【例文あり】三菱商事の志望動機の書き方とポイントを徹底解説!

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はじめに

三菱商事という企業の名前は誰でも一度は聞いたことがあるのではないのでしょうか。

多くの産業や製品に携わっている総合商社の一つです。

この記事では三菱商事を志望する人向けに、志望動機の書き方はもちろん、三菱商事の事業の特徴や求められている人材について解説します。

ぜひ、他の就活生と一歩差をつけるような志望動機作成のヒントにしてみてください

三菱商事とはどんな会社か?

三菱商事は、総合商社です。

幅広い事業分野でビジネスを展開しており、多岐にわたる商品を扱い、世界中の顧客と取引しています。

大手企業として、その信頼と実績の元で多くの業界に関わっています。

ここでは、三菱商事が具体的にどのような事業を展開しているのか紹介します。

地球環境エネルギー

このグループは、石油、ガス、再生可能エネルギーといったエネルギー資源の安定供給と、環境負荷低減に貢献する事業を幅広く手掛けています。

天然ガス液化(LNG)プロジェクトへの長期的な投資は、日本のエネルギー安全保障に大きく貢献しています。

さらに、風力・太陽光・地熱などの再生可能エネルギー事業を国内外で積極的に推進しており、地球規模でのエネルギー転換と脱炭素社会の実現を目指し、次世代のエネルギーソリューションを創出しています。

資源の枯渇問題や再生可能エネルギーへの注目が集まっている現代において、必要不可欠な事業といえるでしょう。

マテリアルソリューション

化学品、プラスチック、半導体関連素材、炭素製品といった多種多様な素材を扱っています。

サプライチェーン全体を最適化し、メーカーや顧客のニーズに合わせたソリューションを提供することで、自動車、医療、エレクトロニクスなど、幅広い産業の発展に寄与しています。

環境に配慮したバイオプラスチックやリサイクル素材の開発・供給にも注力しており、持続可能な社会の実現に貢献しています。

金属資源

鉄鉱石、銅、石炭、アルミ原料などの金属資源の探鉱、開発、生産、そして販売までを一貫して行っています。

これらの資源は、自動車、建設、家電、インフラ設備など、現代社会を支えるあらゆる製品の原料となります。

世界各地の優良鉱山に投資することで、資源の安定供給を確保し、産業の基盤を強固に支える重要な役割を担っています。

こういった資源を供給する事業は、人々の生活の基盤として、責任が伴いますが、その分やりがいを感じることができるでしょう。

社会インフラ

電力、水、交通、ヘルスケアといった人々の生活に不可欠な社会インフラ関連の事業を展開しています。

具体的には、世界各地での発電所の建設・運営、上下水道事業の運営管理、そして鉄道や空港といった交通インフラの開発・投資など、多岐にわたります。

特に新興国でのインフラ整備プロジェクトに積極的に参画し、現地の経済発展と人々の生活の質向上に貢献しています。

日本にとどまらず、世界を舞台に活躍する機会も多い事業でしょう。

モビリティ

自動車、船舶、航空機、宇宙関連機器など、モビリティに関連する幅広い事業を手掛けています。

完成車の輸出入、自動車部品の供給、中古車の売買といった既存事業に加え、次世代のモビリティサービス(MaaS)の開発や、自動運転技術への投資など、時代の変化に対応した新たなビジネスモデルを構築しています。

未来の移動社会の実現に向け、新しい価値を創造しています。

最先端の技術にも触れながら、モビリティの進化を間近で体感できる事業といえるでしょう。

食品産業

穀物、畜産物、水産物、加工食品など、幅広い食品の生産、流通、販売に関わる事業を行っています。

生産者から消費者まで、食のサプライチェーン全体を管理し、安全で安心な食品を安定的に供給する体制を構築しています。

食料資源の調達から加工、そして小売まで一貫して手掛けることで、世界の食料供給に貢献し、食料問題の解決にも取り組んでいます。

あらゆる工程に携わっているからこそ、他の企業にはできない方法でより課題解決に貢献することができるでしょう。

S.L.C.

消費者の暮らしに密接に関わる事業を幅広く手掛けるグループです。

小売、ファッション、ヘルスケア、ITサービス、不動産など、多岐にわたる分野で事業を展開しています。

単に商品を扱うだけでなく、新しいライフスタイルや消費トレンドを創出し、人々の豊かな生活を実現するためのビジネスモデルを構築しています。

流行を生み出し、商品販売の点から社会の豊かさに貢献する、やりがいを感じることができる事業です。

電力ソリューション

電力の供給に関する総合的なソリューションを提供しています。

発電所の開発・運営、電力の卸売り、そして企業の脱炭素化を支援する再生可能エネルギーの導入支援など、エネルギーの安定供給と効率的な利用を促進する事業を展開しています。

特に、ブロックチェーン技術を活用した電力取引など、新しい技術を導入することで、脱炭素社会に向けた電力システムの変革に積極的に取り組んでいます。

三菱商事の魅力とは?

三菱商事の魅力は、その強固な企業理念と、それを基盤とする組織文化、そして社員一人ひとりの成長を重視する姿勢にあります。

これらは同社の競争力の源泉となっています。

志望動機を書く上で、志望企業の魅力の理解は欠かせません。

以下では三菱商事の三つの魅力を紹介していますが、自分で企業研究を進め、そこから感じた企業の魅力を自分なりに分析することも重要です。

三綱領に基づく行動

三菱商事の最大の魅力の一つは、創業以来受け継がれている「三綱領」という企業理念に基づいた行動です。

これは所期奉公(事業を通じた社会貢献)、処事光明(公正な事業運営)、立業貿易(グローバルな視点での事業展開)という三つの柱から成り立っています。

この理念は、短期的な利益追求だけでなく、長期的な視点での社会貢献と倫理的な事業運営を重視する同社の姿勢を明確に示しています。

社員は、日々の業務においてこの三綱領を常に念頭に置き、高い倫理観を持って行動することで、社会からの信頼を築いています。

盤石な組織体制とチームワーク

三菱商事は、多岐にわたる事業分野を持つ総合商社です。

この多様な事業ポートフォリオは、特定の市場変動に左右されにくい、盤石な組織体制を築いています。

さらに、各事業部門間の連携が非常に強く、部門の垣根を越えたチームワークが同社の強みです。

例えば、あるプロジェクトを進める際に、金属資源、エネルギー、社会インフラなど、異なる分野の専門家が協力し、総合的なソリューションを生み出すことが可能です。

このような組織的な協調性は、複雑で大規模なプロジェクトを成功に導く上で不可欠な要素となっています。

優れた成長機会と倫理観

三菱商事は、若手社員に早期から裁量権を与え、優れた成長の機会を提供しています。

若いうちから大規模なプロジェクトに携わり、様々な経験を積むことで、ビジネスパーソンとして飛躍的に成長することができます。

また、グローバルな事業展開を強みとしており、海外での勤務やプロジェクトへの参加を通じて、国際的なビジネス感覚を磨く機会も豊富にあります。

こうした成長機会は、三綱領に示される高い倫理観に裏打ちされています。

同社は、単なるビジネススキルだけでなく、社会に貢献する事業を行うための高い倫理観と責任感を社員に求めています。

そのため、社員はビジネスの成功と社会への貢献を両立させることを目指し、自己の成長と企業の成長を同時に実現できる環境が整っています。

三菱商事の求める人物像

三菱商事が求めるのは、社会の多様な課題に対応し、未来を切り拓くことができる人材です。

その人物像は、「信」「知」「力」という3つの要素で構成されています。

これらは、単なるスキルや知識ではなく、人格や行動原理に深く根ざしたものです。

志望企業の求める人材をよく理解し、自分のどのような面をアピールするかを考える参考にしましょう。

信:高い倫理観と信頼関係構築力

三菱商事が最も重視するのは、高い倫理観です。

グローバルに事業を展開する総合商社として、様々な国や地域、文化を持つ人々との取引を行います。

その中で、どのような状況下でも公正かつ誠実に行動できる倫理観は、ビジネスの基盤となります。

また、社内外のステークホルダーとの間に強固な信頼関係を構築する力も不可欠です。

相手の立場を理解し、尊重することで築かれる信頼関係は、円滑な事業推進に繋がり、新たなビジネスチャンスを生み出す源泉となります。

多くの人と協力し、社会に生きる人々の生活を支える事業展開を行っているため、人との関係を大切にできる人間性が重要視されます。

知:変化対応力と課題解決力

刻々と変化するグローバル経済の中で、三菱商事の事業も常に変革を求められています。

そのため、既存の枠組みにとらわれず、新しい情報や技術を貪欲に吸収し、自ら変化に対応していく能力が求められます。

さらに、複雑なビジネス課題を多角的に分析し、本質を見抜く課題解決力も重要です。

単に答えを出すだけでなく、そのプロセスを論理的に組み立て、具体的な解決策を導き出す知性が求められます。

状況に応じて、解決すべき課題を判断、行動できる人材は、多くの事業展開をしている三菱商事に欠かせない人材となります。

力:実行力と構想力

優れたアイデアや構想も、実行力がなければ意味をなしません。

三菱商事では、壮大な構想力を持って未来を描き、それを現実のものとするための粘り強い実行力が不可欠です。

困難に直面しても諦めずに、目標に向かって突き進む推進力が求められます。

構想力と実行力は、互いに補完し合う関係にあります。

社会や産業の未来を見据えた壮大な構想を描きつつも、それを実現するための具体的なステップを着実に踏み出すことができる人材が、三菱商事の求める人物像です。

志望動機を書く前にすべき3つの準備

志望動機を説得力のあるものにするためには、まず入念な自己分析と企業研究が不可欠です。

特に、以下の3つの軸で準備を進めることで、論理的かつ熱意の伝わる志望動機を作成できます。

いきなり志望動機を書き始めても、まとまりのない文章になったり、十分に熱意が伝わらなかったりします。

一つひとつ手順を踏むことで、採用担当者の目にとまるような志望動機になります。

なぜ商社か(業界軸)

志望動機を考える上で、まず最初に明確にすべきはなぜ総合商社という業界で働きたいのかという問いです。

世の中には様々な業界がある中で、なぜメーカーでもなく、金融でもなく、商社なのかを深く掘り下げて考えてみましょう。

商社ならではの事業形態やビジネスモデルに魅力を感じた理由を具体的に言語化することが重要です。

例えば、他の業界とは違い、幅広い産業や製品に携わることができる事業展開や、一つの製品に限定されず、幅広い商材やサービスを扱うことで、社会全体を動かすダイナミズムに惹かれたといった視点があります。

この理由が曖昧だと、面接官は他の業界でもいいのではないかという疑問を抱いてしまいかねません。

そのため、この理由はできるだけ具体的なその業界の特徴にふれるといいでしょう。

なぜ三菱商事か(企業軸)

数ある総合商社の中で、なぜ三菱商事を選んだのかという理由を明確にする必要があります。

三菱商事の事業内容、企業理念、組織文化、そして強みを深く理解することが不可欠です。

ウェブサイトやIR情報、社員インタビューなどを通じて、同社の独自性を探りましょう。

例えば、「三綱領」という独自の企業理念に共感した、地球環境・エネルギーやモビリティといった特定の事業分野に強い関心がある、あるいはプロジェクトをチームで推進する文化に魅力を感じた、といった視点で、三菱商事ならではの魅力を具体的に言語化することが大切です。

この理由はその企業でなければならないことをアピールするために非常に重要です。

自分がどう貢献できるか(経験軸)

最後に、これまで培ってきたあなたの経験が、三菱商事でどのように活かされるのかを具体的に示す必要があります。

これは、あなたの強みやスキルが、志望する部門や事業でどのように貢献できるかを伝えるパートです。

学生時代の経験、アルバイト、サークル活動、学業などで得たスキルや考え方を振り返りましょう。

例えば、課題解決能力やチームを巻き込む実行力、多様な価値観を持つ人々と信頼関係を築く力など、あなたの強みと、それを裏付ける具体的なエピソードを結びつけます。

そして、その強みが、三菱商事のビジネスにおいてどのような価値を生み出せるのかを具体的に説明することが重要です。

数字や成果を示すことができるエピソードなどを示せるとより説得力が増します。

三菱商事の選考で見られているポイント

それぞれの企業は選考においてどのような点を重視しているかが異なります。

そのため、自分の志望企業が、どのようなポイントを見ているかを知っておくことは必要不可欠です。

以下で解説する、三菱商事が選考で見ているポイントをもとに実践的な選考対策を進めましょう。

徹底した企業研究と自己分析

三菱商事の選考では、応募者がどれだけ同社を深く理解しているかが重要視されます。

単に事業内容を知っているだけでなく、なぜ三菱商事なのか、なぜその事業に興味があるのかを明確に説明できる必要があります。

これは、同社の事業の多様性や複雑性を理解し、その上で自身のキャリアをどのように築いていきたいかを真剣に考えているかを見るためのものです。

また、自己分析も同様に重要です。

自身の強みや弱み、そして過去の経験がどのように三菱商事のビジネスに活かせるかを論理的に説明できることが求められます。

挑戦心・粘り強さ・柔軟性

総合商社全般に言えることですが、三菱商事のビジネスは常に変化し、予測不可能な課題に直面します。

そのため、前例のないことにも臆することなく立ち向かう挑戦心が不可欠です。

また、一つのプロジェクトが成功するまでには、多くの困難や挫折が伴います。

そうした状況でも、目標達成に向けて粘り強く努力し続ける忍耐力が求められます。

さらに、様々な文化や価値観を持つ人々と協働する中で、状況に応じて臨機応変に対応する柔軟性も重要な資質です。

三綱領に基づく誠実さ

三菱商事独自の選考ポイントとして、「三綱領」への理解と共感が挙げられます。

これは、単なる建前ではなく、同社の事業活動の根幹をなす理念です。

選考では、応募者がこの理念をどれだけ深く理解し、自身の価値観と照らし合わせているかが見られます。

所期奉公(社会貢献)、処事光明(公正・誠実)、立業貿易(グローバルな視点)といった価値観を、過去の経験や考え方を通じて示せるかが重要です。

ビジネススキル以上に、高い倫理観と誠実さを持って、社会に貢献したいという強い意志が求められます。

三菱商事の志望動機の書き方

志望動機を書き始める前に、志望動機の基本の書き方を押さえましょう。

内容が良くても、文章の書きぶりによって、熱意の伝わり具合や評価は大きく変わります。

採用担当者に自分の志望度の高さ、その企業での貢献意欲が十分に伝わるような構成や、書き方のポイントを紹介します。

① 結論ファーストで「なぜ三菱商事か」を伝える

まず、志望動機の冒頭でなぜ三菱商事なのかという結論を明確に述べることが重要です。

多くの応募書類に目を通す採用担当者は、結論が明確でない文章を読み進めるのが困難です。

また、最初の文章でインパクトを与えるためには、長々と書くよりも、あなたの商社を志望する理由、そして数ある商社の中で三菱商事を選んだ理由を簡潔に示すといいでしょう。

例えば、三菱商事のどのような事業で、どのような課題解決にどのように貢献したいのかといった内容で始めると、採用担当者はあなたの志望理由を素早く理解できます。

② 過去の経験を根拠にする

次に、その結論を裏付ける根拠として、あなたの過去の経験を具体的に記述します。

例えば、大学での研究、サークル活動、アルバイト、留学経験など、あなたがこれまで取り組んできたことの中から、志望動機と関連性の高いエピソードを選びましょう。

単に何を頑張ったのかを述べるのではなく、その経験を通じて何を学び、どのようなスキルを身につけたのかを具体的に説明することが重要です。

より具体的なエピソードがあることで、自分の志望理由に説得力を持たせることができます。

③ 三菱商事でのキャリアビジョンを語る

志望動機では、入社後に何を実現したいかというキャリアビジョンを語ることで、あなたの熱意と将来性をアピールできます。

漠然とした目標ではなく、三菱商事の事業分野と関連付けた具体的なビジョンを述べることが大切です。

例えば、「将来的には、貴社のモビリティ事業で、新興国の交通インフラ整備に貢献し、人々の生活をより豊かにしたい」といった形で、具体的な目標と、それを達成するためにどのような貢献をしたいかを記述しましょう。

④ 自分の強みをどう活かせるかを明確にする

最後に、あなたの強みが三菱商事でどのように活かせるかを明確に示します。

志望動機の根拠として述べた過去の経験から得られたスキルや資質が、同社の事業や組織文化にどう貢献できるのかを具体的に説明することが重要です。

例えば、「チームで目標を達成するために培った協調性とリーダーシップは、多様なステークホルダーと協働する貴社のプロジェクトで活かせる」といったように、あなたの強みと企業への貢献を論理的に結びつけましょう。

三菱商事の志望動機例文

ここでは、貢献したい事業別の志望動機例文を紹介します。

構成や、どのような事業への志望動機に何のエピソードを使用しているか参考にしてみましょう。

しかし、志望動機は、自分の言葉で気持ちを述べるからこそ熱意が伝わります。

そのため、自分が興味のある事業を良く調べた上で、それにそった自分の経験を掘り下げて書きましょう。

地球環境エネルギー

私は、地球規模でのエネルギー転換と脱炭素社会の実現に貢献したいという強い思いから、三菱商事の地球環境・エネルギー部門を志望します。

貴社が天然ガス液化(LNG)プロジェクトや再生可能エネルギー事業に積極的に投資している点に深く共感しました。

学生時代に環境問題に関するゼミで学んだ知識と、プロジェクトリーダーとして培った課題解決力を活かし、新たなエネルギーソリューションの創出に貢献したいと考えています。

マテリアルソリューション

私は、社会を支える基盤となる素材ビジネスに魅力を感じ、三菱商事のマテリアルソリューション部門を志望します。

特に、貴社が先端素材や環境配慮型素材のサプライチェーンを構築し、様々な産業のイノベーションを支えている点に感銘を受けました。

大学で化学を専攻し、素材の特性について学んだ経験を活かし、顧客のニーズに応える最適なソリューションを提供することで、社会の発展に貢献したいです。

金属資源

私は、人々の生活に不可欠な金属資源の安定供給を通じて、社会の基盤を支えたいと考え、三菱商事の金属資源部門を志望します。

貴社が世界各地で鉄鉱石や銅などの資源開発に携わり、日本の産業を根底から支えている点に強い関心を抱きました。

体育会での活動を通じて培った、目標達成に向けた粘り強さと、チームで協力する力を活かし、グローバルなプロジェクトに貢献したいと考えています。

社会インフラ

私は、人々の生活を豊かにする社会基盤の整備に貢献したいという思いから、三菱商事の社会インフラ部門を志望します。

貴社が国内外の発電所や交通インフラの開発・運営に携わり、社会の持続的な発展に貢献している点に魅力を感じました。

留学中に現地のインフラが人々の生活に与える影響を肌で感じた経験から、異なる文化や価値観を理解し、多様な人々と協力してプロジェクトを成功に導きたいと考えています。

モビリティ

私は、次世代のモビリティ社会の実現に貢献したいという強い志から、三菱商事のモビリティ部門を志望します。

貴社が自動車の輸出入だけでなく、MaaS(Mobility as a Service)といった新たなサービスにも挑戦している点に感銘を受けました。

ゼミで未来の交通システムについて研究した経験を活かし、変化の激しいモビリティ産業の最前線で、新たな価値を創造していきたいです。

食品産業

私は、世界の食料供給の安定化に貢献したいという思いから、三菱商事の食品産業部門を志望します。

貴社が生産から流通、販売まで、食のサプライチェーン全体を構築し、人々の食を支えている点に深く共感しました。

アルバイトで食品業界の流通に携わった経験から、食の安全と安定供給の重要性を学びました。

この経験を活かし、世界の食糧問題の解決に貢献できるような仕事に取り組みたいと考えています。

S.L.C.

私は、人々の豊かな暮らしに貢献する事業に携わりたいと考え、三菱商事のS.L.C.(生活産業)部門を志望します。

貴社が小売、ファッション、ヘルスケアなど、消費者の生活に密着した幅広い分野で事業を展開している点に魅力を感じました。

サークル活動でイベントを企画・運営した経験を通じて培った、企画力と実行力を活かし、新しいライフスタイルや消費トレンドを創出するビジネスに挑戦したいです。

電力ソリューション

私は、電力の安定供給と持続可能な社会の両立に貢献したいという思いから、三菱商事の電力ソリューション部門を志望します。

貴社が発電事業から電力の卸売、再生可能エネルギー導入支援まで、包括的なソリューションを提供している点に感銘を受けました。

大学でエネルギー経済を専攻し、エネルギーシステムの効率化について学んだ知識を活かし、日本のエネルギー問題の解決に貢献したいと考えています。

志望動機作成時のNG例と注意点

志望動機は、あなたの三菱商事への熱意と適性を伝える重要な機会です。

説得力のある志望動機を書くためには、以下のNG例と注意点を踏まえる必要があります。

実際に志望動機を書いたら、自分自身だけではなく第三者からも確認してもらい、以下のようなNG例になっていないか添削しましょう。

どの商社でも言える抽象的な内容

グローバルなビジネスに挑戦したい、社会貢献がしたいといった内容は、どの商社にも当てはまるため、あなたの三菱商事への志望度が低いと判断される可能性があります。

なぜ数ある商社の中で三菱商事を選んだのか、その明確な理由がなければ、採用担当者の心には響きません。

例えば、単にグローバルに活躍したいと書くのではなく、その企業が持つ強みや、独自の事業にふれながら、自分のどのような強みによって貢献したいのかといった具体的な内容にすることで、説得力が増します。

三菱商事の事業理解が浅い

三菱商事の事業は多岐にわたるため、その全体像を理解することは簡単ではありません。

しかし、ウェブサイトやニュース記事、IR情報などを通じて、志望する事業分野について深くリサーチすることは必須です。

例えば、「貴社の金属資源事業に興味があります」とだけ書くのではなく、貴社がどの地域の鉱山プロジェクトに参画し、どのような資源を扱っているのか、そしてその事業が社会にどのような影響を与えているのかを理解していることを示しましょう。

事業理解が浅いと、入社後のミスマッチを懸念されるだけでなく、真剣に志望していないと判断される原因にもなります。

キャリア展望が曖昧

志望動機では、入社後に何を成し遂げたいのかというキャリア展望を具体的に示す必要があります。

単に成長したいと書くのではなく、どのようなスキルを身につけ、どのようなポジションで、どのようなプロジェクトに関わりたいかを具体的に描き出しましょう。

キャリア展望が曖昧だと、将来的な目標を持たずに応募していると見なされる可能性があります。

例えば、入社何年後に、どのような事業で、どのような役職に就き、どのような成果を残したいのかといった具体的なビジョンを提示することで、あなたの熱意と計画性をアピールできます。

まとめ

三菱商事は幅広く事業展開を行っており、志望者もかなりいる人気企業です。

その安定した実績や様々な業務に携わることができる可能性は、三菱商事の大きな強みでしょう。

他の総合商社ではなく、なぜ三菱商事なのか、そこでどのような働きをしていきたいのか、具体的な理由や展望を示すことが志望動機において最も重要です。

この記事で紹介した、例文や志望動機の書き方をもとに、自分の熱意が十分に伝わる志望動機を作成しましょう。

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