参考にしてみてください。
自分史とは
自分史とは自身の過去から現在までの経験を時系列で整理したもので、就職活動において自己理解を深めるための重要なツールです。
この作業を通じて、個人の価値観やスキルがどのように形成されてきたかを明確に把握できます。
さらに、自分史は単なる過去の出来事の羅列ではなく、人生の中で直面した選択や転機を掘り下げ、そこから得た教訓や成長を整理することが求められます。
エントリーシートにおいては自己PRやガクチカなどを作成する際に活用可能です。
自分史を作成することで、具体的なエピソードをもとに説得力のある内容を記載でき、他の応募者との差別化が可能となります。
また、自分史を振り返る過程で、自身の特徴や強みを再発見できるため、就職活動全般において有益です。
自己分析の一環として重要
自分史を作成することは自己分析を深めるための第一歩となります。
過去の出来事や選択を振り返ることで、自分がどのような環境や状況で力を発揮してきたかを把握できます。
また、行動や結果に対する自己評価を行うことで、具体的な強みや改善点を洗い出すことが可能です。
自分史の中で重要なのは、成功体験だけでなく失敗や困難に直面したエピソードを記載することです。
これにより、自分がどのように問題を解決したか、またその経験を通じてどのような教訓を得たのかを整理できます。
これらのエピソードはエントリーシートや面接でのアピール材料として非常に有用です。
企業が求める「人となり」を示す
企業が採用活動で重視する要素の1つに「人となり」の理解があります。
自分史はこの「人となり」を具体的に伝えるための重要なツールです。
過去の経験や行動を時系列で整理することで、応募者の価値観や考え方、行動基準が浮き彫りになります。
自分史を活用する際にはただ事実を述べるだけでなく、それらが自分の成長や変化にどのように影響したかを示すことが重要です。
ある出来事を通じて忍耐力が身についた、またはリーダーシップを発揮する機会が増えたなど、具体的な変化を記載することで説得力が増します。
企業は自社の文化や価値観に合った人物を求めています。
そのため、自分史を基に企業が共感できるようなエピソードを記載することで、より良い印象を与えることが可能です。
【自分史をエントリーシートに活用】エントリーシートで評価される自分史の特徴
自分史について理解ができたところで、続いてエントリーシートで評価される自分史の特徴についても紹介します。
以下の3つの特徴が当てはまっていれば、あなたの自分史はエントリーシートで高く評価されることでしょう。
ストーリーに一貫性がある
エントリーシートに記載する自分史では、ストーリーに一貫性を持たせることが重要です。
一貫性のある内容は価値観や行動原則を明確に示す手段となり、企業に対して強い印象を与えます。
自分史が時系列に沿って整理されており、各エピソードがつながりを持つことで、あなたの成長過程が説得力を持って伝わります。
一貫性を保つためには、過去の経験を振り返り、自分の価値観や行動に通じる軸を見つけることが必要です。
学生時代に取り組んだ活動や課題に対して一貫した努力を見せてきた場合、それがあなたの持つ粘り強さや探究心を表すエピソードになります。
このようなエピソードを選ぶことで、応募者の人間性がより鮮明に伝わり、企業にとって魅力的な候補者として印象づけられるのです。
ポジティブな学びと成長の強調がある
自分史では失敗や困難を経験したエピソードをポジティブに書き換えることが求められます。
これにより、柔軟性や成長意欲を示すことが可能です。
特に企業は失敗そのものよりも、それをどのように克服し、その後にどのような学びを得たかに注目します。
困難を経験した際、その状況にどのように向き合い、解決策を考えたかを具体的に記載することが重要です。
チームでの活動中に意見の衝突があった場合、その際にどのように意見を調整し、最終的に目標を達成したかを記載します。
さらに、その経験を通じて得た教訓や成長した点を明確に述べることで、企業に対して前向きな印象を与えられます。
また、自分史の内容が自己反省だけで終わるのではなく、その後にどのように改善や成長を遂げたかを示すことも重要です。
失敗を踏まえて、新しい行動を起こした結果、具体的な成果やスキルを得たことを記載すると、成長意欲が伝わりやすくなります。
企業が重視するスキルや価値観が反映されている
企業が重視するスキルや価値観を意識することも欠かせません。
コミュニケーション能力やリーダーシップ、チームワークといった要素は多くの企業が重要視するポイントです。
これらの要素をエピソードの中に自然に取り入れることで、あなたの魅力を効果的に伝えられます。
企業が求めるスキルを反映するには過去の経験の中から該当するエピソードを選び、それを具体的に記載することが必要です。
学生時代にプロジェクトをリードした経験がある場合、その際にどのようにメンバーの意見をまとめ、目標に向けて行動したかを記載しましょう。
さらに、プロジェクトの結果や成果についても触れることで、あなたが行動の成果を出せる人物であることが伝わります。
【自分史をエントリーシートに活用】自分史を作成する具体的な手順
続いて、自分史を作成する具体的な手順を紹介します。
この方法は自己分析のために自分史を作成する場合でも、エントリーシートのために文章を作成する場合でも、共通して活用できる手順です。
「取り組んでみたものの、結局就活で聞かれず、無駄な作業になる」ということはありません。
時間に余裕のある方は、ぜひ今から始めてみてください。
1.年代別にエピソードを洗い出す
自分史を作成する際の第一歩は、年代別に自分の経験を整理することです。
幼少期から大学時代までの経験を時間軸に沿って分けることで、自分の人生を俯瞰的に見ることが可能になります。
この方法はどの時期にどのような出来事があったのかを明確にし、それぞれの経験が自分にどのような影響を与えたのかを深く理解するためにも役立ちます。
そして、その中でも、特に自分が主体的に取り組んだ経験や、新しい価値観に触れた瞬間を中心に整理すると、自分の特徴や強みが浮き彫りになります。
このように年代別にエピソードを洗い出すことで、自分の人生における転機や成長のポイントを明確に把握できるはずです。
2.モチベーショングラフを利用する
モチベーショングラフとは自分の人生を通じてのやる気や満足度を視覚的に表す方法です。
これを活用することで、どの時期に自分が何を大切にしてきたのかを明確にすることができます。
横軸には時間を、縦軸には自分のモチベーションや充実度を設定し、それぞれの時期に起きた出来事をプロットしましょう。
この作業を行うと、自分がどのような状況でモチベーションが上がり、逆に下がるのかが一目で分かります。
部活動でチームをまとめる立場を任された時期にモチベーションが高まっている場合、自分がリーダーシップを発揮することにやりがいを感じていることが明確になるでしょう。
困難な課題に直面した時期にモチベーションが低下している場合でも、その経験を通じて得た学びや成長を記載することで、自分史に説得力を持たせられます。
また、グラフの山や谷を深掘りすることで、自分の価値観やスキルの根本的な部分も見えてきます。
3.エピソードを深掘りして価値観を見つける
自分史に記載するエピソードはただの出来事を列挙して終わりではなく、それぞれを深掘りして価値観やスキルを明確にする必要があります。
なぜその行動を取ったのか、どのような感情を抱いたのか、そしてその結果、何を得たのかを詳細に考えることが重要です。
まず「行動の理由」を考えましょう。
その状況でなぜその選択をしたのかを振り返ると、自分の価値観や判断基準が見えてきます。
次に「その経験を通じてどのような感情を抱いたのか」を整理しましょう。
達成感や挫折感、そしてそれに続く新たな挑戦への意欲など、感情の流れを把握することで、自分が何に対してやりがいを感じるのかが明確になります。
最後に「その結果として得られた教訓やスキル」を具体的に記載します。
これにより、エピソードが成長や学びを伝える内容へと昇華されるはずです。
【自分史をエントリーシートに活用】エントリーシートへの効果的な反映方法
作成した自分史をどのようにエントリーシートに反映させるかのポイントについて紹介します。
総合的な印象を高めるコツでもあるため、ぜひ覚えておいてください。
1.エピソードの要点を簡潔にまとめる
エントリーシートに自分史を反映させる際には、限られた文字数の中で要点を簡潔にまとめることが求められます。
自分史には様々な経験が含まれるため、すべてを記載することは難しい場合がほとんどです。
そのため、最も重要なエピソードや自分を象徴する経験を選び、それに焦点を当てて記述することが必要です。
まず、自分史の中から自分の特徴や価値観を最もよく表しているエピソードを選びます。
その際、経験がどのような背景で発生し、自分がどのような行動を取り、それによってどのような結果が得られたのかを整理します。
これにより、記載するべき内容が明確になり、読み手に伝わりやすい文章を作成できるでしょう。
2.自己PRや志望動機との関連付け
自己PRや志望動機を関連付けて記述することが重要です。
自分史から得られた情報に合わせて内容を調整することで、選考担当者に強い印象を与えられます。
まず、自分史の中から企業が求めるスキルや価値観に合致するエピソードを選びます。
そのエピソードを基に、企業でどのように活かせるかを具体的に記述しましょう。
困難を乗り越えた経験がある場合、その経験を通じて得た忍耐力や課題解決能力を志望動機に組み込むことで、企業への貢献意欲を伝えられます。
また、自己PRにおいては自分史のエピソードを通じて得たスキルや学びを具体的に述べることが効果的です。
この際、自分がどのような行動を取り、どのような結果を生んだのかを詳細に記載することで、説得力を持たせることが可能です。
3.企業が重視する要素を明示する
エントリーシートに自分史を反映させる際には、企業が重視する要素を明示することが重要です。
継続力やチームワーク、リーダーシップといった要素をエピソードの中で具体的に示すことで、選考担当者に自分の適性を理解してもらいやすくなります。
まず、企業が求めているスキルや価値観を理解し、それに合致するエピソードを選びましょう。
そのエピソードを通じて、応募者がどのようにそのスキルを発揮したのかを具体的に記述することが大切です。
長期間にわたって取り組んだプロジェクトがある場合、その過程でどのように困難を乗り越え、成果を上げたのかを明確に示すことで、継続力をアピールできます。
【自分史をエントリーシートに活用】自分史を作る際の注意点
続いて、自分史を作る際の注意点についても紹介します。
以下の注意点を意識せずに自分史を作ってしまうと、せっかく時間をかけて取り組んだにもかかわらず、質の低いものになることもあります。
先に注意点を把握してから取り組んでください。
事実を正確に書く
自分史を作成する際には、事実を正確に記述することが何よりも重要です。
自分を良く見せたいがあまり、嘘や誇張を交えると、エントリーシートや面接で矛盾が生じ、信頼性を損なう恐れがあります。
採用担当者は経験豊富なプロフェッショナルであり、事実と異なる記載は容易に見抜かれます。
正確な記述のためには、経験を思い出す際に具体的な数字や日時を意識することが有効です。
参加したイベントの規模や、プロジェクトの期間、達成した成果の具体的な数値などを含めることで、記述がより明確になります。
これにより、内容に説得力を持たせられるだけでなく、自分自身の経験を客観的に振り返ることも可能になります。
未来志向で書かない
自分史は過去の出来事や経験を振り返り、それを整理するためのものです。
そのため、未来の展望や期待を書き込んではなりません。
未来志向の内容は志望動機や自己PRの項目で記載するのが一般的であり、自分史の中にそれを含めると焦点がぼやけてしまいます。
また、自分史に未来の話を含めると、過去の経験や具体的なエピソードが十分に伝わらなくなる可能性もあります。
採用担当者は自分史を通じて応募者の価値観や行動基準を知りたいと考えているため、過去の事実に基づいた記述を心がけるべきです。
初めから完璧を目指さない
初めから完璧なものを目指す必要はありません。
作成を進める中で、新たに思い出すエピソードや追加すべき内容が出てくることはよくあります。
そのため、柔軟に更新しながら進める姿勢が重要です。
最初の段階ではまず自分の経験をできる限り洗い出し、時間軸に沿って並べてみると良いでしょう。
その中から特に重要なエピソードや、自分の価値観や成長を象徴する出来事を選び、詳細を記述していくことが大切です。
初めから完璧を求めすぎると無駄に時間がかかったり、重要な内容が抜け落ちたりする可能性があるため、注意が必要です。
【自分史をエントリーシートに活用】自分史の質を上げる工夫
続いて、自分史のクオリティをさらに高める方法についても紹介します。
以下の方法を覚えておけば、自己分析のための自分史のクオリティも高まりますし、エントリーシートの一部として提出するための自分史のクオリティも上がります。
成功した自分史の例を参考にする
自分史の質を上げるためには、成功したエントリーシートの例を参考にすることが有効です。
これにより、どのような構成や表現が説得力を持つのかを具体的に学ぶことができます。
また、採用担当者が評価したポイントを把握することで、自分自身の経験をどのように記載すべきかが明確になります。
まず、成功例を見る際にはその構成や流れを注意深く観察しましょう。
エピソードの選び方や、背景・行動・結果をどのように書いているかに注目することが重要です。
さらに、そのエピソードが応募者のスキルや価値観をどのように表しているのかを考えましょう。
これにより、説得力のある自分史を作るための基本的な骨組みを理解できます。
汎用的なテンプレートの利用
自分史のクオリティを高めるためには、汎用的なテンプレートを活用することがおすすめです。
自分史には決まりきったフォーマットのようなものが存在しており、分析する項目自体で差をつける必要はありません。
むしろ、奇をてらった方法で進めてしまうとうまく進まない可能性もあるため、以下のテンプレートをぜひ活用してみてください。
自分史テンプレート
自分史のテンプレートは以下の通りです。
小学校では、クラスの学級委員を務めたことが私の成長の始まりでした。当初は人前で話すことに緊張していましたが、先生やクラスメートの支えもあり、徐々に自信を持てるようになりました。この経験は、初めて「責任感」を感じた瞬間でした。
中学校時代:
中学校ではバスケットボール部に所属し、チームワークの大切さを学びました。部員同士の衝突も多かったですが、試合に勝つためにお互いを支え合い、共に努力することでチームとしての結束力が高まりました。この経験から「協力する力」の重要性を学びました。
高校時代:
高校では文化祭の実行委員長を務めました。クラス全員をまとめ、企画を成功させるためにリーダーシップを発揮することが求められました。全員の意見を尊重しつつ、方向性を示す難しさを経験しましたが、結果的にクラスが一丸となって成功を収めたことは、自分にとって大きな達成感となりました。
大学時代:
大学では、語学力を磨くために半年間の海外留学を経験しました。異文化に触れる中で、自分の価値観が広がり、多様な考え方を受け入れる柔軟性が身につきました。異なる背景を持つ人々と交流することで「多様性を尊重する姿勢」を学びました。
現在:
現在は、これまでの経験を活かし、貴社でさらに成長したいと考えています。責任感、協力する力、リーダーシップ、多様性への理解を武器に、新しい環境でチャレンジし続ける覚悟があります。貴社の〇〇に共感し、貴社で自分自身の可能性を広げたいと強く思っています。
今回は、わかりやすく時期に分けて文章を書きましたが、段落分けをせずに記入することが一般的です。
100%、完全に一致させて作成する必要はありませんが、多くの就活生の方が活用する基本的なフォーマットであるため「これを活用しても、うまく自分史が作れない」ということはあまりないはずです。
ぜひ活用してみてください。
自分の個性を反映させる工夫
自分史の質を高めるためには、自分の個性を十分に反映させることが必要です。
テンプレートや一般的な形式に頼るだけでは自分らしさを伝えることが難しいでしょう。
採用担当者は多くのエントリーシートを読む必要があるため、応募者の特徴や強みを短時間で把握しようとしています。
そのため、自分だけの経験や価値観を具体的に盛り込むことで、他の応募者との差別化を測ることが大切です。
まず、自分の経験を振り返り、どのような価値観や行動基準を持っているかを整理しましょう。
その際、特に自分がどのような場面で力を発揮したのか、どのような困難を乗り越えたのかを思い出してください。
これらをエピソードとして記載することで、自分らしさを伝えられます。
【自分史をエントリーシートに活用】自分史ができない時の対処法
「ここまで詳しく自分史について読んできたけれど、全然うまくできない」と悩んでいる方も少なくないはずです。
そこでここからは自分史がうまく作れない方のために具体的な対処法について紹介するため、参考にしてください。
年代別エピソードを細かく分けて書き出す
自分史が作れない時はまず年代別に経験を整理し、細かくエピソードを書き出す方法が有効です。
幼少期、小学校、中学校、高校、大学といった時期ごとに分けることで、記憶を体系的に振り返ることが可能になります。
また、特定の学年や出来事に焦点を当てると、記憶を呼び起こしやすくなります。
小さな出来事も含めて、すべて書き出すことを意識することが重要です。
些細に思える経験であっても、後から振り返ることで重要なエピソードに発展する場合があります。
学年を通じて続けてきた活動や、困難に直面した場面、友人や家族との交流など、具体的な出来事を記載しましょう。
周囲の人に話を聞く
自分史を作成する際に、自分自身の記憶だけでは思い出せない出来事も少なくありません。
そこで、家族や友人、恩師に過去について話を聞いてみましょう。
自分では覚えていなかったようなエピソードが浮かび上がることもあります。
また、友人や恩師に話を聞くことで、自分がどのような行動をしていたかや、どのように評価されていたかを客観的に知ることが可能です。
こうした情報は自分史に説得力を持たせる材料として活用できます。
当時はさほど印象的でなかった出来事でも、他の人の話を聞くことで、現在の価値観やスキルにつながる重要な要素であると気づく場合もあります。
日常の経験を深掘りする
日常の中での行動や習慣に目を向けることで自分史の内容を充実させられます。
日常の中には自分らしさを表す要素が数多く隠れているため、それらを深掘りしていくことが重要です。
部活での小さな成功やアルバイト中に工夫したこと、家族との交流など、一見平凡に思える出来事も、自分らしさを伝えるエピソードとして活用できます。
また、日常の中で自然に行っている行動や選択は自分の価値観や特徴を如実に表しています。
深掘りをする際にはその行動の理由や結果、周囲への影響などを具体的に考えることが必要です。
アルバイトで売り上げを向上させる工夫を行ったならば、その背景にあった動機や行動プロセスを整理すると、エピソードがより明確になります。
さらに、その経験を通じて学んだことや成長した点を記載することで、説得力のある自分史となります。
このように、日常の経験を深掘りすることで、特別な出来事がなくても、十分に魅力的なエピソードを作り上げることが可能です。
就活エージェントに相談してみよう
自分史が作れないならば、就活のプロに相談してみるのも選択肢の1つです。
弊社が提供している「ジョブコミット」というサービスでは、エントリーシートの添削や面接の相手役といった具体的な選考対策はもちろん、自分史の作り方やその他の自己分析の方法なども熟知しているため、一緒に取り組むことができます。
自分史がうまく作れないということは、就活の基本中の基本である自己分析もうまく進んでいない可能性が高いため、早い段階でプロに相談することがおすすめです。
ジョブコミットは完全無料で利用できるため、気になる方は以下のリンクから登録してみてください。
まとめ
今回はエントリーシートにおいて自分史の提出を求められた際の対策やクオリティを高める方法などについて紹介しました。
自分史は自己分析の優秀なツールであると同時に、就活において提出を求められることもあります。
ぜひ、この記事の内容を踏まえた上で質の高い自分史を作成し、今後の就活に役立ててください。