【例文付き】未経験からマーケティング職へ!自己PRのコツと未経験者に企業が求めるポイントを紹介

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はじめに

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マーケティングの仕事は消費者や企業のニーズを調査したり、時代の流れをキャッチアップしたり、先取りしながら分析ができ、自社の商品開発やサービスの拡大をはじめ、他社への提案などもできて、面白そう、やりがいがありそうと感じませんか。

そんな思いから、転職を希望する方もいるかもしれません。

未経験からマーケティング職へ転職したい時、どのような自己PRをすれば内定が得られるのか、自己PRのコツと未経験者に企業が求めるポイントを例文付きでご紹介します。

【マーケティング未経験者の自己PR】マーケティング未経験者の採用の際に企業が求めているポイントとは

自己PRは書類選考や面接で、採用したいと思わせるかのカギを握るものです。

マーケティング未経験者の自己PRで、どのようなことをアピールすればいいかを考えるには、マーケティング未経験者の採用の際に企業が求めているポイントについて把握しておくことが求められます。

マーケティング未経験者の採用の際に企業が求めているポイントは、自社で活躍できそうか、マーケティング職としてのポテンシャルはあるかです。

2つのポイントを詳しく見ていきましょう。

自社で活躍できそうか

マーケティング未経験者の採用の際に企業が求めているポイントとは、自社で活躍できそうか、自社と相性がよいかです。

つまり、自社にマッチする人物かは重要なチェックポイントになります。 自社の働き方や、独自の文化や社風などをはじめ、マーケティング部署の雰囲気に合うかが見られているのです。

中途採用にもコストがかかっており、すぐに転職されてしまうと企業にとっても損失になります。

いかにマーケティングの知識やスキル、経験などがあったとしても、やっぱり違うとすぐに他社に転職されてしまっては意味がありません。

自社に合わず、能力が発揮できないというケースもあります。

そのため、まずは自己PRを通じて、自社に合う人物かがチェックされます。

マーケティング職としてのポテンシャルはあるか

マーケティング未経験者の採用の際に企業が求めているポイントの2つ目は、マーケティング職としてのポテンシャルはあるかです。

未経験の場合、伸びしろがあるかを見られていることが多くなります。

単純すぎると思われるかもしれませんが、年齢が若ければ、伸びしろがあると判断されやすいです。

一方で、マーケティング職に求められる力を持っている人もポテンシャルを見込んでもらいやすくなります。

マーケティング職にはどのような能力や考え方、行動などが求められるかを理解し、自己PRで、マーケティング職に向いていると思わせる強みやエピソードをアピールできるようにしましょう。

【マーケティング未経験者の自己PR】マーケティング職に求められる能力とは

未経験の応募者が自己PRで見られているのは、マーケティング職としてのポテンシャルです。

ポテンシャルがあるかは、マーケティング職に求められる能力を持っているかで判断されます。

マーケティング職に求められる能力とは、論理的思考力、折衝力・周囲を巻き込む力、情報分析力、トレンドへの感度の高さです。

それぞれ確認しておきましょう。 論理的思考力とは、感覚ではなくロジックを組み立てて仮説を立てられるかです。

消費者へのアンケート調査や、トレンドになっている現象や商品など数値データや実態を適切に評価できることが大切になります。

折衝力・周囲を巻き込む力とは、他部署との連携ができるかです。

マーケティング部門は企画開発部門や製造部門、営業部門や役員などとも大きく関わりがあるので、折衝や連携ができる能力も欠かせません。

情報分析力とは、データから仮説を立てる能力です。

トレンドへの感度の高さは、ユーザーのニーズを読み取ることができる能力です。

自己PRにはすべてを並べたてる必要はありません。

いずれか一つ、自分の強みとしてアピールできるものがないか考えましょう。

【マーケティング未経験者の自己PR】マーケティング未経験者の自己PRのコツ

マーケティング未経験者が自己PRの際にアピールすべき強みが理解できたところで、それをどのようにアピールすれば、企業の選考者に伝わるのかも知っておかなくてはなりません。

ただ、「私には論理的思考力があります。」といっても、マーケティング職としてのポテンシャルは評価してもらえません。

マーケティング未経験者の自己PRのコツは、マーケターに求められる素質・能力があることをアピールすること、そして、具体的なエピソード・数字を用いることです。

詳しくコツを見ていきましょう。

マーケターに求められる素質・能力があることをアピールする

マーケティング未経験者の自己PRする際のコツ・1つ目は、マーケターに求められる素質・能力があることをアピールすることです。

経験はなくとも、業務に必要な能力があることをアピールすることで、マーケティング職への適性や伸びしろを示すことができます。

これまでの経験において、論理的思考力や折衝力・周囲を巻き込む力、情報分析力、トレンドへの感度の高さなどを発揮できた経験はありませんか。

仕事だけでなく、プライベートでも構いません。

たとえば、トレンドへの感度が高いことは、SNSでフォロワーがついているといった点でも語れます。

もちろん、前職の経験で素質や能力を発揮できたと思える経験があれば、それをアピールポイントにしましょう。

具体的なエピソード・数字を用いる

マーケティング未経験者の自己PRする際のコツ・2つ目は、具体的なエピソード・数字を用いることです。

ただ、こんな能力があると伝えても、本当にそうなのか、口先だけではないかと思われかねません。

具体的なエピソードを数字とともに用いることで、能力があることの裏付けになります。

アピールしたい素質や能力について、前職などの経験において、発揮できたエピソードを探しだしましょう。

できれば、なんらかの問題に直面し、それを解決するために素質や能力を発揮できて解決できたエピソードがベストです。

そして、問題が生じた時点と、解決したあとに、こんなに違いが出たという結果を数値などの具体的なデータを用いて伝えられると、裏付けにつながります。

【マーケティング未経験者の自己PR】自己PRの例文を紹介

マーケティング未経験者の自己PRのコツである、マーケターに求められる素質・能力があることをアピールすること、具体的なエピソード・数字を用いることをふまえた、マーケティング未経験者の自己PRの例文を3つご紹介します。

「不動産営業×ニーズ把握力」の例文は不動産営業からの転職、「販売職×トレンドへの感度」の例文は販売職からの転職、「人事×折衝力」の例文は人事部で仕事をしていた人の転職事例の例文です。

例文①不動産営業×ニーズ把握力

「私の強みは、顧客のニーズの把握力です。

前職では、マンション販売の不動産営業をしておりました。

平均5,000万円前後の新築物件を扱っていたため、安い買い物ではなく、複数の他社の新築物件と比較する顧客がほとんどです。
モデルルームに訪れても、他社の物件に決めてしまう顧客が10組中8組という状況に追い込まれました。

それまでは、自社の物件のいいところばかりをアピールしていましたが、1組ごとの顧客から丁寧なヒアリングを行い、顧客のニーズを引き出し、理解するかを重視しするようにしました。
その結果、10組訪れた顧客のうち、6組が勧めた物件に決めてくれ、営業成績が15名中12位から、3位へアップできたのです。

この経験を消費者などマーケティング対象者に活かし、調査データからニーズを的確に把握して、分析に活かしたいと考えています。」

不動産営業で、どのような形でニーズ把握力を発揮したのか、その結果、どのような成果が出せたのかが、具体的な数値とともにアピールできています。

個々の顧客から、マーケティング対象のニーズ把握に活かしたいことを伝えているのもポイントです。

例文②販売職×トレンドへの感度

「私の強みはトレンドへの感度に優れている点です。

私はアパレルショップの販売職として、学生時代のアルバイト3年間と就職してから5年の8年間の経験を持ちます。
売り上げのノルマがあるのですが、アルバイトの2年目から、常に成績トップを走り続けてきました。

私が勤めていたショップは1スタッフあたりの一日平均売上額は5万円、店長でも8万円でしたが、常に10万円前後の売り上げを出していました。
20代前半向けのショップで、トレンドをキャッチしたデザインの服が並ぶわけですが、さらにどう組み合わせるかを提案していたからです。

そのためにターゲット層のSNSをチェックしたり、電車の中での観察や、大学のキャンパス近くを歩いてみたりして、実際のトレンドをリサーチしていました。

トレンドの感度をマーケティングに活かし、ターゲットのニーズを深読みできる力を発揮していきたいです。」

トレンドの感度というのは、主観的になりがちですが、どのようにトレンドをキャッチアップしたのかの具体的エピソードや、それによって売り上げで成果を出した具体的な数値がアピールされています。

例文③人事×折衝力

「私の強みは、他部署との折衝力です。

前職では人事部に所属し、新卒や中途採用者の配属や既存の社員の配置転換を担当していました。
部署ごとに必要な人員の過不足をなくせるよう、人数のバランスを調整しながら、一人ひとりの能力評価に基づき、適材適所を行うのが役割です。

ですが、実際には人手が足りないから異動は困るという部署、人材が足りないから、優秀な人材を回してほしいという部署があり、なかなか思うように進まない側面もありました。

それぞれのニーズと現場の状況を自ら部署に出向いて調査し、有能な人材を他部署に異動させる代わりに、即戦力となる中途採用者を配属させるという方法で折衝を行い、まとまらなかった3案件で成果を上げてきました。

社内の折衝力には自信があるので、転職後も他部署との調整や連携で力を発揮していきたいです。」

折衝力について、具体的なエピソードを挙げてアピールできています。

人事における問題をもう少し簡潔に前面に表し、解決前と解決後をより具体的な数値で比較できるとよいでしょう。

まとめ

マーケティング未経験者の採用の際に企業が求めているポイントとは、自社で活躍できそうか、マーケティング職としてのポテンシャルはあるかです。

ポテンシャルを示すことができるマーケティング職に求められる能力として、論理的思考力、折衝力・周囲を巻き込む力、情報分析力、トレンドへの感度の高さがあります。

マーケティング未経験者の自己PRのコツは、それらの一つでよいので、マーケターに求められる素質・能力があることをアピールすること、具体的なエピソード・数字を用いることです。

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