【例文あり】建設業の志望動機とは?ポイントやおすすめ構成を徹底解説!

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はじめに

就活で業界研究を行う中で、建設業に興味を持った就活生もいるでしょう。

しかし、業界や企業に特化した志望動機を作成する段階になって何を書いたら良いのかわからない人も多いです。

建設業に特化した志望動機を作成するためには、どのような仕事があるのか、何を求められているのかを理解しなければなりません。

この記事では、建設業の職種や求められるスキル、志望動機作成で意識するポイントについて紹介しています。

これから建設業関係の企業に志望動機を提出する人は、ぜひ参考にしてみてください。

【建設業の志望動機とは】建設業とは

志望動機を作成する際は、そもそも志望する業界がどのようなところなのかを知っている必要があります。

志望する業界がわかっていないと、志望動機の中で的外れな内容を書いてしまって研究が不十分である、志望度が低いと見なされる原因となってしまうのです。

まずは建設業がどのようなところなのか、業績の推移や今後の動向もあわせて見ていきましょう。

建設業の推移や動向を志望動機に絡められれば、より評価の高い選考書類を作成できる可能性が高まります。

建設業とは

建設業は、さまざまな建設に携わる仕事を担っている業界です。

施主の要望に応じて建物を建設したり、土地や水路の土木工事を実施したりと幅広い事業を行っています。

日本を含め、多くの国にとってなくてはならない業界であり、住宅や店舗、工場などの建物を建てるだけでなく建築に関わる企業が広く所属しているのが特徴です。

建設物を作成し、その後の補修や解体までも請け負う土木一式工事業、工務店など建物の建設に携わる建築一式工事業、それ以外の専門工事業などが存在します。

クライアントは一般的な消費者の場合や企業の場合、または行政の場合もあり、何を専門に扱っているかによって技術や顧客の層が異なる業界です。

自分がどのような形で建設に関わりたいのか、よく考えて企業を選ぶ必要があります。

業績推移について

現状の建設業界の業界規模は16兆7,924億円です。

駅周辺の再開発など、建設業の需要は拡大中であり、成長力のある業界になります。

一度建てた建物や建設物はいずれ劣化していき、補修や解体、建て直しにおいても建設業が求められるため、土地と建物がある限り需要がなくなることはありません。

ただし、土地代などが高騰すると不動産を買い控えする消費者も多く、業績が景気に左右されやすい面もあります。

道路や水路などインフラに関する仕事が多い行政相手の取引をメインにしている企業の場合は仕事がなくなる可能性は低いものの、そうでない一般的な消費者向けの建設を行っている企業の場合は「この企業で家を建てたい」と思わせる価値観を提供し続けなくてはなりません。

動向について

建設業界について、仕事がきつい、大変だというイメージを持っている就活生もいるでしょう。

そのイメージも相まって新規で参入する若い人が少なく、人手不足が叫ばれている業界でもあります。

専門的な資格が必要な職種も多く、その門戸は決して広いとは言えません。

また、職人の高齢化も進んでおり、力仕事が多いために高齢者ばかりの現場では厳しいのが現状です。

このままでは業界全体が先細りする可能性もあり、より多くの若年層の参入が求められています。

そのため、企業ごとに雇用促進や待遇改善を行っており、福利厚生に力を入れている企業も多いです。

また、建設業で取り扱う情報は法律上綿密な管理が求められるものも多く、共有が難しいため情報管理面での改善も求められています。

【建設業の志望動機とは】職種と求められること

続いて、建築業で就ける職種について見ていきましょう。

建設業における多くの企業には、設計職、施工管理、技術職、技術開発職、営業職、事務職などがあります。

営業職や事務職などは他の業界にもありますが、設計職や施工管理は建設業ならではの職種であり、技術職や技術開発職も専門性の高い業務を取り扱っている職種です。

専門的な知識や技術、資格などが求められるほか、体力や精神力など基礎的な部分が求められる場合もあります。

設計職

建設業ならではの職種として、設計職が存在します。

主に設計士と建設士の2種類を指す分類です。

設計士は、資格なしでも就け、設計の補助を行います。

建設士は、設計はもちろん、工程管理も行う仕事で、一級または二級建設士、木造建設士のいずれかの資格が必要です。

単純に設計を行うだけでなく、顧客との打ち合わせを重ねて仕事を形にしていきます。

そのため、顧客のニーズをくみ取るためのコミュニケーション能力やニーズを把握する力、期日までに建設を終わらせるためのスケジュール管理能力が必要です。

また、設計の中にも建物の外観や内装をデザインする意匠設計、建設物の安全性を考慮する構造設計、インフラを整備する設備設計などがあります。

施工管理

施工管理も建設業ならではの職種です。

この仕事では、施工の工程や予算を計画・管理するほか、建材を発注し、職人や周辺の安全面への配慮を行い、役所へ必要な届出をするなど現場での工事の管理を行います。

納期に間にあわせるためのスケジュール管理能力や、職人をまとめて作業にあたってもらうためのリーダーシップ能力が求められる仕事です。

一般的な建物を建設するための建築施工管理、インフラ整備を行うための土木施工管理、建物内の電気や水道などを担う設備施工管理、リスク管理などを行うプラント施工管理などの仕事があります。

設備施工管理には電気工事施工管理技士、管工事施工管理技士、電気通信工事施工管理技士などの資格が求められる場合がありますが、就職後に必要に応じて取得しても構いません。

技術職

建設業における技術職とは、実際に工事を担当する人、すなわち職人のことです。

トラブルや計画の変更など、どんな状況にも対応できるような柔軟性や、仕事を最後まで仕事をやり遂げる責任感、力仕事を長期間行うための体力も求められます。

高所での作業を専門に行うとび職人や、扉やふすまなどを作成し設置する建具職人など、建設に携わる職人の種類は豊富です。

鉄筋工職人、鍛冶工職人など、ほかにもさまざまな職人が存在します。

建設にはさまざまな種類の技術が用いられているため、1人2人の職人だけでできる仕事ではありません。

また、同じ作業に複数人の職人が関わる場合も多いです。

多くの人が関わって作業を行うため、ある程度コミュニケーションを取りながら仕事をする必要があります。

技術開発職

建設業においても、技術開発の仕事は存在します。

工事効率の向上や建設物の品質向上、工事や建設後の安全性を向上させるために新しい技術を開発する仕事です。

近年では機械を用いて自動で作業を行う方法が模索されており、建築に関する知識だけでなくロボット開発やAIに関わる知識が求められています。

そのため、新たな技術をひらめくためのアイディア力や、現在存在する課題を発見し解決策を考える論理的思考力が役立つでしょう。

作業効率や品質を向上させていく中で、新しい建材の組み合わせが見つかってコストカットにつながる場合もあります。

施主となるクライアントや現場で作業する職人など、より多くの人に求められ、技術の開発に勤しんでいる職種です。

営業職

建設業にも、営業職が存在します。

営業職は、住宅などを建てたい一般的な消費者にモーションをかけたり、企業や行政とやり取りして建設の条件を詰めたりして案件を獲得していくのが仕事です。

建築には高額なお金がかかるため、信用できない業者に仕事を任せようとするクライアントはいません。

営業は顧客との窓口であり、その企業を代表する「顔」の役割を持っています。

そのため、顧客との信頼関係構築のためのリサーチ力やコミュニケーション能力などが必要です。

ノルマが設けられている場合が多く、自分の腕次第で成果を追うことが苦にならないような人材が求められています。

あちこち歩き回る可能性もあり、職人ほどではありませんが体力が必要な場合も多いです。

事務職

建設業には、ほかの多くの業界と同じく事務職も存在します。

事務職は、物品管理や伝票の管理、経理に関する仕事など事務処理を行う職種です。

現場で働く職種の社員などがスムーズに働けるようなサポートが主な役割になります。

複数の部署をつなぐパイプ役でもあるため、社内でも重要な部署です。

伝票や機密情報を扱う場合もあるため慎重な人、役割の違う人同士をつなぐコミュニケーション能力が高い人、正確に物事をこなす姿勢が高い人が求められています。

また、SNSなどで企業の情報を発信したり、ホームページなどを運営したりする部署がある企業も増えており、会社全体の広報を任されることも少なくありません。

電話や来客に対応することも多く、営業とはまた別の会社の窓口を担っています。

【建設業の志望動機とは】おすすめの構成

エントリーシートなどの選考書類や面接での受け答えなど、面接で志望動機を話す機会は多いです。

その際、本当に伝えたいことを伝えるためにはしっかり構成を練って回答する必要があります。

建設業の企業に志望動機を伝える際は、冒頭で結論を述べ、詳細な理由や背景を話し、入社後にどう貢献するかをアピールすることが大切です。

そして、これらを書くためには業界研究や企業研究、自己分析が欠かせません。

建設業全体だけでなく、その企業ならではの業務や社風に絡めて志望動機を述べましょう。

冒頭

まずは、冒頭で建設業を志望していることを簡潔に述べる必要があります。

冒頭に結論を持ってくることで、その文章の中で自分が何を言いたいのかをはっきりさせられるためです。

その後に何を意識して文章を作成したら良いのか、結論が明らかになっていればブレることなく考えられます。

また、相手も「この結論について話そうとしているんだな」と理解できるため、自分が何について話しているのかを把握させやすくなるのです。

逆に、冒頭から長々と自分の経験などについて話すと何を言っているのかわからなくなってしまい、結論もぼやけてしまいます。

選考書類の場合は途中で読むのをやめられてしまう可能性もあるため、最後まで読んでもらうためにも構成が重要です。

詳細な理由

続いて、建設業を志望した理由を詳細に述べましょう。

企業によってどのような理由で志望して欲しいか、どのような人材に来て欲しいかなどが異なるため、しっかり事前に情報を集めておかなければなりません。

その企業でどのような仕事がしたくて志望しているのかなど、その企業でなければならない理由を述べるようにしましょう。

ここで、どこの企業でも言えるようなことやその企業では本来できないようなことを述べてしまうと「自社じゃなくても良いだろう」「自社についての研究が足りていないので志望度が低いのではないか」と思われる場合があります。

そうなると採用担当者からの評価は悪くなり、採用が遠のくため、企業に合った志望動機になるよう注意しなければなりません。

背景や経験

続いて、その結論や志望理由に至った背景を述べる必要があります。

なぜ建設業を志望しようと思ったのか、きっかけとなった経験について述べましょう。

「建設業を通して人の役に立ちたいという気持ちが強まった経験」や「お客様に満足してもらえるサービスを提供したい」と感じた経験などを、なるべく詳しく述べていきます。

そのために自分がどのようなことを学んできたか、何か実績はあるかなどもあわせて盛り込めれば、より評価が高まる可能性があります。

志望動機では、自分がどのように考えているかを述べることが何より大切です。

会社の魅力を話すだけでなく、自分がどのように感じたのか、自分のことについてアピールすることを心がけましょう。

入社後の貢献

最後に、入社後にどのように貢献するつもりなのかを述べましょう。

もし入社できたら、自分の持つ技術やスキル、強みを活用してどのようにしてその企業に貢献するかを述べます。

その企業で活用できる自分の強みに言及すると書きやすいです。

ただし、その企業が求める人材像に合致しない場合や、その企業でできない事業について触れると逆効果になるため、気を付けなければなりません。

また、貢献する内容があまり具体的でないと明確なビジョンが持てていない、何ができるのかわかっていないと見なされる可能性があります。

企業研究や自己分析ができておらず、仕事への熱量も大したものではないと判断される場合があるため、なるべく具体的な貢献を述べるのがおすすめです。

【建設業の志望動機とは】意識するべきポイント

続いて、建設業の企業に志望動機を提出するにあたって意識するべきポイントについて見ていきましょう。

志望動機を作成する際は、なぜ建設業が良いのかをはっきりさせ、さらにその企業でなければならない理由を明確にしなければなりません。

「社会貢献がしたい」「人の役に立ちたい」という理由は立派ではあるものの、建設業や志望先の企業でなければだめな理由にはなりません。

「建設業のこのような面に惹かれた」「貴社の○○の理念に共感し、事業に携わりたいと感じた」といった形で志望先にコミットさせる必要があります。

なぜ建設業がいいのかを述べる

まずは、建設業が良いと感じる理由を意識しましょう。

なぜ建設業に惹かれているのか、具体的な部分について述べると効果的です。

「なぜその仕事が良いのか」は、就活生のモチベーションに直結する内容になります。

これは仕事の熱意がどれほど高いかという印象につながるため、熱量を込めて語ることで志望度ややる気を示しておくと良いでしょう。

建設業でなくても良い内容だと熱量が低いと思われるほか、的外れなことを述べてしまうと「業界についてしっかり理解できていないのなら自社についても大して理解できていないのでは」と思われる原因になります。

結果的に内定を逃すことになってしまうため、業界研究や自己分析を通して建設業のどこが良いのか、どういったきっかけでその魅力に惹かれているのかを整理しておきましょう。

なぜその企業がいいのかを述べる

次に、どうしてその企業が良いのか、その企業でなければだめな理由を述べましょう。

数多く存在する建設企業の中でも、なぜその企業を志望しているのかについて述べると、その企業にしか使えない志望動機になります。

企業は「その就活生が自社でないとだめだと感じる理由」を知りたいと考えているため、企業にコミットした志望動機は好印象です。

事前にホームページやパンフレットを熟読する、説明会に参加するなど、企業研究を行って情報を収集しておきましょう。

企業が持つ魅力について、どのような点が自分の中で高ポイントなのか整理しておくと深掘り対策にもなります。

自己分析を通して、建設業を志望する自分自身についても理解を深めておくようにしましょう。

【サービス業向けの志望動機とは】例文紹介

ここからは、建設業界で採用されている職種ごとに志望動機の例文を見ていきましょう。

設計職、施工管理、技術職、技術開発職、営業職、事務職のどの仕事を希望するかによって、志望動機に書くべき内容は異なります。

また、単に文章を丸写しするのではなく、自分の状況にあわせてパーソナライズしなければなりません。

聞こえを良くしようと思ってもみないことを書くと、採用担当者には見透かされる可能性が高いです。

文章で志望先を呼称する際は「貴社」、面接など対面の場合は「御社」としっかり呼び分けましょう。

設計職

私は、実用性だけでなくデザインの面からも消費者の方に使用したいと思われる住宅を設計したくて貴社を志望しました。

貴社では、生活面での実用性だけでなくデザイン面でも非常に評価の高い住宅を数多く提供しています。

私は学生時代建築デザインについて学んでおり、自分がデザインした住宅がコンクールで賞をいただいたこともあります。

この経験の中で、自分がデザインした住宅を現実に落とし込み、しっかり実用性を持たせてお客様に喜んでもらえる仕事に就きたい気持ちが強まりました。

機能面とデザイン性の両立を重んじる貴社であれば、私がやりたいことを実現できると感じています。

貴社に入社した後は、学生時代に培ったデザインの知識を活かして設計士として活躍したいと考えております。

施工管理

私は、商業施設の建設に関わりたいと考え貴社を志望しました。

貴社では大型商業施設から個人商店まで実にさまざまな商業施設の建設を手がけており、その補修などにも尽力されています。

私は学生時代、建築について学ぶかたわら地元の商業施設でアルバイトを行っていました。

その中で商業施設を訪れるお客様の笑顔や楽しげな雰囲気に触れ、このように地域の方に愛される商業施設を自分でも作ってみたいという決意を固めました。

商業施設を中心に建設事業を行っている貴社であれば、よりお客様にとって居心地の良い店舗作りに尽力できると感じております。

貴社への入社後は、アルバイト時代に培った目線から使いやすい店舗とは何かを考え、施工管理に活かしたいと考えております。

技術職

私は、建設の現場で建具職人として携わりたいと考え貴社を志望しました。

貴社は内装の丁寧な施行に力を入れており、建具をはじめ内装を手がける職人の育成にも尽力しておられます。

学生時代、実際に建具職人の方が行う仕事を目の当たりにしたことがあり、職人の人数が減っていると知った時にはこの技術を廃れさせたくないと強く感じました。

貴社では日本家屋風の住宅を取り扱っており、日本に昔からある建具の作成や設置にも力を入れているため、日本の職人の技術を受け継ぎ次代に伝えていきたいという私自身の希望にもマッチしていると感じています。

貴社への入社後は、建具の作成や設置についての知識や技術をどんどん吸収し、現場で活躍できる職人を目指したいと考えております。

技術開発職

私は、建設現場の安全性をより高められるAI技術を開発したいと考え貴社を志望しました。

貴社では現場での建設はもちろん、より効率的に建築を進めるための技術開発にも力を入れておられます。

私の叔父はもともと建設現場で働いていたのですが、現場での事故が原因で怪我を負い建築の仕事を引退しました。

叔父の事故をはじめ、さまざまな建設現場での事故について調べるにつれ、これらの事故をAI技術によって減らせないかという気持ちが強くなりました。

貴社ではすでにAIによって足場の安全性を確認する技術などが研究されており、私が学生時代に学んだIT技術が活かせると感じております。

貴社への入社後は、学んだ知識や調べた事故事例などをもとにより安全性を高められる技術の開発に尽力したいと考えております。

営業職

私は、もっと多くの人に一戸建ての住宅を購入して欲しいと考え営業職として貴社を志望しました。

貴社はファミリー向けの物件に力を入れており、まだ一戸建て住宅を所有していない方への働きかけにも力を入れておられます。

私は子どもの頃しばらくマンションで生活しており、両親が一戸建てを購入したのを機に引っ越した経験があります。

その際は貴社に住宅を建てていただいており、初めて暮らす一戸建て住宅の広さや設備面での素晴らしさに感動し、多くの方にこの経験を味わって欲しい感情の原点となりました。

貴社への入社後は、一般的なお客様への働きかけを積極的に行い、どのような住宅を購入したいかヒアリングして、設計職につなげるためのパイプ役として尽力したいと考えております。

事務職

私は、建設業に関わる方を裏方から支え、現場での作業をよりスムーズにしたいと考えて貴社の事務職を志望しました。

貴社では今ある建築物の補修や建て直しを多く手がけており、関連法規の確認やさまざまな事務手続きが多いと伺っています。

今後はさらに古い建築物の補修や建て直しが増えると言われているため、その時に現場の方が十全に力を発揮できるようサポートしたくて応募しました。

私は学生時代にイベント運営のアルバイトを行っており、1つのイベントを成功させるためにミスの許されない環境に身を置いていました。

この経験を活かし、貴社への入社後もスケジュールの管理やミスがないよう入念に確認することで業務に貢献できると考えております。

【SIerの志望動機とは】添削してもらおう

建設業向けの志望動機が書けたからといって、そのまま提出してしまうのはおすすめできません。

どんなに完璧な文章に見えても、人間である以上何かしらのミスが考えられます。

誤字や脱字がないか、自分以外にとってわかりにくい文章になっていないかなど、書けた文章は入念にチェックする必要があります。

主観的な視点を避けるため、なるべく複数の他者から添削してもらい、アドバイスを受けるのがおすすめです。

先輩や大学のキャリアセンター、就活エージェントなど、建設業に詳しい人に相談してみましょう。

先輩

身近な人に添削をお願いする場合は、先輩に相談してみるのがおすすめです。

建設業界に内定をもらっている先輩やすでに働いている先輩であれば、建設業に関する専門的な知識を持っている場合が多く、より業界にコミットしたアドバイスがもらえます。

また、志望動機の添削だけでなく、最近の就活全体に関するアドバイスももらえるかもしれません。

誤字や脱字のチェックだけならば家族や友人に頼んでも構いませんが、建設業に関する専門知識がない場合は今ひとつ決め手に欠ける可能性があります。

なるべく専門知識がある人、その分野に詳しい人にお願いして文章を見てもらいましょう。

OBOG訪問を利用すると、すでに働いている先輩からのアドバイスをもらいやすいです。

学校のキャリアセンター

より中立の意見が聞きたい場合は、大学のキャリアセンターもおすすめです。

キャリアセンターは大学の就活専門の部署であるため、その大学に在籍する学生の属性や、過去の就活における傾向まで熟知しています。

大学側から見た建設業向けの強みなどを発見できる可能性があるため、一度は相談に行ってみましょう。

ただし、就活生の多くが利用するため就活が本格化すると窓口が混み合います。

面接対策などの予約も取りにくくなるため、利用は早めのほうが良いでしょう。

また、あくまでも大学側の目線であるため企業側の視点には乏しい可能性があります。

業界全体へのアドバイスはできても、企業にコミットしたアドバイスが難しい場合もあるため、キャリアセンターだけをあてにしないよう気を付けましょう。

就活エージェント

より企業側の視点に立ったアドバイスが欲しい場合や、どうしても志望動機が思いつかない、書けない場合は就活エージェントの利用がおすすめです。

「ジョブコミット」は、就活に大きな実績のある就活エージェントのひとつであり、専属のアドバイザーが就活生1人ひとりに合った志望動機の考え方をレクチャーしてくれます。

これまでの実績からさまざまな大学の学生の情報を持っているので、自分がどの位置にいるのかを客観的に見てもらえる上、何をするべきかのアドバイスを的確にもらえるのが魅力的です。

ほかにも相性の良い企業の紹介や面接対策を受けられ、就活の始まりから内定の獲得まで包括的なサポートが受けられるサービスになっています。

就活に行き詰まった場合は、ぜひジョブコミットに相談してみてください。

ジョブコミットへの登録は、こちらからどうぞ。

→https://shukatsu-venture.com/lp/6

おわりに

建設業は多くの人に社会的に貢献できる業界であり、専門的な知識や技術が求められる場面も多いです。

そのため、志望動機を書く際は自分の考えに加え、自分が今何ができるのかを明確にする必要があります。

建設業にはさまざまな職種の人が携わっており、職種によって求められる力もさまざまです。

自分が就きたい職種や希望する業界との関わり方によってアピールポイントが変わるため、事前の情報収集は欠かせません。

志望動機の書き方を把握して、建設業での内定獲得を目指しましょう。

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