【例文7選】情報収集力を自己PRにする方法とは?評価されるアピール方法や構成を解説

【例文7選】情報収集力を自己PRにする方法とは?評価されるアピール方法や構成を解説

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就職活動では、エントリーシートや面接の場で、自己PRをしなければなりません。

自己PRでは自分の長所をアピールする必要があり、情報を集める能力、いわゆる「情報収集力」があることを伝えたい方もいるのではないでしょうか。

今回は情報収集力で自己PRを作成する方法を、コツや例文を交えながら解説します。

これから就職活動を控えている方は、ぜひ参考にしてください。

柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・情報収集力をアピールする自己PRのポイント
・自己PRのおすすめ構成
・情報収集力をアピールする際の例文

この記事をおすすめしたい人

・情報収集力をアピールするポイントを知りたい人
・自己PRのおすすめ構成を知りたい人
・自己PRに不安がある人

目次目次を全て表示する

【自己PRで「情報収集力」をアピールしよう】自己PRで企業が評価するポイント

就職活動において、そもそも企業側はなぜ就活生の自己PRを聞いてくるのでしょうか。

自己PRは、自身の長所や強みを、実際にあったエピソードと絡めて企業側にアピールするものです。

これによって企業側が何を感じて、どういう点を評価することになるのかを理解しておくことで、より効果的に自己PRが可能になります。

自己PRを通して、企業側が評価してくるポイントを認識しておきましょう。

人物像

まず企業側は、自己PRを通してその人の人物像を見極めてきます。

共に仕事に取り組む仲間になるわけですから、企業側は就活生の個性や価値観、仕事へ取り組む姿勢などは、前もって知っておきたいものです。

企業にはそれぞれの文化や風土があり、それに適応できる人材であるか、また一緒に働きたいと思える性格や価値観を持っているかなど、自己PRを通して判断してきます。

自己PRは、面接やエントリーシートという限られた枠組みの中でしか伝えられないため、ここでいかに具体的なエピソードを出してアピールできるかが重要です。

自己PRを効果的に作成できれば、人物像もより深く相手に伝えることができ、企業側の判断材料も増えてきます。

人物像を明確に伝えられて、企業側は自社に合う人材だと判断すれば、採用の可能性は高まります。

入社後の活躍像が見えるか

自己PRで就活生側がアピールした強みが仕事でどう活かされるのか、その活躍像を企業側は見ようとしてきます。

企業文化に適応して、会社のさらなる成長に貢献してくれる人材なのか、会社の弱みとなる部分を補ってくれる人材なのかなど、新人に活躍してほしい場面はさまざまです。

この人ならこの分野で活躍してくれそうだという見極めは、採用の段階では自己PRを聞くことなどでしか判断できません。

自己PRはそれだけ大切であり、エントリーシートや面接においては自身の価値観や想い、仕事への熱意を伝えられる貴重な項目であることは理解しておく必要があります。

自己PRには具体的なエピソードを付随させて、企業が活躍像をイメージしやすいようにしておきましょう。

【自己PRで「情報収集力」をアピールしよう】自己PRで使える「情報収集力」って?

自身を理解してもらうために大切な自己PRですが、アピールポイントのひとつとして使える「情報収集力」とは具体的にどのようなものを指すのでしょうか。

言葉にもさまざまな解釈がありますが、情報収集力の主な定義についてご紹介します。

自分に必要な情報を集める力

情報収集力とは、文字通り情報を集める力です。

しかし、ただ情報を集めてくるだけでは、的確な情報収集力があるとはいえません。

社会人生活で活かせる情報収集力とは、自分で情報を収集して、それを整理して正当に評価できる能力のことを指します。

昨今、学習における課題や仕事における問題などの解決法は、周囲の知っている人から聞き出したりインターネット上で検索したりなど、あらゆる所から集められます。

しかしながら、これら不特定多数の場所から集めてくる情報の中には、信憑性に欠けるものも存在するのが現状です。

収集した情報を整理しつつ、信頼性や妥当性を正しく評価できる冷静な判断力も、情報収集力には必要です。

必要な情報を的確に集められる力は、会社で働くうえでも非常に重要なものになります。

得た情報から次の情報を手繰り寄せる力

得た情報はそれ単体で有用なものもあれば、他の情報と結び付けることで、より信憑性が高く有用になるものも存在します。

情報同士がどのように関係しているかを正しく理解して、得た情報から次の情報を正しく手繰り寄せる力も、立派な情報収集力です。

得た情報からさらに情報を手繰り寄せられると、その分野についての知識を幅広く習得できるようになります。

こうした情報を的確につなぎ合わせて収集できる力は、仕事における課題解決の面でも大いに重宝します。

計画性

情報は、ただ多くのものを収集すればいいとは限りません。

さまざまな情報を集めたうえで、どれをどのように活用するのかを考えます。

情報収集力のある人は、得たものを上手く活用することができるので、計画性も備わっていることが多いです。

社会に出て働いていくのなら、自分でスケジュールを組んだり、仕事の配分を決めたりしなければいけません。

それは自分自身のことはもちろん、チームとして働く場合、他の人の働きも考慮する必要があります。

計画的に行動することができる人は、効率よく仕事をこなせるでしょう。

何も計画せずに情報を集めるのではなく、情報収集の工程のなかで客観的に把握することができると企業に伝われば、アピールになります。

本質を見極める力

強みとして、情報を集めたうえで取捨選択が可能なこともあげられます

それは自分が本当に必要としている情報を理解しているため、仕事に活かせるものを見つけられるからです。

表面的な部分を見て満足してしまうと、物事の本質は見抜けないため、何が正しい情報なのかがわからないでしょう。

情報を冷静に分析できるからこそ、論理的に物事を考えられます。

目に見える情報を手がかりにし、その裏側の本質を見抜くことができれば、問題解決や交渉が必要なときなどで重宝されるかもしれません。

また、本質を見極める力は、情報収集という場以外に、対人関係の場でも活かされます。

そのような力を持つ人は、洞察力に優れており、人の気持ちを理解する共感力が高いことが少なくありません。

【自己PRで「情報収集力」をアピールしよう】自己PRを書くときの構成

情報収集力は、社会でも活かされる力ですが、さまざまなスキルが含まれています。

そのなかで自分は何をどのようにアピールするかは、これまでの経験などを踏まえて考えるといいでしょう。

次に、自己PRの構成について説明します。

自己PRは、わかりやすい文章を心がけなければいけません。

その際に便利なのが、結論から述べる方法です。

結論の後には理由を伝え、独自性を持たせるためにエピソードを述べていきます。

最後には、入社後について触れましょう。

結論

自己PRにおける結論とは、一番伝えたい自分の強みのことです

たとえば几帳面さをアピールしたいのなら、「自分の強みは几帳面さです」と最初にはっきり提示してください。

この結論から述べる方法を結論ファーストと言い、結論から伝えることによって、採用担当者は内容を理解しやすくなるからです。

これから何について述べられるのかがわかると、次に続く内容がスムーズに頭に入ってきます。

採用担当者の興味を引くためにも、自己PRは最初のつかみが重要です。

一番アピールすべきポイントとは、自分の強みや長所のはずですので、冒頭で結論を述べましょう。

結論ファーストは自己PRの作成以外にも、志望動機やプレゼンテーションなどにも活用できるので、ぜひ知っておいてください。

理由

結論の次には、理由を伝えます。

なぜ几帳面さが強みなのかを、説明するようにしてください。

順序立てて述べられれば、話す側の自分も聞く側の企業も整理しやすくなります。

理由の後に、自分の経験や学んだことを伝えて結論を裏付けていくので、理由にあたる箇所は長く言及する必要はありません。

理由の部分は、簡潔に述べてください。

理由を述べずにいきなり自分の経験について話を始めた場合、内容が論理的なものから外れてしまう恐れが生じます。

結論を捕捉するものが、理由です。

そして自己PRは、書類選考で読まれるものである一方、面接で聞かれるものでもあります。

目と耳のどちらからでも処理しやすい情報として伝えるためには、筋の通った内容を目指すことが大切です。

エピソード

続いて、エピソードを述べます。

几帳面さをアピールするのであれば、その几帳面さが活かされたエピソードを話しましょう。

この箇所で、他の応募者との差別化を図り、独自性を出します。

さらに、結論に説得力を持たせなければいけないので、使用するエピソードは、採用担当者の納得感が得られる内容にしましょう。

ただ、強みの根拠として、実績をアピールしようとするかもしれませんが、実績は材料のひとつに過ぎず、個人の姿は見えません。

試合の結果や受賞そのものよりも、どのような経験をしたのかを明らかにしてください。

エピソードは、強みの根拠となる実体験です。

結論や理由と深いつながりを持たない経験は、エピソードとして弱くなってしまいます。

過去から現在までを振り返り、強みをアピールできる経験を思い出してみましょう。

学んだこと

次に、学んだことを伝えます。

エピソードでの経験があったからこそ、成長できた・成果が得られたと実感したものを選んでいるはずです。

強みは他の応募者と似たものになることは避けられませんが、エピソードや学んだことまで被る可能性はあまり考えられません。

エピソードの箇所と同じように、ここでも可能な限り独自性を持たせてください。

経験によって学んだことを、書き出していきましょう。

ただ経験しただけで、自分のなかで何も変わっていなかったり、かえって考え方がネガティブになっていたりした場合は、自己PRに使用するのが難しくなります。

また、自己PRの内容が強みとその理由だけで終わってしまうと、自慢話のように捉えられてしまうため、気を付けてください。

今後にどのように活かすか

最後に、今後の展望について言及します。

これまでの流れを踏まえ、構成を意識することにより伝えたい内容が明確になります。

学んだことや強みを、今後社会人としてどう活かしたいのかを述べてください。

その際に、企業の特徴などと絡めて話せるとより良いでしょう。

経験によって何を得たのか、どのように変化したのかがわかると、入社後の取り組み方がイメージされやすくなります。

そして、自分自身でも入社後の姿を描いていると伝われば、企業に意欲をアピールすることが可能です。

その企業で取り組みたい仕事があるのなら、それも伝えてみましょう。

入社後について述べるには、企業のことを勉強していなければ書けません。

そのため、展望まで含まれた自己PRからは熱意が見えてくるのです。

【自己PRで「情報収集力」をアピールしよう】情報収集力をアピールする際のコツ

実際に情報収集力を自己PRとしてアピールする場合は、どのように伝えられると効果的なのでしょうか。

情報収集力があることをただ伝えるだけでは、自己PRのアピールポイントとしては少々物足りないです。

どういったことを根拠に情報収集力があると思っている、また情報収集力があるからこそできることなど、付随して自分の能力をアピールできるとなおよいでしょう。

ここでは、情報収集力に結び付けられる主なアピールポイントとして「論理的な思考力」「行動への計画性」についてご紹介します。

論理的な思考力

論理的な思考力とは、問題について道筋を立てて行う冷静な分析・推論によって、意思決定を行う能力のことを指します。

論理的な思考力を持っている人は、与えられた情報や状況を冷静に分析して、妥当性のある結論や解決策を導き出すことが可能です。

状況を冷静かつ的確に分析するためには、それを行うための情報収集が欠かせません。

情報収集が上手であればあるほど、この論理的な思考力も、より効果的に働かせることができるのです。

そのため、情報収集力とあわせて論理的思考力があることもアピールできれば、集めた情報を駆使して課題を解決できる力もある人材であると、企業側に強くアピールできます。

仕事においては、今後の経営方針を決める重要な決定やトラブルの発生時などは、冷静かつ的確な判断を求められます。

情報収集力に基づく論理的な思考力は、こうした大切な場面で高い効果を発揮するものであるため、企業側からすれば貴重な戦力になるでしょう。

行動への計画性

会社員として仕事を進めるにあたっては、何事もしっかりと情報収集を行ったうえで行動することが大切です。

行き当たりばったりで行動してしまうと、予期せぬトラブルがあった場合に対処できない、重要な項目を見落としてしまうなどといった問題も起こります。

情報収集力が高ければ、それだけ前もって計画を立てたうえで、的確に行動へ移れます。

仕事において、関連する情報をあらゆる所から収集して、的確な計画のもと行動に移して実行する姿勢は大切です。

計画性の高い行動は会社の利益につながるだけでなく、周囲の信頼度にも大きく影響します。

情報収集力と計画性の高さを、それぞれうまく結び付けてアピールできれば、会社で活躍してくれる人材であるという企業側の大きな判断材料になるでしょう。

企業が求めることを把握しておく

志望する企業によって、求められているものは異なります。

同じ業界であっても、力を入れている事業や理念などは変わります。

また、調べていくうちに、自分に向いている会社が見つかり、最初に志望していた会社よりも、気になる会社があらわれる可能性は十分に考えられます。

そして、志望する企業が応募者に何を求めているのかが明確になることで、対策が練られます。

情報収集はインターネットで検索するだけではなく、事前にOB訪問や説明会などをおこなうこともおすすめします。

情報収集力があるのなら、他の応募者よりも早く必要な情報をおさえられるはずです。

さらに、まだ知られていない情報を、選考の段階から多くつかんでおけば、一歩リードできるでしょう。

【自己PRで「情報収集力」をアピールしよう】情報収集能力を使った自己PR例文

自己PRで情報収集能力をアピールする場合の例文を、参考までにご紹介します。

エントリーシートにしろ面接にしろ、実際に自己PRを問われる場面では、どう言語化するべきか悩んでしまう方もいるでしょう。

構成や表現方法を参考にしつつ、自分なりの例文を作成してみてください。

交友関係

私が得意とする能力は、必要な情報を的確に集められる情報収集力です。

これまでさまざまな場面において、効果的かつ迅速に情報を収集して、問題の解決に必要なデータを網羅的に分析する能力を磨いてきました。

どういう状況であれ、情報を制した者がその場を制することができると考え続けてきたためです。

たとえば学生時代、ゼミに配属されてから私が担当することになった卒業研究は、先輩からの引き継ぎという形であったため、それまでまったく触れたことがない分野の研究でした。

そのため先輩が残した研究データをはじめ、その先輩に直接口頭で不明点を伺ったり、インターネット上に掲載されている類似の論文や書籍を読んだりなど、あらゆる情報源を組み合わせて幅広い視点で情報収集にあたりました。

そのおかげで分野についての知識を習得でき、さらにプラスアルファの課題を解決できる方法を模索して、卒業研究を充実したものにできました。

情報こそが発想力・行動力の起源となることを、体験を通じて改めて理解できました。

長期インターン

私は情報収集力を駆使して、御社に貢献できるのではないかと考えています。

長期インターンでの仕事で、とある製品開発に伴う市場調査を任されることになりました。

製品を多くの方に購入してもらうためには、競合他社の動向を探ったり、市場のトレンドを正確に押さえたりする必要があります。

プロジェクトは時間やリソースも限られているため、こうした制限がある中でできることは何かを考えたのです。

そこで、インターネットを活用しての業界レポートや市場調査会社のレポート検索、また業界の専門家へのオンラインインタビューなど、できることを積極的に実施していきました。

その後は集めた情報を整理・分析して有用なものをつなぎ合わせて、詳細な調査レポートを作成しました。

この調査レポートは、チームメンバーの意思決定時に大いに役に立てられて、結果的に開発した製品は市場で大きく成功しています。

限られた時間とリソースの中で、できることを積極的に行い整理・分析して結果を生み出せたという事実は、私の中で情報収集力を最大の長所にしてくれました。

アルバイト

私の強みは、情報収集力があることです。

情報収集力があれば、効果的に利益を上げられると考えています。

私は全国的に展開している本屋でアルバイトをしており、私が働く店舗の売り上げは低いほうでした。

私は、本屋の立地や訪れる客層、他店との違いなどを調べました。

本屋の立地は駅から遠く、高校や大学、塾などが周囲にありません。

ただ、小学校が近くにあり、保護者とともに子どもがよく来店していることに気付きました。

子どもだけでは購買力が見込めなくても、子どもが読みたくなり、保護者も読ませたい本をアピールできるのではないかと考えました。

そこで店舗の本の棚の位置を工夫し、入口から興味を引く展示を目指し、売り上げに貢献しました。

この経験を活かして、入社後も現状や顧客のニーズを把握し、会社の利益につなげたいです。

部活動

私の強みは、情報収集力があることです。

情報収集力は、目的を達成するために必要な力だと思います。

私は大学で、サッカー部に所属し、大会に力を入れているサッカー経験者の多い上位チームです。

私が3年生のときに、前回大会で優勝したチームと、初戦で対戦することになりました。

対戦相手と顔見知りの部員もいたため、ある程度の情報はあったものの、最新の対戦相手の情報が不足していることに気付きました。

そのため、私は積極的に情報を調べて見やすいようにデータ化し、些細な情報でも部員にも共有して、初戦に挑みました。

その結果、初戦敗退を免れて勝ち進むことができたのです。

入社後も、今ある情報に満足せず、常に新しい情報を収集し、目標達成に向かって励みたいです。

留学

私の強みは、情報収集力があることです。

情報収集力は、本質を見抜く力だと考えています。

私は大学で、半年間イギリスに留学しました。

好きな映画の舞台になった土地で、語学力を身につけたいという理想があり、ただカリキュラムにしたがえば実現できると考えていました。

ところが実際は違い、日常的に会話するためには、積極的にコミュニケーションを取っていかなければいけません。

私は情報を集め、必要なカリキュラムに変更したり、現地で参加できる活動に参加したり、自ら映画研究のサークルにも所属しました。

必然と会話が必要な場面が多くなり、友達が増え、帰国する頃には自分の伝えたいことはスムーズに話せるようになっていました。

入社後も、与えられた役割や表面上の情報だけではなく、必要とされるものは何か情報を集め、物事の本質を分析していきます。

【自己PRで「情報収集力」をアピールしよう】NGな自己PR例文

情報収集力をアピールする自己PRとしては、NGとなってしまう伝え方もいくつかあります。

たとえば、以下の例文を参考にどこがNGにあたるのかを見ていきましょう。

私の強みは情報収集力です。

情報を収集して常に学ぶことを大切にしているため、入社後も仕事に関する知識を蓄えて活躍できる人材になり、御社へ貢献したいと考えています。

たとえば、私は普段から雑誌・新聞などの読書をしており、そこから得た情報を他者に共有することを日々続けています。

気になる事項があればそれについて考えて、深掘りしたり他者に意見を仰いだりといった活動を実施しています。

その結果、情報収集力の向上とともにコミュニケーション能力も向上するようになりました。

入社後も、このように御社に貢献できればと考えています。

NGポイント①

まず、強みが情報収集力だと一文で伝えてしまうのは、具体性に欠けてしまい魅力のある文とはいえません。

培った情報収集力で何をできるのかを、初めの一文で簡潔に伝えられるとよいでしょう。

単語としてだけを伝えるのではなく、どういう情報収集力なのか、それを使って何ができるのかを、あなた自身の言葉で伝えるようにしましょう。

独自性があり、かつそれが分かりやすいものであるほど企業側も話が入ってきやすくなります。

単純な伝え方ではなく、独自の伝え方をするように心がけましょう。

NGポイント②

情報収集力があることで、具体的にどう会社に貢献してくれるのか、強みの活かし方が明確になっていないのもNGなポイントです。

情報収集力とコミュニケーション能力を向上させるきっかけとなったエピソードは話していますが、ここからどう会社への貢献につながるのかの説明が少々物足りない印象です。

私の能力を駆使することで、課題が出てきても情報の冷静な整理・分析で解決を目指せると考えているといった、入社してどのように活躍できる人材となり得るのかをアピールできるとよいでしょう。

活躍や貢献といった言葉には、具体性が伴ったエピソードが付随していることで、説得力もより高まります。

【自己PRで「情報収集力」をアピールしよう】情報収集能力はベンチャー企業にアピールできる?

新しい技術やビジネスモデルを掲げて、短期間に成長を遂げているベンチャー企業への就職を考えている方も多いです。

ベンチャー企業の選考においても、当然自己PRは聞かれますか、ここでも情報収集力は十分なアピールポイントになります。

成長を続けるベンチャー企業では、競合他社の動向や市場調査は欠かせません。

自社で次にどのようなアクションを取るべきなのか、その正解は情報の整理と冷静な分析により導き出されます。

そのため、ベンチャー企業においても情報収集力が高い人材は重宝されるため、アピールとしては効果的です。

【自己PRで「情報収集力」をアピールしよう】完成度を高めるために

情報収集力がどのように活かされるのか、また、強みとしてアピールするにはどうすればいいのかなどを述べてきました。

自己PRの構成もわかった後は、実際に作成に入らなければいけません。

最初に結論を提示し、読みやすい内容であることを重視しましょう。

そして、自己PRは完成できたとしても、それで終わりではありません。

さらに完成度を高めて、好印象を与えられる自己PRを目指しましょう。

最後に、完成度を高めるために何をすればいいのかを紹介します。

声に出して読んでみる

完成した文章は、声に出して読んでみましょう。

そうすることにより、伝わりにくい部分や誤字脱字に気付くことがあります。

作成しているときには、何かしら見落としてしまいがちです。

音読すると、スラスラ読める文章になっているのかが確認できます。

自分で読んでみて、ひっかかるような部分がある場合、限られた時間で目を通さなければいけない採用担当者にとっては、さらに違和感を覚えるでしょう。

音読してみても、客観的に判断できないのであれば、録音してみるのもおすすめです。

内容がスムーズに頭に入るのかどうか意識しながら、録音したものを聞いてみてください。

自己PRは表現や言い回しに凝る必要はありません。

読んでも聞いてもわかりやすい内容のものが、高評価につながります。

他の人に添削してもらう

音読し、気になる点を修正した後は、他の人にも見てもらいましょう。

第三者の目から見てもらうと、自分では気付かなかったミスなどを発見してもらえます。

自分自身では、作成した自己PRを何度も目に通しています。

くり返し読んだり聞いたりするのにはデメリットもあり、第一印象がどう見えているのかが確認できなくなってしまうことです。

採用担当者が何度も読んで、内容を理解しようとしてくれるとは限りません。

最初から好印象となるには、第三者の第一印象や意見を参考にすることが大切です。

家族や友達に頼れなくても、キャリアセンターや就活エージェントなどを利用することで、第三者の手を借りられます。

ぜひ添削してもらい、魅力的な自己PRに近づけていきましょう。

【自己PRで「情報収集力」をアピールしよう】自己PRに自信がない人はエージェントの利用がおすすめ

自己PRをどのように伝えようか悩んでいる方は、就活エージェントを活用してみましょう。

専任のエージェントがエントリーシートや面接練習など、就活に関する幅広いサポートを実施してくれます。

自分の長所を分析して、どのような自己PRが作れるのかも一緒に考えてくれるため、自己PRをどのように作成したらいいか分からない方にもおすすめです。

詳細はこちらのサイトよりご確認ください。

まとめ

自己PRで、情報収集力をアピールする際のコツや例文についてご紹介しました。

今の時代、仕事においても情報収集は非常に大切であり、正しい情報を集めて物事を判断できる人材は重宝されます。

ベンチャー企業でも一般企業でも、この力があるととても大きな戦力になるため、少しでも情報収集力に自信がある方は、今回紹介したコツと例文を参考に自己PRを作ってみてください。

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