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インターン選考で差がつくエントリーシートの書き方とは
インターンシップ選考で提出するエントリーシート(ES)は、あなたの第一印象を決定づける重要な書類です。
限られた文字数の中で「なぜそのインターンに参加したいのか」「どんな強みを持ち、それをどう活かしたいのか」を伝えられるかどうかが、書類選考通過のカギとなります。
特に人気企業では、数百人から数千人の応募が集まるため、内容が薄いエントリーシートはすぐにふるい落とされてしまいます。
ESのクオリティがその後の面接やインターン参加につながるかを左右するといっても過言ではありません。
さらに、企業はインターンシップのESを通じて学生の「ポテンシャル」や「学びに対する姿勢」を見極めています。
単なる過去の実績だけではなく、課題に対する取り組み方や成長意欲を伝えることが重要です。
本記事では、インターンESの特徴や本選考との違いを踏まえながら、成功する書き方のポイントを具体的に解説していきます。
この記事の目的|インターンESで成功するために
この記事の目的は、インターンシップを目指す学生が「通過率の高いエントリーシート」を効率よく作成できるようになることです。
初めてエントリーシートを書く人も多いインターン選考では、何を書けばいいかわからず悩むケースが目立ちます。
そんな中で、企業側がどのような視点でESを読んでいるかを理解し、説得力のある文章構成を作ることが合格への近道になります。
インターンのESでは、必ずしも華やかな成果や特別な経験が求められているわけではありません。
大切なのは、これまでの経験から何を学び、どのような姿勢でインターンに臨もうとしているのかを伝えることです。
この記事では、自己分析の進め方から、志望動機や自己PRの具体的な書き方まで丁寧に解説し、すぐに実践できる内容を提供します。
本選考とインターンのエントリーシートの違い
本選考とインターンシップのエントリーシートでは、企業が重視するポイントに明確な違いがあります。
本選考のESでは、即戦力としてのスキルや、企業文化との適合性が問われることが多く、過去の成果や論理的な志望理由が重視されます。
一方で、インターンのESでは「この学生がインターンに参加することで何を学び、どのように成長してくれるか」が見られています。
企業にとってインターンは、本選考に進む前の“お試し期間”のような位置づけです。
そのため、これまでの実績よりも、挑戦する意欲や吸収力、課題解決に向けた柔軟な姿勢が評価のポイントになります。
エントリーシートでは、結果だけでなく「どのような考え方で行動したか」「その経験から何を学んだか」を伝えることが大切です。
こうした違いを理解した上でESを作成することで、採用担当者に「この学生に会ってみたい」と思わせる内容に仕上げることができます。
インターンESの準備|エントリーシートを書く前にやるべきこと
エントリーシートの質は、書き始める前の準備で大きく変わります。
何も考えずに文章を書き出してしまうと、内容に一貫性がなく、伝えたいことが曖昧なESになりがちです。
まずは、自己理解を深め、応募先企業や業界を調べ、自分が伝えるべきエピソードを整理することから始めましょう。
この段階で土台をしっかり作っておけば、説得力があり採用担当者に響くエントリーシートが書けるようになります。
自己分析の進め方と強みの見つけ方
インターンESでよく問われるのが「あなたの強みは何ですか」という質問です。
この問いに答えるためには、自分自身の価値観や行動パターンを理解しておく必要があります。
自己分析の第一歩は、これまでの経験を振り返り、どんな場面で努力し、どのように問題を解決してきたかを洗い出すことです。
例えば、アルバイトやサークル活動、学業での経験を細かく書き出し、その中で発揮した力や周囲から評価された点を整理していくと、自然とあなたらしい強みが見えてきます。
ここで重要なのは、表面的な「リーダーシップ」や「協調性」といった言葉にとどまらず、それを裏付ける具体的な行動や成果まで掘り下げることです。
志望企業・業界研究のポイント
魅力的なエントリーシートを書くためには、「なぜこの企業のインターンに応募したのか」をしっかり説明できることが欠かせません。
そのためには、企業の事業内容や価値観、求める人物像を徹底的に調べる必要があります。
企業ホームページだけでなく、プレスリリースや社員インタビュー、インターン参加者の体験談など複数の情報源からリサーチを行いましょう。
また、同じ業界の複数企業を比較することで、その企業ならではの特徴がより鮮明になります。
この準備ができていれば、エントリーシートに書く志望動機もより具体的かつ熱意が伝わる内容になります。
エピソード選びで失敗しないためのコツ
自己PRや「学生時代に力を入れたこと」などで取り上げるエピソードは、あなたの強みや価値観が伝わるものであることが重要です。
多くの学生が陥りがちなのは、成果が派手でないといけないと考え、無理にインパクトのある話を作ろうとすることです。
しかし、企業が見ているのは結果の大きさではなく、その過程で何を考え、どのように行動したかです。
たとえ小さな出来事でも、課題に直面した際にどんな工夫や努力をしたかを具体的に伝えられれば、説得力のあるエピソードになります。
また、1つのエピソードでアピールできる強みは1つに絞り、エントリーシート全体を通じて一貫性のある印象を持ってもらえるよう意識しましょう。
インターンエントリーシートの基本構成と効果的な書き方
インターン選考のエントリーシートでは、限られた文字数の中で自分の強みや志望理由を明確に伝えることが求められます。
多くの学生が内容よりも文字数を埋めることに意識が向きがちですが、採用担当者が最初に見るのは文章の構成です。
論理的で読みやすい構成ができていれば、内容がより伝わりやすくなり、他の応募者との差別化にもつながります。
ここでは、エントリーシートを効果的に構成するための基本と、インターン特有のポイントについて解説します。
結論ファーストで伝わるエントリーシートに
採用担当者は短時間で大量のエントリーシートに目を通します。
そのため、最初の一文で何を伝えたいのかがわからない文章は最後まで読まれない可能性があります。
これを避けるために意識したいのが、結論ファーストの文章構成です。
例えば「私の強みは粘り強く課題に取り組む姿勢です」と冒頭で明確に伝えることで、その後のエピソードや具体例も一貫性を持って読んでもらえます。
結論を最初に置き、その理由や裏付けを後から補足する流れを意識するだけで、読み手に負担をかけない文章になります。
PREP法で論理的に伝えるインターンESの書き方
エントリーシートを論理的に見せるための有効なフレームワークがPREP法です。
これは「Point(結論)→ Reason(理由)→ Example(具体例)→ Point(再結論)」の順で構成する方法で、短い文章でも説得力が増します。
例えば「私がこのインターンを志望するのは、課題解決力を実践で高めたいからです」という結論から始め、理由として「大学の研究活動を通じて課題設定と解決に取り組んできた経験があり、次は実務の現場で活かしたいと考えています」と続けます。
その上で「具体的には〇〇の研究で□□という問題に直面し、△△の方法で解決しました」というエピソードを入れ、最後に「この経験を活かして貴社のインターンでも挑戦を続けたいです」と再度結論を締めると、まとまりのある文章が完成します。
インターンESならではの意識すべきポイント
インターンのエントリーシートは本選考のそれとは評価基準が少し異なります。
企業は学生の完成度や実績よりも、学ぶ姿勢や可能性を重視しています。
そのため、派手な成果を誇張するよりも、失敗や困難に直面した際にどう考え、どう行動したかを丁寧に伝えることが重要です。
また、インターンは「本選考への布石」としての位置付けもあり、志望動機には企業への興味だけでなく「このインターンで何を学びたいのか」「学びをどう活かしたいのか」を具体的に書くことが求められます。
採用担当者が「この学生ならインターンで成長できる」と感じられる内容になっているかが、通過の分かれ目になります。
項目別ガイド|インターンエントリーシートの書き方例
インターンシップのエントリーシートは複数の設問で構成されており、それぞれが異なる意図で設けられています。
基本情報から自己PR、志望動機まで、どの質問も適当に書いて良いものはありません。
各項目の意味を理解し、適切な書き方を身につけることで、採用担当者に「この学生に会いたい」と思わせることができます。
ここでは、インターンESに頻出する項目ごとの書き方のポイントと例文を紹介します。
基本情報・学歴・資格の正しい記入方法
基本情報や学歴、資格の記入はエントリーシートの中でも見落とされがちな部分ですが、ここにミスがあると全体の印象を損ないます。
学歴は中学校卒業から現在に至るまでを正式名称で記載するのが原則です。
略称や俗称を避け、たとえば「〇〇高等学校」や「〇〇大学△△学部」と正確に書きましょう。
資格欄ではTOEICや簿記など業務に関連するものを中心に書き、特に記載がなければ普通自動車免許も入れておくと良い印象を与えます。
記入漏れや誤字脱字がないかも最後に必ず確認しましょう。
自己PRの書き方と具体例(インターン用フォーマット)
自己PRでは、あなたがどのような人物かを簡潔に伝えることが求められます。
インターン選考では「この学生がどのように成長しそうか」という視点で見られるため、成果よりも強みの裏付けとなる経験やエピソードを中心に構成すると効果的です。
文章の流れは「結論(強み)→具体例(エピソード)→活かし方」の順番が読みやすく、冒頭で「私の強みは〇〇です」と結論を提示することで担当者の印象に残りやすくなります。
例えば、「私の強みは、粘り強く課題に取り組む姿勢です。
大学のゼミ活動で〇〇の課題に直面した際、解決策を見つけるまでに何度も試行錯誤を繰り返し、最終的に△△という結果を出しました。
この経験から得た粘り強さを貴社のインターンでも活かしたいと考えています」といった構成が自然です。
学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)の書き方と例文
ガクチカは学生時代に最も力を入れて取り組んだことを伝える項目です。
この設問で重要なのは結果の派手さではなく、その過程で何を考え、どのように工夫したかを具体的に示すことです。
エピソードを選ぶ際は、自分の成長や価値観が伝わるものを選び、文章内では「課題→行動→成果→学び」の順で展開します。
例えば、「私は大学のサークルで新入生勧誘活動を担当し、前年より30%多い参加者を集めました。
最初は応募が伸び悩みましたが、ターゲットに合わせたPR方法に変更し、チームと協力して説明会を改善した結果です。
この経験から状況を分析し改善策を考える力を養いました」といった内容が良いでしょう。
志望動機の書き方|インターン参加理由を深掘りするコツ
志望動機は、なぜその企業のインターンを選んだのかを問われる設問です。
ここでは企業研究が重要で、単に「貴社に興味があるから」では弱く、企業が提供するインターンの特徴と自分の学びたいことを関連づけて書く必要があります。
「私はマーケティングの実務を学びたいと考えています。
貴社のインターンは現場社員と協働しながら課題解決に取り組めるため、自分の強みである分析力を実践の場で試し、さらに成長させたいと思い応募しました」といったように、具体性と成長意欲を盛り込むと説得力が増します。
インターンで学びたいことの書き方と好印象の伝え方
インターンで学びたいことを問う設問では、意欲的かつ具体的な学習テーマを設定することが大切です。
漠然と「社会人の基礎を学びたい」と書くのではなく、「私は営業職における顧客ニーズの把握と提案力を実践的に学びたいと考えています。
大学で培った対話力を活かし、インターンを通じてどのように顧客と信頼関係を築くかを体験したいです」といったように、自分の強みとインターン内容を結びつけた書き方が好印象です。
企業側が「この学生なら成長してくれそうだ」と感じる内容が評価されます。
インターンESをブラッシュアップする書き方テクニック
インターンシップのエントリーシートは、内容の質はもちろんのこと、読みやすさや伝わりやすさも重要です。
どんなに優れた経験や意欲を持っていても、それが文章として適切に表現されていなければ、採用担当者に響きません。
ESの完成度を高めるためには、書いた後のブラッシュアップが欠かせません。
ここでは、採用担当者の目に留まるエントリーシートに仕上げるための具体的なテクニックを紹介します。
読みやすいエントリーシートにするための工夫
エントリーシートは限られた時間で読まれるため、第一印象で「読みやすい」と感じてもらうことが重要です。
文章の冒頭には必ず結論を置き、何を伝えたいのかが一目でわかる構成を心がけましょう。
また、一文が長すぎると内容がぼやけるため、一文の目安は40〜50文字程度にまとめるとすっきりします。
接続詞や助詞の使い方にも気を配り、同じ語尾や表現が続かないように言い換えを工夫することで、リズムよく読み進められる文章になります。
さらに、段落ごとにテーマを明確にし、1段落に1つのメッセージを込めると、全体が整理された印象になります。
数字や具体性を加えて説得力を高める方法
説得力のあるエントリーシートを書くためには、抽象的な表現を避け、数字や具体例を積極的に取り入れることが有効です。
「頑張った」「工夫した」といった表現だけでは読み手に伝わりにくいため、「〇〇人規模のイベントを企画し、前年より参加者数を30%増やした」といった具体的な成果や状況を示しましょう。
また、取り組んだ内容や課題解決のプロセスについても、「どのような課題に直面し、どんな手順で解決したのか」を詳しく書くと、あなたの思考力や行動力がより鮮明に伝わります。
このように具体性を意識することで、他の応募者との差別化にもつながります。
企業が求める人物像とマッチさせる書き方
インターンのエントリーシートでは、自分が伝えたいことだけを書くのではなく、企業がどのような人物を求めているのかを意識することが大切です。
企業ごとにインターンの目的は異なり、ある企業では「主体性」や「挑戦心」が求められる一方、別の企業では「協調性」や「柔軟性」が重視されることもあります。
企業の採用ページやインターンシップ概要を読み込み、求める人物像を把握したうえで、自己PRや志望動機の内容を調整しましょう。
たとえば、リーダーシップを評価する企業には「チームをまとめて課題を達成した経験」を、柔軟性を重視する企業には「環境の変化に対応した経験」を伝えると効果的です。
添削・第三者チェックで文章力を底上げ
自分一人で書いたエントリーシートは、どうしても客観性を欠きがちです。
書き終えた後は、友人やキャリアセンター、就活エージェントなど第三者に見てもらい、フィードバックを受けることをおすすめします。
第三者の視点を入れることで、伝わりにくい箇所や冗長な表現に気づくことができます。
また、添削の際には「結論が明確か」「論理が飛躍していないか」「企業の求める人物像に沿っているか」といったポイントを重点的にチェックしてもらうと、内容の精度が格段に高まります。
文章力は一度の見直しで大きく向上するので、必ずブラッシュアップの時間を確保しましょう。
エントリーシート完成後の最終チェックリスト
エントリーシートを書き終えたとき、多くの人は「これで完成だ」と安心して提出してしまいがちです。
しかし、実際には提出前のチェックが通過率を大きく左右します。
どんなに内容が良くても、構成が散漫だったり、誤字脱字があったりすると、採用担当者に雑な印象を与えてしまいます。
最終確認の段階で、論理的な構成や文章の精度、そして客観的な視点での見直しを行うことで、完成度の高いエントリーシートに仕上がります。
インターンESの構成・論理を確認するポイント
エントリーシート全体を読み返す際は、まず構成と論理の一貫性を意識することが重要です。
結論が冒頭に提示されているか、理由やエピソードがそれを裏付ける内容になっているかを確認しましょう。
文章の流れが不自然だったり、突然話題が飛躍してしまっていないかもチェックすべきポイントです。
各段落が一つのテーマに絞られているかどうかも見直し、全体を通して「何を伝えたいのか」が一貫しているかを意識すると、論理性の高い文章になります。
読み手が初めて読んでも迷わず理解できる構成になっているかを、自分自身の視点ではなく、採用担当者の視点に立って判断することが大切です。
誤字脱字やフォーマットの最終チェック方法
どれだけ内容が優れていても、誤字脱字があればその瞬間に印象が悪くなります。
特に企業名や担当者名の間違いは致命的です。
提出前には必ず声に出して文章を読み上げ、文脈が自然かどうか、漢字や送り仮名のミスがないかを確認しましょう。
さらに、フォーマットも見直しが必要です。
フォントサイズや改行位置、余白などが指定通りになっているか、指定文字数を超過していないかなどもチェックします。
インターンESは提出形式も様々なので、手書きの場合は丁寧な文字を書くこと、データ提出の場合はファイル名や保存形式が正しいかなど、基本的な部分も再確認しましょう。
周囲の人に見てもらうべき理由と効果
自分で何度も見直していても、文章の不自然さや伝わりにくい箇所には気づけないものです。
そこで、友人や家族、キャリアセンターの職員など第三者に読んでもらうことが効果的です。
他人の視点を入れることで、「この部分は分かりづらい」「印象に残るエピソードが弱い」といった客観的な指摘が得られます。
また、面接官の立場になってフィードバックしてもらうと、採用担当者が実際にどのように読んでいるかを意識でき、より相手に伝わる文章に改善できます。
文章力を高めるためにも、必ず誰かに見てもらい、ブラッシュアップの時間を設けることが完成度の向上につながります。
まとめ|インターンエントリーシートの書き方で差をつけよう
インターンシップのエントリーシートは、単なる応募書類ではなく、あなたの意欲や人柄を企業に伝えるための大切な第一歩です。
多くの学生が形式的な文章にとどまり「ありきたりな内容」になってしまいがちですが、企業側は限られた文字数から応募者の本気度や将来性を見抜こうとしています。
差をつけるためには、事前準備を徹底し、構成を工夫しながら、あなたらしさが伝わる文章に仕上げることが欠かせません。
ここで解説してきたテクニックやポイントを意識すれば、他の応募者と一歩差がつくエントリーシートを作成できるはずです。
インターンES成功の3つの重要ポイント
インターンESで成功するためには、まず第一に自己分析を通じて自分の強みや価値観を明確にすることが重要です。
これにより、どんな設問にも一貫性のある回答ができ、読み手に納得感を与えられます。
次に、企業研究を行い、なぜその企業のインターンでなければならないのかを具体的に示すことがポイントです。
企業が提供するプログラム内容と自分の目標を結びつけることで、志望動機に説得力が増します。
そして最後に、文章のブラッシュアップを怠らず、第三者に添削を依頼することが欠かせません。
これら三つの要素を意識することで、採用担当者に「会ってみたい」と思わせるエントリーシートが完成します。
本選考にもつながるエントリーシートの考え方
インターンのエントリーシートは一時的なものではなく、将来の本選考にも直結する重要な準備段階です。
企業はインターンを通じて、学生の成長や適性を見極め、優秀だと感じた人材には早期の内定や選考パスを提供することも少なくありません。
そのため、インターンESを書くときから「この経験が本選考での自己PRや志望動機につながる」という意識を持ち、より深い自己理解と企業理解を培うことが重要です。
一度真剣に作成したエントリーシートは、後の選考で活用できる貴重な財産になります。
インターンESを単なる通過のための書類としてではなく、自分自身を見つめ直し、成長につなげるツールとして活用していきましょう。