【例文11選】チームで取り組んだ経験を活かしたガクチカはどう書くべき?好印象につながるコツを徹底解説!

【例文11選】チームで取り組んだ経験を活かしたガクチカはどう書くべき?好印象につながるコツを徹底解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・チームで取り組んだ経験をガクチカにする方法
・チームで取り組んだ経験でアピールできること
・チームで取り組んだ経験のガクチカ例文

この記事をおすすめしたい人

・チームで取り組んだ経験をガクチカにしたい人
・ガクチカの構成が不安な人
・例文を参考にガクチカを作りたい人

目次目次を全て表示する

はじめに

▼▼▼ この記事の要約動画はこちら ▼▼▼

就職活動において「学生時代に力を入れたこと」、通称ガクチカの内容は選考において重要視される項目です。

しかし、具体的にどのような内容にすれば企業や採用担当者に好印象を抱いてもらえるのか、分からないままガクチカを考えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんなガクチカの「チームでの経験」をメインエピソードに据えた場合の書き方を解説します。

また、ガクチカ作成の際の基本的な考え方も載せているので、ぜひ参考にしてみてください。

また以下の記事では、そもそもガクチカとはどういうものなのかについて詳しく解説していますので、今からガクチカを作成しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

さらに以下の記事では、作成ツールを使ったガクチカの作り方について詳しく解説していますので、ガクチカ作成に苦戦している方や今からガクチカを作成しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

【ガクチカ チームで取り組んだ経験】企業は何を見ているのか

そもそも企業は採用活動の際、ガクチカをどのように捉えているのでしょうか。

まず、企業がガクチカで何を見ているのかについて解説していきます。

選考の際に提出するエントリーシートには、ガクチカを記入するよう指示されているものが多く、ここからも企業がガクチカを重視していることが理解できるでしょう。

ここでは、大きく3つの要素に分けて、採用担当者が見ているポイントを紹介します。

以下の点を踏まえ、ガクチカの方向性を考えましょう。

自社が求める人物像と一致しているか

多くの企業は、自社に入って活躍できそうな人材を採用するために、求める人物像を設定しています。

そのため、ガクチカを通して、求める人物像と一致した強みが見受けられるかを確認しているのです。

ガクチカのエピソードには、応募者の持つ特性、強み、性格などがすべて表れます。

企業にとってミスマッチを防ぎ、良い応募者を採用するためには、ガクチカが非常に重要な項目となるでしょう。

また、あまりにも企業の想定している人物像とまったく異なる内容だった場合は、企業分析ができておらず「この人は自社のことをあまり調べていないのかもしれない」と思われる可能性もあります。

入社後のギャップをなくすためにも、事前に企業の情報をよく調べておくことで、より良いガクチカが作成できます。

特にベンチャー企業は会社とのマッチ度を重視する

また、ベンチャー企業、スタートアップ企業などは、会社との相性をより重視する傾向があります。

会社の規模によるものの、多くのベンチャーは会社の雰囲気と個人の所属する部署・チームの雰囲気が一致している場合が多く、部署によって雰囲気が異なるといったことがあまりありません。

そのため大手と異なり、この部署に馴染めなければ違う部署に配置転換といったことができないため、人物像も含めて企業との相性が重要になります。

当然のことながら、社員を一人採用することには膨大なコストがかかっています。

大手に比べ規模の小さいベンチャーなどはとくに、会社に合わずすぐに辞められてしまうと困るので、このマッチ度を重視しているのです。

分かりやすく説明できる力があるか

どれほど素晴らしいチーム経験を持っていても、それを相手に正しく伝えられなければ評価には繋がりません。

ビジネスの現場では、専門知識がない相手に対しても、複雑な状況を簡潔に説明する能力が求められます。

ガクチカの記述や面接での回答においても、当時の状況や課題、それに対するアクションを構造的に整理して伝える能力が試されていると考えてください。

特にチームでの活動は登場人物が多くなりがちですが、誰がどのような立場で関わっていたのかを整理し、背景を知らない面接官の頭の中に鮮明なイメージを浮かび上がらせる工夫が必要です。

難しい言葉を並べるのではなく、中学生が聞いても理解できるような平易な言葉選びを意識することで、あなたのコミュニケーションスキルの高さが自然と証明されるでしょう。

論理的に考え、書いたり話したりできるか

上記のように説明力を上げるためには、論理的思考力も必要です。

ガクチカによって、論理的思考力を判断する企業は多いでしょう。

情報の取捨選択のほかに、相手に伝わりやすい文章構成で書けているか、意味が破綻している部分はないか、前後の文のつながりに違和感はないかなど文章には論理的思考力を判断する要素が多く存在します。

少ない文字数の中でも伝えたいことが明確に伝わる文章は、論理的に書けている文章であると言えるでしょう。

物事の因果関係を把握・整理し、問題を解決する筋道を立てるスキルは、キャリアアップを目指すうえで必要不可欠な能力です。

ガクチカを書く段階でこのスキルを身につけておくと、社会人になってからも重宝される人材になれるでしょう。

チーム内での役割を確認するため

会社は団体・チームであり、働くうえでチームワークは必要不可欠なものとなります。

そのため、チームの中であなたがどんな役割・立ち位置で活動をするのかを知ることで自社で働く像をイメージします。

リーダーシップを発揮するのか、作業を黙々と進めるのか、コミュニケーション力を発揮するのか、それぞれの活躍のタイプがあるため、自分がどのようにチームに貢献するのかをアピールしましょう。

リーダーシップがあるか

ここでのリーダーシップとは、必ずしも「部長」や「キャプテン」という役職を指すわけではありません。

たとえ役職がなくても、目標に向かって周囲に働きかけ、現状を変えようと動く姿勢こそが、企業が求めるリーダーシップの本質です。

課題を自分事として捉え、解決に向けて最初の一歩を踏み出す「主体性」があるかどうかを企業は見ています。

チームが停滞しているときに、自らが起点となってポジティブな変化を起こした経験は、非常に高く評価されます。

たとえ小さな改善であっても、自分の意志で周囲に影響を与えたのであれば、それは立派なリーダーシップの発揮と言えます。

特別なカリスマ性ではなく、目標達成のために粘り強く働きかける泥臭い姿勢をアピールすることで、多くの企業の目に魅力的に映るはずです。

コミュニケーション能力があるか

ビジネスにおけるコミュニケーション能力とは、単なる「お喋りの上手さ」ではありません。

相手の意見を尊重しつつ、自分の意見を適切に伝え、相互理解を深める力のことを指します。

特にチームで取り組んだ経験では、意見が食い違った際にどのようなアプローチで合意形成を図ったのかが問われます。

自分の主張を押し通すのではなく、相手の背景を汲み取った上で妥協点を見つけたり、共通の目標に立ち返らせたりする調整力は、働く上で欠かせない資質です。

面接官は、あなたが話すときだけでなく、面接という対話の場においてもしっかりと受け答えができているかを確認しています。

相手の質問の意図を正確に汲み取る姿勢を忘れないでください。

他者と協力して何かを成し遂げる喜びを知っている学生は、企業にとって非常に心強い存在なのです。

【ガクチカ チームで取り組んだ経験】チームエピソードの印象が良い理由

では、ガクチカの内容はどのようなものでも良いのでしょうか。

実は、高い評価を得られるガクチカには、ある程度のパターンが存在します。

とくにチームのエピソードが盛り込まれたガクチカは、面接官から良い印象を持ってもらえる場合が多く、メリットのあるトピックです。

ほとんどの仕事はチームで取り組むことが多く、学生時代にチームで物事に取り組み、成果を上げた経験がある人は、社会人になってからもチームの一員として仕事に取り組んでいけると判断されます。

つまり、企業側が応募者に対してチームで動く力を前提として求めているため、チームでのエピソードは印象が良くなるのです。

リーダーとしてチームを引っ張った経験でなくても、チームの一員という自覚を持って主体的に物事に取り組んだ成果がある人は、ぜひそのエピソードをガクチカに反映させましょう。

【ガクチカ面接対策】面接で好印象を得るために対策をしよう!

選考の面接において、「ガクチカ」は頻出質問であり、

ここで好印象を得られるかどうかが通過率を動かすキーポイントと言えます。

ESのガクチカをただ読むのではなく、面接用にガクチカを作りましょう!

またこのツールでは深掘り質問への対策もできるため、

面接力を大きく向上させることができます。

ツールで作成した面接用のガクチカ

私が学生時代に力を入れたのは飲食店でのアルバイトです。
働く店舗は売上の伸び悩みを問題としていたという理由で自分にできる売上向上施策をするという目標を掲げ、取り組みました。
飲食店でのアルバイトに取り組む中で、中々売上が向上せず、プレシャーのみが積み重なってしまうという困難にぶつかりました。
それに対して、先輩や上司に積極的に相談をするという行動を取ることでアドバイスをもとに施策を考え、売上を1.5倍に伸ばすという結果につながりました。
この経験を通して周囲とコミュニケーションを取ることと積極的に動くことの大切さということを学び、貴社に入社後は経験で得たことを活かして活躍していきたいと考えています。

【ガクチカ チームで取り組んだ経験】ガクチカに使えるチームのエピソードの探し方

ここまでで、選考でガクチカが重視される理由やなぜチームのエピソードを書くと印象が良いのかなどを説明してきました。

しかし、ガクチカの重要度は分かっても、どのようなエピソードを素材にすれば良いのか分からないという方が多いのではないでしょうか。

ここからは、ガクチカで好印象が得られる、チームでのエピソードの探し方を解説していきます。

自分のエピソードがガクチカに使えるのか不安な方は、以下の点を確認してみましょう。

所属していた組織で自分が一生懸命取り組んだことを探す

まずは、自分が熱意を持って取り組んだエピソードを探しましょう。

サークルやゼミ、アルバイト先など、所属していた組織で自分が一生懸命取り組んだことを思い出し、書き出してみてください。

これは、どんな些細なエピソードでも問題ありません。

とにかく、自分が全力で取り組んだと自信を持って言えることを探してみてください。

大抵の場合、必ずそのエピソード内で誰かからの協力を得ているので、その組織=チームで頑張ったこととしてガクチカに使うことができます。

また、一つだけではなく、複数探しておくことも重要です。

企業によっては別のエピソードの方が好印象になる場合もあり、応募する企業ごとにトピックを変えることも有効な手段となります。

所属していた組織で自分が組織の成果に貢献したことを探す

次に、こちらもどんなに些細なことでも構わないので、自分が組織の成果に貢献したと思えることを探しましょう。

組織の成果に貢献するにあたり、自分一人だけの力では実現できないことが多く、自分の同じ組織のメンバーに対して自らが働きかけたということが多くあります。

能動的にチームに働きかけた経験は、チームの一員という自覚があると判断され、企業側の求める人物像に合致する可能性が高くなるはずです。

この場合も、チームでの取り組みとしてガクチカに使うことができるでしょう。

自分で「組織に貢献しよう」と思っていたことでなくても、結果的に組織のためになる行為ができていたのであれば、そこから膨らませてガクチカを作成することも可能です。

【ガクチカ チームで取り組んだ経験】チームで取り組んだ経験を書く際のポイント

ガクチカにおいてチームで取り組んだ経験について話す際は、以下の3つの点を意識することでより質の高い回答を用意できます。

どうすれば良い印象を与えられるのか工夫をしながら、ぜひ以下の3点を念頭において質の高いガクチカを作成しましょう。

チームでの役割を書く

チームで取り組んだ経験について話すならば、まずチームであなたがどのような役割をこなしたのかについて説明する必要があります。

エピソードの中で自分がどのように貢献したかを伝えるために重要な要素です。

役割が一見小さなものであっても、その役割にどのように取り組み、どのような影響を及ぼしたのかを詳しく説明することが重要です。

役割を具体的に説明することで、あなたがチームにおいてどのような機能を果たしていたか、どのようなスキルを活かしていたのかを分かりやすく説明できます。

例えば、リーダーシップを発揮してチームをまとめたのか、特定の専門知識を活用して問題を解決したのかなど、その内容を具体的に記述することが重要です。

また、自分の貢献がチームの成功にどのように結びついたのかを示すことができるとなお良い印象を与えられます。

結果よりも過程を意識する

自己PRではあなたの強みや結果を重視するものですが、ガクチカでは成果だけでなくその過程にも焦点を当てることが重要です。

企業は結果だけでなく、その結果を得るためにどのような過程を経たのか、どのような問題に取り組んだのかを確認することで、あなたの能力や努力を継続できるかどうかを評価しています。

過程に焦点を当てるには、タスクの開始から終了までの流れを詳しく説明することが求められます。

どのような課題に直面したのか、それに対してどのようなアプローチを取ったのか、どのような方法で問題を解決したのかについて詳しく記述しましょう。

また、チームメンバーとのコミュニケーションや協力、調整の方法なども説明することで、どのような工夫をしたのかについても分かりやすく説明できます。

どのようなチームであるか明確に書く

あなたが所属していたチームがどのような特性や構成だったのかについて明確に記述することも重要です。

チームの背景や特徴を説明することで、あなたがどのような環境で取り組み、どのような状況に対応していたのかを具体的に示せます。

チームの規模や構成、目的、プロジェクトの内容などを含めると良いでしょう。

例えば、チームのメンバーがどのような役割を持っていたのか、目標を持っていたのか、どのような状況や問題があったのかを具体的に述べることで、チーム全体の状況を理解してもらえます。

これにより、あなたがどのようなチームで働いていたか、どのような環境で成果を上げていたのかを分かりやすく伝えられます。

また、チームの特徴を説明することで、採用担当者があなたのチームでの役割や貢献度を正確に評価することも可能です。

【ガクチカ チームで取り組んだ経験】好印象につながるコツ

ガクチカに書く内容が定まったら、いよいよ執筆に移りましょう。

ここからは、ガクチカを書く際のポイントを紹介していきます。

文を書くことが苦手な方でも、これを読めば面接官に響くガクチカを作成することができるでしょう。

上記で紹介したように、ガクチカに求められるのは「相手に分かりやすく伝えること」「論理的に説明すること」です。

また文字数に制限があるため、簡潔な文章にすることが重要となってきます。

以下のポイントを踏まえて、相手に届くガクチカを作成しましょう。

数字を盛り込む

説得力のある内容にするために、自分の取り組みによる成果を示す際は数字を使うことを意識しましょう。

先述の通り、ガクチカは相手と自分の理解に差があるエピソードトークのため、どうしても主観的な事実になってしまいがちです。

しかし、数字というのは客観的な要素のため、用いることで過不足なく相手に規模感を伝えることができます。

例えば、全国大会で3位に入賞した、売上が10%上がったなど成果の度合いが明確にされることで、どれだけのことを成し遂げたのかが読んだ相手に伝わりやすくなるのです。

ただし、一つひとつの説明にすべて数字を盛り込んでしまうと幼稚な印象を与えかねません。

もっともアピールしたい事柄に、数字を使うようにしましょう。

一文は簡潔に

読みにくいガクチカは、基本的な文章力がないと判断されてしまい、最後まで読んでもらえないことがあります。

採用担当者は一日に大量のエントリーシートを確認するため、一枚に割く時間が少なく、丁寧に読んでもらえるケースは稀です。

そのため、簡潔で読みやすい文章にすることを徹底しましょう。

相手が読みやすく、理解しやすい文章を書くためには、まず一文を簡潔に書くことを意識します。

一文につき、意味が一つになるように心がけましょう。

読点の位置にも気を配ると、より見やすく頭に入りやすい文章になります。

読みやすい文章を書く訓練には、雑誌や新聞記事などを読むことも効果的です。

プロの書く文を参考にしながら、少しずつ文章を書く練習をしてみましょう。

独自の用語を使わない

繰り返しではありますが、ガクチカは個人的な話を相手に伝えなくてはならないため、気を抜くとすぐに独りよがりな内容になりやすいものです。

例えば、店舗運営で使うアルバイト独自の用語などは、ガクチカに使わないようにしてください。

誰が見ても理解できるような言い回しに置き換えることを意識してみましょう。

自分でもうまく理解できていない内容は、省いておくことも重要です。

よく分かっていないことを書いてしまうと、面接で指摘された際に自らの首を絞めることになりかねません。

「分かりにくい用語だから説明も書こう」と、用語の説明に文字数を割くのも避けた方が得策です。

ガクチカの文字数は限られているため、アピールしたいこと以外の部分に文字数を使ってしまうのは、非常にもったいないので辞めましょう。

企業・業界の求める人物像からアピールしたい強みや人柄を逆算して内容を考える

企業は、自社の求める人物像と応募者の合致をガクチカで確認しています。

そのため、必ず業界や企業の求める人物像を把握しておきましょう。

研究が十分であれば、調べた情報からその企業の求める人物像の要素に合わせたエピソードを軸に、ガクチカを作成していきます。

例えば、課題解決力をアピールしたいのであれば、店舗の課題を解決したエピソードを用いる、リーダーシップや周囲を巻き込む力をアピールしたいのであれば、アルバイトの先頭に立って周りに働きかけを行ったエピソードを書くといったやり方です。

受ける企業ごとに、エピソードを変えても構いません。

しかし、基本的に自分の軸、指針から大きく外れることのない企業を受けることがミスマッチを回避するために重要です。

チーム内での役割を述べる

企業が知りたいことの中に、「チームでどのような役割をするのか」を挙げました。

そのためチーム内での役割を明確に述べることは好印象につなげるうえでとても重要になります。

エピソードの中で自分はどのような役割でチームに貢献したのかを述べましょう。

入社後にも活かせるようなチームでの動き方を伝えられると、再現性が高くなり、より採用に近づくことができます。

結果よりも過程や学びをアピールする

ガクチカを書くうえで多くの就活生が成し遂げたことを中心に述べることがあります。

もちろん何を成し遂げたのかアピールすることも重要ですが、より好印象につなげるには取り組む中での過程や結果からの学び、そしてそれを入社後にどう活かしていくのかを明記することです。

そのためどれだけチームで取り組んだことの成果が大きかったとしても、その過程や学びの内容が薄いと入社後に活躍するイメージが持てず、企業側からの印象は下がってしまいます。

【ガクチカ チームで取り組んだ経験】人事に刺さる文章構成

以上が、基本的なガクチカにおける注意点です。

ここからは、ガクチカの内容をより重視するベンチャー企業の人事に、評価されやすいガクチカの構成を紹介します。

前に述べたように、ベンチャーはその規模感から企業との相性を大手よりも重視する傾向があります。

ガクチカの構成を整えることで、ベンチャー企業への印象をぐっと上げることができるのでぜひ参考にしてください。

もちろん、ほかの企業の場合もこの構成は有効です。

受ける企業によって少し手直しをしつつ、紹介する流れに沿ってガクチカを作成してみましょう。

結論

ガクチカでまず重要なのは、結論を最初に述べることです。

どういった規模感のどんな組織で何に取り組み、どんな成果を出したかを一文で簡潔に述べましょう。

多くの文章を読む採用担当者の目を引くためには、最初の文章で惹きつける必要があるのです。

インパクトのある出だしは、それ以降の文を読ませる力があります。

ただし、内容を盛って書いたり、その後の展開と関係のないことを書いたりするのはNGです。

数字などの客観的な要素をここに書くことも有効なので、積極的に使いましょう。

動機

結論を示した後は、そもそもなぜそれに取り組もうと思ったのかという動機を伝えましょう。

ここは、自身の人間性を表現できる部分と言えます。

ガクチカをただの事実の羅列でなく、人柄が伝わってくるようなものにするために重要な部分です。

ベンチャーでは、この動機の部分も注視しています。

モチベーションとなるものが企業の方向性と合致しているかどうかは、少人数でチームとして動くベンチャーにとって重要な要素です。

ベンチャーを志望する場合は、企業研究を徹底してから動機の書き方を考えましょう。

目標や課題

次に、そのエピソードにおける目標や課題を説明します。

この目標設定や生じていた課題が明確でないと、なぜその取り組みを行ったのか、読んだ相手が妥当性を判断できなくなってしまうので必ず書きましょう。

また、チームで取り組んだ経験を書く場合、チームでの目標・課題と個人で設定した目標・課題にズレがないかも重要です。

チームと個人の目標がズレてしまっていると、独りよがりで空回りしている印象を与えかねません。

組織の一員として、組織に貢献できるような目標設定になっているかどうかを必ず確認しましょう。

取り組み

次の段落で、具体的にどのようなことに取り組んだのかを書いていきます。

この項目では、自分なりにどういった工夫を凝らし、どのように課題を解決したのかを書きましょう。

もし文字数が許すなら、取り組みを続けていく中で起きた大変な出来事などを盛り込むと、内容にメリハリがつき、印象に残りやすいガクチカになります。

また具体性、オリジナル性のある内容にすることを心がけると、周りの応募者と差をつけられるでしょう。

そういった内容を書くためには、自分の経験をできる限り丁寧に深堀りしておくことが重要です。

結果

取り組みにより、どのような成果が出たのかを記載します。

この部分は、数字を用いて分かりやすくすることを意識しましょう。

また、必ずしも優勝などの華々しい功績である必要はありません。

課題に対し、何かしらコミットした成果が出ていれば、ガクチカの内容としては十分です。

逆に言えば、前に述べている目標や課題が解決されていない、成果が出ていないというケースはあまり良いとは言えません。

ガクチカは自分の魅力をアピールできるものなので、あまり芳しくない内容を記載するのは避けましょう。

学び・活かし方

最後に、チームでの活動を通じ、どのような学びを得たのか、そして今後どう活かすのかを簡潔に書きましょう。

この部分は、志望する企業の業務と関連する内容や企業が求める人物像に即したものにすることで、採用担当者からの印象を上げることができます。

ガクチカは自己PRに比べ、人柄やモチベーションなどの内面性をアピールする項目です。

可能な限り、仕事への姿勢につながる学びを書き、企業との相性の良さをアピールして印象アップを狙いましょう。

今後への活かし方を書くことで、入社後活躍するイメージを持たせることができます。

【ガクチカ チームで取り組んだ経験】業界別の例文

就職活動の定番質問であるガクチカにおいて、チームで取り組んだ経験は非常に高く評価されます。

なぜなら、仕事のほとんどは他者と協力して進めるものであり、企業はあなたが周囲とどのように関わり、共通の目標に向かって動けるかを厳しくチェックしているからです。

しかし、単にみんなで頑張りましたと伝えるだけでは、あなたの具体的な貢献度や強みが伝わりません。

以下では、チームでの経験を魅力的に伝えるためのポイントを整理した上で、志望業界に合わせた具体的な例文を詳しく解説します。

業界ごとに求められる人物像は異なるため、相手が求めるニーズに合致したエピソードを選定することが内定への近道となります。

自分の経験をどう言語化すべきか悩んでいる方は、ぜひこれらの例文をヒントにして、自分らしい言葉でエピソードをブラッシュアップしていきましょう。

商社

私は学園祭実行委員の会計責任者として、協賛金集めのプロセスを改革し、前年比1.2倍の予算を確保しました。当初、地元の商店街からは例年通りの協賛しか得られず、目標額には届かない状況でした。そこで私は、単に寄付を募るのではなく、商店街の集客に繋がるデジタルクーポン付きのパンフレット制作を企画しました。実行委員内では作業負担の増加から反対意見もありましたが、私はメンバー一人ひとりと対話し、この施策が祭りの成功だけでなく地域貢献にも直結することを説得し続けました。                          結果として、全員の納得を得て企業回りを行い、過去最高の協賛額を達成しました。                                        この経験から、粘り強く周囲を巻き込み、共通の利益を見出す重要性を学びました。入社後も、複雑な利害関係を調整しながら、新しい価値を創造したいと考えています。このように、反対意見をどう説得したかというプロセスを見せることで、商社パーソンに必要なタフな交渉姿勢を印象付けることができます。

メーカー

私は大学のロボット制作サークルで、全国大会出場を目指し、設計チームのリーダーとして機体の軽量化に取り組みました。私たちのチームは技術力こそ高かったものの、各担当が自分のパーツにこだわりすぎるあまり、全体の重量制限を超過するという課題を抱えていました。                            私はまず、各パーツの重量と性能の相関関係を数値化し、週に一度の全体会議で「どの機能を削れば全体のパフォーマンスが最大化するか」を客観的なデータをもとに議論する場を設けました。感情的な衝突を避け、常に全体最適の視点で話し合うよう促した結果、チーム一丸となって目標の重量をクリアすることができました。本番では安定した動作を実現し、念願のベスト8進出を果たしました。                         この経験を通じて、データに基づきチームの意思決定を支える力を養いました。貴社においても、技術と人の懸け橋となり、高品質なモノづくりに貢献したいです。

コンサル業界

私は個別指導塾のリーダー講師として、担当校舎の第一志望合格率を50%から80%へ引き上げるプロジェクトを主導しました。当初、講師ごとに指導方針がバラバラで、生徒の成績推移を客観的に把握できていないことが課題だと分析しました。                                           そこで私は、全講師がアクセスできる「学習進捗管理シート」を導入し、模試の結果から逆算した週ごとのカリキュラムを標準化しました。当初はベテラン講師から「画一的な指導は教育ではない」との批判もありましたが、私はシート導入による指導時間の効率化と、空いた時間でのメンタルケアの重要性をプレゼンし、試行期間を経て全員の合意を得ました。最終的に校舎全体の指導力が底上げされ、過去最高の合格実績を記録しました。     この経験で、課題の根本原因を特定し、仕組み化で解決する面白さを知りました。貴社では、複雑な課題に対して論理的な解を提示し、組織の変革をリードしたいと考えています。

人材業界

私はテニスサークルの副代表として、初心者の退会率を30%から5%に低減させることに注力しました。ヒアリングの結果、経験者主導の練習メニューにより、初心者が「上達を実感できない」ことが原因だと判明しました。私は、初心者の成長を可視化するために、定期的な昇級テストと、経験者がマンツーマンで教える「バディ制度」を提案しました。メンバーには、後輩を育てる喜びを感じてもらえるよう、教え方のコツを共有するミーティングも実施しました。その結果、サークル内のコミュニケーションが活性化し、初心者が積極的に練習に参加する文化が定着しました。                                            この経験から、一人ひとりの意欲に寄り添い、環境を整えることで組織が活性化することを実感しました。仕事においても、求職者と企業の架け橋として、双方が輝ける最高の選択をサポートしたいと考えています。

小売・流通業界

私はカフェでのアルバイトリーダーとして、ランチタイムの回転率を1.5倍に改善し、顧客満足度調査での高評価獲得に貢献しました。私の店舗では注文から提供までの待ち時間が長く、クレームが発生しやすい状況が課題でした。                                                 そこで私は、キッチンとホールの役割分担を固定せず、混雑状況に応じて相互にフォローし合うマルチタスク制度を導入しました。具体的には、ピーク時の動線をスタッフ全員で再確認し、手が空いた瞬間に次に必要な動作を声掛けし合うルールを徹底しました。最初は戸惑うスタッフもいましたが、私が自ら先頭に立って動くことで、チーム内に「助け合い」の意識が芽生えました。結果として待ち時間が大幅に短縮され、売上アップにも繋がりました。                                                 この経験から、現場の状況を把握し、臨機応変に連携を強化する大切さを学びました。貴社でも、お客様の期待を超えるサービスをチーム全員で体現していきたいです。

不動産業界

私は大学のフットサル部で、創部以来初となる県大会優勝を目標に、練習メニューの抜本的な見直しを行いました。当初、チームには「楽しければ良い」という層と「勝ちたい」という層で温度差があり、練習の強度が上がりきらない課題がありました。私は、全員が納得できる目標設定が必要だと考え、一人ひとりと面談を実施してそれぞれの部活に対する価値観を確認しました。その上で、優勝という結果が就職活動や自己成長にどうプラスになるかを熱弁し、全員で「週3回の徹底した戦術練習」を行う合意を取り付けました。厳しい練習が続きましたが、私は誰よりも早く練習場に行き、姿勢でチームを鼓舞し続けました。結果、チームの結束力が固まり、格上相手に勝利して優勝を掴み取ることができました。                                この経験で、高い目標に対して情熱を持ち、周囲を鼓舞し続ける重要性を学びました。不動産という大きな商材を扱う上でも、信頼と情熱を武器に、目標達成に邁進したいです。

【ガクチカ チームで取り組んだ経験】例文

ガクチカの書き方について、理解できたかと思います。

とはいえ、まだどのように書けばいいのか、イメージが掴みづらいという方もいるでしょう。

今までのポイントを踏まえたガクチカの例文を掲載しますので、ぜひご覧ください。

文字数の想定は400字程度、内容はサッカーサークルでのエピソードです。

この例文を参考にしながら、自分のガクチカを書いてみましょう。

基本的な構成は、ゼミ活動やアルバイトでも同様です。

ポイントを踏まえて、自分なりのアレンジをしてみると良いかもしれません。

サッカーサークルのエピソードを用いた例文

私はサッカーサークルのキャプテンとして、前年所属リーグ最下位という状況から優勝を成し遂げました。
当時のチームは、メンバー全員のモチベーションが低く、試合での連敗が続いている状態でした。
そこでまず、一見無謀とも思える「リーグ優勝」を目標に据え、それを現実的に可能にするための行動を始めました。
目標を定めることで、達成するための具体的な行動を起こしやすくなり、結果が伴うことで一人ひとりの意識も変わるだろうと考えたからです。
まず、メンバーからのヒアリングと試合映像の確認による敗因の分析を行い、改善点を明らかにしたうえで練習内容を改善していきました。
最初は反対意見もあったものの、今まで重視してこなかった筋トレの実施や戦術理解を深めるためのミーティングの実施などを重ね、少しずつ試合での勝利が増えていくと部員の顔にもやる気が出てきたことが分かりました。
その結果、合計得点数は昨年の3倍以上になり、最終的にリーグ優勝を果たすことができました。
この経験から学んだことは、チームでの目標設定と個人に具体的なタスクを課すことの重要性です。

イベント企画のエピソードを用いた例文

私は地域で行われるイベントの企画をボランティアとして力を入れ、取り組んできました。
私の地域は過疎化が進み、イベントを企画することで地域活性化を目標として活動していました。
バザーや祭りなどを企画し、イベントへより多くの人に来てもらえるようにSNSなどでも情報発信も積極的に行いました。
しかし都心から離れた地域であることもあり、年々参加者は減り、賑わいがだんだんと失われてきました。
そこで、どうしたらより多くの人を集めることができるかをチームを組み、総勢10人で企画をしていきました。
そこで私は、毎イベントでスタンプラリーを実施し、スタンプの数に応じて地元で使えるクーポンがもらえるという企画を実施しようという意見を出し、チーム企画の中心となって動き始めました。
その結果、年々参加者が増加傾向になり、街の活性化に貢献することができました。
この経験から、チームで挑戦することの大切さを学び、貴社に入社してからも挑戦し続けたいと考えております。

長期インターンでの例文

私が学生時代に力を入れたことは、長期インターンにおいてチームで営業目標を達成することです。
私はインターン生の営業チームのリーダーを任されたのですが、8人の参加者中2人が最初の週に一件も契約を獲得できず意気消沈していました。
そこで私は、チーム全体で自分と他のメンバーのフィードバックを毎日15分行い、良い点と悪い点を注視して行いました。
良いところをお互いに指摘し合うことを意識した結果、ダメ出しをし合うだけの時間にならず、2人も落ち込むことなく自分の課題を正確に把握でき、次の週には私よりも多くの5件の契約を勝ち取りました。
この経験を通じて身につけたことは、チーム全体で結果を出すためには、ダメ出しをするだけでなく、お互いの良いところを褒め合うことも重要だということです。
この経験を活かして、最終的には貴社においてプロジェクトリーダーを務め、全員がモチベーション高く業務に取り組めるようにサポートしたいと考えています。

ゼミ・研究室での例文

私は学生時代、ゼミの研究室でリーダーとして研究目標を達成するために取り組みました。
ゼミにはそれぞれ統計、情報収集、文章の要約など、特化したスキルを持ったメンバーが多く在籍しています。
そこで、それぞれに適切な役割を割り振ることで、全員がスムーズに研究を進められました。
これにより、ゼミの教授だけでなく他のゼミの教授からも高い評価を得ることができ、論文発表会では最優秀賞にも選ばれました。
この経験を通じて、適材適所にメンバーを割り振ることの重要性を学びました。
この経験を活かし、貴社においても数年後にはリーダーを務め、それぞれの役割に適した役割分担を指示できる優秀なリーダーとして活躍したいと考えています。

アルバイトでの例文

カフェでのアルバイトにおいて、接客リーダーとして顧客満足度の向上に取り組みました。私の店舗はオフィス街に位置しており、ランチタイムの混雑時に提供スピードが遅れ、クレームが発生することが課題でした。私は、スタッフ一人ひとりの動きを観察したところ、注文を受けるスタッフと調理するスタッフの連携がスムーズにいっていないことに気づきました。                                      そこで私は、繁忙時間帯におけるポジション別の行動マニュアルを独自に作成し、店長に提案して全スタッフに共有しました。マニュアルには、次に何をすべきか迷う時間をなくすための具体的な動線を記載し、さらに忙しい時こそ声を掛け合う「ポジティブ・フィードバック」の習慣を推奨しました。また、定期的にミーティングを行い、スタッフ同士が気づいた細かな改善点を即座に業務に反映できる環境を作りました。その結果、提供時間は平均で2分短縮され、月間の顧客アンケートでの満足度スコアが地域一番になりました。               この活動を通して、現場の小さな違和感を見逃さずに改善案を出すこと、そして明るい雰囲気作りがチームのパフォーマンスを最大化させることを強く実感しました。

まとめ

チームでの経験を使ったガクチカの書き方について、理解できたのではないでしょうか。

組織を動かす、組織のために動くといった経験は、とくに会社が一丸となって動くことが多いベンチャーには好印象に働きます。

ベンチャーを志望する方は、積極的にチームでのエピソードを使用しましょう。

自身の経験にあまりそういったエピソードがないという方は、今一度自己分析をやり直してみてもいいかもしれません。

深掘りすることで、近しい経験を見つけてガクチカに反映してみましょう。

また以下の記事では、作成したガクチカを添削してくれるサービスついて詳しく解説していますので、良いガクチカが作れているか不安な方やESがなかなか通らないといった方はぜひ参考にしてみてください。

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