明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
・freeeのリアルな働き方
・freeeの福利厚生
・freeeとはどんな会社?
・freeeの働き方に興味がある人
・メガベンチャーに興味がある人
・効率的に選考対策を進めていきたい人
目次[目次を全て表示する]
freeeとは?
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げる、クラウド型ソフトウェアを提供する企業です。
2012年にCFO株式会社として設立され、その後社名をフリー株式会社に変更。
主力サービスである「freee会計」をはじめ、人事労務、販売管理、会社設立といったバックオフィス業務を効率化するクラウドサービスを開発・提供しています。
これらのサービスは、銀行やクレジットカードと連携し、会計データの自動作成や業務の一元管理を可能にする「統合型経営プラットフォーム」を目指しており、中小企業や個人事業主の生産性向上を支援しています。
freeeの働き方
freeでは、社員が働きやすいような環境が整えられています。
また、挑戦しやすい文化が整えられています。
ここでは、freeeの働き方を詳しく解説します。
ハイブリッドな働き方
freeeは、場所や時間の制約を減らし、生産性を高めるためにハイブリッドな働き方を推進しています。
具体的には、出社とリモートワークを組み合わせることで、チームでの共同作業やコミュニケーションを円滑に行いつつ、個人の集中作業やプライベートの時間を確保できるようにしています。
この働き方は、個人のパフォーマンスを最大化しながら、チームの一体感を維持することを目的としています。
オフィスは「出社する意味」を意識した設計になっており、偶発的な交流やブレインストーミングを促す場としての役割を重視しています。
これにより、場所の制約なく最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えています。
フレックスタイム制度
freeeでは、従業員が自身のライフスタイルや業務内容に合わせて柔軟に働けるよう、フレックスタイム制度を導入しています。
コアタイムを設けておらず、日々の勤務時間を自分で自由に調整できるため、例えば病院の通院や子どもの送り迎えといったプライベートの用事も、業務に支障をきたさずに両立することが可能です。
この制度は、単に労働時間を柔軟にするだけでなく、**「プロフェッショナルな成果」**を重視するfreeeの文化を象徴しています。
与えられた時間ではなく、成果にコミットすることで、個々の働き方の裁量と責任を高め、生産性向上に繋げています。
副業・複業の推奨
freeeは、従業員が社外での活動を通じてスキルを磨き、知見を広げることを積極的に支援するため、副業・複業を推奨しています。
これは、社員が多様な経験を積むことで、自身のキャリアを自律的に築き、freeeの事業に新たな視点や価値をもたらすことを目的としています。
副業を通じて得られた経験やネットワークは、イノベーションの創出や事業成長に繋がると考えています。
ただし、副業が本業に支障をきたさないことや、企業秘密の漏洩がないことなど、一定のルールは設けられています。
この制度は、個人の成長と企業の成長を同期させるための重要な施策です。
バケーション(長期休暇)制度
freeeには、心身のリフレッシュと創造性を高めるためのユニークなバケーション(長期休暇)制度があります。
これは、従業員が1年に1回、最大16日間の連続した有給休暇を取得できる制度です。
通常の有給休暇とは別に付与されるため、気兼ねなく長期の旅行や趣味に没頭する時間を確保できます。
この制度は、長期的に高いパフォーマンスを発揮するためには、定期的なリフレッシュが不可欠であるという考えに基づいています。
仕事から一度離れることで、新たなアイデアが生まれたり、仕事に対するモチベーションを再充電したりする効果が期待されます。
この制度は、ワークライフバランスを重視するfreeeの姿勢を体現しています。
働き方freee制度
freeeの働き方freee制度は、育児や介護といった個別のライフイベントに柔軟に対応するための仕組みです。
この制度を利用することで、社員は時間単位で勤務時間を短縮したり、中抜けをしたりすることが可能になります。
例えば、子どもの学校行事に参加したり、病院の付き添いをしたりする際に、仕事に支障をきたすことなく対応できます。
この制度は、社員が仕事と家庭の両立を円滑に行えるよう支援し、長期的に安心して働き続けられる環境を提供することを目的としています。
1on1制度
freeeでは、マネージャーとメンバーが定期的に1on1で対話する機会を設けています。
この制度は、単なる進捗報告の場ではなく、メンバーのキャリアプランやスキルアップ、仕事で抱えている課題、個人的な悩みなどを自由に話し合うためのものです。
マネージャーは、メンバーの成長をサポートするメンターとしての役割を担い、個々の状況に応じたフィードバックやアドバイスを提供します。
この制度により、メンバーは安心して意見を述べることができ、心理的安全性の高いチーム作りにつながっています。
shall we lunch?(ランチ補助)
freeeのshall we lunch?は、社員間のコミュニケーションを促進するために設けられたユニークな福利厚生です。
この制度を利用すると、チームや部署の垣根を越えて、複数の同僚とランチをする際に会社から補助金が出ます。
これにより、普段あまり話す機会がないメンバーとも気軽に交流でき、偶発的なアイデアや連携が生まれるきっかけとなります。
リモートワークが進む中でも、オフィスに出社した際のコミュニケーションを活性化させる重要な役割を担っており、チームの一体感を高めることにも貢献しています。
freeeの福利厚生
フリーには、どのような福利厚生があるのでしょうか。
ここでは、フリーの福利厚生を詳しく解説します。
持株会
従業員が自社株を定期的に取得できる制度で、会社の成長を社員自身が身近に感じ、経営参画意識やモチベーション向上を促すことを目的としています。
freeeでは、社員が株を購入する際に会社から奨励金が付与されるため、市場価格よりも有利に株を取得することが可能です。
これにより、社員一人ひとりが「会社の仲間」であると同時に「会社の株主」としての意識を育み、長期的な視点で会社の成長に貢献していくことを目指しています。
ファミリーデー
毎年開催される、社員の家族をオフィスに招くイベントです。
子どもたち向けのオフィス探検やワークショップ、社員によるプレゼンテーションなど、さまざまなコンテンツが用意されます。
社員の家族に職場の雰囲気や同僚の姿を知ってもらい、日頃の感謝を伝える大切な場となっています。
社員が安心して仕事に取り組めるよう、家族にもfreeeのオープンな文化や働き方を理解してもらうことで、仕事と家庭の両立をより円滑にサポートしています。
shall we lunch?(ランチ補助)
社員同士の交流を活性化させるためのユニークなランチ補助制度です。
普段関わることの少ない他部署のメンバーなどとランチに行く際に、会社から補助金が支給されます。
これにより、業務だけでは生まれない偶発的なコミュニケーションが促され、チームや部署の垣根を越えた連携が強化されます。
新しいアイデアやコラボレーションが生まれるきっかけづくりとなり、社内の風通しを良くし、組織全体の創造性を高めることを目的としています。
チーム交際費
チーム内の親睦を深めることを目的とした飲食費やアクティビティ費用の補助制度です。
定期的な食事会やレクリエーションを通じて、チームの結束力を高め、心理的安全性を確保します。
日常の業務では見えにくいメンバーの一面を知ることで、お互いの信頼関係が深まり、より良いチームワークを築くことができます。
メンバー同士が気軽に交流できる機会を設けることで、働きやすい環境づくりを支援しています。
結婚祝い、出産祝い(同性パートナー/事実婚を含む)
従業員の結婚や出産というライフイベントを祝福し、祝い金を支給する制度です。
freeeでは、同性パートナーや事実婚も対象に含まれる点が大きな特徴です。
多様な働き方や生き方を尊重するfreeeの価値観を体現しており、すべての社員がライフイベントを安心して迎えられるようにサポートしています。
個人のライフステージの変化を会社全体で祝福することで、社員がプライベートも大切にしながら働き続けられる環境を整えています。
オフカツ(部活動支援)
社員が部署を越えて、共通の趣味やスポーツ、文化活動を楽しむための部活動を支援する制度です。
新しいコミュニティを形成する場を提供し、社員同士の交流を促進します。
仕事以外の共通点を通じて、普段業務で関わらないメンバーとも気軽にコミュニケーションを取ることができます。
心身のリフレッシュを促すと同時に、人間関係の幅を広げることで、より活気のある組織づくりに貢献しています。
書籍費freee(書籍費支援)
業務に関連する書籍や、個人のスキルアップのための書籍の購入費用を会社が負担する制度です。
社員一人ひとりの知的好奇心や学習意欲を積極的に支援し、個人の成長が組織全体の成長につながるという考えに基づいています。
専門知識の習得から、新しい分野への挑戦まで、社員の自己研鑽を会社が後押しすることで、プロフェッショナルな集団を形成することを目指しています。
つばめ図書館(社内図書館制度)
社員が購入した書籍を社内の共有スペースに寄贈し、他の社員が自由に借りられるようにする制度です。
読書を通じて得た知識を社員間で共有し、活用を促進することを目的としています。
多様な分野の書籍が揃うことで、社員は自分の興味がある分野だけでなく、新しい知識にも触れることができます。
これにより、社内全体の知識レベル向上と、コミュニケーションの活性化を図っています。
ジブングロースハッカー制度(資格やスキル取得支援)
社員が自律的にキャリアを形成し、自身の市場価値を高めていくことを後押しする制度です。
業務に関連する資格取得やスキルアップのための外部セミナー、研修参加費用などを会社が支援します。
社員一人ひとりの成長が会社の成長に不可欠であるという考えに基づき、常に変化する市場に対応できる専門性の高い人材を育てることを目指しています。
住宅手当
社員の生活基盤を安定させ、安心して仕事に取り組める環境を整備するための制度です。
会社指定の条件を満たす住宅に居住する社員に対し、住宅費を補助します。
特に、家賃負担が大きい都市圏で働く社員にとっては、経済的な負担が軽減されることで、より良い居住環境を確保しやすくなります。
社員の生活の安定をサポートすることで、長期的なキャリア形成を支援しています。
借上社宅
転勤や引越しを伴う入社の場合に、社員がスムーズに新生活を始められるように、会社が賃貸住宅を借り上げて提供する制度です。
社員は自分で賃貸契約を結ぶ手間が省け、入居手続きや初期費用を抑えることができます。
特に、遠方からの入社や異動の際には、住居探しのストレスを軽減し、新しい環境に速やかに適応できるようサポートします。
家事代行補助・ベビーシッター利用補助
仕事と家庭の両立を支援するため、育児や介護と向き合う社員に対し、家事代行サービスやベビーシッターの利用費用を一部補助する制度です。
多様な働き方を尊重し、社員が仕事だけでなく、プライベートも充実させられるよう後押しします。
家庭内の負担を軽減することで、社員が心身ともに健康的に働き続けられる環境を整備しています。
産休育休明けの職場復帰サポート制度(認可保育園差分補助)
育休明けの社員がスムーズに職場復帰できるよう、子どもの保育園探しを支援する制度です。
待機児童問題などにより、認可保育園に入れず、認可外保育園を利用する場合、その費用差額を一部補助します。
これにより、高額になりがちな認可外保育園の費用負担を軽減し、社員が経済的な不安なく育児と仕事を両立できる環境を整えています。
産前産後休業、育児休業
妊娠中の社員や育児を行う社員が、安心して休業できる法定の制度です。
freeeでは、産前産後休業および育児休業の取得を奨励しており、特に男性社員の育児休業取得を積極的に推奨しています。
社員がライフイベントを大切にしながら、長く働き続けられるように支援することで、多様な人材が活躍できる組織づくりを目指しています。
介護休暇・介護休業
家族の介護が必要になった社員が、仕事と両立できる環境を確保するための制度です。
法定の介護休暇や介護休業に加え、社員が柔軟な働き方を選択できるようサポートします。
仕事に集中できる環境を整えるだけでなく、社員が家族の介護に安心して向き合えるように支援することで、長期的なキャリア形成を可能にしています。
特別休暇(疾病休暇・リフレッシュ休暇など)
法定の年次有給休暇とは別に、社員の心身のリフレッシュや疾病時に利用できる休暇です。
リフレッシュ休暇やアニバーサリー休暇など、社員の多様なニーズに応じた休暇を提供しています。
仕事のパフォーマンスを最大化するためには、しっかり休むことも重要であるという考えに基づき、心身ともに健康な状態で働ける環境を整えています。
ドリンクfreee
オフィス内で、コーヒーや紅茶、各種ソフトドリンクなどを無料で提供する制度です。
社員が気軽にリフレッシュできる環境を整えることで、仕事の生産性向上や、休憩時間中の社員同士のコミュニケーション活性化を促します。
コストを気にせず自由にドリンクを飲めることで、社員の満足度を高め、快適なオフィス環境を提供しています。
freeeの職種
freeeには、どのような職種やキャリアパスがあるのでしょうか。
自分の興味のある職種の解説を読んでから、選考に進むようにしましょう。
セールス
freeeのセールスは、単にサービスを売るだけでなく、顧客の経営課題を深く理解し、解決策を提案するコンサルティングの役割を担います。
主な仕事内容は、新規顧客の開拓、既存顧客へのアップセル・クロスセル、そして顧客の経営状況に合わせた最適なプランの提案です。
freeeのサービスが顧客に「マジ価値」を提供できるよう、経営者や担当者と信頼関係を築き、長期的なパートナーシップを構築します。
キャリアアップとしては、個人の営業スキルを高めていくスペシャリストの道や、チームを率いるマネージャーの道があります。
マネージャーは、メンバーの育成や営業戦略の立案・実行を通じて、チーム全体の成果を最大化する役割を担います。
マーケティング
freeeのマーケティング職は、事業成長の根幹を支える重要な役割を担います。
主な仕事内容は、オンライン・オフライン問わず、潜在顧客にfreeeのサービスを認知させ、興味を持ってもらうための施策全般です。
具体的には、Web広告の運用、SEO対策、コンテンツ制作、展示会やセミナーの企画・運営など多岐にわたります。
freeeのマーケティングは、顧客の潜在的なニーズを掘り起こし、プロダクト開発チームにフィードバックを提供することで、サービス改善にも貢献します。
キャリアパスとしては、特定の領域(例:デジタル、コンテンツ、ブランド)の専門性を深めるスペシャリストの道と、マーケティング部門全体を統括するマネージャーの道があります。
カスタマーサクセス
freeeのカスタマーサクセスは、顧客がサービスを最大限に活用し、事業の成功を実現できるよう伴走する役割を担います。
主な仕事内容は、サービスの導入支援、活用方法の提案、顧客からの問い合わせ対応、そして顧客満足度を向上させるための施策の企画・実行です。
顧客の課題を深くヒアリングし、freeeのサービスを通じてその課題を解決することで、顧客との長期的な関係を築きます。
キャリアアップとしては、特定の顧客セグメントに特化した専門家になる道や、より多くの顧客をサポートするための仕組みを構築する道、そしてチームを率いるマネージャーの道があります。
また、顧客からの声をプロダクト開発チームにフィードバックし、サービスの改善に貢献することも重要な役割です。
エンジニア
freeeのエンジニアは、スモールビジネスの課題を解決する革新的なプロダクトを開発することが仕事です。
主な仕事内容は、サービスの機能開発や改善、システムの運用・保守、そして技術的な課題の解決です。
freeeのエンジニアは、単にコードを書くだけでなく、プロダクトマネージャーやデザイナーと密に連携し、顧客の「マジ価値」を追求します。
キャリアパスは、技術の専門性を深めるスペシャリストと、チームや組織を率いるマネージャーの大きく二つに分かれています。
スペシャリストは、特定の技術領域で深い知見を活かし、難易度の高い課題を解決します。
マネージャーは、メンバーの育成や技術戦略の策定を通じて、チーム全体のパフォーマンスを最大化します。
プロダクトマネージャー
freeeのプロダクトマネージャーは、プロダクトの企画から開発、ローンチ、その後の改善まで、プロダクトのライフサイクル全体を統括する役割を担います。
主な仕事内容は、市場や顧客のニーズを分析し、プロダクトのビジョンやロードマップを策定することです。
また、エンジニア、デザイナー、セールス、マーケティングといった多様なチームと連携し、開発プロジェクトを推進します。
顧客の課題を深く理解し、それを解決する最適なプロダクトを創出することがミッションです。
キャリアパスは、特定のプロダクトや事業領域の専門性を深めるスペシャリストの道と、複数のプロダクトや部門を統括するマネジメントの道があります。
デザイナー
freeeのデザイナーは、サービスの使いやすさや美しさだけでなく、顧客の体験全体をデザインする役割を担います。
主な仕事内容は、ユーザーリサーチ、プロトタイピング、UI/UXデザイン、そしてプロダクトのビジュアルアイデンティティの設計です。
デザイナーは、プロダクトマネージャーやエンジニアと連携し、ユーザーの課題を解決するサービスを創出します。
キャリアパスとしては、UI/UXデザインの専門性を高めていくスペシャリストの道と、デザインチームを率いるマネージャーの道があります。
freeeでは、デザイナーは単なる見た目を整えるだけでなく、プロダクトの企画段階から関わり、事業の成功に深く貢献する重要な役割を担います。
バックオフィス
freeeのバックオフィス職は、人事、経理、総務など、会社の基盤を支え、社員が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を整える重要な役割を担います。
主な仕事内容は、社員の採用・育成、給与計算や経費精算、オフィスの管理など、多岐にわたります。
freeeでは、これらの業務を単なる事務作業と捉えるのではなく、会社の成長戦略に貢献する「攻めのバックオフィス」として位置づけています。
キャリアパスは、特定の専門領域のプロフェッショナルになる道と、バックオフィス部門全体のマネジメントを担う道があります。
業務の効率化や新しい仕組みの構築に積極的に関わることで、幅広い経験を積むことができます。
まとめ
ここまで、freeeの職種や働き方についてを詳しく解説しました。
フリーは知名度が高く、世の中に画期的なサービスを提供している会社です。
そのため、新しい技術やサービスに携わりたいという方や大きな規模の仕事をしたいと考えている方には、ピッタリの会社です。
就職難易度は高いですが、しっかりと対策をして選考に臨めば、内定をもらうことは不可能ではありません。





