ガクチカで協調性をアピールするには?なぜガクチカを聞くのかを明確にして内定をゲットしよう

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はじめに

就活の選考において、必ずといっていいほど聞かれるのが、ガクチカです。

多くの就活生は、「学生時代にもっとも力を入れたことについて教えてください」という質問を、エントリーシートで見たことがあるはずです。

ここで多くの企業がそれを問うのは、それが選考における重要な判断材料となるからにほかなりません。

学生時代、実際に取り組んだことを聞けば、就活生の重要な情報をいくつか確認できるからです。

逆に、就活生はその説明を通して、自らの長所を企業にしっかりとアピールする必要があるのです。

どう長所についてアピールするかは、もちろん人それぞれですが、本記事では特に「協調性」について取り上げることとします。

ここからはガクチカについての解説から始め、さらに効果的に協調性をアピールする方法についても紹介していきます。

【協調性のガクチカ】ガクチカとは

ガクチカとは、「学生時代にもっとも力を入れたこと」の略です。

就活ではガクチカの説明を通して、自分の魅力を伝えていくこととなります。

ここからはその作成の手順を簡単に紹介します。

ガクチカとは何か、まずはイメージをつかんでください。

まず、サークル活動、ゼミでの研究、アルバイト、趣味など、自分が学生生活で取り組んだことのなかから、もっとも注力したものをピックアップします。

つぎにその活動に関して「力を入れた理由」、「取り組みへの姿勢」、「困難を乗り越えた経験」など、自分の魅力が現れている要素について深く考えましょう。

そして、それらの要素がもっとも伝わりやすい、象徴的なエピソードを選びます。

最後にそのエピソードの説明を主軸として、わかりやすく自分の長所について語れば、それが立派なガクチカとなります。

企業がガクチカを聞く意図とは

企業がガクチカを聞くのは、就活生の情報を知るためです。

それは主に「思考力」、「モチベーションの源泉」、「人柄」この3つです。

1つずつ確認しましょう。

まずは思考力についてです。

ここでは学生時代の活動において、いかに頭を使いながら取り組めていたかを問われます。

企業はそれを知ることで、入社してからも知的な能力を発揮して働けるかを予想します。

つぎに、モチベーションの源泉についてです。

なぜその活動に力を入れられたのか、という動機のことです。

モチベーションのありかを知ることで、会社での仕事に対しても同じように熱意をもって取り組めるかを確認します。

最後に、人柄です。

どのような態度で活動に取り組んでいたのかに関する情報です。

人柄を知ることで企業の風土や業務内容などに、うまくマッチするかを見極められます。

【協調性のガクチカ】協調性をガクチカにしていいの?

ガクチカが「学生時代にもっとも力を入れたこと」のエピソードをもとに、自分の長所を相手に伝えるものだということがわかりましたね。

それでは、ガクチカで協調性をアピールするのは、効果的なガクチカになるのでしょうか。

世の中にある仕事の多くは、1人では完結させることができないものです。

そのため、仕事をきちんとやり遂げるには、上司や同僚といった周囲の人たちと協力しながら、集団の中で働くことが必要不可欠となってくるのです。

そのようなときに、集団を乱すことなく、円滑にコミュニケーションをとるためには、協調性は大切な能力となります。

つまり、ガクチカを通して協調性をアピールするのは効果的である、と言えるでしょう。

ベンチャー企業でもアピールできる

協調性は、ベンチャー企業でも効果的なアピールになります。

ベンチャー企業は、大きな企業と比べると、働いている社員の数が少ない場合がほとんどです。

当然、仕事やプロジェクトにも少人数のチームで取り組むことが多くなってきます。

そのため、大人数で行う仕事やプロジェクトよりも一人一人の受け持つ範囲が広くなり、協力して行うことの重要性がより高くなります。

つまり、周囲の人たちとの信頼できる強固な関係性を作ることが、ベンチャー企業で働いていく上でとても大切になるのです。

そして、そのような関係性を作るのに必要な能力が協調性です。

そのため、ガクチカで協調性をアピールすることは効果的であると言えます。

周りと差別化する

このように、ガクチカで協調性を相手企業にアピールすることは効果的です。

しかし、効果的なアピールである分、ガクチカとして協調性をアピールする人は少なくありません。

他の就活生と似たり寄ったりな内容になってしまっている可能性もあります。

すると、せっかく作成したガクチカも周りに埋もれてしまい、採用担当者の印象に残らないまま終わってしまうことになってしまいかねません。

周りに埋もれてしまわないように、ガクチカとして協調性をアピールするためには、周りと差別化をしてガクチカを作成する必要があります。

差別化をする方法としては、使用する言葉を言い換える、ガクチカの主軸となるエピソードの内容を工夫する、などが挙げられます。

採用担当者に印象付けられるよう、独自性の高いガクチカの作成を目指しましょう。

【協調性のガクチカ】人事はどのような協調性を求めているのか

ガクチカの大まかな説明が済んだところで、ここからは本格的に協調性のアピールに的を絞って、解説を進めていきます。

まず協調性がすぐれていることを伝えようとする場合、考えなければならないのは「人事はどのような協調性を求めているのか」です。

いくら協調性を訴えようとも、それが人事の求めているものとずれていれば、無意味になってしまうからです。

広い意味での協調性とは「立場の異なる人同士が助け合い、譲り合いながら、同じ目標に向かって物事に取り組む能力」を意味しています。

しかし、これではやや漠然としています。

そのため、協調性という言葉の意味を、より深く考えなければなりません。

そこでここからは従順的な協調性と、主体的な協調性の2つに分類します。

そして「人事が求める協調性は何か」という観点にそって、それぞれについて解説していきます。

従順的な協調性

従順的な協調性とは「周りの意見に従い、空気を読みながら、集団における調和を保つ力」のことです。

これは一般的な意味での、協調性のイメージに近いはずです。

こうした意味での協調性は、社会で働いていくために、重要な能力の1つには違いありません。

企業に入社して働くというのは、集団活動のなかに身を置くということです。

ここで周囲の人の考えや気持ちに配慮し、無用な対立を避け、集団のスムーズな活動を支えていく力はとても大切になってきます。

しかし同時に、そうした協調性をアピールする場合には注意も必要です。

なぜなら、従順的な協調性はときに「常に受け身であること」や「意思のなさ」というような、マイナスイメージを与えてしまうおそれがあるからです。

そのため不用意にマイナスイメージを与えてしまわないために、そのポジティブな側面だけを人事に訴える必要があるでしょう。

主体的な協調性

主体的な協調性とは「自ら周りの人間に働きかけ、巻き込みながら、ゴールを目指していく力」のことです。

ここでは集団と調和するだけでなく、より積極的に集団に対して働きかけ、変化を生み出す力のことを意味します。

協調性という意味では、あまりなじみのない考え方かもしれませんが、人事からの評価が高い能力の1つです。

なぜなら、考えや立場の違う人と共に仕事をする場合、より良い結果を出すためには、こうした能力が非常に役に立つからです。

メンバー同士で積極的に意見を交わし、ときに変化を起こしながら、1つの集団としての方向性を調整することで、より質の高い成果をあげられます。

そのため、もし「自分には主体的な協調性がある」と考えているのならば、それを積極的にアピールすることをおすすめします。

【ガクチカ面接対策】面接で好印象を得るために対策をしよう!

選考の面接において、「ガクチカ」は頻出質問であり、

ここで好印象を得られるかどうかが通過率を動かすキーポイントと言えます。

ESのガクチカをただ読むのではなく、面接用にガクチカを作りましょう!

またこのツールでは深掘り質問への対策もできるため、

面接力を大きく向上させることができます。

ツールで作成した面接用のガクチカ

私が学生時代に力を入れたのは飲食店でのアルバイトです。
働く店舗は売上の伸び悩みを問題としていたという理由で自分にできる売上向上施策をするという目標を掲げ、取り組みました。
飲食店でのアルバイトに取り組む中で、中々売上が向上せず、プレシャーのみが積み重なってしまうという困難にぶつかりました。
それに対して、先輩や上司に積極的に相談をするという行動を取ることでアドバイスをもとに施策を考え、売上を1.5倍に伸ばすという結果につながりました。
この経験を通して周囲とコミュニケーションを取ることと積極的に動くことの大切さということを学び、貴社に入社後は経験で得たことを活かして活躍していきたいと考えています。

【協調性のガクチカ】どのように伝えるのがいいのか 

どういったタイプの協調性をアピールするかが決まれば、つぎに考えるべきは、それを「どのように伝えるか」ということです。

エントリーシートであれば、およそ400字という限られた字数で、面接であれば限られた時間で、効果的に長所を伝えなければなりません。

ただし深く考えずに、単調な言葉を並べただけではたくさんの就活生のなかに埋もれてしまいます。

反対に面接官へ対して、説得的に訴えかえられれば、内定に向けて大きく前進できるのです。

自らの原体験をもとに語る

協調性を長所とする就活生は、たくさんいます。

そのなかで自らを差別化するためには、自分の言葉で独自のエピソードを語る必要があります。

まずエントリーシートの段階では、協調性を発揮することによって、何かを成し遂げたエピソードについて、確実に書けるようにしておきましょう。

ここではアピールポイントがしっかり人へ伝わるように、具体的で明確な文章を心掛けます。

必ずしもエントリーシートに書く必要はありませんが、協調性が身についた理由を、過去の経験をさかのぼって特定しておく必要があります。

なぜなら面接に進んだ場合、直接そのことを問われる可能性が高いです。

またそうでなくても、深い自己理解につながるからです。

自己形成に深く影響した原体験について理解していれば、その分、説得力のある言葉で語れるようになります。

成果よりもプロセスを重視する

エピソードを語る際には、そこに至るまでの過程に注力して語るよう心掛けましょう。

〇〇1位、得点が〇点などの華々しい結果があれば、そちらを強調して語りたくなるかもしれません。

しかし、ガクチカに必要なあなたらしさや物事に向かう原動力を伝えられるのは、そこに至るまでの過程の部分だけです。

どのようなきっかけで創意工夫をし、目標に向かって取り組んだのか、その過程から企業は業務に真摯に取り組める人材かどうかを図ろうとしています。

【協調性のガクチカ】ガクチカを作る際のポイント

企業が求める要素や重視すべきポイントを理解したところで、さっそく書いてみましょう。

しかし、ただ成果に至るまでの過程について淡々と語るだけでは、当然のことながら不十分です。

ガクチカを書く際に、意識してほしいことを2つご紹介します。

根拠となるエピソードを語る

協調性を裏付けるような一文を盛り込むと良いでしょう。

ただ、実際に起こった事実を列挙するだけでは、聞き手も何が言いたいのか分からず、興味を損なう可能性があります。

あなたと初対面で、エントリーシート以外に前情報がない採用担当者に自分を売り込むためには、論理性と個性が肝になります。

目標に対して取り組もうと思った理由、背景、何を得られたのかなどを整理して、分かりやすく述べることを意識しましょう。

あなたらしさを企業に伝えられ、印象に残るガクチカとなります。

あなたがそのときに何を考えて行動したのか、苦難を乗り越えるための思考や行動など心証を盛り込んで書くようにすると、あなた自身の効果的なアピールになります。

人柄が伝わるように語る

選考過程において、面接官にいかに好印象な人柄と印象付けるかは大切です。

能力や学歴も選考の材料として重要ですが、最終的に採用を決める最も重要な要素は「一緒に働きたいと思える人柄か」という点は否めません。

また、入社後のミスマッチにより早期離職する若手が非常に多いため、そのリスクを軽減するためにも、面接官はその学生が自社の求めている人材なのかをチェックしているのです。

そのため、自分らしさを一方的に書くのではなく、事前に企業が求める人物像についてリサーチして、ある程度寄せるように意識して書く必要があると言えます。

事実を淡々と述べるのではなく「絶対に~という思いがあり」など、自分の性格や人柄を表す一文を入れるようにしましょう。

個性を感じさせる文章になり、読み手や聞き手の印象にも残ります。

【協調性のガクチカ】ベンチャーに刺さるガクチカとは

このように、ガクチカを書く際には、アピールしたい事柄を裏付ける根拠と人柄が分かるようにまとめるのがポイントです。

あらゆる企業に対して効果的な方法ですが、ベンチャー企業を目指す学生がより内定に近づけるために必要な3つの要素について、以下で説明します。

成長意欲のあるガクチカ

ベンチャー企業を目指しているのであれば、成長意欲を意識すると良いでしょう。

ベンチャー企業は会社自体も成長途中であり、競争社会で生き残りをかけているため、社員はモチベーションや成長意欲の高い人が目立つのが特徴です。

そのため、向上心があり、成長に対して貪欲な人材が好まれる傾向にあります。

成長意欲や向上心を感じさせるためには、協調性という長所プラスαで、入社後に企業でどのようなパフォーマンスをできるかを自分の言葉で語ると、効果的なアプローチとなるでしょう。

例えば「この経験で養った~を活かして、御社の〇〇部門を成長させ△△を目指したい」のように、企業を自分の手で成長させたいという熱い思いで締めくくると、人事にひと味違うと感じさせられる可能性があります。

自ら働きかけるガクチカ

自ら考えて動けるという主体性も、ベンチャー企業に好まれるパーソナリティの1つとして知られています。

規模が大きいために、部署ごとに業務が割り振られている大手企業とは異なり、個人に裁量権が多く渡されるのがベンチャーやスタートアップ企業の特徴です。

企画、営業、マーケティングなどもひとりで行うことは珍しいことではないため、仕事を待つ姿勢では成果を残せません。

そのため、主体的に動ける人間であることは、結果を残していくためにかなり重要なのです。

先述した「主体的な協調性」のように、周りを巻き込んで物事に挑戦する経験は、成長過程の企業には好まれるでしょう。

ただ集団活動において調和を保てるというだけでなく、自分で流れを作るエネルギーがあることを強調すると、魅力的だと採用担当者の印象に残るようになります。

環境の変化に柔軟に対応したガクチカ

柔軟に変化に対応できることも、ベンチャー企業で働くうえで大切な要素になります。

今までになかった新しいサービスや、商品を展開していく企業が目立つのがベンチャー業界の特徴です。

決して規模の大きくない企業の限られた資本や人材で、前例のないことに挑戦するのはときに大きな困難を伴います。

そのため、予想外のトラブルにも冷静かつ的確に対処する、臨機応変な対応力が求められると言えるでしょう。

マニュアル通りに動くだけではなく、予期せぬトラブルを乗り越えた経験は、非常に好まれるでしょう。

環境の変化にも動じず、最適な対応が可能であると伝えられれば、企業を共に成長させてくれる人材だと企業に思わせられるかもしれません。

【協調性のガクチカ】おすすめ構成

ガクチカには、推奨されている文章構成があることをご存じでしょうか。

論理的かつ分かりやすく、学生時代の頑張りを企業に伝えるためには、以下の6点を順序だてて書く必要があります。

それぞれの項目を説明していきますので、確認してみましょう。

力を入れたこと

まず、学生時代に力を入れたことの結論とも言える「何を頑張ったか」を語り、エピソードの趣旨を明確にします。

ガクチカに限らず、ビジネスでは結論ファーストが基本です。

いきなり具体的なエピソードを話しても、聞き手は「いったい何の話をしようとしているのだ?」と困惑してしまうでしょう。

また、最初に結論を述べることで、なぜそれを頑張ったのかと聞き手の関心を集める効果も期待できるでしょう。

ここは長くなりすぎないように、簡潔かつ分かりやすく書くことを心掛けてください。

取り組んだ背景

次に、力を入れようと思ったその背景について触れていきます。

いわゆる「モチベーションの源泉」に当たる箇所と考えて良いでしょう。

採用担当者が企業とのマッチングを図る際に重視する、人柄や考え方がアピールできる非常に重要な箇所になります。

気合を入れて、どこにでも転がっている平凡なものにならないように書いてください。

ベンチャー企業の場合、インパクトのあるフレーズや表現を使用するのも、他の学生と差別化を図り、採用担当者の印象に残るために効果的かもしれません。

目標や課題

次に、その経験の中で出てきた目標や課題を書きましょう。

その際に「チームを強くしたい」というだけでは、その後の過程や結果もぼんやりとしたものになります。

しかし「県大会〇位入賞を目指す」であれば、目標のハードルの高さも感じさせます。

数字を用いて目標を表現することで、聞き手がそのジャンルに見識がなかったとしても、困難であること、難しいことに挑戦しようとする姿勢などを想像しやすくなる点がメリットです。

目標や課題に対して行動したこと

先述した目標に対して、どのような行動を起こしたのかを書いていきます。

ここは、最も力を入れるべき箇所と言っても過言ではありません。

なぜなら、ガクチカにおいて最も重要視される主体的に動いたことが記されるだけでなく、学生の物事に向き合う姿勢や人柄が如実に表れるからです。

そもそも企業がガクチカを聞く理由は、学生が人生の中で困難や目標にどのような考えと信念で向き合うかを見て、自社にマッチする人材かを見極めたいからです。

企業にとって有益な人材であると自らを売り込むためには、ただ行動の羅列に収まらず、何を考えて行動して、どのような強みを活かせたのかまで書く必要があります。

そうすることで、厚みのある唯一無二のガクチカになります。

結果

次に、行動の結果について触れていきます。

先述した目標や課題と同様、定量的に伝えられるのなら、数字を使って述べると具体性が上がり説得力があります。

例えば、努力の結果「英語力が格段に向上した」と述べるよりも「TOEICが800点台になり日常会話が可能に」と述べた方が成果は分かりやすいでしょう。

聞き手の裁量に委ねず、誰が見ても一目で分かるように具体性を持って結果を挙げ、努力の成果を書き綴ってください。

学びや強み

努力と困難を乗り越えた過程を経て、どんな学びがあったと感じたのかを述べましょう。

企業は先述した通り、どれだけの偉業を成し遂げたかを聞きたいわけではありません。

精一杯何かに取り組む過程を通して、思考力やリクルートスーツに隠された個性を知りたいのです。

そのため、自分のどのような強みや長所を活かして行動できたか、また足りなかったことを学んで身につけたのかを語ると良いでしょう。

企業の求める人物像と自己分析の結果を照らし合わせて、上手く表現してください。

入社後活かせること

最後に、入社後どう活かすことができるのかを述べてガクチカを締めくくります。

採用担当者はガクチカのエピソードを通して、企業にもその行動力で良い影響と利益をもたらせられるのか、再現性があるかもチェックしていると考えてください。

そのため「入社後も私は〇〇を活かしてこう活躍したい」という再現性があれば、人事も活躍している姿を想像しやすくなるのです。

入社後のキャリアビジョンは「貢献したい」というような抽象的なものではなく、なるべく具体的である方が本気度を感じさせます。

例えば「英語力を活かして、営業部門でグローバルな商品展開に貢献したい」というビジョンであれば、企業研究をして自分が働く姿を明確に描けていることをアピールできます。

【協調性のガクチカ】ガクチカ作成のために

ここまで協調性をアピールするためのガクチカのポイントや、ガクチカの作り方、おすすめの構成を紹介しました。

ですが、就職活動を始めたばかりで、ガクチカを作成しようとしても「何をどうしていいかわからない」「まず何から始めればいいの?」「考えてみたけど何も思いつかない」と、困ってしまった人もいるかもしれませんね。

そんな人のために、ここではガクチカを作成するためには、まず何をすればいいのかをいくつか紹介していきます。

自己分析を行う

ガクチカを作成するためには、まず自己分析をしっかり行ってみましょう。

自己分析は、自分の経験や思考を分析し、自分を深く知り、理解するための作業です。

就職活動の軸を定めたりするのにも必要な作業ですが、ガクチカや自己PRといったアピールポイントを見つけるのにも役立ちます。

自己分析を行うことで、自分自身が今までに何に取り組み、何を頑張ってきたのかが表面化してきます。

ガクチカを作成しようとしたけれど、何をエピソードとして挙げればいいのかわからない、自分の取り組んできたことが思いつかない、という人には特におすすめです。

中心となる部分から、考えを広げて書き込んでいくマインドマップや、自分の過去を振り返って年表を作る自分史といった方法を活用すれば、より効果的に自己分析を行えますよ。

業界研究を行う

ガクチカの作成にあたって、志望する業界・企業を調べて研究を行っておくことも大切です。

ガクチカの内容は、当然、自分自身の経験したエピソードから作成するものです。

ですが、ガクチカは企業へのアピールの1つとして、志望する業界や企業のニーズに合わせた内容にすることも重要になります。

業界研究を行うことで、その業界にはどのような人が合っていて、どのような能力が求められているのか、などが見えてきます。

また、志望する企業についても調べて研究しておくことで、その企業の社風や、採用側の求めている人材がわかります。

このような情報を把握した上で、志望する業界・企業の傾向やニーズを意識してガクチカを作成するようにすると良いでしょう。

エージェントに相談してみる

自己分析や業界研究をしてみても、やっぱり何も思いつかない、どうしていいかわからない、と困ってしまい、1人でガクチカを作成することが難しいと感じる人もいるかもしれません。

そんな場合は、就活エージェントを活用するのをおすすめします。

就活エージェントとは、就活生一人一人に対して専任のアドバイザーが付いて、就職活動を全面的に支援してくれるサービスです。

就活エージェントに相談すれば、熱心にガクチカ作成のアドバイスをしてくれるだけではなく、自己分析や業界研究、模擬面接などの面接対策など、就職活動に関する様々なことを支援してもらうことができます。

ガクチカ作成に限らず、就職活動で困っている、相談したいことがあるという人は是非、活用してみましょう。

【協調性のガクチカ】協調性を発揮したガクチカの例文

ここまで協調性をアピールするためのガクチカで、何をどのように伝えるべきかを解説してきました。

これまでの内容を理解できていれば、あとは自分自身の能力や体験についてじっくりと考え、それをもとにして、実際にガクチカを書いてみても構いません。

しかしいざ取り組んでみると、うまく考えがまとまらなかったり、納得のいく文章にならなかったりすることもあるでしょう。

こうしたときに、ガクチカの例文を見ると、いくらか助けになるはずです。

そこで、これから3つの例を紹介していきます。

テーマはそれぞれ、アルバイト、サークル、ゼミ活動です。

もちろん、例文をそのまま真似してはいけません。

あくまでガクチカの型を学ぶという姿勢で目を通してみてください。

例文

アルバイトのガクチカ

私は学生期間を通して、アパレルショップでのアルバイトに力を注ぎました。
そこで身につけたのは、人を巻き込み、課題解決へと向かう能力です。
アルバイトを始めて1年後、私は後輩を教育する立場になりました。
店には接客のマニュアルがあり、それに準ずる形で指導をしました。
しかし、教育を続けるうちに、何人かの後輩がうまく接客できていないことに気がついたのです。
ここで私は、スタッフ間でのミーティングを行いました。
話し合いを進めると、既存のマニュアルでは対応できない状況が多々あり、そのたびに後輩は戸惑いながら接客をしていることが判明しました。
そこで全員が質の高い接客をできるよう、特に困る場面での対応法などを含め、新しいマニュアルを作ることにしたのです。
その結果、後輩たちの悩みは解決され、お客様からの評判も良くなり、売り上げの向上に貢献できました。
この強みを活かし、貴社でも人を巻き込み協力しながら、課題解決に尽力したいです。

例文

サークルのガクチカ

私は学生時代、野球サークルでの活動に力を入れました。
私がここで学んだのは、集団のなかで一人ひとりの考えに耳を傾け、全体としての調和をとることの大切さです。
私は3年生になったとき、総勢30名のサークルの副代表を任されました。
着任してすぐのころは何をすべきか戸惑っており、代表の意見に従う形で、これまでの活動内容を継続する方向性で、運営を続けました。
しばらくして、あるメンバーに運営への意見を聞くと「活動をより活発にして欲しい」と伝えられたのです。
さらに、ほかのメンバー全員にも聞き取りをしたところ、そうした意見が多いことに気がつきました。
そこで私はメンバーからの意見をまとめたうえで、代表とも話し合い、サークルとしての目標や、練習の頻度などを刷新しました。
その結果、より多くのメンバーが納得する形で、活動を行えるようになったのです。
貴社に入社できた際は、周囲の意見を聞き取り、集団の調和をうながしていきたいです。

例文 

ゼミ活動のガクチカ

私は大学のゼミ活動で、大学対抗英語ディベート大会での入賞を目標とし、努力を重ねました。
この取り組みで、リーダーでなくとも、陰からチーム全体をサポートし、まとめ上げていく方法を学びました。
目標達成のため、本番前の3ヶ月間は毎日チームで集まることにしたのです。
そこで私は、議論において予想される、相手の反論をリストアップし、それに対する反論を考える役割に任命されました。
またチーム全体をまとめるため、練習への意欲を保てなくなったメンバーに対し、個人的に相談を受けることにしたのです。
さらに、全体の進捗状況に差が生まれないよう、練習を休んだメンバーに対し、メールや電話で練習内容を伝えました。
そうした取り組みの結果、チームとしての団結力を保ちながら練習を重ねられ、ディベート大会では、目標としていた入賞を果たせたのです。
貴社においても、陰から全体を支えつつ、企業活動に貢献していきたいと考えています。

まとめ

特に重要な3つのポイントをおさらいしておきます。

①ガクチカでは「思考力」「モチベーションの源泉」「人柄」が問われる。
②従順的な協調性と主体的な協調性を理解したうえで、ガクチカに落とし込む。
③原体験や、独自のエピソードを通して、協調性をアピールする。

ガクチカの完成度は、内定を獲得できるか否かに大きく影響する重大な要素です。

協調性を訴えたい場合は、企業側が何を求めているのか、そして、自分はどんな能力と経験をもった人間なのかをしっかりと理解したうえで、ガクチカ作りに取り組んでみてください。

最初はうまくいかないかもしれませんが、例文を参考にしながら、納得のいくものを作り上げていきましょう。

そうして出来上がったものは、内定を得るための大きな武器となるはずです。

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