ベンチャー企業ってどう始めるの?成功しすいビジネスやコツを紹介!

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はじめに

大学生のうちからベンチャー企業を始め、大成功する方は数多くいらっしゃいます。

Facebookが創業されたときも、マーク・ザッカーバーグ氏は大学生でした。

最近は日本でも、学生を続けながら起業したいと希望する方が増えています。

しかし本気で起業するとなれば、ただ起業するだけでなく事業を軌道に乗せ、しっかり黒字を出すことも考える必要があります。

この記事ではベンチャー企業の始め方や成功のコツについてまとめましたので、起業を考えている学生は参考になさってください。

【ベンチャーってどうやって始める?】始める前に考えておくべきこと

まずはベンチャー企業を始める前に、あらかじめ考えておくべきポイントを紹介します。

ベンチャーはもちろん、既存企業で新規事業を企画するときにも考えなければならないポイントです。

とりあえず起業だけしてみようと考えるのではなく、最低限以下のポイントは考えたうえで起業の手続きを始めましょう。

顧客を獲得できるか

最初に考えるべきポイントは、起業初期の段階で顧客を獲得するための方法です。

ある程度時間が経過するまで我慢が続き、時間をかけて事業を軌道に乗せる方も多くいらっしゃいます。

しかし資金が尽きてしまう前に黒字化しなければ、どんなすぐれたビジネスモデルも芽が出る前につぶれてしまい、意味がありません。

飲食店など件費・光熱費がかかり営業するだけで多くの出費を必要とするタイプのビジネスは、最初の数ヶ月が勝負です。

そのため、初期にどれだけの顧客を集められるかをしっかり計算する必要があります。

特に学生が起業する場合、元手がどうしても少ない状態でスタートしなければいけない方が多いです。

一方個人でネット上にサービスを展開するなど固定費が少ないビジネスモデルでは、事業を軌道に乗せるまでじっくり取り組むことができます。

商品やサービスの売り出し方

起業初期のうちから顧客を獲得するためには、商品・サービスの売り出し方をよく考えなければなりません。

顧客を集めるもっとも一般的な手段は広告を出すことです。

しかし広告を出すにしても費用がかかります。

SNSを活用するなどできるだけ費用がかからない方法を模索するか、最初からある程度広告を出せる程度の資金を用意するか考えなければなりません。

コネクションを利用して、初期は広告に頼らず顧客層を広げていく考え方もあります。

学生向けのサービスを提供する場合、学内の人間関係から顧客を増やしていくことも可能です。

既存企業とベンチャー企業の大きな差は資金力と知名度で、起業の際はこのハンディを克服しなければなりません。

起業の初期段階で立ちはだかる壁を超えることが、成功への大きなカギを握ります。

【ベンチャーってどうやって始める?】起業には2パターンある

続いて、起業の種類や手続きなどについて紹介しましょう。

起業するだけであれば、それほど難しいことを考える必要はありません。

手元に潤沢な資金を用意できない学生でも、個人事業主として簡単に商売を始められます。

個人事業主として始める

起業する方法の1つが、個人事業主です。

現在は個人事業主として働いている方が増えており、いわゆる「フリーランス」という方もこの個人事業主にあたります。

個人事務所に所属している芸能人、さまざまな雑誌・Webサイトに記事を執筆している個人ライターなども個人事業主です。

特定の会社から仕事をもらう方でも、赤帽のドライバーなどは社員という立場ではなく個人事業主として営業しています。

税務署に開業届を申請すれば、学生でも個人事業主として認められます。

のちに就職が決まり廃業する際も、届けを出すだけなので非常に手続きが簡単です。

起業で成功するしか道はないと考えているわけではなく、近い将来就職も考えている学生でもチャレンジしやすい起業形態といえます。

会社を設立する

会社(法人)を設立するとなれば、個人事業主のように届けを一枚出して終わりというわけにはいきません。

出資者からお金を集め、ある程度の費用を用意して登記などの手続きをする必要があります。

しかし事業がある程度の利益を上げている場合、税金の面で圧倒的に個人事業主より法人税のほうが有利になります。

また、銀行から融資を受けたい・BtoBのビジネスをしたいとった際も法人化しているほうが高い信用度を得られるのです。

そのため最初は個人事業主として事業を開始し、のちに税金のために法人化手続きをする方も珍しくありません。

最初から人を集めある程度の規模でビジネスを展開するなら、最初から法人を設立して起業するのも手です。

個人事業主・会社設立どちらにもメリットがあるので、よく検討しましょう。

【ベンチャーってどうやって始める?】ベンチャーを始めるための流れ

ベンチャー企業を始める際の流れについても紹介します。

資金調達や企業の方法について、よく理解しておきましょう。

学生の場合は事業と学業と両立しなければならいなので、スムーズに起業手続きをすることも非常に大切です。

資金調達の方法

まずチェックしておきたいのが、資金調達の方法です。

起業する際には資金調達が必要となります。

それには一体、どんな方法があるのか知っておきましょう。

「1円起業」から成功する方もいらっしゃいますが、開業資金が多ければ多いほど成功しやすいことは間違いないでしょう。

一方融資など、お金を借りて起業する場合は、将来その借金を返す必要があります。

起業に失敗した場合、その後就職した場合でも借金を返しながら働かなければなりません。

収入が少ない若手のうちは、生活が苦しくなる・車や家を買うのに苦労する可能性もあります。

100%成功するという自信がない場合、大きな金額を借りて調達するのは、あまりおすすめできない方法です。

融資による資金調達

初期費用がかかるビジネスを始める場合、銀行などから融資を受けて資金調達しなければならないでしょう。

しかし銀行から融資を受けるのは決して簡単なことではありません。

銀行も返済が滞りなくおこなわれるかどうか、事業内容や返済計画をかなり厳しく吟味します。

そのため銀行から資金調達を受けるためには、信用を得られるだけの根拠が必要です。

これまでビジネスで実績のない学生がいきなり銀行から融資を受けるのは、あまり現実的ではありません。

銀行以外にも融資をしてくれるところはあります。

それは、ベンチャーキャピタルです。

ベンチャー企業への出資をビジネスにしているベンチャーキャピタルもあるのです。

学生相手に融資実績のあるベンチャーキャピタルも多くあります。

ただし担当者を納得させるだけの事業計画を示す必要があるのは同じなので、やる気だけで簡単に融資を得られるわけではありません。

出資による資金調達

学生にとってさらに低リスクな資金調達法は、自分でアルバイトなどを頑張り資金の獲得をする方法です。

学業がおろそかにならない・体調を崩さないよう注意しながら、コツコツお金を貯めていきましょう。

株やFXの投資などは、それ自体がかなりリスクの高い資金調達法なので決しておすすめできません。

親に出資をお願いして起業、成功したという方もいらっしゃいます。

自営業などをしており独立開業に理解がある方は、チャレンジに寛大で子どもにある程度のお金を用意して起業の手伝いをしてくれることも多いです。

しかし大学まで進学させてもらったうえに親のお金で商売を始めるわけですから、絶対中途半端にできません。

たとえビジネスが成功しなくても、将来融資してもらったお金は必ず返すという決意をもって商売を始めましょう。

クラウドファンディング

近年一般的になってきた資金調達法に、クラウドファンディングがあります。

クラウドファンディングを募集するためのサービスも複数運営されているので、気になる方はチェックしてみましょう。

クラウドファンディングの魅力は、企画に興味をもってもらえれば、かなり多くの資金を得られる点にあります。

一方クラウドファンディングに適したサービス・適さないサービスがはっきりしている点は注意が必要です。

また、クラウドファンディングで出資してくれた方にはなんらかの見返りを用意しなければいけません。

クラウドファンディングも準備なしに始められるわけではなく、いかに多くの方にお金を出していただけるコンテンツを用意できるか綿密な計画をする必要があります。

起業の方法

つぎに個人事業主・会社設立それぞれの起業方法について見ていきましょう。

こちらも資金調達と並行して・もしくは始める前から検討しておく必要があるポイントです。

以下の記事をぜひ参考になさってください。

成功したベンチャー企業の多くは法人化していますが、最初は個人事業主からスタートしたという企業も多いです。

特に学生の場合、起業時は低リスクで手続きも簡単な個人事業主から始めるメリットも多く存在しています。

将来就職せず起業したビジネスだけで収入を得ると決めていないのなら、学生のうちは個人事業主で頑張ってみるというのもよい方法です。

個人事業主・会社設立両方の起業方法・流れなどについてよく理解し、起業の方法を決めましょう。

開業届を提出する

個人事業主として開業する場合、必要なものは開業届だけです。

開業届は納税する自治体の税務署へ提出することになります。

税務署でも簡単に書類をもらえますし、インターネットでPDFファイルも公開されているので開業を考えている方はまず書類を手に入れましょう。

開業届に記載しなければならない事項は、氏名・住所・納税地・職業・所得の種類(不動産所得・山林所得でない限りほとんどの方は事業所得になります)などです。

住所と納税地・事務所はそれぞれ別の自治体でもかまいません。

屋号を記載する欄もありますが、ここは個人事業主の場合空欄でも大丈夫です。

個人で活動する行政書士などは事務所名もあったほうがよいですが、個人名で屋号をつけずに活動している方も多くいらっしゃいます。

会社設立の流れ

続いては会社を設立する場合です。

会社を設立しようという場合は、登記などの流れなどをよく確認しなければなりません。

また会社の種類もいくつかあり、一般的に広く知られる株式会社以外に合同会社・合資会社・合名会社という形態が存在しています。

学生の方がいきなり株主を募り、株式会社を設立できる可能性は低いので、基本的にはそれ以外の可能性を探っていくことになるでしょう。

それぞれの会社形態について理解し、必要な手続きについて知っておくことも必要です。

不明な点があれば、過去に起業した経験のある先輩などに話を聞いてみることもおすすめします。

会社設立の詳しい流れ・ステップについてはつぎの記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考になさってください。

【ベンチャーってどうやって始める?】ベンチャー起業を成功させるコツ

個人事業主という手もありますし、起業自体はそれほど難しくありません。

問題は起業したあと、どのように成功させるかです。

大学生が1からベンチャー企業を立ち上げ、成功させるためのポイントについてまとめました。

起業した経験のある人の話を聞く

まずは起業した経験のある方から、話を聞くのがおすすめです。

成功している方でも、これまで障害や苦労を経験することがなかったという方はほとんどいません。

どこで苦労したか・失敗したかを聞いておくことは重要です。

融資を受けたい場合には、どのような準備をすれば融資を受けられる可能性が高まるかを聞いておくこともおすすめします。

周りに起業した先輩がいない場合は、起業セミナーに参加して体験話を聞いてはいかがでしょうか。

こうした話を聞いておくことは、起業する際だけでなく将来就職することになった場合も役立つでしょう。

大学生のうちからキャリアプランを考え、さまざまな業界で活躍している先輩の話を聞いておくことは非常によいことです。

ほかのベンチャーの成功事例を知っておく

最近は書籍・インターネットなどでも多数のベンチャー企業が成功した事例について紹介されています。

成功したビジネスモデルについて、どこが成功のポイントだったのか・どのように集客したのかを知っておくことは大切です。

もちろん、失敗したビジネスモデルからも学べる点はたくさんあります。

成功事例よりも詳しく紹介されている例は少ないものの、失敗したビジネスモデルも勉強し同じ結果にならないよう気をつけましょう。

特にクラウドファンディングによる資金集めを検討している場合は、成功モデルの勉強がおすすめです。

多額の資金集めに成功した方はどんなページの見せ方をしているか、出資者にどんなリターンを用意しているか研究してみましょう。

【ベンチャーってどうやって始める?】成功しやすいビジネスとは?

最後に、ベンチャー企業を始めるにあたってどんなビジネスモデルが成功しやすいか研究することもおすすめします。

特に専門資格を持っていない・業務経験がない学生の場合、どうしても起業できる範囲は限定されます。

しかしこれまで会社員どころかアルバイト経験さえない方のなかにも、鋭いビジネス感覚や独自のスキルを武器に成功した起業家は多くいらっしゃるのです。

成功した理由は、今まで誰も手がけてこなかったニーズを発見できたからという場合もありますし、既存の業態でも他社にないサービスが顧客の心をつかんだという場合もあります。

どんなビジネスが学生ベンチャーで成功してきたのか、成功例を学んでみましょう。

成功しやすいベンチャービジネスについて、以下の記事で詳しく紹介しているので参考になさってください。

>【ベンチャーってどうやって始める?】まとめ

大学生のうちからベンチャービジネス始めるための情報を紹介してきましたが、いかがでしたか。

組織の一員とならず、自らの力で活路を切り開く起業という生き方は、若い方にとって非常に魅力的に映る場合があります。

しかし成功すれば大きなリターンを得られる一方、苦労やリスクも大きいので事前の準備や意欲も非常に重要です。

学業に影響が出ないよう配慮することも大切なので、時間をかけて研究してから事業計画をスタートさせるのがおすすめです。

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