【ES 成し遂げたいこと】はじめに
ESで必ず問われるのが「成し遂げたいこと」という項目です。
多くの大学生にとって、社会人経験がない中で未来の目標を語ることは非常に難易度が高く、筆が止まってしまう原因になります。
しかし、この質問は単なる夢物語を聞いているのではなく、あなたの価値観と企業の方向性が一致しているかを確認する極めて重要な「マッチング指標」なのです。
本記事では、選考官に響く文章構成や、NG回答例を解説します。
この記事を読み終える頃には、自信を持って自分だけの「成し遂げたいこと」を書き上げられるようになっているはずです。
ESで企業が「成し遂げたいこと」を質問する意図
最大の理由は、学生の「自走力」と「定着性」を見るためです。
「成し遂げたいこと」が明確な学生は、入社後の困難に直面しても、自らの目標を糧に主体的に行動し、早期離職しにくい傾向があります。
また、学生が描くビジョンが自社の事業領域で実現可能かどうかを確認し、入社後のミスマッチを防ぐという意図も含まれています。
つまり、企業は「あなたと一緒に未来を創っていけるか」という相性を測っているのです。
この意図を理解せずに単なる希望だけを書いてしまうと、企業側には「うちでなくてもいいのでは?」と判断されてしまうため注意が必要です。
「成し遂げたいこと」と「志望動機」はどう違うのか
「過去・現在」に焦点があるか「未来」にあるかが異なります。
志望動機は、主に「なぜその業界や企業に惹かれたのか」という過去の経験や現在の興味に基づく「きっかけ」に重点を置きます。
これに対し、成し遂げたいことは「入社した後に、その環境を使って何を実現し、どう貢献したいか」という未来の「目的」に焦点を当てます。
志望動機が「入社するまでの理由」なら、成し遂げたいことは「入社してからのゴール」と捉えると分かりやすいでしょう。
この二つに一貫性を持たせることで、あなたのキャリアパスの説得力が飛躍的に向上し、熱意がより強く伝わるようになります。
ES「成し遂げたいこと」の回答を考える際のコツ
納得感のある回答を作るためには、単に思いつきで書くのではなく、論理的な裏付けを積み重ねる「準備」が重要です。
自己分析を徹底し、自分の「不変の軸」を明確にしましょう。
過去に自分が情熱を注いだことや、逆に強い憤りを感じた経験の中に、あなたが仕事を通じて解決したい課題のヒントが隠されています。
また、理想の働き方から逆算して目標を設定することも、回答に現実味を持たせる有効なテクニックです。
さらに、企業研究を通じて「その企業のリソース(人・モノ・金・情報)」で何ができるかを具体的に把握することが不可欠です。
企業と自分の「共通の利益」を探し出すことが最大のコツです。
ES「成し遂げたいこと」のおすすめ構成
ESの限られた文字数の中で熱意を伝えるためには、論理的で分かりやすい構成が欠かせません。
闇雲に思いを綴るのではなく、読み手である選考官があなたの活躍を容易にイメージできるような「型」に沿って書くことが重要です。
結論・背景・計画・変化の4ステップで構成しましょう。
この構成を守ることで、文章の軸がぶれることなく、最後まで一気通貫した内容に仕上げることが可能になります。
結論
何を成し遂げたいかという「結論」を文頭に持ってくることです。
膨大な数のESに目を通す採用担当者は、最初の数行でその学生の方向性を判断するため、結論を後回しにすると印象に残りません。
「私が貴社で成し遂げたいことは、〇〇の技術を通じて、地方の物流課題を根本から解決することです」のように、具体的に言い切りましょう。
この際、企業の事業内容と親和性が高いキーワードを盛り込むことで、即座に「自社に合う人材だ」と思わせる効果があります。
パッとイメージが浮かぶような簡潔な表現を心がけましょう。
背景や理由
結論の次には、なぜその目標を抱くようになったのかという「動機」となるエピソードを詳しく記述します。
自身の「原体験」を語ることで、強い説得力が生まれます。
例えば、単に「社会貢献したい」と言うよりも、「ボランティア活動で直面した〇〇という課題を解決したい」と語る方が、熱意に重みが出ます。
当時の感情や、そこから何を学んだのかを具体的に掘り下げることで、あなたの価値観をより深く選考官に伝えることができます。
また、その経験が企業の理念や事業とどうリンクしているのかを意識して書くと、よりマッチングの良さをアピールできます。
「なぜここで目標を叶えたいのか」への答えを用意しましょう。
具体的な計画
目標や夢を語るだけで終わらせず、それを実現するための「プロセス」を具体的に示すことが、実行力の証明になります。
入社後3年目、10年目などの時間軸でアクションを示します。
「まずは営業の現場で顧客のニーズを徹底的に理解し、3年後にはその知見を活かして〇〇の新規企画を提案したい」といった段階的な記述が理想的です。
このように具体的なアクションプランを提示することで、選考官は「この学生は働くイメージが具体的にできている」と確信を持ちます。
企業のキャリアステップや研修制度を事前にリサーチし、それに基づいた計画を立てることで、志望度の高さも同時にアピールできます。
夢物語で終わらせない「現実的な道筋」を示すことが重要です。
成し遂げた前後の変化
最後に、あなたの目標が達成されたとき、社会や企業、そして自分自身がどう変化しているのかという「ビジョン」で締めくくります。
誰が幸せになり、会社にどう利益が出るのかを言語化します。
「〇〇のサービスが普及することで、共働き世帯の家事負担が半分になり、家族の笑顔が増える社会を創りたい」といったワクワクする未来像を描きます。
これにより、あなたの仕事に対する熱意が単なる自己満足ではなく、他者や社会に向けられた貢献意欲であることが伝わります。
また、その変化を実現した自分が、会社にとってどのような価値ある存在になっているかを付言するのも効果的です。
最後の一文まで「変化」にこだわり、読後感を高めましょう。
【聞かれ方別】回答の“軸”を使い分けるコツ
ESや面接では、質問の「主語」が微妙に異なるケースがあり、それを見落とすと的外れな回答になってしまいます。
「人生」か「当社」か、質問の意図を正確に読み取りましょう。
それぞれの質問の意図を正しく汲み取り、回答の「軸」を柔軟にスライドさせることで、コミュニケーション能力の高さも証明できます。
ここでは、代表的な3つのパターンにおける、フォーカスの当て方の違いについて詳しく解説します。
「一生のうちに・人生において」成し遂げたいこと(→価値観・ビジョン重視)
「人間としての価値観」や「人生の目標」が問われています。
ビジネスの枠に囚われすぎず、どのような人間でありたいか、社会にどのような足跡を残したいかという大きな視点で回答しましょう。
ただし、あまりにプライベートすぎる内容(世界一周したい等)は、会社組織との接点が見えにくいため避けるのが無難です。
「一生を通じて、教育格差のない社会を創りたい」といった、仕事を通じてもアプローチできる普遍的なテーマを設定するのがコツです。
自分の人生の軸と、企業の理念が重なる部分をアピールします。
「当社で」成し遂げたいこと(→企業への貢献・事業理解重視)
企業の「事業内容」と「自分の目標」を合致させてください。
これは、あなたの企業研究の深さを測る質問でもあるため、その企業の独自の強みやリソースを具体的に文中に盛り込みましょう。
「貴社の世界シェアトップの〇〇という技術を活用し、アジアの未電化地域に光を届けたい」といった、その企業ならではの回答が求められます。
他社でも言えるような汎用的な内容は、志望度が低いと見なされるリスクがあるため、固有名詞や具体的な事業名を出すのが有効です。
「この環境だからこそ実現できる」という論理で記述します。
その回答、大丈夫?評価を下げてしまうNG回答例と4つの注意点
「成し遂げたいこと」を書く際に、良かれと思って書いた内容が実は評価を下げてしまうケースが多々あります。
学生気分が抜けていない表現は、不採用のリスクを高めます。
以下のNGパターンに自分の回答が当てはまっていないか、客観的な視点でチェックすることが非常に重要です。
自分本位な表現や、具体性の欠如は、社会人としての基礎的なコミュニケーション能力を疑われる原因となります。
NG例1: 「成長したい」が目的になっている自分本位型
「御社で成長したい」という言葉は評価を下げやすいです。
企業は教育機関ではなく、利益を生み出す場であるため、「教えてもらう」という受動的な姿勢は嫌われます。
「スキルを磨いて市場価値を高めたい」といった発言も、自分のメリットしか考えていないように聞こえ、貢献意欲が低いと判断されます。
成長はあくまで「貢献した結果」であり、目的ではありません。成長したいと書くのであれば、「〇〇という強みを磨き、貴社の利益に貢献したい」と、ベクトルを外向きにしましょう。
会社を「成長の踏み台」にする印象を与えないよう注意します。
NG例2: 「社会貢献」を語るだけの"ふわっと"理想型
「人々を笑顔にしたい」などの抽象的な言葉は避けましょう。
これらの言葉は非常に抽象性や汎用性が高く、具体的に「誰に」「どのような価値を」提供したいのかが不明確なため、思考停止していると思われてしまいます。
ビジネスの現場では、きれいごとだけでなく、具体的な数値や事実に基づいた行動が求められます。「どの製品で解決するのか」というレベルまで具体化しましょう。
また、ボランティア団体のような発想ではなく、あくまで「事業を通じて解決する」という視点を持つことが大切です。
圧倒的な具体性とビジネス視点をセットにするのがマナーです。
注意点3: 企業の経営戦略や将来展望と乖離している内容
企業の方向性と正反対の内容を語るのは致命的なミスです。
例えば、国内市場に集中しようとしている企業に対し「グローバル進出したい」と熱弁しても、ミスマッチとしか捉えられません。
これは企業研究不足を露呈しているだけでなく、「相手の話を聞いていない」という印象を与えてしまい、対話能力を疑われます。
企業のIR情報や中期経営計画を読み込み、企業が現在どこを目指しているのかを正確に把握しましょう。
企業とあなたの「やりたいこと」の重なりを探し出しましょう。
注意点4: 実現性が低すぎる非現実的な夢物語型
新卒1年目には不可能な壮大すぎる計画は「幼い」とされます。
「入社1年目で世界シェアを変えたい」といった目標は、現実的なビジネス感覚が欠如していると見なされます。
企業はあなたの意欲だけでなく、冷静に現状を把握し、着実にステップを踏める「論理性」も同時にチェックしています。
目標は大きく持つべきですが、そこに到達するまでのスモールステップが現実的なものでなければ、信憑性は得られません。
地に足のついたフェーズ分けを示し、論理性を保ちましょう。
【業界別】ES「成し遂げたいこと」の例文
ここからは、実際に選考で評価されやすい例文を業界別に紹介します。自身の志望業界に合わせた内容を参考にしてください。
例文をそのままコピーするのではなく、構成や「具体性の出し方」を学び、自分の原体験に置き換えていくことが重要です。
金融業界
大学で金融論を専攻し、地域金融機関の役割について研究する中で、金融の力で人々の生活や企業活動を支えることに魅力を感じ、貴社を志望しました。
入社後は、金融に関する専門知識を深め、お客様のニーズを的確に捉えるコミュニケーション能力を磨くことで、地域の中小企業の成長をサポートし、ひいては地域経済の発展に貢献したいと考えています。
具体的には、企業の事業計画策定や資金調達を支援することで、新規事業の創出や雇用拡大を促進し、地域社会の活性化に貢献したいです。
メーカー
幼い頃から家電製品に興味があり、大学では機械工学を専攻し、家電製品の設計・開発について研究してきました。
その中で、人々の生活を便利で快適にする製品を生み出すことにやりがいを感じ、貴社を志望しました。
入社後は、材料技術に関する専門知識を深め、顧客ニーズを確的かつ的に捉えるマーケティング能力を磨くことで、人々の生活をより豊かにする製品を開発したいと考えています。
具体的には、省エネルギー性に優れた家電製品を開発することで、環境問題の解決に貢献しながら、人々の暮らしをより快適にしたいと考えています。
IT業界
大学で情報科学を専攻し、AI技術の可能性について研究する中で、ITの力で社会を変革することに魅力を感じ、貴社を志望しました。
入社後は、AI技術に関する専門知識を深め、グローバルな視点で物事を考える能力を磨くことで、世界中の人々の課題を解決するサービスを開発したいと考えています。
具体的には、AI技術を活用した教育プラットフォームを開発することで、教育格差を解消し、すべての人が質の高い教育を受けられる社会の実現に貢献したいと考えています。
食品業界
幼い頃から食に興味があり、大学では食品科学を専攻し、食品の栄養価や安全性について研究してきました。
その中で、食の力で人々の健康を支えることにやりがいを感じ、貴社を志望しました。
入社後は、食品に関する専門知識を深め、消費者のニーズを捉えるマーケティング能力を磨くことで、安全でおいしいだけでなく、健康にも配慮した食品を開発したいと考えています。
具体的には、健康志向の高まりに対応した機能性食品を開発することで、人々の健康寿命の延伸に貢献したいと考えています。
マスコミ
学生時代からジャーナリズムに興味があり、大学ではメディア論を専攻し、情報の伝達方法や影響力について研究してきました。
その中で、メディアの力で社会をより良くできると信じ、貴社を志望しました。
入社後は、取材力や文章力を磨き、多様な視点から物事を捉える能力を養うことで、人々の心を動かすような報道をしたいと考えています。
具体的には、社会問題の真相を深く掘り下げ、分かりやすく伝えることで、社会の意識改革を促し、より良い未来を創造することに貢献したいと考えています。
商社
学生時代から国際関係に興味があり、大学では国際経済学を専攻し、グローバルビジネスについて研究してきました。
その中で、異なる文化や価値観を持つ人々を繋ぎ、新たな価値を創造することに魅力を感じ、貴社を志望しました。
入社後は、語学力や交渉力を磨き、異文化理解を深めることで、世界を舞台に活躍できる人材になりたいと考えています。
具体的には、発展途上国の経済発展を支援するようなビジネスを展開することで、世界全体の繁栄に貢献したいと考えています。
サービス・インフラ業界
大学時代、地方活性化の研究で過疎地域のインフラ維持の厳しさを知りました。
特に、高齢者の移動手段やエネルギーの安定供給が、地域の存続に直結することを痛感しました。
貴社は、生活インフラを支える使命感と、DXやGXへの積極的な投資を両立されています。
私は、データ分析やAI技術を駆使し、需要予測の精度向上や設備の最適運用に貢献したいです。
人々の生活基盤を守るという「当たり前」の裏側を、技術力で支え、持続可能な地域社会の実現に尽力します。
コンサルティング業界
私はメーカーでの長期インターンを通じ、現場には素晴らしい技術シーズがあるにも関わらず、それが事業戦略と結びつかず、収益化に苦しんでいる現状を目の当たりにしました。
貴社は、製造業のDX支援や新規事業創出に圧倒的な実績を持ち、戦略から実行まで伴走するスタイルを貫いています。
まずは徹底的にクライアントの現場に入り込み、課題の本質を見抜く力を養います。
そして将来的には、日本の技術力が世界で正当に評価され、ビジネスとして成功するための「触媒」のような存在として貢献したいです。
物流業界
コロナ禍において、ECサイトの需要が急増する一方で、物流の現場が疲弊していく様子を報道で知り、社会インフラとしての物流の重要性と脆弱性を強く認識しました。
貴社は、業界に先駆けて自動倉庫やAIによる配送最適化を導入し、いわゆる「2024年問題」にも正面から向き合っています。
私は、サプライチェーン全体のデータを可視化・分析することで、非効率な業務プロセスを洗い出し、コスト削減と労働環境改善を両立させる提案を行いたいです。
物流を単に「運ぶ」機能から、「最適化する」機能へと進化させる一翼を担います。
小売業界
ドラッグストアでのアルバイト経験から、お客様は単に商品が欲しいだけでなく、自分の悩みに寄り添った提案や、新しい発見を求めていることを学びました。
貴社は、独自のアプリやECサイトと実店舗の連携を強みとし、顧客データを活用した「個」に合わせた体験提供に注力されています。
私は、購買データや行動履歴を分析し、お客様自身も気づいていない潜在的ニーズを先回りして満たすような店舗企画やサービス開発に挑戦したいです。
デジタルとアナログの強みを融合させ、地域のお客様にとって「なくてはならない場所」を創り上げます。
人材業界
大学のキャリア支援室で、多くの友人が「何をしたいか分からない」と悩む姿を見てきました。
一方で、企業側も自社に合う人材の採用に苦しんでおり、双方のミスマッチは大きな社会的損失だと感じました。
貴社は、画一的なマッチングに留まらず、入社後の定着・活躍支援や組織開発コンサルティングまで一気通貫で手掛けています。
私は、個人のキャリア観に深く寄り添うと同時に、企業が持つ真の魅力を引き出し、伝えるプロフェッショナルになりたいです。
人と組織が共に成長できる「最適な出会い」を創出し続けます。
不動産業界
私は生まれ育った街が再開発によって活気を取り戻し、住民が「自分たちの街が好きだ」と語るようになった姿に感動しました。
建物を作るだけでなく、そこに集う人々の営みや文化を育む力が不動産開発にはあると確信しています。
貴社は、商業施設やオフィス、住居を複合的に開発するだけでなく、地域コミュニティの醸成や環境配慮にも注力されています。
私は、単なる経済合理性だけでなく、その土地の歴史や文化を尊重し、100年先も愛され続けるような「仕掛け」を盛り込んだ街づくりに、企画段階から携わりたいです。
医療・福祉業界
祖母の介護を通じて、福祉サービスの必要性を実感すると同時に、現場の方々の負担の大きさや制度の複雑さに課題を感じました。
特に、必要な情報やサービスが、それを必要とする人に届いていない現状を目の当たりにしました。
貴社は、医療・介護現場のDX化や、地域包括ケアシステムの構築支援に強みを持っています。
私は、介護記録のデータ化やICT機器の導入支援を通じて、現場の業務効率化に貢献したいです。
それにより、スタッフの方々が本来の「人に寄り添う」業務に集中できる環境を整え、誰もが安心して老後を迎えられる社会を実現します。
教育業界
私は教育実習で、家庭環境や地域の教育リソースの差が、生徒の学習意欲や選択肢の幅に直結している現実に直面し、強い問題意識を持ちました。
貴社は、EdTechを駆使したアダプティブ・ラーニング(個別最適化学習)教材を開発し、安価で質の高い教育を全国に届けています。
私は、教材開発の知見を活かし、学校や自治体と連携して、経済的な理由や地理的な制約で学習機会を逃している子どもたちへ、貴社のサービスを届ける役割を担いたいです。
教育の力で「格差の連鎖」を断ち切ることに貢献します。
官公庁・公務員
大学のボランティア活動で、行政の支援制度を利用できずに困窮している方々と接する機会がありました。
素晴らしい制度があっても、「知られていない」「手続きが複雑」という理由で活用されていない現状にもどかしさを感じました。
全体の奉仕者として、公平性を担保しながら多様なニーズに応える公務員の仕事に魅力を感じています。
私は、住民の方々の声を直接聞き、現状を正確に把握することを第一とします。
そして、既存の制度を分かりやすく「翻訳」して伝える広報活動や、DXによる申請プロセスの簡素化を推進し、誰一人取り残されない社会の実現に貢献したいです。
ESで「成し遂げたいこと」を書く際の最終チェックポイント
本文を書き上げたら、最後に必ず見直すべきポイントがいくつかあります。
文章のトーンが「提案」になっているかを確認しましょう。
「やらせてほしい」という受動的な態度よりも、「これを実現して貴社に貢献する」という能動的な姿勢の方が、プロとしての信頼感を与えます。
また、誤字脱字はもちろんのこと、一文が長すぎて読みづらくなっていないか、接続詞が適切かといったリズムも重要です。声に出して読んでみて、つっかえる部分があれば、それは論理が飛躍しているか言葉の選択が不適切である可能性が高いです。
さらに、指定された文字数の8割以上を埋めているか、余白が目立っていないかも視覚的な熱意の指標となります。
客観的な視点で磨き上げ、内容を洗練させてください。
【ES 成し遂げたいこと】まとめ
ESの「成し遂げたいこと」は、あなたの未来への志を企業に伝えるための最高のアピールの場です。
黄金構成を活用し、自身の原体験に基づいたストーリーを!
自分本位な「成長したい」や抽象的な「社会貢献」といった罠を避け、企業の事業戦略に合致したビジョンを示すことが、内定への近道となります。
質問の主語が「人生」や「当社」と変わっても、あなたの核となる価値観がぶれなければ、どのような場面でも説得力のある回答ができるはずです。
この作業は入社後の自分を照らす「灯台」になります。
この記事を参考に、自信を持って選考官を唸らせる素晴らしいESを書き上げてください。