はじめに
これから面接を控えているが、どんな服装で臨めばよいのかわからないと不安や疑問を抱えていませんか？
この記事でそんな不安や疑問を解消していきましょう。
【女性の服装はこれ！】就活の面接の違い
就職活動における選考フローにはES提出やウェブテストの受験、複数回の面接、グループディスカッションなど多くの選考項目があり、時間をかけて採用者を決める場合が多いです。
一方、就職活動においては就職活動と比較して選考フローが短くなる傾向があります。
理由としては、企業側が即戦力となる人材を早く採用し欠員を埋めたいといった社内事情や、経歴等から必要な人材かどうかの判断がしやすいからなどが挙げられます。
選考フローが短くなる分、1回の面接の重要度が増します。
就活時と比較してその人がどんな人物かよりもスキルが重視される傾向にありますが、もちろん人柄も無視されるわけではありません。
スキルは書類の時点で伝わる部分も多いため、面接でこそ伝えられる人柄はしっかり伝える必要があります。
【女性の服装はこれ！】服装が面接官に与える印象の違い
人柄を伝える必要があると前述しましたが、人が相手の人柄を認識する際には第一印象が大きく関わります。
その第一印象を決める最も大きな要因は視覚情報だということがメラビアンの法則で言われています。
そのため、面接官からの第一印象を良くするためには、メイクや髪形、表情はもちろん、大きな面積を占めている服などの視覚情報を整える必要があります。
【女性の服装はこれ！】面接に適した服装
服装が指定されない場合もありますが、スーツで行くのが無難です。
夏でもジャケットを着用しましょう。
ただ、リクルートスーツは避けて、ビジネススーツを着たほうが良いでしょう。
理由としてはフレッシュな新人感や頼りなさが出てしまい、企業が即戦力となる人材であると感じ取りにくいということが挙げられます。
リクルートスーツとビジネススーツの違い
女性の場合、入社後は服装が指定されていなかったため就活以外でスーツを着たことがない、リクルートスーツとビジネススーツの違いがわからないという人もいるのではないでしょうか。
リクルートスーツ
リクルートスーツは就活時の着用を前提として作られているスーツで、着用期間が短いことを想定しているため、高価な生地は使われておらず安価で手に入ります。
無地で色は紺や黒というように基本的に地味である場合が多いです。
一般的には白いワイシャツを合わせて着用します。
女性のスカートの場合はタイトなスカートであることが多いです。
ビジネススーツ
リクルートスーツと比較して着用期間が長期であることを想定しているため、高価な生地を使って丈夫に作られていて、その分値段も高くなっています。
柄や色も様々で、スカートの場合フレアスカートなどもあるため個性を出すこともできます。
また、インナーも自由で、かっちりした印象のワイシャツはもちろん、動きやすいカットソーを着る人も多いです。
スカートかパンツか
スカートかパンツかは自由で、それが採用に大きく関係することはありません。
ただ与える印象が異なります。
スカートは女性らしさやフレッシュさが伝わるのに対し、パンツはアクティブさは採用時に重要となる頼りがいがある印象になります。
迷ったら自分の希望する職種に合う印象のものを選ぶとよいでしょう。
デザイン
ビジネススーツは色や柄、サイズが多様なのでどんなものを選べばよいのか難しいかもしれません。
ここではその疑問について説明します。
色
黒や紺、グレーなどのダークカラーが基本となります。
ただ、黒はリクルートスーツとの区別がしにくいため、インナーの色・柄やスカートの形などで違いを見せる必要があります。
派手な柄でなければ柄物を着ることは問題ありません。
丈
ジャケットの袖は親指の付け根くらいの長さが目安となります。
インナーは夏でも長袖で、ジャケットの袖から出ないものを着用しましょう。。
スカートは長すぎず短すぎず、座ったときに膝上10㎝以内、パンツスタイルの場合は足の甲に裾が当たるぐらいの長さになるようにしましょう。
丈は印象を大きく左右するため、試着してから買うのがおすすめです。
着こなし
ジャケットのボタンは全て閉めましょう。
ポケットに物を入れず、ポケットの蓋は内側にしまいます。
シャツの襟は第一ボタンがないスキッパータイプなら左右を開いてジャケットの外に出して、そうでないタイプなら内側にしまうのが正しい着方です。
私服を指定された場合
「私服でも構いません」などの表現であればスーツで面接に行っても問題ありませんが、「私服で」「あなたらしい服装」という表現の場合、スーツではなく私服で行くことが求められているため、スーツで行くと印象が良くない場合があります。
ただ、「私服」とは普段着で良いという意味ではなく、オフィスカジュアルが求められています。
オフィスカジュアルのポイント
ジャケットを着用し、黒・紺・グレー・茶などのベーシックな色味の服装を選ぶのが無難ですが、シャツの色は自由です。
気候に合わせてジャケットの厚さやインナーの袖の長さを調整するなどして気候に対応しましょう。
カーディガンの着用は問題ありません。
アクセサリー
スーツ・オフィスカジュアルともに、腕時計と結婚指輪以外のアクセサリーはすべて外すようにしましょう。
【女性の服装はこれ！】持ち物
雨が降ったときにびしょびしょに濡れてしまっては印象が良くありません。
特に面接の際に着用するビジネススーツはリクルートスーツとは違い、紺やグレーなどの雨の跡が目立ちやすい色の場合も多いので、折り畳み傘は必ず持ち歩くようにし、なるべく雨に濡れないように心がけましょう。
また、ストッキングは穴が開きやすいのでスカートを着用する際はストッキングの予備を持ち歩いて、穴が開いている状態で面接に臨まないように気を付けましょう。
まとめ
色や柄などの選択肢が少ないリクルートスーツと比較してビジネススーツは色も柄も様々で選択肢の幅が広がります。
個性を出せるようになるのと同時に着こなしや組み合わせなど気を配るべき点も増えるので、この記事を参考に面接時の服装を準備してみてください。
