明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
・研修制度を就活の軸にしてもいいのか
・研修制度を就活の軸にする際のポイント
・研修制度が就活の軸の例文5選
・就活の軸を研修制度にしたい人
・就活の軸の答え方に悩んでいる人
・研修制度を就活の軸にする際に意識するポイントを知りたい人
目次[目次を全て表示する]
研修制度を就活の軸にしてもいい?
就職活動において、企業選びの軸として研修制度を重視することは可能です。
しかし、研修制度のみを軸にすると、企業側にネガティブな印象を与えてしまうリスクもあります。
企業は研修制度の充実度だけでなく、応募者がどのように成長し、会社に貢献しようとしているのかを知りたがっています。
そのため、研修制度を就活の軸にする際は、伝え方に工夫が必要です。
研修制度だけをアピールするのはNG
研修制度は企業の魅力の一つですが、それを就活の軸として全面に押し出すのは適切ではありません。
研修制度にしか触れないと、「企業研究が不十分なのではないか」と思われたり、仕事に対する意識が見えづらくなったりする可能性があります。
企業は「研修を受けるために応募したのか」ではなく、「仕事を通じて何を成し遂げたいのか」を知りたいと考えています。
また、研修制度を重視すること自体は問題ありませんが、それだけを軸にすると、企業理解が浅いと判断される可能性があります。
例えば、「貴社の研修制度が魅力的だから志望しました」とだけ伝えてしまうと、事業内容や働き方への興味が薄いと捉えられかねません。
そのため、研修制度を就活の軸とする場合は、事業内容や社風との結びつきを強調し、「学びを仕事にどう活かすのか」という視点を加えることが重要です。
受け身な印象を持たれる
研修制度を強調しすぎると、「企業に成長の機会を与えてもらうことを期待している」と捉えられ、受け身な印象を与えてしまうことがあります。
企業が求めているのは、自ら成長し、仕事を通じて会社に貢献できる人材です。
そのため、研修制度だけを就活の軸にすると、主体性や意欲が感じられず、選考で不利になる可能性があります。
例えば、「成長できる環境を重視しています」という表現だけでは、「成長したい気持ちはあるが、自分から行動する意思があるのか?」と疑問を持たれるかもしれません。
これを避けるためには、研修制度を活かしてどのようにスキルを磨き、仕事で成果を出していきたいのかを明確に伝えることが必要です。
自社の他の強みを見ていないと思われる
研修制度ばかりを強調すると、その企業ならではの魅力を十分に理解していないと判断される可能性があります。
企業側は、自社の理念や社風、事業の強みなどを踏まえた上での志望動機を求めています。
もし研修制度の話だけをしてしまうと、「どの企業でもいいのでは?」と思われ、志望度が低いと見なされかねません。
企業の強みは、研修制度だけではありません。
例えば、業界での競争力、独自のビジネスモデル、社風、働く環境など、多くの魅力があります。
そのため、研修制度を就活の軸とする場合でも、企業の強みと結びつけて説明することが大切です。
「この企業だからこそ成長できる」と伝えることで、企業側も納得しやすくなります。
待遇面ばかり気にしている印象になる
研修制度は、企業にとって魅力的な福利厚生の一つでもあります。
しかし、それを前面に押し出してしまうと、「福利厚生や待遇面ばかり気にしているのでは?」と捉えられる可能性があります。
就活の軸を聞かれた際には、「企業に貢献する姿勢」や「どのような価値を提供できるか」を示すことが重要です。
例えば、「研修制度がしっかりしているから安心できる」という表現では、企業からの支援を受けることばかりを期待している印象を与えてしまいます。
このような印象を避けるためには、「研修で学んだことをどのように仕事に活かすか」や、「自身の成長が企業の成果にどうつながるか」といった視点を盛り込むと良いでしょう。
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企業が就活の軸を聞く理由
企業が面接で就活の軸を尋ねるのは、単に応募者の考えを知りたいからではありません。
就活の軸は、学生の価値観やキャリアに対する考え方が表れる重要な要素であり、企業側もそれを通じてミスマッチを防ぎたいと考えています。
また、学生が本当に自社で働きたいのかを判断するための指標にもなります。
以下では、企業が就活の軸を尋ねる理由を具体的に解説します。
学生の価値観を知るため
企業が就活の軸を聞く理由の一つに、学生の価値観を把握することがあります。
仕事をする上で何を大切にしているのか、どのような環境で活躍したいのかといった考え方は、人それぞれ異なります。
そのため、企業は就活の軸を通じて、応募者がどのような価値観を持っているのかを知ろうとするのです。
特に、長く働くうえでは価値観の一致が重要になります。
例えば、「成長できる環境を重視する」という軸を持つ学生が、挑戦を求める風土の企業に入れば、前向きに仕事に取り組めるでしょう。
逆に、安定を最優先する企業に入ると、求める環境とのギャップを感じやすくなります。
企業は就活の軸を聞くことで、学生の将来のビジョンや仕事への姿勢を確認し、価値観が合うかどうかを判断しているのです。
自社との適性を知るため
企業は、応募者の就活の軸を通じて、自社との適性を見極めようとしています。
学生が企業に求める条件と、企業が提供できる環境が一致していなければ、入社後にミスマッチが起こる可能性が高くなります。
そのため、企業はあらかじめ学生の希望や価値観を把握し、自社と合っているかどうかを確認しようとするのです。
例えば、「主体的に働ける環境がある企業を希望する」という軸を持つ学生が、マニュアルに沿った業務が中心の企業に入社した場合、やりがいを感じにくくなる可能性があります。
逆に、「安定した環境で働きたい」という軸を持つ学生が、急成長中で変化の激しい企業に入社すると、仕事に対する不安を感じるかもしれません。
このようなミスマッチは、入社後の早期離職にもつながるため、企業にとっても避けたい事態です。
志望度を知るため
就活の軸を尋ねることは、学生の志望度を測るための手段にもなります。
企業は、単に「自社を志望しているかどうか」だけでなく、どれほど強い意欲を持っているかを知りたいと考えています。
そのため、就活の軸と企業の特徴が一致しているかどうかを確認することで、学生の志望度を判断しているのです。
例えば、「新しい挑戦ができる環境を求めている」と答えた学生が、変化の少ない企業を志望していた場合、その軸が本当に企業と合っているのか疑問を持たれる可能性があります。
企業は、学生が本当に自社で働きたいのかを見極めるために、就活の軸を尋ねます。
そのため、企業の強みや特徴と一致する軸を持っていることを示せれば、高い志望度をアピールすることができます。
就活の軸のおすすめの構成
就活の軸を分かりやすく伝えるためには、適切な構成を意識することが重要です。
話の順番が整理されていないと、面接官に伝わりにくく、意図が正しく理解されない可能性があります。
そのため、結論を明確にし、理由や企業との関連性、入社後のビジョンを順序立てて説明することで、論理的で分かりやすい回答を作ることができます。
以下に、就活の軸を伝える際の基本構成について詳しく解説します。
結論
就活の軸を伝える際、まず最初に結論を述べることが重要です。
面接では、最初に要点を明確にすることで、面接官が話の流れを把握しやすくなり、スムーズに話を進めることができます。
例えば、「私の就活の軸は◯◯です」と端的に伝えることで、その後の説明が理解しやすくなります。
また、結論を最初に伝えることで、自分の考えに一貫性があることを示すことができます。
特に、企業側は「この学生が何を重視しているのか」を短時間で把握したいと考えているため、最初に軸をはっきりと伝えることが評価につながります。
その後に具体的な理由を説明することで、説得力のある回答を作ることができます。
具体的な理由
次に、就活の軸を設定した理由を具体的に説明します。
単に「◯◯を大切にしています」と伝えるだけでは説得力が弱いため、なぜその軸を持つようになったのかを過去の経験と結びつけて話すことが大切です。
例えば、「学生時代に◯◯の経験を通じて△△の重要性を学び、それが自分の仕事選びの軸になった」といった形で説明すると、納得感が生まれます。
また、理由を伝える際には、自分が大切にしている価値観がどのように形成されたのかを意識すると、面接官にも伝わりやすくなります。
過去の経験や学びを交えることで、単なる希望ではなく、自分の考えに基づいた就活の軸であることを示すことができます。
企業の特徴と合うポイント
自分の就活の軸を述べた後は、それが応募企業の特徴とどのようにマッチするかを説明することが重要です。
企業研究を十分に行い、自分の価値観と企業の理念や方針がどのように一致するのかを伝えることで、説得力のある回答になります。
例えば、「御社は◯◯を大切にしており、私の就活の軸である△△と共通点があります」といった形で説明すると、企業理解が深いことをアピールできます。
また、企業の強みや文化、具体的な取り組みを踏まえて話すことで、志望度の高さを伝えることができます。
企業に対する理解が不十分だと、「どの会社でも言える話」と思われてしまうため、具体的な企業の特徴と関連づけることが重要です。
入社後のビジョン
最後に、入社後にどのように働きたいかを伝えることで、企業側に「この学生がどのように成長し、どのように貢献できるのか」をイメージさせることができます。
就活の軸が単なる希望や条件ではなく、将来のキャリアプランと結びついていることを示すことが重要です。
例えば、「御社の◯◯の環境を活かし、△△の分野でスキルを磨き、将来的には□□の仕事に挑戦したいと考えています」といった形で説明すると、具体性が増します。
また、短期的な目標と長期的なビジョンの両方を示すことで、計画性のある人物であることを伝えることができます。
企業側も、入社後の成長や活躍を期待できる学生を求めているため、明確なビジョンを持つことは好印象につながります。
研修制度を就活の軸にする場合のポイント
研修制度を就活の軸にする場合、単に「研修が充実している企業を選びたい」と伝えるだけでは不十分です。
企業側は、研修制度を活用してどのように成長し、その成長をどのように企業に還元するのかを重視しています。
そのため、向上心を示しながら、具体的な理由や将来のビジョンを明確にすることが重要です。
以下では、研修制度を就活の軸にする際のポイントを解説します。
向上心をみせる
研修制度を就活の軸とする際、受け身な印象を与えないように注意が必要です。
「研修制度が整っているから成長できそう」といった表現では、企業に依存して成長しようとしているように見られる可能性があります。
そのため、「研修制度を活用して自ら成長し、仕事に活かしたい」という主体的な姿勢を示すことが重要です。
例えば、「自身の専門知識を深めるために、実践的な研修を受けながら積極的に学び続けたい」や、「研修で学んだ知識を現場で実践し、さらにスキルを磨くことで企業に貢献したい」といった表現を用いると、向上心をアピールできます。
また、「自己学習も行いながら、研修制度を最大限活用する」といった姿勢を見せることで、成長意欲の強い人材であることを伝えることができます。
研修制度を重視する具体的な理由を伝える
研修制度を軸とする場合、なぜそれを重視しているのかを明確に伝えることが大切です。
単に「成長したいから」ではなく、過去の経験をもとに具体的な理由を説明すると説得力が増します。
「学生時代に○○の経験を通じて、自分のスキル不足を痛感し、継続的に学ぶことの重要性を実感した。
そのため、入社後も成長し続けられる環境を求めている」といったように、自分の経験を軸に理由を説明するとよいでしょう。
また、「長期的に企業に貢献するためには、基礎的なスキルをしっかり身につけることが重要だと考えている。そのため、研修制度の充実した企業を志望している」といったように、企業に貢献する視点を加えることで、前向きな印象を与えることができます。
研修制度を通してどうなりたいか伝える
研修制度を活用した後、どのような成長を遂げたいのかを具体的に示すことも重要です。
「研修を受けたい」という軸だけでは、単に学びたいだけの人材と見なされてしまうため、研修を通じてどのようなスキルを身につけ、どのような形で活かしていきたいのかを明確に伝えることが求められます。
例えば、「研修で得た知識を活用し、○○の分野で専門性を高め、将来的には△△の業務に携わりたい」といったように、成長のプロセスを具体的に説明するとよいでしょう。
また、「研修制度を通じて基本的なスキルを習得し、その後は自主的に学びながらより高度な業務に挑戦したい」といったように、成長を継続する意志を示すことで、主体性が伝わります。
企業に貢献する熱意を伝える
研修制度は、企業が社員を育成し、将来的に自社に貢献してもらうために設けているものです。
そのため、「研修を受けてスキルアップする」だけでなく、「そのスキルを活かして企業にどう貢献するのか」を伝えることが重要です。
「研修で学んだ知識をもとに、早期から業務に活かし、チームの成果に貢献したい」と伝えることで、企業に対する貢献意識が感じられます。
また、「学び続ける姿勢を持ち、研修だけでなく実践を通じてスキルを磨きながら、企業の成長に貢献していきたい」といった表現を用いることで、主体的に仕事に取り組む姿勢を示すことができます。
研修を受けることが目的ではなく、その研修を活かしてどのような形で企業に貢献できるのかを意識して伝えることが重要です。
研修制度が就活の軸の例文
研修制度を就活の軸にする場合、伝え方を工夫することで受け身な印象を避けることができます。
成長意欲や企業への貢献を意識した表現を用いることで、前向きな姿勢をアピールできます。
以下では、異なる視点から研修制度を軸にした例文を紹介します。
ぜひ、自分の考えに合う内容を参考にしながら、説得力のある伝え方を考えてみてください。
例文①
特に、国家資格取得を後押しする研修制度に魅力を感じました。
私は学生時代、勉強と並行して特定の資格取得に向けた学習を継続してきました。
独学では限界を感じることもあり、効率的な学習環境が整っていることの重要性を実感しました。
そのため、企業の研修制度を活用しながら、短期間で必要な知識を習得し、業務に生かしていきたいと考えています。
ただ、研修を受けることだけが目的ではありません。
取得した資格を活用し、業務の効率化や品質向上に貢献することを目標にしています。
学んだ知識を実務で応用しながら、より高度な資格にも挑戦し、専門性を高めていきたいです。
入社後は研修制度を最大限活用し、早期に知識を習得し、業務に還元できる人材になれるよう努力していきます。
例文②
そのため、マーケティングの基礎から応用まで学ぶことができる研修制度に魅力を感じました。
大学ではデータ分析を活用した市場調査を行い、消費者の購買行動に関する研究に取り組んできました。
その経験から、実際のビジネスにおいてどのように活用されるのかを学び、実践的なスキルを身につけたいと考えるようになりました。
貴社の研修制度では、マーケティング戦略やデータ分析についての実践的な学びを得ることができると感じています。
研修制度を通じて知識を得るだけでなく、事業の成長に貢献する人材を目指します。
学んだことを現場で活かし、分析を通じて新たな市場の開拓や販促施策の提案に取り組みたいです。
例文③
業務に必要な知識やスキルを短期間で習得し、実践に活かせる環境で働きたいと考えています。
そのため、入社前から学べる内定者研修がある企業に魅力を感じました。
学生時代に参加したインターンシップでは、業務理解の難しさを実感しました。
事前に知識を得ることで、現場での適応力が大きく変わることを学びました。
その経験から、入社前から学習機会がある環境でスタートダッシュを切ることが重要だと考えるようになりました。
研修制度を受けるだけではなく、学んだことを早期に業務へ活かすことを重視しています。
現場での実践を通じてさらにスキルを磨き、企業の成長に貢献できる人材へと成長したいです。
自己学習と並行しながら、積極的に学び、即戦力として活躍できるよう努力します。
例文④
質の高い接客を実現するためには、経験だけでなく、理論的な学びも必要だと考え、接客に特化した研修制度が整っている企業に魅力を感じました。
学生時代、アルバイトで接客業を経験し、顧客対応の奥深さを知りましたが、自己流では限界があると感じ、より体系的な知識を学びたいと考えるようになりました。
研修制度を活用することで、実践と理論を組み合わせた高品質な接客スキルを身につけたいと考えています。
そして、研修制度で得た知識を実際の業務で活かし、より良い顧客体験を提供したいと考えています。
また、接客の質を向上させることで、企業のブランド価値向上にも貢献できるよう努力します。
学び続ける姿勢を持ち、常に成長を意識しながら仕事に取り組んでいきたいです。
例文⑤
営業職に必要な知識やノウハウを基礎から学び、実践的なスキルを身につけたいと考えています。
そのため、ビジネスマナーや営業スキルを体系的に学べる研修制度に魅力を感じました。
学生時代、営業インターンに参加し、顧客への提案の難しさを経験し、自分なりに工夫を重ねたものの、専門的な知識が不足していることを痛感しました。
このことから、研修制度を通じて営業の基礎をしっかりと学び、実践で成果を出せる人材になりたいと考えています。
研修制度を十分に活用し、営業の基礎を確実に身につけた上で、実践を通じてスキルを磨いていき、顧客のニーズを的確に捉え、企業の成長に貢献できる営業パーソンを目指します。
就活の軸と同様に、研修制度を用いた志望動機を作りたいと考えている方は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。
就活の軸が見つからないときにやるべきこと
就活の軸を決めることは、志望企業を選ぶ際の指針となるだけでなく、将来のキャリアビジョンを考える上でも重要です。
しかし、就活の軸を明確に定めるのが難しいと感じる人も多いでしょう。
そのような場合は、自分の価値観や適性を振り返ることが大切です。
以下では、就活の軸を決めるための具体的な方法について解説します。
自己分析
就活の軸を決めるために最も重要なステップが自己分析です。
自分がどのような価値観を持ち、どのような働き方をしたいのかを明確にすることで、企業選びの基準が見えてきます。
もし就活の軸がなかなか定まらない場合は、これまでの経験を振り返り、自分が何にやりがいを感じたのか、どのような環境で力を発揮できるのかを整理してみましょう。
自己分析の方法としては、過去の経験を紙に書き出し、それぞれの出来事で感じたことや学んだことを深掘りすることが有効です。
また、他の人に自分の強みを聞くことで、自覚していなかった特性を知ることができるかもしれません。
自己分析を丁寧に行うことで、自分の価値観に合った企業を見つけやすくなります。
以下の記事では、自己分析のやり方について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
他己分析
自己分析だけでは、自分の強みや適性を客観的に把握するのが難しいことがあります。
そのため、家族や友人、先輩など周囲の人に自分の印象や強みを聞く「他己分析」を行うのも効果的です。
自分では当たり前だと思っていた特性が、他人から見ると大きな強みとして評価されることも少なくありません。
他己分析を行う際は、複数の人に質問してみるとよいでしょう。
例えば、「自分の長所や強みは何だと思うか」「どのような仕事が向いていそうか」といった質問を投げかけることで、新たな視点が得られる可能性があります。
また、アルバイトやサークル活動の仲間に意見を求めることで、実際の行動に基づいたフィードバックを受け取ることができます。
魅力を感じる企業の共通点を探す
興味のある企業を分析することで、自分が就活で何を重視しているのかを明確にすることができます。
特に、業界や職種が異なる企業に魅力を感じている場合、それらの共通点を見つけることで、自分の就活の軸を発見しやすくなります。
例えば、複数の企業に共通するポイントとして「挑戦できる環境」「チームワークを大切にする社風」「社会貢献性の高い事業」などが挙げられるかもしれません。
こうした共通点を整理することで、自分が働く上で最も大切にしたい価値観が見えてきます。
また、企業の特徴だけでなく、どのような働き方をしたいのか、どのような環境で成長したいのかといった視点も考慮することで、より明確な就活の軸を設定することができます。
OB・OGに相談する
就活の軸を決める際に、実際に働いている人の意見を聞くことも有効な手段です。
特に、OB・OG訪問を通じて社会人の視点を知ることで、自分が何を重視すべきかのヒントを得ることができます。
OB・OGに相談する際は、単に就活の軸を決める方法を聞くだけでなく、「どのような軸で企業を選んだのか」「入社後にその軸は変化したか」といった具体的な質問をすると良いでしょう。
実際に働いている人の体験談を聞くことで、よりリアルな視点で企業選びを考えることができます。
また、OB・OG訪問をすることで、仕事のやりがいや会社の雰囲気についても知ることができ、企業とのミスマッチを防ぐことにもつながります。
就活の軸に迷ったときは、実際の経験者の話を参考にしながら、自分の価値観に合った軸を見つけていくことが大切です。
まとめ
就活の軸は、面接で頻出する質問であり、自分の価値観や志望動機に一貫性を持たせるために重要です。
研修制度を就活の軸とすることは可能ですが、受け身な印象を与えないよう注意が必要です。
成長意欲や企業への貢献を意識した伝え方を工夫し、自分のキャリアビジョンと結びつけて説明すると説得力が増します。
また、就活の軸が定まらない場合は、自己分析や他己分析を活用し、魅力を感じる企業の共通点を探すことが有効です。
この記事を参考に、就活の軸を上手く設定しましょう。