スタートアップでの働き方とは?向いている人や給料事情も徹底解説

スタートアップでの働き方とは?向いている人や給料事情も徹底解説

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・スタートアップの働き方
・スタートアップと大企業の働き方の違い
・スタートアップに向いている人

この記事をおすすめしたい人

・スタートアップの働き方を知りたい人
・スタートアップに向いている人の特徴を知りたい人
・スタートアップ企業に興味がある人

スタートアップとは

スタートアップとは、独自の技術やアイデアをもとに、これまでにない新しいビジネスモデルで市場を開拓し、短期間で急激な成長を目指す企業を指します。

単に新しく設立された企業というだけでなく、社会にイノベーションをもたらし、世の中の仕組みや人々の生活スタイルを劇的に変えるようなインパクトを重視する点が特徴です。

こうした企業は、まだ正解が見えない不確実な状況下で挑戦を続けるため、高いリスクを伴います。

しかし、成功した際には既存の秩序を塗り替えるほどの大きなリターンを生む可能性を秘めています。

資金調達においては、将来性を期待する投資家から多額の資金を集め、そのリソースを投下して一気に規模を拡大させるという、成長スピードを最優先する戦略が取られます。

スタートアップの働き方

・圧倒的なスピード感
・個人の裁量が大きい
・さまざまなジャンルの知識や経験が身につく
・成果主義の職場環境
・資産形成としてのストックオプション

スタートアップの働き方を紹介します。

果たしてスタートアップ企業では、どのような働き方がされているケースが多いのでしょうか。

圧倒的なスピード感

スタートアップにおいて最も重視されるのは、意思決定と実行のスピードです。

市場のニーズを素早く掴み、競合他社よりも早くプロダクトを世に出す必要があるため、数ヶ月単位ではなく数日、数時間単位で計画が変更されることも珍しくありません。

昨日の決定が今日には覆るといった不確実な状況を楽しみ、変化に対して柔軟に適応する力が求められます。

完璧を目指して時間をかけるよりも、まずは未完成の状態でも形にして世に問い、フィードバックを得て改善を繰り返す姿勢が、日々の業務の基本となります。

個人の裁量が大きい

組織が小さく階層が浅いため、一人ひとりが担当する業務の範囲が非常に広いことが特徴です。

入社間もない時期であっても、プロジェクトの主導権を任されたり、経営陣と直接議論したりする機会が豊富にあります。

指示を待つのではなく、自ら課題を見つけて解決策を提案し、実行まで責任を持つ自律的な働き方が不可欠です。

自分の仕事が会社の成長に直結しているという手応えをダイレクトに感じられる一方で、成果に対する責任も重くなりますが、それが大きなやりがいや自己成長に繋がります。

さまざまなジャンルの知識や経験が身につく

限られた人員で目標を達成しなければならないため、自分の職種や専門領域に固執せず、必要に応じてあらゆる業務をこなすマルチタスク能力が求められます。

エンジニアがマーケティングの相談に乗ったり、営業担当がカスタマーサポートを兼任したりといったスキルの越境が日常的に行われます。

このように自分の専門外の領域にも積極的に関与することで、ビジネス全体を俯瞰する視点が養われます。

特定の分野に特化しつつも、周囲と連携して泥臭い作業も厭わない姿勢が、チームの突破力を生み出します。

成果主義の職場環境

働く時間や場所よりも、どのような価値を創出したかという成果が厳しく問われます。

効率的に働き、目標を達成することが正義とされるため、働き方自体の自由度は高い傾向にあります。

一方で、困難な壁にぶつかった際に支えとなるのは、会社が掲げるビジョンやミッションへの強い共感です。

社会をどう変えたいのか、なぜこの事業が必要なのかという大義名分をチーム全員で共有しているからこそ、ハードな局面でも一致団結して乗り越えることができます。

価値観の共有は、組織を動かす強力なエンジンとなります。

資産形成としてのストックオプション

スタートアップ特有の報酬体系として、将来の株式購入権であるストックオプションが付与されることが多くあります。

これは、会社の成長が自分自身の経済的な利益に直結する仕組みであり、経営者と同じ目線で仕事に取り組むための動機付けとなります。

創業期の苦労を分かち合い、会社が上場や売却を果たした際には、給与とは別に大きなリターンを得られる可能性があります。

金銭的な報酬だけでなく、会社をゼロから共に創り上げるという当事者意識を持つことが、スタートアップで働く上での醍醐味といえます。

スタートアップと大企業の働き方の違い

・働く時間の自由度
・服装の自由度
・上司との関係
・自分が行う仕事の範囲

スタートアップと大企業の働き方の違いを紹介します。

スタートアップと大企業の働き方には、どのような違いがあるのでしょうか。

働く時間の自由度

スタートアップでは、時間よりも成果が重視されるため、フレックスタイム制やリモートワークが柔軟に運用される傾向にあります。

コアタイムを設けず、個人の裁量で集中できる時間帯を選ぶ働き方も珍しくありません。

一方で、急なトラブルや事業のピボットが発生した際には、深夜や休日を問わず集中的に稼働するハードな局面も存在します。

対して大企業は、労働基準法への準拠や公平性の観点から、勤務時間が厳格に管理されていることが一般的です。

近年は柔軟な制度を導入する企業も増えていますが、チーム全体の足並みを揃えることが優先されるため、スタートアップほどの自由度は限定的です。

服装の自由度

スタートアップでは、服装が仕事のパフォーマンスに影響しないという考え方が浸透しており、Tシャツやジーンズ、スニーカーといったカジュアルなスタイルが日常です。

外部との打ち合わせでも、清潔感があればカジュアルな服装が許容される文化があります。

一方、大企業では伝統的にスーツやオフィスカジュアルが基本とされてきました。

これは対外的な信頼性や組織の規律を重んじるためです。

ただし、IT系の大企業を中心に「脱スーツ」の動きも加速しており、業界によって差はありますが、依然としてスタートアップの方が個人の好みを反映しやすい環境と言えます。

上司との関係

スタートアップは組織がフラットで、経営陣や上司との物理的・心理的距離が非常に近いのが特徴です。

役職名で呼ぶのではなく「さん」付けで呼び合うことも多く、若手社員が社長に対して直接意見を戦わせる場面も日常的です。

意思決定の場に誰もが参加できる風通しの良さがあります。

対照的に、大企業はピラミッド型の階層構造を持っており、上司との関係は一定の礼儀や報告ルートを重視するフォーマルなものになります。

直属の上司を飛び越えて上の役職者と話すことは控えられがちで、指示系統が明確である分、人間関係には相応の慎重さが求められます。

自分が行う仕事の範囲

スタートアップでは、自分の専門領域を越えて「何でもやる」姿勢が求められます。

エンジニアが採用活動を手伝ったり、営業がマニュアルを作成したりと、役割の境界が曖昧です。

人手が足りない中で事業を前に進めるために、目の前の課題に即座に対応する広範な業務範囲が特徴です。

一方、大企業は分業体制が確立されており、一人ひとりの職責がジョブディスクリプションによって細かく定義されています。

決められた範囲の業務を専門性高く、ミスなく遂行することが期待されるため、スタートアップに比べると業務の幅は狭くなりますが、その分特定の分野を深掘りできる環境にあります。

スタートアップに向いている人

・不確実性を楽しめる精神的なタフさがある人
・当事者意識が高い人
・スピード感に乗り遅れない行動力や決断力がある人
・学習意欲がある人
・ビジョンに共感してくれる人

スタートアップに向いている人の特徴を紹介します。

スタートアップで働きたいと考えている方は必見です。

不確実性を楽しめる精神的なタフさがある人

スタートアップは、正解がない中で道なき道を切り拓く過程の連続です。

昨日までの前提が今日には覆るような激しい変化や、事業が存続できるかどうかの瀬戸際に立たされるような不安定な状況を、ストレスとしてではなく「スリル」として楽しめる人が向いています。

安定やルーチンワークを求めるのではなく、むしろ混沌とした状況を自らの手で整理し、形にしていくプロセスに喜びを感じられる気質は、スタートアップで生き抜くための最大の武器となります。

予期せぬトラブルに直面しても、それを成長の機会と捉えて前向きに突き進める楽観性と強靭さが不可欠です。

当事者意識が高い人

誰かに指示されるのを待つのではなく、自ら課題を発見し、解決に向けて自発的に動ける「自走力」がある人は非常に重宝されます。

スタートアップでは教育体制が整っていないことが多く、手取り足取り教えてもらうことは期待できません。

自らが会社のオーナーであるかのような当事者意識を持ち、会社の目標達成のために今何が必要かを主体的に考え、実行に移せる力が求められます。

自分の担当範囲を限定せず、組織の成長のために必要なことであれば、専門外の領域であっても自ら学び、積極的に関与していく貪欲な姿勢が、成功を手繰り寄せる鍵となります。

スピード感に乗り遅れない行動力や決断力がある人

スタートアップの戦場では、「完璧な準備」よりも「まずやってみる」というスピード感が何よりも優先されます。

慎重に分析を重ねて時間をかけるよりも、まずは6割程度の完成度でも実行に移し、市場の反応を見ながら素早く修正していく機動力が必要です。

失敗を恐れて動けないことこそが最大のリスクであると理解し、限られた情報の中で迅速に意思決定を下せる決断力が求められます。

失敗してもそこから学びを得て、即座に次の試行錯誤へ繋げられるフットワークの軽さは、プロダクトを急成長させるために欠かせない資質と言えます。

学習意欲がある人

リソースが限られた環境では、一人で何役もこなす場面が多々あります。

自分の専門スキルを磨くだけでなく、ビジネス全般や他部署の業務に対しても強い好奇心を持ち、必要に応じて新しい知識を吸収し続ける学習意欲が高い人は、スタートアップの環境にマッチします。

テクノロジーの進化や市場動向の変化を敏感に察知し、それを自社の事業にどう活かせるかを常に考え続ける姿勢が重要です。

特定の「職人」として閉じこもるのではなく、事業を成長させるために必要なスキルをその都度身につけていける多才さと柔軟性が、組織に大きな推進力を与えます。

ビジョンに共感してくれる人

スタートアップの過酷な局面を支えるのは、最終的には「この事業を通じて世界をこう変えたい」というビジョンへの強い共感です。

給与や待遇といった条件面だけを目的にしていると、壁にぶつかった際にモチベーションを維持するのが難しくなります。

会社の目指す方向に心の底から共感し、その実現を自分自身の使命として捉えられる情熱がある人は、困難な状況下でも粘り強く挑戦を続けることができます。

チームと同じ夢を追いかけ、共通の目標に向かって熱狂できる資質は、個人のパフォーマンスを最大化させるだけでなく、組織全体の結束力を強める原動力となります。

スタートアップに向いていない人

・指示待ちの姿勢が強い人
・不確実性に対してストレスを感じる人
・役割を限定しすぎる専門家志向の人
・ワークライフバランスの固定概念が強い人
・完璧主義な人

スタートアップに向いていない人の特徴を紹介します。

スタートアップで働きたいと考えている方は必見です。

指示待ちの姿勢が強い人

スタートアップは大手企業のように業務範囲が明確に定義されていないことが多く、マニュアルや教育体制が整っていないことも珍しくありません。

そのため、上司や周囲から具体的な指示が降りてくるのを待つタイプの方は、何をすべきかわからず立ち往生してしまいます。

自分自身で課題を見つけ出し、勝手に仕事を作り出す自走力が求められる環境において、受け身の姿勢は組織のスピード感を削ぐ要因となります。

自ら情報を取りに行き、未完成の状態でも物事を前に進める姿勢がないと、周囲との温度差を感じてしまう可能性が高いです。

不確実性に対してストレスを感じる人

朝令暮改が日常茶飯事であるスタートアップでは、昨日まで進めていたプロジェクトが市場の変化や経営判断で突然白紙になることもあります。

こうした急激な方向転換や、将来の見通しが立たない状況に対して不安やストレスを強く感じる方は、精神的な消耗が激しくなります。

安定した環境で長期的な計画を遂行することに価値を置くタイプには不向きと言えるでしょう。

変化をリスクではなくチャンスと捉え、カオスな状況を楽しめるような柔軟性がないと、日々の環境の変化に翻弄されて疲弊してしまいます。

役割を限定しすぎる専門家志向の人

自分の職種や担当範囲を厳格に決め、それ以外の仕事には一切関わりたくないというスタンスの方は、少人数で多岐にわたる業務をこなすスタートアップには向きません。

例えばエンジニアであってもカスタマーサポートを手伝ったり、営業が備品管理を行ったりと、状況に応じて泥臭い仕事も引き受ける総力戦の姿勢が求められます。

自分の専門領域に特化してスキルを磨きたいという職人気質な考え方は尊重されるべきですが、初期フェーズの組織においては、領域横断的に動ける汎用性の高い人材の方が重宝される現実があります。

ワークライフバランスの固定概念が強い人

もちろんスタートアップでも効率化は進んでいますが、事業を立ち上げるフェーズでは、どうしても一時的に過度な負荷がかかる場面が存在します。

定時で必ず帰る、土日は完全に仕事を忘れるといった、定型的なワークライフバランスを最優先事項として求める方は、周囲の熱量との乖離に苦しむことがあります。

オンとオフの境界線が曖昧になる時期を、自分の夢や会社の成長のために投資していると割り切れない場合、献身的な働き方が求められるフェーズで組織への不満が溜まりやすくなります。

生活の安定を第一に考える時期には適さない環境です。

完璧主義な人

スタートアップは新しい市場を切り拓く場所であり、試行錯誤が前提です。

8割の完成度でまずは世に出し、フィードバックを受けながら修正していくスピード感が重視されます。

そのため、100パーセントの完璧な状態を目指して時間をかけすぎる人や、失敗を恐れて慎重になりすぎる人は、事業の成長スピードを遅らせてしまいます。

失敗を学習の機会と捉え、素早く立ち直るレジリエンスが不可欠です。

一つのミスを重く受け止めすぎてしまい、行動が慎重になりすぎる性格の場合、トライアンドエラーのサイクルについていけなくなるでしょう。

スタートアップで働く魅力

・自分の行動が事業の成長に直結する
・幅広いスキルを獲得することができる
・経営視点を学べる
・世の中の仕組みをアップデートしていく実感を得られる
・将来的な経済的リターンが期待できる

スタートアップで働く魅力を紹介します。

スタートアップ企業には働く魅力が多くあります。

自分の行動が事業の成長に直結する

スタートアップで働く最大の魅力は、自らの意思決定と行動が事業の成長に直結しているという手応えをダイレクトに感じられる点にあります。

組織が小規模であるため一人ひとりの裁量が極めて大きく、若手であっても経営陣に近い距離でプロジェクトの根幹に関わることが可能です。

自分の提案が翌日には形になり、それが市場の反応として返ってくるスピード感は、分業化が進んだ大手企業ではなかなか味わえない醍醐味と言えます。

自分が会社を動かしているという強い当事者意識を持つことで、仕事に対するモチベーションを高く維持し、主体的なキャリア形成を実現することができます。

幅広いスキルを獲得することができる

幅広いスキルを短期間で習得できる汎用的なスキルの獲得も大きなメリットです。

人手が限られている環境では、専門領域の枠を超えて多種多様な業務を兼務することが日常的に発生します。

エンジニアがマーケティングの視点を持ったり、営業がプロダクト開発にフィードバックを行ったりと、領域横断的に動くことでビジネス全体を俯瞰する視座が養われます。

こうした経験は、将来的に起業を目指す際や、どの業界でも通用する市場価値の高い人材を目指す上で非常に強力な武器となります。

特定の分野に閉じこもることなく、変化に対応しながら自己成長を加速させたい人には理想的な環境です。

経営視点を学べる

代表者や役員と同じ空間で議論を交わし、どのような判断基準でリスクを取り、事業を拡大させていくのかを肌で感じることができます。

大企業では数年かけても触れられないような経営判断の現場に立ち会うことは、ビジネスパーソンとしての視座を飛躍的に高める貴重な機会となります。

成功体験だけでなく、失敗や苦悩も含めた起業家精神を共有することで、論理的な思考力や困難に立ち向かう精神力が自然と鍛えられていきます。

これは単なるスキル習得を超えた、一生ものの財産となります。

世の中の仕組みをアップデートしていく実感を得られる

社会的な課題に対して新しい価値を創造し、世の中の仕組みをアップデートしていく実感を得られることも魅力の一つです。

多くのスタートアップは、既存の産業にある不便さや非効率をテクノロジーの力で解決することを目指しています。

自分たちが生み出したサービスが普及することで人々の生活が便利になったり、古い業界の慣習が変わったりする様子を目の当たりにするのは、大きな感動を伴う経験です。

単に給料を得るための労働ではなく、社会にインパクトを与えるという大義名分を持って仕事に打ち込むことは、人生における自己実現の大きな助けとなります。

将来的な経済的リターンが期待できる

将来的な経済的リターンが期待できる点もスタートアップならではの夢があります。

多くの企業では従業員に対してストックオプションなどのインセンティブ制度を設けており、会社が上場や売却を果たした際には、給与とは別に多額の報酬を得られる可能性があります。

もちろんリスクは伴いますが、自分が貢献して企業価値を高めた分だけ、それが資産として自分に還元される仕組みは非常に合理的です。

事業の成功という共通の目標に向かってチーム一丸となって突き進み、その成果を分かち合う文化は、プロフェッショナルとして成果にこだわる姿勢を強く育んでくれます。

スタートアップの給料事情

・平均年収
・初任給
・残業時間

スタートアップの給料事情は、どうなっているのでしょうか。

多くの方は、大企業に比べて給料が低いと考えます。

ここでは、スタートアップの給料事情を紹介します。

平均年収

スタートアップ全体の平均年収は、概ね500万円から800万円程度のレンジに収まることが多いですが、企業の資金調達状況や事業領域によって二極化が進んでいます。

特にSaaSやAI、フィンテックといった成長産業では、優秀な人材を確保するために大手企業と同等、あるいはそれ以上の提示をするケースが増えており、年収1,000万円を超える募集も珍しくありません。

また、月給や賞与といった現金報酬だけでなく、将来的な上場や売却時に大きな利益を得られるストックオプション制度を導入している企業が多いのも特徴です。

現在は単なる「薄給」のイメージから、リスクとリターンのバランスを考慮した競争力のある報酬体系へと移行しています。

初任給

2025年度の新卒採用において、スタートアップの初任給は上昇傾向にあり、月額25万円から30万円前後が一般的な相場となっています。

一部のITエンジニア職やデータサイエンティストなどの専門職では、新卒であっても年収600万円から1,000万円を提示するスペシャリスト枠を設ける企業も現れています。

これは、即戦力に近いスキルの高い学生を大手企業と奪い合うための戦略的な価格設定です。

一方で、一律の給与体系を持たない企業も多く、個人のスキルやインターンでの実績に応じて柔軟に初任給を決定する文化が根付いています。

大手企業が初任給の引き上げを加速させる中で、スタートアップもそれに応じる形で待遇を改善させているのが現状です。

残業時間

スタートアップの残業時間は月平均で20時間前後となっており、かつての長時間労働が当たり前というイメージとは異なり、効率的な働き方を重視する企業が増えています。

特に成長フェーズにある企業では、優秀な人材の離職を防ぐために労務管理を徹底しており、フレックスタイム制やフルリモートワークを組み合わせて生産性を高める工夫がなされています。

ただし、プロダクトのリリース直前や大規模なキャンペーン期間など、特定の時期に業務が集中して40時間を超える残業が発生するケースは依然として存在します。

裁量労働制を採用している企業も多いため、時間ではなく成果で評価される環境ではありますが、組織全体としてライフワークバランスと高い成長率を両立させようとする動きが主流です。

就活エージェントに相談する

就活エージェントの活用は有効な手段の一つです。

特にベンチャー企業に特化したエージェントや、非公開求人を多数保有しているエージェントは、あなたのスキルや経験、キャリアプランに合致した企業を紹介してくれる可能性があります。

エージェントは、個別の企業情報に精通しているため、企業の文化や求める人物像、選考のポイントといった詳細な情報を提供してくれることもあります。

また、履歴書や職務経歴書の添削、模擬面接といった選考対策のサポートや、面接日程の調整、条件交渉の代行など、転職活動全体をスムーズに進めるための多角的な支援が期待できます。

まとめ

スタートアップ企業は急成長を遂げる可能性が期待でき、華々しい部分も多くある企業です。

もっとも、将来性の有無や成長可能性は、企業によっても大きく差があります。

現段階ではわからないことも多いことから、興味が持てるスタートアップ企業を見つけたら、いきなり就活でエントリーするのではなく、事前に職場を訪れリアルな働き方を確認するべく、秋冬のインターンやイベントに参加してみることがおすすめです。

もっとも、スタートアップ企業は大手企業や実績ある中小企業に比べて、探しにくく、ましてやインターンやイベントを探し出すのも至難の業です。

スムーズに興味が持てるスタートアップ企業と出会いたいなら、"ジョブコミット"を利用してみましょう。

大手企業はもちろん、中小のベンチャー企業を含む1,000社以上の紹介実績があり、学生からも人気の高い業界へのコミット実績が多数あります。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます