サマーインターンの選考で、エントリーシートと並んで合否を左右するのが適性検査です。なかでもeF-1G(エフワンジー)は、能力検査だけでなく性格や価値観まで細かく測る項目数の多い検査で、初見の28卒が面食らいやすいテストとして知られています。
eF-1Gはイー・ファルコン社が提供する総合適性検査で、SPIや玉手箱とは設計思想がまったく異なります。能力を一点で評価するのではなく、応募者を多面的なプロフィールとして描き出すのが大きな特徴です。「SPIの問題集はやったのに、eF-1Gの見慣れない出題に戸惑った」という声は毎年あとを絶ちません。
そして大手志望者がベンチャー企業のサマーインターンを併願するのは、選考スピードが速いベンチャーで早期に通過実績と自己理解を積み上げる二段構えとして非常に有効です。eF-1Gのように人物を多面的に測る検査は、地頭だけでなく人柄や価値観を重視するベンチャーの選考と相性がよく、併願者にとって学びの多いテストでもあります。
ベンチャーのサマーインターンは少人数で、相対評価のなかから「一緒に働きたい人」を選ぶ色合いが濃くなります。eF-1Gで可視化される行動特性や価値観が、面接での印象づくりやマッチ度の判断に直結する場面も少なくありません。
つまり大手とベンチャーを併願する人は、能力検査の得点対策に加えて、性格・価値観の項目で自分をどう一貫して見せるかまで含めて準備する必要があります。この記事ではeF-1Gを中心に据えながら、ベンチャー併願の視点で対策の全体像を整理します。
項目が多く対策しにくいと言われるeF-1Gですが、構造を理解して優先順位をつければ、サマー本番までに十分な準備ができます。応募がピークを迎える前に、今から準備の地図を手に入れておきましょう。
- サマーインターンで出題されるeF-1Gの科目構成(言語・計数・図形・英語など)と性格検査の中身
- 項目数が多く受検時間が長いという特徴と、Web受検方式の流れ
- 大手とベンチャーで異なる通過率・ボーダー・足切りの考え方と結果の使い回し
- 科目別の効率的な対策方法と、落ちる人に共通する特徴
- 大学3年生(28卒)で2026年サマーインターンに応募予定の人
- 大手とベンチャーを併願し、人物重視の選考でも評価されたいと考えている人
- 項目が多く対策しにくいeF-1Gにどう向き合えばよいか迷っている人
目次[目次を全て表示する]
eF-1Gとは?サマーインターンでの出題形式
まずはeF-1Gがどのような検査で、サマーインターン選考でどう使われるのかを押さえましょう。科目構成・項目数の多さ・受検方式・採用企業の傾向を、大手とベンチャーの併願視点で整理します。
科目構成(言語・計数・図形・英語など)と性格検査
eF-1Gはイー・ファルコン社が提供する総合適性検査で、能力検査と性格検査がセットになっています。応募者を一面的な点数ではなく、複数の角度から立体的に描き出すことを目的に設計されています。
能力検査は、言語・計数といった基礎的な分野に加え、図形や英語など複数の領域が用意されています。企業がどの領域を課すかを選べる仕組みのため、受検する企業によって出題の組み合わせが変わるのが特徴です。
言語分野では、語彙や文章の読解を通じて言葉を正確に扱う力が測られます。計数分野では、四則演算や図表の読み取りを通じて数的な処理の速さと正確さが問われます。
図形分野では、図形の規則性や空間的な把握を問う設問が出ることがあり、SPIにはない頭の使い方が求められます。英語分野は、英文の読解や語彙を測るもので、外資系や英語を使う企業で課されやすい領域です。
そして性格検査は、行動の傾向や価値観、ストレス耐性などを非常に細かい項目で測定するのがeF-1Gの真骨頂です。能力検査で地頭を測りつつ、性格検査で人物像を多面的に描き出す二本立ての構成だと理解しておきましょう。
項目数が多く受検時間が長い特徴とWeb受検方式
eF-1Gの最大の特徴は、測定する項目の数が非常に多く、結果として受検にかかる時間が長くなりやすい点です。これが「対策しにくい」「疲れる」と言われる理由でもあります。
能力検査と性格検査を合わせると、回答する設問の総数はかなりの規模になります。特に性格検査は多面的な分析を行うために多くの質問が用意されており、集中力を保ち続ける必要があります。
受検時間が長いということは、後半になるほど疲労で判断が鈍りやすいということでもあります。前半で時間を使いすぎて後半が雑になると、本来の力を出し切れないまま終わってしまいます。
受検方式は基本的にWeb方式で、自宅などのパソコンから受検します。企業から案内メールが届き、指定された期限までに自分の都合のよいタイミングで受ける流れが一般的です。
静かで集中できる環境と、安定したネット回線を事前に確保しておくことが欠かせません。長時間にわたる検査だからこそ、体調と環境を整えてから臨むことが得点を左右します。途中で中断できないことも多いため、まとまった時間を確保しておきましょう。
eF-1Gを採用する企業・業界(ベンチャー併願視点)
eF-1Gは導入する企業に特徴があります。サマーインターンの母集団形成や人物理解にどう使われるかを、併願先と照らし合わせて把握しておきましょう。
eF-1Gは、能力だけでなく人物像や価値観まで丁寧に見たい企業に採用されやすい検査です。多面的なプロフィールが得られるため、人材の見極めに力を入れる企業の選考で重宝されています。
大手では、メーカーやサービス業など、配属や育成を見据えて人物特性を細かく把握したい企業で使われる傾向があります。一点突破の地頭よりも、組織への適応や伸びしろを重視する姿勢が背景にあります。
一方でベンチャー企業のサマーインターンは、少人数の母集団から人柄やカルチャーフィットを見極める色合いが強く、eF-1Gのような多面的な検査と相性がよいケースがあります。能力検査で最低限の処理力を確認しつつ、性格項目で「自社で活躍しそうか」を判断する使い方です。
ベンチャーは選考スピードが速く、案内から受検期限が短い設計になっていることも珍しくありません。したがって大手とベンチャーを併願する人は、能力対策を仕上げつつ、自己理解を深めて性格項目に一貫して答えられる状態を早めに作っておくのが現実的です。
サマーインターンのeF-1Gの通過率・ボーダー
eF-1Gはどのくらいの結果を出せば通過できるのか、足切りの仕組みや結果の使い回しも含めて整理します。大手とベンチャーでボーダーの考え方が変わる点に注目してください。
サマーインターンの通過率の目安
eF-1Gの通過率は企業や年度によって大きく変動するため、一律の数字は存在しません。ただし、サマーインターン選考の傾向からおおまかな目安は描けます。
応募が殺到する人気企業のサマーでは、適性検査の段階で応募者の半数前後が絞り込まれることも珍しくありません。母集団が大きいほど、検査の結果で一次的にふるいにかける必要が生じるためです。
eF-1Gは能力と性格を併せて評価するため、能力検査の得点が並でも、性格面で企業の求める人物像と噛み合えば通過する可能性があります。逆に、能力が高くても価値観のミスマッチで見送られることもあり得ます。
ベンチャーのサマーは母集団が小さく、相対評価のなかでの選抜になります。少人数だからこそ一人ひとりの結果が細かく見られ、能力と人物のバランスで判断される傾向があります。通過率という数字だけにとらわれず、総合的な印象づくりを意識しましょう。
ボーダー・正答率・足切りの考え方
eF-1Gのボーダーは企業ごとに非公開で、明確な合格ラインが示されることはありません。とはいえ、足切りの考え方を理解しておけば対策の方向性が定まります。
能力検査については、基礎的な問題を取りこぼさず一定の正答率を確保することが土台になります。難問を解けるかどうかより、解けるはずの問題を時間内に確実に得点できるかが分かれ目です。
人気企業や大手では、応募者のレベルが高くなるぶん能力検査のボーダーも上がりやすくなります。基礎を固めるだけでなく、スピードを高めて多くの設問に対応できる状態を目指したいところです。
性格検査には正解はありませんが、回答の一貫性が崩れると信頼性を疑われ評価を下げる点に注意が必要です。設問の言い回しを変えて同じ傾向を繰り返し確認する設計になっているため、その場しのぎの取り繕いは見抜かれやすくなっています。
ベンチャー併願の視点では、能力で足切りを回避しつつ、性格面で自分の強みや価値観を一貫して示すことが重要です。能力と人物の両輪で評価される検査だと捉え、どちらか一方に偏らない準備を心がけましょう。
結果の使い回しはできるのか
適性検査では「一度受けた結果を別企業に使い回せるのか」が気になるところですが、eF-1Gの性質を踏まえて考える必要があります。
eF-1Gは企業ごとに受検案内が届き、その企業の選考のために実施されるのが基本です。企業が課す領域の組み合わせが異なるため、ある企業の結果がそのまま別企業で通用するとは限りません。
テストセンター方式で結果を使い回せる検査とは設計が異なるため、原則として企業ごとに受け直すつもりで臨むのが安全です。手間はかかりますが、企業ごとに最適化された結果を提出できるとも言えます。
複数のサマーに併願する場合、受検のたびに性格項目への回答がぶれないよう、自分の軸を固めておくことが大切です。企業ごとに回答を変えると一貫性を欠き、かえって信頼を損ねます。自己分析を済ませておけば、どの企業でも安定した結果を残せます。
サマーインターンのeF-1G対策方法
項目が多く対策しにくいと言われるeF-1Gですが、構造を理解して優先順位をつければ効率よく準備できます。科目別の進め方と、解答集に頼らない学習法を整理します。
科目別の対策ポイント
eF-1Gの能力検査は複数の領域から構成されるため、まずはどの領域が出題されやすいかを把握し、配点の大きい基礎分野から固めるのが鉄則です。
言語分野は、語彙力と読解の正確さが土台になります。普段から文章を読み、知らない言葉を放置しない習慣をつけると、初見の設問でも落ち着いて対応できるようになります。
計数分野は、四則演算や割合、図表の読み取りといった頻出パターンを繰り返し解いて処理速度を上げることが効果的です。手を動かして体に解き方を覚え込ませると、本番で迷う時間が減ります。
図形分野は、規則性や空間把握に慣れていないと時間を取られやすい領域です。出題された場合に備えて、図形の問題に一定数触れておくと心理的な余裕が生まれます。
英語分野は、課す企業が限られるため、併願先で必要かどうかを見極めてから対策する判断も有効です。性格検査は、後述のとおり自己分析を通じて自分の価値観を言語化しておくことが最大の準備になります。
進め方・対策本やアプリの使い方
eF-1Gは専用の問題集が市販のSPI本ほど豊富ではないため、対策のリソース選びと進め方が成果を分けます。限られた教材を効率よく使う設計が必要です。
まずは適性検査全般を扱う対策本やアプリで、言語・計数の基礎力を底上げするのが現実的です。eF-1Gと出題形式が共通する基礎分野は、SPIや玉手箱の教材でも十分にカバーできます。
進め方としては、最初に一通り解いて自分の弱点領域を把握し、苦手な分野に時間を重点配分するのが効率的です。すべての領域を均等に勉強するより、伸びしろの大きい分野を優先するほうが短期間で得点が伸びます。
アプリはスキマ時間に計数や言語の反復練習をするのに向いています。電車やちょっとした待ち時間に毎日触れることで、処理速度が着実に上がっていきます。
性格検査の準備としては、自己分析を進めて自分の強みや価値観を言葉にしておくことが何よりの対策です。本番で迷わず一貫した回答ができる状態を作っておきましょう。ベンチャー併願者は、企業ごとに軸を変えず、自分の核を定めておくことが評価につながります。
解答集に頼らない効率的な対策
適性検査の対策では「解答集を入手すれば早い」という発想が出がちですが、eF-1Gにおいてこの考え方は危険です。理由を理解しておきましょう。
解答を丸暗記しても、出題の組み合わせや設問が企業ごとに変わるeF-1Gでは応用が効きません。その場では正解できても、少し形を変えられただけで対応できなくなります。
さらにeF-1Gの中心である性格検査には、そもそも正解という概念がありません。解答集で取り繕った回答は一貫性を欠き、かえって評価を下げる結果を招きます。
本当に効率がよいのは、頻出パターンの解き方を理解し、自力で素早く解ける状態を作ることです。仕組みを理解した実力は、どの企業のどんな組み合わせにも通用します。本番に強いのは暗記ではなく理解です。
ベンチャーは人物重視で価値観のマッチを丁寧に見るため、性格面を取り繕う対策は特に逆効果になりやすい傾向があります。自己理解を深め、ありのままの強みを一貫して示すほうが、結果的に高い評価につながります。
eF-1Gの例題・練習問題(傾向と解き方)
ここではeF-1Gの能力検査でよく問われる傾向と、解くうえでのコツを整理します。実際の解答そのものは載せませんが、考え方の型をつかんで本番の練習につなげてください。
頻出パターンと解き方のコツ
eF-1Gの言語分野では、語彙の意味や言葉の関係を問う設問がよく見られます。普段から言葉に敏感になり、似た意味や反対の意味をセットで覚えておくと、初見の語にも推測で対応しやすくなります。
長文の読解では、本文に書かれている情報をもとに設問の正誤を判断する力が問われます。自分の知識や思い込みで判断せず、本文の記述だけを根拠にする習慣をつけることが解き方のコツです。
計数分野では、割合や図表の読み取りが頻出です。問われている数値がどこにあるかを素早く特定し、必要な計算だけに絞ることで、限られた時間を有効に使えます。グラフの単位や項目名の見落としには特に注意しましょう。
図形分野が出る場合は、規則性を見抜く設問が中心になります。一つひとつの要素がどう変化しているかを順に追い、共通するルールを探す姿勢で臨むと糸口が見つかりやすくなります。
時間配分のコツ
eF-1Gは項目が多く受検時間が長いぶん、時間配分の巧拙が結果を大きく左右します。最後まで集中力と判断力を保つ戦略が欠かせません。
まず意識したいのは、1問にかける時間の上限を決めて、難問に固執しないことです。わからない問題で立ち止まると、解けるはずの後続問題に手が回らなくなります。
能力検査では、まず解ける問題を確実に拾い、迷う問題は後回しにする進め方が有効です。全体を一度ざっと見渡し、得点しやすい設問から片づける意識を持ちましょう。
受検時間が長いため、後半の集中力低下を見越して前半で時間を使いすぎないペース配分を心がけることも重要です。性格検査は深く悩みすぎず、直感的に一貫して答えるほうが結果として自然な回答になります。長丁場を走り切る体力配分の感覚を、練習段階でつかんでおきましょう。
練習リソースの選び方
eF-1G専用の教材は限られているため、何で練習するかの判断が成果を分けます。手持ちのリソースを最大限に活かす工夫をしましょう。
言語・計数の基礎は、適性検査全般を扱う市販の対策本やアプリで十分に鍛えられます。eF-1Gと共通する出題形式が多いため、まずは王道の教材で基礎体力をつけるのが近道です。
図形や英語など特定の領域が必要な場合は、その分野に特化したドリルや問題集で補強します。出題されるかどうかを併願先の傾向から見極め、必要な分野に絞って取り組むと効率的です。
性格検査の練習は、模擬的な性格診断を受けて自分の回答傾向を客観的に把握することが役立ちます。あわせて自己分析ノートを作り、強みやエピソードを言語化しておけば、本番で一貫した回答ができます。ベンチャー併願者は、価値観を整理しておくことが面接対策にもそのまま生きてきます。
サマーインターンのeF-1Gで落ちる人の特徴
eF-1Gで惜しくも通過できない人には、いくつかの共通点があります。事前に知っておけば回避できるものばかりなので、自分に当てはまっていないか点検しましょう。
落ちる人に共通する特徴
最も多いのは、eF-1G特有の出題形式を知らないまま本番に臨んでしまうパターンです。SPIの対策だけで足りると思い込み、見慣れない設問に戸惑って時間を浪費してしまいます。
次に多いのが、能力検査の基礎を固めきれていないケースです。難問を解こうとするより前に、解けるはずの基礎問題を取りこぼしていると、ボーダーに届きません。
また、受検環境を軽視して本番でトラブルに見舞われる人もいます。長時間の検査中に通信が不安定になったり、騒がしい場所で集中できなかったりすると、実力を出し切れません。
ベンチャー併願者に特有の落とし穴として、企業ごとに性格項目の回答を変えて一貫性を失うことがあります。自分の軸が定まっていないと、多面的に分析するeF-1Gでは矛盾が見抜かれやすくなります。
時間切れ・項目数の多さによる失敗
eF-1Gで特に起きやすいのが、項目数の多さと受検時間の長さに起因する失敗です。テストの構造に体力的・心理的に負けてしまうパターンです。
序盤の能力検査で難問に時間を取られ、後半の問題に手をつけられないまま時間切れになるのは典型的な失敗です。解ける問題を残したまま終わると、得点を大きく取りこぼします。
性格検査も含めて長時間にわたるため、後半になるほど集中力が落ち、回答が雑になりがちです。疲労で判断が鈍ると、能力検査のミスも性格検査の矛盾も増えてしまいます。
対策としては、練習の段階から長時間の通し受検を経験して、集中力の配分に慣れておくことが有効です。本番をぶっつけで迎えず、長丁場に耐える感覚を体に染み込ませておきましょう。受検前に十分な休息を取ることも、当たり前ながら効果的です。
性格検査での失敗
eF-1Gの中心である性格検査での失敗は、能力検査以上に取り返しがつきにくいため注意が必要です。落ちる人の傾向を具体的に知っておきましょう。
最も多いのは、企業に好かれようとして自分を偽り、回答に矛盾が生じるケースです。eF-1Gは同じ傾向を複数の角度から確認するため、取り繕いはほぼ見抜かれます。
逆に、深く考えすぎて回答に時間をかけすぎ、後半が雑になってしまう人もいます。性格検査は直感的に答えるほうが自然な結果になりやすく、悩みすぎは禁物です。
自己分析が不十分なまま受検し、自分の強みや価値観を一貫して示せないことも失敗のもとです。事前に自分の軸を言語化しておくことが、性格検査で評価を得る最大の準備になります。特にベンチャーは価値観のマッチを重視するため、ありのままの自分を一貫して見せる姿勢が高評価につながります。
サマーインターンeF-1Gに関するよくある質問
最後に、28卒の就活生からよく寄せられるeF-1Gに関する疑問にお答えします。対策の不安を解消し、本番に向けて準備を進めましょう。
eF-1Gの対策はいつから始めるべき?
結論から言うと、サマーインターンの応募が本格化する前、できれば数週間から1か月ほどの余裕を持って始めるのが理想です。直前に詰め込むより、計画的に進めるほうが確実に力がつきます。
eF-1Gは項目が多く受検時間も長いため、能力検査の基礎固めと自己分析の両方に一定の時間がかかります。短期間で仕上げようとすると、どちらかが中途半端になりがちです。
大手とベンチャーを併願する人は、ベンチャーの選考スピードが速く受検期限が短いことも踏まえ、早めに準備を始めておくと安心です。応募のたびに慌てずに済み、複数の選考を並行して進められます。自己分析は就活全体に生きるため、早く着手して損はありません。
eF-1Gの難易度は高い?
eF-1Gの難易度は、一問あたりの難しさよりも、項目数の多さと受検時間の長さによる総合的な負荷が高いと表現するのが正確です。個々の問題に特殊な難問が並ぶわけではありません。
能力検査の各問題は、適性検査全般の対策をしていれば対応できる水準のものが中心です。ただし見慣れない出題形式に初見で当たると、必要以上に難しく感じてしまいます。
むしろ難しさの本質は、長時間にわたって集中を保ち、能力検査と性格検査の両方で安定した結果を出し続ける点にあります。事前に形式を知り、長丁場に慣れておけば、過度に恐れる必要はありません。準備した人としていない人で差がつきやすいテストだと捉えましょう。
サマーと本選考でeF-1Gは同じ?
サマーインターンと本選考でeF-1Gが課される場合、検査の基本的な仕組みや出題の種類は共通していると考えてよいでしょう。サマーで一度経験しておけば、本選考での負担が軽くなります。
ただし、企業がどの領域を課すかや、結果をどう評価に使うかは選考段階によって変わる可能性があります。本選考のほうが応募者のレベルが上がり、ボーダーが厳しくなることも想定されます。
だからこそ、サマーの段階でeF-1Gに慣れ、自己分析を済ませておくことが本選考への大きなアドバンテージになります。ベンチャー併願者にとっては、サマーでの高評価が早期選考や本選考の優遇につながるケースもあり、夏の取り組みがそのまま秋冬以降の選考を有利に運ぶ布石になります。
まとめ
eF-1Gは、能力検査と詳細な性格検査を組み合わせ、応募者を多面的に描き出す項目数の多い適性検査です。受検時間が長く対策しにくいと言われますが、構造を理解して優先順位をつければ、サマー本番までに十分な準備ができます。
対策の基本は、言語・計数の基礎を固めて能力検査のボーダーを越えること、そして自己分析を通じて性格項目に一貫して答えられる状態を作ることの二本立てです。解答集に頼らず、頻出パターンを理解して自力で解ける実力を養いましょう。
大手とベンチャーを併願する人にとって、eF-1Gは人物を丁寧に見るベンチャーの選考と相性のよいテストです。能力対策と自己理解を早めに進め、サマーで通過実績と自己分析の成果を積み上げる二段構えで、夏の就活を有利に進めてください。応募がピークを迎える前に、今日から準備を始めましょう。