エントリーシートは手書きがいいの?評価されるESを作成しよう!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

目次目次を全て表示する

はじめに

この記事を読んでわかること

・SPIとは何か
・ESの作成は手書きとパソコンのどちらがいいのか
・手書きとパソコンのメリットやデメリット
・ES作成時の7つのチェックポイント

この記事をおすすめしたい人

・ESを作成しなくてはいけない人
・選考にSPIがある人
・手書きでのES作成を指定されている人
・手書きでのESの書き方がよくわからない人

これからエントリーシートを書き始めようと考えている就活生は、エントリーシートは手書きがいいのかパソコン入力がいいのかで迷うことはないですか?

どちらがより印象良く映るのかで悩むことは就活中誰もが考えることです。

今回はエントリーシート作成の際に、手書きとパソコンのどちらが良いのかを解説していきます。

評価されやすいエントリーシートの作成方法もわかるのでぜひ最後まで読んでください。

【ESは手書きのほうがいい?】エントリーシートは手書きかパソコンどちらがいいの?

現代の就職活動においては、パソコンを使用してESを作成することが一般的です。

一方で、中には「手書きで提出してください」と指定している企業も存在します。

これは、応募者の字の丁寧さや、真剣に取り組む姿勢を見るためのものです。

手書きは、個人の性格や特徴が反映されやすいため、企業によってはあえて手書きでの作成を指示することがあります。

とはいえ最終的には、自分が応募する企業の要求に合わせることが最も重要です。

企業によってはオンラインでの提出を求めるところもあれば、手書きで郵送を求める企業もあります。

そのため、応募前には必ず企業の指示を確認し、適切な方法でESを作成しましょう。

【ESは手書きのほうがいい?】企業がエントリーシートを手書きで求める理由

普通に考えると、パソコン入力の方が手書きのESよりも、見栄えもいいですし読みやすいはずです。

それでも手書きのESを要求する企業には、必ず理由があります。

これらの理由を見極めて作成することで、企業から評価を得やすいESが作成できます。

志望度の高さを確認したい

手書きで作成することで、企業への志望度の高さの一部をはかることができます。

手書きで作成するESは、パソコンで作成するよりもはるかに大変になるため、意欲の高さを伺うことが可能です。

また丁寧に作成されているかといった点など、ESの内容以外から志望度の高さを確認ができます

しかし、これらはあくまでも予測をつけている部分に過ぎず、これを持って評価を判断して行くことはありません。

代筆を予防するため

パソコン入力のESでは他者が代筆しても分かりにくく、疑念が生じる場合があります。

一方で手書きのESでは筆跡が残り後々に判明する可能性もあるため、他者が代筆するのは難しくなります

このようなことをしなくともESを他者が代筆した場合では、面接の際などに整合性が取れなくなり必ずばれてしまいます。

しかし、心理的な部分を含め一定の予防には効果があるため、取り入れている企業もあります。

【ESは手書きのほうがいい?】エントリーシートをパソコン入力にするメリット

パソコンを使用してESを作成するメリットは、その効率の良さにあります。

この章では、ESをパソコン入力にするメリットを解説します。

 手書きよりもタイムパフォーマンスが良い   

ESに限った話ではありませんが、手書きに比べてパソコン入力は、時間を大幅に節約できます。

就職活動は非常に忙しい日々が続くため、企業研究や面接準備、他の書類作成など、多くのタスクを同時にこなす必要があります。

このような状況下で、ES作成にかかる時間を短縮できるのは大きなメリットです。

また、パソコン入力は、手書きに比べて肉体的な疲労も少ないことから、労力を他の重要な活動に割り当てることが可能になります。

誰が読んでも見やすい字体 

パソコン入力のもう一つの大きなメリットは、誰が読んでも見やすい字体で作成できることです。

手書きの場合、字が汚い、または読みにくいと、内容が優れていても不利になる可能性があります。

しかし、パソコン入力ではフォントが統一されており、どんな人が書いても整った印象を与えることができます。

均一された文字で入力することで、採用担当者がESを読む際の負担も軽減され、内容に集中してもらいやすくなります。

【ESは手書きのほうがいい?】エントリーシートをパソコン入力にするデメリット

繰り返しにはなりますが、一般的にESの作成はパソコン入力が主流です。

とはいえ、近年では減ってきてはいますが、手書き作成を好む企業もないとは言い切れません。

特に次のような企業では、ESを手書きで作成するよう指定される可能性もあるので注意しましょう。

・金融

・商社

・メーカー

・出版

手書きを指定されたにも関わらず、PC作成で提出するとマイナス評価に繋がるリスクがあります。

【ESは手書きのほうがいい?】エントリーシートを手書きにするメリット

ESの作成ではパソコンで入力作成するよりも、手書きで作成することにより得られるメリットがあります。

実際にESを手書きで作成するという作業はかなり大変な作業です。

それでも得られるメリットが大きければ、手間をかけても手書きで作成した方が良いでしょう。

ESを手書きで作成することで得られるメリットをいくつか紹介します。

どちらの指定もなく作成で悩んでいる方は、参考にしてみてください。

入社意欲を伝えることができる

ESを手書きで作成することによって、入社意欲の高さを企業の担当者へ伝えることができます。

丁寧に手書きで作られたESは、熱意や誠実さを表現し個性を反映することが可能です。

この丁寧に作成するといった作業を行うことで志望度の高さを企業に伝えることができ、印象に残りやすいESができます

また、丁寧に作成されたESからは作った人物の真摯さや熱意が伝わるため、内容以外の部分でもアピールが可能になります。

他の就活生と差別化ができる

ESを手書きで作成することで書いている内容以外の部分も伝えることができます。

文字の丁寧さや、大きさ、その他の部分で手書きのESからはさまざまな情報を読み取ることが可能です。

このことからパソコンで入力するESよりも他の就活生との差別化を図ることができます。

手書きでESを作成する場合には、このことを意識してきれいな文字で書くことよりも、丁寧に仕上げることを十分に意識して作成するのが良いでしょう。

【ESは手書きのほうがいい?】エントリーシートを手書きにするデメリット

前述でESを作成する際の手書きによるメリットを紹介しましたが、当然ながらデメリットもあります。

ここではESを手書きで作成することによるデメリットをいくつか紹介します。

手間をかけてESを手書きで作成してもマイナス評価を受けるようでは意味がありません。

以下にあげるデメリットをしっかりと理解した上で検討をしましょう。

メリットとデメリットを比較して、どちらの提出方法を選択するのが良いのかを見極めてください。

字が汚い人は向いていない

手書きで作成されるESは書いてある内容はもちろんですが、やはり文字のきれいさ・丁寧さが見られます。

字が汚い部分についてはある程度仕方がありませんが、一定の域を超えると目立ってきます。

また、極端なクセ字や丸文字なども目立つ要因です。

これらの部分に関しては、丁寧に書くといったことを心がけることで解決ができます。

手書きで丁寧に作成をすれば極端に字が汚くなることもないですし、意識した丁寧さは企業担当者にも必ず伝わります。

タイムパフォーマンスが悪い

手書きでの作成のデメリットとして時間がかかることがあげられます。

パソコンで作成する場合に比べ「手で書く」作業にまず時間がかかります。

その上、間違えた際には最初からの書き直しが必要になります。

また当然ですが丁寧に作成するためには、時間をかけた作成が必要です。

以上のことからESを手書きで作成する場合は、パソコン入力に比べかなりの時間が必要と考えておいた方が良いでしょう。

企業担当者も大変さは十分に理解しているため、熱意は十分に伝わるでしょう。

間違えると全てやり直しになる

上記にも関連していますが、一文字でも間違えてしまうと最初からやり直しになります。

手書きでのES作成では間違いや修正したい場合でも修正テープなどを使うことはできません

修正したい場合には、全て一からの書き直しが必要になります。

このため一度で出来上がった場合は問題ありませんが、修正が必要な場合には都度最初からの書き直しが必要になります。

これには多くの時間と労力がかかりますので、非常に大変な作業になります。

人によっては読みづらく感じる場合がある

手書きのESでは、字には人それぞれの書き方や癖があります。

これが、読み手によっては読みづらく感じられる原因となることがあります。

特に、不規則な字の大きさや不均一な行間、曖昧な文字の形などは、読み手の理解を妨げる要因となり得るかもしれません。

このような問題を避けるために、なるべく誰が読んでも読み取れるバランスの良い字体で書きましょう。

また、漢字や数字などの誤解を招きやすい文字には特に注意を払い、丁寧に書くことが求められます。

【ESは手書きのほうがいい?】手書き指定で作成する際の7つのチェックポイント

手書きでのES作成を指定された時、読みやすいESを書くためにはコツがあります。

ここからは、採用担当者に好印象を残すためのESのチェックポイントを紹介するので、実際にESを書くときの参考にしてください。

最大限丁寧に書く     

手書きのESでは、何よりも字の丁寧さが求められます。

誰が見ても読み取れるような、清潔感のある字体を心がけましょう。

単純に字が汚い、または癖のある字体は、読み取りにくくなり、マイナスの印象を与える可能性があります。

特に、漢字や数字は誤解されやすいため、特に注意してください。

また、インクのにじみや汚れがないようにすることも重要です。    

適度に改行を入れる 

文章の構造を明確にし、読みやすくするためには、適度な改行が必要になります。

改行を入れることで、文章が冗長になるのを防ぎ、情報が整理されます。

適度に改行を入れることで、ESの全体的な見た目が整い、読み手にとっても理解しやすくなります。

誤字脱字はないか    

手書きのESでは、誤字脱字が特に目立ちやすくなります。

社会人としての基本的なスキルの一つとして、誤字脱字のない正確な文書を作成することが求められます。

下書きをした後、そして清書をした後にも、何度も丁寧にチェックしましょう。

自分では気づきにくい誤字脱字もあるため、可能であれば他の人にも読んでもらい、フィードバックを受けると良いでしょう。

誤字脱字は、注意深さや丁寧さの欠如を示す可能性があるため、特に注意が必要です。

表記を統一する        

ESを書く際には、文体や表記の統一も重要です。

例えば、「です・ます調」や「だ・である調」など、文末の表現を一貫させることが大切です。

表記を統一することで、文章全体の読みやすさが向上し、整った印象を与えられます。

また、文章内で頻出する単語や専門用語については、表記を統一しましょう。

下書きの消し忘れ     

手書きのESで、よくあるミスが下書きの消し忘れです。

下書きをした後は、必ず消しゴムできれいに消しましょう。

消す際には、インクが完全に乾いていることを確認してください。

インクが乾いていない状態で消すと、インクが滲んだり、紙が破れる原因となります。

消せるボールペンで書いていないか

摩擦で消せるボールペンや、その他の特殊な筆記具の使用は避けましょう。熱や摩擦で文字が消える可能性があり、不適切とされているためです。

また、消せるボールペンを使用することは、一般的なビジネスマナーに反する行為と見なされることが多いです。

そのため、消せるボールペンを使用してしまうと、マイナスの評価を受ける可能性があります。

通常のボールペンや万年筆などを使い、丁寧に記入しましょう。

修正テープ・訂正印を使っていないか         

誤字や脱字、その他の修正が必要な場合でも、修正テープや訂正印の使用は避けるべきです。

修正テープや訂正印は、ESの見栄えや印象を悪くする原因となります。

誤字や脱字をした場合は、新しい紙を用意して、ESを再度作成しましょう。

手間はかかりますが、最終的な印象に大きな差が出るため、注意が必要です。

文字は適度な大きさにしよう

文字の大きさはESの「見栄え」に直結します。

楷書で丁寧に書くことはもちろんですが、本文の文字は大きすぎず小さすぎず、エントリーシートを見る人が見やすい大きさを意識するようにしましょう。

また、不揃いな文字も見栄えが悪くなる要因の一つです。

文字の大きさを揃えて書くことで全体のバランスが整い、見栄えも良くなります。

一つ一つに気を配り手書きで作成することは大変な作業ですが、丁寧に書くことによって担当者の印象も変わってきますので、十分に注意をしましょう。

接続詞は多用しないようにしよう

ES作成の際の注意点のひとつとして、接続詞を多用しないことです。

企業によっても異なりますが、だいたいのESでは志望動機や自己PRなど自身の言葉で文章を作成し説明することが必要になります。

この際に接続詞を多用してしまうと、まとまりのない文章となり、伝えたい文章が伝わらずにわかりにくい内容になってしまいます

これらの多くはもう一度読み直しをすることで、違和感に気づき防ぐことができます。

できるだけ端的に内容が伝わる文章で、アピールを心がけましょう。

【ESは手書きのほうがいい?】基本的には企業の指示に従おう

近年、多くの企業ではIT化が進み、効率性を重視する傾向にあります。

その結果、ESの作成においてもパソコン入力が主流となっています。

また、基本的なPC操作能力も、多くの職種で必須のスキルとなっており、ESのパソコン入力はその能力を示す機会ともなります。

「手書きで書いたほうが手間をかけたことが伝わるのではないか」と考える学生もいるかもしれませんが、手書きで書くことが必ずしも評価に繋がるとは限りません。

結局のところ、ESを作成する際には、応募する企業の指示に従うことが最も重要です。

募集要項をよく読んで、適切な方法でESを作成しましょう。

【ESは手書きのほうがいい?】提出前にESを確認してもらおう!

ESが完成した方はしっかりとできたかどうか不安になりませんか?

はじめての経験で、正解がわからないので当然です。

完成したESについては、ミスも含めて一度第三者に確認してもらった方が完成度は高くなります。

ジョブコミットでは、経験豊富なアドバイザーがプロの目であなたのESを添削してくれます。

経験豊富なプロの目からのアドバイスは、ESに限らずさまざまなあなたの就活に役立つでしょう。

アドバイスを含め一切の費用はかかりませんので、ぜひ以下のサイトでESの確認から始めてみましょう。

まとめ

就活においてESの提出は必須であり最初の入り口です。

企業の担当者は内容はもちろんですが、さまざまな部分を見て応募者を見極めようとしています。

今回紹介した手書きでのES作成はしっかりとできるとプラスの評価を得られますが、手書き故にマイナスの評価になってしまうことも考えられます。

どちらが自分に合っているかをじっくりと検討し就活を成功に導いて行きましょう。


 

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