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- 自己PRの適切な長さ
- 自己PRの時間別の作成方法
- 自己PRの時間別の例文
- 自己PRに悩んでいる人
- 自己PRの長さ別で例文を作りたい人
目次[目次を全て表示する]
【自己PR 時間別対策】面接における自己PRの適切な長さとは
自己PRは、面接において自分の強みや経験を効果的にアピールする重要な場面です。
では、どの程度の長さが最適なのでしょうか?
1分以内に収めるのが良い
一般的に、自己PRの長さは1分以内に収めるのが理想的です。
1分は、相手が飽きずに集中できる時間であり、聞いている側にもストレスを与えません。
短すぎず長すぎない、この時間内でポイントを押さえた話し方が求められます。
文字数にすると300文字
1分以内に話すためには、自己PRの内容は300文字程度に整理することが目安です。
これ以上の文字数になると、焦って話す必要が出てくるため、内容が伝わりにくくなることがあります。
自分の強みや経験を簡潔にまとめることがポイントです。
おおよその時間を指定される場合もある
企業によっては、30秒以内や20秒以内といった時間の指定がある場合もあります。
その場合には、指定された時間に合わせた短縮版の自己PRを用意しておくことが大切です。
また、長い自己PRを求められるケースもあるため、3分以内のパターンも用意しておくと安心です。
【自己PR 時間別対策】自己PRの時間はどれくらいが最適?
自己PRの時間はどれくらいが最適なのか、悩んでしまう学生は多いものです。
ポイントは簡潔さと効果的な内容のバランスを取ることです。
理想的なのは1分以内、長くても3分以内に収めること。
これはおおよそ、文字数にして300から500文字に相当します。
この時間内であれば、聞き手の注意を引きつけつつ、自分の強みや経験を効果的に伝えることができます。
様々なパターンを用意しておこう
先ほど理想的な自己PRの時間は1分以内、長くても3分以内とお伝えしましたが、企業や面接の状況によっては自己PRの時間が指定されることもあります。
そのため、さまざまな時間設定で自己PRができるように、複数のパターンを準備しておくことが重要です。
30秒、1分、2分、3分といった異なる長さで自己PRを組み立てることで、どんな状況にも柔軟に対応できるようになります。
【自己PR 時間別対策】面接官が自己PRをチェックする点
自己PRは就職面接の中で非常に重要な部分です。
面接官はこの時間を利用して、学生の特徴を評価します。
自己PRの時間は長くても3分程度と短いため、その中でどのように自己を表現するかが鍵となるでしょう。
面接官は、自己PRの中で主に次のポイントを見ています。
話し方や態度を見ている
面接官は自己PRの内容だけでなく、話し方や態度、全体的な人柄も重視しています。
短い時間の中で、学生がどのように自分を表現するかは、その人のコミュニケーション能力や職場での振る舞いを反映するからです。
自信に満ちた話し方や適切なボディランゲージ、そして積極的で礼儀正しい態度は、良い印象を与える要素と言えるでしょう。
内容が分かりやすくまとまっているかを見ている
自己PRの内容が簡潔でありながら、自分の強みや経験を明確に伝えることができるかどうかも、面接官が注目するポイントです。
短い時間内で、自己のアピールポイントを分かりやすく、効果的にまとめることが求められます。
自己分析を徹底的に行い、自分のキャリアやスキルを明確に理解しておくことが必要です。
【自己PR 時間別対策】自己PRを効率的にアピールする方法7選
決められた時間内で、自己PRを効率的にアピールするにはコツがあります。
この章では、自己PRを効率的にアピールする方法を7つ紹介します。
1.文字数を300から500字程度にする
自己PRの際には、文字数を300から500文字程度に抑えましょう。
自分の強みや経験を明確にし、それに沿って不要な情報は削除することが重要です。
短いながらもインパクトのある内容にすることで、面接官の記憶に残りやすくなります。
300文字で自己PRをまとめるコツを知りたい人はこちらを参考にしてください。
500文字の場合はこちらを読んでおきましょう。
400文字の場合のコツはこちらで解説しています。
200字の自己PRの書き方を知りたい場合はこちらの記事も読んでみてください。
2.PREP法を用いる
PREP法(結論、理由、具体例、結論)を用いることで、自己PRを論理的かつ明確に伝えることができます。
PREP法とは、結論から話し始め、それを支持する理由や具体例を挙げ、最後に再度結論を強調するフレームワークです。
PREP法を使って話すことにより、聞き手に対して明瞭かつ説得力のあるメッセージを伝えることが可能になります。
3.キャッチフレーズを用いる
キャッチフレーズを用いることで、自己PRをより印象的にすることができます。
キャッチフレーズは、自分の特徴や強みを簡潔かつ効果的に伝えるためのもので、聞き手の記憶に残りやすいです。
キャッチフレーズを使う際は、オリジナリティと覚えやすさを意識し、自分自身のブランドを形成するような言葉を選びましょう。
キャッチフレーズを効果的に使うことにより、自己PRの際に独自の個性を際立たせることが可能になります。
4.エピソードを1つにする
自己PRでは、複数のエピソードを紹介しようとするとメッセージが混乱しやすくなります。
そのため、1つのエピソードに絞り込むことが重要です。
このエピソードは、自分の強みやスキル、価値観を効果的に表現するものであるべきです。
具体的でリアルなストーリーは、面接官に強い印象を与え、自己PRの説得力を高めます。
5.定量的に表現する
自己PRにおいて、具体的な数字を使用することは非常に効果的です。
例えば、「アルバイトで働いていたコンビニの売上を20%増加させた」といった具体例は、自分の成果や貢献度を明確に示します。
定量的な表現は、自己の成果を客観的かつ具体的に示すため、面接官に強い印象を与えます。
6.企業の求める人物像を把握する
自己PRを行う際には、応募する企業がどのような人物を求めているのかを理解することが重要です。
企業の求める人物像や必要とするスキル、価値観を事前に調べ、それに合致するエピソードや例を選ぶと良いでしょう。
企業が重視する点を自己PRに盛り込むことで、自分がその企業にとって有益な候補者であることを効果的にアピールすることができます。
7.自己PR作成ツールを使用してみる
ある程度伝えたい内容が決まったら自己PR作成ツールを使用してみるのも一つの手です。
自己PR作成ツールは、特に自己PRの経験が少ない人や、自己分析に苦手意識がある人に特におすすめです。
ツールを使用することで、自己PRの質を高めるだけでなく、業界者職種の異なる面接に応じて自己PRの内容を調整する際にも役立ちます。
ただし、ツールを使う際には、最終的には自分自身の言葉で表現することが大切です。
ツールはあくまでサポートとして利用しましょう。
最終的には自分の個性や特徴が際立つような自己PRを目指してくださいね。
【自己PR 時間別対策】自己PRを作成する際の注意点
自己PRの作成には、自分自身の特徴や強みを適切に伝えるための戦略が必要です。
この章で挙げる点に注意を払いながら自己PRを準備することで、限られた時間内でも効果的な自己PR を行うことができます。
自己分析をしっかりしておく
自己PRを作成する上で最も基本的かつ重要なステップは、自己分析をしっかり行うことです。
就職活動では、自己の特性を正確に把握し、それを効果的に伝える能力が求められるためです。
自己分析を行うことで、自身の強み、弱み、経験、スキル、価値観などを深く理解することができます。
自己分析は、限られた時間内の自己PRで何を伝えるべきか、どのように伝えるべきかの指針を決める際に不可欠です。
時間以内に収める
面接では限られた時間の中で自己をアピールする必要があり、時間を守れないと自己管理能力がないと見なされる可能性があります。
そのため、練習にはストップウォッチを使いましょう。
普段からストップウォッチを使って練習することで、設定された時間内で効果的に自己PRを行うことができるようになります。
練習を通じて、要点を簡潔に伝える能力を磨いてください。
時間内に収める練習は、自己PRの内容を絞り込み、重要なポイントに焦点を当てる良い機会でもあります。
【自己PR 時間別対策】面接時間内に自己PRをする3つのコツ
面接で自己PRを効果的に行うためには、時間内に話をまとめるだけでなく、緊張せずに自然に自分をアピールすることが重要です。
ここでは、時間別に自己PRを対策するための3つのコツを紹介します。
時間を図り時間ごとで練習しておく
まず、自分の自己PRが指定された時間内に収まるかどうか、しっかりと時間を計って練習することが大切です。
一般的には1分以内の自己PRが求められますが、場合によっては30秒や20秒などの短いバージョンも必要です。
自分の強みをアピールするための要点を整理し、時間ごとのパターンを用意しておきましょう。
時間を計ることで、話すペースや内容の調整がしやすくなります。
全て暗記するのではなく「会話」を意識する
自己PRの内容をすべて暗記することは、練習の一環として有効ですが、自然な「会話」を意識することがより重要です。
暗記した内容をただ機械的に話すのではなく、面接官とのコミュニケーションを意識して、自分の言葉で語るようにしましょう。
自然な会話のトーンで自己PRを行うことで、相手に好印象を与えやすくなります。
硬くならずにハキハキと話す
面接で緊張するのは仕方ありませんが、なるべく硬くならずにハキハキと話すことを心がけましょう。
緊張しすぎると、声が小さくなったり、表情が固くなったりしてしまい、自己PRの内容が十分に伝わらなくなります。
自信を持って堂々と話すことができれば、相手に説得力を持って自分の強みを伝えることができます。
人と練習を行いフィードバックをもらう
自分一人で練習するだけでなく、他の人と一緒に練習することも効果的です。
模擬面接などで実際に声に出して自己PRを行い、フィードバックをもらうことで、自分では気づけない改善点を見つけることができます。
相手の反応を見ながら、表情や話し方、内容の改善を図ることで、より自信を持って面接に臨むことができます。
【自己PR 時間別対策】自己PRの時間別作成方法
自己PRの作成方法は、時間別に対策を変える必要があります。
仮に時間内に収まったとしても、内容が薄くなってしまうと意味がありません。
ここからは、自己PRの時間別作成方法のコツをお伝えします。
自己PRの時間:3分
3分間の自己PRは、じっくりと自分の経験や強みを詳しく説明できるチャンスです。
導入では、強みについて完結に述べましょう。
その上で具体的なエピソードを取り上げ、背景、課題、行動、結果をいった内容を伝えることにより、面接官に深い印象を与えましょう。
3分の自己PRではエピソードをより具体的な内容で話せるかが重要になります。
一通り話したあとは、結論を述べましょう。
その経験から、企業でどのように活躍していくかという内容を含ませるとより印象づけることができます。
自己PRの時間:90秒
90秒の時間枠では、自己の特徴や経験を十分に伝えることができますが、丸暗記に頼ることなく作成しましょう。
暗記した内容をそのまま話すと、自然さや誠実さが欠け、面接官に悪い印象を与える可能性があります。
自己PRの中でもキーワードを覚えるように心がけ、自分の言葉で自然に語ることを心がけましょう。
事前の準備として、ポイントをメモし、それに基づいて自由に話す練習を行うのが効果的です。
90秒の自己PRは準備が肝心です。
次の記事も読んでおきましょう。
自己PRの時間:30秒
30秒で自己PRを行う場合、伝えたいことを簡潔に絞り込む必要があります。
重要なのは、自己の強みや特徴を明確にし、それを短く、分かりやすく伝えることです。
余計な詳細は省き、聞き手に強い印象を与えるキーポイントに焦点を当てましょう。
30秒の場合、キャッチフレーズや印象的な例を用いることが効果的です。
30秒の自己PRのコツはこちらの記事で詳しく解説しています。
自己PRの時間:15秒
15秒での自己PRでは、一言で要点を伝えることが求められます。
これは、自己の最大の強みやユニークな特徴を非常に簡潔に表現することを意味します。
15秒の自己PRでは、エピソードを詳しく語ることはできません。
そのため、自己の特徴や能力を表すキーワードやフレーズを選びましょう。
例えば「チームワークを促進するリーダー」といったように、自分の核となる特徴を端的に表現することが重要です。
【自己PR 時間別対策】自己PRの時間別例文
この章では自己PRの時間別例文を解説します。
例文の後にキャリアアドバイザーのコメントも載っているので、ブラッシュアップの参考にしてくださいね。
自己PRの時間:3分
大学では、ゼミでの研究プロジェクトにおいてリーダーを務め、人工知能(AI)を活用したマーケティング戦略の分析に取り組みました。
このプロジェクトの目的は、AIを用いて消費者行動を分析し、どのようなマーケティング施策が最も効果的かをデータに基づいて導き出すことでした。
最初の段階では、メンバー間の役割分担が曖昧で、研究の進捗が滞っていました。
そこで私は、メンバーそれぞれの得意分野を活かした役割分担を再編成しました。
例えば、データサイエンスに強いメンバーにはデータ解析を、マーケティングに詳しいメンバーには施策立案を担当させることで、効率的に作業を進めました。
また、毎週進捗を確認し、各メンバーが取り組むべき課題を明確にして、全体の進捗がスムーズに進むようにしました。
その結果、プロジェクトは予定より2週間早く完了し、消費者行動に基づくマーケティング戦略の効果を30%向上させる施策を提案することができました。
この成果は、ゼミ内でも高く評価され、他のチームよりも20%高い評価を得ることができました。
このリーダーシップの経験を御社に入社した際も活かし、高い成果を求められるプロジェクトにおいて、メンバー個々の能力を引き出し、効率よく目標達成へ導きたいと考えています。
自己PRの時間:90秒
監修者:柴田貴司
ポイント
この自己PRは、学生時代のゼミでの経験を用いることで、リーダーシップの実践的な側面を示しています。
また、成果の可視化やチームでの成功の共有、個別フィードバックといった具体的な方法を挙げることで、どのようにモチベーションを高めたかを明確に伝えていますね。
自己PRの時間:30秒
監修者:柴田貴司
ポイント
この自己PRでは、短い時間の中でも具体的な成果を数字で挙げることで、その成果の大きさが伝わりやすくなっています。
最後に、この能力を応募先の企業でどのように活かせるかを述べることで、その企業への貢献を具体的にアピールできていますね。
自己PRの時間:15秒
自己PR(15秒・100文字)
監修者:柴田貴司
ポイント
この自己PRでは、短いながらも「サービスの質」の向上という結果も加えることで、コスト削減だけでなく品質改善にも貢献したことが伝わります。
このように、スキルを具体的な成果と結びつけることで、短時間での自己PRがより説得力を持ちます。
【自己PR 時間別対策】まとめ
自己PRは面接において非常に重要な要素であり、異なる時間設定に合わせたアプローチが求められます。
最初は慣れないかもしれませんが、話す言葉の速さにも気を配りながら練習を重ね、時間枠に合わせた話のテンポを掴みましょう。
また、自己PRの軸となる最も伝えたい内容を整理しておくことも重要です。
時間に応じて自己PRを適切に調整することで、自分の強みや経験を効果的に伝えてくださいね。
監修者:柴田貴司
プロフィールポイント
この例文では、具体的な研究内容として「AIを活用した消費者行動の分析とマーケティング戦略の立案」を明示しています。
研究の成果も「30%の効果向上」や「2週間の短縮」といった具体的な数字を挙げ、さらに応募先企業での貢献可能性についても詳しく説明しています。
これにより、研究内容とその結果をどのように企業で活かせるかが明確に伝わる自己PRになっています