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・テレビ局の概要
・テレビ局で求められる能力
・インターンで志望動機が聞かれる理由
・志望動機のおすすめの構成
・テレビ局のインターンを控えている人
・アピールすべき強みがわからない人
・志望動機をこれから作る人
・例文を見て作成時に参考にしたい人
目次[目次を全て表示する]
はじめに
テレビ局で働くことに憧れを抱く学生は多く、その華やかなイメージや社会的影響力に惹かれる方も多いでしょう。
しかし一方で、「どのような仕事があるのか」「テレビ局ごとの違いは何か」「インターンでは何を見られるのか」など、正しく業界理解できている学生はまだ少数です。
本記事では、テレビ局業界の構造・職種・志望動機の書き方・例文まで、インターンを目指す就活生が押さえるべき情報をわかりやすく整理しています。
「好きな番組があるから」「華やかそうだから」といった曖昧な理由から脱却し、自分自身の強みや将来像とどう結びつくかを言語化するヒントを得てください。
テレビ局業界とは
- テレビ局業界の全体像と社会的役割
- テレビ局の種類(地上波・BS・CS・ネット配信)と違い
- 広告モデルやコンテンツビジネスの特徴
- デジタル化・YouTube連携など変化する業界構造
テレビ局は、「映像による情報発信」を通じて社会に影響を与える公共性の高いメディア機関です。
報道・情報・バラエティ・スポーツ・ドラマなど多様な番組を制作し、視聴者に届ける役割を担います。
現在ではテレビだけでなく、TVerやYouTubeなど多様なメディアと連動しながら、マルチプラットフォーム化が進んでおり、放送局は変革期を迎えています。
テレビ局業界の全体像と社会的役割
テレビ局は、単なる娯楽提供者ではなく、「国民の知る権利」を守る報道機関としての役割も担っています。
災害時には情報インフラとしての機能を果たし、選挙や国際問題、社会課題を視聴者に伝える公共的責任も大きいです。
信頼性・公平性・迅速性が求められる公共メディアであると同時に、視聴率を求められる民間企業でもあります。
テレビ局の種類(地上波・BS・CS・ネット配信)と違い
テレビ局には複数の種類があり、地上波放送局(例:日テレ、TBS、フジテレビなど)は全国に電波を発信する主要プレイヤーです。
BS(放送衛星)局やCS(通信衛星)局は、専門性の高い番組を提供するチャンネルとして機能し、有料放送が中心です。
近年では、TVerやABEMA、YouTube公式チャンネルなど、ネット配信を併用する局が急増しています。
どのメディアを通して視聴者に届けるか、という視点も今や重要な局の個性です。
広告モデルやコンテンツビジネスの特徴
地上波テレビの収益の中心は、スポンサー企業からのCM収入です。
番組と広告主との関係は非常に密接で、編成・営業・制作の各部門が連携して広告価値を最大化します。
一方で、番組DVDの販売、イベントの開催、YouTube収益など、コンテンツの多角的なビジネス展開も活発になってきています。
特にキー局は、自社制作コンテンツを知財(IP)として、グッズ化や海外販売などの展開も重視しています。
デジタル化・YouTube連携など変化する業界構造
スマホ世代の視聴行動の変化により、テレビ単体ではリーチが取りにくくなってきています。
そこで近年はTVerやYouTubeでの見逃し配信・スピンオフ企画など、マルチチャネルでの視聴者接点づくりが重要な戦略となっています。
加えて、SNS運用・TikTok短尺動画など、番組のPR方法も大きく変わりました。
こうした変化に対応するため、テレビ局もデジタル人材の採用や内製体制の強化を進めています。
テレビ局業界の職種・仕事内容
- 番組制作職(制作局/ディレクター・AD)
- 編成職・マーケティング職
- 営業職(スポンサー・広告営業)
- 報道・情報系職(記者・キャスターなど)
- 技術職(カメラ・音声・送信など/理系)
- 美術・CG・デザイン系職
- デジタル・配信関連職(TVer・SNS・YouTube等)
テレビ局の仕事は「番組制作」だけではありません。
視聴者に映像を届けるまでには、企画・制作・営業・技術・デザイン・マーケティングなど、多くの専門職が関わっています。
インターン選考でも「どの職種を志望しているか」は重要なポイントになるため、あらかじめ仕事内容を把握しておくことが不可欠です。
ここでは、代表的な7つの職種について詳しく解説します。
番組制作職(制作局/ディレクター・AD)
テレビ局の「花形」といえる職種で、企画立案から台本作成、ロケ・収録、編集まで番組を形にしていく役割を担います。
ディレクターは番組の方向性を決める司令塔であり、AD(アシスタントディレクター)はその補佐役として現場運営を支えます。
トレンドや視聴者のニーズに敏感であること、そしてチームと連携しながら柔軟に対応する力が問われます。
厳しいスケジュールや徹夜作業もありますが、番組がオンエアされた瞬間の達成感は格別です。
編成職・マーケティング職
編成職は、どの時間帯にどんな番組を放送するかを決定する「番組の編み職人」のような存在です。
視聴率を分析しながらラインナップを調整し、他局との競争や社会動向を見極めて最適な構成を導き出します。
マーケティング職は番組やタレントのブランディング、SNS戦略、視聴者層の分析などを行います。
データをもとに企画を考える力や、論理的思考と発想力のバランスが求められます。
営業職(スポンサー・広告営業)
営業職は、番組とスポンサーをつなぐ重要な役割を担います。
CM枠を販売し、企業の広告戦略とマッチさせることで局の収益を支える存在です。
クライアントの課題を理解し、「この番組に出稿するとどんな効果があるか」をプレゼンする交渉力・提案力が必要です。
社外との信頼構築がカギとなるため、ヒューマンスキルやビジネスマナーも重視されます。
報道・情報系職(記者・キャスターなど)
記者・キャスターなどの報道系職は、社会で起こっている出来事を現場で取材し、正確かつ迅速に伝える役割を持ちます。
災害・選挙・事件など、命を預かる現場での判断力と使命感が不可欠です。
入社後は地方支局で記者としてキャリアを積むケースも多く、現場で泥臭く情報を集める覚悟が求められます。
一方、情報番組やニュースバラエティなどでリポーター・キャスターとして活躍する道もあります。
技術職(カメラ・音声・送信など/理系)
技術職は、番組の品質と安全な放送を裏側から支えるスペシャリストです。
カメラ・照明・音声などの撮影現場系の技術に加え、送信設備や中継システム、データ放送などを担当するIT系技術者も含まれます。
理系出身者が多く、電気電子・情報・通信工学系の知識が活かせる分野です。
近年はクラウドやAIによる自動編集技術、ネット配信技術への理解も求められています。
美術・CG・デザイン系職
スタジオセットのデザインや小道具の制作、番組のCG演出、タイトルロゴやテロップの作成など、番組の「見た目」を作る職種です。
視覚的な世界観を演出することで、番組の印象やブランディングに大きく貢献します。
美術スタッフは現場での空間演出を、CG・デザイン職は主に映像処理やビジュアル表現を担当します。
デザインソフトや3DCGツールのスキルに加え、クリエイティブな発想力が評価される分野です。
デジタル・配信関連職(TVer・SNS・YouTube等)
近年のテレビ局に欠かせないのが、TVerやYouTube、SNSを活用した配信業務やコンテンツ制作を担当する職種です。
放送外での視聴者接点を最大化し、若年層へのリーチを強化するのがミッションです。
短尺動画の制作、バズを狙ったコピーライティング、YouTube番組の編集など、新しいコンテンツ表現が求められます。
マーケティング・動画制作・SNS分析など、幅広いスキルを掛け合わせられる人材が求められています。
企業が志望動機を聞く理由
- 人柄を知るため
- 入社意欲度を測るため
- 入社後に活躍できそうかを知るため
就活の選考で必ずと言っていいほど聞かれる「志望動機」ですが、なぜそれほど重要視されるのでしょうか。
特にテレビ局のように人気が高く、個性ある人材が求められる業界では、志望動機は単なる「意欲アピール」以上の意味を持ちます。
企業側は、志望動機を通じてその人が将来活躍できそうかを多角的に見ています。
人柄を知るため
志望動機の中には、学生の価値観・人生観・考え方が滲み出ます。
「なぜテレビ局を選んだのか」という問いは、「あなたは何を大切にしているのか」を知る質問でもあります。
番組を通じて人の心を動かしたい、社会に情報を届けたい、笑いや感動を届けたいなど、動機の裏にある人間性が評価対象となります。
入社意欲度を測るため
テレビ局は非常に人気が高く、憧れだけで応募する学生も少なくありません。
そのため、「本当にこの業界・この局を理解して志望しているのか」を見極めることが必要になります。
他局との違いや、どんな番組・理念・社風に惹かれているのかまで掘り下げた志望動機は、意欲の高さの証明となります。
入社後に活躍できそうかを知るため
志望動機からは、入社後にその人がどのように活躍していくかのイメージも読み取られます。
どんな番組を作りたいのか、どんな社会課題に取り組みたいのか、チームでどう貢献できるのか。
自分の強みとテレビ局の仕事を具体的に結びつけて話せる人は、「活躍の再現性が高い」と判断されやすいのです。
志望動機を書く前の準備
- 自己分析で「なぜテレビ局か」「なぜその局か」を明確にする
- 企業研究で局ごとの違いを掴む
- インターンの目的を整理する
魅力的な志望動機を書くためには、いきなり文章を書き始めるのではなく、事前の「準備」が不可欠です。
自己分析・企業研究・インターンの目的整理という3つの土台を固めることで、他の応募者と差別化された説得力ある志望動機になります。
以下では、それぞれの準備ステップについて詳しく解説します。
自己分析で「なぜテレビ局か」「なぜその局か」を明確にする
テレビ局への志望動機を書く上で最初に必要なのが、「なぜ自分はこの業界・この局に惹かれているのか」を明確にすることです。
「自分の過去の経験」や「将来やりたいこと」から逆算して理由を掘り下げることがポイントです。
「高校時代に地元の豪雨災害をテレビで知って救われた」「大学で情報発信のゼミに参加し、伝えることの責任と面白さを知った」など、動機の背景にストーリーがあると強い説得力が生まれます。
企業研究で局ごとの違いを掴む
テレビ局は一見どこも同じように見えるかもしれませんが、実は各局ごとに番組ジャンル・経営方針・企業理念・社風が大きく異なります。
報道に強みを持つ局、バラエティやドラマに注力する局、デジタル配信に先進的な局など、方向性はさまざまです。
志望動機では、「なぜその局なのか」に説得力を持たせるため、HP・IR情報・インターン社員の声・好きな番組などを丁寧にリサーチしましょう。
インターンの目的を整理する
エントリー前には、「自分はこのインターンで何を得たいのか」という視点を持つことも重要です。
「職種理解を深めたい」「現場のリアルを体験したい」「将来のキャリアとの接点を探りたい」など、インターンに期待することが明確なほど、志望動機にも軸が生まれます。
単に「テレビが好き」ではなく、参加目的が具体的であればあるほど、企業から「本気で学びに来る学生だ」と評価されやすくなります。
志望動機のおすすめの構成
- 結論
- 理由
- エピソード
- 貢献
- 再度結論
志望動機は、熱意や魅力を伝えるだけでなく、「論理的に一貫した構成」で書くことが非常に重要です。
どれだけ想いが強くても、伝え方が曖昧では評価されません。
テレビ局のインターン志望動機では、5つの要素を順番に組み立てることで、わかりやすく、印象に残る文章になります。
結論
最初に「私は〇〇の理由で、貴社のインターンに参加したいと考えています」と、志望理由を簡潔に述べましょう。
冒頭で結論を明確に伝えることにより、読み手の関心を引くことができます。
例:「私は、人の心を動かす映像を届けたいという想いから、貴社の番組制作に携わりたいと考えています。」
理由
なぜそのような想いを持つようになったのか、自分の考えや問題意識を記述します。
テレビという媒体に惹かれた背景や、他のメディアとの違いをどう捉えているかを説明しましょう。
例:「高校時代、災害報道を通じて家族が冷静に行動できた経験から、正確で迅速な情報伝達の力に感動しました。」
エピソード
理由の裏付けとなる具体的な経験やエピソードを加えます。
自分がどんな行動をし、何を感じたのかを伝えることで、説得力が増します。
例:「大学では映像制作サークルに所属し、社会課題を扱った短編動画を制作。SNSで多くの共感コメントを得ました。」
貢献
インターンを通じて何を吸収したいのか、また、自分の強みをどう活かして貢献できるかを述べます。
企業側が「一緒に働く姿」を想像できるような未来視点の言及が効果的です。
例:「情報をわかりやすく整理し届ける力を活かし、番組の企画段階から積極的に提案できる存在になりたいです。」
再度結論
最後に、もう一度簡潔に志望理由をまとめ、意欲を強調します。
最初と最後で主張を一致させることで、印象が深まります。
例:「以上の理由から、貴社の番組制作現場で多くを学び、自分の視点を磨く機会にしたいと考えています。」
テレビ局のインターンの志望動機に含めたいポイント
- 好きな番組だけでなく「局としての理念・役割」への共感
- 「発信したい内容・価値観」があるか
- チーム経験や責任感をどう活かすか
- 放送を通じて社会とつながる意志
テレビ局のインターン選考では、「テレビが好きです」だけでは不十分です。
どれだけその局や業界に対する理解があり、どのように貢献しようとしているかを具体的に盛り込むことが大切です。
ここでは、志望動機にぜひ入れておきたい5つの観点をご紹介します。
好きな番組だけでなく「局としての理念・役割」への共感
テレビ局は単なる番組制作会社ではなく、報道機関であり、社会的責任を負った公共メディアです。
番組名だけでなく、「なぜその局なのか」という理念への共感を明示することが、他の応募者と差をつけるカギになります。
例:「災害時に冷静な報道を続けていた貴局の姿勢に感銘を受け、信頼性あるメディアの一員として関わりたいと考えました。」
「発信したい内容・価値観」があるか
テレビ局は、情報や価値観を社会に発信する存在です。
「自分はどんなメッセージを社会に届けたいか」「なぜそれをテレビという手段で伝えたいのか」を明確にしましょう。
例:「多様な家族の在り方や、生き方に正解はないという価値観を、番組を通して社会に広げていきたいです。」
チーム経験や責任感をどう活かすか
テレビ番組は一人では作れません。企画・撮影・編集・放送など、多くの人の連携で成り立ちます。
過去のチーム経験や、責任を持ってやりきったエピソードがあると、現場で活躍できるイメージが伝わります。
例:「ゼミでドキュメンタリーを共同制作した経験から、役割分担や意見のすり合わせの大切さを学びました。」
放送を通じて社会とつながる意志
テレビは今なお、社会を動かす力を持ったメディアです。
「放送を通じて誰とつながり、何を変えたいのか」を語れると、志望動機に深みが生まれます。
例:「地方の魅力や課題を全国に発信し、地域と都市をつなぐ架け橋となる番組作りに関わりたいです。」
テレビ局業界で活かせる強み
- 情報を分かりやすく伝える力
- アイデアを形にする企画力
- チームで協力し成果を出した経験
- 映像制作・編集スキル
テレビ局のインターンや選考で評価されるのは、「制作スキル」や「テレビ愛」だけではありません。
実際の現場で役立つスキル・姿勢・経験を、自分の言葉で伝えることが重要です。
ここでは、テレビ局業界で評価されやすい代表的な4つの強みを紹介します。
情報を分かりやすく伝える力
報道や情報番組、さらにはSNS運用など、テレビ局の業務は「誰にでも伝わる言葉で情報を届ける力」が土台になります。
複雑な内容をかみ砕いて整理し、視聴者が理解しやすい形に変換できる力は、全職種共通で求められるスキルです。
例:サークル広報としてイベント情報を分かりやすく伝えるSNS投稿を担当していた経験などは高評価につながります。
アイデアを形にする企画力
バラエティ・ドキュメンタリー・情報番組において、アイデアを出すだけでなく、それを実現可能な形に落とし込む力が求められます。
視聴者視点と実現可能性のバランスを取りながら、番組を企画する力は特に制作職志望で重視されます。
例:大学祭のイベント企画で予算・スケジュール・演出を一から組み立てた経験などは説得力があります。
チームで協力し成果を出した経験
テレビ制作は、AD・ディレクター・カメラ・美術・編集など、多職種が連携するチーム戦です。
意見のぶつかり合いやトラブルの中で、どう協力してゴールに導いたかのエピソードが好まれます。
例:ゼミ発表でメンバーと意見が対立した中で、調整役としてまとめ上げた経験などは評価されやすいです。
映像制作・編集スキル
Premiere ProやAfter Effects、Final Cut Proなどの動画編集スキルは、制作職やデジタル職を目指す人にとって大きな武器になります。
授業・自主制作・YouTube投稿など、制作物がある場合はポートフォリオとして提出できるよう準備しましょう。
特に短尺動画やSNS向け映像などのトレンドに合った制作経験があると、TVerや配信系の職種で高評価となります。
テレビ局のインターンの志望動機例文
ここでは、志望タイプ別にテレビ局のインターン選考で使える志望動機の例文を3パターン紹介します。
いずれも5構成(結論 → 理由 → 経験 → 貢献 → 再結論)に基づいており、論理性と熱意が両立した内容となっています。
自分の志望分野に近いものを参考にしながら、オリジナルの志望動機を構築してください。
文系:情報発信・社会貢献に興味がある場合
大学で地域福祉を学ぶ中で、報道の切り取り方によって受け手の印象が大きく変わることを実感しました。実際にゼミで地域の高齢者支援を取材し、伝える責任と影響力を痛感した経験があります。この経験を活かし、視聴者の視点を大切にした企画や取材に携わる力を身につけたいと考えています。
社会とつながるメディアのあり方を現場で学び、将来的には地域密着の報道制作に貢献できる存在を目指します。
理系:技術やデジタルで番組を支えたい場合
情報通信を専攻し、大学では映像圧縮やストリーミング技術を研究しています。講義の一環で災害時の放送インフラについて調べ、放送技術の社会的役割と、現場を支える技術者の重要性に強く関心を持ちました。現場の機器や運用の仕組みを学び、自分の知識がどのように活かせるかを深めたいと考えています。
将来的には、技術職として安定した放送運用やネット連携の向上に貢献できる人材を目指します。
制作志望:番組企画や現場への強い憧れがある場合
日常的に視聴している貴社の深夜番組の切り口やテンポ感に強い影響を受け、自分もこのような作品づくりに関わりたいと考えるようになりました。大学では映像サークルでディレクターを務め、企画立案から撮影・編集まで一貫して行っています。その中で、見る人の共感を生むための構成や画づくりの奥深さに惹かれ、テレビ制作の現場でより高度な表現技術を学びたいと感じています。
自らの発想力と現場経験を掛け合わせ、視聴者の心に残るコンテンツ制作に貢献したいと考えています。
完成度を高めるために就活エージェントを利用しよう
テレビ局のインターンは倍率が高く、限られたエントリーシートや面接の中でいかに自分を伝えるかがカギとなります。
そのため、自分一人で志望動機を完成させるのではなく、第三者の視点から客観的なアドバイスを受けることが効果的です。
就活エージェントを活用すれば、ES添削や面接練習などを無料でサポートしてもらえるため、完成度を格段に高めることができます。
特にテレビ局のように、業界構造が複雑で「局ごとの特色」や「職種ごとの求められる人物像」が異なる場合、自分の強みが合っているかどうかをプロの視点で確認してもらうことは非常に有益です。
また、エージェントによってはメディア業界に詳しい担当者が在籍していることもあり、現場の雰囲気や選考傾向など、ネットには載っていない一次情報を得られる可能性もあります。
志望動機をブラッシュアップしたい、ESの完成度に不安があるという方は、早めに就活エージェントのサポートを活用しておきましょう。
おわりに
テレビ局業界のインターンは、単に「テレビが好き」という気持ちだけでは通過できません。
放送の社会的な役割への理解、自分がそこでどう貢献したいのかという明確なビジョンが必要です。
本記事で紹介した業界構造・職種ごとの特徴・志望動機の構成や例文を参考に、自分なりのストーリーを言語化してみてください。
また、テレビ局は変革期にあり、デジタル・配信・SNSなど新しい領域でも活躍の場が広がっています。
「番組制作だけ」ではなく、自分の強みがどこにフィットするかを見極めることも大切です。
最後に、志望動機を固めるには、インターンに実際に参加して現場を知ることが一番の近道です。
納得感あるキャリア選択のためにも、恐れずに挑戦してみてください。
