目次[目次を全て表示する]
面接の深掘り質問とは?
面接の深掘り質問とは、応募者が提出したエントリーシート(ES)や最初の質問に対する回答をもとに、その背景や詳細をさらに掘り下げる質問を指します。
面接官は、応募者の表面的な回答ではなく、背後にある考え方や価値観、動機、実際の行動を明確にするために、深掘り質問を投げかけます。
これにより、応募者の適性やスキル、会社とのマッチング度がより正確に見極められます。
深掘り質問に適切に答えるためには、単に事実を述べるだけでなく、その裏にある動機や行動を深く理解し、自分自身の経験をしっかりと整理しておくことが求められます。
面接官が深掘り質問する理由
深掘り質問は、応募者の真の姿を把握するための重要なプロセスです。
企業は、単に履歴書やエントリーシートに書かれた内容だけではなく、その背後にある思考や動機を知ることで、採用後のパフォーマンスや企業文化との適合性を見極めようとしています。
ここでは、面接官が深掘り質問を行う主な理由を紹介します。
ESと内容の不一致がないか確認する
面接官がまず確認したいのは、提出されたESに記載された内容が真実であり、実際に応募者の行動や経験を反映しているかどうかです。
ESには多くの場合、応募者が自分をアピールするための美化された内容が書かれることがありますが、深掘り質問を通じて、具体的なエピソードや経験の詳細を聞くことで、それが実際にどの程度真実に基づいているのかを確認します。
たとえば、チームでの成功経験をアピールした場合、その具体的な役割や、どのようにチームに貢献したかをさらに深く聞くことで、応募者の本質的な行動や能力を見極めます。
求めるスキルがあるかを確認する
次に、面接官は応募者が企業で活躍できるスキルを持っているかどうかを評価します。
履歴書やESで記載されたスキルが本当に実践的であるかを確認するために、深掘り質問を通して過去の経験やプロジェクトにおける具体的な行動を探ります。
たとえば、リーダーシップを発揮したと主張する応募者に対して、どのような場面でリーダーシップを発揮し、どのようにチームを成功に導いたか、またその結果として何を学んだのかといった質問を重ねることで、応募者のスキルの実際のレベルを判断します。
志望度合いを確認する
最後に、面接官は応募者の志望度を確認するために深掘り質問を行います。
特に、志望動機に関連する質問では、なぜその企業を選んだのか、他の会社ではなくその企業にこだわる理由は何か、といった質問を掘り下げます。
これにより、応募者がどの程度その企業に興味を持ち、入社後も長く貢献できるかを見極めます。
志望度が高い応募者は、企業のビジョンや業界の特徴を深く理解しており、それが明確に回答に現れるため、面接官も安心して採用を検討することができます。
自社の社風やビジョンとのマッチ度を確認する
就活生がどれほど自社の社風を理解しており、またビジョンとマッチしているかを確認するためにも、この質問をされることが多いです。
たとえいくらモチベーションが高くても、目指すビジョンと方向性が異なっていた場合、入社後にミスマッチを感じて早期離職してしまう人も少なくありません。
当然、企業はお金と時間をかけて就活生を採用しているわけですから、大きな損失となってしまいます。
それを防ぐために、自社に興味を持つきっかけとなった経験や、志望動機の元となる就活の軸が、自社の働き方に合っているものかを確認しています。
そして、就活生が長く働いてくれるか、将来は貢献できるかを見極めようとしているのです。
本当の動機を確認して行動の「偏差値」を見る
面接官は、あなたの行動の動機や背景を深掘りすることで、その経験の価値を測っています。
学生のESでは、みんな一生懸命頑張ったと書かれてるので、それがどの程度の頑張りなのか?ということを相対的に評価する必要があるのです。
例えば「サークル活動でリーダーとして頑張った」という経験も、5人のサークルと、100人規模の組織で課題が山積していたサークルとでは、難易度が全く異なります。
どのような動機で、どれだけ高い目標を掲げ、どう乗り越えたのか。
その詳細を聞くことで、あなたの経験の価値、いわば「偏差値」を客観的に評価しているのです。
行動の詳細を確認して行動の難易度を見る
深掘り質問には、あなたの経験の難易度を客観的に把握する目的もあります。
面接官は、具体的な状況を詳細に聞くこと、また行動の詳細を聞くことで、その行動の難しさを客観的に評価するためにやります。
例えば「アルバイト先の売上を改善した」という実績に対し、「当時の課題は何だったか」「なぜその施策を思いついたのか」「周囲の反対はなかったか」といった質問を重ねます。
これにより、あなたが主体的に考え、困難な状況を乗り越えて成果を出したのか、それとも偶然の成功だったのかを判断しています。
代表的な5つの面接深掘りパターン
面接の「深掘り質問」に戸惑った経験はありませんか?実は質問には代表的な5つのパターンがあります。
この型を知り、Why・Howなどを意識して回答を準備するだけで、あなたの評価は格段に上がります。
1. Why(なぜ?)
最も代表的な深掘りが「なぜ?」という質問です。
これはあなたの行動の根源にある価値観や人柄を理解するための重要な問いです。
なぜその目標を立てたのかといった質問から、企業はあなたの仕事選びの軸を見ています。
過去の経験と一貫性のある理由を語り、あなたの思考の深さを示しましょう。
2. What(何が?)
「何が課題でしたか?」といった「What」の質問は、あなたのストレス耐性と課題解決能力を見るためのものです。
困難な状況にどう向き合うかという、仕事への資質が問われています。
ただ大変だったと話すのではなく、課題をどう分析し乗り越えたのかを具体的に説明し、その経験から得た強みをアピールしましょう。
3. How(どうやって?)
「どうやって目標を達成した?」という「How」の質問は、あなたの工夫や仕事の進め方を見るためのものです。
課題に対してどのような仮説を立て、計画し、行動したのか。
その具体的なプロセスから、あなたの計画性や主体性といった強みが評価されます。
あなたならではの工夫を語り、個性をアピールしましょう。
4. 学んだこと
「その経験から何を学んだ?」という質問は、学生の素直さや伸びしろ、つまり成長可能性を測るためのものです。
成功や失敗を客観的に分析し、次に活かせる教訓を得ているかを見ています。
経験をしっかりと未来に繋げる学習能力をアピールし、入社後の成長性を期待させることが重要です。
5. 今後どのように活かすのか
「その経験を、今後どう活かしますか?」この質問は、学生が会社にどう貢献できるかをアピールする最大のチャンスです。
経験で得た学びや強みを、応募先の仕事でどう再現し、成果に繋げるのか。
企業の目線で具体的に語り、あなたを採用する価値(メリット)を明確に示しましょう。
NEW!!深掘り特化AI「なぜなぜBOT」
ESや面接で問われる深掘り質問。答えが浅かったり、論理の矛盾を突かれて詰まる経験はありませんか?
そこで今回、「なぜなぜBOT」をご用意しました。
チャット形式で回答を入力するだけでAIが「それはなぜ?」「具体的に言うと?」と5段階で深掘り。あなたの回答に対して問いを繰り返し、曖昧な論理や思考の浅さを徹底的に洗い出します。
どんな質問にも動じない「思考体力」を鍛えられる、就活生のための無料トレーニングツールです。
最後にフィードバックもあるので、弱点の振り返りにも活用できます。
NEW!!深掘り特化AI「なぜなぜBOT」
ESや面接で問われる深掘り質問。答えが浅かったり、論理の矛盾を突かれて詰まる経験はありませんか?
そこで今回、「なぜなぜBOT」をご用意しました。
チャット形式で回答を入力するだけでAIが「それはなぜ?」「具体的に言うと?」と5段階で深掘り。あなたの回答に対して問いを繰り返し、曖昧な論理や思考の浅さを徹底的に洗い出します。
どんな質問にも動じない「思考体力」を鍛えられる、就活生のための無料トレーニングツールです。
最後にフィードバックもあるので、弱点の振り返りにも活用できます。
面接時の代表的な深掘り質問60選
面接で頻出する深掘り質問は、応募者の行動の裏にある理由や考え方、結果に対する分析を明らかにするために使われます。
以下に、代表的な深掘り質問の例を紹介します。
・なぜその目標を成し遂げたいのですか?
・将来の具体的な目標はありますか?
・当社に入社した場合、どのような活躍をしていくのか、具体的なイメージは浮かんでいますか?
・新しい知識やスキルを習得する際に、どのようなアプローチを行いますか?
・5年後、どのような人材になっていたいですか?
・その経験をした前後で心情や行動に変化はありましたか?
・その経験をした際、どんなことを感じましたか?また、どんな思いが芽生えましたか?
・その経験で重要だと感じたことは何ですか?
・その経験から何を学びましたか?
・そのプロジェクトを通してどんな成長がありましたか?
・その経験やスキルを当社でどのように役立てたいですか?
・その経験によって、どのようなスキルが身につきましたか?
・その経験で嬉しかったことや大変だったことを教えてください
・その経験で最も印象的だったことについて、1分以内で簡単に教えてください
・その経験で課題に感じたことはありますか?もしある場合には、どのように解決してきましたか?
・なぜその行動を起こそうと考えたのか具体的な理由を教えてください
・その課題解決に取り組む中で一番大変だった経験は何ですか
・周囲の人と意見が対立したときはどのように解決しましたか
・その経験から学んだことは当社のどのような役割で活かせますか
・活動を振り返り今ならもっとうまくやれたと思う反省点はありますか
・数ある同業他社の中でなぜ他社ではなく当社なのですか
・当社の強みや特徴についてあなた自身はどのように定義していますか
・入社後に新卒としてどのような目標やキャリアプランを描いていますか
・当社の最近のニュースや課題について関心のあるテーマは何ですか
・もし希望とは異なる部署に配属された場合はどのように取り組みますか
・様々な業界の選択肢がある中で、その軸を選んだ理由を具体的に教えてください。
・それらの軸の中で優先順位を教えてください。
・他に受けている業界はありますか?
・その軸であればレベルの異なる他の業界も該当すると思うのですが、その中でもこの業界を志望した理由を教えてください。
・この業界における弊社の立ち位置やイメージはどうお考えですか?
・どんな人と一緒にはたらきたいですか?
・自身の性格について、どう思っていますか?
・当社に入社してから、あなたの長所をどのように活かしていきたいですか?
・短所を改善するために、意識していることはありますか?
・あなたは周囲の人から、どのような性格だと思われていますか?
・将来的にあなたが思い描いているキャリアプランを教えてください
・どのようなときにやりがいを感じますか?
・あなたが影響を受けた人物について教えてください
・社会的問題となっている〇〇について、どのような考えをお持ちですか?
・入社したらどのように活躍していきたいと考えていますか?
・当社のどのような点が自分に合っていると感じましたか。
・他社ではなく、なぜ当社を選んだのかをもう少し具体的に教えてください。
・当社の社風について、どのように捉えていますか。
・当社の業務で難しそうな点は何だと思いますか。
・働く上であなたが重視している価値観と、当社のどの点が一致していると思いますか。
・これまでに、相手との誤解を解くために工夫したことはありますか。
・苦手なタイプの人と関わった経験はありますか。どのように対応しましたか。
・チームの中で意見がぶつかった際、どのように対処しましたか。
・周囲と円滑に連携をとるために、普段から心がけていることはありますか。
・初対面の人と打ち解けるために意識していることは何ですか。
・チームで目標を達成した経験について、あなたの役割を教えてください。
・グループでの活動中、意見がまとまらないときはどうしていますか。
・自分とは異なる意見を尊重するために意識していることはありますか。
・チーム内でトラブルがあった場合、どのように対応しますか。
・メンバーのやる気が下がっていると感じたとき、どんな行動をとりますか。
・本音でいうと、どんな仕事は避けたいと考えていますか。
・就職活動の中で一番悩んでいることは何ですか。
・もし内定が複数出たらどうしますか?
・就職活動で「やらされている」と感じたことはありますか。
・企業に求めることを率直に教えてください。
面接の深掘り質問の回答ポイント
面接での深掘り質問に対して的確に答えるためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。
以下の注意点を意識することで、面接官に対して誠実で一貫性のある印象を与え、採用の可能性を高めることができます。
1. 内容に一貫性があるかを確認する
面接の回答において最も大切なのは、一貫性を保つことです。
エントリーシートや履歴書に書いた内容、また過去の面接で話したことと、今回の面接で話す内容が一致していない場合、面接官は信頼性を疑います。
特に深掘り質問では、回答の細かい部分まで掘り下げられるため、あらかじめ自分の発言に矛盾がないかを確認し、過去の発言との整合性を保つことが重要です。
2. 企業が求めている人物像を確認する
企業は、それぞれ異なる価値観や文化、求めるスキルを持っています。
そのため、面接では企業がどのような人材を求めているのかを理解した上で、自分の強みや経験をその企業のニーズに合わせてアピールすることが大切です。
企業のホームページや採用ページをしっかりと読み込み、企業がどのような人材を欲しているかを確認してから面接に臨みましょう。
3. 入社後をイメージする
面接官は、応募者が入社後にどのように会社に貢献できるかをイメージできるかどうかを重視しています。
そのため、面接で話す内容には「自分がその会社で何をしたいか」「どう貢献できるか」といった将来のビジョンを含めることが必要です。
面接では、入社後の具体的なキャリアプランや、企業での成長目標を考え、それを面接官に伝えることで、面接官に好印象を与えることができます。
【面接 深掘り質問】頻出質問! 回答例文6選
ここでは、面接で特に深掘りされやすい6つの頻出質問と、その回答例文を紹介します。
例文をそのまま覚えるのではなく、面接官の質問の意図を理解し、あなた自身の経験を構造的に語るための参考にしてください。
核となるエピソードを一つ用意し、様々な角度から話せるように準備しておくことが重要です。
①学生時代に頑張ったことを教えてください
大学2年生から続けたカフェのアルバイトです。
当初、売上低迷が課題でした。
私は売上データを分析し、客単価の高いセットメニューの注文率が低いことに気づきました。
原因はメニューの魅力が伝わっていないことだと考え、手書きのPOP広告作成と、お客様への積極的な声かけを店長に提案し、実行しました。
最初は声かけに戸惑うスタッフもいましたが、私が率先して動くことで徐々に協力してくれるようになりました。
結果、3ヶ月後にはセットメニューの注文率が20%向上し、店舗の月間売上目標を達成することに貢献しました。
この経験から、課題を特定し、周囲を巻き込みながら解決策を実行する重要性を学びました。
②自己PRをしてください
私の強みは「目標達成に向けた課題解決力」です。
大学のゼミで、地域活性化をテーマにした論文コンテストに参加した際、この強みを発揮しました。
当初、私たちのチームは文献調査ばかりで、議論が机上の空論になりがちでした。
私はこの状況を問題だと感じ、現地でのフィールドワークと、地元商店街の方々へのヒアリング調査を提案しました。
最初は「面倒だ」という仲間もいましたが、足で稼いだ情報こそが論文の説得力を高めると粘り強く説得しました。
結果、リアルな課題に基づいた独自の提案が評価され、優秀賞を受賞できました。
貴社でもこの強みを活かし、困難な課題にも粘り強く取り組んで成果を出したいです。
③長所と短所を教えてください
私の長所は、目標達成のために周囲を巻き込む「推進力」です。
上記の論文コンテストの経験でも、この力を発揮しました。
一方、短所は「物事に慎重になりすぎ、初動が遅れることがある」点です。
以前、ゼミのグループ分けで、どのグループが自分に合うか考えすぎた結果、入りたいグループが定員に達してしまったことがありました。
この経験から、情報収集と熟考も重要ですが、時にはスピード感を持った決断が必要だと痛感しました。
現在は、タスクに取り組む際にまず自分の中で「検討の締め切り」を設定し、完璧を目指すよりまず行動することを意識して、この短所の改善に努めています。
④志望動機を教えてください
(IT業界を志望する場合) 私が貴社を志望する理由は、最先端のAI技術を用いて、社会の「不」を解消するという理念に深く共感したからです。
私は大学のゼミで、AIを用いた地域交通の最適化について研究し、テクノロジーが人々の生活を豊かにする可能性を実感しました。
中でも貴社は、交通システムだけでなく、医療や防災といった幅広い分野でAIソリューションを提供しており、社会への貢献性が非常に高いと感じています。
特に、貴社の〇〇というプロジェクトは、私が研究で目指した「誰もが移動に困らない社会」を実現する鍵だと考えています。
貴社の一員として、大学で培った知識を活かし、このプロジェクトに貢献したいです。
⑤今後のキャリアプランを教えてください
まず入社後3年間は、営業職として現場の最前線でお客様のニーズを深く理解し、自社製品に関する知識を徹底的に身につけたいと考えています。
信頼される営業担当として、まずは安定した成果を出せるようになるのが目標です。
5年後には、現場で培った経験と知識を活かし、新商品の企画やマーケティングに携わりたいです。
お客様の声を直接聞いてきたからこそ生まれるアイデアで、新たなヒット商品を生み出すのが夢です。
将来的には、これらの経験を統合し、チームや部署全体を率いるマネージャーとして、貴社の事業成長に大きく貢献できる人材になりたいと考えています。
⑥他社の選考状況を教えてください
はい、私自身の「テクノロジーで人々の生活を豊かにしたい」という就職活動の軸に基づき、貴社と同じIT業界の企業を他に3社受けております。
1社は二次面接の結果待ち、残りの2社はこれから一次面接を受ける段階です。
各社それぞれに魅力は感じておりますが、中でも貴社の「〇〇」という理念や、若手のうちから大規模なプロジェクトに挑戦できる環境に最も強く惹かれております。
本日お話を伺い、改めて貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。
深掘りされる面接の対策方法
面接での深掘り質問に対して的確に答えるためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。
以下の対策をしっかり行うことで、面接官に対して誠実で一貫性のある印象を与え、採用の可能性を高めることができます。
1. ESや過去の面接を振り返る
最初のステップとして、提出したエントリーシート(ES)や過去の面接で話した内容を振り返ることが大切です。
面接官は、ESに書かれた内容をもとに深掘り質問をしてくることが多いため、ESに記載した経験やスキルについて、より詳しく説明できるように準備しておきましょう。
特に、一度受けた面接での質問や回答を振り返ることで、自分がどこでつまずいたのか、どこにもっと深掘りが必要かを確認し、改善することができます。
2. 自己分析を徹底する
自己分析は、深掘り質問への対策として非常に重要です。
深掘り質問は、あなたの価値観や思考プロセス、行動の背景を問われることが多いため、これらを自分自身でしっかり理解しておく必要があります。
過去の経験を整理し、どのような考えで行動したのか、その経験から何を学び、どう成長したのかを振り返りましょう。
3. 「なぜ」と深掘りを自分でしてみる
深掘り質問は、面接官があなたの回答に対して「なぜそう考えたのか」「なぜその行動を取ったのか」と次々に掘り下げていく形式です。
そのため、自分で「なぜ?」を繰り返し、回答を深めていく練習が効果的です。
たとえば、「リーダーシップを発揮した」といった経験に対して、「なぜその場面でリーダーシップを取ろうと思ったのか?」など、自問自答を繰り返してみましょう。
4. 企業が求める人物像を把握する
企業がどのような人物を求めているのかを事前に理解することも、深掘り質問への対策として重要です。
企業のホームページや採用情報、社長メッセージなどを通じて、企業が重視する価値観や求めるスキルを把握しましょう。
これにより、自分の強みやスキルがその企業にどう役立つかを、深掘り質問の中で明確に伝えることができます。
5. ベンチャー就活ナビの模擬面接を使ってみる
模擬面接を活用して実践的な練習を行いましょう。
特に「ベンチャー就活ナビ」の模擬面接サービスを活用することで、実際の面接に近い環境で深掘り質問に対する練習ができます。
模擬面接では、フィードバックを受けながら自分の弱点を見つけ、それを改善することが可能です。
リアルな面接の緊張感を体験することで、より実戦的な準備を進めることができます。
6. 業務内容を把握しキャリアプランを具体的にする
面接官に「入社後、活躍してくれそうだ」と感じてもらうには、具体的なキャリアプランの提示が有効です。
まず、仕事やプライベートを問わず、10年後の理想の将来像を描いてみましょう。
次に、企業のHPにある社員紹介などを参考に、貴社でのリアルな業務をイメージします。
現在の自分と理想像とのギャップを、貴社の業務内容を交えながら、1年後、3年後、5年後と段階的にどう埋めていくかを語れるように準備します。
結婚や出産といったライフプランと合わせて考えると、より現実味のあるプランになります。
【面接 深掘り質問】他の学生と差別化するコツ
多くの学生が準備する自己PRやガクチカで差をつけるのは困難です。
差別化を図るには、もう一段階深いレベルでの企業理解と、より実践的な面接練習が鍵となります。
「この学生は、本気でうちの会社を調べているな」「この学生となら、一緒に働きたいな」と面接官に感じさせることができれば、内定はぐっと近づくでしょう。
経営方針・計画まで押さえて企業理解を深める
他の学生と差をつけるには、企業の表面的な情報だけでなく、経営層が何を目指しているのかを理解することが重要です。
企業の経営方針まで調べるなど、経営者視点に立った企業研究をする就活生は少ないです。
具体的には、企業のウェブサイトにある「中期経営計画」や「統合報告書(アニュアルレポート)」、「IR情報」に目を通してみましょう。
そこに書かれている企業の将来的なビジョンや課題を、自分のやりたいことやキャリアプランと結びつけて語ることで、「この学生は会社の未来まで考えてくれている」と、非常に高い評価を得ることができます。
面接官の立場に近い人や就活のプロと模擬面接をする
友人との模擬面接も有効ですが、より実践的な練習を積むなら、面接官の立場に近い社会人と練習するのが効果的です。
特に、二次面接では現場責任者や管理職などが面接官となるケースが多く、社員を率いる立場から「一緒に働きたいか」という観点で見られる傾向にあります。
大学のOB・OG訪問を積極的に活用したり、就活エージェントの模擬面接サービスを利用したりして、管理職の視点を持った人からフィードバックをもらいましょう。
「その話し方では部下にしたいと思えない」といった厳しい指摘が、あなたを大きく成長させてくれます。
面接で深掘り質問に答えられないときの対処法
本番の面接で想定外の質問をされ、頭が真っ白になってうまく喋れないことは誰にでもあります。
大事なマナーは、わからないからとパニックにならず、冷静に対応する進め方を身につけておくことです。
落ちる人の特徴は、焦ってその場しのぎの嘘をついたり、無理に会話を続けようとして内容が矛盾してしまうことです。
受かった人は、当日答えに詰まる場面でも、適切な手順を踏んでピンチを切り抜けています。
面接官は完璧な回答だけを見ているのではなく、予期せぬ状況への対応力や、誠実に対話しようとするマナーを評価しています。
ここでは、いざというときに面接の評価を落とさない、実践的な対処法を3つのステップに分けて詳しく紹介します。
時間をもらいたい旨を伝えて考えをまとめる
面接で鋭い質問を投げかけられた際、すぐに良い言い方が思い浮かばない場合は、無理に話し始めずに少し考える時間をもらうのが賢い方法です。
無言のまま時間が過ぎると面接官にマイナスの印象を与えますが、マナーを守って誠実にお願いすれば、評価が下がることはありません。
あらかじめ、「考える時間をいただけますでしょうか」と言葉を挟むことで、頭の中を整理する余裕が生まれます。
時間を空けることで、エピソードのどの部分を伝えるべきか、論理的な型に当てはめて答えを構築することができます。
焦って中身のない受け答えをするよりも、少し時間をもらってから自分の長所や経験に紐づいた理由を話す方が、面接官に対して誠実で賢明な人であるという印象を与えることができます。
落ち着いて喋るための有効なテクニックとして、当日の試験に向けて必ずシミュレーションしておきましょう。
わかる部分だけでも回答する
質問に対して完璧な答えが用意できなくても、現時点で自分の頭で理解できている部分だけでも部分的に回答していく進め方がおすすめです。
すべての問いに対して完璧な正解を出そうと意識しすぎると、かえって言葉に詰まる原因になります。
まずは、「現時点で私の考えている範囲でお答えいたします」と前置きをしてから話し始めるのがスムーズな入り方です。
このように伝えることで、面接官との会話のキャッチボールを途切れさせずに討論を続けることができます。
一部分だけでも自分の意見を言葉にしようとする姿勢は、前向きに課題解決へ挑む力として採用担当者から評価されます。
わからない部分を隠すのではなく、オープンな態度で今の自分にできる精一杯の受け答えをすることが、本番での苦手意識を克服するコツとなります。
全部を綺麗に喋ろうとせず、段階を追って伝える意識を持ちましょう。
どうしても答えが思いつかない場合はわからないと伝える
どれだけ考えても全く答えが思いつかない課題や、自分の知らない最近のニュースなどについて聞かれた場合は、正直にわからないと伝えることが最善の対策です。
知ったかぶりをして矛盾した理由を話したり、的外れな回答を続けたりするやり方は、面接官にすぐに見抜かれてしまい、信頼を大きく失う原因になります。
転職の面接でも新卒の就活でも、誠実さは一番重視されるマナーです。
現時点では知識が不足しておりわかりません、と素直に認めた上で、「今後しっかりと勉強して学んでまいります」という前向きな意欲を付け加えましょう。
自分の知識の限界を素直に認めて振り返りができる人は、入社後もアドバイスを吸収して素直に成長できる人だと評価されます。
わからないと言う恐怖をづけず、誠意ある言い方で次の質問へ気持ちを切り替えることが、結果的に良い印象を残すことに繋がります。
面接の深掘りりに答えられないときに取ってはいけない行動
深掘り質問に対してやってしまいがちなNG行動を知っておくことは、試験での大きな失敗を防ぐアドバイスになります。
採用担当者は、トラブルに直面したときのあなたの行動特性やマナーを見ています。
以下で紹介する3つの注意点は、面接で評価を落としてしまう代表的な特徴です。
あらかじめこれらの行動をしないように意識し、日頃の練習から対策方法を習慣化させておくことが、二次面接や本番を突破するための重要なポイントとなります。
自分の面接のやり方を客観的に振り返り、不合格になる確率を徹底的に減らしていきましょう。
長時間黙り込む
質問に対して何を答えていいかわからないからといって、5秒以上の長い時間だまり込んでしまうのは絶対に避けるべき行動です。
面接は会話のやりとりであり、沈黙が続くと当日の会場の空気が凍りついてしまい、面接官も次の質問に進めるべきか判断に迷ってしまいます。
喋れない焦りから頭が真っ白になる気持ちはわかりますが、無言のまま本番の時間を浪費するのはもったいないです。
何も言わずに黙ってしまうと、コミュニケーション能力や課題解決の意欲が低いとみなされ、落ちる直接の理由になりかねません。
考えがまとまらないときは、先ほどの手順を参考にして、時間をもらうか、わかる範囲で答えるマナーを実践してください。
一言声をかけるだけで面接官への印象は大きく変わるため、黙り込まない意識を日頃から強く持っておくことが大切です。
事実とは異なる回答をする
面接官に自分を良く見せたいという理由から、経験していない嘘のエピソードを話したり、事実とは異なる誇張した実績を回答したりするのは厳禁です。
面接官は多くの学生を見てきた採用のプロであり、深掘り質問を繰り返す中で、回答の矛盾や言い方の不自然さを簡単に見抜く力を持っています。
一つの嘘を隠すためにさらに嘘を重ねると、受け答えの型が完全に崩れてしまいます。
事実に反する回答は、倫理観の欠如とみなされ、どれだけ優れた長所があっても一発で落ちる原因になります。
就活で大切なのは、華やかな実績よりも、等身大の自分がどう課題に向き合い、どんな反省を経て成長したかというプロセスです。
自分の本当の体験から得た気付きを誠実に語ることが、本番で詰まらないための一番の近道であることを忘れないでください。
すぐにわからないと回答する
わからないと正直に伝えることは大切ですが、質問が終わった瞬間に考える素振りも見せず、すぐにわからないと答えるやり方も注意点として挙げられます。
面接官が質問の入りを終えた直後に、即座に諦めてしまう姿勢は、物事に対して深く考える力や、粘り強く課題を解決しようとする意識が足りないという印象を与えてしまいます。
これでは、採用後の役割を果たす意欲が疑われてしまいます。
少なくとも、自分の中で過去の経験や本の知識、最近のニュースなどと照らし合わせ、答えを探そうと努力するステップを見せることがマナーです。
少しの間だけ考えを巡らせる手順を踏んだ上で、それでも思いつかない場合に初めて、恐れ入りますがわかりません、と伝えるのが正しい話し方です。
思考を放棄せず、最後まで粘り強く対話に向き合う特徴をアピールしましょう。
面接の深掘りが答えられない場合の対策は?
深掘り質問への苦手意識を克服し、当日に堂々と受け答えをするためには、事前の準備と練習の進め方がすべての鍵を握ります。
多くの就活生が、自己紹介や自己PRの文章を作るだけで満足してしまい、その後の「なぜ?」に対する対策を後回しにしています。
事前のシミュレーションや他者からの評価を取り入れることで、本番の対応力が格段に向上します。
ここでは、一人でも実践できる方法から、周囲の参考意見を取り入れるやり方まで、具体的なステップを3つ紹介します。
これらの手順を毎日の習慣に落とし込み、深掘り質問を自分の強みを引き出すアピールチャンスに変えていきましょう。
自分で深掘りをしてみる
自分で自分のエピソードに対して何度も問いを投げかける自問自答は、最も手軽で効果的な対策方法です。
まずはノートを開き、自分が作成した自己PRや学生時代の経験の文章に対して、なぜその行動をしたのか、なぜその目標を立てたのか、という理由を繰り返し書き出してみましょう。
物事の定義を明確にし、行動の背景にある自分の価値観を掘り下げていく手順です。
このやり方を3回以上繰り返すことで、自分の行動の型や、課題解決のクセが明確になり、説得力のある例文をあらかじめ用意できるようになります。
自分で振り返りを行う習慣をつけると、面接官がどのような角度から質問してくるかの予測が立てやすくなり、本番で初めて聞かれる質問に対しても、詰まることなく論理的な話し方ができるようになります。
自分の思考の癖を知るためにも、まずはノートに書き出すことから始めてみましょう。
周囲の人に深掘りしてもらう
自分だけの視点では気づけない盲点を見つけるために、友人や家族、大学のキャリアセンターなどの周囲の人に模擬面接をお願いする方法も非常に有効です。
他人の目から見てもらうことで、自分の回答のどこに疑問を感じるか、どの部分が具体性に欠けていてわかりにくいかが客観的に明らかになります。
練習の場では、遠慮なく厳しい質問をしてもらうよう頼んでおきましょう。
周囲からのフィードバックは、自分の話し方の特徴やマナーの反省点を見直す絶好の参考データになります。
人前で実際に喋る体験を積み重ねることで、緊張感のある雰囲気に慣れ、当日の試験でも動じないメンタルを鍛えることができます。
受かった人たちの多くは、このような泥臭い練習を何度も実践して、受け答えの質を高めているのが特徴です。他人の力を借りることを恐れてはいけません。
企業分析を徹底的に行う
志望動機に関する深掘り質問に対処するためには、企業のビジネスモデルや特徴、業界内での役割を徹底的にリサーチしておくことが不可欠なステップです。
企業のホームページを隅々まで読むのはもちろん、社長のインタビューが載っている本や、最近のニュース、業界全体の課題についてあらかじめ情報を集めておきましょう。
企業の長所だけでなく課題まで理解することが重要です。
企業分析が浅いと、なぜうちの会社なの、という問いに対して、理念に共感したからです、といった抽象的な答えしかできず、面接官に熱意が伝わりません。
徹底したリサーチに基づき、御社のこの事業の特徴において、私の持つ課題解決の力を活かして今後貢献したい、と具体的に話せるようになれば、二次面接はもちろん、最終面接も自信を持って突破できます。
情報量こそが、本番での最大の武器になります。
深掘り質問に対するよくある質問
深掘り質問に関して、多くの大学3年生が疑問に思うポイントをまとめました。
疑問や不安をあらかじめ解消しておくことで、心の余裕を持って就活のステップを進めることができます。
答えに詰まったときの具体的な切り抜け方や、面接官に評価されやすい人の特徴など、これからの対策に役立つアドバイスを詳しく解説します。
自分に当てはまる特徴がないか確認しながら、今後の面接練習の参考にしてみてください。
正しい知識を身につけることが、本番での緊張を和らげる一番の特効薬になります。
深掘りに答えられなかったら不合格になりますか?
結論から言うと、一回や二回うまく答えられなかったからといって、それだけで即座に不合格になるわけではありません。
採用担当者が評価しているのは、完璧な模範解答ができるかどうかではなく、答えに詰まったときにあなたがどのように行動し、課題を解決しようとするかという姿勢やマナーです。
焦らずに、以下の【答えに詰まったときの対処法】を実践しましょう。
【面接本番でそのまま使える回答例】
私がこれまでの選考の中で最も反省しているのは、深掘り質問にうまく答えられず、頭が真っ白になってしまった経験です。その際、私は焦って嘘をつくのではなく、大変申し訳ありません、その点については深く考えが及んでおりませんでした、と正直に伝えました。
その上で、現時点で私が考えている範囲での意見をお伝えしてもよろしいでしょうか、と前置きをし、自分の言葉で精一杯のプロセスを説明しました。
面接後、答えられなかった部分を猛省し、ノートに書き出して徹底的に振り返りと企業分析をやり直しました。この経験があったからこそ、次の二次面接では一貫性のある論理的な受け答えができるようになり、最終的に内定をいただくことができました。詰まったときこそ、誠実さと次への行動力が採用の合否を分けると実感しています。
深掘りされやすい人の特徴はありますか?
面接の中で、次々と深掘り質問をされる人には共通する明確な特徴があります。
実は、深掘りをされるということは、面接官があなたに強い興味関心を持っている証拠であり、ポジティブなサインであることが多いのです。
ここでは【深掘りされやすい人に共通する3つの特徴】の具体例と、逆に質問されにくい場合の注意点を解説します。
【面接本番でそのまま使える回答例】
①エピソードに具体性がある人の例:
私が学生時代に注力したアルバイトの経験では、店舗の売上を前年比で15パーセント向上させました。この話を自己紹介ですると、面接官から、具体的にどのような手順で課題を見つけ、周囲を巻き込んだのですか、という深い質問をいただきました。事実に基づいた数字を出したことで、面接官が質問の糸口を見つけやすくなり、会話が弾んで好印象に繋がりました。
②回答に独自の視点がある人の例:
私は物事に取り組む際、効率化だけでなくメンバーの心の余裕を定義することを一番の目標にしています。この長所を伝えたところ、なぜ効率化だけでは駄目だと思うのですか、という鋭い深掘りを受けました。自分の言葉でマナーや価値観を語ることで、人柄を深く知りたいと思わせることができ、差別化に成功しました。
③話の中に「なぜ?」の余白がある人の対策例:
あえて最初の自己PRでは、ゼミの活動で新しいやり方を導入し、課題解決をしました、という結論と結果だけを30秒で簡潔に話すように意識しました。あらかじめ詳細な理由をすべて喋らないことで、面接官から、なぜそのやり方を選んだの、という質問を自然に引き出すことができ、練習通りの型で本番を進めることができました。
【深掘りされにくい場合の注意点と対策ポイント】
回答が抽象的すぎて、面接官が質問の糸口を見つけにくい状態は危険です。対策のポイントとして、主観だけでなく客観的な数字や行動のステップを自己紹介に盛り込みましょう。
また、エピソードが短すぎて会話が広がりにくいのも苦手な人の特徴です。ポイントを意識し、30秒から1分程度で背景と結果のバランスが取れた型を意識して練習しましょう。
まとめ
深掘り質問に対する準備を徹底することで、自分の経験を深く掘り下げ、論理的で一貫性のある回答をすることが可能になります。
企業の面接では、ただ表面的なスキルや経験をアピールするだけではなく、その裏にある動機や考え方、将来的なビジョンをしっかりと伝えることが重要です。
深掘り質問に対する準備がしっかりできていれば、面接官に対して誠実でプロフェッショナルな印象を与えることができるでしょう。
最終的には、企業の求める人物像に自分の強みをいかにうまく結びつけられるかが、成功のカギとなります。
企業のニーズをしっかりと把握し、自分の過去の経験を入社後の活躍にどう繋げられるかをしっかり考え、面接に臨みましょう。




