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・ゆうちょ銀行の業務内容
・ゆうちょ銀行に求められるスキル
・ゆうちょ銀行の志望動機の書き方
・ゆうちょ銀行を目指している人
・ゆうちょ銀行に求められるスキル
・志望動機がうまく書けない人
はじめに
就活において、志望動機を聞かれる可能性は100%と思っておいて良いでしょう。
自己PRと並んで最も重要視されるポイントの1つです。
そしてもちろん、ゆうちょ銀行を受ける際にも志望動機は必ず聞かれます。
そこで今回はゆうちょ銀行のビジネスモデルやインターン情報などを紹介しつつ、志望動機を書く方法について詳しく紹介します。
ゆうちょ銀行を目指していて、より質の高い志望動機を書きたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
【ゆうちょ銀行の志望動機】なぜ聞かれる?
就活において志望動機は「必ず聞かれる」と冒頭で話しましたが、なぜ企業側は志望動機を聞いてくるのでしょうか。
志望動機はほとんどの場合、以下の3つの理由から聞かれます。
よって、志望動機を作る際は、これらが伝わるような書き方を心掛けると良いでしょう。
- 人柄
- 熱意
- 会社との相性
人柄
志望動機を通じて確認されていることの1つに、応募者の人柄があります。
企業としてはただ学歴やスキルだけでなく、職場になじめる人物か、また顧客対応にふさわしい人間性を持っているかという点を重視しています。
特に、ゆうちょ銀行は全国に広がるネットワークで幅広い顧客数を抱えており、誰に対しても丁寧で誠実な対応が求められる職場です。
志望動機を通じて、日頃どのような価値観で行動しているか、他者との関わり方や物事への向き合い方に誠実さや協調性が見られるかといった点を見極めています。
つまり、どれだけ立派な志望動機を語っても、それが人柄に裏打ちされたものでなければ信頼にはつながりません。
熱意
もう1つの重要なポイントは、応募者がどれだけゆうちょ銀行を熱望しているかということを確認することです。
インターン選考や本選考では企業に対する理解の深さとそれに基づいた志望動機が求められます。
事業内容や企業理念、社会的役割などについて、どれだけ自分で調べ、理解し、関心を持っているかを志望動機から読み取ろうとしています。
特に面接官は「なぜ他の金融機関ではなく、ゆうちょ銀行なのか」という点に注目していることが多いです。
つまり「なぜここでなければならないのか」という点まで踏み込んで語ることで、志望動機に説得力が生まれます。
会社との相性
応募者と会社の相性を確認したいという意図を持っている企業も多いです。
特に、ゆうちょ銀行は公共性を大切にし、地域社会に根ざした金融サービスを提供しています。
したがって、ただ利益を追求するのではなく、お客様1人ひとりに寄り添い、地域と共に成長していく姿勢が大切にされています。
こうした価値観や文化に、応募者自身がどれだけ共鳴しているかを志望動機からチェックしているのです。
志望動機で自分の経験や考えと会社の方向性が繋がっていることを示せれば、入社後に活躍する可能性が高いと評価されるでしょう。
【ゆうちょ銀行の志望動機】インターン情報
就活においてはインターンも非常に重要です。
「参加しない=内定をもらえない」というわけではありませんが、参加することで有利になることは間違いありません。
また、実際に現場に飛び込んでみることで、自分がどのくらい向いているのか、自分にまだ足りない要素も明確になります。
ぜひ以下の項目を読んで、気になった方はゆうちょ銀行のインターンに参加してみてください。
開催時期と種類
ゆうちょ銀行のインターンは大学生の夏休み及び冬休みに合わせて開催されることが多く、総合職やエリア機関職を志望する学生向けに設定されています。
総合職を対象としたインターンは夏に総合的な内容を体験できるものや、マーケット部門に特化した2日間の仕事体験などがあり、冬季にも総合職対象の1日または数日間の企画系インターンが実施されています。
これに加えて、データ分析に特化するクオンツ・データサイエンスコースも夏に実施され、こちらは理系文系問わず、高度な分析スキルの理解を深める内容です。
エリア機関職向けには冬や夏期間に2〜3日程度の仕事体験型プログラムも開催されており、これは地域に根ざした金融提案や業務内容を体感できる内容となっています。
内容
プログラム内容はコースごとに異なりますが、多くがグループワークやケーススタディを重視しています。
総合職向け5日間のインターンでは資産運用や企画立案、マーケティング関連の課題に取り組み、事業戦略の立案から企画実行までを体感できる構成です。
マーケットコースでは実際の市場データを使ったトレーディングや投資方針の策定を通じて、金融市場への理解を深められ、意思決定プロセスも体験できます。
クオンツ・データサイエンスコースは統計や数理モデルを用いて顧客分析や投資判断支援を行うもので、理系知識が活かせるカリキュラムです。
エリア機関職体験では地域住民に寄り添った金融提案やパネルディスカッションを通じて、実践的な対応力を磨きます。
また、全国共通して社員との座談会がセットされており、フィードバックや現場の声を直接吸収できるようになっているのも魅力です。
選考フロー
選考は本選考に準じたプロセスとなっています。
基本的にESの提出とWeb適性検査、つまりSPIが選考の第一関門です。
これらを通過できたら、Web面接やグループワークへの参加機会が与えられます。
倍率は概ね3倍前後と競争率が高いため、入念な対策が必要と言えるでしょう。
また「インターン参加」がゴールではないため、本選考を見据えてESやWebテスト対策をしっかり行い、面接ではモチベーションの高さを表現しましょう。
*詳細はHPをご覧ください
【ゆうちょ銀行の志望動機】ビジネスモデル
就活において、応募する企業のビジネスモデルを理解しておくことは必要不可欠です。
「郵便局がやっている銀行」という程度の理解度では選考通過することはできないでしょう。
そこで、ここからはゆうちょ銀行のビジネスモデルについてより詳しく紹介するため、参考にしてみてください。
貯金事業
ゆうちょ銀行の最も基盤となる事業が貯金業務です。
日本全国に張り巡らされた郵便局をメインチャネルとして、通常貯金、定額貯金、定期貯金など様々な商品を提供しており、預かっている預金の総額は約191兆円と、国民の資金形成において極めて大きな役割を果たしています。
これらの預金を自社の運用部門が国債や社債を中心に投資し、運用収益を得ることで銀行収益の基盤となっています。
特に利回りと安定性のバランスを考慮した国債中心の運用から、現在はリスク性資産や外国債券などへと多様化を進めており、ポートフォリオの高度化も図っているのが特徴です。
また、全国24,000を超える店舗と31,200台のATMを通じ、地域の誰もが身近にアクセスできることも大きな強みです。
こうした莫大な資金を原資として幅広い世代のお客様へ安全で信頼できる手段を提供し続けるビジネスモデルこそ、ゆうちょ銀行の安定性と信頼性を支えるコアとなっています。
決済・為替事業
預金の受け皿としてだけでなく、日々の取引や支払いを支える決済インフラも、ゆうちょ銀行の重要な柱です。
郵便局を通じた電信振替や全国各地での送金、公共料金の収納など、生活者に密着したサービスを網羅しています。
近年ではゆうちょPayなどのキャッシュレス決済サービスにも注力しており、ATMだけでなく、スマホ決済や通帳アプリなどを通じた手数料収入の拡大にも取り組んでいます。
また、国際送金や為替業務による収益も有力な収入源です。
これらの決済・為替ビジネスは貯金口座という基盤に根ざした手数料ビジネスとして収益モデルの多様化を支えています。
投資信託・保険等販売事業
近年のゆうちょ銀行は資産運用やライフプランを支える金融商品にも注力しています。
投資信託や保険商品を窓口で提供し、顧客の資産形成ニーズに応える役割を引き受けているのです。
民営化以降、より高度なリテールビジネスへの転換を図る施策の一環として、投信・保険商品の取り扱い強化が進められました。
これには通帳アプリの導入や家計簿アプリの提供などのサービス改善も含まれ、顧客がより自分で資産運用を選べる環境構築が行われています。
しかし、投資信託比率は相対的に小さい水準にとどまっており、強化途中であると言えるでしょう。
【ゆうちょ銀行の志望動機】職種説明
職種を絞り込みすぎた志望動機は良くありませんが、具体的にどのような活躍をするのか、全く書かれていない志望動機は問題外です。
そこで、まず自分がどのような職種を担当したいのか、明確にしておく必要があります。
ゆうちょ銀行で働く場合は以下の5つのうちいずれかを担当する可能性が高いので、自分が何を担当したいか考えてみてください。
総合職(リテール部門)
ゆうちょ銀行のリテール部門の総合職は個人のお客様に対して金融商品を提案し、資産運用やライフプランに関する相談を通じて長期的なサポートを行う役割です。
全国の郵便局や直営店舗でお客様のニーズを把握し、貯金、投資信託、保険などを活用して、将来にわたる生活設計を支援します。
商品を紹介するだけでなく、お客様の人生に寄り添いながら安心と信頼を築いていくことが求められます。
また、近年ではスマートフォンアプリなど非対面チャネルを活用した提案にも取り組み、多様化するニーズに応える柔軟性も重要です。
総合職(法人部門)
総合職の一部として法人部門に配属される場合は、ゆうちょ銀行が掲げる「Σビジネス」の一翼を担い、法人向けの金融支援に特化した仕事を行います。
銀行業務の根幹である融資・資金調達に加え、キャッシュマネジメントや決済網の整備による企業の資金管理体制を高度化させることが仕事です。
さらに、全国規模の運営力を活かし、地方中小企業に対する投資や伴走支援案として、地域経済の再生に貢献する「Σ戦略」にも関わることが求められます。
ゆうちょキャピタルパートナーズの設立予定もあり、銀行だけでなくVC的な運用や成長支援の機会も広がりつつあるため、地域企業のエコシステムを目指すコアメンバーとして成長できるでしょう。
総合職(IT部門)
総合職の中でもIT部門・デジタル領域に配属される職種は銀行業務の基盤を支えるだけでなく、業界全体の変革を推進する重要な役割を担います。
業務内容はシステムの開発や運用はもちろん、セキュリティ強化、ネットワーク整備、スマートフォンアプリやWEBサービスのUI・UX設計、さらにはAIやデータ利活用の戦略立案にまで及びます。
ゆうちょ銀行では利用者の多くが全国に広がっており、老若男女問わず誰もが使いやすいサービスを提供する必要があるため、操作性の高さと堅牢性の両立が必要です。
デジタル面の進化として、無人端末「Madotab」やスマートフォンを活用した本人確認機能付き口座開設サービスの導入も進められており、DXの最前線に立つ機会が豊富に存在します。
地域基幹職
地域基幹職は全国に存在する郵便局を拠点とし、地域住民一人ひとりに寄り添った金融サービスを提供します。
窓口業務を中心に貯金・送金・保険などの基本的な金融手続きに対応しながら、資産形成や相続対策に関する案内も行い、生活の中に根ざしたアドバイスを届ける存在です。
郵便局は地域における「暮らしのインフラ」として長年親しまれてきた場であり、その顔となる地域基幹職はお客様に応じた金融提案をすることが求められます。
手続き対応だけでなく、お客様と信頼関係を築き、次のライフイベントに向けた長期的な資産設計に貢献することも多いです。
エリア基幹職
エリア基幹職はゆうちょ銀行が全国に展開する営業基盤の中で、地域に根ざして金融サービスを提供しながら、そのエリアの金融ニーズに応じた最適な対応を担う職種です。
主な業務内容は窓口業務、個人のお客様への資産形成支援、地元企業への決済手段や送金手段に関する提案など、フロントラインでの接客・コンサルティングが中心となります。
地域住民との信頼関係を築きながらきめ細やかな対応を通じて顧客の生活に深く関わることが求められるため、傾聴力や説明力、相手に寄り添う姿勢が重視されます。
限定された地域で長く勤務するため、その土地ならではの特性や住民の傾向、地域の金融課題を日々の業務の中で「肌感覚」として理解していくことが可能です。
【ゆうちょ銀行の志望動機】求めている人材
ゆうちょ銀行がどのような人材を求めているのかについても、理解を深めておきましょう。
「顧客のお金を取り扱う」というビジネスモデルである以上、高い公共性への貢献意欲やお客様志向が重視されます。
自分に当てはまる項目はあるか、具体的にどのような点が当てはまっているか考えながら読んでみてください。
公共性への貢献意欲
ゆうちょ銀行は全国津々浦々に郵便局ネットワークを展開し、誰もが安心して利用できる金融インフラとしての役割を担っています。
そのため、金融機関としての収益追求だけでなく、地域社会の発展や人々の日常生活の質を高めるための公共的使命に共感し、それを自分自身の役割として捉えられる人材を求めています。
公式サイトや採用ページでは「最も身近で信頼される銀行」というパーパスを掲げ、全国の利用者に安心・安全なサービスを提供し続けることが求められています。
社会への貢献意識や責任感を持ち、自分の役割を自覚して行動できる人こそ、向いていると言えるでしょう。
お客様志向
ゆうちょ銀行では「お客様第一」を掲げ、顧客の声に真摯に耳を傾ける姿勢が重視されています。
顧客のニーズを理解し、それぞれのライフステージや経済状況に合った金融商品やサービスを提供できる能力は不可欠です。
公式情報を見ても高い傾聴力と提案力が求められており、内定を獲得した人の多くがこれらの要素を強調しています。
そこで、授業やゼミなどを通じて身に付けた「相手の状況を理解する力」「複雑な内容をわかりやすく伝える力」をアピールすると良いでしょう。
チームワーク力
全国に展開する広大な組織の中で、多様な部署と連携しながらサービスを提供するには協力と調整が不可欠です。
ゆうちょ銀行は総合職やエリア基幹職ともに、他部署との協働を通じて新しい仕組みやサービスを創出することを大切にしています。
採用情報では「関係各所と協力して新商品・サービスや仕組みをつくる」ことが求められており、他者の考えや視点を尊重しながら、自分の意見も発信できる協調性とコミュニケーション力が求められています。
チームで成果を出すスタイルに共感し、実践していく力をアピールするようにしましょう。
誠実性・責任感
ゆうちょ銀行は国民の資産を預かる機関として、高い倫理観や透明性を求められます。
したがって、採用基準にも「誠実であること」「高い志と情熱」「チャレンジ精神」があり、特に「誠実さ」は最重要視されています。
「日本中の誰もが安心して利用できる金融サービスを提供する」ために、規則や法令を遵守する姿勢が強調されており、その文化を支える人材として誠実さと責任感は欠かせません。
ゆうちょ銀行の一員として、そしてお客様のお金を預かっている重大な責任を負っている身として、誠実に、責任を持って働くことが求められます。
【ゆうちょ銀行の志望動機】書く前の準備
志望動機を作成するにあたって、まず取り組んでおいてほしい準備について紹介します。
この準備に時間をかけておくことで、志望動機がスムーズに作成できることでしょう。
また、これらの対策は就活において「基本中の基本」とも言えるものです。
自己PRやガクチカなど別の項目を作成する際にも役に立ちますから、入念に取り組んでおいてください。
自己分析
志望動機を書く際に欠かせないのが自己分析です。
自分の強みや価値観、経験を深く掘り下げて、ゆうちょ銀行でどのように貢献できるのかを明確にしましょう。
まず、自分がこれまでにどのような場面で主体的に動き、結果を出したかを振り返ってください。
また、自分が大切にしている価値観を整理しておくと、ゆうちょ銀行のどのような理念に共感したかを明確にでき、志望動機を書きやすくなります。
自己分析を通じて明確にした強みや経験、弱み、その中で感じた達成感や課題意識をベースに「なぜゆうちょ銀行なのか」「ゆうちょ銀行でなぜ何を実現したいのか」という志望動機を作成することが大切です。
業界分析
志望動機をより深めるためには、業界分析を入念に行うことも大切です。
金融業界の現状はもちろんのこと、ゆうちょ銀行の現在の立ち位置、競合との違いなどを深く理解したうえで「なぜゆうちょ銀行を選ぶのか」という理由を明確にしましょう。
金融業界には他にも様々な魅力的な企業がある中で、なぜゆうちょ銀行を選んだのかという理由を、誰が聞いても納得できるものにまで昇華させることを心がけてください。
これにより「ただ安定しているから」「なんとなく有名だから」といった理由で応募しているのではなく「ゆうちょ銀行だからこそ入社したい」と思っているということが伝わることでしょう。
【ゆうちょ銀行の志望動機】構成
汎用的に活用できる志望動機の構成についても紹介します。
この構成はゆうちょ銀行を受けるとこだけでなく、一般企業、公務員試験など、どのような就活の場面でも志望動機について話すならば常に活用できるものです。
一度覚えてしまえば、あとはその企業を目指す理由と話したいエピソードを入れれば簡単に志望動機の下書きが出来上がるため、ぜひ覚えておいてください。
結論
志望動機を構成するうえで、最初に結論を述べることは極めて重要です。
「貴社を志望する理由は〇〇です」というように、結論を明確に言い切ることで、採用担当者に対して自分の意図を最初に伝えることができます。
結論を先に示すと、文章全体の流れがわかりやすくなり、相手の興味を惹けるでしょう。
特に「なぜその企業なのか」という点を明確にすることで、他の就活生との差別化を図れます。
結論部分がしっかりしていると、その後に続く理由・エピソードもスムーズに展開でき、志望動機全体に一貫性が高まるため、特に力を入れましょう。
理由
結論を補強するために志望理由を述べることも重要です。
なぜその企業を志望するのか、具体的に説明しましょう。
理由は簡潔であるべきですが、抽象的な内容に終始しないように、企業の特性や自分との関連性を具体的に述べることが求められます。
志望理由においては企業の特徴や事業内容と自分の価値観や目標を結びつけることがポイントです。
「貴行の〇〇事業の取り組みに共感しました」など、自分の視点を交えた理由を提示することで、説得力が増します。
また、企業研究をしっかり行ったことが伝わるよう、具体性を持たせると良いでしょう。
ここはそこまで文字数を割くべき部分ではないため、簡潔に述べることが求められます。
エピソード・経験
志望動機の中核となるのがエピソードです。
この部分で結論や理由を支える具体的な経験や出来事を述べることで、自分の考えが経験に基づいていることを示せます。
エピソードを選ぶ際には、企業が求める人物像や業務内容に関連するものを選ぶことが重要です。
ゼミでプロジェクトを成功させるためにリーダーとして尽力した経験など、その企業の求める人物像に合っているものを選ぶのがおすすめです。
また、その経験から学んだことや得たスキルについて言及すると、入社後の活躍をイメージしてもらえます。
結論・貢献
最後に、自分がどのように貢献できるかを述べることも非常に重要です。
採用担当者が知りたいのは、詰まるところ「この人はうちで活躍できるか、否か」です。
したがって、自分のスキルや経験をどのように企業の課題解決や目標達成に活かすかを具体的に伝える必要があります。
そこで、まず企業がどのような人材を求めているのかを理解したうえで、自分の能力と結びつけましょう。
また、企業の目指す方向性や取り組みを踏まえた提案を盛り込むことで、さらに高い意欲を示すことができます。
自分ができることを述べるだけでなく、それが企業の課題解決や成長にどのようにつながるかを示して、志望動機を締めくくりましょう。
【ゆうちょ銀行の志望動機】書く時のポイント
志望動機を作成するにあたっては、いくつか覚えておきたいポイントが存在します。
以下の4点を理解している人とそうでない人とでは志望動機のクオリティが変わってきます。
作成時はもちろん、完成した後に自分で添削する際も、以下の4つのポイントを思い出しながら読んでみてください。
なぜゆうちょ銀行なのか
志望動機を書くうえで最初に重要なのは、なぜゆうちょ銀行を選んだのかを明確に伝えることです。
日本全国に広がる郵便局ネットワークを基盤とした独自の金融サービスや、他の民間銀行とは異なる公共性の高さはゆうちょ銀行ならではの特徴です。
これらに対する理解と共感をしっかり述べることで、他の企業や銀行との違いを意識して研究を行っていることが伝わります。
高齢者や地方在住者の金融アクセスを支える存在としての役割、災害時の生活インフラとしての機能などを深く理解したうえで、自分がどのようにそのミッションに携わっていきたいのかを語ると良いでしょう。
ゆうちょ銀行の理念・価値観への共感
ゆうちょ銀行の志望動機を書く際に「お客様第一」「地域貢献」「公共性の追求」といった理念や価値観に共感していることを具体的に伝えると良いでしょう。
ただし、ただ企業理念を引用するのではなく、自分の考え方やこれまでの行動とどう結びつくかを自分の言葉で語ることが重要です。
自分のこれまでの経験と照らし合わせて親和性が高いものを話すと、説得力が増すでしょう。
貢献意欲と信頼性
ゆうちょ銀行が扱う商品・サービスの多くはお客様の大切な資産に直接関わるものです。
その意味で、金融機関としての「信頼性」は何よりも重視されます。
志望動機を書く際にはあなた自身が「誠実さ」や「責任感」といった資質をどのように持っているか、育んできたかを具体的に伝えると良いでしょう。
それらの強みをゆうちょ銀行の業務の中でどう活かしていきたいかを明示することで、入社後のイメージを就活の段階で持って、モチベーション高く応募してきていることが伝わります。
ゆうちょ銀行の「いま」と「未来」
ゆうちょ銀行を目指すにあたっては、過去の実績や現在の体制だけでなく、将来的な展望にどのような可能性を見出しているかを語ることも大切です。
特に近年では金融機関としてのあり方が大きく変化しており、ゆうちょ銀行もデジタルサービスの充実やキャッシュレス対応など、多様な取り組みを進めています。
こうした動きに関心を持ち、それらを自分の関心や経験と結びつけて語れば、現在の企業の取り組みに対する理解と、未来への貢献意欲を示せます。
ただ、この際企業研究の成果をそのまま並べると「付け焼き刃的に、調べてきたことをそのまま言っているだけ」と思われてしまいます。
そこで、自分なりに咀嚼し、言い換えて「この方向性に変化を起こしたい」といった姿勢を表現すると印象が良いでしょう。
【ゆうちょ銀行の志望動機】職種別志望動機例文
続いて、職種別の志望動機の例文を紹介します。
ここまで紹介したゆうちょ銀行の求める人物像や業務内容、志望動機の構成などを踏まえて作成しているため、全体のおさらいとして参考になるはずです。
ぜひ、あなたが目指している職種以外の志望動機の例文も入念に読んでみてください。
総合職(リテール部門)の例文
総合職(法人部門)の例文
総合職(IT部門)の例文
地域基幹職の例文
エリア基幹職の例文
【ゆうちょ銀行の志望動機】就活エージェントに相談しよう
確かに、こういった記事を参考にしながら志望動機を作るだけでも、やみくもに書くよりは良いものが出来上がります。
しかし、就活エージェントという、プロに無料で相談できるサービスが多い現代においては活用しない手はないでしょう。
弊社も「ジョブコミット」というサービスを提供しており、あなたの志望動機や自己PRなどESを徹底的に添削します。
また、面接の練習相手もできますし、ゆうちょ銀行の選考の傾向などを考えながら、具体的な対策方法についてもお伝えできます。
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【ゆうちょ銀行の志望動機】おわりに
今回はゆうちょ銀行を目指している方のために、志望動機の書き方や代表的な職種とその業務内容、ゆうちょ銀行のビジネスモデルなどについて詳しく紹介しました。
ゆうちょ銀行は日本においても大企業の1つであり、その安定性から目指している就活生の方も多いです。
しかし、この記事を参考に質の高い志望動機を作成すれば、数多くのライバルに勝てる可能性もあるので、ぜひしっかりと対策を行い、選考に臨んでください。
