こんなところで働いてみたい!オフィスのおしゃれなベンチャー企業とは?

こんなところで働いてみたい!オフィスのおしゃれなベンチャー企業とは?

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・オフィスがおしゃれなベンチャー企業の紹介
・おしゃれなオフィスのベンチャー企業が多い業界
・ベンチャー企業が多く集まっているエリア

この記事をおすすめしたい人

・オフィスがおしゃれなベンチャー企業を知りたい人
・ベンチャー企業に興味がある人

はじめに

職場は、1日の大半を過ごす場所です。

せっかく働くならば、おしゃれなオフィスや街にある会社を選びたいと思う方もいることでしょう。

そんな方は、ベンチャー企業を検討してみてはいかがでしょうか?

ベンチャー企業は、会社自体が比較的若いこともあり、新しく洗練された雰囲気のオフィスを構えている会社が多いからです。

中には、渋谷や新宿など都内の人気のエリアにオフィスを構えている会社もあります。

本記事で、おしゃれなオフィスがあるベンチャー企業、ベンチャー企業が多く集まるエリアなどをご紹介していきます。

オフィスがおしゃれなベンチャー企業の紹介

最初に、オフィスがおしゃれなベンチャー企業から、見ていきましょう。

有名なベンチャー企業としては、「サイボウズ株式会社」「株式会社アドウェイズ」「株式会社マネーフォワード」、「ユナイテッド株式会社」「株式会社CAMPFIRE」などがあります。

これらの企業は、カフェスペースやリフレッシュルームが用意されている場合や壁紙や床などの内装にこだわったデザイン性の高いオフィスとなっているのが特徴です。

各企業のオフィスの特徴、立地環境については、以下の通りです。

サイボウズ株式会社

サイボウズ株式会社は、グループウェアやチームワーク強化メソッドの開発、販売、運用などを行っている会社です。

札幌、横浜、名古屋、大阪など各地にオフィスを構えるメガベンチャー企業として知られています。

本社所在地は、東京都中央区日本橋です。

東京日本橋タワーの27階に、広々としたオフィスを構えています。

本社オフィス内は、空、森、ポートなどいくつかのエリアに分かれており、カフェやバー、無料自販機などもあります。

キリンやボウズマンなどのユニークなオブジェも配置されており、まるでテーマパークのような楽しい雰囲気のオフィスです。

株式会社アドウェイズ

株式会社アドウェイズは、インターネット広告代理業、アフィリエイト・サービス・プロバイダなどの事業を行っている会社です。

本社所在地は、東京都新宿区西新宿です。

住友不動産新宿グランドタワーの38階に本社オフィスがあります。

葛飾北斎の浮世絵を表現したエントランス、大きな提灯、和紙や陶器などが貼られた壁があり、和の雰囲気あふれるオフィスです。

そのほかに、アメリカンテイストなリフレッシュルーム、高級な雰囲気のプレミアムルームなどもあります。

株式会社マネーフォワード

株式会社マネーフォワードは、資産や家計管理、請求書や勤怠管理など金融系のアプリやサービスを提供している会社です。

本社所在地は、東京都港区芝浦です。

msb Tamachi 田町ステーションタワーの21階に、本社オフィスを構えています。

本社オフィスは、Let's make it !(ともに創り、実現しよう!)をコンセプトとしており、作りかけの工事現場のような内装が特徴です。

通貨記号の足跡グラフィック、スタンディングデスクなども配置されているほか、海やレインボーブリッジ、美しい夜景が眺められるMeetup Roomもあります。

ユナイテッド株式会社

ユナイテッド株式会社は、DXプラットフォーム事業、インベストメント事業、アドテクノロジー事業などを行っている会社です。

本社所在地は、東京都渋谷区渋谷です。

MFPR渋谷ビルの10階に本社オフィスがあります。

オフィス内は、木目調の壁や床で統一されており、ところどころに観賞植物が配置されています。

オープンな空間のミーティングスペース、芝生が敷き詰められたスペースなどもあり、カフェのようなおしゃれなオフィスです。

株式会社CAMPFIRE

株式会社CAMPFIREは、クラウドファンディング「CAMPFIRE」を運営している会社です。

本社所在地は、東京都渋谷区渋谷です。

渋谷東口ビルの5Fに本社オフィスがあります。

オフィスの広さは、288坪ほどです。

もともとは銀行が入居していたことから、ATMや窓口の名残りを活かした内装となっているのが特徴です。

おしゃれなインテリや壁紙が配置された会議室や来客スペースのほかに、 靴を脱いで仕事をすることやくつろげるペースがあります。

お子さんと一緒に過ごせるキッズスペースも用意されています。

株式会社freee

クラウド会計ソフトや人事労務ソフトを提供し、スモールビジネスの業務効率化を支援するフィンテック企業です。

同社のオフィスは、社員が働き方を自由に選べるよう設計されています。

広々としたワンフロアの空間には、固定席を持たないフリーアドレス制が採用され、集中したい時やリラックスしたい時など、目的に応じて選べる多様なエリアが設けられています。

特に、社内外のコミュニケーションを促進するカフェのようなオープンなスペースや、木材を多用した温かみのある内装は、ベンチャーらしい活気と落ち着きを両立させています。

また、「マジ価値」という同社のミッションを体現するかのように、機能性とデザイン性が高いレベルで融合しており、柔軟な働き方をサポートする環境が整えられています。

株式会社メルカリ

フリマアプリ「メルカリ」をはじめとする事業を展開し、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」ことを目指すIT企業です。

六本木ヒルズにある本社オフィスは、「Marketplace」をコンセプトに、世界中から多様な人材が集まり、偶発的な出会いからイノベーションが生まれる空間となっています。

フロアをまたぐ大階段や、部署やチームを超えた交流を促すオープンスペース、そして集中して作業に取り組めるエリアなど、働く場所を自由に選択できる環境が特徴です。

内装は、コンクリート打ちっぱなしや鮮やかなカラーリングを取り入れ、モダンで遊び心のあるデザインが施されています。

多様性を尊重し、グローバルな視点を持つ同社のカルチャーが、オフィスデザインにも強く反映されています。

株式会社ミクシィ

コミュニケーションサービスやスポーツ事業、ライフスタイル事業などを展開するIT企業です。

渋谷に位置する本社オフィスは、同社の多様な事業とカルチャーを象徴する、開放的で遊び心に溢れたデザインが特徴です。

社員の創造性を刺激し、円滑なコミュニケーションを図るために、様々な趣向を凝らしたミーティングスペースやリフレッシュエリアが設けられています。

特に、カフェやバーカウンターのような空間は、部署を超えたカジュアルな交流の場として機能しています。

また、スポーツ事業の影響から、体を動かせるような設備や健康を意識した空間設計も見られます。

活発で自由な社風を反映した内装は、社員のエンゲージメントを高め、新しいアイデアを生み出す土壌となっています。

株式会社Chatwork

ビジネスチャットツール「Chatwork」を提供するIT企業です。

同社のオフィスは、リモートワークが普及する中でも、出社したくなるような居心地の良さと、チーム間の連携を強化する機能性を追求して設計されています。

大阪と東京に拠点を持ち、特に東京オフィスは、和モダンを取り入れた落ち着いた内装が特徴です。

集中ブースやスタンディングデスク、リラックスできる畳のスペースなど、多様な働き方に対応できるゾーニングがなされています。

また、セキュリティやプライバシーに配慮しながらも、自然光を取り入れた明るく開放的な設計により、快適なオフィス環境を実現しています。

働く場所を自分で選べるABW(Activity Based Working)の考え方を体現したオフィスです。

株式会社TABIPPO

「旅」をテーマにしたメディア運営、イベント企画、書籍出版などを行うクリエイティブなベンチャー企業です。

オフィスは、同社の事業内容をそのまま表現したかのように、旅のワクワク感や自由な雰囲気が感じられる空間となっています。

世界中の旅の雑貨や写真が飾られ、まるで世界のどこかのカフェやゲストハウスにいるかのような気分にさせてくれます。

固定席を持たないフリーアドレス制を採用し、いつでもリラックスしてアイデアを出し合えるよう、ハンモックやソファー席なども取り入れられています。

旅好きが集まる同社のカルチャーが凝縮された内装は、社員のクリエイティビティを刺激し、枠にとらわれない発想を促す場として機能しています。

株式会社リンクアンドモチベーション

組織人事コンサルティング、研修、モチベーションクラウドなどの事業を展開する企業です。

同社のオフィスは、「モチベーション」というテーマを深く追求し、働く人々の心理的な側面や交流を重視した空間設計が特徴です。

社員が自社のビジョンや価値観を常に意識できるようなメッセージ性のあるデザインが施され、企業文化を体現しています。

広々としたカフェスペースやライブラリー、偶発的なコミュニケーションを生み出すような動線設計は、社員同士の活発な意見交換を促します。

また、集中とリラックスの切り替えをスムーズに行えるよう、機能的にゾーニングされており、従業員一人ひとりのモチベーション向上と生産性最大化を支援する環境が細部にまでこだわって作られています。

株式会社グライダーアソシエイツ

キュレーションマガジン「Antenna」の運営などを行うIT・メディア企業です。

同社のオフィスは、サービスのターゲット層である感度の高いユーザーを意識した、洗練されたデザインが特徴です。

内装はモノトーンや落ち着いた色彩を基調としつつ、アート作品やデザイン性の高い家具を取り入れることで、まるでギャラリーやブティックのような上質な空間を作り出しています。

静かで集中できる作業エリアと、アイデア出しやミーティングに適した開放的なコミュニティスペースがバランス良く配置されています。

このオフィスは、同社の扱う情報のクオリティや、都市生活者の感性を大切にするという企業姿勢を体現しており、働く社員のクリエイティブな思考を支える役割を果たしています。

おしゃれなオフィスのベンチャー企業が多い業界

おしゃれなオフィスのベンチャー企業というと、ファッション系、インテリア系、デザイン系などの会社をイメージする方も多いかもしれません。

実は、IT系のベンチャー企業も、おしゃれなオフィスを構えている企業が非常に多いのです。

楽天株式会社、Chatwork株式会社、 株式会社サイバーエージェントなどの有名な企業のオフィスも、個性的でスタイリッシュなデザインとなっています。

IT業界

でも、なぜIT系のベンチャー企業はオフィスのデザインのこだわるのでしょうか?

その理由は、従業員たちの生産性を上げるためです。

おしゃれで居心地の良い空間にいると、モチベーションがアップしやすくなり、仕事の生産性も高まりやすくなるのです。

オフィスの一角に、雑誌や書籍を並べることやスタンディングデスクや座り心地の良い椅子を配置するなどして、従業員の生産性を上げる仕掛けをオフィスに施しています。

IT系の仕事は、体力的にもハードな面もあるため、靴を脱いで寝転がれるスペースを用意することやおやつやドリンクコーナーを設置するなど、従業員がリラックスして過ごせる空間を用意しているIT系企業も多いです。

おしゃれで居心地が良いオフィスは、社員同士でのコミュニケーションが活発化しやすいというメリットもあります。

クリエイティブ系

広告、ブランディング、映像制作、デザインといったクリエイティブ系のベンチャー企業は、オフィスのデザインを非常に重視する傾向があります。

この業界の主要な資産は、社員の持つ想像力や発想力であり、オフィスはそれらを最大限に引き出すための重要な要素と位置づけられています。

一般的な企業とは異なる、遊び心のある内装や、感性を刺激するようなアート作品、リラックスできる開放的なスペースなどが多く取り入れられます。

これは、型にはまらない自由な発想を促すとともに、クライアントや外部のパートナーに対して、自社の持つデザインセンスやオリジナリティを伝えるショールームとしての役割も果たします。

おしゃれなオフィスは、優秀なクリエイター人材を獲得し、定着させるための魅力的な要素にもなっています。

ファッション・アパレル系

ファッション・アパレル業界、特に近年成長しているD2CブランドやEC系のベンチャー企業において、オフィスデザインの重要性は増しています。

この業界では、自社のブランドイメージや世界観を社内外に一貫して伝えることが非常に重要であり、オフィスはその表現の場となります。

トレンドを取り入れたデザインや、素材の質感にこだわった内装は、働く社員のファッション感度を高め、クリエイティブな仕事へのモチベーションを向上させます。

また、商品企画や撮影、ライブコマースなどを行うための多機能なスペースが必要となるため、デザイン性と実用性を兼ね備えた空間が求められます。

おしゃれなオフィスは、自社のブランドの魅力を体現し、それを支えるカルチャーを育むための必須要素となっています。

不動産系

不動産業界の中でも、リノベーション事業やシェアオフィス、コワーキングスペースの運営など、デザインや空間価値の創造に特化したベンチャー企業は、オフィスをおしゃれにする傾向が顕著です。

彼らにとって、自社のオフィス自体が、提供するサービスや提案する空間デザインのクオリティを示す「実例」となります。

したがって、内装や家具の選定には細心の注意が払われ、訪れる人々に強い印象を与えるデザインが採用されます。

また、多様な働き方に対応するための柔軟な空間設計は、自社が提唱する新しい「働く」や「暮らす」のスタイルを体現するものです。

この業界のベンチャーは、古い慣習にとらわれず、新しい空間価値を追求する姿勢をオフィスデザインで示しています。

FinTech

金融とテクノロジーを融合させたFinTech分野のベンチャー企業は、従来の金融機関とは一線を画した、革新性と信頼感を両立させるオフィスデザインを志向します。

金融サービスという特性上、情報セキュリティや堅牢性は確保しつつも、IT企業としてのスピード感やクリエイティビティを発揮できる環境が求められます。

そのため、モダンで開放的なデザインの中に、集中力を高めるための機能的なゾーニングや、カジュアルな交流を促すオープンスペースが設けられることが多いです。

無機質になりがちなテクノロジー企業のイメージを払拭し、利用者に親しみやすさを感じさせるような、デザイン性の高い内装は、優秀なエンジニアやデザイナーを惹きつけ、新しい金融の形を創造する環境を提供しています。

フードテック/ヘルスケアテック

食や健康といった人々の生活に密接に関わる分野でテクノロジーを活用するフードテックやヘルスケアテックのベンチャー企業では、社員のウェルビーイングや、サービスが目指すビジョンを体現するオフィスが増えています。

フードテックであれば、試食や調理ができるキッチンスタジオを備えたデザイン性の高いスペースが設けられたり、ヘルスケアテックであれば、自然光を取り入れたり、リラックスできる素材を活用したりと、心身の健康を意識した設計が特徴です。

これらのオフィスは、企業が社会に提供したい価値を、働く環境を通じて表現する場となります。

デザイン性の高い快適なオフィスは、社員の健康意識とエンゲージメントを高め、サービス開発への熱意を促す役割を果たしています。

ベンチャー企業が多く集まっているエリアとは?

ベンチャー企業が多く集まっているのは、大阪、名古屋、福岡などの都市部です。

日本の首都である東京都は、最もベンチャー企業が多いエリアとなっています。

都内の中でも、渋谷区、品川区五反田、新宿区などエリアは、ベンチャー企業が集中するエリアとして有名です。

また、交通アクセスが良い東京駅周辺も、ベンチャー企業が割と多く集まっています。

各エリアの特徴、代表的な企業について、見ていきましょう。

渋谷

渋谷区は、若者の街やおしゃれの街として知られているエリアです。

忠犬ハチ公で知られる渋谷駅周辺は、渋谷ヒカリエや渋谷ストリームなどの商業施設、ファッションショップ、飲食店などが立ち並び、連日多くの人が集まっています。

渋谷エリアは、ビジネス街としての一面も持っています。

東急不動産やキユーピー株式会社など大手企業も、このエリアにオフィスを構えているのです。

また、渋谷エリアは、IT系のベンチャー企業も多いことも特徴です。

アメリカのシリコンバレーに倣って、「ビットバレー」と呼ばれています。

超高層ビルの渋谷ストリームや渋谷スクランブルスクエアには、「Google日本法人」、「mixi(ミクシィ)」、「株式会社サイバーエージェント」などといった有名IT系企業が入居しています。

五反田

五反田は、品川区内にあります。

五反田駅の東口側と東口側で、雰囲気が大きく異なっているのが五反田エリアの特徴です。

東口側は、繁華街や歓楽街となっており、飲み屋やカラオケ店などのお店がたくさん集まっており、夜になるとよりにぎやかな雰囲気です。

西口側は、ビジネス街となっており、オフィスビルがたくさん立ち並んでいます。

五反田エリアは、渋谷や丸の内などのオフィス街と比較すると、やや家賃が安いこともあり、IT系ベンチャー企業が次々と集まるようになってきました。

現在、freee 株式会社、セーフィー株式会社、株式会社ZEALS、株式会社スマートエデュケーションなどたくさんのベンチャー企業が五反田駅周辺にオフィスを構えています。

新宿

新宿区は、東京都庁があることで知られている街です。

新宿駅周辺には、デパート、家電量販店、飲食店などたくさんの商業施設が集まっており、新宿三丁目駅付近には大歓楽街の歌舞伎町もあります。

駅から少し離れると、新宿区立新宿中央公園や新宿御苑などの大きな公園があり、大都会でありながら自然を身近に感じられるスポットもあるのが新宿の特徴です。

西新宿エリア側には、大規模なオフィス街があります。

新宿三井ビルディングや新宿センタービルなどといった超高層ビルが立ち並んでおり、大手企業の本社も多数入居しています。

新宿エリアに集まっているベンチャー企業としては、株式会社アドウェイズ、株式会社デザインワン・ジャパン、スターティアラボ株式会社、Classi株式会社などがあります。

東京駅周辺

東京駅周辺エリアは、交通の便が非常に良いことから、昔から日本のビジネスの中心地として栄えてきた場所です。

中でも、丸の内や大手町エリア周辺は、高層ビルがたくさん立ち並んでおり、有数のビジネス街として知られています

このエリアは、物件数が非常に多いことが特徴です。

手ごろな賃料のレンタルオフィスやシェアオフィスあることから、ベンチャー企業も集まるようになってきました。

丸の内ビルディングのEGG JAPANは、スタートアップ企業や成長企業の事業開発拠点となっており、プライスハブルジャパン株式会社、株式会社クリーンプラネットなど、国内外の企業が入居中です。

同ビルの34階には、ベンチャー企業の投資や育成を行う日本ベンチャーキャピタルの本社もあります。

オフィスのおしゃれさで企業を見ている際の注意点

洗練された内装、居心地の良さそうなリフレッシュルーム、広々とした空間のオフィスは、魅力的に感じることでしょう。

おしゃれなオフィスならば、毎日楽しく働けると思う方もいるかもしれません。

でも、オフィスのおしゃれさだけを優先して、就職先を選ぶことには、大きな落とし穴もあるので注意が必要です。

最後に、オフィスのおしゃれさだけで企業を選んでしまうと、どうなるのかについて見ていきましょう。

リモートワークになった際には良さを感じられない

働き方改革、コロナ禍の影響もあり、リモートワークやテレワーク化が加速しています。

特に、ベンチャー企業やIT企業はリモートワークを導入している会社が多いため、在宅で仕事をしている方の割合がほかの企業よりも多いのです。

せっかくおしゃれなオフィスのある企業に入社できたとしても、今後もコロナ禍が長引いた場合やリモートワークが定着化してしまったら、出社する回数が減ってしまうことでしょう。

出社できなくなれば、おしゃれな職場で働きたいという目的がなくなってしまうため、仕事へのモチベーションも下がってしまうかもしれません。

毎日見ていると飽きるおそれがある

どんなにおしゃれで、楽しそうな雰囲気のオフィスであっても、毎日見ていると飽きてしまうものです。

最初の頃は物珍しくてワクワクしていたとしても、次第にその環境に慣れていき、当たり前と感じるようになっていくことでしょう。

どのくらいで飽きてくるのかについては、個人差があります。

早い人だと入社後1ヶ月程度で慣れてしまうかもしれません。

オフィスがおしゃれなことだけを重視して就職先を決めてしまうと、飽きたときに自分のいる場所がつまらないと感じてしまう可能性があることを頭に入れておいたほうが良いでしょう。

オフィスのおしゃれさはあくまで企業選びの一つ要素に留めておく

オフィスのおしゃれさに惹かれて就職先を選ぶのは、リスクが非常に高いです。

なぜなら、おしゃれなオフィスの会社が必ずしも、自分と相性が良いとは限らないからです。

就職先を決めるには、その会社の事業内容、業績、福利厚生、先輩社員や上司の雰囲気など、選ぶポイントがたくさんあります。

オフィスのおしゃれさだけで選んでしまうと、自分と合わない会社に入ってしまうことにもつながりかねません。

どんなに、魅力的なオフィス環境でも、やりがいの感じられない仕事、居心地の悪い雰囲気の職場だったら、長く勤めていくことは難しくなることでしょう。

どうしても、オフィスのおしゃれさを優先して考えてしまうという方は、まずはきちんと自己分析を行ってみてください。

オフィスのおしゃれさは、就職先選びの決定要素の一つだと捉えておいたほうが良いでしょう。

自己分析に興味がある方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。

まとめ

ここまで、おしゃれなオフィスを構えるベンチャー企業についてご紹介してきました。

おしゃれなオフィスを構えている企業のは、IT系のベンチャー企業が多いのが特徴です。

個性的で魅力的なオフィスを持つ会社としては、サイボウズ株式会社、株式会社マネーフォワードなどがあります。

ただ、どんなに素敵なオフィスだったとしても、ずっとその環境にいると飽きてしまうかもしれません。

また、リモートワークで働くことになったら、出社できなくなってしまうことでしょう。

オフィスがおしゃれかどうかは、あくまで就職先選びの一つの要素として捉えておくのがおすすめです。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます