【例文10選】サポート力の自己PRってどう書けばいい?ポイントや構成を解説

【例文10選】サポート力の自己PRってどう書けばいい?ポイントや構成を解説

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること
  • 企業が求めるサポート力
  • サポート力をアピールする際の注意点
  • サポート力を自己PRする際のポイント
この記事をおすすめしたい人
  • サポート力をアピールしたい人
  • サポート力をアピールする際の注意点を知りたい人
  • サポート力を自己PRする際のポイントを知りたい人

就職活動における面接やエントリーシートなどには、自己PRの項目があります。

自己分析をして、自己PRの対策をしなければいけません。

その際、自分をアピールできるものはサポート力だと考える人もいるでしょう。

目立たないところでも他人を支えられるという点は、立派な強みになります。

今回は、サポート力を自分の強みにした自己PRの考え方について解説します。

具体的な書き方や例文なども紹介するので、サポート力をアピールしたい人はぜひ参考にしてください。

目次目次を全て表示する

【サポート力の自己PR】自己PRを聞かれる理由

自己PRを求められる理由には、企業が応募者の能力や特性を深く理解しようとする意図があります。

特に「サポート力」をアピールする場合、その内容がどのように企業にとって役立つかを伝えることが重要です。

以下に、企業が自己PRを求める具体的な理由を解説します。

企業が求める能力があるか

企業が自己PRを求める理由の一つは、応募者が自社で必要とされる能力を持っているかどうかを確認するためです。

自己PRを通して応募者の強みを示すエピソードを聞き、そのエピソードが自社の業務内容や働き方にどのように適用できるかを評価します。

具体的なエピソードは、応募者の能力を裏付ける証拠として重要な役割を果たします。

応募者の人柄を見るため

企業は自己PRを通じて、応募者の価値観や考え方、そして人柄を理解しようとしています。

自己PRに含まれる具体的なエピソードは、応募者がどのような状況でどのように行動したかを示すものであり、それが応募者の価値観や行動原則を表します。

さらに、企業の理念や文化と合致するかどうかを見極める手がかりにもなります。

【サポート力の自己PR】企業が求めるサポート力とは

サポート力は、縁の下の力持ちと表現しても良いでしょう。

他人のために、人目のつかないところで苦労したり努力したりした経験は、自己PRとして使えます。

しかし、サポート力がある人とは、単に控えめな人のことを指しているのではないので注意してください。

受け身でも構わないような印象を持っているかもしれませんが、それは企業が求めるサポート力とは異なります。

企業は、組織や取り組みを俯瞰したうえで、あくまで成果を出すために自分から一歩引いた立場で取り組める人を必要としているのです。

【サポート力の自己PR】サポート力が評価される理由

サポート力が企業で評価される理由は、その能力が業務の成功やチームのパフォーマンス向上に直接関わるからです。

以下に、サポート力が求められる具体的な理由を説明します。

自分が求められていることを考えて行動できる

サポート力がある人は、自分がどのような役割を求められているのかを的確に理解し、素早く行動に移せるのが特徴です。

社会人としては、指示を待つよりも、自発的に動ける人材が求められます。

自ら必要なサポートを提供できる人は、問題解決やプロジェクト推進において非常に貴重な存在です。

企業にとって、適切なタイミングで適切な行動が取れる人材は、高く評価されます。

良好な関係構築ができる

サポート力を持つ人は、周囲とのコミュニケーションを円滑に行い、良好な関係を築くことに長けています。

職場での良好な関係構築は、チームの協力体制を強化し、仕事のパフォーマンス向上に直結します。

また、企業全体の雰囲気や業務の質の向上にもつながるため、サポート力を持つ人材は組織にとって欠かせない存在となります。

仕事を円滑に進められる

サポート力がある人は、物事を俯瞰する視点を持ち、次に何が必要かを予測して行動する能力があります。

冷静に状況を分析し、必要なサポートを適切なタイミングで提供することで、仕事全体の流れをスムーズに進めることができます。

これにより、業務効率の向上が期待でき、組織全体の生産性を高めることが可能です。

【サポート力の自己PR】自己PRでサポート力をアピールできる人とは

自己PRでサポート力をアピールするためには、単に「他者を助けることが好き」だという姿勢だけではなく、実際にどのようにして組織やチームに貢献してきたかを具体的に示すことが重要です。

特に、以下のような特徴を持つ人は、サポート力の自己PRで強く印象付けることができます。

貢献したい気持ちが強い人

サポート力を強調するためには、「貢献への意欲」が欠かせません。

単に指示を待つのではなく、自発的に周囲のニーズを察知し、問題解決に向けて動く姿勢を持っていることが重要です。

例えば、過去に同僚の作業が滞っているのを見つけ、積極的にサポートに入った結果、プロジェクトのスケジュールを守れた経験などを具体的に紹介することで、貢献したい気持ちが強いことをアピールできます。

サポートを通じて成果を上げられる人

ただサポートするだけでなく、その結果が組織やプロジェクトにどのようなポジティブな影響を与えたかを示すことがポイントです。

例えば、チーム全体のパフォーマンスが向上した、顧客満足度が上がった、業務効率が改善したといった具体的な成果をエピソードとして盛り込むと、サポート力の高さがより具体的に伝わります。

このように、成果につながるサポート力を持つことが、自己PRで効果的にアピールするための鍵となります。

【サポート力の自己PR】サポート力を自己PRする際のポイント

次に、自己PRを作るときに押さえておきたいポイントを見ていきましょう。

たとえば結論とは、文字通り最後に書くものだと考えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、自己PRでは最初に結論を述べ、そこからそれを補強するようなエピソードを続けていきます。

慣れていないと間違えてしまう可能性があるので、基本の型を覚えるようにしてください。

なお、自己PRのポイントはほかにもあるので、前もって把握し、厳しい書類選考を突破しましょう。

アピールする強みは1つに絞る

自己PRは、長所を多く述べれば述べるほど良いというものではありません。

複数の強みをアピールすると、それぞれの内容を印象に残すことが難しくなるからです。

そのうえ、根拠となるエピソードには字数が割けず、指定された字数の関係もあり、薄い自己PRになってしまうかもしれません。

アピールしたい強みが多い場合は、企業の求める人物像に沿っているものから選んでみてください。

また、自己PRは履歴書とエントリーシートの両方に書く機会が多いでしょう。

このとき、たとえ同じような内容になっても大きな問題はありません。

履歴書は基本的にデータの管理に使われるもので、エントリーシートの内容を要約したもので構いません。

ただし、すべて同じ文章にするのはマイナス評価につながるので、言い回しなどを変えるなどの工夫は必要です。

結論から書く 

自己PRは、最初に結論を打ち出すことで、読み手が理解しやすい文章になります。

書き手にとっても、次に続ける文章が考えやすくなるでしょう。

まとまりのない文章では、きちんと読んでもらえないかもしれません。

自己PRにおける結論とは、アピールしたい自分の強みを指しています。

結論を先に知ることにより、採用担当者は応募者がこれから伝えたい内容を把握できます。

したがって、エピソードについては結論を述べてから説明してください。

採用担当者は、一日に多くの履歴書やエントリーシートに目を通さなければならず、強みがひと目でわからないと読まれずにスルーされてしまうおそれがあります。

最初に結論がないと、何について述べているのかわからなくなってしまうので注意が必要です。

根拠となるエピソードを盛り込む

結論を書いた後は、サポート力を裏付けるようなエピソードを述べてください。

自分の強みに説得力を持たせるために、根拠となるエピソードは必ず盛り込みましょう。

このとき、先に結論を書いているので、読み手は次の内容が頭に入りやすいです。

自分の過去の経験にもとづいたエピソードを述べ、筋が通った自己PRを作りましょう。

具体的なエピソードを盛り込むことで、採用担当者は応募者がなぜそれを強みとしてアピールしているのか納得することができます。

しかし、どんなに魅力的な内容であっても、小学生や中学生のときの経験は避けてください。

できれば大学生の経験、あるいは高校生から今まで継続している活動などを選ぶようにしましょう。

【サポート力の自己PR】自己PRの構成

ここまで、サポート力を強みとした自己PRを作るときに、事前に知っておくと考えやすくなるようなポイントを紹介してきました。

自己分析や企業の研究を終えた後は、実際に書いてみましょう。

しかし、書き始めようとしても、どのような構成にすれば良いのか迷うかもしれません。

自己PRの基本的な構成としては、まず結論を述べ、次に根拠となるエピソード、そして最後に展望について書くと良いでしょう。

以下に、この構成について詳しく説明するのでぜひ参考にしてください。

結論(アピールしたい強み)

先に触れたように、自己PRでは結論となるアピールしたい強みを最初に持ってきます。

文章の書き出しは、「私の強みは〜です」といったものにしましょう。

結論から書かれている文章は、伝えたいことが明確になっています。

「結論ファースト」が常識になっていることからも、最初に結論を打ち出すことは大切です。

これは、志望動機などの項目でも活用できるテクニックです。

また、自己PRに使う強みは、生まれながらに持った能力は選ばないでください。

努力をした結果、身につけられたものがおすすめです。

サポート力に関しても、自分が意識していないのに実現できたことではなく、一生懸命に取り組んだことで得られた能力としてアピールしましょう。

強みを発揮したエピソード

次に、根拠となるエピソードの詳細を述べます。

エピソードは「概要」「状況」「課題」「取り組み」「結果」の順に書いていきましょう。

概要とは、どのような活動でサポート力を発揮したのかということです。

「〜の活動で発揮しました」などと書くと良いでしょう。

字数に制限があるときは、次に触れる状況の箇所は簡略化してください。

続く課題と一緒の文章にし、「〜という状況で〜が課題でした」と書いても問題はありません。

加えて、取り組みと結果も、「〜ということを行い、〜になりました」とまとめられるでしょう。

このエピソードと、自己PRの冒頭で提示した結論にはつながりが必要です。

まとまりのない文章になってしまうと、採用担当者にきちんと読んでもらえない可能性があります。

自己PRにおけるエピソードとは、結論を補強するものです。

サポート力を強みとした場合、スキルとは異なり、賞や資格などの主観的な要素を排除した他者からの評価が存在しません。

そのため、サポート力のアピールは経験から考えるのが有効だと言えます。

仕事にどう活かせるか

最後に、入社後の自分の姿を想像して、今後の展望について言及しましょう。

サポート力という強みを活かし、仕事でどういった成果を上げるのかを伝え、採用するメリットを直接的にアピールしてください。

文章は、「〜の強みを活かし、〜を行い、貴社に貢献していきたいです」という形で作りましょう。

その際に、結論や根拠に沿っていないような展望にならないように気をつけてください。

サポート力が仕事にどう活かせるのかについて述べることは、企業がこれから活躍できる人材かどうかを判断する材料になります。

各企業が掲げている求める人物像を確認し、うまくアピールしましょう。

入社後のミスマッチを避けることは、自分自身が働き続けるうえでも重要なポイントです。

【サポート力の自己PR】サポート力をアピールする際の注意点

サポート力を自分の強みとして述べることは可能ですが、企業にとって好印象となる自己PRにするには、具体的にどのようにアピールすれば良いのでしょうか。

サポート力という言葉は控えめな印象を持たれることが多く、いくつかのポイントを押さえないとマイナス評価につながるおそれがあります。

加えて自己PRは、企業が求めている人物像に沿った内容にしなければいけません。

ここからは、サポート力を自己PRに使う場合の注意点について解説していくので、それぞれ確認していきましょう。

受け身というイメージを持たれないようにする

先述したように、サポートという言葉は受け身というイメージを持たれやすいです。

受け身の人材は、多くの企業は好みません。

サポート力をアピールした結果、受動的な人だと伝わると、「自分に自信がないのかな?」「やる気がないのでは?」と思われてしまいます。

いわゆる、指示待ち人間だと判断される危険性も伴います。

したがって、可能な限り能動的に取り組んだ姿勢が伝わるような言葉やエピソードを選びましょう。

一方、受動的な人も別の視点から捉えると、常に周囲の様子に気を配り、些細な変化に気がつけるといったプラスの面が見えます。

そのような人は情報収集能力に長けていることが多いので、問題が起きたときに対処する手段が思い浮かびやすくなり、能動的な要素に発展させられるでしょう。

サポート力の中でもどのようなサポート力かを具体的に述べる

サポート力という言葉は抽象的なもので、人によってイメージする内容が異なります。

自発的な行動が取れず、単に受け身なだけだと思われないために、自分なりのサポート力を具体的な言葉に言い換えてください。

たとえば、「日の目を浴びないところでも努力を続けられる」「組織を俯瞰的に見て、人がやりたがらないけれど組織には必要なことを率先して取り組める」などというように明確に述べましょう。

自己PRは、他者との差別化を図らなければいけないので、独自性のあるエピソードが好ましいです。

なぜサポート力を自分の強みとしてアピールしたいのかを探ると、具体的に考えられるでしょう。

詳しく述べることで、サポート力という言葉から受ける印象も、自分が伝えたい内容と一致させられます。

サポート力の言い換え

一口にサポート力があるといっても、多くの要素が含まれているので、ほかのさまざまな言葉に言い換えてみるとアピールとして効果的でしょう。

人間関係から考えるのなら、他者やチームのために行動できる献身性や、さまざまな人と円滑にコミュニケーションが取れる協調性などが挙げられます。

ほかにも仕事の取り組み方として、チームを活かすことを使命とする誠実性や、ミスなく業務を遂行できる几帳面さといった言葉にも言い換えられます。

また、サポート力のある人は共感力や協調性が高いほか、人の求めているものを察する観察力も優れているでしょう。

企業が自己PRから知りたいものは、応募者の人柄です。

華々しい実績ではなく、人となりを伝えられるようなエピソードを意識してください。

そのためには、サポート力を発揮させられた場面を思い出すと良いでしょう。

過去のエピソードを深掘りすると、ふさわしい言葉に言い換えられ、人柄も伝えやすくなります。

企業が求める人物像に沿っているか確認する

特に気をつけておきたいのは、自己PRに選んだエピソードが、企業の必要とする人材とマッチしているかどうかという点です。

業界や企業、職種によって、求められる人物像は異なります。

サポート力が求められていない業界・企業・職種にサポート力をアピールしても高評価にはなりにくいので注意してください。

特に、ベンチャー企業やスタートアップ企業は、独立志向が強い人に向いています。

個人のスキルを重要視しているので、その際は自分が専門的に身につけた知識などを優先してアピールすることが望ましいでしょう。

もちろん、サポート力のある人が活躍できる場も少なくありません。

就職活動をスムーズに行うためにも、企業について詳しく調べ、求める人物像に沿っているのか確認することが大切です。

【サポート力の自己PR】サポート力がある人に向いている職業

サポート力がある人は、その特性を活かしてさまざまな職業で活躍することができます。

以下に、サポート力が求められる職業を紹介します。

バックオフィス

バックオフィスの仕事は、サポート力を持つ人に非常に向いている職業です。

バックオフィスとは、主に事務職や秘書職を指し、派手な業務ではないものの、組織を裏から支える重要な役割を果たします。

細かい作業を正確にこなすことで、業務全体を円滑に進行させることができ、上層部からも感謝される存在です。

チームの成功を陰で支えるサポート力が求められるポジションです。

マネジメント

マネジメント職もサポート力が高い人に適した職業です。

マネジメントは、人材の育成やチームの管理を担当し、部下が成長できるように環境を整える役割を担います。

人材をどのように育てるか、部下のためにどのようなサポートが必要かを考える必要があるため、サポート力は欠かせないスキルです。

適切な指導や支援を行うことで、チーム全体のパフォーマンスを向上させることができます。

コンサルタント

コンサルタント職も、サポート力が重視される職業の一つです。

コンサルタントは企業の経営や業務に関する課題を解決し、クライアントの成功を支える役割を果たします。

特に、経営を支援する立場として、クライアントが抱える問題を的確に把握し、解決策を提供する能力が求められます。

サポート力がある人は、クライアントとの良好な関係を築き、信頼されるアドバイザーとして活躍できます。

教育業界

教育業界も、サポート力を活かせる職業です。

教師や教育関係者は、生徒や学生の学習を支援し、彼らの成長をサポートする役割を担います。

また、教室や学習環境を整えることも重要な業務の一環です。

献身的に生徒のニーズに応え、適切な指導や支援を行うことで、生徒の可能性を最大限に引き出すことが求められます。

サポート力がある人は、教育の現場で多くの信頼を得るでしょう。

【サポート力の自己PR】サポート力の自己PR例文10選

ここまで、企業が求めているサポート力や、自己PRの構成などについて解説しました。

最後に、サポート力の自己PRの例文を10つ紹介します。

強みがアピールできているような構成にするために、以下の例文を参考にしてみてください。

構成は、結論を最初に明らかにしてから根拠を述べ、最後に展望について言及する形になっています。

特に根拠は具体的に述べた方が良いですが、詳しく伝えるために不要な情報が入らないように注意しましょう。

自己PRは、シンプルでわかりやすくすることを心がけてください。

体育会×チームのために行動できる献身性

私の強みは、チームのために力を尽くすことができるところです。
私は大学で4年間、野球部に所属していました。
ケガでレギュラーから外されてしまい、悔しい気持ちでいっぱいでしたが、自分にできることを探すことにしました。
その結果、チームのために必要なのは分析だと気づいたのです。
メンバーが試合で効果的に動くことができるように、対戦相手となる学校の投手の球種や、フォームのクセなどを徹底的に調べました。
選手として活躍することはできませんでしたが、分析官として力になれるように努めていました。
私が調べたデータによって得点につながったこともあり、チームの勝利に貢献することができたと実感しています。
そして、私の新しい強みに気がつくことができました。
貴社に入社後も、周囲に必要なものを見つけることができるように、さまざま情報を収集し、分析したいと考えています。
物事を細分化し要素に分けることで、問題が起きても正確な情報を引き出せるように行動し、貴社の売上アップに貢献していきます。

サッカーサークル×縁の下の力持ち

私の強みは、縁の下の力持ちとして周囲のサポートができるところです。
私は大学で、4年間サッカーサークルに所属していました。
中学生のときからサッカー部で活動しており、一人の選手としてだけではなく、チーム全体のレベルアップにつながるように行動し続けています。
常にチームワークが求められる環境にいたため、目立たないことに思えるような仕事も着実にこなすべきだという考えを持つようになりました。
一見、地味に見える業務の中にも、力を入れるべき作業がたくさんあります。
たとえば、周囲をよく見渡すことで、相手選手のプレーのクセなどを把握できます。
その結果、試合当日のミーティングでは私の意見が求められることも珍しくはなく、メンバーを陰から支えられている実感を得ることができました。
貴社に入社後も、私のサポート力を活かし、組織に必要な課題を見つけて、積極的に改善していきたいと考えています。
そして自分の立ち位置を理解し、周囲のために立ち回れるように努力して貴社に貢献していきます。

アルバイト×気配り

私の長所は、状況を的確に判断したうえで、気配りができるところです。
私は、大学1年生のころから塾講師のアルバイトを続けています。
生徒はもちろん、保護者に対しても丁寧な対応を心がけています。
相手が何を求めているのかを考え、要望を満たすことができるように行動しました。
たとえば、わかりやすいマニュアルを作成し、生徒に寄り添った講義内容を目指しました。
また、気配り力を活かして、新人教師が働きやすい環境整備にも力を入れ、その結果感謝されることも多かったです。
塾では、さまざまな価値観を持った人々と深く関わることになります。
生徒や保護者、講師たちと、それぞれお互いを理解する場が必要とされています。
そこで私は周囲の人と話し合うために、定期的に座談会を開き、その結果塾で大切とされる信頼関係を築くことができました。
貴社に入社後も、多くの人の役に立てるようにその都度的確な状況判断を行いたいと考えています。
そして顧客との信頼関係を構築し、貴社の利益に貢献できるよう尽力します。

学生団体×ミスなく業務を遂行できる几帳面さ

私の長所は、仕事を丁寧にこなす几帳面さです。
私は大学で、学園祭実行委員として活動していました。
学校生活の中で重要な行事である学園祭は、学生の大学での思い出に少なからず影響をおよぼします。
その運営に関わることは非常に重要だと考え、責任感を持って取り組むことを意識しました。
学園祭では、予測できないトラブルが生じることが多々あります。
きちんとした対応ができるように、事前に入念な準備を怠らないようにしました。
その結果、大きなトラブルが起きることなく学園祭を終了させることができたのです。
参加者からのアンケートでは、「また参加したい」という意見が多く寄せられました。
このことからも、几帳面さは重要だと実感し、自分の長所という認識を持つことができたのです。
貴社に入社後は、目標に向かって計画を立てながら行動し、一つひとつの業務を丁寧にこなしていきたいと考えています。
また、企画を考えたり、チーム全体に配慮したりして組織に貢献できるように努めていきます。

⑤ ボランティア

私の強みは、困難な状況においても柔軟に対応し、適切なサポートを提供する能力です。
この強みは被災地支援のボランティア活動に参加した際の経験に活かされました。
被災地では物資の供給が不足しており、配布に混乱が生じていました。
地域ごとのニーズが異なるため、効率的な物資配布が困難な状況でした。
私は地域のリーダーと連携し、現地のニーズに基づいた物資配布計画を作成しました。
さらに、配布拠点を複数設置し、効率的に物資を届けるためのサポート体制を構築しました。
その結果、物資が迅速かつ適切に行き渡り、現地の方々から感謝の声をいただきました。
この経験から、予期せぬ事態でも迅速かつ柔軟に対応する力が、サポート活動において重要であると実感しました。
入社後は、プロジェクトの進行中に発生する課題にも迅速に対応し、適切なサポートを提供することで、チームを支える役割を果たしたいと考えています。

⑥ 長期インターン

私の強みは、プロジェクトの全体像を見据えながら、細部にわたってサポートする力です。
この強みは大手IT企業での長期インターンに参加し、クラウドサービスの新規導入プロジェクトに携わった際に発揮されました。
プロジェクトの初期段階で、要件が頻繁に変更され、各メンバーのタスクが曖昧になることが多発しました。
これにより、進行状況が不安定で、リリーススケジュールが遅れる懸念がありました。
私は、変更された要件を整理し、新たなタスクの優先順位を設定しました。
さらに、進捗を管理するためのダッシュボードを作成し、各メンバーが自分の進行状況をリアルタイムで確認できるようにしました。
これにより、プロジェクトはスムーズに進み、予定通りにクラウドサービスをリリースすることができました。
この経験から、プロジェクトの全体を見渡しつつ、具体的なサポートを行うことで、チームの成果を最大化することの重要性を理解しました。
入社後は、複雑なプロジェクトにおいてもチームを適切にサポートし、目標達成に向けての進行を管理したいと考えています。

⑦ ゼミ

私の強みは、研究を円滑に進行させるための情報整理とコミュニケーション能力です。
この強みは経済学ゼミで、地域経済の活性化をテーマにした研究プロジェクトを進行していた際に発揮されました。
ゼミ内で研究テーマについて意見が対立し、研究の方向性が定まらず、発表の準備が大幅に遅れていました。
特に、データの分析手法についての合意が得られず、作業が進みませんでした。
私は、各メンバーの意見を整理し、共通点を見つけるためのワークショップを提案しました。
さらに、データ分析の方法について具体的な提案をまとめ、全員の合意を得るためのディスカッションを主導しました。
その結果、研究の方向性が定まり、発表は成功を収めました。
この経験から、複雑な議論を整理し、全員が納得する方向に導くサポート力が、プロジェクトの成功に不可欠であると実感しました。
入社後は、複雑なプロジェクトでもチームの意見を調整し、円滑な進行をサポートする役割を担いたいと考えています。

⑧ 文化祭

私の強みは、イベントを成功に導くための準備力と調整力です。
この強みは大学の文化祭で、クラス全体で模擬店を運営するプロジェクトをリーダーとして取りまとめた際に発揮されました。
文化祭の1週間前に、仕入れ予定だった食材の一部が調達できないことが判明し、メニュー変更を余儀なくされました。
チームメンバーは焦りを感じ、準備が混乱していました。
私は、すぐに代替食材の調達先を探し、仕入れの手配を完了しました。
さらに、新メニューに合わせた調理方法の変更を指示し、スタッフ全員でリハーサルを実施しました。
当日は予定通りの品質で提供でき、模擬店は大盛況を収めました。
この経験から、突発的な問題にも対応するための準備と計画力が、イベントの成功に直結することを学びました。
入社後は、イベントやプロジェクトの準備段階から細部にわたるサポートを提供し、成功に導く役割を果たしたいと考えています。

⑨ 部活動マネージャー

私の強みは、選手がベストパフォーマンスを発揮できるように、細やかなサポートを提供する力です。
この経験は大学でのサッカー部で、全国大会を目指すチームのマネージャーを務めた際に発揮しました。
遠征試合が続き、選手たちの疲労が蓄積していました。
特に、怪我のリスクが高まり、適切な体調管理が求められています。
私は、選手ごとの体調管理リストを作成し、日々の状態を記録する仕組みを導入しました。
また、栄養バランスを考慮した食事メニューを提案し、体力回復をサポートをしました。
選手たちは良好なコンディションを維持し、全国大会出場を果たしました。
この経験から細やかなサポートが、チーム全体の成果を最大化することに貢献することを実感しました。
入社後は、プロジェクトメンバー一人ひとりの状態を把握し、最適なサポートを提供することで、チームの目標達成に貢献したいと考えています。

⑩ 留学

私の強みは、異文化環境でも柔軟に対応し、円滑なコミュニケーションを図るサポート力です。
この強みはアメリカに1年間の留学中、現地の大学で多国籍チームと環境問題に取り組む共同プロジェクトに取り組んだ際に発揮されました。
チームメンバーはアジア、ヨーロッパ、アメリカとさまざまなバックグラウンドを持ち、コミュニケーションスタイルの違いから意見の食い違いが多く、プロジェクトが停滞していました。
私は、メンバー全員が理解できる共通のコミュニケーションプラットフォームを提案し、進捗状況を可視化するためのオンラインツールを導入しました。
また、定期的なフィードバックミーティングを設け、誤解を解消するためのディスカッションを主導。
結果として、プロジェクトは期限内に完了し、高い評価を得ることができました。
この経験から異文化の中でのサポート力が、チームの成功に大きく寄与することを実感しました。
入社後は、国際的なプロジェクトや異なる文化背景を持つメンバーとの協働を通じて、スムーズなコミュニケーションとプロジェクト進行をサポートしたいと考えています。

【サポート力の自己PR】自己PRの作成に自信がない人はエージェントの利用がおすすめ

自己PRを作るのが苦手だったり、書けるエピソードが思い浮かばなかったりする人は、エージェントの利用がおすすめです。

専任のアドバイザーが、エントリーシートの作成から面接までサポートしてくれます。

多くの学生を見てきたため、自己PRに関する効果的なアドバイスももらえます。

エージェントをうまく利用することで、これから入る会社も効率良く探せるようになるので、興味をお持ちの方は以下のサイトをチェックしてみてください。

まとめ

今回は、サポート力を強みとした場合の自己PRの作り方について解説しました。

企業が必要としているサポート力と、企業が求めている人物像などを把握し、魅力的な自己PRを作りましょう。

また、就活エージェントを利用することも、就職活動の手助けになります。

自分の強みが相手に伝わるのか、要点をつかめているのかなど、プロの視点でアドバイスしてくれます。

サポート力を自己PRとして使いたいと考えている人は、今回ご紹介した内容を参考にし、作った文章をブラッシュアップしてみてください。

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