明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
- 大学3年の11月から就活を始めても間に合うかどうか
- 大手も狙う・普通の企業でいい・3年のうちに終えたい、目的別の進め方
- 28卒・11月に締切がある冬インターンと早期選考
- 11月にやること10選と、1月から3月は遊べるのか
- 11月の時点で就活をほとんど始めていない28卒の大学3年生
- 11月に何をすればいいか分からない人
- 早期選考に落ちた、まだ内定がないと焦っている人
大学3年の11月になり、就活をまだ始めていないと焦っている人もいるでしょう。
28卒の大学3年生なら、就活は11月からでも間に合います。
政府が要請している28卒の日程では、広報活動の開始が大学3年の3月1日以降で、11月から約4か月の準備期間があるためです。
11月は冬インターンの締切と一部の企業の早期選考が重なるので、まず締切を確かめて1社に応募するところから始めてください。
この記事では、目的別の3つのルート、11月に締切がある企業の一覧、11月にやること10選、1月から3月は遊べるのかまで解説します。
目次[目次を全て表示する]
大学3年の就活は11月からでも間に合う?
大学3年の就活は、11月から始めても本選考に間に合います。
28卒の広報活動は大学3年の3月1日以降、採用選考活動は大学4年の6月1日以降に始める日程が、政府から経済団体などに要請されているためです。
(情報ソース:内閣官房「2027(令和9)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」)
ただし、夏や秋のインターンに参加した学生と比べると、11月から始める人は準備に使える時間が短くなります。
遅いかどうかを悩むより、残りの約4か月で何を優先するかを先に決めることが、11月から始める人の分かれ目です。
11月からだと遅いと感じやすい理由
11月からだと遅いと感じやすいのは、夏と秋のインターンに参加した学生がすでに動いているためです。
パーソルキャリアが28卒の大学3年生を対象に行った調査では、夏のインターンシップやオープン・カンパニーに参加した学生は約9割でした。
(引用元:パーソルキャリア株式会社様「28卒学生の夏インターンシップ・オープンカンパニー参加後 実態調査約9割の大学3年生がオープンカンパニーに参加」より)
インターンに参加した学生の一部は、企業から早期選考の案内を受けて、本選考より前に選考へ進んでいます。
周りから早期選考やES提出の話を聞くと、自分だけが出遅れているように感じやすくなります。
ただ、冬インターンや3月以降の本選考には、夏のインターンに参加していなくても応募できます。
夏のインターンは、仕事を知るための短いプログラムが中心で、参加しなかったことだけで本選考に応募できなくなるわけではありません。
出遅れたと感じた分は、応募の数と準備の順番で取り戻せます。
11月からでも間に合う理由
11月からでも間に合う理由は、冬インターンの募集と本選考がこれから始まるためです。
この記事の後半で紹介するとおり、2026年10月18日時点で、11月に締切がある28卒向けのインターンや説明会は151社・160件公開されています。
さらに、政府の要請に沿う企業では、本選考のエントリーを受け付けるのは広報活動が始まる3月以降です。
11月から2月までの約4か月で、冬インターンへの参加とESや面接の準備を並行すれば、3月から始まる本選考のエントリーに間に合わせられます。
約4か月を月にならすと、11月と12月で応募と準備、1月と2月で選考の練習と応募先の絞り込み、という使い方ができます。
大事なのは、準備が全部終わってから応募するのではなく、準備と応募を同時に進めることです。
次の章では、目的に合わせた進め方を3つのルートに分けて紹介します。
目的別|11月から始める3つのルート
11月から始める人の進め方は、大手も狙う、普通の企業でいい、3年のうちに終えたい、のどれを選ぶかで変わります。
同じ11月スタートでも、目指す企業によって、力を入れる時期と応募先が違うためです。
最初にルートを1つ決めておくと、やることの優先順位で迷わずに済みます。
3つのルートの違いは、次の表のとおりです。
| ルート | 11〜12月 | 1〜2月 | 3月以降 |
|---|---|---|---|
| 大手も狙う | 大手の冬インターンに応募、Webテストの練習 | インターン参加、OB・OG訪問、ESの完成 | 本選考にエントリー |
| 普通の企業でいい | 業界を広く見る、説明会・合同説明会に参加 | 応募先を20社前後に絞り、ESの準備 | 本選考にエントリー |
| 3年のうちに終えたい | 早期選考につながるインターン・ベンチャーに応募 | 早期選考の面接を受ける | 内定があれば続けるか判断 |
どのルートを選んでも、途中でほかのルートの応募先を足してかまいません。
大手も狙う人のルート
大手も狙う人は、11月のうちに大手の冬インターンへ応募し、Webテストの練習を始めてください。
大手企業はエントリーする学生が多く、ESとWebテストで選考の人数を絞る企業があるためです。
冬インターンにも選考があるので、11月の応募はWebテストとESの練習の場にもなります。
冬インターンに落ちても、3月以降の本選考には応募できるので、1社の結果で大手をあきらめる必要はありません。
1月から2月は、参加したインターンの企業でOB・OG訪問をしたり、ESを書き上げたりする期間にあてます。
大手だけに応募先を絞ると、選考の経験を積む機会が少なくなります。
中堅企業やベンチャー企業の選考も並行して受けておくと、大手の本選考の面接で落ち着いて話せるようになります。
普通の企業でいい人のルート
大手にこだわらず普通の企業に入れればいい人は、11月と12月で業界を広く見ることから始めてください。
名前を知っている企業だけで探すと、応募先がすぐに足りなくなるためです。
11月は全国で合同説明会が開かれ、この記事で集計した11月締切の160件のうち65件が合同説明会でした。
合同説明会では1日で何社もの話を聞けるので、知らなかった業界や企業に出会いやすくなります。
1月から2月にかけて、話を聞いた企業の中から応募先を20社前後に絞り、ESの準備を進めます。
このルートは、11月から3月まで比較的ゆとりを持って進められるのが特徴です。
その分、3月の本選考が始まってから応募が一気に重なるので、2月までにESの基本の文章を仕上げておいてください。
3年のうちに終えたい人のルート
大学3年のうちに内定を取りたい人は、早期選考につながるインターンとベンチャー企業の選考に応募してください。
早期選考とは、本選考より前の時期に、インターンの参加者などを対象に行う選考のことです。
ベンチャー企業の中には、通年で採用を行い、3年の冬に内定を出す企業もあります。
11月に締切がある企業の中にも、「早期選考第2クール」や「本選考一次面接免除」と案内している企業があります。
次の章の一覧で、早期選考につながる企業を探してみてください。
3年のうちに内定が出ても、そこで就活を終えるか、ほかの企業の選考を続けるかは自分で決められます。
内定の承諾の期限は企業ごとに違うので、内定が出たら期限を確かめ、ほかの選考の日程と照らし合わせて判断してください。
ベンチャー企業の選考を早く受けてみたい人は、次のボタンから探せます。
28卒の大学3年の11月はどんな時期?
28卒の大学3年の11月は、冬インターンの締切、企業の説明会、一部の企業の早期選考が重なる時期です。
秋のインターンが一段落し、12月から2月に開かれる冬インターンの応募が進みます。
一方で、本選考の広報活動が始まる3月まではまだ時間があり、準備と応募を両方進められる最後のまとまった期間でもあります。
11月の動き方で、12月以降に参加できるインターンの数と、3月の本選考までの準備の進み具合が変わります。
何から手を付けるか迷ったら、締切がある応募を先に、締切のない準備を後に回すのが基本です。
冬インターンの締切が続く
11月は、12月から2月に開かれる冬インターンの締切が続く月です。
2026年10月18日時点で11月締切として公開されている160件には、1day仕事体験から1週間のインターンまでが含まれます。
締切はこれからも追加されるので、11月の途中で新しい募集が出てくることもあります。
気になる企業の締切は、週に1回は確かめる習慣をつけてください。
締切を確かめるときは、企業の採用ページやマイページに加えて、複数の企業をまとめて見られる締切カレンダーを使うと漏れが減ります。
冬インターンには定員が決まっている募集もあるので、締切の前でも募集が終わることがあります。
気になる募集を見つけたら、締切の日を待たずに早めに応募しておくと安心です。
大手・金融の説明会やワークショップが開かれる
11月は、大手企業や金融の企業が説明会やワークショップを開く時期です。
11月締切の一覧には、日本政策投資銀行、三井住友信託銀行、大和証券、野村證券などの金融の企業が並んでいます。
メーカーでも、パナソニック、サントリー、ロッテなどが11月に締切を設けています。
説明会やワークショップは、インターンより参加しやすく、企業の仕事を知る最初の一歩になります。
1dayのワークショップでは、短い時間で企業の課題に取り組むので、その業界の仕事が自分に合うかを確かめられます。
オンラインで開かれる回もあるので、授業やアルバイトの合間にも参加しやすくなっています。
興味のある業界がまだ決まっていない人ほど、11月の説明会で複数の業界を見比べておくと、1月以降の応募先選びが楽になります。
早期選考が動く企業もある
11月には、インターンの参加者などを対象に早期選考を進める企業もあります。
11月締切の一覧にも、「早期選考」や「選考直結」と書かれた募集が含まれています。
早期選考は、本選考と比べて応募できる人が限られる分、早く結果が出るのが特徴です。
早期選考を狙うなら、早期選考につながると案内しているインターンに、11月のうちに応募しておきます。
インターンの案内文に「選考直結」「本選考優遇」などと書かれているかを確かめると、早期選考につながる募集を見分けられます。
案内文に書かれていなくても、インターンの参加者にあとから早期選考の案内を送る企業もあります。
早期選考に呼ばれていなくても、本選考に不利になるわけではないので、焦って応募先を減らさないでください。
28卒・11月に締切がある冬インターン・早期選考
11月に締切がある28卒向けのインターンや説明会は、合同説明会を含めて、2026年10月18日時点で151社・160件公開されています。
そのうち、大手企業や早期選考につながる募集を中心に、次の表にまとめました。
早期選考や本選考の優遇につながる募集は数が少ないので、見つけたら締切を優先して確かめてください。
表の中から締切が近いものを1つ選び、今週のうちに応募してみてください。
| 締切 | 企業 | 内容 |
|---|---|---|
| 11月1日 | みんなの銀行 | 早期選考第2クール |
| 11月3日 | エスコン | 早期選考直結の説明会 |
| 11月3日 | 日本政策投資銀行 | 1DAY WORKSHOP |
| 11月6日 | パナソニック | OJTインターンシップ |
| 11月12日 | 三井住友信託銀行 | 冬2Daysプログラム |
| 11月15日 | 住友商事 | 1dayワークショップ |
| 11月15日 | イトーキ | 実践型インターン(本選考一次面接免除) |
| 11月17日 | 大和証券 | 資産コンサルタントコース5daysインターン |
| 11月23日 | サントリー | サプライチェーンコースのインターン |
| 11月30日 | オプト | 早期選考直結の実践型1dayインターン |
(情報ソース:各社の採用ページ・就活サイトの募集情報をもとに編集部が集計。2026年10月18日時点)
締切や内容は変わることがあるので、応募する前に必ず各社の採用ページで確かめてください。
表から応募先を選ぶときの考え方
表から応募先を選ぶときは、まず締切が近いものと、自分のルートに合うものを優先します。
大手も狙うルートなら金融やメーカーの冬インターン、3年のうちに終えたいルートなら早期選考と書かれた募集が候補です。
普通の企業でいいルートなら、表の企業にこだわらず、合同説明会で出会った企業の説明会を優先してかまいません。
迷ったら、1dayのワークショップや説明会のように、選考がない、または軽いものから1つ申し込むと動き出しやすくなります。
1つ参加すると、企業の雰囲気や選考の様子がつかめて、次の応募先も決めやすくなります。
参加した後は、良かった点と気になった点をメモに残しておくと、応募先を比べるときの材料になります。
表に載せていない企業を含めた締切の一覧は、次の締切カレンダーで毎日更新しています。
大学3年の11月にやること10選
大学3年の11月にやることは、締切がある応募を先に進めながら、ESや面接の準備を同時に進めることです。
11月から始める人は時間が限られるので、締切に関わることから順番に並べました。
1から3は今週中、4から7は11月の前半、8から10は11月の後半を目安にすると、11月のうちに10個すべてに手を付けられます。
どれも完璧を目指さず、手を付けたことを1つずつ増やしていくことが、11月から始める人の進め方です。
10個を全部同時に始める必要はなく、上から順に1つずつ手を付けてください。
1. 気になる企業の締切を一覧にする
11月に最初にやることは、気になる企業の冬インターンや説明会の締切を一覧にすることです。
締切を知らないまま準備を始めると、気づいたときには応募が終わっていることがあるためです。
一覧には、企業名、締切日、内容、選考の有無の4つを書いておくと、優先順位を付けやすくなります。
スマートフォンのカレンダーに締切を入れておくと、見落としを防げます。
気になる企業がまだない人は、この記事の締切の表や締切カレンダーから、名前を聞いたことがある企業を5社ほど選ぶところから始めてかまいません。
一覧はスプレッドシートやメモアプリなど、スマートフォンですぐに見られる形で作っておくと、移動中にも確かめられます。
一覧は一度作って終わりではなく、新しい募集を見つけるたびに書き足していきます。
2. 締切が近い冬インターンに1社応募する
締切の一覧ができたら、締切が近い冬インターンに1社応募してください。
実際に応募すると、ESで聞かれることやWebテストの形式が分かり、準備の中身がはっきりするためです。
最初の1社は、第一志望でなくてもかまいません。
応募フォームを1回埋めるだけでも、自己PRやガクチカを短くまとめる練習になります。
応募のときに書いた文章は、あとで見返せるように保存しておくと、次の企業のESを書くときに使い回せます。
応募フォームにWebテストの受検が含まれている場合は、受検の期限も締切の一覧に書き足しておきます。
1社に応募すると、次に何を準備すればいいかが具体的に見えてきます。
結果が出るまで待たずに、2社目、3社目の応募も続けていきます。
3. 自分のルートを決める
応募と並行して、この記事で紹介した3つのルートのどれで進めるかを決めます。
ルートが決まると、どの企業に応募するか、どの準備に時間をかけるかが決まるためです。
たとえば、大手も狙うならWebテストの練習を厚くし、3年のうちに終えたいなら早期選考につながる募集を優先して探します。
迷う場合は、大手も狙うルートを選んでおくと、あとから普通の企業やベンチャー企業を足すことができます。
反対に、最初から応募先を絞りすぎると、あとで大手を受けたくなったときに準備が間に合わないことがあります。
決めたルートは、締切の一覧の一番上にメモしておくと、応募先を選ぶときにぶれにくくなります。
ルートは途中で変えてもよいので、今の時点の希望で1つ選んでください。
4. 自己分析はESで使う3つに絞る
11月から始める人の自己分析は、ESで必ず聞かれるガクチカ、自己PR、就活の軸の3つに絞ってください。
ガクチカとは、学生時代に力を入れたことの略で、ESや面接でほぼ必ず聞かれる質問です。
自己分析に時間をかけすぎると、応募の締切に間に合わなくなるためです。
3つそれぞれについて、エピソードを1つずつ決めておけば、多くのESに対応できます。
エピソードは、アルバイト、サークル、ゼミ、授業など、身近な経験で十分です。
大きな実績がなくても、自分なりに考えて工夫したことがあれば、ESや面接で十分に伝えられます。
就活の軸とは、企業を選ぶときに自分が大切にしたい条件のことで、仕事内容や働き方などから2つか3つ決めておきます。
エピソードごとに、取り組んだ理由、工夫したこと、結果の3点をメモにまとめておくと、ESにも面接にも使えます。
5. ESの基本の文章を作る
自己分析で決めた3つのエピソードをもとに、ESの基本の文章を作ります。
ESとは、エントリーシートの略で、企業に応募するときに提出する、自己PRや志望動機などを書く書類です。
基本の文章を200字、400字の2種類で用意しておくと、企業ごとの文字数に合わせて調整するだけで済みます。
書き出しは「私が学生時代に力を入れたことは〇〇です」のように結論から始めると、読む人に伝わりやすくなります。
1つの文章を長くするより、結論、理由、具体例、学んだことの順に短くまとめるほうが、読む人に伝わります。
書いた文章は、キャリアセンターや友人に読んでもらい、伝わりにくいところを直してください。
冬インターンのESで書いた文章は、3月以降の本選考でもそのまま土台として使えます。
6. Webテストの練習を始める
Webテストは、11月のうちに練習を始めておきたい準備です。
Webテストとは、ESと一緒に受けることが多い、言語や計算などの能力を測るテストで、SPIや玉手箱などの種類があります。
冬インターンでもWebテストを課す企業があり、点数が足りないとESの内容を見てもらえないことがあります。
問題集を1冊決めて、毎日少しずつ解くほうが、直前にまとめて解くより点数が安定します。
どの種類のテストが出るかは企業によって違うので、応募する企業の案内でテストの種類を確かめてから練習する問題集を選びます。
練習で間違えた問題は、解き方を確かめてからもう一度解くと、本番で同じ問題に強くなります。
迷ったら、言語と計算の基本問題から始めると、どの種類のテストにも応用しやすくなります。
7. 業界を広げて調べる
業界研究は、興味のある業界に加えて、関わりのある業界まで広げて調べてください。
たとえば金融に興味があるなら、銀行だけでなく、証券、保険、IT企業の金融サービスまで見ると応募先が増えます。
1つの業界に絞りすぎなければ、応募先が足りなくなるのを防げます。
業界研究とは、業界ごとの仕事の流れ、代表的な企業、働き方の違いを調べて、自分に合う業界を見つけることです。
業界ごとの代表的な企業と仕事内容を、それぞれ数社ずつメモしておくと、説明会で話を聞くときに比べやすくなります。
業界の全体像は、業界地図などの本や、企業の採用ページの仕事紹介を使うと短い時間でつかめます。
興味が持てない業界があっても、それが分かったこと自体が、応募先を決めるときの判断材料になります。
8. 説明会・合同説明会に参加する
業界を広げて調べたら、説明会や合同説明会に参加して、企業の話を直接聞きます。
説明会では、採用ページに載っていない仕事の様子や、社員の雰囲気が分かるためです。
11月は全国で合同説明会が開かれるので、近くの会場やオンラインの回を探してみてください。
合同説明会では、知っている企業だけでなく、知らない企業のブースにも1つは立ち寄ると、応募先の幅が広がります。
説明会の最後に質問の時間があれば、仕事の大変なところや、入社1年目の働き方を聞いてみると、ほかの学生と差がつく志望動機の材料になります。
オンラインの説明会なら、移動の時間がかからないので、1日に複数の企業の話を聞くこともできます。
説明会で聞いた話は、その日のうちにメモに残しておくと、ESの志望動機を書くときに役立ちます。
9. OB・OG訪問や座談会で話を聞く
志望度が高い企業があれば、OB・OG訪問や社員との座談会で話を聞いてみてください。
OB・OG訪問とは、志望する企業で働く大学の先輩などに会って、仕事や職場の話を聞くことです。
11月締切の一覧にも、社員との座談会を開く企業が含まれています。
聞きたいことを3つほど決めてから参加すると、短い時間でも志望動機に使える話を聞けます。
OB・OGを探すときは、大学のキャリアセンターの名簿や、ゼミやサークルの先輩のつながりを使うと見つけやすくなります。
聞く内容は、仕事のやりがいと大変なところ、入社前と入社後の印象の違い、就活のときにしていた準備などがおすすめです。
話を聞いた後は、その日のうちにお礼の連絡をしておくと、次に相談したいときにも頼みやすくなります。
10. 面接の練習を始める
11月の最後には、面接の練習も始めておきます。
冬インターンや早期選考で面接がある企業もあり、12月以降に面接の機会が増えるためです。
まずは、1分で自己紹介をする、ガクチカを2分で話す、の2つを声に出して練習してください。
キャリアセンターの模擬面接を使うと、話し方の癖を客観的に指摘してもらえます。
1人で練習するときは、スマートフォンで自分の話す様子を録画して見返すと、話の長さや表情の固さに気づけます。
よく聞かれる質問は、自己紹介、ガクチカ、自己PR、志望動機の4つなので、まずはこの4つの答えを用意しておきます。
面接は回数を重ねるほど慣れるので、12月の面接より前に、少なくとも数回は声に出して練習しておいてください。
11月から3月のスケジュールと、1月から3月は遊べるか
11月から就活を始めても、1月から3月に遊ぶ時間は作れます。
年末年始やテストが終わった後など、就活の予定が入りにくい時期があるためです。
遊ぶ時間を残すには、月ごとに就活の比重を決めて、忙しい時期とゆとりのある時期を分けておくのがコツです。
11月から3月までの目安は、次の表のとおりです。
就活の比重が少なめの時期は、遊びや休みの予定を入れやすい時期です。
| 時期 | やること | 就活の比重 |
|---|---|---|
| 11月 | 締切の確認、冬インターンへの応募、ESとWebテストの準備 | 多め |
| 12月 | 冬インターンへの参加、面接の練習 | 多め |
| 年末年始 | 振り返りと応募先の整理 | 少なめ |
| 1月 | 大学のテスト、インターンへの参加 | 少なめ |
| 2月 | ESの完成、OB・OG訪問、早期選考 | ふつう |
| 3月 | 本選考へのエントリー、説明会 | 多め |
就活が忙しくなる時期
就活が忙しくなるのは、応募が重なる11月から12月と、本選考が始まる3月です。
11月と12月は冬インターンの応募と参加が続き、3月は広報活動の開始で多くの企業のエントリーが始まるためです。
この2つの時期は、遊びの予定を詰めすぎず、就活に使う日を先に確保しておいてください。
たとえば、週のうち決まった曜日を就活の日にしておくと、アルバイトや遊びの予定と重なりにくくなります。
12月は冬インターンの参加日が平日に入ることも多いので、授業やアルバイトの予定と早めに調整しておきます。
3月は説明会やエントリーの締切が重なるので、2月のうちにESの基本の文章を仕上げておくと、3月を乗り切りやすくなります。
忙しい時期に応募と準備を進めておくと、その後の1月と2月にゆとりが生まれます。
遊ぶ時間を作りやすい時期
遊ぶ時間を作りやすいのは、年末年始と、大学のテストが終わった後の時期です。
年末年始は企業の休業と重なりやすく、説明会やイベントが少なくなると考えられます。
テストが終わった後は授業がなくなるので、就活と遊びの両方に時間を使いやすくなります。
11月と12月に応募と準備を前倒ししておくほど、年末年始とテスト明けに気持ちよく遊べます。
旅行などの大きな予定を入れたいときは、応募の締切と面接の予定がない週を選んでください。
就活を休む期間を決めておくと、その前後で集中して取り組めるので、だらだらと就活が続くことも防げます。
遊ぶ予定を先にカレンダーに入れておくと、その日までに終わらせたい就活の目標も立てやすくなります。
12月から就活を始める人の進め方は、次の記事で紹介しています。
大学3年の11月で内定がない・早期選考に落ちた人へ
大学3年の11月の時点で内定がなくても、心配する必要はありません。
28卒の本選考は大学3年の3月以降に本格化するので、11月に内定を持っているのは早期選考を受けた一部の学生です。
早期選考に落ちた人も、本選考で同じ企業やほかの企業に応募する機会はこれから何度もあります。
11月に内定がないことより、応募をやめてしまうことのほうが、3月以降の結果に響きます。
今の時期に大事なのは内定の有無ではなく、3月までに選考に通る準備ができているかどうかです。
早期選考に落ちたあとの振り返り方
早期選考に落ちたら、どの段階で落ちたかを確かめて、その段階の準備をやり直してください。
ESで落ちたなら文章の分かりやすさ、Webテストなら問題の練習量、面接なら話し方と答えの中身を見直します。
選考を受けた直後に、聞かれた質問と自分の答えをメモしておくと、振り返りの材料になります。
面接で答えに詰まった質問があれば、答えを考え直して、次の面接までに声に出して練習しておきます。
どこが悪かったか分からないときは、キャリアセンターで模擬面接を受けて、第三者の意見をもらうのも有効です。
落ちた理由を1つ見つけて直すだけで、次の選考の結果は変わります。
早期選考で落ちても、本選考で同じ企業に応募できる場合があるので、募集要項を確かめてみてください。
応募先が少ない人の広げ方
応募先が少ないまま選考に落ちると、続けて応募する企業がなくなり、気持ちが沈みやすくなります。
応募先を広げるときは、今見ている業界と関わりのある業界、大手のグループ会社、ベンチャー企業の3つから探してください。
大手のグループ会社は、親会社と近い仕事に関われることが多く、大手を目指している人にとっても候補になります。
応募先が常に数社ある状態にしておくと、1社の結果に気持ちが振り回されにくくなります。
応募先を探しても見つからないときは、キャリアセンターや就活サービスに相談して、自分では探さなかった企業を紹介してもらうのも1つの方法です。
1人で悩む時間を減らすことが、11月から始める人の時間を守ることにもつながります。
11月から就活を始める人が気をつけたいこと
11月から就活を始める人が気をつけたいのは、周りと比べて焦りすぎないことと、準備が終わるのを待たずに応募することです。
焦って手当たり次第に応募したり、準備にこだわって応募が遅れたりすると、限られた時間がむだになるためです。
どちらも、自分のルートと締切の一覧を手元に置いておけば防げます。
ルートが決まっていれば周りの話に流されにくくなり、締切の一覧があれば応募が遅れていることにすぐ気づけるためです。
次の2つを意識するだけで、11月から始めた人でも落ち着いて就活を進められます。
周りと比べて応募先を決めない
周りの学生の内定や早期選考の話を聞いても、それに合わせて応募先を決めないでください。
人によって目指す企業もルートも違うので、ほかの人の進み具合は自分の進め方の参考にならないことが多いためです。
比べる相手は周りの学生ではなく、先週の自分にしてください。
応募した数や練習したWebテストの量など、自分が進めたことを週に1回振り返ると、焦りが小さくなります。
友人と情報を交換するときは、内定の数ではなく、締切や説明会の情報を共有すると、お互いの就活に役立ちます。
周りより遅れていると感じたときほど、自分のルートと締切の一覧を見直して、今週やることを1つ決めてください。
SNSで他の人の就活の様子を見て焦るときは、見る時間を決めておくのも1つの方法です。
準備が終わるのを待たずに応募する
準備が完璧になるのを待たずに、締切が来た企業から応募を始めてください。
11月から始める人が準備を終えてから応募しようとすると、冬インターンの締切が次々と過ぎてしまうためです。
ESもWebテストも、実際に応募して受けるほうが、何が足りないのかが早く分かります。
ESが7割ほどの出来でも、締切に間に合わせて出すほうが、締切を逃すよりも得られるものが多くなります。
出したESは、結果にかかわらず見直して、次の企業のESに生かしていきます。
Webテストも、本番で受けてみると、どの分野の問題に時間がかかるかが分かり、練習の重点を決めやすくなります。
応募しながら準備の足りないところを見つけて直すのが、結局は一番早い進め方です。
大学3年の11月の就活でよくある質問
大学3年の11月の就活について、よく聞かれる質問に答えます。
大手企業を狙えるか、何もしていなくても大丈夫か、大学4年の11月の人はどうすればいいかの3つです。
気になる質問から読んでください。
11月から始めて大手企業は狙えますか?
11月から始めても、大手企業を目指すことはできます。
政府の要請に沿う大手企業は、3月の広報活動の開始以降に本選考のエントリーを受け付けるためです。
大手企業は応募者が多いので、ESとWebテストの準備を11月から始めておくことが欠かせません。
大手の冬インターンにも応募して、選考の経験を積んでおきます。
冬インターンに参加できれば、その企業の仕事を知ったうえで本選考の志望動機を書けるので、ESの中身に深みが出ます。
大手だけに絞らず、中堅企業やベンチャー企業の選考も並行すると、面接に慣れた状態で大手の本選考に臨めます。
何もしていなくても本当に大丈夫ですか?
11月まで何もしていなくても、今から始めれば大丈夫です。
本選考のエントリーが始まる3月まで約4か月あり、この記事の10個を順に進めれば準備は間に合います。
まずは今日、気になる企業の締切を1つ調べるところから始めてください。
何もしていない期間に、アルバイトやサークルで頑張ったことがあれば、それはそのままガクチカの材料になります。
何もしていないと思っている人でも、振り返ると話せる経験は見つかります。
10月から就活を始める人の進め方は、次の記事にまとめています。
大学4年の11月の人はどうすればいいですか?
大学4年の11月で就活をしている人は、秋採用や通年採用をしている企業に応募してください。
大学4年の11月は、この記事で扱っている大学3年の11月とは状況が大きく違います。
卒業までの期間が短いので、すぐに応募できる企業を探すことを最優先にしてください。
秋採用とは、春から夏の採用で予定の人数に届かなかった企業などが、秋以降に行う採用のことです。
キャリアセンターには、大学に届いている求人が集まっていることもあるので、早めに相談してみてください。
ベンチャー企業の中には通年で採用している企業もあるので、応募先の候補に加えてみてください。
まとめ|大学3年の11月は締切を確かめて1社に応募することから
28卒の大学3年生なら、就活は11月から始めても間に合います。
広報活動が始まる3月まで約4か月あり、11月は冬インターンの締切と一部の早期選考が重なる時期です。
大手も狙う、普通の企業でいい、3年のうちに終えたいのどれかでルートを決め、締切の近い企業から応募を始めてください。
11月にやることは10個ありますが、締切の一覧づくりと1社への応募を最初に済ませれば、残りは応募と並行して進められます。
11月と12月に応募と準備を前倒ししておけば、年末年始やテスト明けには遊ぶ時間も作れます。
早期選考に落ちたり、内定がなかったりしても、3月以降の本選考で取り戻す機会は十分にあります。
まずは11月締切の表から1社を選び、今週のうちに応募してみてください。




