【28卒】サマーインターンのCAB例題と解き方!ベンチャー併願者の科目別頻出パターン

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本命の大手企業のサマーインターンを軸にしながら、成長中のベンチャー企業のサマーインターンを併願する28卒が増えています。大手とベンチャーを二段構えで受ける戦略は、早い時期に本番に近い選考を経験でき、ベンチャーのサマーでの高評価が早期選考や本選考の優遇に直結しやすい点で大きな価値があります。

その併願の入口で意外と多くの人がつまずくのがCABです。CABはIT企業やシステム開発、コンサル、メガベンチャーなどで採用される適性検査で、暗算・法則性・命令表・暗号という独特の4科目を出すため、SPIの感覚のまま受けると初見の問題形式に戸惑うことがあります。とくに命令表や暗号は他の検査ではあまり見かけない出題で、形式を知らずに受けると解き方の手順そのものが分からず時間を浪費してしまいます。

ベンチャー企業のサマーインターンは、案内から受検までの期間が大手より短く設定されていることが多く、エントリー後すぐに受検枠が埋まるケースも珍しくありません。大手向けにじっくり積み上げる準備とは別に、ベンチャー併願ではCABの科目別の頻出パターンを素早く押さえて即受検する瞬発力が問われます。

そこで本記事では、サマーインターンのCABでよく出る暗算・法則性・命令表・暗号の頻出パターンを、典型的な例題の型として整理し、その解き方の考え方を解説します。具体的な解答そのものや解答集、特定企業の実問題ではなく、「こういう型の問題はこう考えて解く」という方針を押さえることで、初見の問題にも応用が利く力を養うのが狙いです。

とくにベンチャーのサマーインターンは少人数の相対評価になりやすく、母集団のレベル次第でボーダーが上振れする傾向があります。大手の併願組やトップ層が集まる選考では、解けて当然の例題を取りこぼさないことが通過の最低ラインになります。

この記事を読めば、CABの代表的な例題の型と解き方の考え方、効率的な例題演習の進め方、サマー特有のボーダー感覚、落ちる人の共通点までを一気に把握できます。限られた準備期間でどこに時間を割けば得点が伸びるかを見極め、ベンチャーサマーの突破とその先の早期選考ルートへの接続を確実なものにしていきましょう。

この記事を読むとわかること
  • サマーインターンのCABで出る暗算・法則性・命令表・暗号の科目別頻出パターンと解き方の考え方
  • 限られた期間でも得点を伸ばす例題演習の進め方と時間配分のコツ
  • ベンチャーサマー特有の通過率・ボーダー感覚と足切りの考え方
  • CABで落ちる人の共通点と、併願者がやりがちな失敗の回避法
この記事がおすすめな人
  • 大学3年生(28卒)で2026年サマーインターンに応募予定の人
  • 大手を本命にしつつベンチャーのサマーインターンを併願したい人
  • CABの例題の型と解き方の考え方を短期間で押さえたい人

CABとは?サマーインターンでの出題形式

例題に入る前に、CABがどんな検査で、サマーインターンではどんな科目・受検方式で課され、どんな企業が採用しているのかを整理します。全体像をつかむと対策の優先順位が見えてきます。

CABの4科目構成と独特の出題内容

CABは、IT職やエンジニア職の採用で使われることの多い適性検査で、能力検査として暗算・法則性・命令表・暗号の4科目、そして性格検査で構成されるのが基本です。情報処理の速さと論理的な推論力を測ることに特化しており、知識量よりも頭の回転と手順の正確さを問う設計になっています。

暗算は、四則演算を電卓を使わず素早く処理する科目です。法則性は、並んだ図形の変化の規則を見抜いて次に来るものを答える科目で、視覚的な推論力が問われます。

命令表は、記号で示された命令に従って図形を順番に変化させていく科目、暗号は、図形がどのような変換ルールで別の図形に変わったかを推測する科目です。いずれもSPIや玉手箱の言語・計数とはまったく異なる独特の形式で、CABを知らずに受けると何を問われているのか自体が分からず手が止まります。

つまりCABは、知識ではなく論理的な情報処理のスピードを測る検査だと言えます。ベンチャー併願者も、まずはこの4科目の独特な形式に慣れることから対策を始めるのが近道です。

サマーインターンでの受検方式と併願時の注意点

CABには、紙のマークシートで受けるペーパー版と、自宅のパソコンで受けるWeb版があり、近年はWeb版(Web-CAB)が主流です。サマーインターンでは自宅受検型のWeb版が採用されることが多く、ベンチャーではとくにこの方式が中心になります。

自宅受検型は、案内が届いてから自分の都合で受けられる反面、受検期限が短く設定されていることが少なくありません。ベンチャーは案内から締切までの日数が限られるため、いつ案内が来ても受けられるよう環境を整えておくことが取りこぼし防止につながります。

CABは科目ごとに制限時間の感覚が非常に厳しく、暗算や命令表は短時間で大量の問題を処理する設計です。画面上で図形や記号を読み取りながら解くため、紙とは違うペース感覚が求められ、本番前に同じ形式の演習で操作に慣れておくと当日に戸惑わずに済みます。

併願時はスケジュール管理が肝心です。複数社の受検期限が重なると、準備不足のまま受けることになりかねません。受検方式と期限を一覧化し、優先順位をつけて臨むことをおすすめします。

CABを採用する企業(大手とベンチャー)

CABは、論理的な推論力と情報処理のスピードを重視する企業で採用される傾向があります。大手ではシステムインテグレーターやソフトウェア開発、IT系のコンサルティングといった業界で導入実績が多く、エンジニア適性を見たい企業に好まれます。

こうした暗算や法則性、命令表といった論理処理を問う形式は、技術志向やスピード感を重視する成長企業とも相性がよく、メガベンチャーや一部のITベンチャーでもCABやWeb-CABが使われることがあります。応募前に志望企業がどの検査を課すかを確認しておきましょう。

大手企業は応募者数が多いため、CABを母集団の足切りとして使う傾向が強い特徴があります。一方でベンチャーは応募人数が相対的に少なく、一人ひとりの結果をより細かく見るケースが多くなります。同じCABでも、大手では一定ラインを超えればよく、ベンチャーでは少人数のなかで上位に入るという意識の差が必要です。

採用企業がCABを使う目的を理解しておくと、自分がどのレベルまで仕上げればよいかの基準が明確になります。例題演習に入る前に、志望企業群の傾向を把握しておきましょう。

CABの例題と科目別頻出パターンの解き方

ここからが本記事の中心です。サマーインターンのCABでよく出る代表的な例題の型を、暗算・法則性・命令表・暗号の科目別に分けて、解き方の考え方とともに解説します。実際の解答そのものではなく、どう考えれば解けるかの方針を押さえましょう。

暗算:素早く正確に計算する頻出パターン

暗算は、四則演算を電卓なしで連続して処理する科目です。一問あたりにかけられる時間が極端に短いため、難しい計算をするというより、簡単な計算を速く正確に積み重ねる処理力が問われます。

例題の型としては、二桁同士の足し算や引き算、掛け算、割り算、あるいは選択肢のなかから答えに最も近いものを選ぶ概算型が代表的です。とくに概算型では、厳密に計算せず桁数とおおよその大きさで選択肢を絞る考え方が有効です。

解き方のコツは、計算しやすい形に数を分解することです。たとえば「98×7」のような計算なら、「100×7」から「2×7」を引くと考えると、暗算でも素早く処理できます。このようにキリのよい数に寄せて計算する習慣をつけると、処理速度が上がります。

ベンチャー併願では短期で仕上げる必要があるため、まずは概算で選択肢を絞る型と、数を分解して計算する型を押さえ、いくつかの例題で速さと正確さの両立を体に染み込ませると、本番でも安定して得点できます。

法則性:図形の変化規則を見つける考え方

法則性は、横一列や枠内に並んだ図形がどんな規則で変化しているかを見抜き、空欄に入る図形を選ぶ科目です。解き方の出発点は、図形のどの要素が変化しているのかを一つずつ切り分けることにあります。

図形には、向き・位置・数・色や塗り・大きさといった複数の要素が含まれます。これらを同時に見ようとすると混乱するため、まず「回転しているのか」「移動しているのか」「増減しているのか」と要素ごとに観察するのが基本動作です。

例題の型としては、図形が一定の角度ずつ回転していくパターン、要素が一つずつ増えたり減ったりするパターン、図形が決まった方向へ移動していくパターンなどがあります。複数の規則が組み合わさっている場合は、変化が明らかな要素から先に特定し、残りの要素の規則を順に確かめると見抜きやすくなります。

法則性は慣れるほど規則を見抜くスピードが上がる科目です。ベンチャーの短期受検でも、要素を切り分けて観察するという解き方の型さえ身につけておけば、初見の図形列でも落ち着いて規則を発見できるようになります。

命令表:記号の処理手順を正確にたどる方法

命令表は、記号で示された命令に従って図形を順番に変化させ、最終的にどの形になるかを答える科目です。解き方の核心は、命令の一つひとつが図形に対してどんな操作をするかを正確に理解し、順番どおりに丁寧に処理することにあります。

まず最初にやるべきは、与えられた記号がそれぞれ何を意味するか、つまり回転なのか反転なのか色の変更なのか移動なのかを正しく把握することです。命令の意味を取り違えると、その後の処理がすべてずれてしまいます。

例題の型としては、複数の命令が順番に並び、それを左から順に図形へ適用していく形式が中心です。コツは、命令を一つ適用するごとに頭の中で図形の状態を更新し、途中経過を確認しながら進めることで、複数の命令をまとめて処理しようとすると取り違えのリスクが高まります。

命令表は、急ぐあまり順番を飛ばしたり命令を読み違えたりすると一気に失点します。ベンチャー併願で時間が限られていても、一手ずつ確実に処理する型を守ることが、結果的に速く正確に解くことにつながります。

暗号:変換ルールを推測する着眼点

暗号は、ある図形が別の図形に変わったとき、その間にどんな変換のルールが働いたかを推測する科目です。命令表が「命令から結果を導く」のに対し、暗号は「変化前と変化後から命令そのものを推測する」逆方向の思考が求められます。

解き方の着眼点は、変化前と変化後の図形を見比べて、何がどう変わったのかを具体的に言葉にすることです。回転したのか、反転したのか、要素が増えたのか、色が変わったのかを一つずつ確認し、その変化を起こすルールを当てはめます。

例題の型としては、複数の変換例が示され、共通して働いているルールを見つけてから未知の図形に適用する形式が代表的です。コツは、一つの例だけで結論を急がず、複数の変換例に共通する規則を探すことで、たまたま当てはまっただけのルールを排除できます。

暗号は推測の要素が強いため、最初は手こずりやすい科目です。しかし変化を要素ごとに言語化する着眼点を身につければ、ベンチャーの短期受検でも、初見の暗号問題に対して筋道を立てて変換ルールを見抜けるようになります。

性格検査:CABの性格検査で意識すること

CABには能力検査だけでなく性格検査も含まれており、ここを軽視すると思わぬ落とし穴になります。性格検査は対策で点を取る類のものではありませんが、回答の一貫性や企業の求める人物像との相性が合否に影響することがあります。

意識したいのは、よく見せようとして回答を取り繕わないことです。設問は似た内容を角度を変えて何度も尋ねる構成になっており、回答がぶれると一貫性のなさが見抜かれやすくなります。素直に一貫した回答を心がけましょう。

ベンチャーは少人数で一人ひとりを丁寧に見るため、性格検査と面接での印象のズレに敏感です。能力検査の対策に集中するあまり性格検査を流し読みで済ませると、能力面が高くても相性で外れてしまうことがあります。

事前にできる準備としては、自分の価値観や行動傾向を言語化しておくことです。自己理解が深まっていれば、設問に対して迷いなく一貫した回答ができ、結果として相性の良い企業との接点を残しやすくなります。

例題演習の進め方と時間配分のコツ

科目別の頻出パターンを把握したら、次は実際にどう演習を積むかです。限られた期間で成果を出すための進め方と、本番の時間配分の考え方を解説します。

例題演習に使えるリソースの選び方

CABの例題演習は、暗算・法則性・命令表・暗号の4科目に対応した問題集やアプリを選ぶのが基本です。SPIや玉手箱向けの教材だけでは命令表や暗号といったCAB特有の科目をカバーできないため、CABやWeb-CABの形式を扱った教材を一冊選び、解説の丁寧なものをやり込むほうが効果的です。

本記事で解説したのは型の考え方なので、実際の演習では数多くの例題に当たって手を動かす必要があります。手元の教材で同じパターンを繰り返し解き、命令の処理手順や図形の変化規則を体に染み込ませましょう。

スマートフォンで取り組めるアプリは、移動時間や授業の合間といったスキマ時間を活用できる点で併願準備に向いています。ベンチャーは受検までの期間が短いため、机に向かう時間を確保しにくい人でも演習を積み上げられる手段を持っておくと安心です。

本番形式で実力を測れる模試型のリソースも有効です。時間制限のある環境で4科目を連続して処理する経験を積んでおくと、本番でのペース配分の感覚がつかめます。教材は数より、繰り返し使い込むことを意識しましょう。

反復演習で型を定着させる方法

例題は一度解いて終わりにせず、間違えた問題を中心に繰り返すことが定着のカギです。とくに命令表や暗号でつまずいた問題は、なぜその手順になるのかを自分で説明できるまで解き直すと精度が上がります。

反復のやり方としては、解けなかった問題に印をつけ、後日その印の問題だけをもう一度解くサイクルを回します。正解できた問題に時間をかけすぎず、苦手な科目に集中するのが効率的です。

解き直すときは、答えを覚えているかではなく、解き方の手順を再現できるかを確認します。図形が変わっても同じ手順で命令を処理できるか、別の図形列でも同じ着眼点で法則性を見抜けるかが、本番で初見問題に対応できる力につながります。

反復のなかで、自分がどの科目で時間を使いすぎているかも見えてきます。苦手な科目が分かれば、そこに演習時間を重点配分でき、限られた準備期間を有効に使えます。

ベンチャーの短期受検に対応する時間配分

本番では、どの科目も一問あたりにかけられる時間が短く、ペース配分が得点を大きく左右します。暗算で一問に悩みすぎたり、命令表で手順を何度もやり直したりすると、後ろの問題に手が回らなくなり、結果的に取れる問題を落とします。

考え方としては、一定時間考えて手が止まる問題は一旦飛ばし、確実に処理できる問題から解くのが鉄則です。全問正解を狙うより、取れる問題を確実に拾うほうが総得点は伸びます。

ベンチャー併願では、案内が来てから受検まで日数が限られるため、本番形式で時間を計った演習を直前に一度はやっておきたいところです。制限時間内に暗算を何問、法則性や命令表を何問処理できるかの感覚を事前につかんでおくと、本番で焦らずペースを保てます。

大手の準備と並行する場合は、CABを課す企業群をまとめて把握し、共通する4科目の型を一括で仕上げてから、ベンチャー特有の短期スケジュールに合わせて受検直前に総ざらいする二段構えが効率的です。時間配分の練習も、この総ざらいに組み込みましょう。

サマーインターンのCABの通過率・ボーダー

例題を解けるようになったら、どのくらいの得点を取れば通過できるのかが気になるところです。サマーインターン特有のボーダー感覚を解説します。

通過率の目安と母集団の影響

サマーインターンの選考は、本選考よりも参加枠が限られることが多く、通過率は決して高くありません。CABを採用するIT大手やコンサルは人気が高く、応募者のなかからインターン参加者を絞り込むため、CABの段階でかなりの数が落とされることもあります。

通過率は企業や年度、応募者数によって変動するため、一律の数字を当てにするのは危険です。重要なのは、母集団のレベルによってボーダーが上下するという仕組みを理解しておくことです。

ベンチャーのサマーインターンは少人数の相対評価になりやすく、大手志望のトップ層が併願で流れ込むと母集団のレベルが上がります。結果として、平均的な出来では通過できず、ボーダーが想定より高くなるケースが起こり得ます。

つまり、これくらい解ければ安全という固定の基準はなく、周囲のレベルに左右されると考えるべきです。だからこそ、解けて当然の例題を確実に取り、上位に食い込む準備が必要になります。

正答率の考え方とボーダーの実感

CABは正答数だけでなく、解答のスピードと正確さの両面が評価に影響すると言われています。そのため単純な正答率の数字だけでボーダーを語ることは難しく、制限時間内に安定して高い正答率を出せる状態を目指すのが現実的です。

目安としては、暗算で基本的な計算を取りこぼさず、法則性や命令表で標準的な問題を確実に処理できることが土台になります。難問を一問取るより、標準問題を確実に取るほうがボーダー突破には効きます。

ベンチャー併願では、上位を狙う意識が必要だと前述しました。標準的な例題で高い精度を保ち、そのうえで暗号のような推測力が問われる問題にも食らいつける状態が、上位通過の目安になります。

正答率の高さは、本記事で解説した科目別の頻出パターンの型をどれだけ確実に再現できるかにかかっています。型を体に染み込ませることが、結果的に安定した正答率につながります。

足切りラインと性格検査の影響

多くの企業では、能力検査に一定の足切りラインを設けています。このラインを下回ると、面接やインターン内容の評価以前に選考から外れてしまうため、最低限の得点確保は絶対条件です。

足切りラインは公表されないのが通常ですが、暗算・法則性・命令表・暗号を安定して解ける水準にあれば、まず下回ることはありません。逆に基礎的な例題で取りこぼすと、足切りに引っかかるリスクが高まります。

能力検査だけでなく、性格検査の結果が足切りに影響する企業もあります。回答に一貫性がない、自社の求める人物像と大きくずれていると判断されると、能力検査が高得点でも通過しにくくなる場合があります。

ベンチャーは少人数で一人ひとりを丁寧に見るため、性格検査の比重が大手より高いこともあります。能力検査の対策と合わせて、性格検査も正直かつ一貫性のある回答を心がけましょう。

サマーインターンのCABで落ちる人の特徴

通過する人と落ちる人には、はっきりした違いがあります。落ちる人にありがちな共通点を知り、自分が同じ失敗をしないよう備えましょう。

命令表・暗号の形式に慣れず落ちる

最も多い失敗が、CAB特有の命令表や暗号の形式に慣れないまま本番に臨むことです。SPIや玉手箱の感覚で受けると、記号の意味や変換ルールの考え方そのものが分からず、解き方の入口で手が止まってしまうケースが目立ちます。

命令の意味を取り違える、変換ルールを一つの例だけで決めつけてしまうといったミスは、形式に慣れていれば防げるものです。事前に処理手順や着眼点を知っているかどうかで、正答率が大きく変わります。

ベンチャー併願者は準備期間が短くなりがちで、形式の確認が不十分なまま受けてしまう人が出やすい傾向にあります。短期間でも、本記事で解説した命令表の処理手順と暗号の着眼点に絞って演習すれば、無対策で受けるより格段に通過率が上がります。

ベンチャーだから簡単だろうと油断するのは禁物です。母集団のレベルが上がりやすい分、むしろしっかりした形式対策が求められます。最低限、4科目それぞれの型は押さえてから受検しましょう。

時間切れで実力を出し切れない

実力はあるのに時間配分で失敗して落ちる人も少なくありません。CABは一問あたりに使える時間が短く、暗算や命令表に時間をかけすぎると後半の問題に手が回らなくなります。

とくに難しい問題に固執してしまうタイプは、時間切れで本来取れたはずの問題を落としがちです。手が止まる問題は潔く飛ばす判断力が、総得点を守るために欠かせません。

ベンチャーの短期受検では、本番形式で時間を計った練習をする余裕がないまま受ける人が多くなります。そのため、せめて受検直前に一度は時間制限のある演習をやり、4科目を処理する自分のペースをつかんでおくことが大切です。

時間配分は練習で改善できるスキルです。一問あたりの目安時間を意識し、取れる問題から確実に処理する習慣を身につければ、時間切れによる失点は防げます。

性格検査を軽視して相性で落ちる

能力検査ばかり対策して、性格検査を軽視する人も落ちやすい特徴があります。性格検査の結果が企業の求める人物像と合わないと判断されれば、能力検査が高得点でも通過しないことがあります。

性格検査で陥りがちなのが、よく見せようとして回答を取り繕うことです。一貫性のない回答は見抜かれやすく、かえって評価を下げる原因になります。

ベンチャーは少人数で見るため、性格検査と面接での印象のズレにも敏感です。自分を偽らず、正直かつ一貫した回答を心がけることが、結果的に相性の良い企業との出会いにつながります。

性格検査は対策というより、自己理解を深めて素直に答えることが基本です。能力検査の準備と並行して、自分の価値観や行動傾向を言語化しておくと、回答に一貫性が生まれます。

サマーインターンCAB例題に関するよくある質問

最後に、サマーインターンのCAB例題について寄せられることの多い質問に答えます。併願準備の疑問を解消しておきましょう。

CABの例題対策はSPIと分ける必要がありますか?

分けて対策する必要があります。CABは命令表や暗号という他の検査にはない独特の科目を含み、言語や非言語を問うSPIとは出題のつくりが大きく異なるためです。SPIの問題集だけをやり込んでも、CAB特有の命令の処理手順や変換ルールの推測には対応しきれません。

とはいえ、暗算で使う四則演算の基礎などは、SPIの非言語と共通する部分もあります。基礎計算はSPI対策で鍛えつつ、法則性・命令表・暗号といったCAB特有の科目は専用の例題で補うという二段構えが効率的です。

結論として、CABを課す企業を併願するなら、CABの形式に対応した例題で型を押さえる時間を別に確保しましょう。形式に一度慣れてしまえば、命令表も暗号も解き方の手順が見えてきて、安定して得点できるようになります。

CABの例題はどれくらい解けば十分ですか?

明確な問題数の基準はありませんが、暗算・法則性・命令表・暗号の解き方を、初見の問題でも迷わず再現できる状態が一つの目安です。数をこなすことより、各科目のパターンを確実に解けるようにすることのほうが重要になります。

具体的には、間違えた問題を繰り返し解き直し、別の図形や記号でも同じ考え方で解けるかを確認します。とくに命令表の処理手順や暗号の変換ルールの探し方を自分で説明できるようになると、解答の精度が安定します。

ベンチャー併願で時間が限られる場合は、苦手な科目に絞って演習し、得意な科目は維持確認にとどめるのが効率的です。限られた時間を、最も得点が伸びる科目に集中投下する意識を持つと、短期間でも十分仕上げられます。

CABの結果はサマーインターン後の選考に影響しますか?

サマーインターンでの評価は、その後の早期選考や本選考に引き継がれることが多くあります。とくにベンチャーでは、サマーで高評価を得た人が早期選考ルートに案内され、本選考で優遇されるケースが珍しくありません。

CABはそのインターンに参加するための入口なので、ここを突破できなければその後のチャンスにつながりません。逆に言えば、CABを確実に通過することが、優遇ルートへの第一歩になります。

大手志望者にとっても、ベンチャーのサマーで選考経験を積み、早期に優遇を得ておくことは、本命の大手選考を落ち着いて進めるための保険になります。CABの例題対策は、目先のインターン通過だけでなく、就活全体を有利に進めるための投資と捉えましょう。

まとめ

本記事では、サマーインターンのCABで出る暗算・法則性・命令表・暗号の科目別の頻出パターンを例題の型として整理し、それぞれの解き方の考え方を解説しました。CABはSPIや玉手箱とは形式が大きく異なるため、命令表や暗号という独特の科目に専用の例題で慣れることが、得点アップの近道になります。

暗算では概算で選択肢を絞り、数を分解して速く処理することが要です。法則性では図形の要素を切り分けて変化規則を見抜き、命令表では命令の意味を正確に把握して一手ずつ丁寧に処理し、暗号では複数の変換例に共通するルールを探すという、科目ごとの型を固定しておきましょう。

大手を本命にしながらベンチャーのサマーインターンを併願する二段構えでは、案内から受検までが短いベンチャーの特性に合わせ、4科目の頻出パターンを素早く仕上げる瞬発力が求められます。少人数の相対評価でボーダーが上振れしやすいからこそ、解けて当然の例題を取りこぼさないことが通過の最低ラインです。

例題演習は、CAB形式に対応した教材を一冊やり込み、間違えた問題を繰り返し解き直して型を定着させるのが効果的です。本番では一問あたりの目安時間を意識し、取れる問題から確実に処理する時間配分を心がけ、性格検査も正直かつ一貫した回答を意識しましょう。

限られた準備期間でも、科目別の頻出パターンに絞って効率よく対策すれば、ベンチャーサマーの突破は十分に狙えます。サマーで得た高評価は早期選考や本選考の優遇に直結するため、本記事で押さえた型と考え方を武器に、大手とベンチャーの併願を成功させ、その先のチャンスへつなげていきましょう。

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