明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
・志望動機とは?
・志望動機の正しい書き方
・業界業種別の志望動機例文20選
・魅力別の志望動機例文9選
・志望動機の正しい書き方を知りたい人
・様々な業界業種別で志望動機の例文を知りたい人
・幅広い業界を見ているので効率的に志望動機を考えたい人
・例文を参考に志望動機を作成したい人
企業の選考に臨む際に、志望動機をどのように書けば良いか迷っている方はいらっしゃいませんか。
採用担当者に評価してもらいやすい志望動機を書くのは、決して簡単なことではありません。
しかし文章を書くのが苦手な方もコツをしっかりつかめば、徐々に良い志望動機を作れるようになります。
特に大切なのは、採用担当者がチェックしたい要素をしっかり満たした文章を作ることです。
今回は、新卒採用向けの志望動機で盛り込むべき6つの要素と例文29選を紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
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【新卒向けの志望動機】新卒は志望動機が最も重要
中途採用で合否を決めるポイントになるのは、これまでの実績や経験・資格などです。
しかし新卒採用の場合、企業は社会人経験のない大学生や高校生の中から内定者を選ばなければいけません。
そこで企業は、その学生がどれだけ入社後に活躍できそうかを予測して「ポテンシャル採用」を実施します。
ポテンシャル採用で大事なチェックポイントになるのが、「志望度の高さ」「入社にかける熱意」です。
そのため就活生は、提出書類の記入欄の中で、特に志望動機欄を重視して対策をする必要があると言えます。
【新卒向けの志望動機】企業は志望動機のどこを評価している?
採用担当者は、学生の志望動機を読む際、いったいどのようなポイントを評価しているのでしょうか。
志望動機を考える際、必ず盛り込まなければいけないことは、「企業を志望した理由・きっかけ」です。
しかし、志望動機欄には、志望理由や志望したきっかけのほかにいろいろなことを書かなければなりません。
これから志望動機を考える学生は、企業側の視点を考えて文章を考えると良いでしょう。
以下の項目で、企業が志望動機欄で特に重視してチェックするポイントを紹介します。
志望動機の作成に困っている方は、ぜひ参考になさってください。
「なぜ」を重視している
企業側は、企業の「何に」魅力を感じたかよりも、「なぜ」魅力を感じたかを確認したいと考えています。
入社後のモチベーションに大きく影響するのが、「なぜそこで働きたいと思ったか」だからです。
企業の給与・仕事内容など魅力的に感じたポイントがメインの理由だと、入社後にイメージが違ったときに、早期退職の理由になってしまうこともあります。
逆に「◯◯という仕事がしたい」「仕事を通して◯◯を実現したい」といった理由では、もし厳しい壁に直面しても仕事を続ける動機が失われません。
「なぜ」を示すには、志望動機で述べるメインの志望理由を、「企業が◯◯だから」という企業を主語にした文章にするのではなく、「私は◯◯だと思ったから」と自分を主語にすると良いでしょう。
企業の多くが着目する「なぜ」を、十分に吟味して文章に盛り込んでいきましょう。
やる気を見ている
多くの企業は、志望動機の中で「やる気」を重視しています。
具体的には、「どのようなことであれば努力できるのか」「困難なときもモチベーションを保てるのか」「入社後に何を実現したいのか」といったポイントです。
このポイントをうまく説明するには、過去のエピソードや経験を交えて文章に説得力を持たせる必要があります。
「私は学生時代に◯◯という経験をしたので、入社後もこの気持ちを忘れず努力したい」「私の経験を踏まえ、1人でも多くの方が◯◯できるよう社会貢献したい」といった文章です。
このときに大事になってくるのは自己分析で、自分の過去の経験をしっかり深掘りし、どのエピソードを書けばアピールになるかを考えなければいけません。
文章を書き出す前に、自己分析に時間をかけましょう。
入社後に活躍できるかを見ている
志望動機は、「その企業で働きたい」というモチベーションを感じたところを伝えるものです。
上記に示したように、企業で働きたいのは「なぜ」か、そのモチベーションを見つつ、そこからくみ取れる「やる気」を量っています。
そのうえで、入社後に会社内で活躍ができるかどうかという将来像までを企業側は見ています。
たとえば「若手が活躍できる社風に惹かれて志望した」という内容であれば、裁量権のある仕事を任せられることがモチベーションであり、若手から活躍しようというやる気があることがわかります。
この内容を、入社後数年間、単純作業を担うような企業でアピールしてしまうと、「モチベーションを保てず、いきいきと活躍することは難しい」「やる気を保つことは難しい」という懸念につながりかねません。
入社後に活躍する人材であるかどうか、という点も判断材料として含まれるため、ここで働きたいというモチベーションとそこから感じ取ることができるやる気が、その企業で働くことに本当にマッチしているのかを確認することが求められます。
【新卒向けの志望動機】志望動機に盛り込むべき6要素
続いて、志望動機欄に盛り込むべき6つの要素を紹介します。
以下の項目で紹介する6つの要素は、いずれも「なぜその企業を志望したか」や、「入社にかける熱意・やる気」をアピールするのに大切なポイントです。
ぜひ意識して、以下の要素を盛り込むようにしましょう。
①その業界・職種を選んだ理由
②その企業を選んだ理由
③就活の軸にマッチしているということ
④入社後に実現したいこと
⑤将来的に実現したいこと
⑥具体的なエピソード
①その業界・職種を選んだ理由
まずは、その業界・職種を選んだ理由です。
たとえば、理系の学生が専門分野の研究職に就こうと考えている場合、「自分のこれまでの経験を活かしたい」「今までの知識を活かして研究に貢献したい」など、比較的容易に理由を説明できるでしょう。
しかし、大学で学ぶ分野と就職先の仕事内容が合っていないというケースも少なくありません。そのような場合、なぜその業界・職種を選んだかしっかり説明できないと、自分のやる気をアピールできないでしょう。
業界・職種を選んだ理由は面接でも聞かれる可能性が高く、本番で質問されたときにどう答えるか考える必要があります。業界研究をしっかりと行い、その業界でどんな人材が求められるか、どんなスキルが大切かを理解しておきましょう。
②その企業を選んだ理由
業界・職種を選んだ理由を説明するだけでは、なぜその企業を志望したか・第一志望に決めたかをアピールできません。
次は、その企業を選んだ理由に踏み込んでいきましょう。
業界・職種を選んだ理由については、他社に当てはまることでも構いません。
しかし、なぜその企業を選んだかについては、過去の経験・エピソードからオリジナルのものを考える必要があります。
また、多くの就活生は、業界最大手ではないところを受験することになるでしょう。
「なぜ待遇・報酬が良い業界最大手ではなくうちを選んだのか」と聞かれたときに、納得のいく回答を出せることが大切です。
業界研究・企業研究を並行して進めていき、ライバル企業との違いや、その企業ならではの個性を理解するようにしてください。
③就活の軸にマッチしているということ
就活の軸と志望動機がマッチしていると、先述した「その企業を選んだ理由」につなげることができます。
選考活動の後半で重視されるのは、企業と学生がマッチするかどうかです。
自分がその企業にマッチする人材であるとアピールできれば、より志望理由に説得力を与えられ、内定を得られる可能性が高まります。
就活の軸とは、「ものづくりに関わることができる」「仕事を通して自分の◯◯というスキルを成長させられる」など、自身が企業選びで最も大切にしていることです。志望動機を作る前に就活の軸をしっかり決めておくと、どの企業に出す志望動機でもその軸を中心に文章を考えられます。
また、就活の軸がしっかりと決まっていれば、業界選びや企業選びをしやすくなり、応募企業を絞る作業もしやすくなります。
④入社後に実現したいこと
企業側は、「入社後の価値を創出してくれる」「利益に貢献してくれる可能性が高い」学生を採用します。
そのため、志望動機の最後は入社後に実現させたいことを盛り込むと良いでしょう。
たとえば、「◯◯のスキルを活かし、多くの顧客に魅力的な提案ができる営業マンになって活躍したい」といった文章です。
このような文章を書くためには、説明会やOB・OG訪問などで、「その企業の先輩がどのような仕事をしているか」「どのような仕事が評価されているか」を学んでおく必要があります。
現役社員の方がどのように活躍しているのか、要点を整理しながら調べましょう。
面接時も、入社後にどんな活躍をしたいか聞かれることはあります。そのときにしっかり答えられるよう、事前に準備しておきましょう。
⑤将来的に実現したいこと
入社後に実現したいことと同じ理由で、「将来実現したいこと」を志望動機に盛り込むのもおすすめです。
具体的には、「◯◯の部署でマーケティングの基礎を学び、将来はXXの役職で活躍したい」といった文章が考えられます。
このような文章を盛り込むと、企業に「入社してからのビジョンをしっかり考えられている」「この企業に入社して活躍したいという意気込みがある」といったプラスの評価を得ることにつながります。明確な目標があることは、入社後にモチベーションを高く持って仕事ができる要因にもなるため、面接官に好印象を与えられる可能性が高いです。
その企業で実現できるキャリアプランについて、自分なりにまとめておきましょう。
ホームページやパンフレットを読むだけでなく、説明会やOB・OG訪問で実際に働いている方の話を聞くことが大切です。
⑥具体的なエピソード
立派な志望動機を述べられたとしても、相手に納得してもらえなければ意味がありません。
特に「◯◯の分野で働きたい」「XXに興味がある」ということを、これまで会ったことのない面接官に伝えるのは難しい作業と言えるでしょう。説得力に自信がない方は、志望動機が本物であると示せるよう、具体的なエピソードを盛り込むのがおすすめです。
自分の動機が大学生活や日常の経験からきているものであると述べることで、説得力が増します。
ただし、履歴書やエントリーシートの志望動機欄に書ける文字数は、それほど多くありません。
エピソードが文章の大部分を占めてしまうと、自分が言いたい要点がぼやけてしまうおそれがありますので、短い文章でまとめられるエピソードを選ぶようにしましょう。
【新卒向けの志望動機】PREP法がおすすめ
志望動機を書く際は、「PREP法」という書き方を活用することをおすすめします。
PREP法とは、Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(結論)という流れで書く手法で、最初と最後に結論を持ってくる点が大きな特徴です。
たとえば、「私が貴社を志望したのは~~だからです」という結論から書き始めます。
これにより、文章が論理的であるというイメージを読み手に与えやすくなり、自分の主張したい要点を一目で相手に理解してもらえるようになります。
PREP法は、就職関係の書類全般に使えるテクニックなので、ぜひマスターしておきましょう。
最初に結論を述べる部分である「書き出し」については補足情報として後にも詳しく記載しているので、そちらも参考にしてみてください。
まずは魅力的な書き出しを記載
採用担当者は数百を超える応募書類を業務の合間を縫ってチェックしています。
担当者も人間なので、集中しているときもあればそうでないときもあるのは当然です。
書き出しにパッと目を引くものがなければ、どんなに良い内容が記載されていても流し読みをしてしまうということも起こりかねません。
書き出しには特に気を配りましょう。
好印象を得るための詳しいコツはこの後で紹介します。
根拠となるエピソードを記載
PREP法では、結論を最初に述べた後、その根拠となるエピソードを記載することになります。
これは、最初に述べた結論に説得力を持たせることが大きな目的であり、誰でもわかりやすいものにしなければいけません。また、PREP法はPoint(要点)を最初と最後に述べる手法です。
エピソードだけで文章スペースを使ってしまっては、最初と最後の結論を述べられず、結果として何を言いたいかわからなくなってしまいます。
誰が読んでもわかりやすい簡潔なエピソードを書くためには、「具体的な数字(部活の成績など)を出す」「エピソードから得られた成果・経験をメインに書く」などの工夫をすると効果的です。なお、エピソードを書き上げたときは、キャリアセンターや就活エージェントなどに添削を依頼すると、具体的な改善点がわかるためおすすめです。
入社への意気込みを記載
PREP法では、文章の最後にもう一度最初に述べた結論を書くことになります。
しかし、単に最初の文章を繰り返せば良いというわけではありません。
最初の結論を、入社への意気込みがよく伝わる形で言い換える必要があります。
そのためには、「入社後にどのように貢献していきたいか」を書くと効果的です。
たとえば、「私が貴社を志望したのは◯◯の良さをより多くの方に知ってもらいたいから」と書いた場合、最後の結論を「入社できたら私の強みである◯◯を活かし、魅力的なプレゼンテーションを展開して一件でも多くの契約を取れるようになりたい」などと結ぶことができます。
このように文章の最後で入社後のことを書くようにして、自分の熱意をアピールしましょう。
【新卒向けの志望動機】補足:書き出しで好印象をとるコツ
PREP法を使った構成で志望動機を構成することを解説してきましたが、その中でも一番最初に目を付けられるのが「書き出し」です。
人気企業を受ける際やより高いレベルの選考を受ける場合には、「書き出し」において工夫が必要です。
コツは、志望する理由となった企業の情報や見せ方に独自性を出すことです。
よくある内容よりも、独自性のある内容を伝えることで、「よく調べている」「準備に時間をかけている」という印象になります。
そのような熱意のある印象を残すために、独自性を出す方法をより詳しく見ていきましょう。
企業情報の独自性
「書き出し」ではよく企業理念を用いて、「御社の○○という考え方に魅力を感じ、志望しました」というように文章を構成すると思います。
しかし、この企業情報を述べる際にありきたりな内容を書いていてはほかの学生と差別化を図ることは難しく、魅力的な書き出しとは言えません。
企業情報の使い方として、企業理念より一歩踏み込んだ具体的な言葉である、「ミッション」「バリュー」のリンクも意識して見てみることがおすすめです。
また、企業が開示している「中期経営計画」のような短中期の行動目標に着目するなど、より具体性のある内容を盛り込むと他の応募者との差別化を図れます。
例えば、
「A商品で有名な企業であり、今後はB商品の開発へもかかわるミッションを掲げていることに注目し、「相手の目線に立った発想力という強みを活かして、B商品の開発の展開に注力される貴社に貢献したいと考え志望します。」
といった、自分が入った後の活躍の仕方に具体性を持たせ、かつ企業の深掘った情報とマッチしているような書き出しは好印象につながります。
見せ方の独自性
また、見せ方を工夫して独自性を出すことも効果的であると言えます。
工夫を凝らすことで、印象に残る努力をしていることが伝わります。
ここでは、具体的な方法として「タイトル」「キャッチフレーズ」の二点を紹介します。
どのようにすれば採用担当者の目に留まるのか、その方法を確認してみましょう。
タイトルをつけよう!
まず一つ目として紹介するのは、志望動機の冒頭にタイトルをつける方法です。
一文で書くよりも、目を引きやすく、かつ独自性を出すことができます。
全体のまとめとなる結論を、「~だから」「~のため」といった体言止めにして端的にまとめます。
将来私は、世界中の人々の「食」に携わり貧困などの社会課題を解決したいと考えており、「食を変え、常識を変え、世界を変えていく」の企業理念をもとに「考えよう、食プロジェクト」などを通して社会課題を解決している御社に惹かれ志望しました。
タイトルの文字数が多過ぎると、読む側は本文との区切りがわからなくなってしまいます。
いくつか選んだキーワードの中で、「最も伝えたい内容」を入れ、30字程度でまとめるようにしましょう。
また、「【(タイトル名)】」や「■(タイトル名)」など、記号を用いて記載するとより注目しやすくなります。
キャッチフレーズを使おう!
印象に残りやすいキャッチフレーズを使うことも効果的です。
比喩表現などを用いて表すことでキャッチフレーズを作ることができます。
キャッチフレーズはインパクトを残すということに特化しており、採用担当者に自分自身をより濃く認識してもらうことにつながります。
たとえば以下のようにキャッチフレーズを使用してみましょう。
→私は「〇〇ゼミのエジソン」と呼ばれるほどの発想力があり、ユーザー目線に立った商品開発に注力される貴社に貢献できるのではないかと考え志望します。
表現方法が練られていると、個性を伝えやすく、効果的なアピールになり、書き出しの部分で好印象を残すことができます。
【新卒向けの志望動機】志望動機の差別化
次に志望動機の差別化についてです。
志望動機に盛り込む要素、構成の方法はお伝えしましたが、具体的にはどのような点で志望動機は見られているのでしょうか。
志望動機を他の人とは被らない差別化したものを作成するためのポイントを2点ご紹介します。
・企業の未来と結びつける
・企業の企業理念と自身の理念を合わせる
企業の未来と結びつける
企業も個人の成長はもちろん、会社を成長させてくれる人材を探しています。
そのため、自身が貴社に入社しどのように成長をしていき、会社でどのようなポジションに付きたいのかという部分をしっかりと明記すると良いでしょう。
またポジションにつき、企業をどのように成長させていくかという部分までかけると良いでしょう。
企業の企業理念と自身の理念を合わせる
企業理念とは会社の根底にある最も重要な価値観です。企業理念に全て当てはまっているかという点が重要視されます。
企業理念は、ミッション、ビジョン、バリューで構成されていることが多いです。企業の理念に共感をしてどの点が自身に通じたのか、良いと思ったのかを志望動機に盛り込みましょう。
企業は理念に共感をしていて自社とマッチする学生を求めています。
【新卒向けの志望動機】業界・業種別の志望動機例文20選
次に、新卒の方が企業に提出する志望動機の例文を紹介します。
「PREP法を意識し結論ファーストで文章を構成すること」「具体的なエピソードをわかりやすく盛り込むこと」「最後に入社後の意気込みを示すこと」などを意識しましょう。
自分で書いた文章が、相手から見て読みやすいかどうか判断するのは難しいものです。
文章を書いた後は友人やキャリアアドバイザーの方に読んでもらい、わかりにくいところがないか確認してみると良いでしょう。
①営業
また、営業職はクライアントとの関係を構築し、問題解決やニーズの理解など、クライアントと共に成長することができる点が魅力的だと感じています。私の強みは、コミュニケーション能力が高く、説得力のあるプレゼンテーションができると自負しています。
そのため、顧客との信頼関係を築き、長期的なビジネスパートナーシップを構築することができると考えています。私は営業職において、顧客や社内のチームメンバーと協力しながら、共に成功を目指すことができることに魅力を感じています。
私自身も、目標に向かって努力し、貴社のチームの一員として貢献したいと考えています。
②営業未経験
私は、営業職は自己成長の機会が多いと考えています。顧客とのやり取りや交渉によって、自分自身のコミュニケーション能力や説得力が向上すると考えています。また、営業職は、顧客ニーズを理解し、それに合った提案を行うことが必要です。そのため、自分自身がよりクリエイティブに考え、顧客視点を大切にすることができるようになると考えています。さらに、私は成果を出すことにやりがいを感じます。
営業職は、成果が直接的に数字として現れる職種であるため、自身に向いているとも考えています。以上の理由から、営業職に挑戦し、成長していきたいです。
③エンジニア
エンジニアには、社会に必要なシステムやアプリケーションを開発するという重要な役割があります。私は、そのような仕事に興味があり、技術的な知識やスキルを身につけることで、社会に貢献したいと考えています。また、エンジニアとして働くことで、常に最新の技術やトレンドに触れることができ、自己成長を継続することができます。さらに、エンジニアはチームで働くことが多く、コミュニケーション能力やリーダーシップ力も身につけることができます。
私は、自分自身を成長させ、社会に貢献することができるエンジニアになることを目指しています。
④エンジニア未経験
また、エンジニアは常に新しい技術や知識を学び続けることが求められますが、それが自己成長にも繋がると考えています。私は普段から挑戦をすることが好きで、成長するために努力する姿勢を持っています。
そのため、エンジニアとして自分を高め、社会、会社に貢献することができると考え、エンジニアを志望させていただきました。
⑤IT業界
大学入学を機に一人暮らしをして家族と離れてから、私は自宅での過ごし方が大きく変わりました。スマートフォンがあるおかげで困ったときにすぐに何か調べられたり、アニメや漫画などの娯楽を楽しんだりできたことが、1人でいる時間を充実させられた理由だと思っています。私も新しいITサービスを開発する仕事に携わり、より多くの方に利便性やエンターテイメントを提供したいと考え、貴社を志望しました。
そのために、2年生になってからスクールに入学し、プログラミングの勉強を続けています。入社後は大学時代から学んできたプログラミングスキルを活かし、丁寧な仕事で貴社に貢献したいと考えています。
IT業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
web業界、ゲーム業界の志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
⑥コンサルティング業界
これまでずっとこの地方で育ってきた私としては、子どもの頃に近所にあった地元の企業がなくなっていくことに寂しさを覚えます。時代の変化により、力のない企業がなくなっていくのはある程度仕方ないことでも、実際には優れた魅力があるのに事業を終えてしまう企業があるのは残念で仕方ありません。
貴社は、地域密着の中小企業支援で実績が多く、私の「地元の企業を支えたい」という就活の軸とマッチしていると思いました。もし内定をいただけたら、◯◯部で鍛えた体力を活かして毎日目の前にある仕事に取り組み、クライアントの信頼を得られるよう努めていきたいと考えています。
コンサルティング業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
⑦不動産業界
不動産営業は、金額の大きな取引になることが多いと考えています。人の一生を左右するマイホームや、利益率の高い投資用物件の取引なら、数百万~数千万円ものといった利益も生み出せます。
私は大学時代◯◯部に所属しており、未経験からキャプテンになるまで努力を積んできました。常に高い目標を設定することは、自分ががんばるための大きなモチベーションで、貴社の掲げる「日々成長」という理念に強く共感を覚えます。貴社に入社した際には、大学時代に◯◯部で毎日練習に励んできた気持ちを忘れず、自分のスキルを磨いていく所存です。将来は注文住宅の営業を担当し、お客様が喜んでくれるような提案をして貴社の売上アップにつなげたいと考えています。
⑧人材業界
私は、人材紹介や人事コンサルティングを通じて、個人の能力や希望に合った最適な職場を提案し、その人が自分自身を成長させることができるようにサポートすることができるという点に魅力を感じています。
また、企業とのパートナーシップを構築し、企業の成長に貢献することもやりがいを感じるポイントです。人と企業の成長を促進することができる人材業界で、自分自身も成長し、社会に貢献したいと思っています。
木下恵利

この志望動機は、企業や業界に対する理解があり、自分の経験やスキルを活かして貢献したいと考えていることが伝わってきます。また、熱意と意欲が感じられ、採用担当者に好印象を与えられると思います。
人材業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
⑨建設業界
私は、自分の手で何かをつくることにやりがいを感じるため、建設業界に興味を持っています。
また、建設現場は常に変化し、技術や工法も進化していくため、常に新しいことに挑戦し続けることができます。さらに、建設業界は地域社会に貢献することができる点にも魅力を感じています。自分の手でつくった建物が、地域の人々に利用され、生活の質を向上させることができるという点が、この業界のやりがいです。
建築業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
⑩アパレル業界
私は、ファッションが好きであり、服を着ることで自分自身を表現することができることに魅力を感じています。
また、アパレル業界は常に流行が変化するため、常に新しいトレンドを追い求めることができます。さ
らに、アパレル業界はクリエイティブな仕事が多く、自分自身のアイデアやセンスを発揮することができる点に魅力を感じています。アパレル業界で、自分自身のセンスやアイデアを活かし、多くの人に貴社の商品を広めていきたいです。
⑪電力業界
学生時代、経済的な事情で、勉強したくてもできない生徒の学習を支援するボランティアに参加しました。
想像以上に貧困が原因で勉強ができない生徒がたくさんいることを体感し、事情により機会を均等に与えられない状況につよく違和感を抱き、解決したいと考えました。
ボランティア活動では、個人にアプローチすることはできるものの、多くの人を救うということは不可能です。
そのため、より大規模に社会貢献をするためには、企業に所属して従事することで実現が可能だと考えています。
貴社は環境保全、地域振興、社会福祉、難民の教育など幅広い社会貢献活動に加え、電気事業の公共性を活かして教育支援活動にも尽力されています。
このように社会貢献に注力されている貴社で働くことは、私の望む将来像に近づくことへもつながります。
⑫出版業界
私は、マイナーと言われるものを好きになることが多く、かつその深い魅力を多くの人に知ってもらうことにやりがいを感じます。
なぜなら、自分の内面だけで存在していた感動を人と分け合えることでより大きな嬉しさを感じることができるからです。
たとえば大学では日本の伝統的な楽器である琴を演奏するサークルに所属していましたが、その深みのある音色の魅力などを多くの人に届けたいと考えました。
そこでSNSで演奏している様子を映した動画を毎週流したところ、話題になり、学園祭で演奏しないかと声をかけてもらいました。
学園祭では多くの人に琴の魅力を知ってもらい、マイナーなものが人々の間で広がった感覚を覚え、やりがいを感じました。
この経験から、将来は社会に埋もれてしまっているものの魅力ををより多くの人に知ってもらえる可能性のあるメディア系の仕事をしたいと考え、その中でも形として永遠に残る出版社を志望します。
貴社は事業提携によって電子化を強化されており、幅広い層に受け入れられる強固な基盤があることに魅力を感じています。
⑬サービス業界
この内容は、私が人と接するうえで重視していることであり、同様の価値観のある貴社に惹かれました。
私は学生時代、幼稚園のアルバイトで先生の補助をする仕事をしていました。
私は子どもの頃いじめを受けていた心の傷として今でも残っています。
その経験を活かし、私ができることとして、「傷つかせない・傷つかない」環境を作ろうと考えました。
そこで、二つの目標を立てました。
一つ目は人を傷つける行動をしている子どもを見たらしっかりと注意すること、二つ目はクラスの30名全員を、週に2回は1人ずつ褒めることです。
これらを自分の目標とし、皆が心地よく過ごせる環境づくりに気を配りました。
その結果、保護者の方からは「子どもが保育園が楽しいといっていました」などと感謝の言葉をいただきました。
この経験から、「ヒトへの心遣い」を大切にすることで、人々の幸せな日常に貢献できるのだなと感じました。
そこで、将来も相手を大切にするコミュニケーションを取りながら働きたいと考えました。
御社のサービス業務では、常に周囲を見渡し気配りをすることが求められます。
加えて貴社では企業理念の「ヒトへの心遣い」の実現のため、相手の心を読み取ることを重視する社風があると伺い、共感したため志望します。
⑭インフラ業界
インフラ業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
⑮半導体業界
半導体業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
⑯金融業界
金融業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
証券業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
⑰物流業界
物流業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
⑱製造業界
製造業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
⑲食品業界
食品業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
⑳広告業界
木下恵利

アルバイトで広告代理店で働いた経験から、どのような仕事に携わり、どのようなやりがいを感じたのか、具体的に書かれている点、人々の生活をより豊かにしたいという思いを、具体的なエピソードや経験を交えて書かれている点がポイントが高いです。
広告業界の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
【新卒向けの志望動機】魅力別の志望動機5選
①先輩社員に惹かれた場合
また、彼らのように社内外で高い評価を受けることができる人材になるためにも、貴社での成長が不可欠だと感じております。
このような環境で自分自身を高め、共に貢献できる企業文化に魅力を感じ、貴社への入社を志望しております。
②社風に惹かれた場合
貴社では社員一人一人が自由な発想でアイデアを出し合い、共に課題を解決する姿勢が根付いているように感じました。
また、組織全体が常に新しい挑戦を追求し、積極的な取り組みが行われていることに感銘を受けました。
私自身も柔軟な発想力と前向きな姿勢を持っており、貴社の文化にマッチすると考え、入社を志願しております。
③企業理念に惹かれた場合
特に、社会に貢献することを大切にしているという点に心を打たれました。私自身も、社会に貢献することができる仕事に就きたいと思っています。
また、御社が持つ強い社会的使命感や倫理観に共感し、自身もその理念を胸に、御社で働くことができればと考えています。
企業理念に惹かれた場合の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
④事業内容に惹かれた
もともと売掛保証業界については何も知らず、興味本位で貴社の会社説明会に参加した際に、『保証は保守的な見方もできるわけでもあるが、保証があるからここそ積極的に取引を促進させ売り上げを増やす攻めとしての保証がある。
日本の8割を占める中小企業に特化した売掛保証事業で、日本経済を元気にする取り組みをしている』と聞き、衝撃を受けました。
また、貴社は母体がITサービス企業であるということで、同業他社と比較したときに、最も柔軟性があり、様々な事業へ取り組むことができるポテンシャルを持っているところにも大きな魅力を感じております。
⑤商品に惹かれた場合
革新的でありながら使いやすさにもこだわりがあると感じました。私自身も、新しい技術やサービスに興味があり、御社の製品に携わることで自分自身も成長できると考えています。
また、その製品が人々の生活をより豊かにすることにつながるという点にも魅力を感じ、御社で働くことができればと考えています。
⑥評価制度に惹かれた場合
御社は、従業員の能力や成果に応じて公正かつ透明性のある評価を行っているという点に大きな魅力を感じました。私自身も、自分の能力を評価されることで自己成長を促すことができると考えています。
また、御社の評価制度によって、従業員が高いモチベーションを持って働くことができるという点にも魅力を感じ、御社で働くことができればと考えています。
⑦勤務地に惹かれた
私は、高校卒業まで育った○○県に非常に愛着を持ち、振興・活性化の助けになりたいと考えています。
大学では、○○県の方々と一緒に祭りを計画し、町を盛り上げるボランティア活動にも参加しました。
ぜひ御社の一員として資金面から地元企業を支え、○○県の活性化に貢献したいと強く思います。
⑧成長できる環境に惹かれた
成長できる環境に惹かれた場合の詳しい志望動機の書き方はこちらの記事をご覧ください。
⑨福利厚生に惹かれた
福利厚生だけを志望動機にすることはあまりおすすめできません。
福利厚生とその他の魅力を掛け合わせることで福利厚生を志望動機として使用することは出来ます。
しかし福利厚生以外に魅力があれば、その魅力を重点的に志望動機に盛り込むことをおすすめします。
福利厚生を志望動機として書かないほうがいい理由はこちらの記事をご覧ください。
【新卒向けの志望動機】ベンチャー企業の志望動機
私は、人材紹介を通してサービスを利用してくれた方々が充実して働ける環境を巡り合わせていきたいと考えています。
貴社は、ニーズが高いIT業界に特化しており、高い満足度を得ています。また私自身貴社を利用させていただきました。その際に働いている人の人柄の良さや熱量、また働き方の多様化に取り組んでいる点に惹かれ志望しました。
入社した際には大学で、学生団体に所属し、最後まで粘りやり遂げる力を活かし、顧客が求める条件に沿った企業や働き方を提案する事で、充実して働ける環境を巡り合わせていきたいと考えています。
ベンチャー企業の志望動機について詳しく書いてある記事です、こちらも合わせてご覧ください。
【新卒向けの志望動機】どうしても志望動機が思いつかない時
・自己分析をやり直す
・こだわりに注目する
・作成ツールを使用してみる
企業研究をやり直す
志望動機が思いつかない場合、企業分析をやり直すことをおすすめします。
企業のビジョンやミッション、製品やサービス、社風などを再度調べ、自分自身がその企業に興味を持つ理由を見出すことができます。
企業研究をすることで、その企業の製品が私が関心を持っている分野と密接に関係していたり、またその製品の特徴や技術力に興味が出るかもしれません。
さらに、その企業が持つ社風やビジョンに共感したり、自分自身のキャリアの方向性を考える理由になります。
こだわりに注目する
志望動機が思いつかない場合、自分自身のこだわりや価値観に注目することが重要です。
自分自身が何にこだわりを持ち、何を大切にしているかを明確化することで、自分にとって重要な仕事や企業を見つけることができます。
自分自身のこだわりや価値観に基づいて、自分自身がやりがいを持って働ける環境を見つけることが大切です。
作成ツールを使用してみる
どうしても志望動機をかけないという方は一度作成ツールを使って見るのもいいでしょう。
一度型がわかれば書きやすくなるでしょう。
おすすめの志望動機作成ツールはこちらです。ぜひ活用してみてください。
3つを考えても思いつかなかった場合はこちらの記事を参考にしてみてください。
【新卒向けの志望動機】志望動機は自分で考えた方がよい
志望動機を作る際に、テンプレートを参考にすることはできますが、最終的には自分でオリジナルのものを考えるようにしてください。
そのまま真似たものではほかの学生と被ってしまうことが多く、良い印象を与えられない可能性があります。
特に応募者が殺到する大企業だと、採用担当者は何百枚以上もの書類に目を通さなければいけません。
そのような中、パッと見て興味を惹かれない学生の志望動機は深く読まれず、書類審査で落とされてしまうので、オリジナルの志望動機を作るようにしてください。
【新卒向けの志望動機】就活エージェントを活用するのもおすすめ
志望動機のことで迷ったときは、優良企業の紹介やES添削、面接対策など、内定獲得までを徹底的にサポートしてくれる就活エージェントを活用してはいかがでしょうか。
特におすすめの就活エージェントサイトはこちらなので、気になる方はぜひアクセスしてみてください。
サービス内容
まずサービス内容についてです。
今回紹介するエージェントは「ジョブコミット」というサービスです。
・周りに置いてかれている
・内定が取れるか不安
・自信のあるガクチカがない
・良い志望動機が書けない
といった悩みを持った学生に対して、内定獲得までサポートしてくれるサービスとなっています。
具体的には、
1. あなたに合った優良企業の紹介
2. 自己分析・企業分析サポート
3. ES添削
4. 面接対策
などがあります。
学生一人に対して一人の専属エージェントが早期内定獲得まで二人三脚で徹底サポートしてくれるため、「自分ひとりだと進まない」、「一人だとくじけそう」といった学生におすすめです。
メリット・デメリット
・内定獲得までのすべてのサポートは無料で受けることができる
・本番を想定した面接対策が繰り返し行える、予約もとりやすい
・希望に沿った優良企業を複数紹介してもらえるため、内定に繋がりやすい
・相性のよくないエージェントと当たってしまう可能性がある
・志望度が高くない、興味がない企業を紹介される可能性がある
セルフ添削をしよう
セルフ添削はポイントを抑えることで効果的に添削ができます。
誤字脱字や話に一貫性があるか等を確認しましょう。
具体的な添削について詳しくは、こちらの記事に記載しています。
まとめ
新卒のポテンシャル採用では、やる気や志望度をアピールできる志望動機が非常に重要です。
面接でも、志望動機について深掘りの質問をされる可能性は非常に高いと言えるでしょう。
業界研究と自己分析に時間をかけ、企業ごとにオリジナルの文章を書けるようにしてください。
何度か文章を書いているうちに、短くわかりやすい文章を書くためのコツも学べます。
そして志望動機を書いた後は、キャリアアドバイザーなど信頼できる方に文章を添削してもらい、内容をブラッシュアップしましょう。
木下恵利
この志望動機からは、ITサービスの中でもエンターテイメントに長けているとわかり企業研究が行われていることがわかります。また現在から会社に貢献していけるように動いていることが分かり好印象を与えることのできる志望動機でしょう。