【例文9選】無遅刻無欠席は自己PRになる?アピールするポイントと強みを解説!

【例文9選】無遅刻無欠席は自己PRになる?アピールするポイントと強みを解説!

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柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

 

・無遅刻無欠席は自己PRで使えるのか

・無遅刻無欠席を自己PRで使う際の注意点

・自己PRで注目されているポイント

・自己PRの作成方法

この記事をおすすめしたい人

・これから自己PRを書こうとしている人

・無遅刻無欠席である人

・無遅刻無欠席をアピールしたい人

・例文を見て参考にしたい人

これから就職活動を考えている人は、どんな自己PRをしようか悩んでいるかもしれません。

そして人によっては、なかなか上手な自己PRが思いつかずに苦労してしまうでしょう。

そこで覚えておいてほしいのが、必ずしもすごいことを話す必要性はないということです。

例えば学生時代に、無遅刻無欠席だったことをアピールしてもかまいません。

本記事では無遅刻無欠席が本当に自己PRになりうるのか?そしてアピールするポイントと注意点とは何か?について、詳しく解説します。

目次目次を全て表示する

【無遅刻無欠席を自己PRに】そもそも自己PRとは?

まず就職活動をしたことがない人は、そもそも自己PRって何なのか?という疑問があるかもしれません。

自己PRとは、要するに自分のプロモーションをすることを指す言葉です。

つまり、簡単にいえば自分の良いところを伝えるのが自己PRになります。

その方法は人によってさまざまなので、自分のことを一番アピールできるやり方で挑むのが良いでしょう。

そうすれば、どんな企業で面接を受ける際にも、採用率が高くなります。

自己PRについて次の記事に詳しく書かれているので、参考にしてみてください。

自己PRとガクチカとの違い

就職活動を意識し始めると、よく「ガクチカ」という言葉を聞く機会があるかもしれません。

そして人によっては、自己PRとガクチカを同じような意味として捉えてしまっているケースもあるでしょう。

結論からいうと、まったく違うといっても過言ではありません。

自己PRは自分の良いところを伝えることが目的ですが、ガクチカは学生時代に力を入れていたことを伝えるのが目的です。

つまり、ガクチカの方が限定的でかつ、力を入れていたことのみをアピールする形になっています。

自己PRとガクチカの違いについては次の記事で詳しく書いていますので、参考にしてみてください。

自己PRと自己紹介との違い

自己PRと自己紹介は一見似ているように思われがちですが、それぞれの目的や内容には明確な違いがあるため、覚えておきましょう。

自己紹介は初対面の面接官に対して自分がどのような人物であるか大まかに説明するためのものであり、氏名、出身地、学歴や経歴といった「基本的な情報を伝えるもの」です。

一方、自己PRは自分の能力や強みを企業にアピールし、仕事に対する姿勢を具体的に伝えることで「企業で活躍できる人材であることを示すもの」です。

自己紹介が「相手に自分を知ってもらうための入り口」に過ぎないのに対し、自己PRは「選考の中で自分を売り込むための最も大切な要素」であると覚えておきましょう。

自己PRと自己紹介の違いについては、以下の記事でさらに詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

自己PRと長所との違い

自己PRと長所は非常に似ており、混同されがちですが、目的には違いがあります。

長所は自己評価の視点から自分のポジティブな面を述べるもので、どちらかというと性格など、内面に焦点を当てています。

例えば「私は真面目でコツコツと努力できる性格です」というように、自分の性格や態度にフォーカスした内容が多くなりがちです。

一方で、自己PRは、自分がいかに有益な存在であるかを具体的にアピールするものです。

自己評価を軸にした「主観的な視点」が長所であり、自己PRは「企業側にとってのメリットを明確にする客観的な視点」を含んでいます。

この違いを意識して、自分の強みが企業のニーズにどのように結びつくのかを具体的に説明することが質の高い自己PRを作成する際のポイントです。

自己PRと長所の違いについては、以下の記事でさらに詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

【無遅刻無欠席を自己PRに】無遅刻無欠席は自己PRになるか

では自己PRとして、無遅刻無欠席は本当にアピール材料になるのか?という話についてですが、結論からいうと十分な実績の1つだといえます。

なぜなら、無遅刻無欠席と一言でいっても、決して簡単なことではないからです。

ただし、ここで肝心なのが、どのように無遅刻無欠席をアピールするのか?ということ。

単純に無遅刻無欠席を伝えるだけでは、人によって「そんなの当たり前じゃない?」と思われてしまうことがあります。

そのため、どのように言えばすごいことなのかを考えた上で、自己PRに活用していかなければいけません。

【無遅刻無欠席を自己PRに】無遅刻無欠席が自己PRになる理由

無遅刻無欠席が自己PRになるといっても、なぜそこまで評価されるのかわからない人もいるでしょう。

そのため、より具体的な理由をここで詳しく紹介します。

大きく分けると3つありますので、ぜひ自己PRに含める際には覚えておいてください。

自己管理ができると思われるから

学生時代やアルバイト時代などで無遅刻無欠席を実現できた人は、常に遅刻しない強い意思と丈夫な体を持っていることになります。

つまり、それは企業にとっても非常に有益な情報になることがいえるでしょう。

どんな企業も安定して仕事をしてもらえる人材を確保したいため、無遅刻無欠席の人がいたら前向きに採用することを検討する可能性が高いといえます。

そのため、積極的にアピールしていきましょう。

世の中には一切自己管理ができないタイプの人もいますので、そんな人と比べたら間違いなく優秀な人材の1人です。

継続力があると思われるから

無遅刻無欠席を実現するためには、同じことを長期間続けられる力がないといけません。

例えば人によっては、些細なことでもすぐに「もういいや」と思って諦めてしまうことがあります。

しかし無遅刻無欠席を実現できた人なら、どんな辛いことでも続けていける精神力があるため、すぐに諦めるタイプではないと印象付けられるのです。

これは企業にとってありがたい人材になりうるため、積極的にアピールすることで採用される確率は上がりやすくなるでしょう。

責任感があると思われるから

学校や仕事は、多くの人にとって嫌なルーティンの1つに含まれるでしょう。

そんな嫌なことを、無遅刻無欠席で最後までやり遂げられる時点で、誰もが優秀だと思うポイントになります。

強い意志を持って毎日頑張ってきた姿をイメージさせることができるため、企業によっては高く評価してくれるでしょう。

一見当たり前のことでも、それを当たり前だと思わない人もいますので、そんな面接官が相手であれば十分に強烈な自己PRになりえます。

【無遅刻無欠席を自己PRに】自己PRで無遅刻無欠席を伝える際のポイント

では自己PRで無遅刻無欠席を伝える際に、どんな伝え方をした方が効果的なのでしょうか?

実は重要なポイントが3つあるため、これから無遅刻無欠席を自己PRに取り入れたい人は忘れないように覚えておいてください。

無遅刻無欠席を言い換える

シンプルに「自分の強みは学校で無遅刻無欠席だったことです」と伝えても良いですが、それだとあまり相手には響かないアピールになってしまいます。

なぜなら、無遅刻無欠席を実現できる人は他にもいっぱいいるからです。

そのため、無遅刻無欠席という実績を別の言い方に変えてみてください。

例えば「サッカー部の部長としての役割を頑張って果たすべく、1日も休んだり遅刻したりすることなく通い続けることができました」のような形でOKです。

このように言い方を工夫するだけでも、相手に与える印象は大きく変わります。

そして何よりも、単なる無遅刻無欠席が個性的な自己PRになるため、面接官からは高い評価を得やすくなるでしょう。

無遅刻無欠席を目指した理由

まず、なぜ「無遅刻無欠席」を目標としたのかを示すことは、その人の価値観や仕事への姿勢を表す上で非常に重要です。

自己PRでは目標を達成するための努力や結果をアピールするだけでなく、そもそもなぜこの目標を選んだのかを述べることで、面接官に自分の人柄や内面的な信念を理解してもらうことができます。

たとえば、「常に責任を持って行動することが信念である」「毎日を大切にして小さな目標を積み重ねることで、大きな成果に結びつけたい」という考えから無遅刻無欠席を目指した場合、それを実現する過程でどのような価値観を形成し、どのような困難を乗り越えたかを具体的に話すことができます。

さらに、自己管理や計画性を強化したいという目的が背景にあったのであれば、どのように日常生活でそれを意識し、行動したかも加えると、説得力を増すことができます。

無遅刻無欠席のために取り組んだこと

「無遅刻無欠席を達成しました」と事実のみを伝えるだけでは、採用担当者にはその努力や価値が伝わりにくいでしょう。

無遅刻無欠席という結果を達成するためにどのような工夫や努力をしたか、日常生活における具体的なエピソードを交えて伝えることで、相手に強い印象を残すことができます。

たとえば、常に「15分前行動」を心がけ、授業や仕事の準備に余裕を持たせることで気持ちを落ち着けたこと、あるいは天候や交通状況に左右されずに出席を継続できるよう、朝のルーティンをしっかり整えたエピソードなどが効果的です。

また、忙しいスケジュールの中で時間管理を工夫し、早寝早起きや体調管理に取り組んだ経験も、説得力のあるポイントになります。

その過程で、苦労したことや感じたプレッシャーを具体的に述べると、自分の努力が単なる偶然ではなく継続的な努力の結果であることが伝わります。

このように、日々の生活の中で取り組んだことやそれに伴う困難を詳細に伝えることで、自己管理能力や計画性をアピールするのに役立ちます。

無遅刻無欠席によって得た成果

無遅刻無欠席を続けることによって、自分がどのように成長し、何を学んだのかを振り返ることも重要です。

自己PRにおいて、達成した結果を伝えるだけでなく、その結果から得られた成果や成長をアピールすることで、自己改善意欲や学びの姿勢が示されます。

たとえば、「継続的に努力を重ねることで目標達成の喜びを知った」「無遅刻無欠席を続けたことで周囲の信頼を得ることができた」など、得た成果のエピソードを交えることで、採用担当者にあなたのポジティブな変化が伝わります。

結果として、学業での成績が向上した、周囲からの信頼を得てリーダーの役割を任されたなどの具体的な成果があると、さらに説得力が増します。

また、成果が必ずしも大きなものでなくても、地道な努力やコツコツとした積み重ねから得られた教訓や達成感を伝えることで、採用担当者に共感を持ってもらうことができるでしょう。

周囲にどのような影響を与えたのか

無遅刻無欠席を達成するための姿勢が周囲にどのような影響を与えたのかも、自己PRを構成するうえで大切な要素です。

自分だけでなく、周囲にも良い影響を与えられる人材であることは、企業にとっても評価の高いポイントとなります。

たとえば、「日々の真面目な姿勢が、仲間や後輩にもポジティブな影響を与え、全体的に出席率が向上した」など、周囲に良い変化をもたらしたエピソードがあれば、それを具体的に述べることで、チームプレイヤーとしての評価が高まります。

また、無遅刻無欠席を続けることで、友人や同僚からの信頼を得て、学業や部活動でのリーダー役を任された経験などがあれば、そのこともアピールできます。

社会に出てからも周囲と協力して良い影響を与えられる人物として見られるため、企業側も安心して採用する要素の一つになるでしょう。

入社後どのように生かすのか

無遅刻無欠席を達成する中で培った自己管理能力や継続力を、どのように入社後の業務に活かしていくかも重要なポイントです。

企業は、その学生が組織にどのように貢献できるのかを見ています。

そのため、単に過去の経験として語るのではなく、「入社後にこうした強みをどう活かしていくか」を具体的に示すことが求められます。

たとえば、「この経験を活かして、どのような業務に対しても継続的に努力し、コツコツと成果を上げることを目指します」といった抱負や、「自己管理能力を活かして健康を維持し、高いパフォーマンスでチームに貢献したい」といった具体的な目標を挙げると良いでしょう。

また、企業のビジョンや業務内容を深く理解し、自分の強みがどの場面で活きるのかを述べることで、企業研究の深さや意欲も同時にアピールできます。

このように、無遅刻無欠席で得た強みを入社後の仕事に活かし、企業に貢献する意思を示すことで、企業側に「採用することで得られるメリット」を明確に伝えることが可能となります。

【無遅刻無欠席を自己PRに】自己PRで無遅刻無欠席を伝える際の注意点

では無遅刻無欠席を自己PRで伝える時に、どのようなことを注意していれば良いのでしょうか?

実は押さえておくべきポイントが、大きく分けて3つあります。

その内容を詳しく紹介しますので、これだけは必ず気をつけてください。

でないと、せっかくの自己PRが台無しになってしまうおそれが出てくるでしょう。

当たり前だと思われる可能性がある

無遅刻無欠席という事実は、多くの場面で評価されるものの、企業においては「当たり前」と見なされる可能性があります。

社会人にとって遅刻や欠勤をしないことは基本的なマナーであり、特別なアピールポイントとは捉えられにくいからです。

そのため、無遅刻無欠席という事実だけを強調するだけでは、自己PRとしては弱くなりがちです。

そこで、無遅刻無欠席を通して得た具体的なスキルや、努力の過程をアピールすることが重要です。

例えば、「体調管理のために規則正しい生活を続けた」や「日々の計画を立て、スケジュールを管理していた」といった具体的な工夫を加えることで、自己管理能力や計画性をアピールすることができます。

また、その経験を通じて、どのように成長したのか、そして入社後にどう貢献できるのかを伝えることで、単なる「当たり前」ではなく、魅力的な強みとして評価される可能性が高まります。

体調不良中の出席

どんな時でも真面目に出席するのは良いことかもしれませんが、厳密にいうと時と場合によるものです。

例えば体調が悪いにもかかわらず、それでも頑張って出席していたことはありませんか?

そこまでできる人はとても意思が強くて、かつ努力できる人間だといえるかもしれませんが、残念ながら悪い印象を抱かれるおそれがあります。

その理由は、人に病気を移したり、場合によっては職場で倒れて周りの人に迷惑をかける可能性も出てくるからです。

つまり単なる自己中心的な人だと思われてしまうかもしれないため、たとえ体調不良中に出席していた事実があったとしても、それを素直に面接で言わないようにしましょう。

無遅刻無欠席だけを伝える

前述でも何度か話していることですが、基本的に無遅刻無欠席をした事実だけを伝えるのはあまり良くありません。

なぜなら、無遅刻無欠席の一言で心を動かされる面接官は、あまりいないからです。

もちろんそれだけでも優秀であることは間違いないですし、アピールポイントとして成立もしますが、どうしても印象に残りづらくなります。

だからこそ、あくまでも無遅刻無欠席に関する具体的なエピソードや、そこから自分が得たことなども付け加えながらアピールしていきましょう。

その点を注意するだけで、自己PRの質が大きく変わってきます。

大学より前の話をする

無遅刻無欠席を伝える時に、はるか昔の話をしてしまう人がいます。

例えば小中学生だった頃の話をする人もいますが、実はあまり良いアピール方法ではありません。

その理由は、「じゃあそれ以降の学生時代は無遅刻無欠席ではないのか?」と思われてしまう可能性があるからです。

もちろん小中学生時代であろうと無遅刻無欠席は素晴らしいことですが、必ず直近でもそれが続いていたことを強くアピールしましょう。

企業はその人の過去を知りたいだけではなく、現在はどうなのかまで知りたいと思っているため、ここは注意しなければいけないポイントです。

【無遅刻無欠席を自己PRに】無遅刻無欠席でアピールできる強み

無遅刻無欠席は、自己PRにおいて非常に効果的なアピールポイントになります。

ただし、そのまま事実を述べるだけではインパクトが弱い場合もあります。

無遅刻無欠席を通じて得られた強みを具体的に伝えることで、企業に対してより説得力のあるアピールが可能です。

ここでは、無遅刻無欠席をアピール材料にできる主な強みについて解説します。

真面目さ

無遅刻無欠席を達成した背景には、日々の生活の中で自分を甘やかさず、責任を持って大学や職場に通い続けた姿勢があります。

この経験からは、自分に厳しく、誠実に物事に取り組む「真面目さ」が伺えます。

企業は、しっかりとした姿勢で業務に臨む真面目な人材を求めているため、コツコツと毎日出席を続けたエピソードをアピールすることが効果的です。

単に真面目であることを伝えるのではなく、日々の積み重ねが自分の強みであることを具体的に示すことが重要です。

自己管理能力の高さ

無遅刻無欠席を達成するためには、体調管理やスケジュール管理が必須です。

無遅刻無欠席という事実そのものが、しっかりとした自己管理能力の高さを物語ります。

健康を維持し、時間に遅れないためには、毎日の生活を計画的に管理しなければなりません。

例えば、「毎日7時間の睡眠を確保し、朝食を欠かさず、常に余裕を持って行動した」といった具体的な行動があれば、自己管理能力の高さをより強調できるでしょう。

企業においても、こうした自己管理ができる人材は非常に評価されます。

継続力がある

無遅刻無欠席を継続することは、一時的な頑張りでは達成できません。

毎日、コツコツと続けることが必要であり、そこには強い「継続力」が求められます。

特に、困難な状況やモチベーションが下がりやすい時期にも、自分を律して続けることができたエピソードがあれば、それは大きなアピールポイントとなります。

例えば、「風邪をひきやすい体質でも、体調管理を徹底し、授業や仕事に遅れることなく続けた」といった経験を示すことで、困難を乗り越えながらも目標に向かい続ける力を企業にアピールできます。

責任感がある

大学生や社会人は、自由が増える一方で、自己管理の責任がより大きくなります。

その中で無遅刻無欠席を貫いたということは、自分に課せられた責任をしっかりと果たしている証拠です。

この経験は、自分を律する力や「責任感」を強くアピールする材料になります。

例えば、授業や仕事が自由出席であるにもかかわらず、すべての授業に参加し続けたエピソードは、与えられた役割をしっかりと全うする姿勢を企業に示すことができます。

責任感を持って行動する人材は、チームの一員として信頼されやすく、評価される傾向があります。

計画性がある

無遅刻無欠席を続けるためには、計画的な行動が不可欠です。

たとえば、電車が遅れることを想定して早めに家を出たり、前日に必要な準備をすべて整えておくなど、細かい計画が求められます。

こうした「計画性」があることは、企業での仕事においても非常に重要なスキルです。

時間に余裕を持って行動し、無駄なく効率的に仕事を進めるための計画性をアピールすることで、プロジェクトの進行や業務遂行において信頼される存在になることを伝えることができるでしょう。

【無遅刻無欠席を自己PRに】効果的な文章構成

これから初めて就職活動をする人は、自己PRの流れがまだ理解できていないかもしれません。

そこでここからは、自己PRの構成について詳しく解説します。

また、無遅刻無欠席の要素をどのように組みこんでいけば良いのかも、あわせて紹介します。

自分で考えても思いつかないと悩んでいる人は、参考にしてみてください。

結論

自己PRを効果的に伝えるためには、まず結論を先に述べる「結論ファースト」のアプローチが欠かせません。

初めに結論を明確に伝えることで、採用担当者が話の要点を早い段階で理解でき、その後の詳細なエピソードや説明を自然に受け入れやすくなります。

また、結論を最初に示すことで、自己PR全体の流れが整理され、論理的で簡潔な印象を与えることが可能です。

この方法は、プレゼンテーションや資料作成などでも効果的な方法であり、論理的思考が求められるビジネスの現場でも評価されるスキルです。

例えば、「私の強みは目標に向けて努力を継続し、結果を出し続けることです」といった形で最初に述べると、採用担当者に自己PRの要点が伝わり、興味を引くことができます。

さらに、この結論部分では、強みが企業にどう貢献するのかを簡単に触れておくと良いでしょう。

こうすることで、最初から自分が採用後にどのように活躍できるかをイメージしてもらいやすくなり、自己PR全体の印象を向上させる効果が期待できます。

エピソード

結論を述べた後は、その結論を裏付ける具体的なエピソードを用意します。

エピソードは、自己PRの内容に信頼性と説得力を持たせるために欠かせない要素です。

具体的かつ独自性のあるエピソードを用いることで、採用担当者にとっての印象が強くなり、あなたの個性や真剣さを伝えることができます。

また、同じ結論でも、エピソードが他の候補者と異なれば、あなたのアピールが独自のものとして受け止められます。

例えば、「学生時代、アルバイト先で業務改善のプロジェクトに取り組んだ際、チームメンバーの意見を集めて改善案を立案し、実行に移すプロセスを経験しました」というエピソードがあると、努力や継続力だけでなく、リーダーシップや協調性も伝えられます。

この時、目標達成に至るまでの具体的なプロセスや工夫を詳細に伝えると、より説得力が増します。

さらに、エピソードにおいて「どのような困難に直面し、それをどのように乗り越えたか」を含めることで、問題解決能力や柔軟な対応力もアピールできます。

たとえば、予期せぬ問題が発生した際にどのように解決策を考え、実行に移したのかなどを語ることで、あなたの行動力や意欲をより強く印象付けることが可能です。

成果・学んだこと

エピソードを通じて具体的な取り組みを説明した後は、その取り組みから得た成果や学んだことを伝えることが重要です。

成果を述べる際には、できるだけ定量的に示すことが望ましいですが、定性的な内容でも、その成果や学びが今後の成長にどのように繋がるのかを明確にすることが大切です。

例えば、「その経験を通じて、目標に向かって粘り強く取り組むことの重要性を学び、結果としてチーム内での信頼が高まり、リーダー役を任されるようになりました」といった具合に、経験を経て成長した点や、他者からの評価が向上したことなどを具体的に示すと、あなたの取り組みが実際に価値あるものであったことが伝わります。

また、単に成果だけでなく、その過程で「どのように学び、成長したか」についても触れることが効果的です。

例えば、「困難な状況でも最後まで諦めずに取り組むことで、自己成長の喜びとともに他者と協力する意義も理解できます。」と述べることで、自己改善への意欲や、他者との協調性があることも伝えられます。

こうした成果や学びを具体的に示すことで、自己PR全体に一貫性が生まれ、信頼性が高まります。

入社後どのように生かすのか

採用担当者にとって最も重要な点は、あなたが入社後にどのような貢献ができるかです。

そのため、過去の経験や学びが、どのように入社後の業務に役立つかを具体的に説明することが必要です。

企業の特性や業界のニーズに合わせて、自分の強みがどう貢献できるかを示すことで、採用担当者に「採用する価値がある」と感じてもらうことができます。

例えば、「無遅刻無欠席で培った継続力を活かし、どのようなプロジェクトでも最後まで責任を持って取り組みます。

また、計画的なアプローチで効率よく目標を達成し、組織全体の成果に貢献していきたいと考えています」と述べることで、実際の業務に直結するスキルや姿勢が伝わります。

さらに、企業の業務内容に関連付け、「貴社の目指す目標達成に向け、コツコツと努力を積み重ねる姿勢を貫くことで、チームに貢献できると考えています」といった具合に、自分の強みが企業の目的に合致していることを明示しましょう。

この部分で、企業や業界への理解を深めていることを示すことも、さらに説得力を増す要素となります。

事前に企業研究を行い、具体的にどの場面で自分の強みが活かせるかを示すことで、採用担当者に対して自分が適任であることをアピールできます。

再度結論

最後に、自己PRの締めくくりとして再度結論を述べ、全体に統一感を持たせることで、採用担当者に強い印象を残しましょう。

最初に述べた結論を繰り返すことで、自分の強みを再確認させると同時に、話全体がすっきりとまとまります。

たとえば、「以上のように、私の強みである継続力と計画性を活かし、貴社の目標達成に貢献していきたいと考えています」といった形で締めると、自己PR全体が一貫性のある説得力を持ちます。

再度結論を述べることで、採用担当者にとって話の内容が記憶に残りやすくなるだけでなく、自己PRの構成も自然に整理され、スマートな印象を与えることができます。

このように、自己PRの最後まで気を抜かず、全体を通して分かりやすくまとめることで、採用担当者に好印象を与える自己PRが完成します。

【無遅刻無欠席を自己PRに】エピソード別例文紹介!

どうしても自分ではうまく自己PRを考えられない、という人も少なくないでしょう。

そんな人に向けて、最後に自己PRの例文を3つピックアップします。

無遅刻無欠席をどのように組み込めば良いのかイメージできない人は、ぜひこちらを見て自分なりにアレンジしてみてください。

そうすれば、誰でも素敵な自己PRができるようになるでしょう。

例文①学生生活

私はこれまでの学生生活において、一度も遅刻をしたり休んだりしたことがありません。
なぜなら、日頃から自己管理を徹底しているからです。
例えば学校が終わったあとも、時間ごとに何をするのかをきちんと決めています。
そのため、寝る時間も毎日一定です。
私は一度寝始めるとほぼ同じタイミングで起きることができるので、寝る時間を変えなければまず遅刻をすることがありません。
そして食事や運動にも、私は常に気を使うようにしています。
例えば好き嫌いをしないことはもちろん、バランスの悪い食事を摂ることは決してありません。
だからこそ、体調不良になることもめったになく、いつも健康的に生活できています。
おかげで学校を休むことも、結局一度もありませんでした。
御社に入社した際にも、常に時間を守って毎日変わらず仕事ができることを断言できる自信があります。
もし何か大きなプロジェクトを任された時も責任を持って最後までやり遂げられるので、ぜひよろしくお願いいたします。

例文②サークル活動

私は大学時代に、サークル活動を積極的に行っていました。
しかも最初から最後まで、ずっと無遅刻無欠席を貫くこともできました。
その理由は、単純にサークル活動が楽しかったからではなく、サークルを盛り上げるためにもっと頑張りたいと思っていたからです。
入った当時はまだメンバーが少なかったのですが、さまざまなイベントや声かけを自ら率先してやることで、最終的には倍以上ものメンバーを集めることに成功しました私は一度やると決めたことは最後までやらないと気が済まないタイプなので、そのおかげでとても華やかなサークルになったのがすごく嬉しかったです。
また他のメンバーからもすごく喜んでもらえたことが、今でもずっと忘れられません。
御社でも私のやり遂げる力は、きっと役立つものになると考えています。
ちょっとした困難が訪れても諦めずに立ち向かえる根気があるので、絶対に採用して損はさせません。

例文③部活動

私は学生時代にバスケ部に所属していたんですが、気づいたら一度たりとも遅刻や欠席をせずに過ごすことができました。
なぜなら、本当にバスケを愛していましたし、何よりバスケ部としての大きな結果を、どうしても残したかったからです。
もともと私の学校のバスケ部は、正直そこまで強くありませんでした。
そのため、どうしても私は周りを見返したい気持ちがあったんです。
例えばチーム練習をするだけではなく、これからどうすれば強くなれるのかをひたすら毎日研究していました。
もちろん自分だけで考えるのではなく、1人1人の意見も聞きながら改善をしていたのを覚えています。
そんな努力が実を結び、結果的には大会で上位3位に入ることに成功しました。
御社に入社した際にも、必ず仕事では結果を出したいと思っています。
そのためにも一切遅刻や欠席をせずに努力できる自信があるので、きっと役立つと断言できます。
もし何か伸ばしていきたい事業があれば、私が入社した際に遠慮なく何でも相談してください。

例文④アルバイト

私の強みは、自己管理能力と責任感です。
特に、決めたことを継続し、信頼関係を築くことに注力しています。
大学生活中、私は3年間カフェでアルバイトをしており、その間無遅刻無欠席を達成しました。
仕事の合間に学業も両立させるという忙しい生活でしたが、シフトに遅れたり欠席することは一度もありませんでした。
カフェでは、特に繁忙期において、一人一人の業務負担が増え、予期しないトラブルや急なシフト変更も発生することが多々ありました。
こうした時期は特に体力や精神的な負担が大きく、自己管理が難しい状況でした。
私は、毎日のスケジュールを細かく管理し、前日の夜には翌日の準備を済ませることを徹底しました。
また、体調を崩さないように、食事や睡眠の管理も欠かさず行い、常にベストな状態で仕事に臨めるよう心がけました。
この結果、無遅刻無欠席を達成し、カフェでの信頼を得ることができました。
私は、リーダーシップを任されることも多くなり、シフト調整や新人指導の役割も担うようになりました。
入社後も、信頼される存在として、責任感を持って業務に取り組んでいきます。

【無遅刻無欠席を自己PR】強み別例文紹介!

無遅刻無欠席をアピールする際には、強みを発揮したエピソードを具体的に伝えることが重要です。

ここでは、強みを発揮したエピソードから、課題や行動、結果、そして仕事での活かし方を順序立てて説明します。

例文⑤真面目さ

私の強みは、どんな状況でも誠実に物事に取り組む真面目さです。
大学4年間、全ての講義で無遅刻無欠席を達成しました。
どんなに忙しい時期でも、全ての授業に出席し、課題も時間内に提出してきました。
特に、試験期間中や課外活動が重なった時期には、体調を崩しそうになることもあり、時間管理が難しく感じる場面がありました。私は、規則正しい生活を維持するために、毎晩8時間の睡眠を確保し、バランスの取れた食事を心がけました。
また、授業の内容を予習しておくことで、授業中に効率的に学習を進めるよう工夫しました。
結果として、体調を崩すことなく、大学4年間無遅刻無欠席を貫きました。
さらに、成績も向上し、多くの科目でA評価を得ることができました。
この真面目さと規律ある生活習慣は、仕事においても役立つと考えています。
常に万全の状態で業務に臨み、誠実にタスクを遂行することで、長期的に安定した成果を出し貢献していきたいと思います。

例文⑥自己管理能力

私の強みは、自己管理能力の高さです。
大学生活中、学業と週4日のカフェのアルバイトを両立させ、3年間無遅刻無欠席を達成しました。
特に、試験期間中やアルバイトのシフトが重なる時期は、時間に追われ、体調管理も含めて大変な時期がありました。
私は、毎日スケジュールを事前に立て、勉強時間と仕事の時間を効率的に割り振ることに努めました。
また、体調を崩さないよう、定期的な運動やバランスの取れた食事を徹底しました。
この結果、学業成績は高い水準を維持しながらも、アルバイトでの信頼を得て、シフトリーダーを任されるようになりました。
無遅刻無欠席を継続し、自己管理の大切さを実感しました。
自己管理能力は、ビジネスの場でも欠かせないスキルです。
仕事においても、納期を守りながら複数のタスクを効率よくこなすために、このスキルを活かしていきます。

例文⑦継続力

私の強みは、目標に向かって長期間にわたり努力を続ける継続力です。
私は、中学校から大学まで無遅刻無欠席を続けてきました。
特に、風邪をひきやすかった時期や、試験勉強と部活動が重なった際は、体力的にも精神的にも厳しい時期がありました。
私は、毎日1時間のランニングを習慣化し、体力を向上させることで、体調を崩さないように心掛けました。
また、勉強時間を確保するため、早寝早起きを徹底しました。
その結果、無遅刻無欠席を達成できただけでなく、成績も維持しつつ、部活動ではレギュラーメンバーとして活躍しました。
継続力は、仕事においても必要な資質です。
長期的なプロジェクトや目標達成に向けて、計画を立てながら努力し続けることで、安定した成果を出していきます。

例文⑧責任感

私の強みは、強い責任感です。
大学時代、サークルの副代表を務め、無遅刻無欠席を貫きました。
サークル活動と学業、アルバイトのバランスを取ることが大変で、特に試験前は時間の調整で苦労しました。
私は、サークルの役割を全うするために、スケジュールを緻密に調整し、必要なタスクを優先的に進めました。
サークル活動では、メンバー全員に目標を共有し、全体の進捗管理も行いました。
結果として、サークル活動が円滑に進み、メンバーからも信頼を得ることができました。
また、全ての活動で無遅刻無欠席を達成し、責任感を強く感じました。
仕事でも、チームの一員として責任を持ち、全体の成果に貢献する姿勢を活かし信頼される存在として、責任感を持って業務に取り組んでいきます。

例文⑨計画性

私の強みは、計画的に物事を進める能力です。
大学時代、無遅刻無欠席を達成するために、計画性を持って生活をしてきました。
電車の遅延や予期せぬ出来事があっても、遅刻をしないようにすることが課題でした。
私は、毎日30分早く家を出て、万が一の遅延にも対応できるようにしました。
また、翌日の準備を前夜に終わらせることで、朝に余裕を持つよう心掛けました。
その結果、大学4年間一度も遅刻せず、無遅刻無欠席を達成しました。
どのようなトラブルがあっても対応できる計画性を養うことができました。
計画性を持って行動することで、ビジネスの場でもトラブルに対応しながら効率的に業務を遂行し、確実に成果を出すことができると考えています。

【無遅刻無欠席を自己PRに】自己PRの完成度を高めるために

続いて、自己PRの完成度を高めるために行ってほしい対策を3つ紹介します。

以下の対策を入念に行うことで、あなたの自己PRはより質が高いものになるでしょう。

自己PRが完成すると達成感を感じ、そのまますぐに提出したいと思うかもしれませんが、内定をより引き寄せるためには以下の3つの対策が重要です。

声に出して読んでみる

自己PRが完成したら、ぜひ一度声に出して読んでみましょう。

音読することで誤字脱字が見つかりやすくなり、文章の流れに不自然さがないかなどをチェックできます。

また、書いている内容に矛盾がないか、伝えたいメッセージが明確に表現できているかを確認するためにも有効な対策です。

余裕があれば、面接で話すことを想定して声に出して読むことで、実際に話す際のリズムや抑揚、テンポにも注意が向き、自然な伝え方も身につくでしょう。

文章を客観的に見直せる良い方法であり、自分が伝えたいことが他者にとっても分かりやすいかどうかを自分で確認する機会を提供してくれます。

ぜひ何度も声に出して読んでみて、気になる部分があれば修正して、また声に出すことを繰り返してみてください。

他の人に読んでもらう

クオリティをさらに高めるためには、ぜひ他の人に文章を読んでもらい、客観的なフィードバックをもらいましょう。

家族や友人、就活を経験した先輩などに読んでもらうことで、自分では気づかなかった視点や改善点が見えてきます。

特に第三者の目を通しても説得力があるか、具体的で分かりやすい表現になっているかを確認することが重要です。

また、他人に読んでもらうことで、自分の強みがしっかりと伝わるか、自己PRの内容が企業の求める人物像とマッチしているかといった専門的なフィードバックももらえます。

他者からの意見をもとに修正することで、内容のクオリティを一段高めることができ、完成度の高い自己PRに仕上げられるでしょう。

特に就活を経験した人の意見は選考過程を想定したアドバイスであるため、特に参考になるはずです。

就活エージェントを利用する

最も有効な対策は就活エージェントを利用することです。

就活エージェントは文字通り就活のプロであるため、ありとあらゆる視点からあなたの自己PRを細かく添削してくれます。

誤字脱字や、表現の伝わりやすさなど、基本的な部分はもちろんのこと、企業側の立場になって添削してくれるため、どのように表現すればより魅力が伝わりやすいかについても教えてくれます。

特にジョブコミットは完全無料で利用でき、自己PRだけでなく志望動機やガクチカの添削を何度でもエージェントに依頼できるのがメリットです。

面接練習やグループディスカッションの練習、自己分析のサポートなども対応可能であるため、ぜひ気になる方は以下のリンクから登録してみてください。

まとめ

今回は無遅刻無欠席が自己PRとして成立するのか?そしてその伝え方や注意点などを、詳しく解説しました。

どんなに自分の良いところがわからない人でも、実は無遅刻無欠席を達成している可能性があります。

それは必ず企業の面接でも使えるアピールポイントになりますので、決して忘れないでください。

ただし、無遅刻無欠席を自己PRとして伝える場合は、その伝え方を工夫する必要があります。

それさえ気をつければ、きっとあなたにとって無遅刻無欠席の経験が最強の武器になるでしょう。

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