クッキーメイクとは
クッキーメイクはSNSを中心に十代から二十代の若者の間で新たに注目を集めているメイクトレンドです。
このメイクはその名前の通り焼き菓子のようなナチュラルで可愛らしい雰囲気を顔全体で表現することを目指しています。
手順がとてもシンプルであり普段使っているメイクアップアイテムを使って手軽に挑戦できることから多くの支持を得ています。
インスタグラムやティックトックなどのSNSではメイクの手順を丁寧に解説する動画が数多く共有されており、初心者でもそれらを参考にしながら簡単に真似することができるのも人気を集める理由の一つとなっています。
全体的に甘さとやわらかさを強調し、抜け感のある親しみやすい印象を与えるのがこのトレンドメイクの大きな魅力です。
クッキーメイクの特徴
クッキーメイクには、やわらかくかわいらしいクッキーの見た目や甘い味わいを感じさせる特徴があります。
使うものは、普段のメイクで使っているようなブラウン、オレンジ、コーラルピンク系のアイシャドウやチークですが、メイクの仕方で現れるクッキーメイクならではの魅力が流行の秘訣です。
ブラウン系の色味
色使いにおいてはブラウンメイクを基本としつつもピンクやオレンジなどの暖色系を組み合わせて柔らかさを加えるのが特徴的です。
アイシャドウにはベージュやミルクブラウンあるいはくすみオレンジといった温かみのある色を選び、目元に自然なグラデーションを作ります。
アイホール全体に明るいベージュを広げ目の際を濃いブラウンで引き締めることでまるでクッキーの焼き色のような絶妙な立体感を生み出します。
さらにチークにはピーチやコーラル系の色味を使用し、リップにはブラウン寄りのピンクやミルキーなオレンジなど主張が強すぎない色を合わせます。
最後にオレンジやくすみピンクをほんの少し混ぜることで大人っぽくなりすぎず適度な甘さと可愛らしさを引き出すことができます。
ふんわりとした質感
クッキーメイクでは質感のコントロールも非常に重要であり、クッキーのやわらかい表面のようなふんわりとしたマット寄りの質感を表現することが求められます。
ベースメイクで肌を均一に整えつつツヤを抑えたマットな肌を作り上げます。
チークを入れる際は頬の高すぎない自然な位置に丸くふんわりと色をのせることで焼き菓子のような柔らかい血色感を演出します。
ハイライトを使用する場合は控えめにし少量を鼻筋や頬の高い部分にのせてくすみを飛ばす程度の自然な明るさをプラスします。
メイク直しの際もパウダーを重ねすぎないように少量ずつ使うことで厚ぼったくなるのを防ぎ一日中ふわっとした軽やかな質感を保つことが美しいクッキーメイクを維持する秘訣です。
ブラウンメイクとの違い
ブラウン系の色味をメインにメイクをするクッキーメイクですが、定番のブラウンメイクとは決定的な違いがあり、まとう雰囲気も大きく変えることができます。
クッキーメイク初心者は、ブラウンメイクとの違いを理解した上で挑戦することで、クッキーメイクを成功させることができます。
大人っぽさとかわいらしさ
クッキーメイクとブラウンメイクの大きな違いは、完成したメイクが与える印象です。
ブラウンメイクは大人びた印象やクールな雰囲気が強まりがちなのに対して、クッキーメイクは素朴でふんわりとかわいらしい雰囲気を出すことができます。
クッキーメイクはベースにブラウンを使いつつも、仕上げの段階でオレンジや少し灰色がかったくすみピンクをほんの少しだけ混ぜ合わせることにより顔全体に自然な血色感とスイーツのような甘さが加わります。
また全体的に色を濃くしすぎず少しだけ抜け感を持たせた仕上がりにすることで過度な大人っぽさを抑えることができます。
このようにして親しみやすいかわいらしさを見事に実現しているのです。
色使い
色使いにおいては顔全体のトーンを統一し、主張しすぎない控えめな色を選ぶことが重要です。
アイシャドウにはベージュやミルクブラウンやオレンジ系を使用し、目元に温かみを出します。
濃い色は目尻や下まぶたの締めに少しだけ使い、ムラにならないよう注意します。
チークはピーチやコーラル系の色を選び、頬の高すぎない自然な位置にふんわりと丸くのせることで焼き色のような血色感を出します。
リップもブラウン寄りのピンクやベージュローズあるいはミルキーなオレンジなど肌なじみの良い色を選択します。
眉やまつ毛も黒を強く使いすぎず明るめに仕上げることで顔全体の色味が調和し柔らかいトーンを保つことができます。
クッキーメイクのやり方
ここでは基本のクッキーメイクのやり方を解説します。
クッキーメイクはブラウンやオレンジ、コーラルピンクなど、コスメでは王道の色味を使用して簡単に挑戦することができます。
ベースからマスカラまで、段階ごとのポイントを踏まえたメイク方法を紹介しているため、SNSの動画だけではわかりづらいという人はぜひ参考にしてみてください。
ベース
ベースメイクはクッキーのようなふんわりとしたマットな質感を表現することが最も重要になります。
そのためファンデーションの厚塗りは避けて肌の赤みやくすみを軽く整える程度に留めるのが美しく仕上げるコツです。
下地や薄付きのファンデーションを使って肌のトーンを均一に整えつつ油分をしっかりと抑え気味にすることでまるでお菓子のようなサラッとしたマットな肌を作り上げます。
また日中のメイク直しの際にも注意が必要であり、パウダーを一度にたくさん重ねすぎないように少量ずつ丁寧に使用してください。
これにより厚ぼったくなるのを防ぐことができ、一日中クッキーのようなふわっとした軽やかでやわらかい質感を保つことができます。
アイシャドウ
アイシャドウはベージュやミルクブラウンあるいは少し灰色がかったくすみオレンジなどの温かみのある暖色系を使用し、目元に自然なグラデーションを作ります。
まずアイホール全体に明るめのベージュをふんわりと広げてベースを作り次に目の際の部分を濃いブラウンで優しく引き締めます。
このように色を重ねることでまるでクッキーについた香ばしい焼き色のような絶妙な立体感と深みを生み出すことができます。
濃い色を使用する際の注意点として色がムラにならないように必ず少量ずつ筆や指に取ってからのせるようにしてください。
濃い色は目尻や下まぶたの締めとしてピンポイントで少しだけ取り入れるのが失敗を防ぎやわらかさを保つ秘訣です。
チーク
チークは顔全体の温かみと可愛らしさを引き立てる重要なステップであり、ピーチやコーラル系などの肌なじみが良く少し甘さのある色味を選ぶのがおすすめです。
入れる位置にも工夫が必要で、頬の不自然に高すぎる位置ではなく本来の骨格に沿った自然な位置から顔を横断するようにチークを入れることを意識します。
大きめのブラシなどで丸くふんわりと色をのせることで、まるで焼き菓子がオーブンで色づいたかのような自然でやわらかい血色感を演出することができます。
さらに立体感を出すためにハイライトを併用する場合も決して塗りすぎず控えめに仕上げるのがポイントです。
少量を鼻筋や頬の高い部分に軽くのせてくすみを飛ばす程度の自然な明るさをプラスしてください。
リップ
リップメイクでは口元だけが浮いてしまわないように全体のトーンと調和する主張の強すぎない色を選ぶことが大切です。
具体的にはブラウン寄りの落ち着いたピンクや上品なベージュローズあるいは白みを含んだミルキーなオレンジ系やヌードカラーなどが適しています。
これらの色を選ぶことでクッキーの持つほんのりとした甘さとやさしい雰囲気を唇にも表現することができます。
また質感についてはツヤを出しすぎずベースメイクと同様に少しマット寄りに仕上げることで全体のお菓子のようなスイーツ感を崩さずに保つことができます。
仕上げの段階でオレンジやくすみピンクをほんの少しだけ混ぜ合わせるとさらに可愛らしい甘さが加わります。
眉・まつ毛
眉毛とまつ毛のメイクにおいては顔全体のふんわりとしたやわらかい雰囲気を壊さないように色を濃くしすぎないことが最も重要になります。
そのためブラックのアイテムを強く使いすぎるのは避けて基本的には明るめのブラウン系などのマスカラやアイブロウを使用して全体をソフトに仕上げます。
眉毛を描く際は直線的でシャープな形にするのではなく自然なアーチを描くような丸みのある輪郭を意識してふんわりとパウダーをのせていきます。
まつ毛もボリュームを出しすぎず自然な長さを強調する程度に留めます。
このように眉やまつ毛の色を少し明るめに設定することで顔全体の色味が美しく調和しクッキーメイク特有のやわらかいトーンが完成します。
クッキーメイク成功のポイント
クッキーメイクがうまくいかないという人は、クッキーメイクの魅力を引き立てる以下のポイントを押さえることができていないかもしれません。
クッキーのような優しい甘さを引き立てるのであれば、日頃のメイクとは異なるひと工夫を加えてみましょう。
色味を統一
クッキーメイクを成功させるための最大の秘訣は顔全体のメイクに使用する色味をしっかりと統一することです。
定番のブラウンをベースとしながらもベージュやミルクブラウンそして少し灰色がかったオレンジなどの温かみのある色合いを組み合わせます。
色をのせる際は決して濃くしすぎないように注意しムラを作らないように丁寧に少しずつなじませていくことが失敗を防ぐための重要なポイントとなります。
このようにして顔全体のトーンを一つの柔らかい色調でまとめることで焼き菓子のような優しくてナチュラルな雰囲気を持ったベースが完成します。
眉カラーは明るめに
ふんわりとした優しげな印象を崩さないために眉毛のカラー選びも非常に大切な要素となります。
黒などのはっきりとした強い色を使ってしまうとそこだけが際立ってしまい顔全体のやわらかい調和が取れなくなってしまうからです。
そのため眉毛を描く際には明るめのブラウン系のアイテムを選択し、顔全体に明るさと抜け感を持たせることが成功への近道となります。
また眉の形も直線的でシャープな形にするのではなく自然な丸みのあるアーチを意識して柔らかく仕上げるのがおすすめです。
まつ毛も同様に明るめの色で統一することで全体のトーンがさらに美しくまとまり甘さのある可愛らしい表情を引き出すことができます。
ふんわりチークを入れる
クッキーがオーブンで美味しそうに色づいて焼き上がったかのような血色感を表現するためにはチークの入れ方にこだわる必要があります。
色は肌になじみやすいピーチやコーラル系の温かく可愛らしい色味を選ぶのがおすすめです。
そしてチークを入れる位置は頬から鼻にかけて顔を横断するように広く載せましょう。
大きめのブラシなどを用いてふんわりふんわりと優しく色をのせていくことで内側から滲み出るような自然な血色感とスイーツのような甘さを演出することができます。
このひと手間がマットな質感のお肌に温もりを与え、よりお菓子らしさを強調してくれます。
クッキーメイクに合うファッション
クッキーメイクをしたら、ぜひ服装もクッキーメイクの雰囲気に合わせてみるのはいかがでしょうか。
クッキーメイクはブラウン系のやさしい色味を活かした、かわいらしさが魅力であるため、その調和を崩さず引き立てるような色味と素材のファッションアイテムが欠かせません。
ここで紹介する特徴のあるファッションアイテムを取り入れてみてください。
ドット柄のヘアアクセサリーや帽子
ドット柄のヘアアクセサリーや帽子は、まるで焼き菓子のトッピングのように顔周りに可愛らしいアクセントを加えてくれます。
特に細かなドットはチョコチップクッキーの質感を彷彿とさせ、メイクの持つ温かみや柔らかさと見事に調和します。
カチューシャやリボンといったヘア小物をプラスすることで、甘い雰囲気がより一層際立ち、ガーリーで親しみやすい印象を与えることができます。
顔の近くにこうした模様や立体感のあるアイテムを持ってくることで、メイクの完成度がさらに高まり、視線が自然と顔回りに集まる華やかなスタイリングが楽しめます。
柔らかい素材の服
レースや薄手で透け感のある生地を使ったブラウスなど、肌触りの良さを感じさせる柔らかい素材の服は、クッキーメイクの優しく甘い世界観を表現するのに欠かせない要素です。
ひらりと揺れるフリルや流れるようなドレープが施されたデザインは、メイクが持つふんわりとした柔らかいイメージを服装全体へと広げ、統一感のある空気感を演出します。
肌に馴染むような優しいテクスチャーの服を選ぶことで、メイクのマットな質感が際立ち、まるで焼き菓子のようなぬくもりや心地よさが全身から溢れ出るようなコーディネートに仕上がります。
ブラウン系やベージュ系の服
ブラウン系の色味を基調としたクッキーメイクには、同系色のブラウンやベージュ、オフホワイトといった淡く温かみのあるカラーの服を合わせるのが最適です。
全身をワントーンでまとめることで、メイクの色調と服が一体となり、洗練された柔らかい印象を生み出すことができます。
また、モカやラテカラー、サンドベージュといった異なるニュアンスの茶色を組み合わせることで、グラデーションのような深みのあるコーディネートを構築するのもおすすめです。
全身を統一するだけでなく、コーディネートの一部にクッキーを連想させるキャラメルやビスケットのような色を取り入れることで、遊び心を感じさせるおしゃれなバランスを楽しむことができます。
まとめ
SNSを中心に若者に人気のクッキーメイクですが、ブラウン、オレンジ、コーラルピンク系のアイシャドウやチーク、明るいブラウンの眉マスカラなどがあれば誰でも簡単に再現することができます。
食べ物をモチーフにした特別だけど素朴な可愛さのあるクッキーメイクは、気分まで明るくしてくれること間違いありません。
かわいいカフェに出かけるときや、友人とのおでかけ時にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。