【あなたの自己PRは大丈夫?】広告業界に刺さる自己PRを徹底解説!

【あなたの自己PRは大丈夫?】広告業界に刺さる自己PRを徹底解説!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
柴田貴司
監修者

明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート

この記事を読んでわかること

・自己PRの作成方法
・広告業界に刺さる自己PRとは
・広告業界でアピールできる強み
・広告業界志望の自己PR例文

この記事をおすすめしたい人

・自己PRがわからない人
・広告業界を志望している人
・何をアピールするか決まっていない人
・効果的な自己PRをしたい人

広告業界に刺さる自己PRって?

広告業界は人気が高い業界の一つなので、就活を少しでも有利に進めるなら、広告業界に刺さる自己PRをしっかり考えることが大切です。

単純に「広告に興味がある」「人のためになる仕事がしたい」などの熱意をアピールするだけでは、残念ながらほかの学生との差別化にはつながらないため、埋もれてしまいます。

業界やその企業ならではの特徴をつかみ、採用担当者にインパクトを残せる内容を考えることが肝心です。

そこで今回は、広告業界で効果的な自己PRの内容と、その考え方のポイントを解説していきます。

【広告業界に刺さる自己PRを知ろう】そもそも自己PRって?

最初に基礎的なポイントとして、「自己PRとは何か」という点から考えてみましょう。

自己PRは、働くうえでアピールできる自分の強みを伝えることです。

就活では多くの業界・職種において頻繁に質問されることの一つで、事前対策なしでは内定獲得は難しい…といっても過言ではありません。

もちろん、ES・面接どちらの選考においても自己PRはほぼ必須の質問項目といえます。

なお、自己PRでは単純に強みや長所を伝えれば良いわけではなく、その強みを培ったバックグラウンドやエピソードもまとめて話す必要があります。

そのうえで、アピールした強みを活かしてどう活躍したいのか意思表示することで、企業にポジティブな印象を与えることが重要となります。

【広告業界に刺さる自己PRを知ろう】広告業界の業務内容

広告業界で評価されやすい自己PRを書くには、事前知識として、広告業界について自身が理解を深める必要があります。

相手を知らなければ、適切な戦略も立てられないということです。

広告業界における主な業務内容は、下記が挙げられます。

  • クライアントワーク
  • マーケ戦略の考案
  • クリエイティブ制作
  • イベント企画

見てわかるとおり、単純に広告を制作するだけが広告会社の役割ではありません。

では、どのような仕事をするのか詳細をチェックしていきましょう。

クライアントワーク

広告業界の仕事は「BtoB」が基本のため、企業同士のやり取りがメインです。

BtoB(Business to Business)とはつまり企業が企業に対してサービスや商品を販売することを指します。

広告会社はクライアントとなる別企業とやり取りし、マーケティング戦略を立てたり、実際に広告を制作したりします。

クライアントワークでは、企業の持つ課題やニーズをしっかりと見極め、それに合った提案を行うことがとにかく重要です。

そのため傾聴力を含めたコミュニケーション能力、プレゼンスキル、提案力などが試されることは間違いありません。

マーケ戦略の考案

広告代理店は、クライアントとのやり取りに基づき、最適なマーケ戦略を考えていきます。

広告と一口にいっても掲載媒体や広告のデザイン・方向性などはさまざまで、単純な広告出稿だけでなく、イベント企画なども必要に応じて提案していきます。

最適な戦略の提案は、もちろん経験を重ねることでできることですが、課題解決のために必要な対策を考える力として「課題解決能力」などは重要になってくるでしょう

クリエイティブ制作

広告代理店の業務といえば、実際に広告をデザインし制作する業務もあります。

広告は人の「買いたい」「やりたい」「楽しそう」などの感情を引き出す必要があるため、人の感情を動かすデザイン・キャッチコピーなどを考えることが重要になります。

入社後はさまざまな広告デザインに目を向けながら、効果的な制作ロジックを身につけていく流れです。

なお、近年は自社で制作を行わず、制作専門の企業に外注するケースも少なくありません。

イベント企画

広告は、単純にデザインを考えて制作し、どこかに掲載するのみではありません。

中にはPRのためのイベントを企画し、さまざまな宣伝効果につなげる戦略を提案する場合もあります。

イベントを企画する場合は具体的なイベントの内容、規模、ターゲット層、集客方法などをクライアントと打ち合わせし、細かく企画内容を決めていきます。

広告会社によっては、当日のイベント運営も含めて担当する場合もあります。

【広告業界に刺さる自己PRを知ろう】広告業界が求める人物像とは

では次に、広告業界に向けた自己PRを考えるうえで、業界から求められる人材の特徴を整理していきましょう。

前もって必要とされる人材の特徴やスキルを理解しておけば、採用ニーズにマッチしたアピールができます。

求められる人物像は、次のとおりです。

  • 発想力に長けた人
  • 洞察力とコミュニケーション能力がある人
  • トレンドに敏感な人

上記の点に自信がある人は、広告業界において高い適性を発揮できる可能性に期待できます。

では、詳細を整理してみましょう。

発想力に長けた人

広告業界で働く場合、発想力にある程度長けていることが求められます。

商品・サービスを広めるためにはどのような戦略が効果的か、最適なマーケ戦略を思いつくためには、発想力やクリエイティブ能力が必須となってくるからです。

なお、素晴らしいアイデアを思いつくためには、柔軟な考え方や偏見や先入観に縛られない姿勢、物事を俯瞰から見る能力、あらゆる方向に興味関心を向けられる考え方などが必要です。

そのため学生時代から多くのことに好奇心を持ち、アイデアを練ってきた人は、広告業界で活躍できる可能性があります。

洞察力とコミュニケーション能力がある人

広告業界では、洞察力・コミュニケーション能力がある人材も重宝される傾向です。

マーケティングでは常にさまざまな数字と向き合う必要があり、データから何を読み取れるのか、そこからどのような対策・戦略が良いのか洗い出すことが重要だからです。

ちょっとした数字の変化にも気づける洞察力があれば、さまざまなマーケティングの可能性を切り開くことができ、PDCAサイクルの効率化につながります。

また、データに基づいて戦略を提案する際は、チームメンバーや他部署、クライアントなど多方面とのやり取りも必須です。

そのため丁寧に物事を伝えられるコミュニケーション能力も、自然と求められるでしょう。

トレンドに敏感な人

トレンドの変化に対して感度が高い人も、広告業界では重宝されやすいです。

現代社会はトレンドが目まぐるしく変化するため、社会の関心は今どこにあるのか、広告業界では常に把握しておく必要があります。

世の中の動きや一般消費者の興味関心を把握していなければ、人の心を動かす広告戦略は立てられません。

よってトレンドの動きに強い関心があり、SNSにおける「バズり」にも敏感な人などは、広告業界で活躍できる可能性が高いといえます。

【広告業界に刺さる自己PRを知ろう】自己PRにおいて企業が評価するポイント

自己PRを書くときは、広告代理店の採用担当者にとって、インパクトに残るものでなければなりません。

しかしその際には、まず、自己PRにおける企業の評価ポイントを知ることが肝心です。

あらかじめ評価基準や見られているポイントを理解しておけば、効果的なアピールにつながることは間違いないでしょう。

採用担当者が主に評価するポイントは、次が挙げられます。

  • 自社で活躍できるかどうか
  • どんな人柄であるか

好印象を与える自己PRを書くために、それぞれどのような評価をしているのか、詳細を見てみましょう。

自社で活躍できるかどうか

当然ですが、企業は自社で活躍できる可能性を持った人材を求めています。

よって、強みやスキル、人柄から活躍できる可能性を感じた人材には、高い評価を与えると考えられます。

つまり重要となるのは、前述の「求められる人物像」にマッチしているかというポイントです。

たとえば自己PRでコミュニケーション能力の高さをアピールできれば、採用担当者からは、「クライアントともスムーズに打ち合わせできそう」と評価してもらえる可能性があります。

企業はそれぞれの自己PRから活躍のポテンシャルを測り、活躍の可能性を強く感じた就活生を採用しているのです。

したがって自己PRでは、志望先企業のニーズに合った強みを述べることが重要です。

どんな人柄であるか

企業は就活生の自己PRをチェックする際に、一人ひとりの人柄にも目を向けています。

自己PRで強みやそれにまつわるエピソードを述べれば、自然と人柄や本人の価値観も伝わります。

採用担当者は、そこから事業内容や社風、職場の雰囲気とのマッチ度を測っているのです。

一般的に国内の企業は、ポテンシャルや人柄を重視し、採否を判断するケースが多いといえます。

「社内になじんでいけるか」「社風や理念に共感し、その哲学に基づいて成長していけるか」などのポイントを考慮し、適した人柄かどうかが企業には重要になります。

そのため自己PRを書く際は、社風や雰囲気について事前に理解を深めることが不可欠です。

【広告業界に刺さる自己PRを知ろう】自己PRの基本構成をおさらい

続いて、わかりやすく自己PRを書くための基礎知識として、文章の構成をまとめていきます。

自己PRは自由に書けば良いのではなく、明確に内容を伝えるためには、基本的に構成のパターンを守ることが肝心です。

流れは次のとおりです。

  1. 結論(自分の強み)
  2. それを活かした・培ったエピソード
  3. 結論・今後への活かし方

はじめに結論を述べたうえで具体化し、最終的なアピールにつなげるのが自己PRの書き方の基本です。

では、詳細をステップごとに見てみましょう。

結論(自分の強み)

はじめに、自己PRでは自身の強みをはっきりと述べます。

「私の強みは、初対面の人とも人見知りせずにコミュニケーションが取れることです」といったように、わかりやすく端的に話すことが重要です。

最初から結論を述べることで、話のテーマ・主旨が明確になり、採用担当者・面接官にわかりにくさを感じさせなくなります。

「この人はコミュニケーション能力が強みなんだ」と一言で主旨がわかるため、話を理解するのに手間がかからなくなるのです。

はじめから詳細に触れるのではなく、まずは強みを簡潔に説明しましょう。

それを活かした・培ったエピソード

自己PRでは、次に強みにまつわるエピソードを述べていく流れです。

エピソードは結論である強みを掘り下げる部分にあたり、話に説得力・深みを持たせていきます。

ただ強みを言うだけではオリジナリティは出ませんが、エピソードが加わると、自分ならではのアピールができるため印象が強くなります。

どのような場面・環境で強みを発揮し、どのように活躍してきたのかを具体的に話しましょう。

「どの程度すごいことなのか」を把握してもらうには、数字を使って表現することも大切です。

結論・今後への活かし方

締めくくりの部分では、アピールした自身の強みをもってどのように活躍したいのかを明らかにしましょう。

単純に「コミュニケーション能力が強みです」と述べるより、「この強みを活かしてクライアント様との打ち合わせを円滑に進めていきたいです」と具体的に意欲を表明したほうが、再現性をアピールできます。

企業も、自社に貢献できる人材だと判断しやすくなり、採否を考えるうえで良い検討要素になるでしょう。

そのため自己PRを書くときは、自分の強みをどのように活かせるのか、企業研究をしっかり進めておくことが欠かせません。

【広告業界に刺さる自己PRを知ろう】広告業界への自己PRで意識するべきポイント

広告業界で魅力を感じてもらえる自己PRを書くなら、より具体的な書き方のポイント・コツも理解しておきましょう。

主にチェックしたいのは、下記3つのポイントです。

  • 就職後に活かせる強みを述べる
  • 伝えたいことを明確にする
  • エピソードの解像度を上げる

上記の点を意識すれば、広告業界で評価されやすい自己PRが書けるでしょう。

では、意識すべきポイントをそれぞれ解説していきます。

就職後に活かせる強みを述べる

自己PRでは、広告業界に就職した際に活かせる強みを明確に伝えることが大事です。

広告業界と強みにあまり関連性が見られないと、活躍のポテンシャルを評価してもらいにくいからです。

たとえば、「一人で作業に没頭できる集中力」などをアピールしてしまうと、企業によっては「コミュニケーション能力が欠けているかもしれない」「クライアントとやり取りできるのだろうか」などのネガティブな評価を受ける可能性があります。

広告代理店がどのようなニーズを持って新卒社員を募集するのかを考慮し、就職したあとに活かしやすい強みを伝えましょう。

伝えたいことを明確にする

自己PRでは、「何を伝えたいのか」というテーマからぶれず、明確に強みをアピールすることが欠かせません。

限られた時間・文字数の中で、内容をスムーズに把握してもらうには、とにかくわかりやすさが重要だからです。

これは自己PRだけにいえることではなく、志望動機や長所短所、ガクチカなどでも同様です。

最初に結論をはっきり述べ、話のテーマを明らかにすることで、採用担当者から評価されやすい状況を作ることが大切です。

強みをいくつも述べたり、関係のないエピソードを伝えたりするのは避けましょう。

エピソードの解像度を上げる

広告業界に向けた自己PRで、エピソードを取り上げるときは、できる限り内容の解像度を上げることが重要です。

解像度を高めて具体的なエピソードに伝えれば、強みの説得力が上がり、活躍の可能性をより評価してもらえるでしょう。

欠かせないのは、採用担当者がその状況を容易に想像できるかという点です。

その場にいない人・初めて話を聞く人でもイメージできるか、わかりにくさを感じないかを基準に、解像度の高いエピソードで説得力を持たせましょう。

【広告業界に刺さる自己PRを知ろう】広告業界で使える自己PRの例文を紹介

最後に、広告業界で好印象を与える自己PRの例文を紹介していきます。

例文を事前に参考にすれば、具体的な文章の流れや適切な言葉、効果的な表現などを学べます。

ポイントや注意点はわかったけど、なかなか自己PRが書けない…と困っているときは、ぜひ参考にしてみてください。

アピールする強み:発想力

私は、柔軟な考え方をもとにさまざまな可能性を模索できる、発想力を強みとしています。

以前長期インターンに参加した際には、新規プロジェクトの立ち上げに携わらせていただきました。

最初は私を含め皆がプロジェクト立ち上げ未経験だったため、メンバー同士の意見の衝突が多く、考えがまとまらないことが多々ありました。

そこで私はアイデアマンの役割を務めていたため、何とか状況を打破したい思いから、最初は無理やりにでもアイデア同士を結びつけて考えることを提案いたしました。

結果、関係がないと思われていたアイデア同士から折衷案が見つかり、全員が納得するかたちで新事業案の決定にこぎつけることができました。

チームメンバーからも、「合わない」という先入観に縛られない発想が良かったと褒めていただきました。

御社に入社した際も、強みである発想力を活かし、クライアント様に最適な広告戦略を提案していきたいと考えています。

【広告業界に刺さる自己PRを知ろう】自分の自己PRに自信が無かったら?

広告業界の企業にエントリーするうえで、自己PRを上手に書く自信が持てないときは、就活エージェントに相談するのがおすすめです。

ジョブコミットは、専属アドバイザーが一人ひとりの就活をフルサポートする就活エージェントです。

企業にエントリーする際は、自己PRや志望動機の添削を受けられるため、より採用担当者に刺さる内容に仕上げることが可能です。

ほかにも、面接対策や自己分析サポートなど、受けられる支援サービスは豊富にあります。

年間1,000名の支援実績があるため、もちろん信頼性も十分です。

登録・サポートは無料なので、まずは登録を済ませ、自己PRの書き方について相談してみましょう。

まとめ

広告業界志望の人は、広告業界ならではの採用ニーズを考え、企業から好印象・高評価をもらえる自己PRを作ることが大事です。

自分なりに熟考して作成した自己PRにはオリジナリティが出るため、ほかの学生との差別化もでき、採用担当者の印象にも残りやすくなります。

そのためには広告業界そのものについて理解を深めること、求められる人物像の特徴、活かしやすい強みなどを知ることが必要不可欠です。

完成度の高い自己PRを書き、スムーズな内定獲得につなげましょう。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます