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・自己分析の目的
・エニアグラムについて
・エニアグラムを使う際の注意点
・自己分析中の人
・エニアグラムについて知りたい人
・自己分析の精度を上げたい人
はじめに
自己分析は、就職活動において企業研究と並ぶ重要な活動のひとつです。
自己分析が不十分な状態では、自分自身についての理解が深まらないので、適切な自己PRや志望動機が作成できません。
自己分析にはさまざまな手法が存在するため、その目的や自身との相性を考えてやり方を選択することが大切です。
今回は、数ある自己分析の手法のなかからエニアグラムに焦点を当て、その活用方法や注意点を解説します。
自己分析の目的についても触れるので、これから就職活動を始める方もぜひ参考にしてください。
【エニアグラムで自己分析】自己分析の目的
エニアグラムについて解説する前に、まずは自己分析の目的について確認しておきましょう。
何のために自己分析をおこなうのかを明確にすることによって、適切な方法や結果の判断がしやすくなります。
逆に目的が曖昧なまま自己分析を進めると、導き出した分析が就職活動に活かせず、非効率な結果になってしまう可能性があるので注意が必要です。
今回は、自己分析の目的としてとくに比重が大きい3つである、「自分の興味を知るため」「自分のやる気の源泉を知るため」「価値観の言語化をするため」をピックアップしました。
自分の興味を知るため
自己分析をおこなう1つ目の目的は、自分がどんな事物に興味を持つのかを知るためです。
社会人として長期的に働くためには、いかにしてモチベーションを保つのかが重要になってきます。
たとえスキル的に適性の高い仕事であっても、あまりにも自身の興味の範囲から外れている場合は、業務にやる気が持てず、早期退職につながる可能性もあるでしょう。
必ずしもやりたい仕事が最適な仕事になるわけではありませんが、就職先を選ぶ基準として、自身の興味をひとつの基準とするのは有効な方法です。
自分の興味について深堀りすることによって、自分と相性の良い業界や企業を選ぶための判断軸ができます。
その判断を元にして、各業界・企業の特徴を調査しながら比較することによって、ミスマッチが少なく後悔のない企業選びが可能です。
自分のやる気の源泉を知るため
自己分析をおこなう2つ目の目的は、自分がどんな状況でやる気が出るのか、その源泉を知るためです。
やる気の源泉は人それぞれ異なっており、やりがいの感じ方にも大きく幅があります。
大きなプロジェクトを成し遂げることに大きなやりがいを感じる方もいれば、直接相手から感謝されることがやりがいにつながる方もいるでしょう。
自身のやる気の源泉が把握できていれば、自分が仕事に打ち込める業界・企業なのかが判断できるようになります。
自身のやる気の源泉と志望企業とのマッチ度を知るためには、具体的な業務内容や企業ごとの社風・文化を知ることも大切です。
自己分析の結果と、業界・企業研究の結果を組み合わせることによって、総合的な相性が判断しやすくなるでしょう。
価値観の言語化をするため
自己分析をおこなう3つ目の目的は、自身が持つさまざまな価値観を他人にもわかる形で言語化するためです。
就職活動におけるESや面接では、自身の経験や強みを採用担当者に伝え、採用するに足る人材だと認識してもらわなければいけません。
しかし、価値観は主観的なものであり、自身では理解できていても、他人に理解してもらえないケースも多く見られます。
他人からの理解と共感を得るためには、客観的な視点で自身の価値観を見つめ直し、誰にでも伝わる言葉として言語化できなくてはなりません。
そのため自分について深く分析し、その結果を言語化する自己分析が、ある種のトレーニングとして役立つのです。
もちろんそこで得られた結果は、自己PRや志望動機など、さまざまな場面で直接役立ちます。
【エニアグラムで自己分析】エニアグラムとは
ここからは、エニアグラムがどのようなものかについて確認していきましょう。
エニアグラムとは、性格診断などでよく使用される人格論に基づいた性格診断手法であり、自己認識や自己発見、自己分析に活用できるツールです。
一定数の質問に答えることにより、自身が9つの性格タイプのうちどれに分類されるのかがわかります。
自身の性格タイプが明確になると、物事の向き不向きがわかり、モチベーションの原点も把握しやすくなります。
特別な道具は必要なく、自分ひとりでできるため、自己分析の手法としては比較的手軽です。
【エニアグラムで自己分析】エニアグラムの性格タイプの分類
それでは、エニアグラムで判断できる9つの性格タイプについて解説していきましょう。
それぞれの性格タイプには長所や短所があり、得意なことや苦手なことにも差があります。
ただし、どの性格タイプが「良い」「悪い」といった評価軸や、優劣関係は存在しません。
自分の想定と結果が違っても、落ち込んだりショックを受けたりせず、自身の新しい側面を発見できる貴重な機会だと考えて、前向きに活かしていくことが大切です。
なお、解説する媒体によってタイプの名前が違う場合がありますが、基本的に本質の部分は変わりません。
①理想を求める人
1つ目のタイプである「理想を求める人」は、文字通り高い自身のなかに理想を持つ性格であり、完璧主義な人とも解釈されます。
どのような場面においても「正しくありたい」「こうでないとならない」といった理想があり、それに向かって努力を重ねるタイプです。
壁にぶつかった際も諦めず、常に改善策を探り、自身を含めた周囲の状況を改善させることを試みます。
正義感が強く、倫理的に正しく公正であろうとする傾向が強いのも、このタイプの特徴です。
一方で、このタイプは自身の理想に固執しやすいため、柔軟性に欠けていたり、周囲から頑固な人間だと思われたりする欠点があります。
また、自分自身についても完璧を求めるため、失敗したときの自責の念が強すぎるところも欠点といえるでしょう。
②人を助けたい人
2つ目のタイプである「人を助けたい人」は、困っている人を放っておけない性格です。
基本的に親切で思いやりがあり、困っている人がいれば率先して手を差し伸べます。
他者を助けることが優先事項であり、ときには自分のことを犠牲にしてでも他者のために尽くします。
一方で、相手に援助の申し出を拒否されたり、困っている人を助けたにも関わらず感謝されなかったりした場合は、ひどく落ち込み怒りを感じるケースも少なくありません。
また無意識のうちに、他人に愛を注ぎ援助することが、自身を愛してもらうことを目的とした行為になっている場合もあります。
他者を助けることを重視するあまり、自身の欲求を素直に認められない場合があるのも、このタイプならではの欠点です。
③成功を求める人
3つ目のタイプである「成功を求める人」は、自身が決めた目標に対して、一直線に突き進むための努力ができる性格です。
常に明確な目標を持ち、その達成のための道筋を考え、高い向上心を持っています。
周囲の人々の才能を見抜き、目標達成のために動かす才能に優れているので、リーダー向きの性格だといえるでしょう。
一方、「成功を収めること」が大きな目標であるため、失敗のリスクが高いものにはチャレンジしない傾向があります。
また、成功に固執する仕事中毒になったり、他者に対して高い競争心を抱えたりするケースも少なくありません。
1つ目のタイプと共通する部分もありますが、この「達成する人」は、自身の才能を開花させることがモチベーションのひとつであり、エネルギッシュで野心的な傾向があります。
④個性的な人
4つ目のタイプである「個性的な人」は、芸術的なセンスを持ち、ユニークなアイディアを思いつくタイプです。
独創的かつロマンティックであり、専門性の高い職業に就くケースが多く見られます。
また、感受性が高いため他人の気持ちに対して敏感であり、それぞれの人間が持つ個性や良い点に素早く気づくことが可能です。
一方で、繊細かつ個人主義的な傾向が強く、自身を理解してくれる人との交流を好みます。
人と同じであることを嫌いつつも、他人に理解されないという不満を持ちやすく、そのために普通の生き方を軽蔑したり、他人に嫉妬したりするケースも少なくありません。
高い芸術性を評価されることがある一方で、その個性の強さや癖のある性格から、周囲の人々に敬遠されてしまう可能性もあるでしょう。
⑤知識を得たい人
5つ目のタイプである「知識を得たい人」は、特定分野に対する関心が強く、調べ物と知識の収集が趣味となる性格です。
いわゆる研究者タイプであり、実際に行動を起こすよりも情報収集や調査を優先する傾向が見られます。
また、集めた知識やデータを元にした分析も得意であり、その結果物事に対して的確な判断ができる場合もあります。
一方、情報を重視するあまりその活用が実践的でなかったり、直接物事に関わる行為を避けるために周囲を困惑させたりするケースも少なくありません。
興味のある分野では独創的なアイディアを持つ専門家となる一方で、集中モードになるとほかのことが目に入らない場合もあります。
そのため、日々の生活を犠牲にしてしまい、周囲からは風変わりな人とみなされる可能性もあるでしょう。
⑥慎重に行動する人
6つ目のタイプである「慎重に行動する人」は、失敗しないこと、リスクを回避することを重視する性格です。
このタイプは、特定の課題を遂行するプロセスにおいて、発生する可能性があるトラブルをあらかじめ想定し、危険を冒さないプランを考えることに秀でています。
一方、安全を最優先に考えるために行動力に欠ける傾向があり、3番目の「成功を求める」人よりもリスクを避けることに重点が置かれています。
そのため、元々興味を持っていること以外にはチャレンジしないといった、消極的な振る舞いが見られる場合もあるでしょう。
また、常に失敗に対する恐れを抱き、その不安を解消する根拠を規則や権威に求める場合もあります。
安全志向かつ保守的なため、組織においては忠実で責任感が強く、真面目なタイプだと認識されます。
⑦楽しさを求める人
7番目のタイプである「楽しさを求める人」は、楽しいことが好きで好奇心が旺盛、明るくざっくばらんな性格です。
ポジティブ思考の持ち主であり、人生を楽しもうという気持ちが強く、明るく前向きなので周囲には多くの人が集まってきます。
外交的かつ楽観的であり、深刻な場面や辛い空気感も明るい雰囲気に変えてしまうムードメーカー的な存在だといえるでしょう。
一方、現在を楽しく過ごすことが将来よりも優先されるため、計画性がなく、その時々の思いつきで衝動的に行動してしまうケースも多く見られます。
特定の目的を遂行することよりも楽しみが優先されるため、苦しみや辛さをできるだけ回避しようとする点や、落ち着きに欠ける振る舞いが多い点も、このタイプ特有の短所だといえるでしょう。
⑧自己主張する人
8番目のタイプである「自己主張する人」は、自己主張が強く、パワフルで積極的な性格です。
自分自身に確固たる自信を持っており、直感が鋭く、会議などでも積極的に発言して自身の主張を押し通します。
また、自身の力で周囲に影響を与えることを好み、自分を頼ってくる人を助け、人々をコントロールすることにやりがいを感じます。
一方、自分が第一人者であることを強く志向するため、負けず嫌いであり、競合相手に好戦的な態度を取るケースも少なくありません。
自身を強く大きく見せようとした結果頑張りすぎてしまい、周囲から浮いてしまうこともあるでしょう。
他人から自分の弱さを指摘された場合はそれを受け入れられず、癇癪を起こす可能性があるのも、このタイプに多く見られる欠点です。
⑨平和を願う人
9番目のタイプである「平和を願う人」は、周囲の調和を大切にし、自分の感情をあまり表に出さない性格です。
協調性が高く、自分から問題を起こすことが少ないことから、チームで大きな成果を出すために働くような職業に向いています。
穏やかで落ち着きがあり付き合いやすいタイプなので、人に好かれやすいのが特徴です。
一方で、自分で何かを始めたり、主体的に動いたりすることは得意ではなく、行動を起こす際に慎重になりすぎるケースも見られます。
対人関係においては積極的に価値判断をせず、起伏なく過ごすことを重視するため、優柔不断であるとみなされる場合もあるでしょう。
一度動き出せば大きな力を発揮しますが、それまでは周囲のトラブルに対して無頓着である、現状に固執しすぎているとみなされる場合もあります。
【エニアグラムで自己分析】エニアグラムでわかること
次は、エニアグラムの結果からどのようなことがわかるのかについて解説します。
9つの性格タイプは、あくまで性格の傾向を分類しただけのものであり、その内容や重要なポイントは自分自身で解釈しなければいけません。
今回は、就職活動における自己分析でとくに重要なポイントとして、「自分に向いていること」と「価値観」の2つをピックアップしました。
就職活動でエニアグラムを利用する際は、この2つのポイントに着目して、自己PRや志望動機の作成に活用すると良いでしょう。
自分に向いていること
エニアグラムでわかる1つ目のポイントは、自分がどのようなことに向いているかです。
これには趣味の領域や業界、実践的な業務内容、企業における役割などさまざまな要素が含まれます。
リーダー向きの性格なのか、それを補佐する役割が向いているのか、指示を受けて仕事をするのが向いているか、といった適性がわかれば、目指すべきポジションが判断しやすくなります。
また、リスクマネジメントが得意な人と、データを用いた客観的な分析が得意な人では、活躍できる業界も変わってくるでしょう。
自分に向いていることを把握することは、他人に自分を知ってもらうためにも大切です。
自分の適性がしっかり言語化できていれば、ESや面接で採用担当者に自分のことを伝えやすくなり、良い印象を与えられるでしょう。
価値観
エニアグラムでわかる2つ目のポイントは、自分の価値観です。
人間のあらゆる行動は、すべて独自の価値観に添っておこなわれているため、価値観を知ることで自分を知ることにつながります。
社会人として働くうえでとくに重要な価値観としては、モチベーションに関するものが挙げられるでしょう。
どういった状況でやる気が出るのか、どんな仕事にやりがいを感じるのかといった価値観が把握できれば、志望している仕事とのマッチ度も判断しやすくなります。
また、行動を起こす際に重視している価値観を把握することも大切です。
新しい物事を始めるとき、好奇心ですぐに行動するのか、リスクを考えて慎重に行動するのかといった価値観がわかれば、自身の長所と短所も把握しやすくなり、より成長するための対策も考えられます。
【エニアグラムで自己分析】おすすめのエニアグラム
次に、おすすめのエニアグラムついて解説します。
現在、エニアグラム診断は多くの場所で実施されており、その解釈や精度もさまざまです。
どれが正しく、どれが間違っているかを明確に判別するのは困難ですが、就職活動という重要な機会で利用するのであれば、なるべく信頼性の高いものを選んだほうが良いでしょう。
今回は、とくにおすすめのエニアグラムとして「日本エニアグラム協会」と「エニアグラム研究所[日本]」の2つをピックアップしました。
それぞれの特徴を考慮し、自身に合ったエニアグラムを選んでみてください。
日本エニアグラム学会
日本エニアグラム学会は、1989年に設立された特定非営利法人であり「エニアグラムを通して、すべての人が、自分らしく自立し、同時に周りと調和する新しい生き方を支援する」ことを活動目的にしています。
企業や学校を対象にしたエニアグラムの講演会や書籍の出版など、幅広い事業を展開しており、ワークショップを受講してアドバイザーの資格を取得することも可能です。
ワークショップの予約には会員登録と予約が必要ですが、簡易的な診断であれば登録なしで受けられます。
簡易的なエニアグラム診断には「90問回答式チェック」「文章選択式チェック」「Yes・Noチャート式チェック」の3種類があります。
簡易診断の結果はあくまで目安ですが、自分のことを知るきっかけのひとつとして使ってみると良いでしょう。
エニアグラム研究所[日本]
エニアグラム研究所[日本]は、ニューヨークに本部があるエニアグラム研究所の日本支部であり、書籍の出版や企業研修といったエニアグラムに関する事業を展開しています。
診断の手法としては、リソ=ハドソン式(RHETI)を採用しており、オンラインストアでは書籍も販売されています。
ホームページ上では、このリソ=ハドソン式から36項目を抜粋したお試し版の診断が可能です。
この診断は、2択の質問にチェックして回答していくだけなので、あまり手間もかかりません。
あくまで無料サンプル版ではありますが、診断手法自体は完全版と同じものが採用されているため、一定の信頼性が期待できます。
10分程度で診断が可能であり、会員登録も必要ないので、一度エニアグラムを試してみたいという方にもおすすめです。
【エニアグラムで自己分析】自己分析でエニアグラムを使う際の注意点
次は、自己分析のためにエニアグラムを使用する際の注意点について解説します。
エニアグラムは、自身についての理解を深められる便利なツールですが、使い方を誤ると逆にスムーズな就職活動の進行を阻害してしまう可能性もあるでしょう。
そのため、エニアグラムを使用する際はその信頼性や自身のやり方を盲信せず、以下の注意点を意識しながら余裕を持って自己分析を進めていくことが大切です。
エニアグラムの真価を十分に引き出し、後悔のないように就職活動に活かしましょう。
結果で決めつけない
エニアグラムは自身について理解を深めるために役立つ便利なツールですが、100%正確な絶対の基準ではありません。
そのため、エニアグラムの診断結果のみで自身の適職を判断したり、性格を決めつけたりしてしまうのは要注意です。
エニアグラムの結果を盲信すると、相性が良い分野にばかりチャレンジすることになり、自身の持っている可能性を狭めてしまう可能性もあるでしょう。
自身を型にはめてしまうと、新しいものに触れる機会が失われ、興味関心の幅を狭めてしまう危険があるため注意が必要です。
また、エニアグラムは人間を9つのパターンに分類した、あくまで簡易的な性格診断である点も意識しておかなければいけません。
実際の個性は一人ひとり異なるので、当てはまらない部分があると感じた場合は、その感覚を信じることも大切です。
質問数が多いものを選ぶ
現在エニアグラムは、多くの団体やホームページで実施されており、インターネットで検索するだけでいくつも実践できるページが見つかります。
結果が出るまでの質問数にも差があり、5問以下のものから100問近いものまでさまざまです。
自身の性格を手軽に知ることは一定の需要があるため、2問程度ですぐに回答が得られる簡易的な診断も存在します。
それぞれの診断で質問の内容は異なるため、明確な比較はできませんが、基本的には質問数と診断の正確性は比例すると考えて良いでしょう。
とくに目的のない診断や知人間の話題作りであればともかく、就職活動に活用する場合は一定の精度がなければいけません。
そのため、就職活動でエニアグラムを活用する際は、なるべく質問数が多いものを選びましょう。
他のツールも試す必要がある
エニアグラムは、あくまで性格診断の手法のひとつであり、誰にでも確実に当てはまる絶対的な基準ではありません。
結果の一部だけが一致しているケースや、自身に当てはまる部分がまったく見つからないケースもあるでしょう。
そういった場合は、エニアグラムだけに依存せず、自分史やマインドマップといったほかの自己分析ツールや手法を組み合わせることが大切です。
自己分析の手法やツールにも相性があり、挑戦しやすいものや精度の高い結果が出やすいものは人それぞれ異なります。
精度の高い自己分析をおこない、就職活動を成功させるためには、エニアグラム以外の手法やツールも活用し、多角的な視点から自身の内面を掘り下げると良いでしょう。
ほかのツールについて知りたい方は、こちらのページも参考にしてみてください。
困ったら就活エージェントに相談してみよう
人間の内面は複雑であり、エニアグラムの結果が正しいかどうか、自分だけでは判断が難しいケースも多く見られます。
また、エニアグラムの結果が正確であっても、それをどう就職活動に活かせばいいかわからない場合もあるかもしれません。
「エニアグラムをやってみたがよくわからなかった」「これからどのように就職活動を進めていけばいいかわからない」という場合は、就活エージェントの利用をおすすめします。
就職活動の専門家である就活エージェントに相談すれば、エニアグラムの結果や就職活動に対して適切なアドバイスがもらえるでしょう。
また、ESの添削や面接対策といった実践的なサポートを受けることも可能です。
就職活動を効率的に進めたい方は、ぜひ就活エージェントの利用も検討してみてください。
まとめ
エニアグラムとは、一定数の質問に回答することによって、自身の性格タイプが導き出される性格診断手法です。
9つの性格タイプにはそれぞれ得意分野や苦手分野、長所・短所があり、その結果を活用することによって精度の高い自己分析が可能です。
ただし、エニアグラムはあくまで手法のひとつであり、絶対的な基準となる診断ではありません。
そのため、診断結果を盲信して依存せず、必要に応じてほかの自己分析手法や、就活エージェントの利用を検討することが大切です。
多角的な視点で自己分析をおこない、ぜひ就職活動を成功させてください。