ベンチャー企業で長期インターンはどんな感じなの?詳しく解説!

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はじめに

就職活動を有利に進める方法に興味のある方も多いことでしょう。

企業から高い評価を得るために近年しばしば利用されているのが、長期インターンです。

普通のアルバイトや短期のインターンに比べてハードルが少し高い代わりに得られるものも多く、早くから実務の場へと本格的に飛び込む学生も実際にいます。

そして、貴重な機会を少しでも有効に活用すべく、就業体験先をベンチャー企業とするケースも見られます。

ここでは長期インターンの基本をはじめ、ベンチャー企業で就業体験を行うメリットやデメリットも紹介しましょう。

長期インターンとは?

長期インターンとは、その名の通り長期にわたる就業体験のことです。

短期インターンだと1週間~1ヶ月を目安に就業期間が設定されるのに対し、長期インターンだと1ヶ月以上が目安とされ、終了期限は特に設けられないことも多いです。

職場での立場はあくまで就業体験に来ている学生とされますが、まるでその会社へと就職したような形になることも珍しくありません。

受け入れる企業としても長期的にいる学生に対しては仕事を割り当てやすく、本格的な業務に携われることが多いです。

また、業務に携わる期間の長さから、長期インターンの学生には一般的に給与が支払われます。

職場にて体験できる業務はもちろんのこと、仕事によって収入を得られることも総じて良い経験となります。

どこの会社が長期インターンを開催しているかは一概には言えないものの、ベンチャー企業が行うことが比較的多いです。

職場に在籍できる期間の長さから応募できる学生も就活生にはあまり限定されず、一般的に1~2年生でも参加できます。

このように、多くの学生が本格的な業務を体験できるのが長期インターンです。

ベンチャー企業の長期インターンは何か変わるの?

就業体験先がベンチャー企業だからといって、行う業務が何か変わるわけではありません。

たとえば、一時的に籍を置く企業がIT系なら、大手でもベンチャーでもIT業界における仕事を体験できます。

職種単位でも同様であり、大手でもベンチャーでも営業なら営業、プログラマーならプログラマーとしての仕事に携われます。

企業の規模に関わらず希望の業種・職種の仕事を体験でき、特定のスキルを身につけたり、自分の適性を判断したりできるでしょう。

大手とベンチャーの違いには、たとえば職場の人数が挙げられます。

前者は組織の規模が大きく、職場には多くの社員が在籍しており、さまざまな方と交流できます。

後者は会社ができてから日が浅いことが多く、一般的に社員数も限られており、決まったメンバーとの深い交流が可能です。

このような環境面の違いがあるものの、体験できる仕事自体に違いはないため、どのような業務に携わりたいのかをしっかり考えておくことが大切です。

就業体験に挑戦する時点で興味のある業種や職種をしっかり選べば、ベンチャー企業でのインターンが有意義な経験となるでしょう。

ベンチャー企業で長期インターンをするメリット

長期インターンはしっかりと時間を取って業務に携われるからこそ、就業体験を行う場所はしっかりと選びたいところでしょう。

ベンチャー企業があえて選ばれることも珍しくないものの、理由はあまり知られていないところがあります。

メリットをしっかり押さえておけば、自分がインターンを行う目的に合うかどうかも判断しやすいうえ、籍を置いた職場でどう動くと良いのかもわかります。

ベンチャー企業で長期インターンを行うメリットをここで紹介するので、ぜひ確認してみてください。

裁量権が大きい

ベンチャー企業は一般的に発展途上の会社であり、人手が足りないこともあって各社員がさまざまな業務にあたっています。

インターンの学生にも同様に多くの仕事が割り振られやすく、職場での裁量権がやや大きいです。

本人の希望や仕事ぶりによっては新しい業務が次々と与えられやすく、限られた時間の中で濃厚な体験ができます。

おかげで自分が体験している主な業務に関するスキルが身につきやすく、就職活動や就職後の仕事を有利に進められることでしょう。

職場で少しでも裁量を得るには、主体的に動くことが大切です。

本人が積極的に業務にあたっていて仕事ぶりも良いほうが、次々と新しい仕事を与えられやすいです。

本人次第で大きな裁量が与えられる環境を活かすためにも、職場では積極的な姿勢で業務にあたると良いでしょう。

風通しが良い

前述の通りベンチャー企業は一般的に社員数があまり多くなく、経営陣や社長などのすぐ近くで働けることも珍しくありません。

組織のトップと一般社員が直接コミュニケーションを取れることも多いです。

このような環境のおかげで、インターン生も効率良くさまざまなことが学べます。

たとえば、社長の仕事ぶりはそばで見ているだけでも勉強になり、その分野の仕事の進め方や優先順位などが自ずとわかるでしょう。

わからないことを質問できるチャンスも比較的多く、直接指導を受けられる可能性もあります。

さらに、ベンチャー企業の社長は一般的に起業家でもあり、組織を一から作る方法や苦労などをよく知っているものです。

将来起業を考えている学生にとっては良い先輩でもあり、経験者にしかわからない貴重な話が聞ける可能性もあります。

得られる経験値が多い

ベンチャー企業は大手ほど職場の環境が安定しておらず、組織や仕事の体制が急遽変わることもあります。

インターン生にも臨機応変な対応が求められやすく、想定外の貴重な経験ができることも少なくありません。

たとえば、インターン生の後輩を指導する仕事を任されるなど、マネジメントに関わる経験が思いがけずできることもあります。

本来予定されていなかった業務も貴重な経験となり、自分のスキルアップや適性の判断に役立ちます。

また、想定外の出来事に急遽対応した経験は自信につながりやすく、就職活動や就職後の仕事に落ち着いて取り組めるようになるでしょう。

大手に比べて不安定なところがあるからこそ得られる経験値が多く、限られた時間の中でしっかりと成長でき、自分の将来の可能性を広げられます。

ベンチャー企業で長期インターンをするデメリットは?

前述の通り、ベンチャー企業で就業体験を行うメリットはありますが、デメリットももちろんあります。

気を付けたい部分も確認したうえで企業を選んだほうが、職場に後悔しにくいものです。

ここではベンチャー企業で長期インターンを行う時のデメリットについて紹介します。

仕組みが整っていないことがある

ベンチャー企業は発展途上の組織だからこそ、社員の教育体制などが十分に整っていないこともよくあります。

職場での研修があまり充実しておらず、右も左もわからないまま現場入りを求められることも珍しくありません。

一般的に人手不足の傾向があり、各社員が多くの仕事を受け持っているため、現場でも十分な指導ができないことも多いです。

落ち着いて指導を受けられる機会は限られており、インターン生にも自発的に動いて学んでいく姿勢が自ずと期待されます。

企業の研修でさまざまなことをじっくり学べるイメージを持っていると、職場の環境に戸惑うこともあるでしょう。

仕組みがあまり整っていないからこそ多くのことを学べる一面はあるものの、手厚い研修があまり期待できないことは事前に押さえておくと良いです。

やりたい仕事だけできるとは限らない

ベンチャー企業は元から人手が足りないことも多いうえ、新しい分野に次々と挑戦して事業を拡大することも珍しくありません。

各スタッフが担当する仕事も多種多様であり、未知の分野の仕事をこなすことがインターン生にもよく求められます。

結果、当初予定されていたもの以外の仕事を割り振られ、自分の希望とは異なる業務に多くの時間を使うことも起こり得ます。

事業の展開がダイナミックに進むのはベンチャー企業の魅力でもあり、当初は特にやりたくなかった仕事が良い経験となったり、むしろ自分に合っていると感じられたりすることも珍しくありません。

ただ、やりたいことが明確にあってインターンに臨んだ学生にとっては、希望と異なる業務に追われる状況はやや不本意だと感じられやすく、何のために就業体験に来たのかわからなくなるおそれもあります。

責任が重くなりやすい

長期インターンにて特定の職場に長くいると、その会社の業務に自ずと詳しくなり、社員との人間関係もできるものです。

結果、インターン生でも社員と同じ業務を割り振られることも多く、普通のアルバイトよりも責任が重くなりやすいです。

インターン生だからといって気軽に業務にあたれる雰囲気ではなくなり、仕事の進捗や成果に本気で悩むこともあるでしょう。

一般的に責任が軽いアルバイトに比べて負担は少し重く、学業との両立が厳しく感じられることもあります。

もちろん本格的な業務を割り振られるからこそ得られるものもあり、一般的なアルバイトや短期のインターンに比べて成長はしやすいです。

ただ、あくまで学生の就業体験として無理のない範囲で業務にあたりたい方には、少し負担が重すぎるように感じられやすいです。

まとめ

 

長期インターンを選ぶと最低でも1ヶ月は職場に通うこととなり、終了期限が特に設けられないこともあります。

腰をすえてじっくりと業務にあたれ、ビジネスマナーやスキルなどを身につけられるでしょう。

インターン先をベンチャー企業にすると、学生でもさまざまな仕事を割り振られやすく、社長や経営陣と直接話せる機会も比較的多いです。

一方、研修があまり充実していないことも珍しくないうえ、希望の仕事以外の業務を割り振られたり、職場での責任が重くなったりもします。

それぞれのことを踏まえ、ベンチャー企業での長期インターンに参加するかどうかを決めると良いでしょう。

 

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