はじめに:熱意をアピールしよう!
エントリーシート(ES)で「希望職種」を聞かれた際、何をどのように答えるべきか悩む就活生は多いです。
しかし、これは企業にあなたの仕事への熱意をアピールする大きなチャンスでもあります。
希望職種を答える際は、企業への理解と自分の適性を結びつけて具体的に伝えることが重要です。
本記事では、企業がこの質問をする理由や回答のコツ、注意点をわかりやすく解説していきます。
この記事を参考にして、高評価につながるESを作成していきましょう!
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ESで企業が希望職種を聞く理由
企業が希望職種を質問するのには、採用活動を効率的かつ効果的に進めるための明確な意図があります。
ESの回答を作成する前に、あらかじめ質問の意図を知っておくことで、企業が求める回答を作ることができます。
企業が欲しい人材であるかを確認する
企業は採用時にターゲットとする人材像を設定しています。
希望職種を質問することで、その就活生が企業が求める人材像に合致しているかどうかを確認しているのです。
たとえば、「世界で活躍したい」と考える学生が国内業務をメインとする企業に志望している場合、明らかにミスマッチとなります。
このようなミスマッチを防ぐために、企業は希望職種を確認するのです。
採用後の配属を考えるため
新卒採用の場合、総合職として採用されることが多く、配属先は入社後に決まることがあります。
その際、希望職種を確認しておくことで、適切な部署への配属計画を立てやすくなります。
企業は希望を考慮しながらも、全体のバランスを調整するため、事前の情報収集を重視しています。
職種の理解や志望度の高さを見るため
希望職種への理解度や具体的な理由は、その職種への熱意や企業研究の深さを測る重要なポイントです。
「希望職種は特にありません」と答えてしまうと、「この学生は本当に自社で働きたいのか?」と疑問に思われる可能性があります。
逆に、「この職種でこういうことを成し遂げたい」という明確な回答があれば、入社後に挑戦したいことや実現したい目標が明確であることを伝えられ、高評価につながります。
ESで希望職種を答える際のコツ
希望職種を答える際には、いくつかのポイントを押さえることで、説得力のある回答が可能になります。
以下で紹介する4つのコツを活用して、具体的かつ魅力的な内容を作りましょう。
①業務内容の理解を深めておく
職種名だけでなく、その業務内容についても具体的に理解しておくことが重要です。
たとえば「営業職」と一口に言っても、企業によって業務内容は異なります。
その職種を希望する理由を述べる際にも、業務内容の理解ができていると説得力のある文章を作ることができます。
入社後のミスマッチを避けるためにも、企業の公式ウェブサイトや求人情報を活用し、仕事内容を事前にリサーチしましょう。
②職種名を正しく述べる
職種名を間違えることは、志望する企業へのリスペクトや準備不足を疑われる原因になります。
特に、「営業系総合職」「技術開発職」など、企業独自の名称を正確に理解しておくことが大切です。
正しい職種名を使うことで、注意深さや本気度を伝えられます。
③なぜその職種を選ぶのかを明確に述べる
希望職種に対する熱意を伝えるためには、「なぜその職種を選んだのか」を具体的に説明する必要があります。
たとえば、過去の経験やスキルがその職種とどう結びつくのか、自分がその職種で何を実現したいのかを明確にすることで、企業に納得感を与えられます。
繰り返しになりますが、明確に理由を述べるためには業務内容の理解が重要となるため、まずは企業研究から丁寧に取り組みましょう。
④結論ファーストで論理的に述べる
採用担当者が理解しやすいように、最初に「〇〇職を希望します」と結論を述べ、その後に理由や背景を補足する形で回答を組み立てましょう。
PREP法(結論→理由→具体例→再結論)を活用すると、簡潔かつ論理的な説明が可能です。
このような順序で、論理的に書くことで、採用担当者にとって読みやすく、理解しやすいエントリーシートを作成できます。
PREP法はESだけでなく、面接などで回答をする際に意識することで、伝えたいことを伝えやすくなるため、マスターしておくことをおすすめします。
ESで希望職種を答える際の注意点
希望職種を答える際には、いくつかの注意点を意識することが重要です。
ESを書き出す前に、あらかじめ注意すべきポイントをおさえておきましょう。
絶対にこの職種がいいという主張は避ける
希望職種を述べる際に、「この職種以外は考えられません」といった断定的な表現は避けましょう。
特定の職種へのこだわりが強いと、柔軟性の欠如や、他職種への適性を見逃す恐れがあると判断される場合があります。
「第一希望は〇〇職ですが、他職種にも挑戦したい」という柔軟な姿勢を見せることが重要です。
抽象的な理由は避ける
「人と関わるのが好きだから営業職がいい」というような曖昧な理由では、職種への本当の理解が伝わりません。
具体的なエピソードや、自分のスキルとの関連性を示すことで、説得力のある回答を作りましょう。
業務内容を理解したうえで、自分がそれに取り組むべき理由をアピールするようにしましょう。
嘘をついて回答を作成しない
嘘の回答は企業に見抜かれるリスクが高いです。
採用担当者は多くの就活生を見ているため、不自然な回答や、内容に一貫性がない場合はすぐに疑念を抱かれます。
さらに、仮に書類選考が通った後でも面接において、深掘り質問をされた際に矛盾する回答をしてしまうなど、リスクが高まってしまいます。
ESで希望職種が分からない時の対処法
ESで希望職種を問われる場合、明確な答えが浮かばず悩む就活生も少なくありません。
しかし、焦らずに対策を取ることで、答えを見つける手助けになります。
以下では、希望職種が分からない時に役立つ対処法を紹介します。
OB・OG訪問で職種理解を深める
希望職種が分からない場合、OB・OG訪問を活用して職種理解を深めるのが効果的です。
実際に企業で働いている先輩方に仕事内容や職場環境を直接聞くことで、各職種の具体的なイメージが湧きやすくなります。
特に、リアルな声を聞くことができるため、自分に合った職種が何かを見つける手がかりになるでしょう。
具体的には、以下の質問をしてみるのがおすすめです
- 日々の業務内容は具体的にどのようなものか?
- 職種ごとのやりがいや大変な点は?
- 自分がその職種で活かせそうなスキルは何か?
OB・OG訪問で得た情報は、そのままESや面接で活用することもできます。
希望しない職種から消去法をしていく
希望職種が決められない場合、興味がない職種を消去法で絞り込むのも一つの方法です。
たとえば、文系の学生であれば「エンジニア職は苦手そうだから選ばない」といった具合に、苦手意識がある分野を除外していくことで、自分の適性に近い職種が浮かび上がる場合があります。
また、自分が「やりたくないこと」をリストアップすることも有効です。
その上で「これなら挑戦してみたい」「自分のスキルが活かせそう」と感じる職種を選び出せば、方向性を明確にできます。
ESで希望職種を答える際のテンプレート
希望職種を答える際、説得力を持たせるためには一定の構成を意識することが大切です。
以下のテンプレートを参考に、簡潔で分かりやすい文章を作成しましょう。
希望職種回答テンプレート
①結論を述べる:
「私が希望する職種は〇〇職です。」
②理由を説明する:
「この職種を希望する理由は、学生時代に学んだ〇〇の知識を活かせる点に魅力を感じたためです。」
③具体的な経験やエピソードを述べる:
「たとえば、大学でのゼミ活動において、〇〇を行い、その結果△△を達成しました。この経験を通じて、〇〇職で活躍できる自信を持ちました。」
④入社後の抱負を述べる:
「入社後は、貴社の〇〇分野に貢献し、さらに成長していきたいと考えています。」
このテンプレートを用いることで、論理的かつ簡潔に希望職種を伝えることができます。
【職種別】ES 希望職種の回答例
それでは、具体的な職種ごとに、希望職種を答える際の例文を紹介します。
これらを参考に、自分の経験や志望動機を組み合わせて回答を作成してください。
①営業職を希望する例文
大学時代、〇〇サークルでの活動を通じて、主体的に企画や運営を行い、多くの人とコミュニケーションを重ねてきました。
その中で、相手のニーズを理解し、信頼関係を構築することの大切さを学びました。
特に、サークルでのスポンサー探しでは、企業の方と交渉し、双方にメリットのある提案を行った結果、スポンサー契約を実現した経験があります。
この経験を活かし、営業職として貴社の新規顧客開拓や既存顧客との信頼構築を担いたいと考えています。
貴社の製品が持つ〇〇の強みを最大限に生かし、お客様の課題を解決することで、貴社のビジネス拡大に貢献するとともに、顧客満足度の向上にも取り組みたいと考えています。
また、営業という仕事を通じて自身のスキルを磨き、将来的にはチームを牽引する存在になりたいです。
②事務職を希望する例文
私はコツコツと物事を進めるのが得意で、大学の学祭実行委員として、スケジュール管理や書類作成、関係者との調整を担当しました。
この経験から、正確さと効率を意識した業務遂行や、細かな気配りが求められる裏方の仕事にやりがいを感じています。
さらに、ゼミ活動ではデータ整理や資料作成の役割を担い、プレゼンテーション用の資料を効率よくまとめることで、チーム全体の成果向上に貢献しました。
貴社では事務職として、正確性が求められる日常業務を丁寧に遂行するだけでなく、業務フローの効率化や改善提案にも積極的に取り組みたいと考えています。
また、社員の方々が安心して業務に集中できるよう、サポート体制を充実させることで、職場全体の生産性向上に貢献したいです。
③企画職を希望する例文
ゼミでの研究発表では、テーマ選びからデータ収集、プレゼンテーションまで、全てを一貫して担当しました。
その中で、ゼロからアイデアを形にする楽しさや、独自性のある提案が周囲に与える影響の大きさを実感しました。
また、他メンバーの意見を取り入れながら、協力して成果を上げることの重要性も学びました。
貴社では企画職として、ユーザーのニーズを的確に捉え、独自性のある商品やサービスを生み出す仕事に携わりたいと考えています。
特に貴社が強みとする〇〇分野で、マーケットのトレンドを分析し、新しい価値を創出する企画を立案したいです。
さらに、その企画が実際に形になり、多くの人々に喜ばれる瞬間を目指して努力を重ねていきます。
④マーケティング職を希望する例文
大学時代、SNSを活用したイベントの集客活動を担当し、前年よりも参加者を1.5倍に増やすことに成功しました。
この経験を通じて、ターゲット層を明確にし、適切なアプローチを行うことの重要性を学びました。
また、データ分析の重要性を感じ、学外のセミナーにも参加してマーケティングに関する知識を深めました。
貴社のマーケティング職では、貴社製品のブランド価値向上を目指し、データを活用した戦略立案に取り組みたいと考えています。
また、既存の市場だけでなく、新しいターゲット層の開拓にも挑戦し、貴社がさらに成長していくための施策を提案したいです。
お客様に選ばれる製品を世に広め、社会に貢献できるマーケティングを実現したいと思っています。
⑤エンジニア職を希望する例文
大学での研究では、〇〇技術の開発に携わり、プログラム設計やトラブルシューティングの経験を積みました。
その中で、課題を一つずつ解決しながら目標を達成する喜びを感じ、エンジニアとしてのスキルを磨きたいと強く思うようになりました。
また、研究の中でチームメンバーと協力しながら開発を進めた経験から、チームワークの重要性を学びました。
貴社ではエンジニア職として、貴社の技術力を活かしたプロジェクトに参加し、製品の品質向上や新技術の開発に貢献したいと考えています。
特に貴社が注力している〇〇分野において、ユーザーにとって価値のある技術を提供できるエンジニアになりたいです。
また、技術者としてスキルを高め続けると同時に、チーム全体の成果を最大化するような働き方を目指します。
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まとめ
希望職種を答える際は、明確な理由や具体的なエピソードを交えて伝えることで、企業に熱意と適性をアピールすることが可能です。
希望職種が明確でない場合でも、OB・OG訪問や消去法などを活用して選択肢を絞り込む努力をしましょう。
また、テンプレートや例文を参考にしながら、自分だけのオリジナルな回答を作成してください。
自分の強みと企業の魅力を結びつけた回答を心がけることが、就職活動成功の鍵となります。