【就活難易度】freeeの採用大学や学歴フィルター、インターン情報を徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・freeeとはどんな会社?
・freeeの採用大学
・freeeの就活難易度

この記事をおすすめしたい人

・freeeに興味がある人
・メガベンチャーに興味がある人
・選考を効率的に進めていきたい人

freeeとは?

freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げる、クラウド型ソフトウェアを提供する企業です。

2012年にCFO株式会社として設立され、その後社名をフリー株式会社に変更。

主力サービスである「freee会計」をはじめ、人事労務、販売管理、会社設立といったバックオフィス業務を効率化するクラウドサービスを開発・提供しています。

これらのサービスは、銀行やクレジットカードと連携し、会計データの自動作成や業務の一元管理を可能にする「統合型経営プラットフォーム」を目指しており、中小企業や個人事業主の生産性向上を支援しています。

サービス

フリーには、どのようなサービスがあるのでしょうか。

ここでは、フリーのサービスを詳しく紹介します。

freee会計

freee会計は、「簿記の知識がなくても使える」ことをコンセプトにした、中小企業や個人事業主向けのクラウド会計ソフトです。

銀行口座やクレジットカード、決済サービスと連携し、入出金データを自動で取り込み、AIが勘定科目を推測して仕訳を自動作成します。

これにより、日々の経理作業や確定申告、法人決算にかかる手間と時間を大幅に削減します。

また、作成したデータから経営状況をリアルタイムで「見える化」できるレポート機能も充実。

煩雑な手作業から解放され、事業の成長に集中できる環境を提供するfreeeの基幹サービスです。

freee人事労務

freee人事労務は、給与計算、勤怠管理、年末調整、社会保険手続きといった人事労務業務を一元管理できるクラウドソフトです。

法改正に自動で対応するため、給与計算ミスを防ぎ、人事担当者の負担を大きく軽減します。

従業員側も、Webやアプリから勤怠を打刻したり、給与明細を閲覧したり、年末調整の申告をしたりと、ペーパーレスで手続きを完結できます。

入社から退職までの手続きや、マイナンバー管理、雇用契約書作成まで対応範囲は幅広く、会社と従業員双方の業務効率化を実現し、煩雑なバックオフィス業務から解放します。

freee申告

freee申告は、freee会計で作成したデータに基づき、法人税や所得税の申告書を簡単に作成・電子申告できるサービスです。

会計データと自動で連携するため、数字の入力や転記の手間がなく、ヒューマンエラーを防げます。

特に法人税申告書は、専門知識がなくても、対話形式の質問に答えるだけで作成が可能です。

複雑な税法を理解していなくても、必要な書類が過不足なく作成され、そのままe-Taxによる電子申告まで行えます。

税理士との連携機能も備えており、申告業務にかかる時間とコストを削減し、事業者の申告業務を強力にサポートします。

freee会社設立

freee会社設立は、株式会社や合同会社の設立手続きに必要な書類を、オンラインで簡単に作成できるサービスです。

専門知識がなくても、質問形式で事業内容などを入力するだけで、定款や設立登記申請書といった法定書類が自動生成されます。

最大のメリットは、電子定款に対応しているため、通常4万円かかる印紙税が不要となり、設立費用を大幅に削減できる点です。

設立後のfreee会計・人事労務との連携もスムーズで、会社立ち上げ後のバックオフィス業務をすぐに開始できる、起業家向けの支援サービスです。

freee開業

freee開業は、個人事業主として事業を始める際に必要な「開業届」や、節税効果の高い「青色申告承認申請書」などの書類を、無料で簡単に作成・提出できるサービスです。

利用者からの簡単な情報入力に基づき、税務署への提出に必要な書類が漏れなく自動で作成されます。

これにより、複雑な手続きで悩む時間を削減し、本業に集中できます。

作成した書類は、マイナンバーカードを用いた電子提出(e-Tax)にも対応。

事業開始後の会計処理も、そのままfreee会計に連携してスムーズに移行できるため、個人事業主のスタートアップを強力に支援します。

freeeカードUnlimited

freeeカードUnlimitedは、スモールビジネスのニーズに特化してfreeeが提供する事業用Visaクレジットカードです。

大きな特徴は、freee独自の与信モデルを採用しており、設立直後の企業でも高い利用限度額を設定しやすい点です。

これにより、運転資金や広告費などの大きな支出にも対応しやすくなります。

利用明細はfreee会計に自動連携され、経理処理が不要になるため、仕訳や経費精算の手間を大幅に削減します。

キャッシュフローの改善をサポートする機能も備えており、事業の成長を資金面から後押しするビジネスのためのカードです。

今後の展望

freeeは今後、「統合型経営プラットフォーム」の強化とAI技術の活用を軸に事業を拡大していく方針です。

会計・人事労務・販売管理など、バックオフィス業務のあらゆるデータをシームレスに連携させることで、中小企業や個人事業主の経営を効率化し、経営判断をサポートします。

これにより、複数のサービスを利用してもらう「クロスセル」を推進し、顧客単価(ARPU)の向上と強固な顧客基盤の拡大を目指します。

また、外部サービスとの連携を深めることで、オープンなプラットフォームとしての価値を高めます。

また、蓄積されたデータを活用し、AIを導入することで、業務の自動化や経営分析をさらに高度化させます。

具体的には、請求書の発行や経費精算、年末調整といった作業をAIがアシストすることで、利用者の業務負担を大幅に軽減することを目指しています。

これにより、スモールビジネスの業務高速化と経営スピードを向上させ、持続的な成長を実現していく計画です。

働き方

freeeでは、どのような働き方がされているのでしょうか。

ここでは、freeeの働き方を詳しく解説します。

ハイブリッドな働き方

freeeは、場所や時間の制約を減らし、生産性を高めるためにハイブリッドな働き方を推進しています。

具体的には、出社とリモートワークを組み合わせることで、チームでの共同作業やコミュニケーションを円滑に行いつつ、個人の集中作業やプライベートの時間を確保できるようにしています。

この働き方は、個人のパフォーマンスを最大化しながら、チームの一体感を維持することを目的としています。

オフィスは「出社する意味」を意識した設計になっており、偶発的な交流やブレインストーミングを促す場としての役割を重視しています。

これにより、場所の制約なく最高のパフォーマンスを発揮できる環境を整えています。

フレックスタイム制度

freeeでは、従業員が自身のライフスタイルや業務内容に合わせて柔軟に働けるよう、フレックスタイム制度を導入しています。

コアタイムを設けておらず、日々の勤務時間を自分で自由に調整できるため、例えば病院の通院や子どもの送り迎えといったプライベートの用事も、業務に支障をきたさずに両立することが可能です。

この制度は、単に労働時間を柔軟にするだけでなく、プロフェッショナルな成果を重視するfreeeの文化を象徴しています。

与えられた時間ではなく、成果にコミットすることで、個々の働き方の裁量と責任を高め、生産性向上に繋げています。

副業・複業の推奨

freeeは、従業員が社外での活動を通じてスキルを磨き、知見を広げることを積極的に支援するため、副業・複業を推奨しています。

これは、社員が多様な経験を積むことで、自身のキャリアを自律的に築き、freeeの事業に新たな視点や価値をもたらすことを目的としています。

副業を通じて得られた経験やネットワークは、イノベーションの創出や事業成長に繋がると考えています。

ただし、副業が本業に支障をきたさないことや、企業秘密の漏洩がないことなど、一定のルールは設けられています。

この制度は、個人の成長と企業の成長を同期させるための重要な施策です。

バケーション(長期休暇)制度

freeeには、心身のリフレッシュと創造性を高めるためのユニークなバケーション(長期休暇)制度があります。

これは、従業員が1年に1回、最大16日間の連続した有給休暇を取得できる制度です。

通常の有給休暇とは別に付与されるため、気兼ねなく長期の旅行や趣味に没頭する時間を確保できます。

この制度は、長期的に高いパフォーマンスを発揮するためには、定期的なリフレッシュが不可欠であるという考えに基づいています。

仕事から一度離れることで、新たなアイデアが生まれたり、仕事に対するモチベーションを再充電したりする効果が期待されます。

この制度は、ワークライフバランスを重視するfreeeの姿勢を体現しています。

福利厚生

freeeは、社員のパフォーマンス向上とウェルビーイングを両立させるため、多岐にわたる福利厚生を提供しています。

まず、心身の健康をサポートするユニークな制度が特徴的です。

バケーション制度では、通常の有給休暇とは別に、年1回、最大16日間の長期休暇を取得でき、心身をリフレッシュできます。

また、フリーミール制度により、ランチ代を会社が負担する日があり、社員同士のコミュニケーションを活発にしています。

次に、働き方を支援する制度も充実しています。

出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッドな働き方や、フレックスタイム制度を導入し、個々のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を可能にしています。

さらに、社員が社外でスキルや知見を広げられるよう、副業も推奨しています。

これ以外にも様々な福利厚生が存在します。

子会社・グループ会社一覧

子会社・グループ会社を紹介します。

freeeという組織に興味がある方は必見です。

フリービズ株式会社

フリービズ株式会社は、freeeの連結子会社として、中小企業や個人事業主向けのバックオフィス業務を効率化するためのクラウドサービスを提供しています。

主に、freee会計などのサービスと連携し、経営者が本業に集中できる環境を創出することを目指しています。

例えば、経費精算や請求書発行といった定型的な業務を自動化するソリューションを開発・提供することで、時間とコストの削減に貢献しています。

freeeの主要なサービスと一体となって、中小企業のスムーズな経営をサポートする重要な役割を担っています。

Likha-iT Inc

Likha-iT Inc.は、フィリピンを拠点とするfreeeのグループ会社です。

freeeのプロダクト開発における重要な役割を担っており、エンジニアリングチームの一員として、freeeの様々なサービスの開発・運用に貢献しています。

日本とフィリピンのチームが密に連携することで、国境を越えたエンジニアリング体制を構築し、開発スピードと品質の向上を図っています。

特に、クラウド会計や人事労務といったサービス機能の拡張や改善に携わっており、グローバルな視点を取り入れたプロダクト開発を進めるfreeeの戦略において、不可欠な存在となっています。

透明書店株式会社

透明書店株式会社は、freeeが運営するグループ会社の一つで、「お金の流れを透明に、社会をオープンに」というミッションを掲げています。

主に、書籍やコンテンツを通じて、会計や税務といったお金に関する知識を分かりやすく提供することを目指しています。

中小企業や個人事業主が、日々の経営で直面するお金の課題を、書籍という形で解決する手助けをしています。

単なる情報の提供に留まらず、社会全体のお金の透明性を高めるというfreeeの哲学を具現化する役割を担っています。

フリー創業融資サポート株式会社

フリー創業融資サポート株式会社は、freeeのグループ会社として、創業期の資金調達に特化したサポートを提供しています。

新しく事業を始める起業家や中小企業に対し、銀行や信用金庫などからの融資を円滑に進めるためのコンサルティングや、事業計画書の作成支援を行っています。

創業期は特に資金繰りの課題が大きいため、専門的な知識を持つ同社がサポートすることで、起業家が安心して事業を立ち上げ、成長させることを支援しています。

freee会計などのサービスと連携し、経営の「見える化」を通じて、融資審査を有利に進めるための支援も行っています。

freeeの就職難易度

freeeの就職難易度は「高い」と言えます。

これは、採用人数が少数であること、人気が高く多くの応募者が集まることに起因します。

具体的に、新卒採用人数は20〜30人程度とされており、採用倍率は10倍〜50倍以上という見方もあります。

また、単に学歴が高いだけでなく、freeeが重視する「マジ価値」や「あくなき本質追求」といった独自の価値観に共感できるかどうかが厳しく見られます。

そのため、企業理念やカルチャーへのフィットが重要視されます。

選考では、専門的な知識やスキルに加え、論理的な思考力や問題解決能力も深く問われるため、入念な対策が不可欠です。

freeeの採用大学ランキング

freeeの採用人数は非公開とされていますが、複数の情報源によると、20名から30名程度という見方が一般的です。

また、内定者のレポートによると、採用人数が30名から150名程度と幅があるという情報もあります。

いずれにせよ、採用人数は決して多くなく、就職難易度が高い一因となっています。

採用実績がある大学一覧

東京大学、京都大学、大阪大学、東北大学、東京外国語大学、横浜国立大学、筑波大学などの国公立大学、そして慶應義塾大学、国際基督教大学、法政大学、立教大学、明治大学、日本大学、千葉工業大学、立命館大学、関西大学など

有名企業からの採用実績が多いですが、これらの企業以外からの採用も積極的にされています。

そのため、選考対策をしっかりとして臨めば、内定を貰うことは不可能ではありません。

学歴フィルターはあるの?

freeeは公式には「学歴フィルターはない」と公言しています。

採用活動においては、学歴よりも候補者個人の能力やfreeeの価値観との適合性を重視しているため、多様なバックグラウンドを持つ人材を積極的に採用する姿勢です。

しかし、内定者の出身大学を見ると、旧帝大や早慶といった高学歴層が中心であることから、結果的に「学歴フィルターがある」と見られがちです。

これは、学歴が高い人ほど、freeeが求める論理的思考力や問題解決能力を大学生活で培っているケースが多いためと考えられます。

freeeの選考の特徴

freeeの選考は、候補者のスキルや経験だけでなく、同社の価値観やカルチャーへの適応性を重視する点が特徴です。

職種別の専門性を深く問う

freeeの選考では、応募する職種ごとに非常に専門的な知識やスキルが問われます。

特にエンジニアやデザイナー、マーケターなど専門性の高い職種では、過去のプロジェクトや実績について具体的に掘り下げられます。

例えば、エンジニアであれば、担当したシステムの技術的な課題や解決策、コードレビューの経験などが詳細に聞かれます。

これにより、候補者がその職種で求められるレベルに達しているか、入社後に即戦力として活躍できるかを厳密に見極めます。

単なる知識の有無だけでなく、実務でどのように応用し、成果を出してきたかが重要視されます。

freeeの価値基準「マジ価値」「あくなき本質追求」への共感

freeeは、「マジ価値」「あくなき本質追求」「ムーブメント」など独自の価値基準を掲げています。

選考では、これらの価値基準に候補者がどれだけ共感し、体現できるかが重要な評価ポイントとなります。

面接では「あなたの仕事におけるマジ価値とは何ですか?」といった問いを通じて、候補者の仕事に対するスタンスや考え方を深く探られます。

過去の経験を語る際にも、単に事実を述べるだけでなく、その行動がfreeeの価値観とどのように一致しているかを論理的に説明することが求められます。

カルチャーフィットを重視する姿勢が強く、入社後にチームの一員として貢献できるかを見極めます。

問題解決能力の評価

freeeの選考では、候補者のロジカルな思考力と問題解決能力を多角的に評価します。

これは、職種を問わず、ビジネスの課題を根本から理解し、論理的に解決策を導き出す力が求められるためです。

例えば、面接官から特定のビジネスケースが提示され、「あなたならこの問題をどう解決しますか?」といった質問がされることがあります。

この際、単に答えを出すだけでなく、課題の構造を分解し、仮説を立て、具体的なアクションプランを論理的に説明するプロセスが重要視されます。

答えが正しいかよりも、その思考の過程や論理展開が評価されます。

コミュニケーション能力が評価される

freeeは、職種やチームの垣根を越えて協働することを重視しています。

そのため、選考では候補者のチームでの協働力とコミュニケーション能力が厳しく評価されます。

過去のプロジェクトにおいて、チーム内でどのように役割を分担し、課題を乗り越えてきたか、意見の対立が起きた際にどう対応したかなど、具体的なエピソードを尋ねられます。

また、面接自体が対話形式で進められることが多く、相手の質問の意図を正確に理解し、自身の考えを明確に伝える力が試されます。

他者へのリスペクトや建設的な議論ができるかも重要な評価ポイントとなります。

freeeの選考フロー

freeeの選考フローを紹介します。

自分が行きたいコースの選考フローをしっかりと確認しておきましょう。

エンジニア職(アドバンスコース)

まずは、エンジニア職のアドバンスコースの選考フローから紹介します。

freeeのエンジニア職には、アドバンスコースとトップガンコースがあるということを理解しておきましょう。

説明会orカジュアル面談参加

freeeのエンジニア職(アドバンスコース)の選考は、まず説明会またはカジュアル面談から始まることが推奨されています。

この段階は、応募者がfreeeの事業内容、技術スタック、そして最も重要な企業文化や価値観について深く理解するための機会です。

説明会では、企業のビジョンやエンジニア組織の働き方、具体的なプロジェクト事例が共有されます。

カジュアル面談では、採用担当者や現場のエンジニアと1対1で、より個人的な質問やキャリアの相談ができます。

このフェーズは、応募者とfreeeの双方にとってミスマッチを防ぐための重要なステップです。

コードテスト

説明会やカジュアル面談の後、コードテストが実施されます。

このテストは、オンラインで行われることが一般的で、応募者のプログラミングスキルやアルゴリズムの知識、問題解決能力を評価するためのものです。

具体的な内容は、与えられた課題に対して、効率的かつ正確なコードを書くことが求められます。

単に動作するコードを書くだけでなく、そのコードの可読性や論理的な思考プロセスも評価対象となります。

このコードテストを突破することで、次の面接に進むための技術的な基礎力が証明されます。

面接(複数回)

コードテストを通過すると、複数回の面接が行われます。

面接では、技術的なスキルだけでなく、freeeの価値観やカルチャーへの適応性が深く問われます。

初期の面接では、これまでの開発経験やポートフォリオについて掘り下げられ、技術的な専門性が評価されます。

その後の面接では、チームでの協働性やコミュニケーション能力、そして「マジ価値」や「あくなき本質追求」といったfreee独自の価値観に共感し、体現できるかどうかが評価されます。

また、論理的な思考力や、予期せぬ課題にどう向き合うかといった問題解決能力も問われます。

内定

複数回の面接を経て、freeeのエンジニアとして必要な技術力と、カルチャーフィットの両方が高いレベルで認められた場合、内定となります。

内定後も、入社までの間に会社への理解を深めるためのイベントや、入社後の配属先チームについて話し合う機会が設けられることがあります。

内定は、単なるゴールではなく、freeeでのキャリアのスタートラインであり、入社後の活躍が期待されます。

内定承諾後も、新入社員がスムーズに職場に馴染めるよう、様々なサポートが提供されることが一般的です。

エンジニア職(トップガンコース)

次は、エンジニア職のトップガンコースの選考フローについて解説します。

アドバンスコースとの違いをしっかりと理解したうえで選考に進むようにしましょう。

エントリー

freeeのエンジニア職(トップガンコース)は、高度な技術力を持つ候補者に向けた特別な選考ルートです。

このコースへの参加は、まずウェブサイトからのエントリーで始まります。

通常の採用プロセスとは異なり、高い技術力をアピールできるポートフォリオやGitHubアカウント、過去のプロジェクト実績などを詳細に記載することが求められます。

エントリー時点で、どれだけ自身の専門性や即戦力としてのポテンシャルをアピールできるかが、その後の選考を左右する重要な鍵となります。

カジュアル面談(希望者)

このトップガンコースでは、エントリー後に希望者に対してカジュアル面談が設定されることがあります。

この面談は、合否を判断する場ではなく、freeeのエンジニア組織や技術的な挑戦について深く知ってもらうためのものです。

現場のエンジニアと直接話すことで、自身のスキルがfreeeでどのように活かせるか、また、どのようなキャリアパスを描けるかについて具体的にイメージできます。

この面談を通じて、候補者はfreeeへの理解を深め、自身のキャリアの選択肢として真剣に検討する機会を得られます。

書類選考/コードテスト

エントリーとカジュアル面談の後、書類選考とコードテストが同時に実施されます。

この段階では、提出された履歴書やポートフォリオの内容が詳細に評価されるほか、技術的なスキルを測るためのコードテストが課されます。

トップガンコースのコードテストは、一般的なコースよりも難易度が高く、アルゴリズムやデータ構造に関する深い知識、そして実践的なコーディング能力が試されます。

このテストの結果と書類の内容が、その後の面接に進むための重要な判断材料となります。

面接(複数回)

書類選考とコードテストを通過すると、複数回の面接が行われます。

この面接では、これまでの開発経験や技術的な実績について深く掘り下げられ、高度な専門性が評価されます。

トップガンコースの面接では、特定の技術分野に精通したエンジニアやマネージャーが面接官を務めることが多く、より専門的でハイレベルな技術議論が交わされます。

また、技術力だけでなく、freeeの価値観である「マジ価値」や「あくなき本質追求」への共感度、チームでの協調性も総合的に評価されます。

内定

複数回の面接を通じて、候補者が高い技術力とfreeeのカルチャーフィットの両方を兼ね備えていると判断された場合、内定となります。

トップガンコースの内定は、単に就職が決まるだけでなく、freeeのエンジニア組織の中核を担う存在としての期待を意味します。

入社後も、即戦力として、あるいは将来の技術リーダー候補として、重要なプロジェクトにアサインされることが期待されます。

内定後も、候補者のスキルセットや希望に応じた配属先を相談する機会が設けられることが一般的です。

freeeに採用されるためのポイント

freeeに採用されるためには、どのように選考対策をしていけばいいのでしょうか。

ここでは、freeeに採用されるためのポイントを詳しく解説します。

なぜその業界なのかを明確にする

freeeの選考では、候補者がなぜIT業界やSaaS業界で働きたいのか、その業界への深い関心と理解があるかが問われます。

単に「ITが好きだから」という表面的な理由ではなく、ITが社会にもたらす変革や、SaaSビジネスのサブスクリプションモデルが持つ顧客との継続的な関係性など、業界の特性を理解していることを明確に伝える必要があります。

また、自身のこれまでの経験やスキルが、この業界でどのように活かせるかを具体的に説明することで、入社後のキャリアに対する高い解像度を示すことができます。

なぜfreeeなのかを明確にする

freeeへの志望動機を語る際には、「なぜ数あるIT企業の中でfreeeなのか」を明確にすることが不可欠です。

freeeのミッション「スモールビジネスを、世界の主役に。」や、独自の価値基準「マジ価値」への深い共感を示す必要があります。

freeeのサービスが社会にもたらす影響について、自分なりの考察を交えて語ることで、単なる企業研究を超えた熱意を伝えることができます。

また、自身の強みや経験が、freeeのどの事業やチームでどのように貢献できるかを具体的に示すことで、説得力が増します。

成長意欲をアピールする

freeeは、常に変化し続ける業界で、自ら学び、成長し続ける人材を求めています。

選考では、過去の経験から「どのように学び、成長したか」を具体的に語ることが重要です。

例えば、新しい技術を自主的に学習した経験や、困難な課題に直面した際にどのように乗り越えたかなど、具体的なエピソードを交えて説明することで、成長意欲を説得力を持って示すことができます。

また、入社後にどのようなスキルを身につけ、どのようにキャリアを築いていきたいか、具体的なビジョンを語ることも有効です。

チャレンジ精神をアピールする

freeeの選考では、未知の領域に臆することなく、自ら新しいことに挑戦する「チャレンジ精神」が重視されます。

過去に、誰もやったことのないプロジェクトに挑戦した経験や、失敗を恐れずに新しい役割に立候補したエピソードなどを具体的に語ることが有効です。

チャレンジの過程で直面した困難や、そこから何を学んだか、そしてその経験がfreeeでの業務にどう活かせるかを論理的に説明することが求められます。

このようなエピソードを通じて、freeeが求める行動力や、変化を恐れないマインドセットを持っていることをアピールできます。

志望動機を練り直す

freeeの選考では、志望動機が非常に重要な評価ポイントとなります。

単に「企業理念に共感した」という抽象的な内容ではなく、具体的なエピソードに基づいた説得力のある志望動機を練り直すことが重要です。

例えば、自身がアルバイトや個人事業主としてfreeeのサービスを利用した経験から、その利便性や課題を語り、自身がどのように貢献したいかを述べることで、熱意と深い理解をアピールできます。

また、面接官からの鋭い質問にも論理的に答えられるよう、なぜfreeeなのか、なぜその職種なのかを深く自己分析することが不可欠です。

インターンシップに参加する

freeeへの入社を真剣に考えている場合、インターンシップへの参加は非常に有効な手段です。

インターンシップは、実際の業務や社内の雰囲気を肌で感じられる貴重な機会です。

単にプログラムに参加するだけでなく、積極的に社員と交流し、質問を投げかけることで、企業文化や仕事への理解を深めることができます。

また、インターンシップでの成果や、チームでの協調性をアピールすることで、採用担当者に強い印象を残すことができます。

インターンシップでの経験は、面接で説得力のあるエピソードとして語ることができ、他の候補者と差別化を図る上で大きな強みとなります。

OB・OG訪問をする

OB・OG訪問は、採用担当者からでは聞けないリアルな情報を得るための有効な手段です。

実際にfreeeで働く社員と直接話すことで、仕事のやりがいや苦労、職場の雰囲気、そして社員のキャリアパスについて深く理解できます。

訪問を通じて得た情報は、志望動機を具体的にし、面接での説得力を高める材料となります。

また、OB・OG訪問を通じて、freeeの価値観や働き方への理解が深いことを示すことができ、入社後のミスマッチを防ぐことにもつながります。

就活エージェントに相談する

freeeの選考対策を効果的に進める上で、就活エージェントに相談することも有効です。

就活エージェントは、freeeの採用動向や選考プロセスに関する最新情報を持っており、個別の強みや経験に合わせたアドバイスを提供してくれます。

また、履歴書やESの添削、面接練習など、実践的なサポートを受けることで、選考通過率を高めることができます。

特に、freeeが重視する「カルチャーフィット」や「マジ価値」をどのようにアピールすればよいか、専門的な視点からアドバイスをもらえることが大きなメリットです。

freeeの採用に関するよくある質問

ここでは、freeeの採用に関するよくある質問を紹介します。

freeeの採用や選考に不安を抱えている方は必見です。

freeeのESの通過率は?

freeeのES通過率は公表されていませんが、一般的に非常に高い競争率があると言われています。

freeeは採用人数が少なく、人気企業であるため、多くの応募者が集まることから、ESの段階で多くの応募者が絞り込まれると推測されます。

ESでは、単に学歴やスキルを羅列するだけでなく、「なぜfreeeなのか」という志望動機や、freeeの価値観に共感しているかどうかが厳しく見られます。

そのため、いかに自身の経験や強みをfreeeの事業や文化と結びつけて論理的に記述できるかが、通過率を左右する重要な要素となります。

IT・ソフト系の企業はどんな企業がある?

IT・ソフト系の企業は多岐にわたり、それぞれが異なる強みやビジネスモデルを持っています。

例えば、freeeのようなSaaS企業は、クラウドを通じてソフトウェアを提供するビジネスモデルで、サブスクリプションで収益を上げます。

この分野には、Sansanやマネーフォワードなどが競合として挙げられます。

また、SIerと呼ばれる企業群は、顧客の課題を解決するためのシステム開発を請け負います。

代表的な企業として、NTTデータや富士通、NECなどがあります。

さらに、Webサービス企業は、GoogleやMeta、Yahoo!のように、広告収入やプラットフォーム利用料を収益源とする企業です。

このように、IT・ソフト系の企業は様々なビジネスモデルで社会に貢献しています。

freeeの選考ではWEBテストはあるの?

freeeの選考プロセスには、Webテストが導入されています。

一般的に、Webテストは面接に進む前の初期選考段階で実施されることが多く、応募者の基本的な能力を客観的に評価する目的があります。

freeeの場合、テストの内容は玉手箱やSPIといった形式が採用されることが一般的で、言語能力や非言語能力(計算や図形問題)、性格診断などが問われます。

特に、論理的思考力を測る問題が多く含まれており、freeeが重視する課題解決能力の基礎を評価していると言えます。

Webテストの点数が高いからといって必ずしも内定に繋がるわけではありませんが、次のステップに進むための重要な関門となります。

まとめ

ここまで、freeeの採用大学についてを詳しく解説しました。

フリーは知名度が高く、世の中に画期的なサービスを提供している会社です。

そのため、新しい技術やサービスに携わりたいという方や大きな規模の仕事をしたいと考えている方には、ピッタリの会社です。

就職難易度は高いですが、しっかりと対策をして選考に臨めば、内定をもらうことは不可能ではありません。

頑張ってください!

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