明治大学院卒業後、就活メディア運営|自社メディア「就活市場」「Digmedia」「ベンチャー就活ナビ」などの運営を軸に、年間10万人の就活生の内定獲得をサポート
- きつい業界の特徴
- 一般的にきついといわれる業界
- 就職活動の始め方
- きつい業界の特徴について知りたい人
- きつい業界はどこか知りたい人
- 就活に対して何からしていいかわからない人
はじめに
せっかく頑張って就活をするならば、できるだけやりがいを持って働ける、そしてワークライフバランスを取れる、ホワイトな業界で働きたいところです。
しかし、働きやすい業界やきつい業界について調べていると、様々な情報が錯綜し、結局どこが働きやすいのか、よく分かりません。
そこで今回はきつい業界の特徴や、実際にきつい可能性が高い業界、反対にホワイト企業が多い業界について紹介するため、参考にしてください。
きつい業界の特徴とは
まず、きつい業界の特徴について紹介します。
きつい業界で働くことになった場合、以下のような目に遭う可能性が高いです。
それぞれをしっかり把握した上で、きついとされる業界を目指す際にはしっかりと企業研究を行い、働きやすい労働環境の企業かどうかをチェックするようにしましょう。
・残業代が適切に支払われない
・人手が不足している
・ハラスメントが横行している
・BtoCのビジネス体系
残業代が適切に払われない
まず、きつい業界の特徴の1つとして、残業代が適切に支払われない点が挙げられます。
業務量が多く、定時に仕事を終えることが難しい業界は長時間労働が常態化している上に、法的に定められた残業代が適切に支払われないケースが多いのです。
みなし残業制を悪用する企業では一定時間の残業代が給与に含まれていると説明されつつ、実際の残業時間がそれを大幅に超えても、追加の賃金が支払われない場合があります。
こうした業界では労働組合が機能していないことも多く、従業員が声を上げにくい環境が形成されています。
その結果、不適切な労働条件が放置され、企業の利益が優先される構造が続いてしまっているのです。
人手が不足している
人手不足も、きつい業界の大きな特徴の1つです。
労働環境が劣悪な業界では従業員が長く働き続けることが難しく、退職者が後を絶ちません。
このような人手不足は既存の従業員にさらなる負担をかけることになり、業務量の増加や長時間労働の常態化につながってしまいます。
その結果、仕事に対するモチベーション低下や心身の健康に悪影響を与えることになるのです。
人手不足が深刻な業界では採用活動が積極的に行われているものの、新人が入社しても早期離職するケースが少なくありません。
十分な研修が行われないまま即戦力として扱われることや、職場でのサポート体制が整っていないことが理由でしょう。
ハラスメントが横行している
ハラスメントが横行しているのも、きつい業界の代表的な特徴です。
セクハラやパワハラ、モラハラといった行為は労働環境を悪化させ、従業員の精神や肉体的な健康に大きな影響を与えます。
現代においてはこのようなハラスメントは厳しく処罰されるようになっていますが、それでも一部の企業ではハラスメントが根深く残っています。
従業員同士の信頼関係は希薄になり、組織全体のパフォーマンスが低下するだけでなく、問題が解決されないまま放置されることで、業務効率が悪化するケースが多いです。
このような企業では将来性もやりがいも期待できないため、口コミなどでハラスメントが横行していると書かれている場合は応募を避けるようにしましょう。
BtoCのビジネス形態
BtoCの企業が全てブラックというわけではありません。
しかし、傾向としてBtoCビジネスの企業はきつい可能性が高いです。
BtoCは企業が直接一般消費者に対してサービスや商品を提供するビジネスモデルであり、多様なニーズに応えなければならないだけでなく、お客様の期待値もそれぞれ異なるため、柔軟性が求められます。
顧客対応の中でトラブルが発生しやすい点がマイナス要素です。
クレームや苦情の対応は精神的なストレスが多く、モチベーションを低下させる原因となります。
このような環境ではストレス耐性やコミュニケーションスキルが求められるため、それが不足している場合には、さらに業務がきつく感じられることでしょう。
きつい業界に行ったらどうなるのか
ではきつい業界に就職してしまった場合にはどうなってしまうのかについて紹介します。
以下の3つはきつい業界に就職した場合、高い確率で発生するマイナス要素であるため、あらかじめ確認した上で覚悟の上で就職するか、別の業界を選ぶようにしましょう。
・プライベートの時間を確保できない
・病気を患う可能性がある
・年収が低いため貯金ができない
プライベートの時間を確保できない
まず、きつい業界に就職した場合、プライベートの時間はほとんど確保できないと思っておいた方が良いでしょう。
きつい業界は人手不足の業界ともいえるため、1人当たりに割り当てられる業務が多くなり、通常の業務時間内に業務を終わらせることができないのです。
残業が常態化し、帰宅が遅くなり、休日も業務に追われる生活が続きます。
このような状況では自分の趣味や家族・友人と過ごす時間が削られ、精神的な充実感は得られないことでしょう。
さらに、こうした業界では休暇が取りにくいことも特徴的です。
有給休暇は社員に与えられた権利ですが、有給を申請すると嫌な顔をされる場合や、怒鳴られるような職場もあります。
制度として存在していても、実際には利用しにくい環境があるため、プライベートの時間は確保できないと思っておいた方が良いでしょう。
病気を患う可能性がある
きつい業界では精神的・身体的な負担が重く、病気を患うリスクが高まります。
長時間労働で不規則な業務体制に加えて、上司や同僚からのパワハラ、顧客対応のストレスなどが重なると、心身ともに限界を迎えるケースが少なくありません。
サービス業や医療現場では様々な人と接する機会が多いため、クレーム対応や急なトラブルへの対応が求められることがストレスの原因となります。
特に精神的な健康面ではうつ病や不安障害といった疾患を引き起こす可能性がありますし、相談する相手がいない場合、なおさらその可能性は高まることでしょう。
肉体的な面でも、慢性的な疲労や、立ち仕事が多い職場では腰痛や膝の痛みといった体調不良が発生しやすくなります。
年収が低いため貯金ができない
きつい業界で働いており、長時間労働にもかかわらず、残業代が支払われない場合は年収が非常に低くなってしまいます。
きつい業界がきつい理由の1つに、「年収が低く、貯金ができない」点が挙げられます。
しかし、いざ「転職しよう」と思っても、多忙なため、働きながらでは難しいですし、年収が低いと貯金もできません。
つまり「一旦仕事を辞めてから転職活動をする」という選択肢もなかなか取れないのです。
雇用保険に加入しているならば「失業保険」という働いていた時の約70%の金額が支給される制度を活用しても良いですが、それでも、貯金がないと安心して転職活動はできないでしょう。
したがって、きつい業界に就職するならば、転職が難しく、さらに貯金もなかなかできないということは覚えておいた方が良いです。
きつい業界について紹介
続いて、きつい業界について紹介します。
もちろん、以下の業界の全ての企業がきついというわけではありません。
しかし、傾向として以下の業界に当てはまる企業は楽に働けるというわけではないと思っておいた方が良いでしょう。
項目が多いため、全く興味のない業界の部分は飛ばしても構いません。
・運送業界
・飲食業界
・不動産業界
・建築業界
・看護業界
・マスコミ業界
・広告業界
・ホテル業界
・アパレル業界
・保育・介護業界
運送業界
まず、運送業界は大型トラックやバンなどを使用して日用品や食品、家具などを運搬する業務が中心です。
この業界がきついとされる理由の1つは危険を伴う作業環境です。
長時間運転することで集中力が必要とされる上、交通事故のリスクも常にあります。
また、荷物の積み下ろし作業では腰や関節を痛める可能性もあり、身体的負担が大きい点も挙げられます。
さらに、働く時間が不規則で日々の生活リズムが乱れやすい点も問題です。
特に早朝や深夜に運転することが多く、慢性的な睡眠不足に陥る従業員も少なくありません。
収入も労働量に見合わないことが多く、低い収入は業界全体の課題となっています。
飲食業界
飲食業界はきつい業界の代表例と言えるでしょう。
レストランやカフェ、居酒屋などで接客や調理を担当する業界ですが、慢性的な人手不足が深刻な問題となっています。
特に繁忙期には1人当たりの仕事量が大幅に増加し、休憩時間を確保することすら難しいです。
飲食店でアルバイトをしていた人や、友人がアルバイトしていた人ならば、なんとなく現状を理解できているのではないでしょうか。
また、顧客対応もストレスの大きな原因です。
特に飲食では酔っ払った顧客から理不尽なクレームが寄せられることも多く、言い返すこともできないため、ストレスが溜まることが少なくありません。
労働時間も不規則で、休みが連休を取ることが難しく、生活リズムが崩れやすい点も問題です。
不動産業界
不動産業界は土地や建物の販売や賃貸の仲介を行う業界ですが、休日の確保が難しいのが難点です。
特に、顧客が休日に物件を見学するケースが多いため、従業員は土日祝日に出勤することが一般的です。
これにより、プライベートの時間を確保できず、友人や家族と過ごす時間が持てない方も多いでしょう。
営業ノルマの厳しさも特徴であると言えます。
目標達成できない場合、同僚や上司からの厳しい指摘やプレッシャーにさらされることが多く、精神的なストレスが増加します。
特に若手の方にとっては重荷となりやすく、離職の要因となることが多いでしょう。
建築業界
建築業界では建物や道路の設計・施工を行います。
この業界がきついとされる理由は危険を伴う作業環境です。
高所での作業や重機の操作など、安全対策が十分でないと大きな事故につながるリスクがあるため、常に緊張感を持ちながら作業を進める必要があります。
また、人手不足も深刻な問題で、特に若い世代が建築業界を敬遠する傾向があり、その結果、現場では熟練した職員の負担が増加しています。
このような状況では、1人当たりの業務量が多くなり、長時間労働が常態化することも少なくありません。
看護業界
看護業界は患者のケアや治療の補助を行う仕事が中心ですが、夜勤や長時間労働による生活リズムの崩壊がデメリットです。
特に夜勤では体内時計が乱れ、睡眠不足や健康状態の悪化を引き起こすことも少なくありません。
このような環境で働くためには、強い体力と精神力が必要です。
また、患者やその家族とのコミュニケーション能力が求められる場面も多く、患者がなかなか退院できない場合や病状が悪化した場合にはストレスをぶつけられることもあります。
こうした場合でも冷静に対応しなければならないため、精神的な負担は非常に大きいでしょう。
しかし、少子高齢化の進展に伴い、看護職の需要は高まり続けています。
人手不足は深刻化していますが、需要が高い分、給与などが改善される可能性もあるでしょう。
マスコミ業界
マスコミ業界はテレビや新聞、インターネットを通じて情報を発信する業務が中心ですが、拘束時間の長さが問題です。
取材や編集の仕事ではスクープを発信しなければならないため、深夜や早朝まで働くことも少なくありません。
また、業界特有の慣習や上下関係が厳しいことも課題です。
特に若手社員は理不尽な要求や長時間の指導を受けることが多く、ストレスを抱えるケースも少なくありません。
さらに、競争が激しい業界でもあるため、他社との差別化を図るプレッシャーが従業員に多くの負担を与えます。
ただし、やりがいを感じる人も多い業界であり、自社の企画や取材が社会に大きな影響を与えるという達成感を得られることもあります。
しかし、仕事にのめり込みすぎて体を壊さないよう、注意が必要です。
広告業界
広告業界は企業や商品の宣伝を通じて社会に影響を与える仕事が中心です。
クライアントからの厳しい要求に応えなければならない点がきついとされています。
特に、厳しい納期や高いクリエイティブ要求に応えるため、長時間労働が常態化しています。
従業員は休日を返上してプロジェクトに取り組むことも珍しくありません。
また、クライアントの期待に応えるためには緻密なリサーチや斬新なアイデアが必要であり、そのプレッシャーが精神的な負担となる場合もあります。
さらに、広告の成果は数字で評価されるため、目標達成できなかった場合の責任感が重くのしかかるのも、きついと感じる人が多い理由であると言えるでしょう。
ホテル業界
ホテル業界は宿泊サービスを通じて顧客に快適な体験を提供する仕事が中心ですが、慢性的な人手不足が問題となっています。
1人当たりの業務量が多くなり、長時間労働や休日が少ない状況が続いています。
また、勤務時間が不規則で夜勤が多いため、体力的に厳しいとされている理由の1つです。
さらに、顧客対応の中でクレーム処理やトラブル対応が求められる場面も多く、精神的な負担も大きい業界です。
顧客満足度を追求するために、細部まで気を配る努力が必要であり、そのプレッシャーがストレスとなる場合も少なくありません。
アパレル業界
アパレル業界は衣服やアクセサリーを販売することで顧客にファッションの喜びを提供する業界ですが、立ち仕事が多く、体力的に厳しい点が問題とされています。
特に繁忙期には長時間立ち続ける必要があり、体調管理が重要です。
さらに、給与水準が他の業界と比べて低い点も課題です。
特に新人のうちは給与が少なく、自費でその店舗の服を購入し着用しなければならない場合は、貯金ができないという状況に陥ることも少なくありません。
ファッションが好きな人にとっては自分の知識やセンスを活かせる仕事ですし「大好きなブランドで働けるならば、多少きつくても問題ない」と考える人もいるでしょう。
しかし、体を壊さないよう、無理のないシフトでの勤務を心がけることが大切です。
保育・介護業界
保育・介護業界はそれぞれ未就学児と高齢者のケアを行う仕事を中心としています。
この業界がきついとされる理由の1つは、人手不足による1人当たりの業務量が増加している点です。
特に利用者の要望やトラブルに迅速に対応する必要があり、具体的な精神的な負担が重くのしかかります。
利用者やその家族とのコミュニケーションを取る場面も多く、気難しい家族や保護者と接する場合には精神的な負担がさらに増すでしょう。
また、給与水準も他の業界と比べて低い点が課題となっており、長時間労働や休日出勤が常態化している状況では働き続けるモチベーションを維持することが難しい人も多いでしょう。
穴場なホワイト業界5つ紹介
続いて、穴場なホワイト業界を5つ紹介します。
以下の業界は全てがホワイトというわけではありませんが、比較的働きやすい企業が多い業界です。
気になる業界だけでなく、他の業界もざっと目を通してみて、少しでも興味を惹かれる業界がないか確認してみてください。
・種苗業界
・鉱業業界
・繊維業界
・自動車部品メーカー
・リース業界
種苗業界
種苗業界は就活生にあまり知られていないため、穴場のホワイト業界と言えます。
植物の種や苗の開発・販売を中心に行っており、農業の基盤を支える業界です。
食料生産に直結する産業であるため、需要が非常に高く、安定した成長が期待されています。
さらに、地球規模での人口増加や食料問題の対策が進められる中で、環境に配慮した新しい品種の開発など、社会貢献性の高い仕事が多いのも特徴です。
働き方に関しても、業界全体で効率的な業務プロセスが採用されており、残業時間の削減や有給休暇の取得促進など、働きやすい環境が整備されています。
また、農業と科学技術を融合した最先端の研究に関わる機会があるため、専門知識を活かしながらやりがいを感じられる業界でもあります。
鉱業業界
鉱業業界は資源の採掘や加工をして社会の基盤を支える重要な産業です。
しかし、就活生の方々から認知度が高いわけではないため、競争が激しくない穴場の業界です。
この業界は石油、天然ガス、鉱物など、私たちの生活に欠かせない資源を扱っており、日常生活だけでなく、工業やエネルギー供給にも直結しているため、安定した需要が続いています。
近年では環境問題への対応として、再生可能エネルギーや資源の効率的な利用が求められており、業界全体が持続可能な社会を目指す取り組みを進めています。
働き方に関しても、規模の大きな企業が多く、福利厚生や研修制度が充実しているのが特徴です。
長期的なプロジェクトに関わることも多く、計画的にキャリアを積み上げられる点も魅力であると言えるでしょう。
繊維業界
繊維業界は衣料品や産業資材などの繊維製品を扱う業界であり、将来性が高い安定した業界の1つです。
衣料品は生活に欠かせないものであるため、常に一定の需要があります。
また、近年ではサステナビリティが注目されており、リサイクル素材を使用した製品やエコフレンドリーな製造プロセスが業界全体で推進されています。
したがって、環境問題に関心がある人にとっては魅力的な分野と言えるでしょう。
この業界には長い歴史を持つ企業が多く、福利厚生や労働環境が整備されている場合がほとんどです。
さらに、技術革新が進む中で、新しい素材の開発や高機能繊維の研究など、挑戦的なプロジェクトに参加できる機会も豊富です。
「仕事のやりがいを求めつつも、安定や成長も目指したい」という方におすすめできる業界と言えます。
自動車部品メーカー
自動車部品メーカーは自動車産業を支える重要な存在でありながら、就活生の方からはあまり注目されていない業界です。
しかし、国内外での需要は非常に高く、特に日本の自動車産業は世界トップクラスの競争力を持っています。
自動車の燃費向上や安全性向上に寄与する部品の開発が主な仕事であり、技術革新の最前線で働ける魅力があります。
また、自動運転や電気自動車といった次世代技術の開発に関わる機会も多く、将来性のある分野です。
さらに、部品メーカーは完成車メーカーと比較して労働環境が整備されている場合が多く、長時間労働の削減や柔軟な働き方も推進されています。
安定したキャリアを築きたい方にとっては魅力的な選択肢であると言えるでしょう。
リース業界
リース業界は企業や個人が必要な設備や機器を所有せずに利用できる仕組みを提供する業界で、金融業界に近い性質を持っています。
しかし、銀行や証券会社などに比べると知名度が低いため、穴場の業界です。
リース業界は設備や機器のリースだけでなく、資産管理やコンサルティングなど幅広いサービスを提供しています。
需要が安定している理由として、多くの企業が初期投資を抑えるためにリースを利用していることが挙げられます。
また、大手企業が多く参入しているため、福利厚生や労働環境が整っている点も特徴です。
顧客との信頼関係を築くことが重要な業界であり、人間関係を大切にする人には特に向いていると言えます。
就職活動では何からするべき?
ここからは、就職活動において何から取り組むべきかについて紹介します。
以下の対策をしっかりと行えば、就活がスムーズに進み、目指す企業から内定を得られる可能性が高まります。
ぜひ一つひとつ確認し、入念に取り組んでみてください。
・自己分析をする
・業界・企業分析をする
・適職診断ツールを用いる
自己分析をしよう
自己分析は自分の過去の経験や思考、価値観を振り返り、自分の強みや弱み、またどのような場面でやりがいを感じるのかを深く理解するための作業です。
就活においてはまず取り組むべき対策であると言えるため、最初のステップとしてしっかりと行いましょう。
また、自己分析は志望動機や自己PRを作成する際の基盤となり、説得力のあるアピールポイントを見つける助けにもなります。
これまでの学生生活における挑戦や挫折を振り返ってみて、どのようなことが自分にとってやりがいを感じることであり、どのような困難を乗り越えてきたのかについて明確にしましょう。
以下の記事では自己分析についてさらに詳しく紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
自分史もやってみよう
自己分析においては自分史を活用することを推奨します。
自分史とは幼少期から現在に至るまでの人生を振り返り、経験や学びを記録することで、自分自身を深く理解するための手法です。
当時の性格や家族・友人関係での役割、自分が直面した課題や成功体験などを整理することで、自分の価値観や行動のパターンが明らかになります。
これらの情報は自己PRや志望動機を説得力のあるものにするための貴重な材料です。
ぜひ、取り組んでみてください。
業界・企業研究をしよう
業界・企業研究は自分に適した企業を見つけるために欠かせないステップです。
業界研究ではその業界全体の動向や成長性、業界内での課題やトレンドを理解しましょう。
そして、企業研究では特定の企業に焦点を当て、事業内容や企業理念、社風や求める人物像を調査し、自分の価値観やスキルがその企業でどのように活かせるかを見極めることが大切です。
その業界や企業においてはどのような人物が求められているのかについて理解できれば、自己PRや志望動機などにおいて、自分がその企業に適していることを強くアピールできます。
業界研究や企業研究については以下の記事でさらに詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
適職診断ツールを用いる
ここまできつい業界とおすすめのホワイト業界についてそれぞれ紹介しましたが、結局自分がどの業界に向いているのか、なかなかわからないという方も多いでしょう。
そこで、おすすめなのはツールを用いて適職診断をすることです。
ツールを活用すれば、自分や友人などの主観が入り込むことがないため、正確にあなたが向いている業界を分析できます。
弊社が提供しているサービスを利用すれば、LINEで52個の質問に答えるだけであなたの強みや向いている業界について分析できます。
完全無料で利用できるため、気になる方は以下のリンクから登録してみてください。
エージェントに相談しよう
就活エージェントを活用すれば、きつい業界とホワイトな業界について最新の知識を教えてくれます。
また、志望動機や自己PR、ガクチカなどESのクオリティを高められ、面接対策なども一緒に取り組んでくれます。
就活エージェントは文字通り就活のプロであるため、どうすればESや面接の印象をより良くできるか、何があなたの問題なのかも言語化してくれるため、非常に頼りになるサービスです。
特に弊社の「ジョブコミット」は完全無料で利用できるだけでなく、おすすめ企業の紹介や自己分析のサポートなど、様々なサービスを提供しています。
ぜひ、気になる方は以下のリンクから登録してみてください。
おわり
今回はきつい業界について紹介しつつ、きつい業界に就職してしまった場合、どうなってしまうのか、どのような業界にきつい企業が多いのかについて説明しました。
さらに、ホワイト企業が多い業界についても紹介しました。
もちろん、紹介した業界の全ての企業がきついというわけではありませんが、傾向として、大変な思いをする可能性が高いということは間違いありません。
自分がどの業界に入りたいのか、そしてその業界は自分が今後、問題なく働いていける業界なのか、様々な観点から考えて業界・企業選びを行ってください。