【28卒】大学3年生の12月から就活は間に合う?何もしてない人のやることとスケジュール

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柴田貴司
監修者
柴田貴司

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること
  • 大学3年生の12月から就活を始めても間に合うかどうか
  • 12月まで何もしてない人が最初の1週間でやること
  • 28卒・12月に締切があるインターンと早期選考
  • 12月から3月のスケジュールと冬休みの使い方
この記事をおすすめしたい人
  • 12月の時点で就活をほとんど始めていない28卒の大学3年生
  • 何から手を付ければいいか分からない人
  • 早期選考の案内が来ておらず焦っている人

大学3年生の12月になって、就活を何もしていないことに焦りを感じている人もいるでしょう。

28卒の大学3年生なら、12月から就活を始めても本選考に間に合います。

政府が要請している28卒の日程では、広報活動の開始が大学3年の3月1日以降で、12月から約3か月の準備期間があるためです。

12月はまだ冬インターンや早期選考の募集が続いているので、最初の1週間で締切を確かめて応募先を1つ決めるところから始めてください。

この記事では、何もしてない人が最初の1週間でやること、目的別の3つのルート、12月に締切がある企業の一覧、冬休みの使い方まで解説します。

目次[目次を全て表示する]

大学3年生の12月から就活を始めても間に合う?

大学3年生の12月から就活を始めても、本選考には間に合います。

28卒の広報活動は大学3年の3月1日以降、採用選考活動は大学4年の6月1日以降に始める日程が、政府から経済団体などに要請されているためです。

(情報ソース:内閣官房「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」)

ただし、12月から始める人が準備に使えるのは、3月までの約3か月です。

間に合うかどうかは、始めた月よりも、この3か月で準備と応募を同時に進められるかで決まります。

12月からだと遅いと言われる理由

12月からだと遅いと言われるのは、夏や秋のインターンを経験した学生が、すでに早期選考に進み始めている時期だからです。

パーソルキャリアが28卒の大学3年生を対象に行った調査では、夏のインターンシップやオープン・カンパニーに参加した学生は約9割でした。

(引用元:パーソルキャリア株式会社様「28卒学生の夏インターンシップ・オープンカンパニー参加後 実態調査約9割の大学3年生がオープンカンパニーに参加」より)

周りの学生がインターンの感想や早期選考の話をしていると、自分だけが取り残されたように感じやすくなります。

ただ、夏や秋のインターンに参加していないことだけで、3月以降の本選考に応募できなくなるわけではありません。

遅れているのは、企業を知る機会と選考を経験する機会の2つです。

この2つは、12月から2月の冬インターンや説明会で取り戻せます。

12月からでも間に合う理由

12月からでも間に合うのは、12月以降に締切がある募集がまだ残っていて、本選考のエントリーもこれから始まるためです。

2026年10月18日時点で、12月に締切がある28卒向けのインターンや説明会、早期選考は、合同説明会を含めて65社・67件公開されています。

締切はこれからも追加されるので、12月に入ってから新しい募集が出てくることもあります。

12月から2月で冬インターンへの参加とESの準備を進めれば、3月から始まる本選考のエントリーに間に合わせられます。

3か月を月ごとに分けると、12月は応募と参加、1月は準備の仕上げ、2月は応募先の絞り込みという使い方ができます。

準備が全部そろうのを待たず、応募しながら準備を進めることが、12月から始める人の進め方です。

12月まで何もしてない人が最初の1週間でやること

大学3年の12月まで就活を何もしてない人は、最初の1週間で、締切の確認、エピソード1つ、応募1社、の3つを終わらせてください。

何もしてない状態から一度に全部を始めようとすると、何から手を付けるかで迷い、結局動けないまま時間が過ぎてしまうためです。

1週間で小さく3つを終わらせると、2週目からは何が足りないかが見えて、準備の順番を自分で決められるようになります。

平日に授業やアルバイトがある人は、1日30分から1時間ほどでも進められる量にしてあります。

日にち やること 終わったときの状態
1〜2日目 気になる企業と締切を一覧にする 応募できる先が5社ほど分かっている
3〜5日目 ガクチカのエピソードを1つ決めて文章にする 200字の文章が1つある
6〜7日目 締切が近い1社に応募し、自分のルートを決める 応募が1社終わり、次の応募先が決まっている

1〜2日目|気になる企業と締切を一覧にする

最初の2日間は、気になる企業とその締切を一覧にします。

何もしてない人がつまずきやすいのは、どこに応募できるかが分からないまま自己分析を始めてしまうことです。

先に応募先が見えていると、準備の中身もその企業に合わせて決められます。

気になる企業がまだない人は、この記事の12月締切の表や締切カレンダーから、名前を聞いたことがある企業を5社選ぶだけで十分です。

一覧には、企業名、締切日、内容、選考の有無を書き、スマートフォンですぐに見られる場所に置いておきます。

5社のうち1社は、締切が1週間以内のものを入れておくと、6日目の応募先がすぐに決まります。

締切日はカレンダーアプリにも入れておくと、年末の忙しい時期でも見落としません。

3〜5日目|ガクチカのエピソードを1つ決めて文章にする

3日目から5日目は、ガクチカのエピソードを1つ決めて、200字の文章にします。

ガクチカとは、学生時代に力を入れたことの略で、ESでも面接でもほぼ必ず聞かれる質問です。

何もしてないと思っている人でも、アルバイト、サークル、ゼミ、授業の課題など、続けてきたことは必ずあります。

エピソードは、大きな実績より、自分で考えて工夫したことがあるかどうかで選んでください。

文章は、取り組んだこと、工夫したこと、結果、学んだことの順に書くと、200字に収まりやすくなります。

書けたら一度声に出して読み、1分ほどで話せるかを確かめておくと、面接の準備にもなります。

この1つの文章が、最初の応募で使うESの土台になります。

6〜7日目|1社に応募して自分のルートを決める

6日目と7日目は、締切が近い1社に応募し、この先どのルートで進めるかを決めます。

応募してみると、ESで聞かれる質問やWebテストの有無が分かり、2週目に何を準備すればいいかがはっきりします。

最初の1社は第一志望でなくてかまわないので、選考がない説明会や1dayの仕事体験でも応募の練習になります。

応募が終わったら、次の章の3つのルートから、自分に合うものを1つ選んでください。

ルートが決まれば、2週目からは応募先の探し方と準備の優先順位が決まります。

2週目は、応募先を3社に増やすことと、Webテストの問題集を1冊決めることを目標にします。

1週間でここまで終われば、何もしてない状態からは抜け出せています。

目的別|12月から始める3つのルート

12月から始める人の進め方は、大手も狙う、普通の企業でいい、3年のうちに終えたい、のどれを選ぶかで変わります。

目指す企業によって、12月から2月に力を入れることと、応募する時期が違うためです。

3か月しかない12月スタートだからこそ、ルートを先に決めて、やらないことを減らすことが近道になります。

ルートは途中で変えてもかまわないので、今の希望で1つ選んでください。

ルート 12月 1〜2月 3月以降
大手も狙う 冬インターンに応募・参加、Webテストの練習 OB・OG訪問、ESの仕上げ 本選考にエントリー
普通の企業でいい 説明会・合同説明会で業界を広く見る 応募先を絞り、ESを準備 本選考にエントリー
3年のうちに終えたい 早期選考直結の募集やベンチャーに応募 早期選考の面接 内定があれば続けるか判断

大手も狙う人のルート

大手も狙う人は、12月のうちに大手の冬インターンへ応募しながら、Webテストの練習を毎日続けてください。

大手企業はエントリーする学生が多く、ESとWebテストの結果で面接に進む人を決める企業があるためです。

12月締切の一覧にも、村田製作所、野村総合研究所、セイコーエプソンなどの大手企業の募集が並んでいます。

冬インターンの選考に落ちても、3月以降の本選考には応募できるので、落ちた経験はWebテストとESの練習として次に生かしてください。

1月と2月は、インターンに参加した企業や志望する企業でOB・OG訪問をして、志望動機の材料を集めます。

大手だけに絞らず、中堅企業やベンチャー企業の選考も受けておくと、本選考の面接で緊張しにくくなります。

普通の企業でいい人のルート

大手にこだわらない人は、12月の説明会や合同説明会で、業界を広く見ることから始めてください。

知っている企業の名前だけで応募先を探すと、3月になってから応募先が足りないことに気づきやすいためです。

12月締切の67件のうち28件が合同説明会で、1日で何社もの話を聞ける機会が12月にもあります。

合同説明会では、知らない企業のブースにも1つは立ち寄ると、思っていなかった業界に興味が持てることがあります。

1月から2月に、話を聞いた企業から応募先を絞り込み、ESの基本の文章を仕上げます。

応募先は、説明会で話を聞いて働く様子を想像できた企業から選ぶと、志望動機も書きやすくなります。

このルートは3月の本選考が勝負なので、2月までにESとWebテストの準備を終えておくことが目標です。

3年のうちに終えたい人のルート

大学3年のうちに内定を取りたい人は、早期選考直結と書かれた募集と、ベンチャー企業の選考に応募してください。

早期選考とは、本選考より前の時期に、インターンの参加者などを対象に行う選考のことです。

12月締切の一覧には、クラフティア、ベクトル、五洋建設のように、早期選考直結と案内している募集があります。

ベンチャー企業の中には通年で採用を行う企業もあり、3年の冬のうちに内定が出ることもあります。

内定が出たら、そこで就活を終えるか、ほかの選考を続けるかを自分で決められます。

ベンチャー企業の選考では、事業の成長や任される仕事の幅について聞かれることがあるので、企業の事業内容を調べてから臨んでください。

内定の承諾の期限は企業ごとに違うので、期限を確かめてから、ほかの選考の日程と照らし合わせて判断してください。

28卒の大学3年の12月はどんな時期?

28卒の大学3年の12月は、冬インターンへの参加が続き、一部の企業で早期選考が動き、月末には年末年始が近づく時期です。

11月に応募した冬インターンの参加が始まる一方で、12月が締切の募集もまだ出ています。

月の後半になると、企業の休みに合わせて説明会やイベントの予定が少なくなると考えられます。

12月の動き方で、1月以降に参加できる選考の数が変わります。

12月の前半に応募と参加を集中させ、後半は振り返りと準備にあてると、12月を無駄なく使えます。

冬インターンへの参加が続く

12月は、11月までに応募した冬インターンへの参加が続く月です。

12月締切の一覧にも、村田製作所の3Daysワークショップや、かんぽ生命保険の2days仕事体験などが含まれています。

冬インターンは、企業の仕事を体験できるだけでなく、ESやWebテスト、面接の練習の場にもなります。

12月から始める人は、選考がない、または軽い1dayの仕事体験から参加すると、短い期間で企業を知る機会を増やせます。

参加した後のメモの残し方は、この記事のやること8選の章で紹介します。

オンラインで参加できる回もあるので、授業やアルバイトの合間にも予定を入れやすくなっています。

このメモが、1月以降に応募先を絞り込むときと、志望動機を書くときの材料になります。

早期選考直結の募集がある

12月には、早期選考につながると案内している募集もあります。

12月締切の一覧では、クラフティアの技術系職種、ベクトルのPR戦略企画プログラム、五洋建設の座談会が、早期選考直結と案内されています。

早期選考は本選考より早く結果が出るので、3年のうちに内定がほしい人にとっては候補になります。

早期選考直結の募集を見つけたら、応募の条件に28卒や大学3年生が含まれているかも確かめてください。

ただし、早期選考の案内が来ていなくても、本選考で不利になるわけではありません。

募集の案内文に選考直結、本選考優遇などと書かれているかを確かめると、早期選考につながる募集を見分けられます。

案内が来ないことに焦るより、本選考に向けた準備を進めることを優先してください。

年末年始は企業の予定が少なくなりやすい

12月の終わりは、企業の年末年始の休みと重なることがあります。

休みの期間は、説明会やイベントの予定が入りにくく、企業からの連絡も年明けになることがあると考えられます。

企業の休みは、自分の準備を進める時間として使うのが12月から始める人のコツです。

たとえば、冬インターンで聞いた話の整理、ESの文章の見直し、Webテストの練習などは、企業の予定に関係なく進められます。

年明けに締切がある募集は、休みの前に内容を確かめておくと、1月に入ってから慌てずに済みます。

企業の休みの期間は会社ごとに違うので、気になる企業の採用ページで年末年始の案内を確かめておくと安心です。

冬休みの具体的な使い方は、この記事の後半のスケジュールの章で紹介します。

28卒・12月に締切があるインターン・早期選考

12月に締切がある28卒向けのインターンや説明会、早期選考は、合同説明会を含めて、2026年10月18日時点で65社・67件公開されています。

そのうち、大手企業と早期選考直結の募集を中心に、次の表にまとめました。

早期選考直結の募集は数が限られるので、見つけたら締切を優先して確かめてください。

12月から始める人は、表の中から締切が近いものを1つ選び、最初の1週間のうちに応募してください。

締切 企業 内容
12月1日 村田製作所 Murata Workshop 羅針盤 3Days
12月4日 かんぽ生命保険 2days仕事体験(デジタル・資産運用)
12月7日 野村総合研究所 ITソリューション 1dayイベント
12月14日 キヤノンITソリューションズ 技術職・研究開発職 1day仕事体験
12月16日 JT プレエントリー
12月24日 セイコーエプソン インターンシップ・オープンカンパニーのエントリー
12月31日 日本マクドナルド Business Forum 業界研究編
12月31日 クラフティア 早期選考直結(技術系職種)
12月31日 ベクトル 早期選考直結のPR戦略企画1dayインターン
12月31日 五洋建設 早期選考直結の座談会

(情報ソース:各社の採用ページ・就活サイトの募集情報をもとに編集部が集計。2026年10月18日時点)

締切や内容は変わることがあるので、応募する前に必ず各社の採用ページで確かめてください。

表から応募先を選ぶときの考え方

表から応募先を選ぶときは、締切の近さと、自分のルートに合うかの2つで決めます。

大手も狙うルートなら村田製作所や野村総合研究所の冬インターン、3年のうちに終えたいルートなら早期選考直結の募集が候補です。

普通の企業でいいルートなら、表の企業にこだわらず、合同説明会で業界を広く見るほうを優先してかまいません。

迷ったときは、選考がない説明会や1dayの仕事体験から申し込むと、12月の前半のうちに動き出せます。

表にない企業も含めた締切は、次の締切カレンダーで毎日更新しています。

1つ参加すると企業の雰囲気や選考の様子がつかめて、次に応募する企業を選ぶときの基準ができます。

気になる企業が見つかったら、その日のうちに締切の一覧に書き足してください。

大学3年生の12月にやること8選

大学3年生の12月にやることは、応募と参加を前半に、準備を後半に寄せて進めることです。

12月の後半は年末年始で企業の予定が少なくなることがあるので、企業の予定に合わせる必要があることを先に済ませておくためです。

最初の1週間でやることを終えた人は、ここから8つを順に進めてください。

1から4は12月の前半、5から8は冬休みまでを目安にすると、12月のうちに8つすべてに手を付けられます。

8つを全部完璧にする必要はなく、12月のうちに1回ずつ手を付けておけば、1月からの準備が楽になります。

1. 冬インターンや説明会に応募する

12月にまずやることは、冬インターンや説明会への応募を続けることです。

最初の1週間で1社に応募したら、2週目以降も締切が近い順に応募先を増やしていきます。

12月の前半は応募、後半は参加と準備、と分けておくと、年末に応募が重なって慌てることを防げます。

応募を続けていると、ESやWebテストの形式に慣れて、1社あたりにかかる時間が短くなります。

応募先が常に数社ある状態にしておくと、1社に落ちても気持ちを切り替えやすくなります。

応募のときに書いた文章は保存しておき、次の企業のESで使い回せるようにしておきます。

応募フォームにWebテストの受検が含まれている場合は、その期限も締切の一覧に書き足しておきます。

12月は締切が年末に向けて続くので、週に1回は締切の一覧を見直してください。

2. 参加した企業のメモを残す

冬インターンや説明会に参加したら、その日のうちにメモを残します。

時間がたつと話の中身を忘れてしまい、志望動機を書くときに具体的な材料がなくなるためです。

メモには、仕事の内容、印象に残った社員の話、自分に合いそうかどうか、の3つを書いておきます。

社員に質問した内容と、その答えも書いておくと、面接で志望理由を聞かれたときの具体的な材料になります。

参加した企業が増えるほど、メモを比べることで自分が企業を選ぶときに大事にしたいことが見えてきます。

これが就活の軸になり、1月以降に応募先を絞り込むときの判断の基準になります。

良かった点だけでなく、合わないと感じた点も書いておくと、応募先を選ぶときに迷いが減ります。

メモはスマートフォンのメモアプリに、企業ごとに分けて残しておくと見返しやすくなります。

3. 自己PRと就活の軸を決める

ガクチカの文章ができたら、自己PRと就活の軸も1つずつ決めます。

自己PRは自分の強みを伝える質問で、就活の軸は企業を選ぶときに大切にしたい条件のことです。

ガクチカ、自己PR、就活の軸の3つがそろうと、ESや面接でよく聞かれる質問に答えられる状態になります。

この3つは面接でも聞かれるので、文章にするだけでなく、口で説明できるようにしておきます。

自己PRは、ガクチカのエピソードの中で発揮した強みを言葉にすると、話の筋が通りやすくなります。

就活の軸は、インターンや説明会のメモから、自分が良いと感じた点を2つか3つ選んで決めます。

たとえば、若いうちから任される仕事が多い、地元で働ける、のように、自分の言葉で書いてかまいません。

3つとも完成させる必要はなく、まずは1文で言える状態を目指してください。

4. ESの基本の文章を200字と400字で作る

ガクチカと自己PRは、200字と400字の2種類の文章を用意しておきます。

ESで指定される文字数は企業によって違うので、2種類あれば少し直すだけでさまざまな企業に対応できます。

ESとは、エントリーシートの略で、応募するときに提出する、自己PRや志望動機などを書く書類です。

書いた文章は、キャリアセンターや友人に読んでもらい、伝わりにくいところを直してください。

結論から書き始め、理由、具体例、学んだことの順に並べると、短い文字数でも伝わります。

400字の文章は、200字の文章に具体的な数字や場面を足して作ると、短い時間で2種類そろえられます。

冬インターンで書いた文章は、3月以降の本選考のESでも土台として使えます。

5. Webテストの練習を毎日少しずつ続ける

Webテストの練習は、12月から毎日少しずつ続けます。

Webテストとは、ESと一緒に受けることが多い、言語や計算などの力を測るテストで、SPIや玉手箱などの種類があります。

冬インターンの選考でも課されることがあり、点数が足りないとESを読んでもらえない場合もあります。

問題集を1冊決めて毎日解くほうが、直前にまとめて解くより点数が安定します。

応募する企業がどの種類のテストを使うかは、案内や募集要項で確かめてから問題集を選びます。

冬休みのようにまとまった時間がとれる時期に、模擬テストを1回通して解いておくと、本番の時間配分がつかめます。

間違えた問題は解き方を確かめてもう一度解くと、本番で同じ形の問題に強くなります。

6. 業界を広げて調べる

業界研究は、興味のある業界と、その周りの業界まで広げて調べます。

12月から始める人は応募できる期間が短いので、1つの業界に絞りすぎると応募先が足りなくなりやすいためです。

たとえばITに興味があるなら、IT企業だけでなく、メーカーや金融のシステム部門まで見ると応募先が増えます。

業界研究とは、業界ごとの仕事の流れや代表的な企業、働き方の違いを調べて、自分に合う業界を見つけることです。

業界地図などの本や企業の採用ページの仕事紹介を使うと、短い時間で全体像をつかめます。

調べた業界ごとに、代表的な企業を数社ずつメモしておくと、説明会で話を聞くときに比べやすくなります。

興味が持てない業界が分かったことも、応募先を決めるときの判断材料になります。

7. OB・OG訪問の相手を探す

志望度の高い企業があれば、OB・OG訪問の相手を12月のうちに探しておきます。

OB・OG訪問とは、志望する企業で働く大学の先輩などに会って、仕事や職場の話を聞くことです。

12月の後半は相手も年末で忙しくなりやすいので、実際に会うのは1月以降にして、12月は相手探しと連絡までにしておくと無理がありません。

相手は、大学のキャリアセンターの名簿や、ゼミやサークルの先輩のつながりから探すと見つけやすくなります。

聞きたいことは、仕事のやりがいと大変なところ、入社前と入社後の印象の違いなどを3つほど決めておきます。

話を聞いた後は、その日のうちにお礼の連絡をしておくと、次に相談したいときにも頼みやすくなります。

8. 面接の練習を始める

12月の最後には、面接の練習も始めておきます。

1月以降は冬インターンや早期選考で面接を受ける機会が増え、3月以降は本選考の面接が続くためです。

まずは、1分の自己紹介と、ガクチカを2分で話す練習を、声に出してやってみてください。

話す内容を丸暗記するより、伝えたい要点を3つほど決めて、その場で言葉にする練習をすると自然に話せます。

キャリアセンターの模擬面接を使うと、話し方の癖を第三者の目で指摘してもらえます。

1人で練習するときは、スマートフォンで録画して見返すと、話の長さや表情に気づけます。

まずは、自己紹介、ガクチカ、自己PR、志望動機の4つの答えを用意しておきます。

冬休みの間に数回練習しておくだけで、年明けの面接で落ち着いて話せるようになります。

12月から3月のスケジュールと冬休みの使い方

12月から就活を始める人は、12月に応募と参加、冬休みに準備、1月と2月に仕上げ、3月に本選考という流れで進めます。

冬休みは企業の予定が少なくなる分、自分の準備に集中できる貴重な時間です。

遊ぶ日と就活の日を先に分けておけば、冬休みを楽しみながら準備も進められます。

冬休みに準備を進めておくかどうかで、1月以降の忙しさが大きく変わります。

12月から3月までの目安は、次の表のとおりです。

時期 やること 就活の比重
12月前半 冬インターンや説明会への応募と参加 多め
冬休み メモの整理、ESの見直し、Webテストの練習 ふつう
1月 大学のテスト、インターン参加、OB・OG訪問 少なめ
2月 応募先の絞り込み、ESの仕上げ、早期選考 多め
3月 本選考へのエントリー、説明会 多め

冬休み前にやっておくこと

冬休みに入る前に、年明けに締切がある募集を確かめて、応募が必要なものは済ませておきます。

企業の休みに入ると、問い合わせの返事が年明けになり、締切の直前に慌てることがあるためです。

12月前半に参加したインターンや説明会のメモも、休みの前に一度まとめておくと、冬休みの準備がはかどります。

冬休みの前に、休み中にやることを3つほど決めておくと、だらだらと休みが過ぎるのを防げます。

たとえば、ESの文章を2つ仕上げる、Webテストの問題集を半分まで進める、模擬面接を2回する、のように具体的に決めます。

決めたことはカレンダーに日付と一緒に書いておくと、休み中でも進み具合を確かめられます。

やることが決まっていれば、残りの日は安心して休めます。

冬休み中にやること

冬休み中は、企業の予定に左右されない準備を進めます。

具体的には、ESの文章の見直し、Webテストの練習、面接の練習、業界研究の4つです。

実家に帰る人は、家族や親戚に仕事の話を聞いてみると、社会人の働き方を知る機会になります。

冬休みは就活を休む日を決めて、その日以外に準備を進めると、気持ちよく休みと両立できます。

年末年始の数日は思い切って就活から離れ、その前後に集中して取り組むのも1つの方法です。

旅行などの予定を入れるときは、年明けすぐに締切や面接がない日を選んでください。

冬休みが終わる時点で、ESの基本の文章とWebテストの練習が進んでいれば、1月からの選考に十分間に合います。

冬から就活を始める人の流れは、次の記事でもくわしく紹介しています。

1月から2月にやること

1月から2月は、大学のテストと両立しながら、3月の本選考に向けた準備を仕上げる時期です。

1月は大学のテストの時期と重なることがあるので、就活の予定は詰め込みすぎないようにします。

2月はテストが終わって時間ができる分、応募先の絞り込み、ESの仕上げ、OB・OG訪問をまとめて進められます。

2月の終わりまでに、応募する企業の一覧と、ESの基本の文章がそろっている状態を目指してください。

早期選考を受けている人は、2月に結果が出ることもあるので、本選考の準備と並行して進めます。

3月に入ると説明会とエントリーの締切が重なるので、2月のうちに応募する企業の順番まで決めておくと慌てずに済みます。

1月から就活を始める人の進め方は、次の記事で紹介しています。

12月に早期選考の案内が来ていない人へ

12月の時点で早期選考の案内が来ていなくても、心配する必要はありません。

早期選考は、インターンの参加者などの一部の学生を対象に行われるもので、28卒の本選考は3月以降に本格化します。

案内が来ていない人も、本選考で同じ企業に応募する機会があります。

案内が来ないことで応募をやめてしまうことのほうが、3月以降の結果に響きます。

今の時期に大事なのは、案内が来るかどうかではなく、3月までに選考に通る準備ができているかどうかです。

本選考でも十分に間に合う

早期選考の案内がなくても、本選考で内定を目指せます。

政府の要請に沿う企業では、本選考の広報活動は3月から、選考活動は6月から始まるためです。

早期選考で内定を出す企業があっても、本選考の募集をやめるわけではありません。

12月から始めた人が3月の本選考で応募できる企業は、これからも残っています。

早期選考の案内がない人は、その分の時間を本選考の準備にあてられると考えてください。

12月から2月に、ESとWebテスト、面接の準備を進めておけば、3月の本選考で同じ土俵に立てます。

早期選考に進んでいる学生も、本選考では改めてESや面接を受けることがあり、準備の差は3月までに縮められます。

周りの早期選考の話に焦って応募先を減らすより、応募先を広げることを優先してください。

早期選考の案内をもらう人がしていること

早期選考の案内をもらう人は、インターンや説明会に参加し、その企業に興味があることを行動で示しています。

早期選考の対象を、インターンの参加者などから選ぶ企業があるためです。

12月から始める人でも、早期選考直結と書かれた募集や冬インターンに参加すれば、案内を受け取る機会が生まれます。

インターンに参加したら、終わった後のアンケートや社員への質問で、その企業への関心を具体的に伝えてください。

参加後に企業から届く連絡は、迷惑メールのフォルダに入っていないかも確かめておきます。

マイページに登録した企業からの案内は、マイページのお知らせにだけ届くこともあるので、週に1回は確かめてください。

案内が来たら、締切が短いこともあるので、届いた日のうちに内容を確かめてください。

大学3年生の12月の就活でよくある質問

大学3年生の12月の就活について、よく聞かれる質問に答えます。

大手企業を狙えるか、11月から始めた人との差、大学4年の12月の人はどうすればいいか、の3つです。

気になる質問から読んでください。

12月から始めて大手企業は狙えますか?

12月から始めても、大手企業を目指すことはできます。

政府の要請に沿う大手企業は、3月の広報活動の開始以降に本選考のエントリーを受け付けるためです。

大手企業は応募者が多いので、ESとWebテストの準備を12月から毎日続けることが欠かせません。

12月締切の一覧にある大手企業の冬インターンにも応募して、選考を経験しておきます。

冬インターンに参加できれば、仕事を知ったうえで志望動機を書けるので、本選考のESに深みが出ます。

大手と並行して中堅企業やベンチャー企業の選考も受けておくと、面接に慣れた状態で大手の本選考に臨めます。

11月から始めた人との差は大きいですか?

11月から始めた人との差は、12月の最初の1週間と冬休みの使い方で埋められる大きさです。

1か月の差は、主に応募した数と準備の進み具合の差なので、12月の前半に応募を集中させれば取り戻せます。

差を気にするより、この記事の最初の1週間の表を今日から始めることのほうが大事です。

11月から就活を始める人の進め方は、次の記事にまとめています。

自分より早く始めた人の進め方を知っておくと、何を優先して追いつけばいいかが分かります。

大学4年の12月の人はどうすればいいですか?

大学4年の12月で就活をしている人は、冬採用や通年採用をしている企業に応募してください。

大学4年の12月は、この記事で扱っている大学3年の12月とは状況が大きく違います。

卒業までの期間が短いので、すぐに応募できる企業を探すことを最優先にしてください。

冬採用とは、予定の人数に届かなかった企業などが、秋から冬にかけて行う採用のことです。

キャリアセンターには大学に届いている求人が集まっていることもあるので、早めに相談してみてください。

ベンチャー企業の中には通年で採用している企業もあるので、応募先の候補に加えてみてください。

まとめ|大学3年生の12月は最初の1週間で動き出すことから

28卒の大学3年生なら、12月から就活を始めても本選考に間に合います。

広報活動が始まる3月まで約3か月あり、12月はまだ冬インターンや早期選考の募集が続いています。

何もしてない人は、最初の1週間で締切の確認、エピソード1つ、応募1社の3つを終わらせてください。

そのうえで、大手も狙う、普通の企業でいい、3年のうちに終えたい、のどれかでルートを決めると、やることの優先順位が決まります。

12月の後半から冬休みは企業の予定が少なくなるので、ESやWebテストの準備にあてると、1月以降が楽になります。

早期選考の案内が来ていなくても、3月以降の本選考で巻き返す機会があります。

まずは12月締切の表から1社を選び、今週のうちに応募してみてください。

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