就職活動の適性検査では、「CBTS」を受検することがあります。
CBTSの対策を本格的に進めるなら、対策本(問題集)の活用が効果的です。
この記事では、CBTS対策に使えるレベル別のおすすめ対策本と、最短で仕上げる勉強法を紹介します。
- CBTS対策本のレベル別おすすめ
- 1冊で仕上げるための目的別ベスト本
- 最短で仕上げる学習プラン
- 対策本の効果を最大化する使い方
- CBTSの対策本をどれを買うか迷っている人
- ベンチャー企業の選考を控えている人
- 短期間で効率よくCBTS対策を仕上げたい人
目次[目次を全て表示する]
CBTSとは?テストの特徴と出題内容
CBTSはコンピュータを使って受検するテストセンター方式の適性検査です。ここでは、CBTSの基本情報と特徴を確認していきます。
CBTSの基本情報
CBTSとは「CBT-Solutions(シービーティー・ソリューションズ)」が運営するテストセンター型の試験配信サービスです。
CBTSは特定のテスト内容を持つ適性検査ではなく、さまざまなテストをコンピュータ上で配信するプラットフォームとしての役割を担っています。
就活においてCBTSで受検するテストとしては、SPI・玉手箱・TG-WEBなどが挙げられます。
受検会場は全国に設置されたテストセンターで、企業から指定された期間内に予約して受検する形式です。
自宅受検ではなく会場で受検するため、本人確認が厳格に行われるのが特徴です。
CBTSで配信されるテストの種類は企業によって異なるため、まず自分が受検するテストの種類を特定することが対策の第一歩です。
CBTSを導入するベンチャー・成長企業の傾向
CBTSは、不正受検を防止したい企業を中心に導入が広がっているテスト配信サービスです。
自宅受検のWebテストではカンニングや替え玉受検のリスクがあるため、会場受検のCBTSを採用する企業が増えています。
特に大手企業やコンサルティングファームでの導入率が高いですが、選考の公平性を重視するベンチャー企業でも採用されるケースが出てきています。
IT系スタートアップや急成長中のベンチャー企業では、優秀な人材を正確に見極めるためにCBTSを活用する傾向があります。
また、受検者にとっても会場のパソコンで安定した環境で受検できるメリットがあるため、テストセンター方式は一定の支持を得ています。
CBTSの出題形式と制限時間
CBTSの出題形式と制限時間は、配信されるテストの種類によって大きく異なります。
たとえばSPIがCBTSで配信される場合は、SPIの出題形式と制限時間がそのまま適用されます。
玉手箱やTG-WEBが配信される場合も同様に、それぞれのテスト固有の問題形式と制限時間で受検することになります。
会場のパソコンで受検するため、操作方法やインターフェースはテストセンター独自のものになります。
自宅受検のWebテストとは画面の構成が異なる場合があるため、事前に操作方法を確認しておくと安心です。
いずれのテストでも問題ごとに制限時間が設定されていることが多く、1問あたりにかけられる時間は限られています。
CBTSでの受検に備えるには、まず自分がどのテストを受けるのかを把握し、そのテストに合った対策を進めることが重要です。
CBTSの対策に本が必要な理由
CBTSには専用の対策本がないため、受検するテスト種類に合わせた本選びが鍵になります。ここでは、対策本を使う具体的なメリットを解説します。
体系的に出題範囲をカバーできる
CBTSで配信されるテストはSPI・玉手箱・TG-WEBなど多岐にわたりますが、いずれも出題範囲が明確に定まっています。
対策本を使えば、各テストの出題範囲が体系的にまとめられているため、どの分野を優先的に学習すべきかが明確になります。
独学でインターネットの情報を集めようとすると、情報が散在していて非効率になりがちです。
対策本なら頻出問題が厳選されて掲載されているため、限られた時間で効率よく出題範囲をカバーできます。
特にCBTSではテストセンター方式で出題される問題の傾向が自宅受検と異なる場合があるため、テストセンター対応の対策本を選ぶことが重要です。
まず受検するテストの種類を確認し、そのテスト専用の対策本を手に入れることが、CBTS対策の第一歩です。
解説が詳しく苦手分野を克服しやすい
CBTSで配信される各テストは、分野ごとに独特の解法パターンを持っています。
対策本の詳しい解説を読むことで、各分野の問題をどのような手順で解くべきかを体系的に理解できます。
特にSPIの非言語問題や玉手箱の計数問題は、解法を知っているかどうかで正答率が大きく変わります。
対策本では間違いやすいポイントや典型的な引っかけパターンが解説されており、同じミスを繰り返すことを防げます。
苦手分野の問題を集中的に解き、解説を丁寧に読み込むことで、着実に弱点を克服できます。
解説が充実している対策本を選ぶことで、独学でも十分に高いレベルの対策が可能です。
アプリや無料サイトとの違い
無料の対策アプリやWebサイトは手軽に使えますが、テストセンター方式に特化した問題が少ないという弱点があります。
CBTSでの受検は会場でのコンピュータ受検であり、自宅受検のWebテストとは出題形式や操作方法が異なります。
対策本にはテストセンター方式の出題傾向が反映されており、本番に近い形で練習できます。
アプリでは問題の解説が簡略化されていることが多く、深い理解が得にくいという欠点もあります。
対策本で基礎力を固めた上で、アプリを反復練習に使うという併用が最も効果的です。
特にCBTSではテスト種類の特定が重要なため、対策本の情報を基に正確な対策を立てることが合格への近道です。
CBTS対策本のおすすめ【初級者向け】
CBTS対策を始めたばかりの方には、まず受検するテストの基礎を学べる本がおすすめです。ここでは、初めてCBTS対策に取り組む人に最適な2冊を紹介します。
これが本当のSPI3だ!(SPIがCBTSで出題される場合)
CBTSでSPIを受検する場合に最もおすすめなのが、「これが本当のSPI3だ!」(SPIノートの会)です。
この本はSPIの出題形式をテストセンター・Webテスト・ペーパーテストに分けて解説しており、テストセンター対策に特化した章が設けられています。
問題の難易度が段階的に構成されているため、SPI初学者でも無理なく取り組める構成になっています。
各問題には丁寧な解説がついており、なぜその解法を使うのかが明確に示されています。
言語・非言語・性格検査の3分野をバランスよくカバーしているため、この1冊で基本的な対策は完了します。
テストセンターでの受検が初めての人にとって、出題傾向と操作方法を事前に把握できる心強い1冊です。
これが本当のWebテストだ!(玉手箱・TG-WEB対策)
CBTSで玉手箱やTG-WEBを受検する場合は、「これが本当のWebテストだ!」(SPIノートの会)がおすすめです。
この本はWebテストの種類別に出題形式と対策法がまとめられており、自分が受検するテストの章だけを集中的に学習できます。
玉手箱の計数・言語・英語やTG-WEBの言語・計数など、各テストの出題パターンが具体的な問題例とともに紹介されています。
初めてWebテストを受検する人でも、どのような問題が出るのかをイメージしやすい構成です。
CBTSで配信されるテストの種類がわからない場合でも、主要なテストの特徴を一通り確認できるため、判別にも役立ちます。
まずはこの本で全体像を把握し、受検するテストが特定できたら専用の対策本に進むのが効率的です。
初級者が対策本を選ぶポイント
CBTS対策で最も重要なのは、自分が受検するテストの種類を正確に特定することです。
CBTSはあくまでもテスト配信のプラットフォームであり、専用の対策本は存在しません。
企業からの受検案内メールやOB・OG情報をもとに、SPIなのか玉手箱なのかTG-WEBなのかを確認しましょう。
テスト種類が特定できたら、そのテストの入門書レベルの対策本を選ぶのがおすすめです。
いきなり難易度の高い問題集に手を出すと挫折しやすいため、基礎から丁寧に解説している本を選びましょう。
テストセンター方式の出題傾向に対応している本を選ぶことも重要なポイントです。
テスト種類がどうしてもわからない場合は、SPI対策本を軸にしておくと最も汎用性が高くなります。
CBTS対策本のおすすめ【中級〜上級者向け】
基礎力が身についている方には、より実践的な問題集で得点力を高めることをおすすめします。ここでは、高得点を狙いたい人に最適な2冊を紹介します。
史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集
SPIの実践演習を重ねたい人におすすめなのが、「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集」です。
この本は問題数が非常に豊富で、テストセンター方式の出題傾向に完全対応しています。
各問題には難易度表示と詳しい解説がついており、自分のレベルに合った問題から段階的に取り組めます。
SPIの言語・非言語の両分野で高難度の問題が収録されているため、基礎力がある人でも手応えを感じる内容です。
模擬テスト形式の問題も複数回分収録されており、本番を想定した実践練習が可能です。
テストセンターでの高得点を目指す人にとって、実力を最後の一段引き上げてくれる1冊です。
Webテスト完全突破法(玉手箱・TG-WEB上級対策)
玉手箱やTG-WEBで高得点を狙う場合は、「Webテスト完全突破法」がおすすめです。
この本は各テストの高難度問題に焦点を当てており、標準的な対策本では物足りない人に最適です。
玉手箱の計数問題やTG-WEBの従来型・新型それぞれの応用問題が豊富に収録されています。
解法のバリエーションが多く紹介されているため、同じ問題でも複数のアプローチで解く練習ができます。
CBTSで配信されるテストのテストセンター版は自宅受検版と難易度が異なる場合があるため、高難度の問題に慣れておくことが重要です。
基礎固めが完了した後の仕上げとして、この本で応用力を鍛えると万全です。
高得点を目指す人の本の選び方
高得点を目指す場合は、テストセンター方式に特化した問題集を選ぶことが最も重要です。
CBTSはテストセンター方式での受検であり、自宅受検のWebテストとは出題傾向が異なる場合があります。
テストセンター対策を明記している問題集を選ぶことで、本番に近い形で練習できます。
問題数が豊富な本を選ぶことも高得点を狙う上で重要なポイントです。
同じパターンの問題を繰り返し解くことで解法が定着し、本番での処理速度が大幅に向上します。
模擬テストが収録されている本を選べば、時間配分の練習も同時にできるため、総合的な得点力が高まります。
1冊で仕上げるなら?目的別ベスト対策本
対策本を1冊だけに絞りたい場合は、受検するテストの種類に合った本を選ぶことが最優先です。ここでは、目的別に最適な1冊を紹介します。
とにかく時間がない人向けの1冊
時間がない人には、受検するテスト種類に対応した「これが本当の○○だ!」シリーズがベストです。
SPIノートの会が出版するこのシリーズは、各テストの頻出問題を厳選してコンパクトにまとめているため、短時間で効率よく対策できます。
SPIを受検する場合は「これが本当のSPI3だ!」を、玉手箱を受検する場合は「これが本当のWebテストだ!①」を選びましょう。
テスト種類別に頻出パターンが整理されているため、最短で出題傾向を把握できます。
1日1〜2時間の学習で1週間もあれば全範囲を一通り確認できるボリュームです。
テストの種類がわからない場合は、最も出題率の高いSPI対策本を選んでおくのが安全策です。
苦手分野を克服したい人向けの1冊
特定の分野に苦手意識がある人には、「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集」がおすすめです。
この本は分野別に問題が整理されており、苦手な分野だけを集中的に演習できます。
問題ごとに難易度表示があるため、簡単な問題から段階的にレベルを上げていくことで、無理なく苦手を克服できます。
解説が丁寧なので、間違えた問題の原因を正確に特定し、同じミスを繰り返さないようになります。
非言語分野の推論問題や図表の読み取りなど、多くの受検者が苦手とする分野も豊富に収録されています。
苦手分野を重点的に対策することで、全体の得点率を底上げできます。
高得点を狙いたい人向けの1冊
高得点を狙いたい人には、受検するテスト種類の上級問題集を選ぶことをおすすめします。
SPIであれば「史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集」、玉手箱やTG-WEBであれば「Webテスト完全突破法」が該当します。
高難度の問題に慣れておくことで、本番で標準的な問題が出た際に余裕を持って正解できるようになります。
テストセンターでは正答率に応じて問題の難易度が変動する仕組みが採用されているケースもあるため、高難度の問題への対応力が重要です。
模擬テスト形式の問題を本番と同じ時間制限で解く練習を繰り返すことで、時間管理のスキルも向上します。
基礎力がある人こそ、上級問題集で実力を最後の一段引き上げましょう。
対策本を使った最短学習プラン
CBTSでの受検が決まったら、計画的に学習を進めることが重要です。ここでは、残り期間に応じた学習プランを紹介します。
1週間プラン
1週間で仕上げるには、1日2時間の集中学習が目安です。
1日目は受検するテストの種類を特定し、対応する対策本を入手します。
2日目と3日目は言語分野の頻出問題を集中的に演習します。
4日目と5日目は非言語分野(計数・推論)の頻出パターンを把握し、解法を身につけます。
6日目は苦手分野の復習と性格検査の概要確認に充てます。
7日目は模擬テスト形式で本番を想定した総仕上げを行います。
1週間では完璧を目指すのではなく、頻出パターンを確実に押さえることを最優先にしてください。
2週間プラン
2週間あれば、1日1〜1.5時間の学習で十分な対策が可能です。
1週目は対策本を1周して全範囲の出題傾向を把握します。
各分野に1〜2日ずつ割り当て、言語・非言語・性格検査の順に進めていきましょう。
2週目は1周目で間違えた問題と苦手分野の集中復習に充てます。
テストセンター方式では時間管理が特に重要なため、時間を計って問題を解く練習も取り入れてください。
最終日には模擬テストで本番のシミュレーションを行い、時間配分を最終確認します。
2週間プランなら基礎から応用まで段階的に学習できるため、バランスの良い対策が可能です。
1ヶ月プラン
1ヶ月の余裕がある場合は、基礎固め・演習・仕上げの3段階で計画的に進められます。
第1週は対策本を通読して受検するテストの全体像を把握します。
第2週は各分野の問題演習に取り組み、解けなかった問題には印をつけておきます。
第3週は印をつけた問題の復習と応用問題への挑戦を並行して進めます。
第4週は模擬テストを複数回解き、本番を想定した実戦練習に充てます。
1ヶ月あれば毎日30分から1時間の学習でも十分に仕上がるため、無理のないペースで継続しましょう。
CBTSではテストセンターの会場予約も必要なため、学習と並行して予約手続きも早めに済ませておくと安心です。
対策本の効果を最大化する使い方
対策本はただ読むだけでは十分な効果を発揮しません。ここでは、対策本を最大限に活用する具体的な方法を紹介します。
1周目は全範囲をザッと通す
対策本を手に入れたら、まず1周目は完璧を求めずに全範囲をザッと通すことが大切です。
CBTSで受検するテストがSPIであれ玉手箱であれ、まず全範囲の出題傾向を把握することが最優先です。
1つの分野に時間をかけすぎると全体のバランスが崩れ、手薄な分野で大量失点するリスクがあります。
各問題を解いてみて、すぐ解けた問題・考えれば解けた問題・わからなかった問題の3段階で印をつけておくと、2周目以降の学習が効率的になります。
1周目にかける時間の目安は3〜5日程度です。
この段階では正答率を気にせず、全体像の把握に集中してください。
2周目は間違えた問題だけを集中復習
2周目では、1周目で間違えた問題や自信がなかった問題だけに絞って復習します。
すでに正解できた問題に再度取り組むのは時間の無駄なので、苦手な問題に集中しましょう。
解説を丁寧に読み込み、なぜ間違えたのかを分析することが重要です。
計算ミスなのか、解法の理解不足なのか、時間不足なのかを明確にすることで、効果的な対策が打てます。
2周目で正解できた問題はチェックを外し、まだ解けない問題だけを3周目に回します。
この反復学習を繰り返すことで、苦手分野が着実に減っていき全体の正答率が向上します。
アプリや模擬テストとの併用法
対策本での学習と並行して、アプリや模擬テストを併用することで学習効果がさらに高まります。
通学時間や空き時間にはスマホアプリでテスト対策の問題を解き、知識の定着を図りましょう。
アプリはランダム出題形式のものが多いため、対策本で学んだ解法のアウトプット練習に最適です。
模擬テストは本番と同じ時間制限を設けて解くことで、テストセンターでの時間管理の感覚を養えます。
CBTSはテストセンターでの受検であるため、自宅で模擬テストを解く際にも周囲の雑音がある環境で練習すると、本番の集中力を鍛えられます。
本で体系的に学び、アプリで反復し、模擬テストで実戦力を磨くという3段階の学習が最も効果的です。
まとめ
CBTSはCBT-Solutionsが運営するテストセンター型の試験配信サービスで、SPI・玉手箱・TG-WEBなどさまざまなテストが配信されます。
CBTS専用の対策本は存在しないため、受検するテストの種類を特定してから対策本を選ぶことが最も重要です。
初級者にはSPIノートの会の「これが本当の○○だ!」シリーズが、中級者以上には実戦問題集がおすすめです。
テストセンター方式では時間管理と操作方法への慣れが得点に直結するため、模擬テストでの実戦練習を必ず取り入れましょう。
対策本は1周目で全体を把握し、2周目以降で苦手分野を集中復習するという使い方が効果的です。
受検するテストを正確に把握し、適切な対策本で計画的に学習を進めて、CBTSでの選考を突破しましょう。