ES添削をメールで依頼しよう
エントリーシート（ES）は選考の第一関門であり、企業への第一印象をきめる重要なものです。
そんなESを自信を持って出すためには、添削を依頼することは重要な肯定となります。
その際、依頼するためにメールを使うことが主であり、どのような文章で送るべきなのか気になる就活生は多いと思います。
本記事ではメールを送る際の注意点や実際にメールのテンプレートが作れるツールなどを紹介していきます。
そもそも誰にES添削を依頼すべき？
ESの添削を依頼したいけれど、実際誰に頼むべきなのかわからないという悩みは多くの就活生が抱えるものです。
どのようなポイントを中心に添削してほしいのか、またいつまでに添削してほしいのかによって依頼先は異なっていきます。
以下の記事では誰にES添削を依頼すべきなのかを詳しく解説しているため、ES添削の依頼先に悩んでいる就活生はぜひ参考にしてみて下さい！
ES添削をお願いするメールの書き方8Step
ESの添削をお願いするメールは、相手に快く引き受けてもらうために、丁寧かつ明確に作成する必要があります。
以下の8つのステップを参考に、失礼のないメールを作成しましょう。
Step1：分かりやすい件名は必須
件名はメールの「顔」です。
一目で内容が伝わるよう、「ES添削のお願い（〇〇大学 氏名）」のように具体的に記載しましょう。
相手に「何のメールだろう？」と思わせないことが重要です。
簡潔でありながら、用件が明確に伝わる件名を心がけましょう。
Step2：文面の初めには宛名を書こう
本文の冒頭には、必ず相手の宛名を記載しましょう。
「〇〇様」「〇〇教授」「〇〇先輩」など、相手との関係性に合わせた敬称を使用します。
宛名を省略することは失礼にあたるので注意が必要です。
相手への敬意を示す丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
Step3：文面の終わりには署名を書こう
本文の最後には、自分の氏名、大学名、学部名、連絡先などを記載した署名を必ず入れましょう。
署名がないと、誰からのメールか分からず、相手に不信感を与えてしまう可能性があります。
相手に連絡先を伝え、返信を促すために重要です。
Step4：どこで連絡先を知ったのかを伝えよう
相手の連絡先をどこで知ったのかを明記しましょう。
特に、面識のない方にメールを送る場合は、紹介者の名前やイベント名などを記載することで、相手に安心感を与えることができます。
相手に警戒心を抱かせないためにも重要です。
Step5：添削をお願いしたい理由を書こう
なぜ添削をお願いしたいのか、具体的な理由を記載しましょう。
「自己PRに自信がない」「客観的な意見を聞きたい」など、正直な気持ちを伝えることが大切です。
添削してほしい箇所や重点的に見てほしい部分があれば、具体的に伝えましょう。
相手に協力してもらいやすいように、具体的に伝えましょう。
Step6：送信前に誤字脱字を必ず確認する
誤字脱字は、相手に不注意な印象を与えてしまいます。
送信前に必ず見直し、丁寧に作成されたメールであることを示しましょう。
特に、企業名や人名の間違いは失礼にあたるので十分注意してください。
相手に失礼にならないように、確認作業は丁寧に行いましょう。
Step7：丁寧な日本語で書こう
丁寧な言葉遣いを心がけ、失礼のない文章を作成しましょう。
特に、目上の方や面識のない方に送る場合は、謙譲語や尊敬語を適切に使用することが重要です。
相手に不快感を与えないように、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
Step8：フリーか大学のメールアドレスを使用する
ビジネスシーンでは、フリーメールアドレスよりも大学のメールアドレスを使用するのが一般的です。
大学のメールアドレスを使用することで、相手に信頼感を与えることができます。
もしフリーメールアドレスを使用する場合は、名前と関係のないidは避け、本名や大学名の一部を使用する等して信頼性が上がるように工夫しましょう。
ES添削を依頼するメールがいますぐに完成！
ES添削の依頼先が決まり、依頼するメールを作成しようと思っているけれどいまいち書き方がわからない、またメールを作成する時間を短縮したいという方におすすめのツールを紹介します。
自分の情報を入力するだけで、情報が入ったES添削依頼メールがすぐに完成します。
気になる方は以下のボタンから利用してみて下さい！
【場面別】ES添削のメールでよくあるQ＆A
ES添削をお願いするメールを送った後や、送る前にトラブルが発生することもあります。
そのような状況に陥った場合に、どのように対処すれば良いのかを場面別に解説します。
場面①：ES添削をお願いした方からなかなかメールの返信が来なかったら？
まず、相手が多忙である可能性を考慮し、1週間程度は返信を待ちましょう。
その上で、再度メールを送る場合は、件名を「Re:ES添削のお願い（〇〇大学 氏名）」とし、以前のメールを引用して返信するとスムーズです。
本文では、催促するような表現は避け、「お忙しいところ恐縮ですが、その後いかがでしょうか」といった丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
また、返信期限を設ける場合は、「〇日までにご返信いただけますと幸いです」のように、具体的な日付を記載すると親切です。
場面②：送信した後にメールの間違いに気がついた場合はどうするべき？
誤字脱字や添付ファイルの誤りに気づいたら、すぐに訂正したメールを送りましょう。
件名は「再送：ES添削のお願い（〇〇大学 氏名）」とし、本文では間違いを謝罪し、修正した内容を簡潔に伝えます。
相手がすでに添削を始めている可能性があるため、早急に対応することが大切です。
また、間違いの内容によっては、電話で直接謝罪する方が良い場合もあります。
場面③：ESがメールで送れない場合はどうするべき？
ESのファイルサイズが大きい場合や、セキュリティ上の理由でメール添付が難しい場合は、他の方法を検討しましょう。
まず、ファイル圧縮ツールを使用してファイルサイズを小さくすることを試してください。
それでも難しい場合は、オンラインストレージサービス（Google Drive、Dropboxなど）を利用し、共有リンクをメールに記載する方法があります。
この際、パスワードを設定するなど、セキュリティ対策も忘れずに行いましょう。
また、相手に事前に連絡し、ESの提出方法について相談することも重要です。
ES添削依頼メールを書くときの注意点7つ
ESの添削依頼メールは、相手に快く協力してもらうための第一歩です。
社会人としてのマナーを守り、相手に好印象を与えられるよう、丁寧な文面を心がけましょう。
以下の7つの注意点を守り、スムーズな添削依頼を行いましょう。
1. 添削をお願いする前に自己チェックする
添削を依頼する前に、まずは自分でESをしっかりと見直しましょう。
誤字脱字はもちろんのこと、文章の構成や内容に矛盾がないか、自己PRの内容は魅力的か、志望動機は企業の理念と合致しているかなど、様々な視点からチェックを行いましょう。
可能な限り自分で修正をしておくことで、添削者の負担を軽減できますし、添削者からのアドバイスもより的確なものになります。
2. 添削してほしいポイントを明確にしておく
添削者には、ESのどの部分について重点的に見てほしいのかを具体的に伝えましょう。
「自己PRの表現方法」「志望動機の具体性」「全体の構成」など、具体的な指示を出すことで、添削者はあなたの要望に沿った的確なアドバイスをしやすくなります。
漠然と「全体を見てください」と依頼するよりも、具体的な方が添削者も効率的に作業を進められますし、あなた自身もより効果的なフィードバックを得られます。
3. 学校名・氏名・内容がわかるようにする
メールの件名や本文には、あなたの学校名、氏名、そしてESのタイトルや企業名などを必ず記載しましょう。
誰からのどのような依頼なのかを明確にすることで、添削者はメールの内容をすぐに把握し、スムーズに対応することができます。
忙しい添削者にとって、分かりやすい件名や本文は、返信率を高めることにもつながります。
4. 必要な情報を簡潔に伝える
ESの内容、添削してほしいポイント、希望する返信期限など、必要な情報を簡潔に伝えられるように心がけましょう。
ダラダラと長文のメールを送ってしまうと、相手の時間を奪ってしまい、内容が伝わりにくくなる可能性があります。
要点を絞り、簡潔で分かりやすい文章を心がけることで、相手に好印象を与え、スムーズなコミュニケーションにつながります。
5. メールを送る時間帯に注意する
メールを送る時間帯にも配慮が必要です。
早朝や深夜、あるいは相手の業務時間帯など、忙しい時間帯は避け、午前中や昼休み、夕方など、相手がメールを確認しやすい時間帯に送信するのがマナーです。
相手の状況を考慮し、迷惑にならないように配慮することで、相手に好印象を与え、快く添削を引き受けてもらいやすくなります。
6. 添付データはPDF形式に変換する
ESの添付データは、Wordやテキストファイルではなく、PDF形式に変換してから送信しましょう。
PDF形式は、レイアウトが崩れにくく、どのパソコン環境でも同じように閲覧できるという利点があります。
添削者がスムーズにESを確認し、添削作業を行えるよう、PDF形式で送信するのがおすすめです。
7. エントリーシートは写真で送信しない
ESを写真で送信するのは避けましょう。
写真データは画質が粗く、文字が読みにくい場合があります。
また、添削者が修正やコメントを書き込むのが難しく、添削作業の妨げになります。
どうしても写真でしか送れない場合は、事前に相手にその旨を伝え、了解を得るようにしましょう。
ES添削の依頼先に困ったら？
自分のESに自信が持てず、添削を依頼したいけれどどこに依頼するべきかわからないという就活生は多くいます。
そんな時は、一度就活のプロに相談してみてはいかがですか？業界や企業の情報を把握したうえで、どんな書き方をするべきか的確なアドバイスを貰うことが可能です。
また選考対策だけでなく、内定後のキャリアまで見通したサポートを受けることができます。
気になる方は以下のリンクからチェックしてみて下さい！
【ES添削 メール】まとめ
ESの添削を依頼するメールは、社会人としての礼儀とマナーを示す重要な機会です。
相手に快く協力してもらうためには、以下の点を意識してメールを作成しましょう。
まず、自己分析を徹底し、ESの自己チェックを念入りに行い、添削者の負担を減らすことが大切です。
また、添削してほしい箇所を具体的に伝えられるように、事前に内容を整理しておきましょう。
ES添削は、あなたの就職活動を成功に導くための貴重な機会です。
相手への感謝の気持ちを忘れずに、丁寧な対応を心がけてください。
