明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
・内定がゼロの就活生の割合
・内定が無い人がすべき対策
・内定ゼロで卒業してしまった場合の進路
・内定が無い人
・なぜ落とされるのかわからない人
・内定が得られず将来が不安な人
はじめに
就活を頑張っているからと言って、必ずしも内定が得られるとは限りません。
「これだけ努力しているのに、なぜ内定が1つも得られないのか?」と頭を抱えている人も多いでしょう。
そこで今回は、内定が全くもらえず悩んでいる人のために、同じような状況の人はどのくらい居るのか、そしてどのような対策をすれば良いのかについて詳しく紹介します。
ぜひ参考にしてください。
【無い内定から逆転】無い内定とは?
「無い内定」とは文字通り内定が得られていない状況のことであり「NNT」と略されることもあります。
就活において、1つの企業からも内定をもらえていない人を指す言葉です。
「まさか自分が当てはまることになるとは思わない」という方がほとんどであるため、いざその状況に陥るとパニックになることもあります。
この記事で紹介する対策を理解し、確実に内定を獲得できるよう取り組みましょう。
【無い内定から逆転】学生の無い内定の割合
では内定を全く得られていない学生はどのくらい存在するのかについても理解を深めてみましょう。
それぞれの要素を詳しく紹介しますので、参考にしてください。
初内定獲得の時期は「卒業年前年の3月」が一番
初めて内定を獲得する時期として最も多いのは、卒業前年の3月です。
この時期は多くの企業が本選考のスタートを切る直前であり、インターンシップを通じて早期に選考が進んだ学生や、特定の業界で早期選考を行う企業に応募した学生が結果を得やすいタイミングです。
また、外資系企業や一部の人気企業では前年から本選考が始まり、3月には内定が出ているケースも少なくありません。
そのため「就活が本格化する時期にすでに内定を獲得している学生が存在する」ことも知っておきましょう。
6月で3割、7月で2割の学生が無い内定
大学4年生の6月時点で、約3割の学生が内定を持っていないと言われています。
この割合は7月には2割に減少しますが、それでも約5人に1人が「無い内定」の状態で就職活動を続けています。
このデータからわかるのは、就職活動が進む中で内定を獲得する学生が増える一方で、一定数の学生が焦りや不安を感じながら活動を続けているという現実です。
よって、焦る気持ちを抑え、着実に行動を続けることが内定獲得への近道です。
他の学生と比較するのではなく、自分自身の進捗や課題に目を向けることで、就職活動をより良い形で進めていくことができます。
【無い内定から逆転】無い内定の人の10個の特徴と対処法
続いて、全く内定が得られない方にはどのような特徴があるのか、そしてどのような対処をすれば良いのかについて紹介します。
10個と項目が多いため、忙しい方は自分に当てはまりそうな部分だけを読んでも構いません。
- 就活への心構えが足りてない
- エントリー数が少ない
- 自己分析が浅い
- 業界研究・企業研究が浅い
- GD(グループディスカッション)・GW(グループワーク)対策ができていない
- WEBテストの対策不足
- 応募書類ESの内容が不十分
- 面接の対策不足
- 身だしなみやマナーができてない
- 選考難易度の高い企業ばかりこだわってる
①就活への心構えが足りていない
就職活動において「なんとなく」取り組む姿勢は大きなマイナス要因となります。
就活を単なる学校生活の延長のように考えたり、真剣に向き合わずに流れに任せてしまうと、企業の評価も中途半端なものに終わりがちです。
企業側は「社会に出る準備ができているか」「働く意欲があるか」を重視するため、適切な心構えが欠かせません。
例えば、企業研究や自己分析を怠っている場合、志望動機が薄くなり、面接で説得力のある発言ができません。
また「なんとなく応募した」と感じさせる態度は面接官にも伝わり、不合格の要因となることがあります。
②エントリー数が少ない
就職活動で内定を得られない理由の1つに、エントリー数の少なさが挙げられます。
応募する企業数が少ないと、選考を通過するチャンスも限られます。
たとえ優れたスキルや経歴を持っていても、選考の機会が少なければ、結果を得られる確率が下がるのは当然です。
興味のある企業や業界に絞り込みすぎた場合、候補が限られ、選考結果が振るわないと次のステップが見えなくなることがあります。
また「どうせ受からない」と感じて応募を控える姿勢も、機会を逃す要因となります。この結果、他の学生よりも選考に進むペースが遅れ、焦りが増してしまうケースも見られます。
エントリー数を増やすためには興味の幅を広げ、様々な業界や企業に目を向けることが重要です。
例えば、業界研究を通じて新たな魅力を発見したり、志望企業の条件を少し緩めたりすることで選択肢が増えます。
③自己分析が浅い
自己分析が不足している場合、就職活動全体が行き当たりばったりになり、内定を得るのが難しくなります。
自分の強みや弱み、価値観を深く理解していないと、エントリーシートや面接で自分を効果的にアピールできないからです。
企業側は「どのような人材が必要か」を見極めようとしているため、自己分析が曖昧だと具体性のない回答に終始してしまいます。
例えば、自分の強みとして「人と話すのが得意」と述べても、具体的なエピソードや成果がないと説得力がありません。
また、キャリアビジョンが明確でない場合、志望動機が薄くなり「どうしてこの企業を選んだのか」と問われた際に困る場面も多くなります。
これでは企業側に自信を持って採用を進めてもらうのが難しいでしょう。
ツールやワークシートを活用し、自分の経験や価値観を振り返る作業が必要です。
また、周囲の友人や家族、キャリアセンターのアドバイザーに意見を求め、自分では気づかなかった特徴を発見するのもおすすめです。
④業界研究・企業研究が浅い
業界研究や企業研究が不十分なまま就職活動に臨むと、選考での説得力を欠いた発言や志望動機の薄さが目立つ結果となり、内定を獲得するのが難しいです。
企業側は応募者に対して「なぜこの業界なのか」「なぜこの会社を選んだのか」を確認し、自社への理解や熱意を重視します。
そのため、業界や企業に対する知識が不足していると、面接官に「本当にこの仕事をやりたいのか」と疑問を抱かれるでしょう。
例えば、業界全体の動向や将来性を把握せずに「なんとなく興味がある」という理由で応募すると、具体的な質問への対応に困ってしまいます。
また、企業研究が浅い場合、企業の理念や事業内容を十分に理解していないまま志望動機を話すため、表面的な回答に終始し、採用担当者の心に響きません。
業界研究を深めるためには業界全体の市場規模や成長性、主要企業の特徴を把握することが大切です。
企業研究では企業の公式サイトやプレスリリース、採用ページを活用し、具体的な事業内容や最新の取り組みを調査しましょう。
⑤GD(グループディスカッション)・GW(グループワーク)対策ができていない
グループディスカッション(GD)やグループワーク(GW)は多くの企業が選考過程で採用しています。
GDやGWでは協調性や論理的思考、課題解決能力が重視されるため、単に発言量を増やすだけでは評価されません。
準備不足の状態では他の参加者に埋もれてしまったり、議論を混乱させたりする要因となってしまうことがあります。
対策としては、過去の出題例やテーマに基づいて模擬練習を行い、議論の進め方や自分の役割を明確にすることが重要です。
また、他者の意見を尊重しながら自分の考えを簡潔に述べる練習を繰り返すことで、実際の選考で自信を持って発言できます。
⑥WEBテストの対策不足
WEBテストは多くの企業が採用する選考プロセスであり、ここでの結果が書類選考通過や面接に進む鍵を握っています。
しかし、事前対策が不十分な場合、基礎的な知識不足や時間配分の失敗が原因で、満足のいく結果を出せないことも多いです。
特に、数学的思考や言語能力が問われる問題では、普段から練習を重ねていないと制限時間内に正確な解答を出すのが難しくなります。
WEBテストの対策としては、まず受験する企業のテスト形式を確認し、それに合わせた参考書や問題集を活用して練習を重ねることが必要です。
また、時間配分を意識しながら問題を解く習慣をつけることで、本番でも焦りにくくなるでしょう。
⑦応募書類ESの内容が不十分
ESの内容が不十分である場合、書類選考を通過できない原因になります。
ESは採用担当者が応募者を初めて評価する重要な資料であり、内容が具体的で説得力があることが求められます。
しかし、内容が薄く、ありきたりな表現が多い場合、魅力が伝わらず、多くの候補者の中に埋もれてしまうのです。
例えば、自分の強みを「努力家です」と述べるだけでは具体性に欠けます。
何をどのように努力した結果、どのような成果を上げたのかを明確に伝える必要があります。
対策としては、まず自分の経験やスキルを具体的に振り返り、それらを簡潔に伝える方法を考えることが重要です。
数字や成果を盛り込むことで、説得力を高められます。
例えば「アルバイトで売上を20%向上させた」「学業でゼミのプロジェクトを成功に導いた」など、具体的な実績を記載して、採用担当者にインパクトを与えましょう。
⑧面接の対策不足
面接の準備不足は内定を得られない大きな要因の1つです。
十分な準備をしていないと志望動機や自己PRが曖昧なまま進行し、説得力を欠いた回答になりがちです。
また、企業や業界に対する理解が浅いまま面接に臨むと、予想外の質問に対応できず、自信のない印象を与えてしまいます。
例えば「なぜこの企業を選んだのか」という質問に対して、具体性のない回答しかできないと、熱意が不足していると見なされるでしょう。
また、自己PRが抽象的で、具体的なエピソードが含まれていない場合、自分の強みや価値が十分に伝わりません。
対策としてはまず企業研究を深め、面接で聞かれる可能性の高い質問を予測し、それに対する回答を準備しましょう。
また、模擬面接を通じて実践的な練習を行い、自信をつけることも重要です。
⑨身だしなみやマナーができていないなっていない
身だしなみやマナーが整っていない場合、面接官や採用担当者に悪い第一印象を与える可能性が高いです。
就職活動では第一印象が非常に重要であり、見た目や態度が不適切だとその後の選考に大きな影響を及ぼすこともあります。
清潔感がない服装や髪型、緊張感のない態度や話し方だと、信頼を損なってしまいます。
例えば、スーツにシワが目立っている、靴が汚れている、髪型が乱れているなど、基本的な身だしなみが整っていないと、採用担当者から「準備不足」と判断されるでしょう。
また、挨拶が不十分だったり、話し方が曖昧だったりすると、モチベーションが伝わる可能性が低いです。
これではどれほど能力があっても、魅力が伝わらず、内定が得られることはありません。
⑩選考難易度の高い企業にばかりこだわってるこだわっている
選考難易度の高い企業ばかりにこだわりすぎると内定獲得のチャンスを逃してしまう可能性があります。
有名企業や人気企業だけに応募する場合、競争率が非常に高くなり、一人ひとりの通過率が下がるためです。
特に、準備不足や自分の適性に合わない企業を選んでしまうと内定獲得が難しいです。
例えば「知名度のある企業だから」という理由だけで応募した場合、志望動機が曖昧になり、選考での評価が低くなります。
また、応募先が限られることで選考機会そのものが減り、内定に至るまでの道のりが長引く原因となるでしょう。
そこで、自分に合った企業を幅広く検討することが重要です。
企業の規模や知名度だけにとらわれず、企業の理念や事業内容、自分のスキルや価値観に合った環境を選ぶことを推奨します。
【無い内定から逆転】無い内定で卒業となりそうな場合の進路
この記事では内定ゼロのまま卒業することにならないよう、様々な対策を紹介します。
しかし、そのまま卒業してしまった場合、どうなるのかについても考えてみましょう。
どうなるか分からないから怖いのであり、いざ内定を得られないまま卒業したらどうなるのかを知ることで、意外と心が落ち着くかもしれません。
就活は「落ちても良いや」と思いながら行うものではありませんが、心がざわついた状態で取り組んでもうまくいくわけではないため、ぜひ参考にしてください。
- 既卒として就活する
- 留年してもう一度新卒として就活する
- 大学院に進学する
- 海外留学する
- フリーターとして働く
- 起業する
既卒として就活する
内定を得られずに卒業した場合でも「既卒」として就職活動を続ける選択肢があります。
既卒とは卒業後一定期間が経過した人を指しますが、最近では中途採用枠や第二新卒枠を設ける企業も増えており、選択肢が広がっています。
既卒採用のメリットは自分のペースで活動を進められる点です。
新卒一括採用のタイミングに縛られることなく、自分の状況に合わせた応募が可能です。
既卒としての就活は学業と並行していた新卒時の就活とは異なり、フルタイムで準備や活動に集中できるため、面接練習や企業研究に十分な時間を費やせます。
また、既卒者を対象とした就職支援サービスや求人サイトが多数存在し、これらを活用することで効率的に情報収集が可能です。
留年してもう一度新卒として就活する
1年留年して、再度新卒として就職活動を行う選択肢は日本の採用市場において特に有利な「新卒枠」を活用できる点が最大のメリットです。
日本では新卒一括採用が一般的であり、多くの企業が「新卒枠」を重視するため、この特権をもう一年間維持することは内定獲得の大きなチャンスとなります。
留年を考える場合、自分がどのようにこの1年を活用するかを明確にすることが重要です。
「内定を得るために留年した」という理由では面接でネガティブな印象を与える可能性があります。
そのため、留年期間を有意義に過ごすための計画を立てる必要があります。
例えば、新たな資格取得やインターンシップへの参加、自己分析を深める活動を行うことで、採用担当者に「この1年は成長のための時間だった」と伝えることが可能です。
大学院に進学する
大学院に進学する選択肢は、さらに専門性を高めることで将来のキャリアの幅を広げられる可能性を秘めています。
大学院では特定の分野に特化した研究やプロジェクトに取り組むことで、学問的な深さと実践的なスキルを身につけることが可能です。
また、就職活動の準備期間を延ばせる点もメリットです。
この期間中に自己分析を深めたり、専門分野に関する知識を深めたりすることで、企業に対してより説得力のあるアピールが可能になります。
しかし、大学院進学には学費や時間の負担が伴います。
そのため、この選択肢を選ぶ際には自分のキャリアの目標や進学の目的を明確にして、学費についても払ってくれている方と相談しましょう。
特に、自分で学費を払っている場合は、本当に院進の「コスパ」が良いか熟考しましょう。
海外留学する
海外留学は語学力や国際感覚を磨き、他の応募者との差別化を図る絶好の経験です。
グローバル化が進む現代社会において、英語やその他の外国語を使いこなすスキルは採用市場での大きなアドバンテージとなります。
また、留学を通じて異文化に触れ、多様な価値観を学ぶことは柔軟な考え方や問題解決能力の向上にもつながります。
一方で、留学には費用がかかるため、事前の計画が不可欠です。
また、帰国後の就職活動を見据えた準備も重要であり、留学中に現地のインターンシップに参加したり、帰国後に受ける可能性のある選考に備えて自己分析を進めたりすることが求められます。
海外留学は多くの可能性を提供する進路ですが、十分な準備と目的意識を持つことが成功の鍵です。
フリーターとして働く
一時的にフリーターとして働く道を選ぶことも1つの選択肢です。
アルバイトを通じて生活費を稼ぎながら将来の進路についてじっくり考える時間を確保できます。
特に、自分のやりたいことやキャリアの方向性が明確でない場合、一度立ち止まって自己分析を進める期間を設けることは有益です。
フリーターとして働くメリットの1つは、就職活動を一時的に中断しつつ実務経験を積める点です。
例えば、接客業や事務補助のアルバイトを通じて、社会人として必要なコミュニケーション能力や時間管理スキルを鍛えられます。
一方で、フリーターとしての期間が長引くと、後の正社員採用において「なぜこの期間に正社員を目指さなかったのか」と問われる可能性があるため、計画的に行動することが大切です。
起業する
起業は既存の就職活動に縛られることなく、自分のアイデアやビジョンを形にする選択肢です。
起業の魅力は自分自身の理想や興味を最大限に反映できることにあります。
例えば、自分が解決したい課題や提供したいサービスを具体化することで、他にはない独自の事業を展開できます。
また、若いうちからビジネスの第一線で挑戦を続けることで、起業家としての経験や実績を積み、将来的に他のキャリアにも応用できるスキルを得られる点も魅力です。
ただし、起業にはリスクが伴うことも理解して置かなければなりません。
資金調達やビジネスモデルの確立、法的手続きなど、準備すべき事項は多岐にわたります。
起業を目指す場合はまず市場や競合調査を徹底的に行い、明確なビジネスプランを策定しましょう。
また、企業について調べている段階で様々なビジネスに関する知識が身につき、就活に翻意した場合に役立てられることもあるでしょう。
【無い内定から逆転】無い内定の人が内定獲得のためにやるべき行動4つ
続いて、内定を得られていない人が今から内定を獲得するために行うべき取り組みを紹介します。
以下の4つの対策を入念に行えば、内定ゼロの状態からでも、内定を獲得できる可能性が高まるはずです。
- OB/OG訪問
- 就活イベントに積極的に参加
- 就活サイトを利用する
- 就活エージェントを利用する
OB/OG訪問
内定獲得のために最初に取り組むべき行動の1つが、OBやOGを訪問することです。
大学の先輩に直接話を聞くことで、業界や企業のリアルな姿を知る貴重な機会となります。インターネットや企業パンフレットでは得られない具体的なエピソードや経験談を聞くことで、自分の志望動機やキャリアビジョンをより明確にできます。
OB/OG訪問のメリットは企業の文化や職場の雰囲気、業務内容について実際に働いている人の視点から知ることができる点です。
例えば「職場の雰囲気がアットホームで協力し合える環境だった」や「業務の中で特に成長を実感した瞬間」など、具体的な話を聞けることで、その企業への理解が深まります。
OB/OG訪問には事前準備が重要です。
事前にその先輩が所属している部署や業務内容を調べた上で、具体的な質問を用意すると良いです。
「入社前と入社後のギャップはありましたか」「日々の業務でやりがいを感じる瞬間は何ですか」といった質問を用意しておけば、具体的な回答を引き出せます。
就活イベントに積極的に参加
就活イベントや合同説明会に積極的に参加することも非常に効果的です。
これらのイベントでは多くの企業が一堂に会し、直接企業の担当者と話せる貴重な場となります。
エントリー前に企業の雰囲気や担当者の人柄を知ることができるため、企業との相性を確認する絶好の機会です。
就活イベントの魅力は効率的に多くの企業と接点を持てる点にあります。
特に、まだ業界や企業を絞り込めていない場合、幅広い選択肢の中から興味を持てる企業を発見できる可能性が高まります。
また、企業の採用担当者から直接話を聞けるため、Webサイトやパンフレットでは分からない、具体的な仕事内容や「求める人物像」を知ることも可能です。
就活サイトを利用する
内定獲得のために欠かせないのが、就活サイトを活用することです。
就活サイトは多くの企業の求人情報を一度に検索できる便利なツールであり、エントリーシートの例文や面接対策情報など、就職活動を進める上で役立つ多くのリソースを提供してくれています。
自分に合った企業を見つけるだけでなく、選考対策も効率的に進められます。
また、企業の基本情報だけでなく、社員のインタビュー記事や企業の求める人物像など、具体的な情報を得られるため、志望企業を絞り込む際に役立つことが多いです。
また、マッチング機能を活用することで、自分のスキルや希望条件に合った企業を自動的に提案してもらえる点も魅力です。
就活エージェントを利用する
就活エージェントを利用することは、どのような状況にある人においても、最もおすすめの対策であると言えます。
内定が得られていない人の多くが、この記事を読んでもまだ「なぜ自分が内定をもらえていないのか」がわからないものです。
そこで、まずは就活のプロに相談してみて、自分の何が問題なのか洗い出してもらいましょう。
特に、弊社が提供しているジョブコミットというサービスでは、自己分析ツールなども併用しつつ、あなたの何が問題なのかについて言語化します。
その上でESのブラッシュアップや面接練習の相手などを行うため、足りていない部分を的確に成長させることができます。
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【無い内定から逆転】無い内定の時にやってはいけない4つのNG行動
続いて、内定が得られていない人が絶対にやってはいけない4つのNG行動について紹介します。
以下の4つはどれもやってはいけない行動でありながら、ついやりがちなものです。
ぜひ、自分がこれらの行動を取ってしまっていないか確認してみてください。
- やみくもに応募する
- 何も行動しない
- 不採用の原因を放置しない
- 1人で抱え込む
①やみくもに応募する
内定が得られない焦りから、戦略を持たず、無計画に応募を繰り返すのは逆効果です。
多くの企業にエントリーすると可能性が広がるように思えますが、1社ごとの準備が疎かになり、選考での結果が伴わない状況に陥る可能性が高まります。
企業側は志望動機や応募者の姿勢から「本当に自社で働きたいのか」を見抜くため、適当な応募では説得力に欠けてしまいます。
例えば、企業研究が不足している状態で応募をすると、志望動機が薄っぺらくなり、面接で深掘りされた際に答えに詰まってしまうでしょう。
また、自分の価値観やスキルに合わない企業に応募すると、選考を通過しても入社後のミスマッチにつながりやすくなります。
自分のキャリアプランや価値観を明確にした上で、応募する企業を絞り込むことが重要です。
②何も行動しない
不採用が続くと、精神的なショックから動けなくなり、何も行動を起こさない状態に陥ることもあります。
しかし、こうした状態は当然ながら、内定獲得の可能性をさらに遠ざけてしまいます。
就職活動においては、状況を変えるために積極的に新しい方法を試す行動が求められます。「どうせ無理」と思い込んでしまう前に、一歩ずつ行動を進めることが大切です。
行動を止めることのリスクは時間が経つほど焦りが募り、自信を失う悪循環に陥る点にあります。
また、競争相手が就活を進めている間に差が広がり、再スタートを切ることへのハードルが高まる可能性もあるのです。
状況を打開するには、まず小さな目標を設定することが有効です。
例えば「1週間以内に2社の企業研究を深める」「キャリアセンターに相談する」「模擬面接を1回受ける」など、達成しやすい目標を立てることで、行動を再開するきっかけをつかめます。
③不採用の原因を放置しないする
不採用の原因を分析せずに放置するのは非常に危険です。
原因を明確にしないまま次の応募に進むと、同じ失敗を繰り返し、内定獲得が遠のいてしまいます。
不採用の理由は必ずしもスキル不足だけではなく、志望動機の弱さや面接でのコミュニケーション不足など、様々な要因が考えられます。
例えば、エントリーシートの内容が具体性に欠けている場合、採用担当者に興味を持ってもらえず、書類選考を通過できないでしょう。
また、面接での受け答えが曖昧で、自分の強みや企業への貢献意欲が伝わらなかった場合も、不採用の理由となり得ます。
このような原因を特定しないまま選考に臨むと、努力が無駄になる可能性が高まります。
対策としては、不採用の通知を受け取った際に、その結果を真摯に受け止め、改善点を探ることが重要です。
キャリアセンターや就職エージェントに相談し、フィードバックを得ることで、具体的な改善策を立てられます。
④1人で抱え込む
就活の悩みや不安を1人で抱え込むことは精神的に追い詰められる原因となります。
内定が取れない焦りや周囲との差にプレッシャーを感じた場合、誰にも相談せずに問題を一人で解決しようとするのは逆効果です。
孤立した状態では視野が狭くなり、冷静な判断ができなくなることもあります。
1人で悩むことで、就活そのものへの意欲が低下し、行動を止めてしまうリスクも生じます。
また、他人の意見や経験を参考にする機会を逃し、改善点を見つけるのが難しくなる場合も多いです。
そこで、家族や友人、キャリアセンターの相談員、または就活エージェントに悩みを共有することが大切です。
相談相手がいることで、新しい視点や具体的なアドバイスを得られる可能性が高まります
【無い内定から逆転】無い内定の時のメンタルケアの方法
内定を得られていない人の多くは心が落ち着かない状態にあることでしょう。
そして、焦る気持ちから「内定がない」と検索し、この記事にたどり着いたのだと思います。
しかし、焦ったまま闇雲に対策をしても、求める結果は得られません。
まずはメンタルを落ち着かせ、一つひとつ、やるべきことから取り組めるようにしましょう。
- 周りに相談する
- 落ちた企業は割り切る
- 趣味の時間を作る
- 就活終了後に自分に対するご褒美を作る
周りに相談する
内定が得られない状況で悩みを抱え込むのは非常にストレスフルなことです。
そのような時こそ、家族や友人、就活仲間に相談することが大切です。
誰かに話すことで自分の気持ちを整理するきっかけになり、気分が軽くなるでしょう。
相談する相手は自分のことを理解してくれている人が理想的であり、特に親しい友人や家族はあなたの悩みに寄り添う姿勢を持ってくれるでしょう。
また、他人に話すことで、自分では気づかなかった視点やアイデアを得られることもあります。
例えば「その業界に固執せず、他の業界も見てみたらどうか」というアドバイスが、視野を広げる助けになるかもしれません。
特に、就活を経験したことがある先輩やOB・OGからの意見は具体的なので、実践的な助言である可能性が高いです。
落ちた企業は割り切る
内定が得られず、不採用の通知を受けた際、誰でも落ち込むものですが、その気持ちを引きずりすぎると次の行動に支障をきたします。
不採用の結果に固執することなく「こことは縁がなかったんだ」と割り切る姿勢が大切です。
どの企業もすべての応募者を採用できるわけではなく、選考には必ず基準が存在します。
その基準に合わなかっただけであり、能力や人柄そのものが否定されたわけではありません。
気持ちを切り替えるためには、次の企業の選考に向けた準備を早めに始めることが効果的です。
また、過去の失敗から学び、不採用の理由を分析することで、次回の選考に活かせる改善点を見つけられます。
「反省」はするべきですが「くよくよ後悔」はすべきではありません。
趣味の時間を作る
就活中はスケジュールが詰まりがちで、精神的にも肉体的にも疲労を感じやすい時期です。
そのような時こそ、息抜きとして趣味の時間を持つことが重要です。
趣味に没頭する時間を作ることで、リフレッシュでき、就活に向けたエネルギーが回復することでしょう。
受験勉強の時、息抜きに甘いものを食べたり、少しゲームをしたり、テレビを観たりした時のことを思い出してみてください。
音楽を聴く、映画を観る、スポーツをする、読書を楽しむなど、自分が心から楽しめるものを優先しましょう。
こうした時間を持つことで、一時的に就活のことを忘れ、気分を切り替えることができます。
大切なのは趣味の時間を「罪悪感を感じる時間」にしないことです。
就活中でも自分の心身をケアする時間は必要不可欠であると納得して、心身ともにリフレッシュしましょう。
就活終了後に自分に対するご褒美を作る
内定を得るための長い就活期間は精神的にも肉体的にも消耗するものです。
そのため、就活を終えた後の「ご褒美」を設定しておくことはモチベーションを維持するための効果的な方法です。
「内定を取ったら旅行に行く」「欲しかった服を買う」「ホールケーキを1人で食べる」など、自分が楽しみにできる具体的な目標を持つことで、困難な状況でも前向きに取り組む力が湧いてきます。
いわゆる「目の前にニンジンをぶら下げられた馬」の状態に自分を導き、モチベーションを高めましょう。
おわりに
今回は内定を得られていない人の特徴を10個挙げ、それぞれの対処法を紹介しました。
また、メンタルケアの方法や、やりがちなNG行動についても詳しく説明しました。
この記事を読んでいる方の多くは内定がゼロ、もしくはあまり就職したくない企業からの内定しか無い状態かもしれません。
心が落ち込み「お先真っ暗だ」と感じている方もいるでしょう。
しかし、今からでも問題を明確化し、適切な対策を取ることで、納得できる企業から内定を得ることは可能です。
ぜひ本記事で紹介した対策の中から、できるものだけでも取り組んでみてください。


