就職活動の適性検査では、「SPI ENG」を受検することがあります。
SPI ENGの対策をまったくしていないけれど、ノー勉のまま受検しても大丈夫なのか不安に思っている就活生もいるでしょう。
この記事では、SPI ENGをノー勉で受検する際のテクニックと、得点を最大化する方法を紹介します。
- SPI ENGはノー勉で受かるのか
- ノー勉でも得点を最大化するテクニック
- 受検直前に最低限やるべきこと
- ノー勉で失敗した場合のリカバリー法
- SPI ENGをノー勉で受検する予定の人
- 対策する時間がない人
- ノー勉でも最善を尽くしたい人
目次[目次を全て表示する]
SPI ENGとは?テストの特徴をおさらい
SPI ENGはSPIの英語能力検査で、企業が英語力を測定したい場合に追加で実施されます。基本情報を確認しましょう。
SPI ENGの基本情報
SPI ENGはリクルートマネジメントソリューションズが提供するSPIの英語版オプションです。
通常のSPI(言語・非言語・性格検査)に加えて、英語力を測定するために追加で出題されます。
外資系企業、商社、グローバル展開を行う企業などで実施されることが多いです。
出題レベルは大学受験〜TOEIC600点程度の英語力が問われます。
英語が必須の職種では重要な評価項目になりますが、参考程度にしか見ない企業もあります。
SPI ENGの結果は通常のSPIとは別に企業に報告されます。
SPI ENGの出題形式と制限時間
SPI ENGの制限時間はテストセンターで約20分、Webテスティングで約20分です。
出題内容は同意語・反意語、空欄補充、語法・文法、長文読解の4タイプが中心です。
同意語・反意語は英単語の意味を問う問題で、語彙力がダイレクトに試されます。
空欄補充は文脈に合う単語やフレーズを選ぶ問題で、文法知識と語彙力の両方が必要です。
長文読解は英語の文章を読んで設問に回答する形式で、読解スピードが重要です。
問題数に対して時間がタイトなため、スピーディーな回答が求められます。
SPI ENGのボーダーライン目安
SPI ENGのボーダーラインは企業によって異なりますが、正答率5〜7割が一般的な目安です。
外資系企業では7割以上を求められることがありますが、日系企業では5〜6割で通過できることが多いです。
SPI ENGの結果が選考の決定的な要因になるケースは比較的少なく、参考程度に見る企業が多いです。
ただし英語力を重視する職種では高いスコアが求められる場合があります。
志望企業がSPI ENGをどの程度重視しているか確認しておくと、対策の優先度が決まります。
通常のSPIで高得点を取ることのほうが多くの場合重要です。
SPI ENGはノー勉で受かるのか?
SPI ENGをノー勉で受ける場合の合格可能性について分析します。
ノー勉で通過できる可能性
SPI ENGの出題レベルは大学受験程度のため、英語の基礎力がある人ならノー勉でも通過は可能です。
大学受験で英語をしっかり勉強した人や、TOEICのスコアが高い人は対策なしでも十分に対応できるでしょう。
同意語・反意語の問題は語彙力がダイレクトに問われますが、接頭辞や接尾辞からの推測で対処できる場合もあります。
長文読解は読解力がある人なら対策なしでも高得点が期待できます。
英語の基礎力次第でノー勉でも通過は十分に可能です。
普段から英語に触れている人は自信を持って受検しましょう。
ノー勉が致命的になるケース
SPI ENGでノー勉が致命的になるのは、英語力が著しく低い場合です。
基礎的な英単語の意味がわからない状態では、大半の問題に手が出ません。
また外資系企業の選考でSPI ENGのスコアが重要な場合、ノー勉では不十分でしょう。
ただしSPI ENGは通常のSPIと別に評価されるため、ENGのスコアが低くてもSPIのスコアでカバーできる場合があります。
英語力に自信がない人は、SPI ENGよりも通常のSPIの得点を優先しましょう。
企業がSPI ENGをどの程度重視しているかを確認することが重要です。
地頭で乗り切れる範囲と限界
SPI ENGで地頭が活きるのは長文読解と文脈から意味を推測する問題です。
英文の論理構造を把握する力があれば、知らない単語があっても文脈から推測して回答できます。
一方で同意語・反意語の問題は純粋な語彙力勝負のため、知らない単語は地頭では解けません。
文法問題も基本的な英文法を忘れている場合は対処しにくいです。
英語の基礎力があれば地頭で5〜6割は見込めますが、7割以上は語彙の蓄積が必要です。
長文読解で確実に稼ぎ、語彙問題は消去法で補いましょう。
ノー勉でSPI ENGに臨む際の心構え
SPI ENGはノー勉でも英語力次第で対応可能です。心構えを確認しましょう。
完璧を目指さず得点を最大化する
SPI ENGでは知っている単語と読める英文で確実に得点することに集中しましょう。
知らない単語の問題に時間をかけても正答率は上がらないため、消去法で素早く処理してください。
長文読解は時間をかけて丁寧に取り組めば正解しやすい分野です。
全問正解を目指す必要はなく、取れる問題を確実に取る戦略が最善です。
空欄を残さず全問に回答を入れることを目標にしましょう。
英語が苦手でも消去法で少しでも正答率を上げてください。
得意分野で確実に稼ぐ戦略
SPI ENGは語彙・文法・読解の各パートがあるため、得意なパートで高得点を狙う戦略が有効です。
語彙力に自信がある人は同意語・反意語で確実に稼ぎましょう。
読解力に自信がある人は長文読解をしっかり取り組んで得点してください。
文法が得意な人は空欄補充や語法の問題で稼ぐのが効果的です。
苦手なパートは消去法で素早く処理して、得意パートに時間を集中させましょう。
メリハリのある戦略で効率的に得点を積み重ねてください。
焦りをコントロールする方法
SPI ENGは英語のテストのため、英語が苦手な人は特に焦りを感じやすいです。
「全部わからなくて当然」と割り切れば気持ちが楽になります。
知らない単語が続いても焦らず、消去法で回答を入れて次に進みましょう。
長文読解ではわからない単語があっても、文脈から推測して回答できることが多いです。
わからない問題があっても焦らず冷静に対処することが大切です。
英語力の範囲内で最善を尽くしましょう。
ノー勉でも使える解答テクニック
SPI ENGにはノー勉でも使えるテクニックがあります。本番で役立つ方法を紹介します。
時間配分で差をつける方法
SPI ENGは約20分のため、各パートに適切な時間を配分することが重要です。
同意語・反意語は1問10〜15秒で処理し、知らなければ即消去法で対処しましょう。
長文読解には多めの時間を確保し、丁寧に読んで正答率を高めてください。
空欄補充は文脈のヒントがあるため、少し考えれば正解できる問題もあります。
語彙問題は短時間で処理し、読解に時間を回す配分がおすすめです。
全問に回答を入れることを忘れないでください。
消去法で正答率を上げるコツ
SPI ENGでは接頭辞や接尾辞からの意味推測が強力なテクニックです。
「un-」「dis-」「in-」は否定の接頭辞で、「-tion」「-ment」は名詞化の接尾辞です。
これらの知識があるだけで同意語・反意語の問題で選択肢を絞り込めます。
長文読解では文脈に合わない選択肢を消去することで正答率が上がります。
空欄補充では品詞(名詞、動詞、形容詞)が合わない選択肢をまず除外しましょう。
消去法を駆使して1問でも多く正解を積み重ねてください。
わからない問題の処理法
知らない英単語の問題に出会ったら、10秒以内に消去法で回答を入れて次に進みましょう。
英単語は知っているか否かの勝負のため、考えても答えは出ません。
接頭辞・接尾辞から推測できる場合は試してみてください。
長文で知らない単語があっても、前後の文脈から意味を推測して回答しましょう。
空欄を残すよりも何かを選んだほうが確率的に有利です。
テンポを崩さず、次の問題に集中しましょう。
SPI ENGの分野別ノー勉攻略法
SPI ENGは語彙・文法・読解の各パートで構成されています。パートごとの攻略法を確認しましょう。
同意語・反意語のノー勉攻略ポイント
同意語・反意語は英単語の意味を問う問題で、語彙力がダイレクトに問われます。
知っている単語は即答し、知らない単語は接頭辞や接尾辞から推測しましょう。
「un-happy」のように分解できる単語は意味が推測しやすいです。
まったく手がかりがない場合は消去法で処理してください。
このパートは語彙力の有無で明確に差がつくため、知っている単語を確実に正解することが重要です。
1問に時間をかけすぎず、テンポよく進めましょう。
空欄補充・語法のノー勉攻略ポイント
空欄補充は文脈に合う単語やフレーズを選ぶ問題です。
空欄の前後の文脈から必要な品詞を判断し、品詞が合わない選択肢を消去しましょう。
名詞が入るべき場所に動詞の選択肢があれば除外できます。
語法の問題は基本的な英文法(時制、前置詞、冠詞)で対応できるものが多いです。
文脈のヒントを最大限活用して正答率を上げることを意識してください。
空欄補充は語彙問題よりも推測しやすいパートです。
長文読解のノー勉攻略ポイント
長文読解は英文を読んで設問に回答する問題で、読解力がある人はノー勉でも高得点が期待できます。
設問を先に読んでから本文を読むと、必要な情報を効率的に見つけられます。
各段落の最初と最後の文を重点的に読むと、全体の流れが把握しやすいです。
知らない単語があっても文脈から推測し、設問に関係する部分だけ集中して読みましょう。
長文読解は時間をかけた分だけ正答率が上がるため、しっかり時間を使う価値があります。
このパートを得点源にすることがSPI ENG攻略の鍵です。
受検直前にやるべき最低限のこと
SPI ENGは英語テストのため、直前の確認で安心できます。最低限やるべきことを確認しましょう。
出題形式だけでも確認する(10分)
SPI ENGの出題形式を10分で確認しておきましょう。
同意語・反意語、空欄補充、長文読解のパターンを知っておくだけで対応力が上がります。
「SPI ENG 問題例」で検索すれば、主要な出題パターンを把握できます。
形式を知っているだけで解答スピードが変わります。
短時間の確認で本番のパフォーマンスが向上するため、ぜひ実践してください。
気負わず確認しておきましょう。
受検環境を整える
テストセンターの場合は会場の場所とアクセスを事前に確認しましょう。
Web受検の場合は安定した回線と静かな環境を確保してください。
30分以上の余裕を持って会場に到着するスケジュールを立てましょう。
環境を整えて余計なストレスを排除することが大切です。
リラックスした状態で受検に臨めるよう準備してください。
万全の状態で受検しましょう。
コンディションを最優先にする
SPI ENGは英語の処理スピードが求められるため、脳が最もクリアな状態で受検しましょう。
前日は十分な睡眠を取り、頭がすっきりした状態で臨んでください。
食事は受検の1〜2時間前に軽く済ませましょう。
英語の処理には集中力が必要なため、コンディション管理は特に重要です。
最高のコンディションが最大の武器です。
体調管理を万全にして臨みましょう。
ノー勉で失敗した場合のリカバリー法
SPI ENGでノー勉受検して結果が振るわなくても、挽回は可能です。リカバリーの方法を確認しましょう。
結果が悪くても選考を通過するケース
SPI ENGの結果が悪くても、通常のSPIのスコアが高ければ通過できるケースは多いです。
SPI ENGは追加オプションのため、多くの企業ではSPIの言語・非言語のスコアを主に評価しています。
面接やESの内容が良ければ、英語のスコアをカバーすることは可能です。
通常のSPIでしっかり得点することが最も効果的なリカバリーです。
SPI ENGの結果だけで不合格になることは比較的少ないでしょう。
総合的な選考で挽回を目指しましょう。
再受検のチャンスを活かす方法
テストセンター方式では結果を使い回せるため、良い結果が出たらそれを活用できます。
結果に納得がいかなければ別の機会に再受検してスコアを更新しましょう。
1回目の経験で形式に慣れるため、2回目はスコアが上がりやすくなります。
1社目を練習と位置づけ、本命の企業に備えましょう。
再受検までの間に頻出英単語だけでも確認しておくと効果的です。
前向きに次の受検に臨んでください。
次回に向けた最小限の対策プラン
ノー勉で受検した経験から、語彙力が課題か読解力が課題かを特定しましょう。
語彙が課題ならSPI ENGの頻出単語リストを覚えるだけで大きく改善できます。
読解が課題なら英語のニュース記事を毎日1本読む練習が効果的です。
SPI ENGの対策は英語力の底上げにもなるため、TOEICの勉強と並行して行うのもおすすめです。
短期間でも語彙を増やすだけでスコアは確実に上がります。
次回は最小限の対策で臨みましょう。
まとめ
SPI ENGは大学受験レベルの英語力が問われるテストで、英語の基礎力がある人ならノー勉でも通過は可能です。
長文読解を得点源にし、語彙問題は消去法と接頭辞・接尾辞の知識で対処しましょう。
本番では語彙問題は短時間で処理し、読解に時間を集中させる配分が効果的です。
通常のSPIのスコアが選考の主な判断基準になることが多いため、ENGの結果だけで落ち込む必要はありません。
結果が振るわなくても再受検や他の選考で挽回は十分に可能です。
ノー勉でも諦めず、持てる英語力を最大限発揮することに集中してください。