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・味の素という企業の特徴や魅力
・味の素の職種や業務内容の理解
・味の素が求める人物像と評価ポイント
・味の素向けの志望動機を作成するためのコツと例文
・味の素のインターンや本選考を志望している就活生
・食品・化学・バイオ系メーカーに関心がある人
・研究開発や海外展開に強い企業で働きたい人
・説得力ある志望動機を作成したい人
はじめに
食品業界の中でも圧倒的な知名度とグローバルな展開力を誇る味の素株式会社は、うま味調味料「味の素」や冷凍食品をはじめ、健康・栄養・バイオ領域まで多角的な事業を手掛ける日本発の総合食品・ライフサイエンス企業です。
「食と健康の課題を科学で解決する」という強いミッションのもと、研究開発を軸に国内外で価値創造を続けており、就活生にとっても理系・文系問わず高い人気を誇る企業のひとつとなっています。
本記事では、味の素の企業概要や職種、インターンシップ、志望動機のポイントまでを体系的に解説し、エントリーを検討する学生が企業理解を深め、自分なりの志望理由を構築するための指針となる内容をお届けします。
味の素とは?
- 会社概要
- 主要事業と製品ラインアップ
- 国内外の拠点とグローバル展開状況
- 味の素グループの企業理念とビジョン
味の素株式会社は、単なる調味料メーカーにとどまらず、「食と健康の課題解決」を通じて世界中の人々の暮らしを支えるグローバル企業として、多角的な事業を展開しています。
食品分野における圧倒的なブランド力だけでなく、アミノサイエンスを活用した医療・バイオ分野への進出など、長年の研究成果を強みに社会的価値の創出にも注力しています。
会社概要
味の素は1909年に創業され、東京都に本社を構える老舗企業です。
従業員数は連結で約3万人、売上高は1兆円を超える規模を誇り、国内外での事業展開を積極的に進めています。
グローバル企業としての顔も持ち、アジア・アメリカ・ヨーロッパなど世界130以上の国と地域で製品を展開し、日々の食卓に貢献しています。
主要事業と製品ラインアップ
食品分野では、「味の素」「ほんだし」「Cook Do」などの家庭用調味料に加え、冷凍食品、インスタント食品、健康補助食品なども展開しています。
また、グルタミン酸などのアミノ酸研究をベースに、医薬・バイオ分野ではアミノ酸点滴や細胞培養用原料の提供も行っており、“おいしさと健康”を両立させる研究開発型企業としての側面も際立っています。
国内外の拠点とグローバル展開状況
国内には川崎、大阪、三重などに生産・研究施設があり、海外ではアメリカ、ブラジル、タイ、インドネシアをはじめとする20以上の国に生産拠点や販売網を構築しています。
とくに東南アジアでは現地の食文化と融合した商品開発が成功し、売上の約半数が海外事業から構成されるほど、グローバル展開が進んでいます。
味の素グループの企業理念とビジョン
味の素グループは「Eat Well, Live Well.」をコーポレートスローガンに掲げ、食と健康を軸にした価値創造に挑み続けています。
その根底には、うま味調味料の開発から始まった「アミノサイエンス」の精神があり、科学的アプローチで人々のQOL(生活の質)向上を目指す姿勢が企業活動の中心に据えられています。
また、長期ビジョン「ASV(Ajinomoto Group Creating Shared Value)」では、事業を通じて社会課題の解決と企業成長の両立を図ることを明確に打ち出しています。
味の素の主な職種・仕事内容
- 研究開発職(食品研究、バイオ研究、栄養科学)
- 研究開発(R&D)
- 生産
- 営業・ビジネス(Sales/Business)
- 法務・知財
- デジタル・情報システム
- 財務・経理:資金調達、管理会計、経営企画。
味の素では、食品メーカーとしての枠を超えて、研究・生産・営業・デジタル分野など多岐にわたる職種が活躍しています。
それぞれの部門が「食と健康の課題を解決する」という企業理念のもとに連携し、研究成果を製品として世に送り出し、世界中の人々の暮らしに貢献しています。
ここでは、代表的な職種とその仕事内容を具体的に紹介します。
研究開発職(食品研究、バイオ研究、栄養科学)
味の素の中核を担う職種で、うま味やアミノ酸の研究をベースに、調味料や冷凍食品、健康食品、バイオ素材などの新商品開発や既存製品の改良を行います。
また、栄養科学や腸内環境、機能性食品などの分野においても研究が進められており、理系の専門性と社会課題解決を結びつける仕事として注目されています。
研究開発(R&D)
新しい素材の探索や製造プロセスの最適化、食品の保存技術などを扱う応用研究分野で、製品化に向けた橋渡し役を担います。
特に味の素はアミノ酸研究のパイオニアであり、その成果を医療や農業分野にも応用しながら、広い視野でR&D活動を展開しています。
生産
国内外の工場において、製品の安定供給と高品質維持のための生産計画立案、製造プロセスの改善、安全管理、品質管理などを担当します。
食品・化学・医薬系など幅広い領域の知識が求められ、現場主導の改善活動(カイゼン)やグローバル工場間の連携力も重要視されます。
営業・ビジネス(Sales/Business)
家庭用食品・業務用食品・医療・スポーツ領域まで多岐にわたる製品を、法人顧客や小売業者、医療機関などに提案・販売する業務です。
市場動向や顧客ニーズを踏まえた企画営業力が求められ、単なる販売だけでなく、商品企画やマーケティングとの連携による事業戦略推進も重要な役割です。
法務・知財
国内外での事業展開に伴い、契約管理・訴訟対応・知的財産の権利取得や維持などを担うポジションです。
食品・バイオ・医薬など多様な技術を扱う味の素では、特許戦略や商標保護を通じて、事業の競争優位性を法的側面から支えます。
デジタル・情報システム
デジタル技術を活用した製造ラインの効率化、データ活用による商品企画、社内業務のDX推進など、全社横断的なIT・情報戦略を担当します。
近年ではAI・IoTの活用やEC戦略への関与も拡大しており、理系人材だけでなく文理融合型の思考が求められる分野です。
財務・経理:資金調達、管理会計、経営企画
財務戦略の立案、資金調達、予算管理、決算業務、グループ会社の経営支援などを行うポジションで、経営層との距離も近い職種です。
また、経営企画部門と連携し、事業ポートフォリオの見直しや中長期戦略の策定にも関わるなど、経営の舵取りに近い役割を担う場面もあります。
味の素の関連企業と特徴
- グローバル子会社・海外拠点の役割と特色
- 連携する研究機関やベンチャー企業との協業
- 食品業界内での競合との差別化(キユーピー・ハウス食品など)
- 外食・医療・ヘルスケア分野への事業展開(例:アミノサプリ・スポーツ栄養)
- CSR/SDGsの取り組みと社会的価値創出
味の素グループは、国内外の子会社や関連企業と連携しながら、「アミノサイエンス」を核に多様な分野で事業展開を行っています。
食品分野だけでなく、医療・バイオ・ライフサイエンス領域にも強みを持ち、国内外の企業・研究機関との協業によって、グローバルに価値創出を図っているのが大きな特徴です。
グローバル子会社・海外拠点の役割と特色
味の素は世界35カ国以上に生産・販売拠点を持ち、アジア・南米・北米・欧州におけるうま味調味料や冷凍食品の製造・販売を行っています。
各地域での食文化や栄養課題に対応した商品開発を進めており、例えばタイでは現地向けのスープ調味料を展開し、ブラジルでは長年にわたりブランド浸透を図るなど、現地密着型のマーケティングも強みとなっています。
連携する研究機関やベンチャー企業との協業
味の素は大学や国際研究機関との共同研究に加え、AI創薬や合成生物学などの先端領域でスタートアップ企業との連携も進めています。
これにより、自社では補えない技術やスピード感を取り込みながら、食品の機能性・安全性評価や、アミノ酸の新用途開発を促進しています。
食品業界内での競合との差別化(キユーピー・ハウス食品など)
同業他社と比較して、味の素は「うま味調味料」という独自の強みをグローバルブランドとして確立しているほか、科学に基づく健康ソリューション提供に注力している点が大きな差別化要因です。
キユーピーがマヨネーズ中心、ハウス食品がカレーやスパイス中心であるのに対し、味の素はアミノ酸事業やバイオファーマ分野も展開し、より科学的・健康志向の強い企業としてのポジションを築いています。
外食・医療・ヘルスケア分野への事業展開(例:アミノサプリ・スポーツ栄養)
味の素は業務用調味料を飲食チェーン向けに提供するほか、病院・高齢者施設向けの栄養食品や、アスリート向けのアミノ酸サプリメント(アミノバイタル®)を展開しています。
こうした事業は、単なる食品企業ではなく「食と健康の課題を科学で解決するライフサイエンス企業」としての顔をより明確にしています。
CSR/SDGsの取り組みと社会的価値創出
味の素は「食資源の有効活用」「グローバルな栄養課題の解決」「地球環境との共生」を軸に、サステナビリティ推進に積極的に取り組んでいます。
具体的には、製造工程での温室効果ガス削減、水使用の最適化、バイオ由来素材の活用、そして貧困地域への栄養改善支援など、多方面で社会課題の解決と事業成長の両立を目指しています。
味の素のインターンシップ情報
- インターンの種類(研究系/企画系/製造系)
- 応募条件・募集時期・選考フロー
- 過去のプログラム内容と学生の体験談
- インターン経由の早期選考・社員登用の可能性
- スケジュール感と応募から参加までの流れ
味の素は、大学生や大学院生を対象に、毎年多様な職種でインターンシッププログラムを実施しています。
実際の業務を体験しながら、同社の「食と健康の課題を科学で解決する」というミッションを自らの目で見て体感できる貴重な機会となっており、早期選考や内定にもつながる重要なステップと位置づけられています。
インターンの種類(研究系/企画系/製造系)
味の素のインターンは大きく分けて、研究職志望者向けのR&D系、商品企画やマーケティングを体験する企画系、そして工場見学や改善活動に関わる製造系などがあり、それぞれの専門性や興味に応じたプログラムが用意されています。
応募条件・募集時期・選考フロー
インターンシップへの応募は、大学生・大学院生(理系・文系問わず)を対象に、毎年5〜6月ごろから情報公開され、夏季・冬季それぞれで数回に分けて実施されます。
エントリーシートの提出と適性検査、必要に応じてオンライン面談などが行われ、選考通過者には個別に詳細なスケジュールや課題が通知されます。
過去のプログラム内容と学生の体験談
過去のインターンでは、「栄養設計に基づいた新商品の提案」「食品の官能評価と改良提案」「アミノ酸を活用した新規事業の企画」など、実務に即したテーマが扱われ、学生は社員のフィードバックを受けながら課題に取り組みました。
参加者からは「現場の空気感がリアルに分かった」「研究職といっても幅広い関わり方があると知れた」「社員の方々が非常に丁寧で、働くイメージがついた」といった前向きな声が多く寄せられています。
インターン経由の早期選考・社員登用の可能性
インターン参加者の一部は、後日開催される早期選考に案内されるケースがあり、そこでのパフォーマンスや企業理解の深さによっては、内定直結や特別ルートでの面接に進む可能性もあります。
そのため、インターンに参加するだけでなく、企業理解と自己PRの準備をしっかりと行うことが、採用成功へのカギになります。
スケジュール感と応募から参加までの流れ
応募受付はマイページ登録から始まり、エントリーシート・選考・参加確定までに1~1.5ヶ月程度を要します。
夏季インターンは8月〜9月、冬季は1月〜2月に行われることが多く、プログラム期間は1日完結型から1週間の短期集中型まで様々です。
事前課題や座談会を含むこともあり、応募者は余裕を持ってスケジュールを調整する必要があります。
味の素を志望する理由とは?
- 食と健康を通じた社会貢献への想い
- グローバル企業で活躍したいという意欲
- 科学と食が融合する最前線で挑戦する魅力
- イノベーション志向と研究開発への熱意
味の素は「食と健康の課題を解決するグローバル企業」として、多くの就活生から高い人気を集めています。
食品メーカーとしての安定性や社会貢献性に加えて、科学的アプローチとグローバル展開を重視する経営姿勢が、研究者志望・マーケター志望・グローバル人材志望など幅広い層にとって魅力的に映る企業です。
食と健康を通じた社会貢献への想い
栄養課題や食の安全性といった社会問題に対して、科学的根拠に基づく製品で解決を図るという味の素の姿勢は、「ただ売る」企業とは一線を画し、志ある学生にとって強く共感できる要素となります。
例えばアフリカ地域での栄養改善プロジェクトや、減塩・低糖質商品の開発など、社会課題と向き合う企業姿勢に「この会社で働きたい」と感じる人も多いでしょう。
グローバル企業で活躍したいという意欲
味の素は世界約30カ国以上に展開し、売上の約60%を海外事業が占めるなど、名実ともにグローバル企業としての基盤を築いています。
異文化理解や語学力を活かして世界を舞台に活躍したい人にとって、国内勤務にとどまらず、海外法人・グループ会社でのキャリアチャンスがある点は大きな魅力です。
科学と食が融合する最前線で挑戦する魅力
味の素は「アミノ酸のリーディングカンパニー」として、単なる食品企業ではなく、バイオ・化学・栄養科学の知見を活かした高度な研究開発を行っています。
そのため理系学生や研究志向の強い人にとっては、最先端のテクノロジーと“食”という人間の根幹を支える領域が交差する現場で働けるという、他社にない環境が志望理由となることが多いです。
イノベーション志向と研究開発への熱意
味の素では「味だけでなく、機能性・栄養価・持続可能性」も重視した製品開発が進められており、従来の枠にとらわれず常に新しい価値を生み出そうとする姿勢があります。
自らの専門性を活かして新たな価値を社会に提供したい、という強い成長意欲や探究心を持つ人にとって、挑戦と自己実現の場として大きな魅力がある企業です。
味の素が求める人物像とは?
- 主体性がある人
- 多様性・協調性がある人
- イノベーション志向がある人
- 科学的思考力やデータ分析力がある人
- 食や栄養への興味・好奇心が強い人
- グローバルに働く意識と言語・文化対応力
味の素では、「食と健康の未来を支える人材」をテーマに、専門性だけでなく人間力や価値観の面でも共感できる人を求めています。
製品開発やグローバル展開など、部門や国境を超えて多様な業務が連携する環境だからこそ、協調性・挑戦心・創造性といったソフトスキルが重視されます。
ここでは、選考過程や採用ページから読み取れる、味の素が特に重視している人物像の特徴を具体的に解説します。
主体性がある人
与えられたタスクをこなすだけでなく、自分の頭で考え行動に移せる“自走力”は、あらゆる職種において高く評価されます。
特に研究開発や企画のような「正解がない仕事」では、自ら問いを立て、仮説を立てて動ける姿勢が求められます。
多様性・協調性がある人
味の素では国内外の研究所・営業所・グループ会社など、多様なバックグラウンドのメンバーと連携することが日常です。
そのため、異なる価値観や文化に柔軟に対応し、相手の意図を汲み取りながらチームで成果を出せる協調性が重視されます。
イノベーション志向がある人
食品や栄養の分野で技術革新を続けてきた味の素では、変化を恐れず、新しい挑戦を楽しめる姿勢が重要です。
前例がないことにも価値を見出し、自分の専門を軸に「次の当たり前」を生み出す気概を持つ人が活躍しています。
科学的思考力やデータ分析力がある人
研究開発職に限らず、企画・営業・マーケティングなどでもデータをもとに仮説を立て、論理的に説明・判断する力が求められます。
「感覚」だけでなく「根拠」に基づく思考ができる人は、社内外との説得力あるコミュニケーションにも強く、信頼を得やすい傾向にあります。
食や栄養への興味・好奇心が強い人
どの職種においても、味の素が取り組む製品・研究・サービスは「食」に関わるものであるため、食そのものへの強い興味や探究心は欠かせません。
日常の「食べる」体験を単なる習慣として捉えず、その背景や社会的意義まで深掘りできる姿勢が評価されます。
グローバルに働く意識と言語・文化対応力
海外売上比率が高い味の素では、将来的に海外赴任や国際的なプロジェクトに関わるチャンスが多くあります。
そのため英語力はもちろん、異文化理解や多様な環境における柔軟なコミュニケーション力が、成長性の指標として見られています。
志望動機を書くときのポイント
- 味の素の理念や事業と自己の価値観を結びつける
- 自身の経験(研究・アルバイト・サークルなど)を具体的に挙げる
- 食や健康への関心を体験に基づいて示す
- 応募職種ごとに強調するスキルや志望の理由を明確に
味の素への志望動機を書く際は、食品業界全体の中で「なぜ味の素なのか」という視点と、「なぜその職種なのか」を明確に伝える必要があります。
また、味の素が掲げる理念や社会的役割と、これまでの自分の経験や価値観とをどう結びつけるかが、選考を通じて大きな差別化ポイントになります。
ここでは、味の素の選考において好印象を与えるための志望動機の組み立て方と具体的な着眼点を紹介します。
味の素の理念や事業と自己の価値観を結びつける
「食と健康の課題解決に貢献する」という味の素の企業理念に、自分自身がどのように共感し、どんな将来像を描いているのかを言語化しましょう。
たとえば「高校時代に部活動で栄養バランスに関心を持った」「身近な人の病気をきっかけに食と健康の関係に注目した」など、個人的な原体験を軸に据えることで、説得力ある動機になります。
自身の経験(研究・アルバイト・サークルなど)を具体的に挙げる
単なる興味関心にとどまらず、「どのような経験を通じて、味の素の仕事と親和性を感じたのか」を明示することが重要です。
例えば、大学での研究内容やサークル活動の中で課題解決に挑戦した経験、アルバイトでの顧客対応や提案経験などを、自分の強みとして論理的に結びつけましょう。
食や健康への関心を体験に基づいて示す
味の素の根幹を成す「うま味」や「アミノ酸」などへの科学的関心や、日常の食生活から得た気づきがどれほど真剣なものであったかを伝えると、印象に残ります。
特に研究開発や企画職などでは、実際に製品や論文に触れた経験、あるいは他社製品との比較を通じて感じた魅力を加えることで、業界研究の深さもアピールできます。
応募職種ごとに強調するスキルや志望の理由を明確に
味の素には研究・企画・営業・海外・管理部門など多様な職種があるため、どの職種でどんな強みを発揮できるのかを具体的に書く必要があります。
一律の志望動機ではなく、その職種を選んだ理由と、貢献できる能力(論理的思考力、語学力、課題解決力など)を明示し、職種ごとに最適化されたメッセージを届けることが重要です。
味の素向け志望動機の例文
ここでは、味の素が募集する主要な職種に合わせた志望動機の例文を紹介します。
いずれの例文も、味の素の企業理念や特徴を踏まえたうえで、自身の経験や価値観、スキルとどのように結びつけているかに注目してください。
研究開発職志望
味の素が掲げる「アミノサイエンス」に強く共感しており、基礎研究から製品化まで一貫して携われる貴社の研究開発体制に大きな魅力を感じています。
大学で培った分析力や粘り強く課題解決に取り組む姿勢を活かし、人々のQOL向上に貢献できる研究者として成長していきたいと考え、志望いたしました。
商品企画/マーケティング職志望
その経験から、味の素が展開する機能性食品や栄養改善事業に関心を持ち、「おいしさと健康を両立する商品づくり」に魅力を感じました。
マーケティング職として、消費者のインサイトを丁寧に拾い上げながら、生活者目線で提案できる力を養い、グローバルにも通用する製品戦略に貢献したいと考えています。
営業職志望
貴社の営業職は単なる商品販売にとどまらず、顧客とともに新たな価値を創造していく姿勢を大切にしており、そこに強く共感しています。
大学時代に鍛えた傾聴力と調整力を活かし、取引先と信頼関係を築きながら、味の素ブランドをさらに広げていける営業担当を目指します。
グローバル職志望
味の素が「食と健康の課題を世界規模で解決する」ことをミッションに掲げている点に強く共感し、自分の語学力や異文化理解を活かして貢献したいと考えています。
特に新興国における栄養改善や食育支援に携わり、現地のニーズに寄り添いながら、日本発の価値ある製品をグローバルに広めていく橋渡し役になりたいと考え、志望いたしました。
まとめ
味の素は、単なる食品メーカーにとどまらず、アミノ酸の研究を基盤とした「健康と栄養のグローバル企業」として世界中で存在感を放っています。
就職先としても、研究開発・マーケティング・営業など多様なフィールドが広がっており、それぞれに専門性とやりがいのある業務が用意されています。
志望動機を作成する際は、味の素の企業理念や事業展開に対する理解を深めたうえで、自身の経験や価値観といかに結びつけられるかがカギとなります。
また、食品を通じて社会や人々の健康に貢献したいという「根本の想い」を明確に持ち、それを自分の言葉で表現することが、内定への近道となるでしょう。
味の素が掲げる「Eat Well, Live Well.」のスローガンを自分自身の人生観と重ね合わせながら、説得力のある自己表現を目指してください。
