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- 自己PRについて
- 介護士について
- 介護士の自己PRの例文
- 介護士志望の就活生
- 自己PRをこれから作る人
- 例文を見て作成時に参考にしたい人
はじめに
介護士は大変なイメージがある仕事ですが、その分やりがいも非常に大きく、現代においては特に需要が高まっています。
なぜならば、少子高齢化が信じられないスピードで進んでいるからです。
とはいえ、福利厚生や給与など待遇の改善が見られる現代においては「適当に応募しても」受かるというわけではありません。
しっかりと質の高い自己PRを作成し、活躍できる人物であることを強調する必要があります。
ぜひ本記事の内容を参考にしてください。
【新卒介護士志望者の自己PR】そもそも自己PRとは
まず「自己PR」とは何なのかについて考えてみましょう。
自己PRとは自分の強みを述べ、その企業が自分を採用すべき理由や、自分がどのように貢献できるのかについて述べるものです。
これまでの経験に基づいて、自分がどのような能力を有しているかを説明し、その能力が就職後どのように還元されるのかを説明できると良いです。
【新卒介護士志望者の自己PR】介護士にはどんな仕事があるのか
続いて、介護士にはどのような業務があるのかについても理解を深めておきましょう。
介護士について調べている方はすでに理解できているかもしれませんが「まだ就活の選択肢に入れたばかり」という方は確認しておいてください。
介護士についてある程度理解できている方は、この項目は飛ばしても構いません。
食事介助
入浴介助
排泄介助
着替え介助
生活サポート
メンタルケア
レクリエーション
食事介助
食事介助は、利用者が安全で楽しい食事時間を過ごせるようサポートする重要な役割です。
利用者が持つ嚥下機能の状態を把握し、必要に応じて食材を細かく刻んだり、ペースト状にすることで、誤嚥のリスクを低減することが大切です。
また、食器の選定も重要で、持ちやすいグリップの付いたスプーンや、滑りにくい素材の皿を使用することで利用者の負担を軽減します。
食事介助は食べ物を提供するだけでなく、利用者の表情や食事の進行具合を観察しながら、適切に声をかけることで心理的なサポートにもなります。
利用者によっては時間がかかる場合もありますが、焦らせずにリラックスした雰囲気を作ることが大切です。
入浴介助
入浴介助は、利用者が安全で快適に入浴を楽しめるようサポートする介護士の重要な役割です。
高齢や障がいにより1人での入浴が難しい利用者に対して、体調や認知機能、入浴環境を考慮しながら行うケアが求められます。
例えば、足腰の筋力が弱い利用者には椅子に座った状態でのシャワー介助を提案したり、手すりを活用した移動の補助を行います。
入浴中は身体の清潔を保つだけでなく、利用者がリラックスしやすい雰囲気を作ることが重要です。
また、皮膚の状態を観察する絶好の機会でもあり、入浴中に肌荒れや傷などを発見した際には速やかに適切な対応ができる体制が必要です。
排泄介助
排泄介助は、利用者の尊厳を守りながら快適な生活を支える介護の中核的な役割です。
利用者がトイレを利用できる場合には誘導を行い、必要に応じてベッド上でおむつの交換を行います。
利用者の体調や生活環境に応じて対応を変えることが求められるため、常に柔軟な姿勢が必要です。
排泄介助には清潔さを保つことだけでなく、皮膚の状態をチェックする役割もあります。
例えば、おむつ交換の際に肌の赤みや炎症が見られた場合は速やかにケアを行い、必要であれば医療スタッフに連携を取ります。
また、利用者の自立を促すため、何でもかんでも全て代わりに行うのではなく、可能な範囲で自力での排泄をサポートすることも必要です。
着替え介助
着替え介助は、利用者が快適な生活を送るために欠かせないサポートの1つです。
衣服の着脱ができない、または困難な利用者に対して、身体状況や動作能力を考慮しながら、無理のない方法で支援を行います。
例えば、関節の可動域が制限されている利用者には衣服を広げた状態で手や足を通しやすいよう補助するなど、負担を軽減する工夫が求められます。
着替え介助の場面では利用者のプライバシーを守ることが最優先です。
カーテンやブラインドで周囲の目を遮り、利用者が安心して着替えられる環境を整えることが大切です。
また、気温や季節に応じた衣類を選び、利用者の体調を守る配慮も求められます。
生活サポート
介護士の業務には、掃除や洗濯、買い物などの日常生活を支える生活サポートも含まれます。
特に訪問介護では利用者の自宅で生活援助を行いながら、残存能力を引き出すケアが求められます。
例えば、洗濯物を畳む際に利用者と一緒に行うことで、手先の運動を促しながら自立を支援することが可能です。
生活サポートでは利用者の生活リズムやペースを尊重しながら進めることが重要です。
掃除や片付けを急がせたり、利用者の意向を無視して進めたりすると、ストレスや不安を与える原因となります。
利用者の好みに合わせた対応を心がけた、細やかな配慮が必要です。
また、生活サポートを通じて利用者の健康状態や生活環境を観察することも介護士の大切な役割です。
例えば、普段と異なる行動や様子が見られた場合には適切な対応を迅速に取ることが求められます。
メンタルケア
介護士は、利用者の身体だけでなく、心のケアを行う役割も担います。
高齢や障がい、疾患を抱える利用者の中にはストレスや孤独感を感じている方も多く、その心情に寄り添う姿勢が求められます。
特に認知症を患う利用者には「以前できていたことが1人ではできなくなった」「家族と離れて暮らすことになってしまった」という喪失感からくる不安を抱える方も多いです。
メンタルケアでは利用者の表情や言葉にならないサインを敏感に察知し、適切な対応を行うことが重要です。
例えば、利用者が何かを伝えたがっている様子を見せた場合、その気持ちに耳を傾け、共感の姿勢を示すことで信頼関係を築けます。
レクリエーション
レクリエーション活動は、利用者の生活に楽しみや活力をもたらす重要な仕事です。
利用者の好みや能力に応じて、個別に行う書道や絵画、集団で楽しむカラオケやゲームなど、多様なプログラムを企画します。
例えば、身体を動かすレクリエーションを取り入れれば、ストレス解消やリフレッシュだけでなく、運動不足の解消やリハビリ効果も得られます。
レクリエーションでは利用者が楽しみながら参加できるよう工夫することが大切です。
一方的に活動を押し付けるのではなく、利用者自身が興味を持つ内容を選び、自発的に取り組める環境を整える必要があります。
また、集団活動では他の利用者とのコミュニケーションが生まれるため、孤独感の軽減や心の活性化にも繋がります。
【新卒介護士志望者の自己PR】介護士に向いている人
続いて、介護士に向いている人にはどのような特徴があるのかについても理解を深めておきましょう。
介護士を目指して就活を始めたものの、自分が向いているかどうか判断できなければ、不安なまま就活を進めることになってしまいます。
以下の4つの点のうち、自分にはいくつ当てはまるか確認してみてください。
思いやりがある人
周囲への配慮ができる人
前向きな考え方の人
着替え介助
向上心がある人
思いやりがある人
介護職において最も重要な資質の1つが、思いやりを持って利用者と接する姿勢です。
利用者は身体的な制約や心の不安を抱えていることが多く、介護士はその気持ちに寄り添い、安心感を与える対応が求められます。
例えば、利用者が食事中にスプーンをうまく使えない場合、ただ補助するだけではなく、利用者の気持ちに寄り添い「どの方法が一番安心して食事を楽しめるか」を一緒に考えることが大切です。
利用者の要望を正確に理解し、それに応じたケアを行うことこそ、信頼関係を築く第一歩です。
思いやりのある人は相手の表情や言葉に出ないサインを見逃さず、利用者が抱えている小さな不安にも気づく力を持っています。
また、介護は身体的な支援だけでなく、心理的なサポートも含まれるため、相手の立場を尊重しながら接する姿勢が不可欠です。
周囲への配慮ができる人
介護現場では、周囲への配慮が非常に重要です。
利用者の安全を守るためには細やかな注意を払い、小さな変化や危険を見逃さない配慮は必須なのです。
例えば、利用者が車椅子に座っている際、姿勢が崩れたままだと体に負担がかかり、床ずれや筋肉の緊張につながってしまいます。
このような場面で適切に姿勢を直すことで、利用者の安全と快適さを確保できます。
さらに、食事介助の際には飲み込みがスムーズに行えるか、食事形態が適切であるかなどを常に確認する必要があります。
周囲への配慮ができる人はこれらのポイントを意識しながら利用者に目を配り、事故を未然に防ぐことが可能です。
前向きな考え方の人
介護の仕事では、前向きな考え方を持つことが大切です。
利用者の中には精神的に不安定な状態にある方や障害、病気などによりコミュニケーションが難しい方もいます。
時には介護職員に対して攻撃的な態度を取る利用者に対応する場面もありますが、そのような状況を「成長のための経験」「今はまだ警戒されているだけ」などと捉えられる姿勢が求められます。
例えば、利用者から暴言を吐かれても、それを個人攻撃と受け取るのではなく「相手が自分を試している」「関係を改善したら、こんなこともあったねと笑えるようにしよう」と考えることで、ストレスをあまり感じずに対応できます。
向上心がある人
介護士として働く上で、向上心を持つことは不可欠です。
利用者の身体的な状態や障がいの程度には個人差があり、それに応じた適切なケアを提供するためには常に新しい知識やスキルを学ぶ姿勢が求められます。
例えば、新しい介護機器や技術が導入された場合、それを積極的に学び、現場で活用することで利用者の負担を軽減し、効率的なケアが可能になります。
さらに、向上心のある人は自分の成長だけでなく、チーム全体のスキル向上にも貢献することも可能です。
勉強会や研修に積極的に参加し、その知識を共有することで、介護現場全体の質を高められるでしょう。
【新卒介護士志望者の自己PR】企業が自己PRで見ているポイント
続いて、企業が自己PRでどのようなポイントを見ているのかについても確認しておきましょう。
以下の2点はどのような企業の採用担当者であっても確認している可能性が高い要素です。
これらのポイントが必ず伝わるような自己PRを作成しましょう。
自社で活躍できるかどうか
企業が自己PRで注目する最も重要なポイントの1つは、就活生が自社で活躍できるかどうかです。
自己PRで述べる強みが企業の業務や目標にどのように役立つかを具体的に説明することで、採用担当者はあなたが活躍する姿をイメージしやすくなります。
例えば、あなたが「問題解決力」を強みとしてアピールする場合、その能力が応募先企業の課題解決にどう寄与するかを具体的なエピソードと共に伝えることが必要です。
この観点を考慮する際にはまず企業研究を徹底することが大切です。
企業の業務内容やミッション、求める人物像を把握し、その上で自分の強みをどう活かせるかを考えましょう。
どんな人柄であるか
企業が自己PRを通じて評価するもう1つの重要なポイントは人柄です。
強みを裏付けるエピソードや表現を通じて、どのような価値観や行動特性を持っているかを伝えることが求められます。
企業はどれだけ優れたスキルを持っていても、人柄が社風やチームに合わなければ採用後にミスマッチが生じる可能性があるため、人柄を重視する傾向があります。
自己PRで人柄をアピールする際には「強み」だけでなく、その強みが「どのように生まれたのか」や「それを発揮した際に周囲からどのような評価を得たのか」を具体的に述べると良いです。
例えば「協調性」をアピールする場合、チームで目標を達成した経験を語り、あなたがどのように周囲をサポートし、信頼関係を築いたかを詳しく説明することで、人柄が具体的に伝わります。
【新卒介護士志望者の自己PR】自己PRの基本構成
続いて、自己PRの基本的な構成について紹介します。
この構成は介護士を目指す人以外でも、どのような場合でも汎用的に活用できるものです。
したがって、複数の業界を併願している方や、まだ就活を始めたばかりという方でも覚えておいて損はありません。
ぜひこの記事で、自分の頭の中に叩き込んでしまいましょう。
強み
発揮したエピソードの概要
課題・状況
行動
成果
仕事でどう活かすか
強み
自己PRを作成する際、最初に述べるべきは自分の強みです。
強みを端的に伝えることで、採用担当者があなたの自己PRの核を一目で理解できるようになります。
「私の強みは〇〇です」と明確に示すことで、文章全体の方向性が定まり、読み手が興味を持ってくれます。
例えば「私の強みは目標に向かって計画的に取り組む力です」と述べた場合、その後の説明もスムーズに進みます。
結論を後回しにしてしまうと、何を伝えたいのかが不明瞭な印象を与えかねません。
強みを最初に述べることで、採用担当者は「この人のアピールポイントは何か」をすぐに把握でき、その後の内容をスムーズに理解できます。
発揮したエピソードの概要
強みを述べた後、それがどのように発揮されたかを具体的なエピソードで説明します。
強みを裏付ける事実を示し、自己PRに信頼性と説得力を持たせましょう。
例えば「目標に向かって計画的に取り組む力」を強みとして挙げた場合、大学のゼミ活動やアルバイトでどのようにその力を発揮したかを述べることで、採用担当者が実際の状況を想像しやすくなります。
このエピソードを述べる際には具体性を重視し、数字やデータを取り入れると説得力が増します。
「5人のメンバーをまとめ、発表準備の期間を1週間短縮しました」など具体的な成果を交えることで、採用担当者にあなたの行動力や優秀さをイメージさせることができます。
課題・状況
強みが発揮された場面を語る際は、課題や状況を詳しく説明することも重要です。
例えば「研究発表の準備期間が短く、メンバー全員が多忙だったため、スケジュール管理がうまく進みませんでした」という背景を示すと、行動の価値が際立ちます。
課題を説明する際には状況の困難さを強調することが効果的です。
「これほどの困難をどのように乗り越えたか」という視点を持つことで、採用担当者が興味を持ちやすくなります。
課題が明確であるほど、その後の行動や成果が印象深く伝わるでしょう。
行動
課題や状況を述べた後、あなたが取った行動を具体的に説明します。
自分がどのようなアプローチを行い、課題を解決したのかを詳しく伝えましょう。
例えば「メンバーのスケジュールを調整し、進捗状況を共有することで効率的な作業環境を作りました」といった形で、実際の行動を明確に述べます。
行動を説明する際には「なぜその方法を選んだのか」という意図を含めることで、採用担当者に判断力や思考力、思考のメカニズムを伝えることができます。
また、行動が他の応募者と差別化される独自の工夫を含んでいると、より印象に残りやすいでしょう。
成果
行動の結果としてどのような成果が得られたのかを述べます。
成果を具体的に説明することで、あなたの取り組みがどれだけ効果的だったのかを証明できるからです。
例えば「提案したスケジュール管理方法により、発表準備が1週間早まり、全員が安心して当日に臨めました」といった形で成果を示すと、行動の結果が明確に伝わります。
また、この際可能であれば数字や他者の評価を交えると説得力が増します。
「メンバーから感謝され、教授からも高い評価を受けました」などの言葉を加えると、あなたの業績は第三者から見ても賞賛に値するものであったと伝わるでしょう。
仕事でどう活かすか
最後に、述べた強みを仕事でどのように活かせるのかを明確に説明します。
あなたが企業の中でどのように貢献できるのかを具体的にイメージさせて締めましょう。
例えば「計画的に物事を進める力を活かし、貴社のプロジェクト進行をスムーズにする役割を担いたいと考えています」と述べると、強みが企業の業務に直結することを伝えられます。
応募先の企業が求めるスキルや価値観を意識し、それに応じた貢献方法を述べることが重要です。
この部分があまりうまく書けない場合は、再度、企業研究に立ち返っても良いでしょう。
入社後のビジョンを具体的に語り、あなたが活躍しているイメージができるような締めくくりをすることが大切です。
【新卒介護士志望者の自己PR】自己PR作成で意識するポイント
続いて、自己PR作成の際に意識しなければならないポイントについて紹介します。
以下の3点を意識した上で自己PRを作成すれば、どのような企業を受ける際にも魅力的な印象を持ってもらえる質の高い自己PRが出来上がります。
ぜひ以下の3つを満たした自己PRができたかどうか、完成した後にもチェックしてみてください。
就職後に活かせる強みを述べる
述べる強みが応募職種で、どのように活かせるかを具体的に説明することは非常に重要です。
介護士を目指す場合、自分の強みが利用者の生活を支える介護業務やチームでの連携にどのように役立つかを明確に伝えることで、採用担当者に強い印象を与えられます。
例えば「利用者一人ひとりに寄り添うコミュニケーション能力」をアピールする場合、そのスキルがどのような場面で発揮され、結果的にどのような効果を生んだのかを具体的に説明する必要があります。
また、就職後に強みをどう活かすかを述べる際には応募先の企業がどのような人材を求めているかを理解することが重要です。
企業の理念やサービス方針に照らし合わせて、自分のスキルや特性がその環境にマッチしていることを伝えることで、採用担当者に「この人にぜひ働いてもらいたい」と思わせることができます。
伝えたいことを明確にする
伝えたいことを明確にすることも必須です。
自己PRの主旨がはっきりしないと、採用担当者に自分の強みや特性を正確に伝えられず、好印象を与えることが難しくなります。
結論ファーストで文章を構成することで、採用担当者に「この人が伝えたいことは何か」を理解してもらえます。
「結局、その強みは仕事でどのように活かすのですか?」と聞かれないような、明確でわかりやすい回答を心がけましょう。
エピソードの解像度を上げる
エピソードを述べる際、その内容の解像度を上げることも重要です。
具体性のない説明では採用担当者に自分の経験や成果を十分に伝えることができません。
例えば「チームで協力してプロジェクトを成功させました」というだけでは「具体的に何をしたのか」「どのように貢献したのか」が分かりません。
このような曖昧な説明では魅力が伝わらないだけでなく、採用担当者に「説明が下手だな」と思われてしまいます。
解像度を上げるためには、エピソードの詳細を具体的に述べる必要があります。
例えば「5人のチームメンバーをまとめ、役割分担を決めた結果、作業が効率化し、予定より2週間早くプロジェクトを完了させました」といった形で、数字やデータを盛り込むことで、エピソードに説得力を持たせましょう。
【新卒介護士志望者の自己PR】介護士の自己PRの例文を紹介
続いて、自分の強み別に介護士の自己PRの例文を紹介します。
ここまで紹介してきたコツや構成を踏まえた上で作成しているため、すべての例文が参考になるはずです。
あなたがアピールしたいと思っている能力を強調している例文だけでなく、他の例文も時間があれば参考にしてみてください。
例文1:思いやり
大学時代、介護施設でのボランティア活動では利用者の方が抱える不安や孤独感に気づき、それに寄り添う対応を心がけました。
私が担当した認知症を患う高齢の方は日常の中で混乱しやすく、決まって夕方に苛立ちを見せていました。
そこで私はその方が安心できる方法を探るために普段の行動や会話を丁寧に観察しました。
その結果、懐かしい話題や好きな音楽が気持ちを和らげることがわかり、積極的にそれらを取り入れた会話や活動を提案しました。
その方の表情が次第に穏やかになり、施設内のスタッフからも「以前より落ち着いている」と褒められました。
この経験を通じて、思いやりが利用者の生活の質を向上させる重要な要素であることを実感しました。
入社後はこの思いやりの心を活かし、利用者一人ひとりに寄り添ったケアを提供する所存です。
例文2:気配り力
大学の実習で介護施設に伺った際、利用者やスタッフとの関係を円滑に進めるため、常に周囲に目を配ることを意識しました。
例えば、ある利用者が食事中に表情が曇りがちで、食事を進める様子がないときは、何気ない会話を通じて原因を探りました。
その結果、座っている椅子がいつもと異なり、座り心地が悪かったことがわかり、別の椅子に座っていただいたところ、問題なく食事をとってくれました。
また、この対応を見ていたスタッフからも「細かいところに気づける」との言葉をいただきました。
入社後はこの気配り力を活かして、利用者がより快適に過ごせる環境を提供する所存です。
さらに、チーム全体で連携し、細やかなサポートが行き届くよう取り組みます。
例文3:切り替えができる
大学の実習中、認知症の利用者が突然混乱し、大声を上げた際も、慌てるのではなく、一度深呼吸をして、冷静に対応しました。
他の利用者に影響が出ないよう配慮しつつ、柔らかい声で話しかけ、いつも聞き慣れている音楽を流したことで、数分後にはその方も落ち着きました。
その後、スタッフと連携し、同様の事態に備えた対応策を共有しました。
この経験から、介護現場では状況に応じた柔軟な対応力と冷静さが必要であると痛感しました。
入社後はこの切り替え力を活かして、利用者が安心して過ごせる空間を提供する所存です。
また、常に自分自身の対応力を磨くことを心がけ、チーム全体のスキル向上にも貢献したいと考えています。
例文4:向上心がある
大学時代、介護に関する講座や研修に積極的に参加しました。
例えば、実習中に参加した研修では最新の介護機器の使用方法について学びました。
その後、施設内でその機器が導入された際には積極的に使い方をスタッフに共有し、利用者への効果的な活用方法を提案しました。
この取り組みを通じて、スタッフ間での活用が広がり、利用者からも「より安全に過ごせるようになった」と喜んでいただけました。
入社後は最新の知識や技術を取り入れながら、利用者に最適なケアを提供する所存です。
また、学んだことを周囲と共有し、チーム全体の成長をサポートしていきたいと考えています。
【新卒介護士志望者の自己PR】就活エージェントを利用しよう
ここまで自己PRの詳しい方法や介護士の業務内容などについて紹介してきましたが、一人で完璧な自己PRを作成できる人はなかなかいないはずです。
そこでおすすめなのは、就活エージェントを利用することです。
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まとめ
今回は介護士を目指している人のために、自己PRのおすすめの構成や介護士の主な業務内容、自己PRの例文などを紹介しました。
介護士は現代において最もやりがいのある仕事の1つであり、将来の日本を背負って立つ存在になれる可能性を秘めている仕事です。
ぜひ本記事で紹介した内容を踏まえた上で、質の高い自己PRを作成し、第一志望の内定を獲得してください。



